JP2005054680A - 送風機 - Google Patents

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秀則 澤田
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Abstract

【課題】送風機を小型化でき、ガスリーク対策用のシール部材の取り外しが容易な送風機を提供する。
【解決手段】羽根車28がケーシング12内部に配され、ケーシング12の上面に吸込口18が開口し、その周面に排出口20が開口し、羽根車28を回転するモールドモータ40がケーシング12の下面に取り付けられているものであって、ケーシング12の下面に回転軸46が貫通する貫通孔26が開口し、前記貫通孔26の縁部56にケーシング12内部側に突出するように段部58が形成され、段部58にOリング60が配され、このOリング60によって貫通孔26からの気体の流出を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送風機(ブロワ)に関し、特にボイラなどに用いられる燃焼用送風機に関するものである。
送風機の構成に関しては種々提案されている(特許文献1)。
この送風機の中で、ボイラに組み込まれる燃焼用の送風機は、燃焼用ガスを扱うためガスリーク対策が不可欠となる。
この燃焼用の送風機100の従来構造について図4に基づいて説明する。
図4は、従来の送風機100の半縦断面図である。
図4に示すように、送風機100のケーシング102の内部には、羽根車104が回転自在に配されている。このケーシング102の上面にはガスの吸込口106が開口し、その周面には不図示の排出口が開口している。
このケーシング102の下面には、モールドモータ108が取り付けられており、このモールドモータ108の回転軸109が羽根車104に連結されている。
ケーシング102の下面にモールドモータ108を取り付ける構造としては、ケーシング102の下面から取付部110を突出させ、このケーシング102の下面に回転軸109が貫通する貫通孔112が設けられ、この取付部110にモールドモータ108のフレーム109の上面をネジで固定する。この貫通孔112からのガスリークを防止するために、取付部110の内周部には溝114が設けられ、この溝114にOリング116が嵌め込まれている。
特開平7−4382号公報
上記従来の送風機100においては、取付部110の寸法分だけ送風機100の軸方向の寸法が大きくなるという問題点がある。例えば、ケーシング102の下面からモールドモータ108の下面までの寸法Cが41mmであり、ケーシング102の上面からモールドモータ108の下面までの寸法Dが80mm必要となる。
また、溝114にOリング116が嵌め込む構造であるため、Oリング116を取り外しにくいという問題点がある。
さらに、取付部110の構造がリブを設けたりして複雑であるためケーシング102とモールドモータ108の寸法精度が採り難いという問題点もある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、送風機を小型化でき、ガスリーク対策用のシール部材の取り外しが容易な送風機を提供するものである。
請求項1に係る発明は、羽根車がケーシング内部に配され、前記ケーシングの表面に吸い込み口が開口し、その側面に排出口が開口し、前記羽根車を回転させるモータが前記ケーシングの裏面に取り付けられている送風機において、前記ケーシングの裏面に前記モータの回転軸が貫通する貫通孔が開口し、前記貫通孔の縁部に前記ケーシング内部側に突出するように段部が形成され、前記段部にシール部材が配され、前記貫通孔に前記回転軸が挿入されると共に、前記シール部材が前記フレームに密着して取り付けられ、前記貫通孔の縁部が前記シール部材によってシールされて前記貫通孔からの気体の流出を防止することを特徴とする送風機である。
請求項2に係る発明は、前記モータが、モールドモータであって、前記フレームがモールド樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の送風機である。
請求項3に係る発明は、前記モールドモータがブラシレスDCモータであって、前記フレーム内部に駆動回路を有した配線基板がモールドされていることを特徴とする請求項2記載の送風機である。
請求項4に係る発明は、前記シール部材が、Oリングであることを特徴とする請求項1記載の送風機である。
請求項5に係る発明は、前記モータの回転軸が突出するフレームの出力側に、前記フレームから膨出する膨出部が形成され、前記貫通孔に前記膨出部も挿入されることを特徴とする請求項1記載の送風機である。
請求項1に係る発明の送風機であると、ケーシングの裏面にある貫通孔に回転軸が挿入されると共に、シール部材がフレームに密着して取り付けられているため、貫通孔の縁部がこのシール部材によってシールされて貫通孔からの気体の流出を防止することができる。
また、モータのフレームとケーシングの裏面とが密着しているため、送風機の軸方向の寸法を小型化することができる。
さらに、シール部材は貫通孔の縁部にある段部に配されているだけであるため、シール部材の取り外しが容易である。
請求項2に係る発明の送風機においては、モータがモールドモータであるため、ガスリークをより防止することができる。
請求項3に係る発明の送風機においては、モールドモータ内部に配線基板埋設されているため、電気部品が露出することなく、この電気部品の火花によって気体が引火することがない。
請求項4に係る発明の送風機においては、シール部材がOリングであるため、貫通孔の縁部の段部に取り付け易い。
請求項5に係る発明の送風機においては、シール部材は膨出部と貫通孔の縁部にある段部によって挟まれる構造となるため、シール部材を完全に固定することができ、また、それによってシール効果を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態の送風機10について図1から図3に基づいて説明する。本実施形態の送風機10はボイラや給湯器の燃焼用のガスを送風するものである。
図1は、本実施形態の送風機10の半縦断面図であり、図2は送風機10の平面図であり、図3は送風機10の底面図である。
(1)送風機10の構造
送風機10は、ケーシング12とモールドモータ40とより構成されている。 ケーシング12は略円板型の形状をなし、ケーシング12の周面と下面とを構成するケーシング本体14と、このケーシング本体14に被せられる蓋体16とより構成されている。ケーシング本体14及び蓋体16共に金属製である。蓋体16、すなわち、ケーシング12の上面には、燃焼用のガスを吸い込むための円形の吸込口18が開口している。また、ケーシング本体14の周面には、ガスの排出口20が開口している。この排出口20は、ケーシング本体14の円形の周面から直線状の壁面22が延設され、その先端部に設けられている。この蓋体16とケーシング本体14の上面縁部との間にはガスリークを防止するためのOリングよりなるシール部材24が設けられ、蓋体16とケーシング本体14とはネジ止めされている。さらに、後から説明する貫通孔26がケーシング本体14の下面、すなわちケーシング12の下面に開口している。
ケーシング12内部には、上面の吸込口18から流入した燃焼用のガスを、周面にある排出口20から排出するための羽根車28が設けられている。この羽根車28は、円形の下面板30がありその中心にボス32が突出している。この下面板30の上面からは複数の羽根34が立設され、この羽根34の上端部外周部にはリング状のリング部材36が取り付けられている。複数枚の羽根34の中心部にある円形の開口部38から吸い込まれたガスが羽根34の外側端部から吹き出される。
ケーシング12の下方には、モールドモータ40が取り付けられている。このモールドモータ40の上面(出力側)と、ケーシング12の下面とは密着してネジによって固定されている。
モールドモータ40の回転軸46は、ケーシング12の下面にある貫通孔26を貫通して、羽根車28のボス32に下面側から挿入し固定されている。この貫通孔26は、回転軸46よりも大きく、かつ、モールドモータ40の上面側の膨出部48より大きく形成されている。
モールドモータ40は、ブラシレスDCモータであり、リング状の固定子42がモールド樹脂により成型されてフレーム50を形成している。このモールド成型する時に、モールドモータ40の上面側に、ブラシレスDCモータを駆動するための駆動回路を有するリング板状の配線基板52と出力側のブラケット54も同時にモールドしてフレーム50内部に埋設されている。なお、この出力側のブラケット54を埋設するためにフレーム50の上部から膨出部48が膨出している。
ケーシング12の貫通孔26の縁部56には、ケーシング12の内部側に突出する段部58が設けられており、この段部58にはOリングよりなるシール部材60が取り付けられている。このシール部材60は、段部58とモールドモータ40の膨出部48の基部において挟まれるように固定されている。このシール部材60は貫通孔26から流出しようとするガスの流出を防止するためのものである。
また、フレーム50の下面側(反出力側)には、金属製のブラケット62が設けられ、フレーム50に嵌め込まれている。このブラケット62によって支持されている軸受64と出力側のブラケット54によって支持されている軸受66によって、回転子44が回転自在に保持される。
(2)送風機10の動作
上記構成の送風機10の動作状態について説明する。
モールドモータ40が回転すると羽根車28も回転し、吸込口18から燃焼用のガスが吸い込まれ排出口20から排出される。
この場合に、貫通孔26には、回転軸46と膨出部48が挿入されているが、貫通孔26の段部58とモールドモータ40の膨出部48との間にはシール部材60が密着するように取り付けられているため、この貫通孔26からガスリークが起こることがない。
その上、ケーシング12の下面とモールドモータ40の出力側のフレーム50とが密着するように固定されているため、フレーム50の下面からモールドモータ40の下面までの寸法Aが34mmと小さくすることができ、そのため、ケーシング12の上面からモールドモータ40の下面までの寸法Bを73mmと小さくすることができる。
以上により、本実施形態の送風機10であると、ガスリークを防止することができると共に、送風機10のコンパクト化を図ることができる。
さらに、貫通孔26に取り付けられているシール部材60の取り外しを容易に行うことができる。
(変更例)
本発明は、上記実施形態に限らずその主旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
(1)変更例1
上記実施形態ではモールドモータ40を用いたがこれに代えて、フレームが鋼板製のものであってもよい。
(2)変更例2
配線基板52をフレーム50内部にモールドするのではなく、外側に配してもよい。
(3)変更例3
モールドモータ40がブラシレスDCモータではなく、誘導電動機であってもよい。
本発明の送風機は、ガスリーク対策を必要とする燃焼用ガスを用いるボイラや給湯器の送風機に好適である。
本発明の一実施形態を示す送風機の半縦断面図である。 同じく送風機の平面図である。 同じく送風機の底面図である。 従来の送風機の半縦断面図である。
符号の説明
10 送風機
12 ケーシング
18 吸込口
20 排出口
26 貫通孔
28 羽根車
40 モールドモータ
46 回転軸
48 膨出部
50 フレーム
56 縁部
58 段部
60 シール部材

Claims (5)

  1. 羽根車がケーシング内部に配され、前記ケーシングの表面に吸い込み口が開口し、その側面に排出口が開口し、
    前記羽根車を回転させるモータが前記ケーシングの裏面に取り付けられている送風機において、
    前記ケーシングの裏面に前記モータの回転軸が貫通する貫通孔が開口し、
    前記貫通孔の縁部に前記ケーシング内部側に突出するように段部が形成され、
    前記段部にシール部材が配され、
    前記貫通孔に前記回転軸が挿入されると共に、前記シール部材が前記フレームに密着して取り付けられ、前記貫通孔の縁部が前記シール部材によってシールされて前記貫通孔からの気体の流出を防止する
    ことを特徴とする送風機。
  2. 前記モータが、モールドモータであって、前記フレームがモールド樹脂によって形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  3. 前記モールドモータがブラシレスDCモータであって、前記フレーム内部に駆動回路を有した配線基板がモールドされている
    ことを特徴とする請求項2記載の送風機。
  4. 前記シール部材が、Oリングである
    ことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  5. 前記モータの回転軸が突出するフレームの出力側に、前記フレームから膨出する膨出部が形成され、
    前記貫通孔に前記膨出部も挿入される
    ことを特徴とする請求項1記載の送風機。
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