JP2008202587A - 遠心ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根車に取り付けられた蓋とケーシングとの間の空間における空気の滞留を抑制する。
【解決手段】遠心ポンプ10は、ポンプ室26を有するケーシング12と、ポンプ室26内に配置され、吸入孔29、吐出孔34、内部流路35および上端部に軸方向に窪んだ凹部33とが形成されており、軸線Lとして回転可能な略円筒状の羽根車本体11aと、羽根車本体11aの上端面11a1よりも下方に位置し、凹部33を覆うように羽根車本体11aの上端部に取り付けられた蓋11bと、を有する羽根車11と、羽根車11を回転させる水中モータ13と、を備えている。ケーシング12の上端壁12cには、ポンプ室26内のケーシング12の上端壁12cと蓋11bとの間の空間33bに開口する連通孔12c1が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は遠心ポンプに関する。
従来、種々の形態の遠心ポンプの羽根車が知られている。例えば、その一例として、特許文献1等には、図20に示す遠心ポンプ100に使用されるノンクロッグタイプの羽根車111が開示されている。羽根車111のようなノンクロッグタイプの羽根車は、汚水槽等の汚水排出用の遠心ポンプに適している。ノンクロッグタイプの羽根車を用いることによって、遠心ポンプ100に固形物が詰まることなく排出されるためである。
図20に示すように、羽根車111は、略円筒形状の羽根車本体111aを備えている。羽根車本体111aの一端には、吸込口129が形成されている。羽根車本体111aの側面には、吐出孔(図示せず)が形成されている。羽根車本体111aの内部には、軸方向から視て渦巻き状の内部流路135が形成されている。この内部流路135によって、吸込口129と吐出孔とがつながれている。
この羽根車111は、回転軸に対して非軸対称である。このため、羽根車111は、静止時における静的バランスや、気中回転時における動的バランス(以下、「機械的バランス」という。)が十分にはとれない。したがって、組立作業性の低下や、回転時の振動が引き起こされる虞がある。そこで、一般的に、羽根車111のようなノンクロッグタイプの羽根車では、重量の大きい箇所を削ること等により、機械的バランスが保たれている。つまり、羽根車111の軸線周りにおいて、比較的重量が大きい箇所の一方の端面に重量バランス調整用の凹部133を形成することで、羽根車111の軸線周りの重量バランスを保っている。
通常、重量バランス調整用凹部133は、蓋111bにより覆われている。重量バランス調整用凹部133と蓋111bとの間には、区画室151が形成されている。重量バランス調整用凹部133により流体の流れが乱れることに起因する動力損失を抑制するためである。しかし、蓋111bによって重量バランス調整用凹部133を気密に覆って、区画室151に外部から水が侵入しないようにした場合、蓋111bに大きな圧力がかかる。このため、蓋111bの強度を高く設定しなければならない。このことに鑑み、通常、蓋111bには、区画室151に連通する連通孔(図示せず)が形成されている。そうすると、連通孔を介して区画室151に水が流入するため、蓋111bにかかる圧力を抑制することができる。
特開2006−291937号公報
ところで、上述のように、汚水槽等の汚水排出用の遠心ポンプ100では、ポンプ室126に固形物が吸入されることがある。この固形物がポンプ室126に留まることなく、ポンプ室126に吸入された後、ポンプ室126から直ちに吐出されるように、ポンプケーシング112と羽根車111との間のクリアランスCは、図20に示すように、羽根車111が回転するのに必要な最小限にとどめられている。例えば、蓋111bが取り付けられた羽根車本体111aの端面とケーシングとの間の間隔Cも、羽根車111が回転するために必要最小限の大きさにとどめられている。
このため、例えば、蓋111bが羽根車本体111aの端面と同じか、または羽根車本体111aの端面よりも出っ張っていると、蓋111bがポンプケーシング112の内壁に摺動し、羽根車111の回転抵抗が生じるばかりか、ポンプケーシング112の内壁および蓋111bが摩耗してしまう。したがって、蓋111bは、羽根車本体111aの端面よりも内側に取り付けられていることが好ましい。言い換えれば、蓋111bがポンプケーシング112の内壁から隔離するように羽根車111に取り付けることが好ましい。
ところが、蓋111bを羽根車本体111aの端面よりも内側に取り付けて、蓋111bとポンプケーシング112の内壁とを離間させた場合、蓋111bとポンプケーシング112の内壁との間に、空間Sが形成される。そして、区画室151から放出された空気がその空間Sに溜まってしまう。この空間Sは、蓋111b、ポンプケーシング112の内壁および羽根車本体111aによって外部と実質的に隔離されている。このため、この空間Sに溜まった空気は、空間S外に排出されにくく、この空間Sにとどまり続ける虞がある。この蓋111bとポンプケーシング112の内壁との間の空間Sに空気が溜まると、遠心ポンプ100の振動が大きくなるという問題が生じる。また、遠心ポンプ100のエネルギー効率が低下するなど、遠心ポンプ100の性能が劣化するという問題も生じる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、羽根車に取り付けられた蓋とケーシングとの間の空間における空気の滞留を抑制することにある。
本発明に係る第1の遠心ポンプは、ケーシングと、羽根車と、羽根車を回転させるモータと、を備えている。ケーシングの内部には、略円柱状のポンプ室が区画形成されている。ケーシングの下端壁には、吸入孔が形成されている。ケーシングの側壁には、吐出孔が形成されている。ケーシングの吸入孔およびケーシングの吐出孔は、ポンプ室に開口している。
羽根車は、略円筒状の羽根車本体と、蓋とを有する。羽根車本体は、ポンプ室内に配置されている。羽根車本体には、羽根車本体の下端面に開口する吸入孔が形成されている。羽根車本体には、羽根車本体の外周面に開口する吐出孔が形成されている。羽根車本体には、吸入孔と吐出孔とを連通させる平面視渦巻き状の内部流路が形成されている。羽根車本体には、上端面から軸方向に窪んだ凹部が形成されている。羽根車本体は、軸方向に延びる中心軸を軸線として回転可能である。蓋は、羽根車本体の上端面よりも下方に位置する。蓋は、凹部を覆うように羽根車本体の上端部に取り付けられている。
ポンプ室は、ポンプ室の上端部における直径が羽根車の上端部の直径と略同一である。ポンプ室は、ポンプ室の下端部における直径が羽根車の下端部の直径と略同一である。ポンプ室は、ポンプ室の上端部と下端部との間の中央部における直径が羽根車の中央部の直径よりも大きい。ポンプ室の高さは羽根車の高さと略同一である。
本発明に係る第1の遠心ポンプでは、ケーシングの上端壁には、連通孔が形成されている。連通孔は、ポンプ室内のケーシングの上端壁と蓋との間の空間に開口している。
上記構成によれば、蓋とケーシングの上端壁との間の空間の空気は、その連通孔から排出される。したがって、蓋とケーシングの上端壁との間の空間に空気が滞留することが効果的に抑制される。その結果、遠心ポンプの振動を抑制することができる。遠心ポンプのエネルギー効率などに代表される遠心ポンプの性能を向上することができる。
本発明に係る第2の遠心ポンプは、ケーシングと、羽根車と、羽根車を回転させるモータと、を備えている。ケーシングの内部には、略円柱状のポンプ室が区画形成されている。ケーシングの下端壁には、吸入孔が形成されている。ケーシングの側壁には、吐出孔が形成されている。ケーシングの吸入孔およびケーシングの吐出孔は、ポンプ室に開口している。
羽根車は、略円筒状の羽根車本体と、蓋とを有する。羽根車本体は、ポンプ室内に配置されている。羽根車本体には、羽根車本体の下端面に開口する吸入孔が形成されている。羽根車本体には、羽根車本体の外周面に開口する吐出孔が形成されている。羽根車本体には、吸入孔と吐出孔とを連通させる平面視渦巻き状の内部流路が形成されている。羽根車本体には、上端面から軸方向に窪んだ凹部が形成されている。羽根車本体は、軸方向に延びる中心軸を軸線として回転可能である。蓋は、羽根車本体の上端面よりも下方に位置する。蓋は、凹部を覆うように羽根車本体の上端部に取り付けられている。
ポンプ室は、ポンプ室の上端部における直径が羽根車の上端部の直径と略同一である。ポンプ室は、ポンプ室の下端部における直径が羽根車の下端部の直径と略同一である。ポンプ室は、ポンプ室の上端部と下端部との間の中央部における直径が羽根車の中央部の直径よりも大きい。ポンプ室の高さは羽根車の高さと略同一である。
本発明に係る第2の遠心ポンプでは、ケーシングの上端壁には、ポンプ室に開口する連通孔が形成されている。連通孔の最も軸線寄りの端部が、凹部の軸線から最も離れた端部よりも軸線寄りに位置している。
上記構成の遠心ポンプでは、蓋とケーシングの上端壁との間の空間に、連通孔の少なくとも一部が開口している。よって、蓋とケーシングの上端壁との間の空間の空気は、その連通孔から排出される。したがって、蓋とケーシングの上端壁との間の空間に空気が滞留することが効果的に抑制される。その結果、遠心ポンプの振動を抑制することができる。遠心ポンプのエネルギー効率などに代表される遠心ポンプの性能を向上することができる。
特に、蓋と羽根車本体との間に区画形成された区画室の内外を連通させる1または複数の連通孔が蓋に形成されている場合は、蓋とケーシングの上端壁との間の空間に空気が溜まりやすい。しかし、その場合においても、蓋とケーシングの上端壁との間の空間の空気は、その連通孔から排出されるため、蓋とケーシングの上端壁との間の空間に空気が滞留することが効果的に抑制される。
以上のように、本発明によれば、羽根車に取り付けられた蓋とケーシングとの間の空間における空気の滞留を抑制することができる。
本発明者らは、上端部における直径が羽根車の上端部の直径と略同一であり、かつ高さが羽根車の高さと略同一である略円柱状のポンプ室が区画形成されたケーシングに、蓋により覆われた凹部が端面に形成された羽根車が収納された遠心ポンプには、蓋とケーシングの内壁との間の空間に空気が滞留するという特有の問題が生じることを初めて見出し、本実施形態をなすに至った。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について、図1に示す汚水処理用のターボ式遠心ポンプ10を例に挙げて詳細に説明する。なお、ここで説明する実施形態は、本発明に係る遠心ポンプの一例であって、本発明は、本実施形態の遠心ポンプに限定されない。
図1に示すように、遠心ポンプ10は、羽根車11と、ポンプケーシング12と、密閉型の水中モータ13とを備えている。羽根車11は、ポンプケーシング12に収納されている。羽根車11は、水中モータ13によって回転される。
《遠心ポンプ10の構成》
(水中モータ13の構成)
水中モータ13は、モータ16と、モータケーシング17とを備えている。モータ16は、ステータ14と、ロータ15とを備えている。モータ16は、モータケーシング17により覆われている。ロータ15の中心部分には、上下方向に延びる駆動軸18が設けられている。この駆動軸18は、軸受19,20によってモータケーシング17に回転自在に支持されている。駆動軸18の下端部は羽根車11に連結されており、水中モータ13の回転駆動力が羽根車11に伝達されるようになっている。
(羽根車11の概略構成)
羽根車11は、略円筒状の羽根車本体11aと、平面視輪帯状の蓋11bとを備えている。羽根車本体11aは、軸方向に延びる中心軸を軸線Lとして回転可能である。羽根車本体11aには、吸入孔29と、吐出孔34(図8を参照)とが形成されている。吸入孔29は、羽根車本体11aの下端面に開口している。一方、吐出孔34は、羽根車本体11aの外周面に開口している。
羽根車本体11aには、内部流路としての一次流路35が形成されている。一次流路35は、回転軸方向からの平面視において渦巻き状である。具体的に、一次流路35は、螺旋状である。なお、本実施形態では、一次流路35が螺旋状である例について説明する。ただし、一次流路35は、平面視渦巻き状である限りにおいて、特に限定されない。
吸入孔29と吐出孔34とは、それぞれ一次流路35に連通している。すなわち、吸入孔29と吐出孔34とは、一次流路35を介して連通している。
羽根車本体11aの上端部には、羽根車本体11aの軸線方向に窪んだ凹部33が形成されている。本実施形態では、凹部33は、羽根車本体11aの上端面11a1の中心部を中心として平面視輪帯状に形成されている。蓋11bは、羽根車本体11aの上端面11a1よりも下方に位置している。言い換えれば、蓋11bは、凹部33内に位置している。蓋11bは、凹部33を覆うように羽根車本体11aの上端部に取り付けられている。この蓋11bにより、凹部33に、輪帯状の区画室51が区画形成されている。
(ポンプケーシング12の構成)
ポンプケーシング12には、ポンプ室26の上下方向に延びる中心線と軸線を共通するポンプ室26が形成されている。羽根車11は、このポンプ室26に収納されている。
ポンプ室26は、略円柱状に形成されている。詳細には、ポンプ室26は、中央部が径方向に出っ張った略樽状に形成されている。言い換えれば、ポンプケーシング12の内周面12a1は、縦断面視半円状に形成されている。
具体的に、ポンプ室26の上下方向の高さは、羽根車11の上下方向の高さと略同一である。詳細には、羽根車11がポンプ室26内において回転可能なように、ポンプ室26の上下方向の高さは、羽根車11の上下方向の高さよりも若干だけ大きく設定されている。ポンプ室26の上端部26aにおける直径は、羽根車11の上端部における直径と略同一である。詳細には、羽根車11がポンプ室26内において回転可能なように、ポンプ室26の上端部26aにおける直径は羽根車11の上端部における直径よりも若干だけ大きく設定されている。ポンプ室26の下端部26bにおける直径は、羽根車11の下端部における直径と略同一である。詳細には、羽根車11がポンプ室26内において回転可能なように、ポンプ室26の下端部26bにおける直径は羽根車11の下端部における直径よりも若干だけ大きく設定されている。一方、ポンプ室26の中央部26cにおける直径は、羽根車11の中央部の直径よりも大きく設定されている。これにより、ポンプ室26の側壁12aと羽根車11の外周面との間に吐出流路としての二次流路37が形成されている。
ポンプケーシング12の下端壁12bには、ポンプ室26に開口する吸入孔22が形成されている。このポンプケーシング12の吸入孔22と、羽根車11の吸入孔29とは、連通している。一方、ポンプケーシング12の側壁12aには、ポンプ室26に開口する吐出孔24が形成されている。この吐出孔24と、羽根車11の吐出孔34とは、上記二次流路37によってつなげられている。これにより、羽根車11の吐出孔34から吐出された排水は、二次流路37およびポンプケーシング12の吐出孔24を経由して、遠心ポンプ10の外部へと排出される。
(エア抜き孔12c1)
図2に示すように、ポンプケーシング12の上端壁12cには、ポンプ室26に開口するエア抜き孔12c1が形成されている。エア抜き孔12c1は、上部に位置する比較的直径が大きな大径部12c2と、大径部12c2の下方に位置する小径部12c3とにより構成されている。小径部12c3の直径は、大径部12c2の直径よりも小さい。
エア抜き孔12c1の大径部12c2には、エアバルブ25が取り付けられている。エアバルブ25は、エアバルブ本体25aと、ボール25bとを備えている。エアバルブ本体25aは、エア抜き孔12c1にはめ込まれている。エアバルブ本体25aは、大径部12c2の深さよりも短い。エアバルブ本体25aには、遠心ポンプ10の外部とエア抜き孔12c1とを連通させる孔25cが形成されている。ボール25bは、大径部12c2のエアバルブ本体25aよりも下方の部分に、上下に移動可能に配置されている。ボール25bの直径は、エアバルブ本体25aの孔25cよりも大きく設定されている。
エア抜き孔12c1の最も軸線L寄りの端部12c4は、凹部33の軸線Lから最も離れた端部33aよりも軸線L寄りに位置している。これにより、エア抜き孔12c1は、ポンプ室26内の上端壁12cと羽根車11の蓋11bとの間の空間(すなわち、凹部33の蓋11bよりも上に位置する空間)33bに連通している。
(羽根車11の詳細構造)
以下、図3等を参照しながら、羽根車11の詳細構造について説明する。図3に示すように、羽根車本体11aには、全周にわたってフランジ部40が形成されている。このフランジ部40よりも下側部分が吸込部27を構成している。一方、フランジ40よりも上側部分が吐出(はきだし)部28を構成している。このように、この羽根車11は、吸込部27と吐出部28とがフランジ部40で仕切られたクローズドタイプの羽根車である。
上端面11a1には、下方に窪んだ凹部33が形成されている。凹部33は、図1に示すように、輪帯状に形成された第1の凹部33c(第1の凹部33cは空間33bと等しい)と、第1の凹部33cの一部の下方に形成された第2の凹部33dとを含む。具体的に、第2の凹部33dは、図5に示すように、羽根車11の重量が大きい側の、軸方向から視て上端面11a1の4分の3の部分に形成されている。この第2の凹部33dにより、羽根車11は軽量化されている。また、第2の凹部33dにより、羽根車11の機械的バランスがとられ、羽根車11の回転の安定性が向上されている。ただし、第2の凹部33dの大きさや形状は、何ら限定されない。
図5に示すように、凹部33の表面には、相互に等間隔に位置する突起部61が形成されている。各突起部61には、ボルト孔が形成されている。図4に示すように、羽根車本体11aの上端面11a1上には、中心部分が切欠かれた輪帯状の蓋11bが取り付けられている。この蓋11bは、突起部61に形成されたボルト孔に螺合するボルト60によって固定されている。羽根車本体11aの中心部には、駆動軸18を取り付けるための取付部31が形成されている。蓋11b中心部の切り欠き部分には、取付部31が挿入されている。取付部31の中央には、駆動軸18の先端を挿入するための挿入穴32が形成されている。
図13および図17等に示すように、蓋11bには、区画室51内に位置するバランスウェイト80がボルト83によって取り付けられている。このバランスウェイト80により、羽根車11が回転した際に生じる流体力の不釣合が打ち消されている。その結果、遠心ポンプ10の振動が抑制される。なお、バランスウェイト80が配置される場所は、何ら限定されない。また、バランスウェイト80の数、大きさ、形状も何ら限定されない。
図4等に示すように、蓋11bの中心寄りの部分には、複数の孔81が形成されている。図11に示すように、これらの孔81を通じて、区画室51の内部と外部とが連通されている。これらの孔81を介して、区画室51内に水や空気等が出入り可能となっている。
複数の孔81は、蓋11bの回転中心(駆動軸18の軸中心でもある)側に設けられている。具体的には、蓋11bの回転の中心から半径の1/2以下の位置に設けられている。孔81は、蓋11bの回転の中心近傍に形成されていることが特に好ましい。例えば、孔81は、蓋11bの回転の中心から半径の2/5以下の領域に形成されていることが好ましい。さらには、孔81は、蓋11bの回転の中心から半径の1/3以下の領域に形成されていることがより好ましい。また、孔81は、バランスウェイト80よりも半径方向の内側に形成されている。
なお、本実施形態では、すべての孔81は同一円周上に位置するように形成されている。しかし、複数の孔81の配置は特に限定されない。例えば、少なくとも2つの孔81が半径方向に並んでいてもよい。また、孔81の形状は何ら限定されない。複数の孔81は、互いに形状または寸法の異なる孔であってもよい。
図8、図10、図11および図13に示すように、羽根車11の吐出部28には、羽根車本体11aの外周面に開口する吐出孔34が形成されている。図7、図8および図10〜図19に示すように、羽根車本体11aの内部には、吐出孔34と吸入孔29とを連通させる螺旋状の一次流路35が区画形成されている。なお、本明細書では、この一次流路35を区画している区画壁を一次羽根36という。
図3および図6〜図19に示すように、吐出部28の外周面の一部と、ポンプケーシング12の側壁12aとの間には、非螺旋状の二次流路37が形成されている。二次流路37の流路中心は羽根車11の軸線と直交する直交面上に位置している。二次流路37を区画している区画壁としての二次羽根38は、所謂半径流形の羽根である。この二次羽根38によって汚水は外周側(径方向外側)に吐出される。
図18に示すように、この二次流路37は、吐出部28において、羽根車本体11a内に形成された一次流路35の下流側と連続している。二次流路37は、羽根車本体11aの半周以上の長さにわたって吐出部28を周回している。なお、二次流路37の長さは、半周以上かつ1周未満が好ましいが、特に限定されない。
(遠心ポンプ10の動作)
次に、遠心ポンプ10の動作について説明する。
遠心ポンプ10では、水中モータ13によって羽根車11が回転する。羽根車11が回転することで、羽根車11の一次羽根36が下側の吸込口29から汚水を上方へ向かって吸い込む。吸い込まれた汚水は、羽根車本体11a内の螺旋状の一次流路35を通過し、羽根車本体11aの吐出孔34、二次流路37およびポンプケーシング12の吐出孔24を経由してポンプ外へ排出される。
(区画室51からの空気の排出)
次に、遠心ポンプ10を水中に浸漬させたときの区画室51からの空気の排出について説明する。
遠心ポンプ10を水中に浸漬すると、羽根車11の区画室51に水が流れ込む。それにより、区画室51内の空気がポンプ室26に押し出される。ポンプ室26に押し出された空気は、エア抜き孔12c1を介して遠心ポンプ10の外部に排出される。なお、エア抜き孔12c1に配置されたボール25bは、水の比重よりも大きい。このため、空気が排出されないときは、ボール25bは小径部12c3の上に位置し、小径部12c3の上部開口を塞いでいる。空気の排出の際は、空気の浮力によりボール25bが若干浮かされ、エア抜き孔12c1が連通することとなる。遠心ポンプ10が作動中は、ポンプ室26内の圧力が高くなるため、ボール25bは、エアバルブ本体25aの下端面に押しつけられており、エア抜き孔12c1は遮断された状態となる。その結果、遠心ポンプ10の作動中において、エア抜き孔12c1を経由して、ポンプ室26内の水が外部に排出されないようになっている。
《作用および効果》
本実施形態の遠心ポンプ10では、図1および図2に示すように、吸入された固形物がポンプ室26内に滞留することのないように、ポンプ室26の上端部26aにおける直径は、羽根車11の上端部における直径と略同一に設定されている。このため、ポンプケーシング12の上端壁12cと蓋11bとの間の空間33bは、実質的に外部と隔離されている。よって、区画室51から蓋11bに形成された孔81を介して空間33bに押し出された空気は、ポンプケーシング12の吐出孔24から排出されることは実質的にない。したがって、例えば、空間33bに開口するエア抜き孔12c1が形成されていなければ、空間33bの空気は、排出されず、滞留することとなる。その結果、遠心ポンプ10の振動が大きくなるという問題が生じる。また、遠心ポンプ10のエネルギー効率が低下するなど、遠心ポンプ10の性能が劣化するという問題も生じる。
それに対して、本実施形態では、空間33bに開口するエア抜き孔12c1が形成されている。このため、区画室51から空間33bに導かれた空気は、エア抜き孔12c1を経由して遠心ポンプ10の外部に排出される。したがって、空間33bに空気が滞留することが抑制される。その結果、遠心ポンプ10の振動を抑制することができる。また、遠心ポンプ10のエネルギー効率等の遠心ポンプ10の性能を向上することができる。
なお、ポンプ室26に開口するエア抜き孔12c1を形成した場合、遠心ポンプ10の作動中に、エア抜き孔12c1を経由してポンプ室26内の水が排出される虞がある。しかし、本実施形態では、ボール25bを有するエアバルブ25がエア抜き孔12c1に取り付けられている。したがって、遠心ポンプ10の作動中において、ポンプ室26内の水がエア抜き孔12c1を経由して排出されることが抑制される。
本発明は、遠心ポンプについて有用である。
本発明を実施した遠心ポンプの断面図である。 遠心ポンプの一部を拡大した断面図である。 羽根車を下方から見た斜視図である。 羽根車を上方から見た斜視図である。 蓋を取り除いた状態の羽根車の平面図である。 図5のA方向矢視図である。 図5のB方向矢視図である。 図5のC方向矢視図である。 図5のD方向矢視図である。 図5のNN線断面図である。 図7のMM線断面図である。 図5のLL線断面図である。 図8のKK線断面図である。 図5のJJ線断面図である。 図9のII線断面図である。 図5のHH線断面図である。 図6のGG線断面図である。 図6のEE線断面図である。 図6のFF線断面図である。 特許文献1に開示された遠心ポンプの断面図である。
符号の説明
10 遠心ポンプ
11 羽根車
11a 羽根車本体
11b 蓋
12 ポンプケーシング
12a 側壁
12a1 内周面
12b 下端壁
12c 上端壁
12c1 エア抜き孔
13 水中モータ
22 吸入孔
24 吐出孔
25 エアバルブ
25a エアバルブ本体
25b ボール
25c 孔
26 ポンプ室
29 吸入孔
33 凹部
33b 空間
34 吐出孔
35 一次流路(内部流路)
37 二次流路(吐出流路)
51 区画室
81 孔

Claims (3)

  1. 内部に略円柱状のポンプ室が区画形成されると共に、下端壁に前記ポンプ室に開口する吸入孔が形成される一方、側壁に前記ポンプ室に開口する吐出孔が形成されたケーシングと、
    前記ポンプ室内に配置され、下端面に開口し、前記ケーシングの吸入孔に連通する吸入孔と、外周面に開口する吐出孔と、前記吸入孔と前記吐出孔とを連通させる平面視渦巻き状の内部流路と、上端面から軸方向に窪んだ凹部とが形成されており、軸方向に延びる中心軸を軸線として回転可能な略円筒状の羽根車本体と、前記羽根車本体の上端面よりも下方に位置し、前記凹部を覆うように前記羽根車本体の上端部に取り付けられた蓋と、を有する羽根車と、
    前記羽根車を回転させるモータと、
    を備え、
    前記ポンプ室は、その上端部における直径が前記羽根車の上端部の直径と略同一であると共に、その下端部における直径が前記羽根車の下端部の直径と略同一である一方、前記上端部と前記下端部との間の中央部における直径が前記羽根車の中央部の直径よりも大きく、かつ高さが前記羽根車の高さと略同一に形成されており、
    前記ケーシングの上端壁には、前記ポンプ室内の前記ケーシングの上端壁と前記蓋との間の空間に開口する連通孔が形成されている遠心ポンプ。
  2. 内部に略円柱状のポンプ室が区画形成されると共に、下端壁に前記ポンプ室に開口する吸入孔が形成される一方、側壁に前記ポンプ室に開口する吐出孔が形成されたケーシングと、
    前記ポンプ室内に配置され、下端面に開口し、前記ケーシングの吸入孔に連通する吸入孔と、外周面に開口する吐出孔と、前記吸入孔と前記吐出孔とを連通させる平面視渦巻き状の内部流路と、上端面から軸方向に窪んだ凹部とが形成されており、軸方向に延びる中心軸を軸線として回転可能な略円筒状の羽根車本体と、前記羽根車本体の上端面よりも下方に位置し、前記凹部を覆うように前記羽根車本体の上端部に取り付けられた蓋と、を有する羽根車と、
    前記羽根車を回転させるモータと、
    を備え、
    前記ポンプ室は、その上端部における直径が前記羽根車の上端部の直径と略同一であると共に、その下端部における直径が前記羽根車の下端部の直径と略同一である一方、前記上端部と前記下端部との間の中央部における直径が前記羽根車の中央部の直径よりも大きく、かつ高さが前記羽根車の高さと略同一に形成されており、
    前記ケーシングの上端壁には、最も前記軸線寄りの端部が、前記凹部の前記軸線から最も離れた端部よりも前記軸線寄りに位置し、前記ポンプ室に開口する連通孔が形成されている遠心ポンプ。
  3. 請求項1または2に記載された遠心ポンプにおいて、
    前記蓋には、前記蓋と前記羽根車本体との間に区画形成された区画室の内外を連通させる1または複数の連通孔が形成されている遠心ポンプ。
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