JP2009091962A - 遠心ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシングの適切な機械的強度を確保しつつ、遠心ファンの外形サイズの小型化が図れる遠心ファンを提供する。
【解決手段】遠心ファン10を筐体8に取り付けるための複数の取付部4がケーシング3を構成するカバー32の中心軸5方向上側を向いた面321に設けられている。カバー32をケーシング本体31に固定するため第1及び第2の係止部322,323が、カバー32の外側面における各取付部4との距離が最短となる部位を避けて設けられている。カバー32と複数の取付部4とが射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されている。カバー32及び複数の取付部4を構成する樹脂部材における負荷がかかりやすい取付部4及び係止部322,323が形成される部位を避けてウェルドが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠心ファンに関する。
小型の送風ファンは大きく分けて2種類存在する。一つは軸流ファンで、もう一つを遠心ファンである。用途の使い分け方としては、低静圧領域において軸流ファンが採用され、高静圧領域において遠心ファンが採用される傾向がある。
送風ファンを送風対象もしくは排気対象となる筐体(取付対象の部材)に取り付ける際には、送風ファンの排気口又は吸気口から空気が漏れないように密着させて取り付ける必要がある。特に高静圧領域で使用される遠心ファンにおいては、排気口又は吸気口からの空気漏れが風量特性に対して大きく影響する。
従来、送風ファンを筐体に取り付ける際には、ボルト等の別部材を用いて取り付けていた。しかし、ボルト等を用いて取り付けを行う構成では、送風ファンの空気流路の外側にボルト挿通用の取付孔を形成する必要があるため、送風ファンの外形サイズが大きくなってしまう。また、ボルトを使用して送風ファンを筐体に取り付けるには、ボルトとボルトを回すためのドライバーが必要となる。特許文献1には、ケーシングの外形部分に取付孔が形成された構成が開示されている。
特開2006−114608号公報
そこで、本発明の解決すべき第1の課題は、ケーシングの適切な機械的強度を確保しつつ、遠心ファンの外形サイズの小型化が図れる遠心ファンを提供することである。
また、本発明の解決すべき第2の課題は、ボルト等の特別な固定具を使用することなく、遠心ファンの取り付けを行うことができる遠心ファンを提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、遠心ファンであって、中心軸を中心に回転することによって、該中心軸方向に吸気し、前記径方向外方に向けて排気するインペラと、前記インペラを回転させるモータ部と、前記モータ部を支持するとともに、前記中心軸方向上側に吸気口が形成され、前記径方向に向けて排気口が形成され、前記インペラによって発生される空気流の流路を形成するケーシングと、前記ケーシングの前記中心軸方向の上側を向いた面に設けられ、前記遠心ファンを取付対象の部材に取り付けるための複数の取付部とを備え、前記ケーシングは、前記モータ部を支持するベース部と、前記排気口が形成されており前記インペラを前記径方向外方から外囲する側壁部とを有するケーシング本体と、前記ケーシング本体とは別部材として形成され、前記複数の取付部が設けられた前記面を有し、前記インペラを挟んで前記ベース部と前記中心軸方向に対向し、前記ケーシング本体の前記中心軸方向上側に配置されるカバーと、で構成されており、前記ケーシング本体は、前記側壁部の上端に被係止部が形成されており、前記カバーは、前記カバーの前記径方向外方の外側面に設けられ、前記被係止部と係合することにより前記カバーを前記ケーシング本体に固定する係止部が形成されており、前記係止部は、前記カバーの前記外側面における前記各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられている。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る遠心ファンにおいて、前記カバーは、前記径方向外方の外縁部から前記ケーシング本体に向けて延びるカバー側壁部を備えており、該カバー側壁部は前記側壁部と組み合わされることで前記ケーシングの側壁を構成しており、前記カバーと前記カバー側壁部とが連続的に単一部材により形成されている。
また、請求項3の発明では、請求項1又は請求項2の発明に係る遠心ファンにおいて、前記カバーは前記吸気口を有し、前記複数の取付部は、前記カバーの前記吸気口の外周部に沿って、前記中心軸を中心とする周方向に間隔をあけて設けられている。
また、請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る遠心ファンにおいて、前記カバーと前記複数の取付部とが射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されている。
また、請求項5の発明では、請求項4の発明に係る遠心ファンにおいて、前記射出成形により生じるウェルドが前記樹脂部材における前記取付部以外の部位に形成されている。
また、請求項6の発明では、請求項4又は請求項5の発明に係る遠心ファンにおいて、前記射出成形により生じるウェルドが前記樹脂部材における前記係止部以外の部位に形成されている。
また、請求項7の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る遠心ファンにおいて、前記係止部は、前記被係止部に前記径方向内方から係合する第1係止部と、前記被係止部前記径方向外方から係合する第2係止部とを備える。
また、請求項8の発明では、請求項1ないし請求項7のいずれかの発明に係る遠心ファンにおいて、前記取付部は、前記取付対象の部材の所定部位に係合することにより前記遠心ファンを固定する。
また、請求項9の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれかの発明に係る遠心ファンにおいて、前記取付部は、前記カバーの前記面から前記中心軸方向に延びる支持部と、前記支持部の先端から前記中心軸を中心とした円周方向に延びるフック部とを備え、前記カバーにおける前記中心軸方向から見て前記フック部と重なる部分に貫通孔が設けられている。
また、請求項10の発明では、遠心ファンであって、中心軸を中心に回転することによって、該中心軸方向に吸気し、前記径方向外方に向けて排気するインペラと、前記インペラを回転させるモータ部と、前記モータ部を支持するとともに、前記中心軸方向上側に吸気口が形成され、前記径方向に向けて排気口が形成され、前記インペラによって発生される空気流の流路を形成するケーシングと、前記ケーシングの前記中心軸方向の下側を向いた面に設けられ、前記遠心ファンを取付対象の部材に取り付けるための複数の取付部とを備え、前記ケーシングは、前記モータ部を支持し、前記複数の取付部が設けられた前記面を有するベース部と、前記ケーシング本体とは別部材として形成され、前記排気口が形成されており、前記インペラを前記径方向外方から外囲する側壁部を有し、前記インペラを挟んで前記ベース部と前記中心軸方向に対向し、前記ベース部の前記中心軸方向上側に配置されるカバーと、で構成されており、前記カバーは、前記側壁部の下端に被係止部が形成されており、前記ベース部は、前記ベース部の前記径方向外方の外側面に設けられ、前記被係止部と係合することにより前記ベース部を前記カバーと固定する係止部が形成されており、前記係止部は、前記ベース部の前記外側面における前記各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられている。
また、請求項11の発明では、請求項10の発明に係る遠心ファンにおいて、前記ベース部は前記吸気口を有し、前記複数の取付部は、前記ベース部の前記吸気口の外周部に沿って、前記中心軸を中心とする周方向に間隔をあけて設けられている。
また、請求項12の発明では、請求項10又は請求項11の発明に係る遠心ファンにおいて、前記ベース部と前記複数の取付部とが射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されている。
また、請求項13の発明では、請求項12の発明に係る遠心ファンにおいて、前記射出成形により生じるウェルドが前記樹脂部材における前記取付部以外の部位に形成されている。
また、請求項14の発明では、請求項12又は請求項13の発明に係る遠心ファンにおいて、前記射出成形により生じるウェルドが前記樹脂部材における前記係止部以外の部位に形成されている。
また、請求項15の発明では、請求項10ないし請求項14のいずれかの発明に係る遠心ファンにおいて、前記係止部は、前記被係止部に前記径方向内方から係合する第1係止部と、前記被係止部に前記径方向外方から係合する第2係止部とを備える。
また、請求項16の発明では、請求項10ないし請求項15のいずれかの発明に係る遠心ファンにおいて、前記取付部は、前記取付対象の部材の所定部位に係合することにより前記遠心ファンを固定する。
また、請求項17の発明では、請求項10ないし請求項16のいずれかの発明に係る遠心ファンにおいて、前記取付部は、前記ベース部の前記面から前記中心軸方向に延びる支持部と、前記支持部の先端から前記中心軸を中心とした円周方向に延びるフック部とを備え、前記ベース部における前記中心軸方向から見て前記フック部と重なる部分に貫通孔が設けられている。
請求項1に記載の発明によれば、遠心ファンを取付対象の部材に取り付けるための複数の取付部がケーシングを構成するカバーの中心軸方向上側を向いた面に設けられているため、従来技術のように遠心ファンにおける空気流路の外側にボルト挿通用の取付孔を形成する必要がない。
また、カバーをケーシング本体に固定するための係止部が、カバーの外側面における各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられている。それ故、応力がかかりやすい取付部と係止部とが近接した位置に設けられることにより、カバーの取付部及び係止部が設けられる部位の機械的強度が低下するのを防止できる。
その結果、ケーシングの適切な機械的強度を確保しつつ、遠心ファンの外形サイズの小型化が図れる遠心ファンを提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、カバーがケーシングの側壁の一部を有しているため、カバーの機械的強度を向上する。
請求項3に記載の発明によれば、吸気口を有するカバーに対しても取付部を設けることができる。
請求項4に記載の発明によれば、カバーと複数の取付部とが射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されているため、取付部が設けられたカバーを安価に量産でき、遠心ファンの製造コストを低減できる。
請求項5に記載の発明によれば、負荷がかかりやすい取付部が形成される樹脂部材の部位を避けてウェルドが形成されるため、取付部が形成された樹脂部材の部位の機械的強度を確保できる。
請求項6に記載の発明によれば、負荷がかかりやすい係止部が形成される樹脂部材の部位を避けてウェルドが形成されるため、係止部が形成された樹脂部材の部位の機械的強度を確保できる。
請求項7に記載の発明によれば、カバーに設けられた第1及び第2の係止部が径方向の内外両側からケーシング本体の側壁部に設けられた被係止部に係合するため、カバーとケーシング本体との高い固定強度が得られる。
請求項8に記載の発明によれば、遠心ファンの取付部が取付対象の部材の所定位置に係合することにより遠心ファンが固定されるため、遠心ファンの取り付けにボルト等の特別な固定具を必要とせず、取り付けの際にドライバー等も不要である。
請求項9に記載の発明によれば、取付部のフック部を取付対象の部材に係合させるだけで遠心ファンの取り付けが行えるため、遠心ファンの取り付けを容易に行える。
また、カバーにおける中心軸方向から見てフック部と重なる部分に貫通孔が設けられているため、簡単な構造の金型を用いた射出成形によりカバーが容易に作製できる。
また、カバーをケーシング本体に固定するための係止部が、カバーの外側面における各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられている。それ故、取付部の貫通孔に近接した位置に係止部が設けられることにより、カバーの取付部及び係止部が設けられる部位の機械的強度が低下するのを防止できる。
請求項10に記載の発明によれば、遠心ファンを取付対象の部材に取り付けるための複数の取付部がケーシング本体のベース部の中心軸方向下側を向いた面に設けられているため、従来技術のように遠心ファンにおける空気流路の外側にボルト挿通用の取付孔を形成する必要がない。
また、ケーシング本体をカバーと固定するための係止部が、ベース部の外側面における各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられている。それ故、応力がかかりやすい取付部と係止部とが近接した位置に設けられることにより、ベース部の取付部及び係止部が設けられる部位の機械的強度が低下するのを防止できる。特に、ベース部に取付部が形成された構成では、側壁部を有するカバーに力を加えて取り付けが行われるため、取り付けの際にベース部の外側面に設けられた係止部とカバーの側壁部に設けられた被係止部とに大きな負荷が発生する。この点に関し、本発明に係る構成では、係止部がベース部の外側面における各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられているため、ベース部の取付部及び係止部が設けられる部位の機械的強度を確実に確保できる。
その結果、ケーシングの適切な機械的強度を確保しつつ、遠心ファンの外形サイズの小型化が図れる遠心ファンを提供できる。
請求項11に記載の発明によれば、吸気口を有するケーシング本体のベース部に対しても取付部を設けることができる。
請求項12に記載の発明によれば、ケーシング本体のベース部と複数の取付部とが射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されているため、取付部が設けられたベース部を安価に量産でき、遠心ファンの製造コストを低減できる。
請求項13に記載の発明によれば、負荷がかかりやすい取付部が形成される樹脂部材の部位を避けてウェルドが形成されるため、取付部が形成された樹脂部材の部位の機械的強度を確保できる。
請求項14に記載の発明によれば、負荷がかかりやすい係止部が形成される樹脂部材の部位を避けてウェルドが形成されるため、係止部が形成された樹脂部材の部位の機械的強度を確保できる。
請求項15に記載の発明によれば、ケーシング本体のベース部に設けられた第1及び第2の係止部が径方向の内外両側からカバーの側壁部に設けられた被係止部に係合するため、カバーとケーシング本体との高い固定強度が得られる。
請求項16に記載の発明によれば、遠心ファンの取付部が取付対象の部材の所定位置に係合することにより遠心ファンが固定されるため、遠心ファンの取り付けにボルト等の特別な固定具を必要とせず、取り付けの際にドライバー等も不要である。
請求項17に記載の発明によれば、取付部のフック部を取付対象の部材に係合させるだけで遠心ファンの取り付けが行えるため、遠心ファンの取り付けを容易に行える。
また、ベース部における中心軸方向から見てフック部と重なる部分に貫通孔が設けられているため、簡単な構造の金型を用いた射出成形により容易に作製できる。
また、ケーシング本体をカバーと固定するための係止部が、ベース部の外側面における各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられている。それ故、取付部の貫通孔に近接した位置に係止部が設けられることにより、ベース部の取付部及び係止部が設けられる部位の機械的強度が低下するのを防止できる。
図1は本発明の一実施形態に係る遠心ファンの断面図であり、図2及び図3はその遠心ファンの斜視図及び分解斜視図であり、図4はその遠心ファンに備えられるカバーの上面図である。
この遠心ファン10は、図1ないし図4に示すように、インペラ1、モータ部2、ケーシング3、及び複数の取付部4を備えている。
インペラ1は、中心軸5を中心に回転することによって、中心軸5方向に吸気し、径方向外方に向けて排気する。インペラ1は、モータ部2を収容するカップ部11と、カップ部11に対して径方向外方に間隔をあけて設けられた複数の動翼12と、カップ部11から径方向外方に延設され複数の動翼12を支持する支持部13とを備えている。そして、動翼12が中心軸5を中心に回転されることで、後述するケーシング3の吸気口6から中心軸5方向に吸気された空気が径方向外方に排気される。動翼12によって径方向外方に排気された空気は、ケーシング3の後述する排気口7を介して送り出される。
モータ部2は、インペラ12のカップ部11の内周面に取り付けられたロータマグネット21と、そのロータマグネット21との間でトルクを発生させる電機子22とを備えて構成されており、インペラ1を回転させる。このようなモータ部2は、インペラ12のカップ部11内に収容されている。
ケーシング3は、モータ部2を支持するとともに、中心軸5方向上側に吸気口6が形成され、径方向外方に向けて排気口7が形成され、インペラ1によって発生される空気流の流路(以下、「空気流路」という)を形成する。このようなケーシング3は、ケーシング本体31と、ケーシング本体31とは別部材として形成されたカバー32とにより構成されている。
ケーシング本体31は、モータ部2を支持するベース部311と、排気口7が形成されており、インペラ1を径方向外方から外囲する側壁部312とを有する。側壁部312のカバー32が取り付けられる上端部には、少なくとも1つ(例えば、複数)の第1の被係止部313、及び少なくとも1つ(例えば、複数)の第2の被係止部314が設けられる。本実施形態では、例えば、第1の被係止部313は、側壁部312の外面に突設される凸部によって構成されている。また、第2の被係止部314は、側壁部312の径方向外の内面に開口する貫通孔(又は凹部)によって構成されている。このような第1及び第2の被係止部313,314には、カバー32に設けられる後述の第1及び第2の係止部322,323が係合される。
カバー32は、複数の取付部4が設けられる中心軸5方向上側を向いた面321を有し、インペラ1を挟んでベース部311と中心軸5方向に対向し、ケーシング本体31の中心軸5方向上側に配置される。カバー32の径方向外方の外側面には、少なくとも1つ(例えば、複数)の第1の係止部322、及び少なくとも1つ(例えば、複数)の第2の係止部323が設けられる。これらの第1及び第2の係止部322,323は、上述の第1及び第2の被係止部313,314とそれぞれ係合することによりカバー32をケーシング本体31に固定する。
第1の係止部322は、径方向に沿った断面形状が略L字形の形状を有している。そして、図5に示すように、第1の係止部322の中心軸5方向の下側に屈曲された部分322aが、ケーシング本体31の上述の第1の被係止部313に径方向の外側から係合する。第2の係止部323は、カバー32の径方向の外側面から突設された突起状の形状を有しており、ケーシング本体31の上述の第2の被係止部314に径方向の内側から係合する。
複数(例えば、3つ)の取付部4は、この遠心ファン10を取付対象の部材である筐体(例えば、筐体の外壁部材)8に取り付けるための部材であり、筐体8に設けられた係止孔8a(所定部位)に係合することにより遠心ファン10を固定する。筐体8の係止孔8aは、遠心ファン10の取付部4と対向する位置に取付部4と同数設けられている。また、筐体8の遠心ファン10の吸気口6と対向する部分には、空気の取入口8bが設けれている。
このような取付部4は、図6に示すように、カバー32の面321から中心軸5方向上側に延びる支持部41と、支持部41の先端から中心軸5を中心とした円周方向に延びるフック部42とを備えている。各取付部4のフック部42は、円周方向に対して同じ向きに向けられている(例えば、中心軸5方向の上側から見て反時計回りに向くように向けられている)。また、カバー32における中心軸5方向から見てフック部42と重なる部分に、貫通孔324が設けられている。
また、複数の取付部4は、カバー32の吸気口6の外周部に沿って、中心軸5を中心とする周方向に間隔をあけて設けられている。
そして、遠心ファン10の取り付けの際には、取付部4のフック部42を筐体8の係止孔8aに通し、遠心ファン10をフック部42が向けられている周方向に回転させることにより、フック部42が筐体8における係止孔8aの外周部に係合する。これによって、遠心ファン10が筐体8に固定される。なお、遠心ファン10と筐体8との間に緩衝材又は弾性部材(例えば、シート状のスポンジ材)を挟み込んでもよい。
また本実施形態では、カバー32の機械的強度の確保のため、第1及び第2の係止部322,323が、カバー32の径方向の外側面における各取付部4との距離が最短となる部位325(図4参照)を避けて設けられている。この各取付部4との距離が最短となる部位325とは、例えば、取付部4に付随して設けられる貫通孔324のカバー32の径方向の外側面に最も接近している部分からその外側面に向けて線の長さが最短となるように仮想線60を引いたときに、その仮想線60が外側面に到達する部位のことをいう。
また、カバー32と複数の取付部4とは、射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されている。この場合の射出成形は、例えば、中心軸5方向に離型される上型及び下型を用いて行われる。
また本実施形態では、射出成形に伴って樹脂部材に生じるウェルドが、樹脂部材における取付部4、第1の係止部322及び第2の係止部323以外の部位に形成されている。例えば、図4の矢印50で示す方向(排気口7に対応する方向)から樹脂が金型内に導入された場合、金型内において導入された樹脂が吸気口6の両側に分かれて進み、図4中の破線で囲んだ領域51で合流し、そこでウェルドが生じる。
なお、ケーシング本体31のベース部311及び側壁部312についても、射出成形により単一の樹脂部材として形成してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、遠心ファン10を筐体8に取り付けるための複数の取付部4がケーシング3を構成するカバー32の中心軸5方向上側を向いた面321に設けられているため、従来技術のように遠心ファンにおける空気流路の外側にボルト挿通用の取付孔を形成する必要がない。
また、カバー32をケーシング本体31に固定するため第1及び第2の係止部322,323が、カバー32の外側面における各取付部4との距離が最短となる部位を避けて設けられている。それ故、応力がかかりやすい取付部4と係止部322,323とが近接した位置に設けられることにより、カバー32の取付部4及び係止部322,323が設けられる部位の機械的強度が低下するのを防止できる。特に、取付部4の貫通孔324に近接した位置に係止部322,323が設けられることにより、カバー32の取付部4及び係止部322,323が設けられる部位の機械的強度が低下するのを防止できる。
その結果、ケーシング3の適切な機械的強度を確保しつつ、遠心ファン10の外形サイズの小型化が図れる遠心ファン10を提供できる
また、遠心ファン10の取付部4が筐体8の係止孔8aに係合することにより遠心ファン10が固定されるため、遠心ファン10の取り付けにボルト等の特別な固定具を必要とせず、取り付けの際にドライバー等も不要である。
また、カバー32と複数の取付部4とが射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されているため、取付部4が設けられたカバー32を安価に量産でき、遠心ファン10の製造コストを低減できる。特に、カバー32における中心軸5方向から見て取付部の4のフック部42と重なる部分に貫通孔324が設けられているため、取付部4とカバー32とを、簡単な構造の金型を用いた射出成形により容易に作製できる。
また、カバー32及び複数の取付部4を構成する樹脂部材における負荷がかかりやすい取付部4及び係止部322,323が形成される部位を避けてウェルドが形成されるため、取付部4及び係止部322,323が形成された樹脂部材の部位の機械的強度を確保できる。
また、カバー32に設けられた第1及び第2の係止部322,323が径方向の内外両側からケーシング本体31の側壁部312に設けられた第1及び第2の被係止部313,314に係合するため、カバー32とケーシング本体31との高い固定強度が得られる。
以下では、上述の実施形態の変形例について記載する。
第1の変形例として、ケーシング本体31に設けられる側壁部312の一部を、カバー側壁部としてカバー32に設けてもよい。この場合、カバー側壁部は、カバー32の径方向の外縁部からケーシング本体31に向けて延設され、ケーシング本体31の側壁部312と組み合わされることでケーシング3の側壁を構成する。なお、カバー32とカバー側壁部とは、連続的に単一部材により形成される。
このようにカバー32にケーシング3の側壁の一部を設けた場合、カバー32の機械的強度の向上が図れる。
第2の変形例として、カバー32に吸気口6を設けずに、ケーシング本体31のベース部311に吸気口6を設けてもよい。あるいは、カバー32及びベース部311の両方に吸気口6を設けてもよい。
第3の変形例として、複数の取付部4を、カバー32ではなく、ケーシング本体31のベース部311における中心軸5方向下側を向いた面に設けてもよい。この場合、ベース部311における中心軸5方向から見て各取付部4のフック部42と重なる部分に貫通孔324が設けられる。
この構成に関連して、ケーシング本体31の側壁部312をカバー32側に設けるようにしてもよい。この場合、ケーシング本体31はベース部311のみにより構成され、上述の第1及び第2の係止部322,323は、ベース部311の径方向の外側面に設けられる。これに対応して、上述の第1及び第2の被係止部313,314は、カバー32の側壁部312の中心軸5方向の下端部に設けられる。
そして、この構成の場合にも、第1及び第2の係止部322,323は、ベース部311の外側面における各取付部4との距離が最短となる部位を避けて設けられる。また、ベース部311に吸気口6が設けられる場合には、複数の取付部4は、ベース部311の吸気口6の外周部に沿って、中心軸5を中心とする周方向に間隔をあけて設けられる。
また、ベース部311と複数の取付部4とが射出成形によって単一の樹脂部材として形成される場合には、射出成形により生じるウェルドが、前記樹脂部材における取付部4、及び係止部322,323以外の部位に形成される。
このような第3の変形例に係る構成によっても、上述の実施形態とほぼ同様な効果が得られる。特に、本変形例のようにベース部311に取付部4が形成された構成では、側壁部312を有するカバー32に力を加えて取り付けが行われるため、取り付けの際にベース部311の外側面に設けられた係止部322,323とカバー32の側壁部312に設けられた被係止部313,314とに大きな負荷が発生する。この点に関し、本変形例に係る構成では、係止部322,323がベース部311の外側面における各取付部4との距離が最短となる部位を避けて設けられているため、ベース部311の取付部4及び係止部322,323が設けられる部位の機械的強度を確実に確保できる。
本発明の一実施形態に係る遠心ファンの断面図である。 図1の遠心ファンの斜視図である。 図1の遠心ファンの分解斜視図である。 カバーの上面図である。 第1の係止部と第1の被係止部とが係合した状態で示す断面図である。 図4のカバーに設けられた取付部の斜視図である。
符号の説明
1 インペラ、2 モータ部、3 ケーシング、4 取付部、5 中心軸、6 吸気口、7 排気口、8 筐体、8a 係止孔、8b 取入口、10 遠心ファン、11 カップ部、12 動翼、13 支持部、21 ロータマグネット、22 電機子、31 ケーシング本体、32 カバー、41 支持部、42 フック部、311 ベース部、312 側壁部、313 第1の被係止部、314 第2の被係止部、321 面、322 第1の係止部、323 第2の係止部、324 貫通孔。

Claims (17)

  1. 遠心ファンであって、
    中心軸を中心に回転することによって、該中心軸方向に吸気し、前記径方向外方に向けて排気するインペラと、
    前記インペラを回転させるモータ部と、
    前記モータ部を支持するとともに、前記中心軸方向上側に吸気口が形成され、前記径方向に向けて排気口が形成され、前記インペラによって発生される空気流の流路を形成するケーシングと、
    前記ケーシングの前記中心軸方向の上側を向いた面に設けられ、前記遠心ファンを取付対象の部材に取り付けるための複数の取付部と、
    を備え、
    前記ケーシングは、
    前記モータ部を支持するベース部と、前記排気口が形成されており前記インペラを前記径方向外方から外囲する側壁部とを有するケーシング本体と、
    前記ケーシング本体とは別部材として形成され、前記複数の取付部が設けられた前記面を有し、前記インペラを挟んで前記ベース部と前記中心軸方向に対向し、前記ケーシング本体の前記中心軸方向上側に配置されるカバーと、
    で構成されており、
    前記ケーシング本体は、前記側壁部の上端に被係止部が形成されており、
    前記カバーは、前記カバーの前記径方向外方の外側面に設けられ、前記被係止部と係合することにより前記カバーを前記ケーシング本体に固定する係止部が形成されており、
    前記係止部は、前記カバーの前記外側面における前記各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられていることを特徴とする遠心ファン。
  2. 請求項1に記載の遠心ファンにおいて、
    前記カバーは、前記径方向外方の外縁部から前記ケーシング本体に向けて延びるカバー側壁部を備えており、該カバー側壁部は前記側壁部と組み合わされることで前記ケーシングの側壁を構成しており、前記カバーと前記カバー側壁部とが連続的に単一部材により形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遠心ファンにおいて、
    前記カバーは前記吸気口を有し、
    前記複数の取付部は、前記カバーの前記吸気口の外周部に沿って、前記中心軸を中心とする周方向に間隔をあけて設けられていることを特徴とする遠心ファン。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
    前記カバーと前記複数の取付部とが射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  5. 請求項4に記載の遠心ファンにおいて、
    前記射出成形により生じるウェルドが前記樹脂部材における前記取付部以外の部位に形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の遠心ファンにおいて、
    前記射出成形により生じるウェルドが前記樹脂部材における前記係止部以外の部位に形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
    前記係止部は、
    前記被係止部に前記径方向内方から係合する第1係止部と、
    前記被係止部前記径方向外方から係合する第2係止部と、
    を備えることを特徴とする遠心ファン。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
    前記取付部は、前記取付対象の部材の所定部位に係合することにより前記遠心ファンを固定することを特徴とする遠心ファン。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
    前記取付部は、
    前記カバーの前記面から前記中心軸方向に延びる支持部と、
    前記支持部の先端から前記中心軸を中心とした円周方向に延びるフック部と、
    を備え、
    前記カバーにおける前記中心軸方向から見て前記フック部と重なる部分に貫通孔が設けられていることを特徴とする遠心ファン。
  10. 遠心ファンであって、
    中心軸を中心に回転することによって、該中心軸方向に吸気し、前記径方向外方に向けて排気するインペラと、
    前記インペラを回転させるモータ部と、
    前記モータ部を支持するとともに、前記中心軸方向上側に吸気口が形成され、前記径方向に向けて排気口が形成され、前記インペラによって発生される空気流の流路を形成するケーシングと、
    前記ケーシングの前記中心軸方向の下側を向いた面に設けられ、前記遠心ファンを取付対象の部材に取り付けるための複数の取付部と、
    を備え、
    前記ケーシングは、
    前記モータ部を支持し、前記複数の取付部が設けられた前記面を有するベース部と、
    前記ケーシング本体とは別部材として形成され、前記排気口が形成されており、前記インペラを前記径方向外方から外囲する側壁部を有し、前記インペラを挟んで前記ベース部と前記中心軸方向に対向し、前記ベース部の前記中心軸方向上側に配置されるカバーと、
    で構成されており、
    前記カバーは、前記側壁部の下端に被係止部が形成されており、
    前記ベース部は、
    前記ベース部の前記径方向外方の外側面に設けられ、前記被係止部と係合することにより前記ベース部を前記カバーと固定する係止部が形成されており、
    前記係止部は、前記ベース部の前記外側面における前記各取付部との距離が最短となる部位を避けて設けられていることを特徴とする遠心ファン。
  11. 請求項10に記載の遠心ファンにおいて、
    前記ベース部は前記吸気口を有し、
    前記複数の取付部は、前記ベース部の前記吸気口の外周部に沿って、前記中心軸を中心とする周方向に間隔をあけて設けられていることを特徴とする遠心ファン。
  12. 請求項10又は請求項11に記載の遠心ファンにおいて、
    前記ベース部と前記複数の取付部とが射出成形により連続した単一の樹脂部材として形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  13. 請求項12に記載の遠心ファンにおいて、
    前記射出成形により生じるウェルドが前記樹脂部材における前記取付部以外の部位に形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の遠心ファンにおいて、
    前記射出成形により生じるウェルドが前記樹脂部材における前記係止部以外の部位に形成されていることを特徴とする遠心ファン。
  15. 請求項10ないし請求項14のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
    前記係止部は、
    前記被係止部に前記径方向内方から係合する第1係止部と、
    前記被係止部に前記径方向外方から係合する第2係止部と、
    を備えることを特徴とする遠心ファン。
  16. 請求項10ないし請求項15のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
    前記取付部は、前記取付対象の部材の所定部位に係合することにより前記遠心ファンを固定することを特徴とする遠心ファン。
  17. 請求項10ないし請求項16のいずれかに記載の遠心ファンにおいて、
    前記取付部は、
    前記ベース部の前記面から前記中心軸方向に延びる支持部と、
    前記支持部の先端から前記中心軸を中心とした円周方向に延びるフック部と、
    を備え、
    前記ベース部における前記中心軸方向から見て前記フック部と重なる部分に貫通孔が設けられていることを特徴とする遠心ファン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010270655A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Panasonic Electric Works Co Ltd ポンプ
JP2013104365A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Panasonic Corp ブロアユニット
JP2014177881A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Nippon Densan Corp ポンプ

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