JP2001263293A - ブロア - Google Patents

ブロア

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Publication number
JP2001263293A
JP2001263293A JP2000071785A JP2000071785A JP2001263293A JP 2001263293 A JP2001263293 A JP 2001263293A JP 2000071785 A JP2000071785 A JP 2000071785A JP 2000071785 A JP2000071785 A JP 2000071785A JP 2001263293 A JP2001263293 A JP 2001263293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
blower
gas
casing
drive unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000071785A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kishimoto
浩一 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Shibaura Corp filed Critical Nidec Shibaura Corp
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Publication of JP2001263293A publication Critical patent/JP2001263293A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブロアを長期間使用しても、ブロア外部にガス
が漏洩しないように確実にシールする。 【解決手段】ファン14を駆動する駆動部2と、ファン
14を収納し、ガスを送風するファン部3とを備え、フ
ァン部3のケーシング13と駆動部の外郭とを接続する
任意の箇所にOリング10等の密封部材を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】外部にガスを漏洩させない漏
洩防止機構を備えたブロアに関する。
【0002】
【従来の技術】爆発性あるいは有毒性のあるガス等を送
風しているブロアであって、このガスがブロアの外部へ
漏洩しない構造になった従来のブロアについて、図3を
用いて説明する。図3は、従来におけるブロアの側断面
図である。
【0003】図3において、ブロア41の駆動部42
は、巻線43が巻回された筒状の固定子44と、この固
定子44の内周部に収納された回転子45と、この回転
子45のシャフト46を支持する2個の軸受47a、4
7bと、これら軸受47a、47bを収納する収納部4
8a、49aを備えた2個の椀状のベアリングブラケッ
ト48,49のそれぞれの開口部を重ね合わせて、固定
子44および回転子45を覆うように形成された駆動部
外郭とで構成されている。
【0004】ブロア41のファン部50は、ガスの出入
り口である吸入口51aと排出口51bを備え、ファン
部50の外郭を形成するケーシング51と、このケーシ
ング51内に収納されたファン52とで構成されてい
る。また、ケーシング51の駆動部42側の側面には、
駆動部42のシャフト46を挿入する孔とともにオイル
シール53を収納する収納部51cが設けられている。
【0005】ブロア41は、駆動部42と、この駆動部
42のシャフト46延出側のベアリングブラケット49
に形成されているフランジ面49bに取り付けられたフ
ァン部50とで構成されており、駆動部42から延出し
ているシャフト46がファン部50内に挿入され、ファ
ン52に取り付けられている。
【0006】そして、駆動部42を駆動することによっ
て、ファン52を回転させ、ケーシング51の吸入口5
1aよりガスを吸入する。(図中の矢印)そして、ケー
シング51内に吸入されたガスは、ファン52により送
風され、排出口51bからケーシング51外へ排出され
る。
【0007】このとき、駆動部42とファン部50とを
取り付けた境目からガスが漏洩しないように、特に、可
動部であるシャフト46の表面上に沿ってガスが移動
し、シャフト46の挿入部からガスがファン部外へ漏洩
する可能性があった。そのため、この可動部にオイルシ
ール53、あるいはメカニカルシール等の摺動接触部材
を取り付けて漏洩の防止を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ブロアでは、ガスの漏洩防止機構として、オイルシー
ル、あるいはメカニカルシール等の摺動接触部材を使用
している。そのため、シャフトと摺動接触部材との間の
摺動抵抗により機械損が生じ、ブロアの効率を落として
いた。
【0009】また、摺動接触部材は、可動部に配設され
るため、摺動接触部材を使用できる期間が磨耗などの要
因で制限されていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、ファンを駆動する駆動部と、ファンを収納し、ガス
を送風するファン部とを備え、このファン部の外郭と前
記駆動部の外郭とを接続し、その接続面の任意の箇所に
密封部材を配設したことを特徴とするブロアを提供す
る。
【0011】
【作用】駆動部とファン部の接続部であって、任意の非
可動箇所にOリング等の密封部材を配置させることによ
って、ガスのブロア外への漏洩を防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明におけるブロアの実施例を
図1〜図2を用いて説明する。図1は、本発明における
第一の実施例であるブロアの側断面図である。図2は、
本発明における第二の実施例であるブロアの側断面図で
ある。
【0013】図1において、ブロア1は、従来のブロア
と同様に、駆動部2とファン部3とで構成されている。
駆動部2は、巻線4が巻回された筒状の固定子5と、こ
の固定子5の内周部に収納された回転子6と、この回転
子6に設けられたシャフト7の一方の端部を支持する軸
受8aと、この軸受8aを収納する収納部9aを備え、
固定子5の外周面に取り付けられた椀状のベアリングブ
ラケット9とで構成されている。
【0014】ベアリングブラケット9の開口部には、フ
ァン部3を取り付けるためのフランジ面9bが形成され
ており、また、このフランジ面9bの任意の場所には。
後述するOリング10を取り付けるための切り欠け部1
1が設けられている。
【0015】ファン部3は、ガスの出入り口である吸入
口13aと排出口13bを備え、ファン部3の外郭を形
成するケーシング13と、このケーシング13内に収納
されたファン14とで構成されている。
【0016】また、駆動部2のフランジ面9bに取り付
けられているケーシング13の側面には、回転子6を支
持するもう一方の軸受8bを収納する収納部13cが設
けられている。
【0017】そして、駆動部2のフランジ面9bに設け
られた切り欠け部11にOリング10等の密封部材を配
置し、ファン部3のケーシング13の側面をフランジ面
9bに取り付け、固定する。このような構造にすること
によって密封箇所からガスの漏洩を防止することができ
る。
【0018】また、図2のように、ブロア21の駆動部
22にモールドモータを用いてもよい、すなわち、駆動
部22は、固定子23をモールド樹脂24にて椀状にモ
ールド成型されたモールドフレーム25と、このモール
ドフレーム25の内周部に収納された回転子26と、こ
の回転子26に設けられたシャフト27の一方の端部を
支持した軸受28aとで構成されている。
【0019】また、モールドフレーム25は、底面に軸
受28aを収納するための収納部25aを備え、開口部
にファン部29を取り付けるためのフランジ面25bが
形成されており、また、このフランジ面25bの任意の
場所には。Oリング10を取り付けるための切り欠け部
30あるいは溝が設けられている。
【0020】ファン部29は、第一の実施例と同様に構
成されている。そして、駆動部22のフランジ面25b
に設けられた切り欠け部30にOリング10を配置し、
ファン部29のケーシング31の側面をフランジ面25
bに取り付け固定する。
【0021】以上のようにブロアを構成すれば、ガスが
ファン側に設けられた軸受箇所から、ファン部外に漏洩
しても、駆動部とファン部の接続部であって、任意の非
可動箇所にOリング等の密封部材を配置させることによ
って、ガスのブロア外への漏洩を防止することができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ブロアを長期間使用し
ても、ブロア外部にガスが漏洩しないように確実にシー
ルすることができる。
【0023】また、部品点数が減少するため、コストダ
ウンとなる。
【0024】さらに、オイルシール等の摺動接触部材が
不要となるため、摺動抵抗が無くなりブロア効率が向上
する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施例であるブロアの側
断面図。
【図2】本発明における第二の実施例であるブロアの側
断面図。
【図3】従来におけるブロアの側断面図。
【符号の説明】
1、21、41…ブロア 2、22、42…駆動部 3、29、50…ファン部 4、43…巻線 5、23、44…固定子 6、26、45…回転子 7、27、46…シャフト 8a、8b、28a、28b、47a、47b…軸受 9、48、49…ベアリングブラケット 10…Oリング 11、30…切り欠け部 13、31、51…ケーシング 14、52…ファン 24…モールド樹脂 25…モールドフレーム 53…オイルシール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部にガスを漏洩させない漏洩防止機構を
    備えたブロアにおいて、 ファンを駆動する駆動部と、 前記ファンを収納し、ガスを送風するファン部とを備
    え、 このファン部の外郭と前記駆動部の外郭とを接続し、そ
    の接触面の任意の箇所に密封部材を配設したことを特徴
    とするブロア。
JP2000071785A 2000-03-15 2000-03-15 ブロア Pending JP2001263293A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005054680A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Nidec Shibaura Corp 送風機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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