JP2006017057A - 送風機 - Google Patents

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秀則 澤田
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Abstract

【課題】羽根車の羽根のバランスをとるバランスチップを確実に、かつ、簡単な作業で取り付けることができる送風機を提供する。
【解決手段】送風機10における羽根車28をバランス装置で回転させてバランスを測定して、そのアンバランスな羽根34にバランスチップ50が取り付ける場合に、取り付けるバランスチップ50は、金属板を羽根34の断面形状に沿ってU字型に折曲したものであり、羽根34の側端部にバランスチップ50を挟着することによって、羽根車28のバランスをとる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ターボファン装置やシロッコファン装置等の送風機に関するものである。
ボイラーの燃焼用ガスの遠心式送風機としては、ターボファン装置やシロッコファン装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
遠心式送風機は、ケーシング内部に羽根車(ファン)が配され、ケーシングの表面に吸込口が開口し、その側面に排出口が開口している。羽根車は、円形の基板から複数枚の羽根が螺旋状に立設され、羽根にはリング状のシュラウドが配されている。モータが回転することによって羽根車が回転し、ケーシングの吸込口からシュラウドの中心の開口部を経て気体を吸い込み、外周方向にある排出口へ排出する。
上記のような遠心式送風機の羽根車は、騒音や振動を発生させることなくスムーズに回転するためにバランスを有している必要がある。そのため、ケーシング内部に羽根車を配置する前に、羽根車をバランス測定装置に取り付けて、羽根車を回転させバランスを測定している。
このバランス測定装置により羽根車にアンバランスな部分が発見された場合には、アンバランスな羽根にバランスチップを取り付け、バランスが取れるように補正を行う。
特開2004−27919公報
図9及び図10は、従来のバランスチップ100の取り付け構造を示している。
図9に示すように、羽根車102には、螺旋状に複数枚の羽根104が立設され、この羽根104の内側端部にバランスチップ100が取り付けられている。
図10に示すように、バランスチップ100は、羽根104に取り付けるために、板状のバランスチップ100の一部を折曲して爪106を設けている。
このように爪106を有したバランスチップ100であると、羽根104に対する取り付け作業を行う場合に強引に挿入する必要があり作業が行い難いという問題点がある。また、羽根車に引っ掻いた状態で取り付けられているため、バランスチップ100が羽根104から外れ易いという問題点もある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、バランスチップを確実に、かつ、簡単な作業で取り付けることができる送風機を提供する。
請求項1に係る発明は、羽根車の羽根にバランスチップが取り付けられた送風機において、前記バランスチップは、金属板を前記羽根の断面形状に沿ってU字型に折曲したものであり、前記羽根の内側端部、または、外側端部に前記バランスチップを挟着することを特徴とする送風機である。
請求項2に係る発明は、前記羽根の少なくともどちらか一方の面に溝を設け、前記溝の一端部は前記羽根の上端部、または、下端部に開口し、前記溝の他端部は閉塞し、前記バランスチップの内側に突部を設け、前記バランスチップの突部を前記溝の一端部の開口部から前記溝に係合して、前記溝の他端部まで移動させて固定したことを特徴とする請求項1記載の送風機である。
請求項3に係る発明は、前記送風機は、ケーシング内部に羽根車が配され、前記ケーシングの表面に吸込口が開口し、その側面に排出口が開口し、前記羽根車は、円形の基板から複数枚の前記羽根が立設され、前記羽根にはリング状のシュラウドが配された構造であり、モータによって回転する前記羽根車によって、前記吸込口から前記シュラウドの中心の開口部を経て軸方向に気体が吸い込まれ、この吸い込まれた気体が外周方向にある前記排出口へ排出される遠心式送風機であることを特徴とする請求項1記載の送風機である。
請求項4に係る発明は、前記送風機が、ターボファン装置、または、シロッコファン装置であることを特徴とする請求項1記載の送風機である。
請求項1に係る発明の送風機においては、バランスチップは、金属板を羽根の断面形状に沿ってU字型に折曲し、羽根の内側端部、または、外側端部に挟着される構造であるため、確実に固定でき、その取り付け作業も簡単である。また、バランスチップが羽根の断面形状に沿った構造であるため、羽根車を回転させた場合に乱流の発生を防止することができ、ファン効率を向上させることができる。
請求項2に係る発明の送風機においては、バランスチップの突部を羽根の表面に設けられた溝に係合し固定するため、より確実にバランスチップを羽根に固定することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態の遠心式送風機のひとつであるターボファン装置10について図1から図6に基づいて説明する。
本実施形態のターボファン装置10はボイラや給湯器の燃焼用のガスを送風する。
(1)ターボファン装置10の構造
ターボファン装置10の構造について、図3から図6に基づいて説明する。
ターボファン装置10は、ケーシング12とモールドモータ40とより構成されている。
ケーシング12は略円板型の形状をなし、ケーシング12の周面と下面とを構成するケーシング本体14と、このケーシング本体14に被せられる蓋体16とより構成されている。ケーシング本体14及び蓋体16共に金属製である。蓋体16、すなわち、ケーシング12の上面には、燃焼用のガスを吸い込むための円形の吸込口18が開口している(図3参照)。また、ケーシング本体14の周面には、ガスの排出口20が開口している(図4,図5,図6参照)。この排出口20は、ケーシング本体14の円形の周面から直線状の壁面22が延設され、その先端部に設けられている。この蓋体16とケーシング本体14の上面縁部との間にはガスリークを防止するためのOリングよりなるシール部材24が設けられ、蓋体16とケーシング本体14とはネジ止めされている。さらに、貫通孔26がケーシング本体14の下面、すなわちケーシング12の下面に開口している。
ケーシング12内部には、上面の吸込口18から流入した燃焼用のガスを、周面にある排出口20から遠心力によって排出するための羽根車28が設けられている(図1参照)。この羽根車28は、円形の基板30がありその中心にボス32が突出している。この基板30の上面からは複数の羽根34が螺旋状に立設され(図1参照)、この羽根34の上端部外周部にはリング状のシュラウド36が取り付けられている。シュラウド36の中心部にある円形の開口部38から吸い込まれたガスが、羽根34の外側端部から吹き出される。また、羽根34の内側端部にはバランスチップ50が取り付けられている。バランスチップ50については、後から詳しく説明する。なお、バランスチップ50は、羽根34の外側端部に取り付けてもよい。
吸込口18からシュラウド36の中心にある開口部38に向かって、ベルマウス42が形成されている。
円形の基板30の外径よりも、リング状のシュラウド36の外径を大きい。即ち、複数枚の羽根34の外径よりも、シュラウド36の外径を大きくしている。
ケーシング12の下方には、モールドモータ40が取り付けられている。このモールドモータ40の上面(出力側)と、ケーシング12の下面とは密着してネジによって固定されている。モールドモータ40は、ブラシレスDCモータである。
モールドモータ40の回転軸44は、ケーシング12の下面にある貫通孔26を貫通して、羽根車28のボス32に下面側から挿入し固定されている。
(2)ターボファン装置10の動作
上記構成のターボファン装置10の動作状態について説明する。
モールドモータ40が回転すると羽根車28も回転し、吸込口18から燃焼用のガスが吸い込まれ排出口20から排出される。
燃焼用のガスが吸い込み口18からシュラウド36の中心にある開口部38に吸い込まれ、羽根34の外周から排出される。
(3)バランスチップ50の構造
バランスチップ50の構造及び取り付け状態について図1及び図2に基づいて説明する。
バランスチップ50は、金属板をU字状に折曲し、その折曲形状が、図2に示すように羽根34の断面形状に沿ったものである。また、バランスチップ50の一方の面には、内周側に突出する突部52が設けられている。
一方、羽根34の内周側の側端部近傍には、上下方向に溝54が設けられている。この溝54は、その一端部が羽根34の上端部に開口し、他端部は閉塞されている。
羽根車28を、従来と同様にバランス測定装置によって回転させ、そのバランス状態を測定する。バランス測定装置によってアンバランスな部分が判明した場合には、それを補正するためにアンバランスな羽根34にバランスチップ50を取り付ける。この場合には、シュラウド36を外し、バランスチップ50を羽根34の上端部に配し、突部52が溝54に図2に示すように係合するように差し込む。バランスチップ50は、金属板を折曲したものであり弾力性を有しているため、羽根34をその弾力によって挟着し、かつ、溝54に突部52が係合しているため確実に固定することができる。なお、突部52は閉塞された溝54の他端部まで挿入する。
上記のようなバランスチップ50であると、羽根34に対する取り付け作業が簡単であり、また、確実にバランスチップ50を羽根34に取り付けることができる。バランスチップ50は羽根34の断面形状に沿った形状であるため、羽根車28を回転させてもこのバランスチップ50の部分で乱流が発生しない。そのため、モータ特性、ファン特性が向上し、また騒音や振動が発生しない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図7及び図8に基づいて説明する。
本実施形態と第1の実施形態の異なる点は、バランスチップ50を羽根34に取り付ける構造にある。
第1の実施形態では羽根34に溝54を設けたが、本実施形態ではこの溝54を設けず、バランスチップ50を羽根34の側端部に取り付けるものである。
すなわち、金属板をU字型に折曲しバランスチップ50を形成し、このU字型に折曲された金属板の弾力性によって羽根34を挟着する。
本実施形態でもバランスチップ50の取り付け作業が簡単であり、また、確実にバランスチップ50を羽根34に取り付けることができる。さらに、バランスチップ50が羽根34の断面形状に沿っているため乱流が発生しない。
(変更例)
本発明は、上記実施形態に限らずその主旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
(1)変更例1
上記実施形態では、遠心式送風機としてターボファン装置10で説明したが、これに代えて、シロッコファン装置であってもよい。
(2)変更例2
モールドモータ40がブラシレスDCモータではなく、誘導電動機であってもよい。
本発明は、ボイラー燃焼用のターボファン装置やシロッコファン装置等に好適である。
本発明の第1の実施形態を示す羽根車の一部欠裁斜視図である。 羽根車にバランスチップを取り付けた状態の横断面図である。 本実施形態を示すターボファン装置の縦断面図である。 ターボファン装置の側面図である。 ターボファン装置の底面図である。 ターボファン装置の平面図である。 第2の実施形態を示す羽根車の一部欠裁斜視図である。 同じくバランスチップを取り付けた羽根車の横断面図である。 従来の羽根車の一部欠裁斜視図である。 同じくバランスチップを取り付けた羽根車の横断面図である。
符号の説明
10 遠心式送風機
12 ケーシング
18 吸込口
20 排出口
26 貫通孔
28 羽根車
30 基板
32 ボス
34 羽根
36 シュラウド
38 開口部
40 モールドモータ
42 ベルマウス
44 回転軸
50 バランスチップ

Claims (4)

  1. 羽根車の羽根にバランスチップが取り付けられた送風機において、
    前記バランスチップは、金属板を前記羽根の断面形状に沿ってU字型に折曲したものであり、
    前記羽根の内側端部、または、外側端部に前記バランスチップを挟着する
    ことを特徴とする送風機。
  2. 前記羽根の少なくともどちらか一方の面に溝を設け、
    前記溝の一端部は前記羽根の上端部、または、下端部に開口し、前記溝の他端部は閉塞し、
    前記バランスチップの内側に突部を設け、
    前記バランスチップの突部を前記溝の一端部の開口部から前記溝に係合して、前記溝の他端部まで移動させて固定した
    ことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  3. 前記送風機は、
    ケーシング内部に羽根車が配され、前記ケーシングの表面に吸込口が開口し、その側面に排出口が開口し、
    前記羽根車は、円形の基板から複数枚の前記羽根が立設され、前記羽根にはリング状のシュラウドが配された構造であり、
    モータによって回転する前記羽根車によって、前記吸込口から前記シュラウドの中心の開口部を経て軸方向に気体が吸い込まれ、この吸い込まれた気体が外周方向にある前記排出口へ排出される遠心式送風機である
    ことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  4. 前記送風機が、ターボファン装置、または、シロッコファン装置である
    ことを特徴とする請求項1記載の送風機。
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