JP4675590B2 - 排水ポンプ - Google Patents

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本発明は排水ポンプ、特に空気調和機に装備される排水ポンプに関する。
空調機の室内ユニットは、冷房運転時に熱交換器に空気中の水分が凝縮して付着し、熱交換器の下方に設けられるドレンパン内に滴下する。このドレンパン内に溜ったドレン水を排水するために排水ポンプが用いられる。この排水ポンプは、下部に吸込口を形成し、上部を開口すると共に、側方に吐出口を設けたポンプ本体であるハウジング内に羽根を回転自在に設け、この羽根をハウジングの開口の上部にカバーを介して固定したモータにより回転させている。そのモータの駆動軸は、カバーに形成された貫通穴を回転自在に貫通して羽根のシャフト部に連結され、モータを駆動して、羽根が回転すると、ドレンパン内に貯溜したドレン水は、吸込口の羽根の下端から吸込まれ、遠心力により、ハウジング内面に沿って揚水され、ケーシングの吐出口から外部に吐出される。
この種の排水ポンプは、例えば、本出願人に係る特許文献1に開示されている。
特開2000−213770号公報
室内ユニットは、運転時の静粛性が要求される。
本発明は、運転音を低減する排水ポンプを提供するものである。
本発明の排水ポンプは、基本的手段として、モータと、モータの出力軸に連結される回転羽根と、回転羽根を収容するハウジングを有し、前記ハウジングは、下部に設けられる吸込口及び側部に設けられる吐出口を備え、前記回転羽根は、前記モータの出力軸に連結される軸部と、軸部から放射方向に延びる板状の大径羽根と、大径羽根と連結される板状の小径羽根と、前記大径羽根の外周部を連結するリング部材とを有し、前記リング部材は、外側のリング部材と内側のリング部材を有するとともに、前記外側と内側のリング部材の間に上方に開口する有底の環状溝が形成されるものである。
そして、前記内側のリング部材は、前記外側のリング部材に対して高さ寸法が低く形成され、前記内側のリング部材に設けられる環状溝内の水を排水する隙間を備えるものである。
また、前記内側のリング部材から内周側に延びる板状の補助大径羽根を備えるものである。
本発明は、以上の構成を備えることにより、水かき音を低減させることができる。
図1は、本発明を適用する排水ポンプの説明図である。
全体を符号1で示す排水ポンプは、電動モータ10を有し、電動モータ10は、リード線11を介して給電される。電動モータ10は、ブラケット20により支持され、ブラケット20の下端部は、ポンプハウジング(ポンプ本体)50の上部に取付けられる蓋部材30に連結される。
ハウジング50は、プラスチックでつくられ、内部にポンプ室52が形成される。ハウジング50には、ポンプ室52に連通される吸込口60と吐出口70が一体に形成される。
ポンプ室52内には、回転羽根100が配設され、ポンプ室52の開口部は蓋部材30で覆われる。ハウジング50と蓋部材30の間にはシール部材40が挿入され、ポンプ室からのドレン水の漏水が防止される。
図2は、回転羽根100の詳細を示す説明図である。図の(b)は図の(a)のA−A断面を示す。
回転羽根100は軸部110を有し、軸部110の有底穴に電動モータ10の出力軸12が挿入される。軸部110から放射方向に延びる板状の大径羽根120は、外周側が円筒状のリング部材172に接続される。
図1に示すように大径羽根120は、テーパー状の連結部130を介して小径羽根140に接続される。
本実施例にあっては、4枚の大径羽根120と小径羽根140を備える。
大径羽根120の下縁部は、皿状部材160に接続される。皿状部材160の中心側には、開口部150を有し、吸込口からのドレン水が小径羽根140、連結部130を介して大径羽根120側へ送られる。
リング部材172の内側には、4枚の補助大径羽根122が設けられる。補助大径羽根122の内周側は、皿状部材160の開口部150の外縁部近傍まで延びて、軸部材110との間に開口部124を形成する。
本実施例の回転羽根100にあっては、リング部材172の外側に第2のリング部材170が形成される。
2重構造のリング部材170,172の間には、環状の溝174が形成される。外側のリング部材170の内側のリング部材172は略等しい高さ寸法を有する。上端部はそれぞれ、片円弧面170a,172a、両円弧面170b,172bに形成される。
なお、円弧面にかえて、面取り部又は、エッジなしとすることもできる。
この2重構造のリング部材を有する回転羽根100を備えた排水ポンプにあっては、従来の回転羽根を備えたものに比べて、図6、図7に示すように、騒音が低下することが実験により確認された。
図6は、横軸に揚程を、たて軸に騒音をとったときの従来のものと本発明のものを比較したグラフであって、ポンプが吐出状態であるときのものである。
図7は同様のグラフであって、ポンプは運転状態であるが、吐出は伴わない、いわゆるバランス時のものである。
いずれの場合でも、顕著な騒音低減効果を有することが確認された。
図3は、回転羽根の他の例を示す説明図である。
回転羽根200は軸部210を有し、軸部210の有底穴に電動モータ10の出力軸12が挿入される。軸部210から放射方向に延びる板状の大径羽根220は、外周側に接続される。
大径羽根220は、テーパー状の連結部を介して小径羽根240に接続される。
本実施例にあっては、4枚の大径羽根220と小径羽根240を備える。
リング部材272の内側には、4枚の補助大径羽根222が設けられる。
本実施例の回転羽根200にあっては、リング部材272の外側に第2のリング部材270が形成される。
2重構造のリング部材270,272の間には、環状の溝274が形成される。外側のリング部材270の内側のリング部材272は略等しい高さ寸法を有する。
内側のリング部材272と大径羽根220の間には、環状溝274に通ずる排水用の隙間226が形成される。
図4は、回転羽根の更に他の例を示す説明図である。図の(b)は図の(a)のB−B断面を示す。
回転羽根300は軸部310を有し、軸部310の有底穴に電動モータ10の出力軸12が挿入される。軸部310から放射方向に延びる板状の大径羽根320は、外周側に接続される。
大径羽根320は、テーパー状の連結部を介して小径羽根340に接続される。
本実施例にあっては、4枚の大径羽根320と小径羽根340を備える。
リング部材372の内側には、4枚の補助大径羽根322が設けられる。
本実施例の回転羽根300にあっては、リング部材372の外側に第2のリング部材370が形成される。
2重構造のリング部材370,372の間には、環状の溝374が形成される。外側のリング部材370に対して内側のリング部材372は低い高さ寸法を有する。
内外のリング部材の上端部は、片円弧面や両円弧面、又は面取りに形成することができる。
図5は、回転羽根の更に他の例を示す説明図である。
回転羽根400は軸部410を有し、軸部410の有底穴に電動モータ10の出力軸12が挿入される。軸部410から放射方向に延びる板状の大径羽根420は、外周側に接続される。
大径羽根420は、テーパー状の連結部を介して小径羽根440に接続される。
本実施例にあっては、4枚の大径羽根420と小径羽根440を備える。
リング部材472の内側には、4枚の補助大径羽根422が設けられる。
本実施例の回転羽根400にあっては、リング部材472の外側に第2のリング部材470が形成される。
2重構造のリング部材470,472の間には、環状の溝474が形成される。外側のリング部材470に対して内側のリング部材472は低い高さ寸法を有する。
内側のリング部材472と大径羽根420の間には、環状溝474に通ずる排水用の隙間426が形成される。
本発明の排水ポンプの説明図。 回転羽根の説明図。 回転羽根の他の例を示す説明図。 回転羽根の他の例を示す説明図。 回転羽根の他の例を示す説明図。 本発明の作用を示す図。 本発明の作用を示す図。
符号の説明
1 排水ポンプ
10 電動モータ
50 ポンプ本体
100 回転羽根
110 回転羽根
120 大径羽根
140 小径羽根
160 皿状部材
170 リング部材
172 リング部材
174 環状溝

Claims (5)

  1. モータと、モータの出力軸に連結される回転羽根と、回転羽根を収容するハウジングを有し、前記ハウジングは、下部に設けられる吸込口及び側部に設けられる吐出口を備える排水ポンプであって、
    前記回転羽根は、前記モータの出力軸に連結される軸部と、軸部から放射方向に延びる板状の大径羽根と、大径羽根と連結される板状の小径羽根と、前記大径羽根の外周部を連結するリング部材とを有し、
    前記リング部材は、外側のリング部材と内側のリング部材を有するとともに、前記外側と内側のリング部材の間に上方に開口する有底の環状溝が形成される排水ポンプ。
  2. 前記内側のリング部材と前記外側のリング部材は同じ高さ寸法に形成される請求項1記載の排水ポンプ。
  3. 前記内側のリング部材は、前記外側のリング部材に対して高さ寸法が低く形成される請求項1記載の排水ポンプ。
  4. 前記環状溝内の水を排水する隙間を備える請求項1記載の排水ポンプ。
  5. 前記内側のリング部材から内周側に延びる板状の補助大径羽根を備える請求項1記載の排水ポンプ。
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