JP2005053403A - 自動車のルーフキャリア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】降下させたキャリアを軽い力でルーフ上に持ち上げることが可能で、振動や騒音の発生を減少させられ、しかも構造が簡単な自動車のルーフキャリア装置を提供する。
【解決手段】車体30のルーフ31上に取り付けられるキャリアベース40と荷物を積載するキャリア本体44とを備え、このキャリア本体44の両側に滑動溝枠46を設け、キャリアベース40の昇降側端部に設けた案内輸10を滑動溝枠46内に沿って滑らせキャリア本体44が車体30の側方に昇降可能なルーフキャリア装置1で、伸縮可能なアクチュエータ52の両端をそれぞれキャリア本体44とキャリアベース40との間に軸支して介設し、アクチュエータ52が伸長してキャリア本体44を傾斜させ、車体30の側方に滑降する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のルーフに取り付けて使用され、積荷、たとえば長尺で重量のある梯子や長尺の資材などを運搬するのに好適な、自動車のルーフキャリア装置に関するものである。
従来、例えば作業用の自動車のルーフ上に長尺の梯子やパイプ類などの資材を積載して運搬する場合、ルーフに取り付けたキャリア上に梯子やパイプ類を積み込み運搬することがある。
しかし、従来のルーフに取り付けたキャリア上に長い梯子やパイプ類を積み込み運搬する場合、長い寸法のものはかなりの重量があり、しかも作業用の自動車は積荷や人を多く運ぶ必要上、車種にワゴン形が多く利用されているが、これらの車体は一般的にルーフの位置が高く、重量のある梯子やパイプ類の積み降ろしはかなりの重労働で、労力負担が大きい。このため、積み込み位置を高くしないと積荷を持ち上げるのが困難なために脚立等を用いての作業となり、転落の恐れや足腰を痛めることがある等の問題点を有している。
このような問題点を解決するものとして、次のような自動車用ルーフキャリア装置が提案されている。このルーフキャリア装置は、車体のルーフに取り付けられたキャリアを手動でスライドさせて車体側面に降下させることができる(たとえば、特許文献1参照)。この装置では、ルーフを降下させて無理のない姿勢で積荷を積み降ろしすることができるため、前述したような危険性を回避することができる。しかし、キャリアの持ち上げを手動で行わなければならないため、重量物を積載するときには労力を要する。
また、別の自動車用ルーフキャリア装置として、同様に車体のルーフに取り付けられたキャリアを電動モーターにより降下および持ち上げ可能にした装置も提案されている。このルーフキャリア装置は、モーターを利用することによりキャリアの降下および持ち上げが労力をかけることなく行うことができる(たとえば、特許文献2参照)。しかし、モーターにかかる負担が大きく、出力の大きいモーターを使用しなければならない。そのためモーターが大型化され、ルーフキャリア装置の重量化や高価格化といった問題を引き起こしている。
さらに、これらのルーフキャリア装置は、キャリアをルーフ上に持ち上げた後、固定フックをかけるなどの手段を用いて、移動中の振動によりキャリアが勝手に降下するのを防がなければならない。また、そのような防止手段を用いる必要が無くても、車体の振動によりキャリアが振動して騒音の原因になることが多々ある。
特開昭61−146655号公報 特開平7−309174号公報
本発明は、前述したような従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので、降下させたキャリア(以下、キャリア本体ともいう)を軽い力でルーフ上に持ち上げることが可能で、振動や騒音の発生を減少させられ、しかも構造が簡単な自動車のルーフキャリア装置を提供しようとするものである。
上記の目的を達成するために本発明に係る自動車のルーフキャリア装置は、
車体のルーフ上に取り付けられ、キャリア本体が車体の側方または後方に降下可能なルーフキャリア装置において、前記キャリア本体の降下によりスプリングなどの付勢部材が変形し、前記キャリア部の上昇時には変形した前記付勢部材が復元して上昇にかかる負担を軽減させる構成を具備することを特徴とする。
請求項2記載のルーフキャリア装置は、車体のルーフ上に前後方向あるいは幅方向に間隔をあけて平行に取り付けられる複数の固定フレームと、これらの固定フレームに対して直交しかつ回転可能に設けられる回転軸と、この回転軸に基端が一体回転可能に固定され垂直方向に旋回する駆動アームと、前記駆動アームの先端に折り曲げ可能に一端が連結され滑動溝を備えた枠状のキャリア本体とを備え、このキャリア本体の一端側は前記駆動アームによって持ち上げられ、前記固定フレームの一端に設けられた案内輪または滑子を前記滑動溝内に沿って滑らせ車体の側方または後方に降下するルーフキャリア装置であって、
付勢部材の一端を前記固定フレームの前記回転軸鉛直上付近に止着するとともに、他端を前記駆動アームの先端部近傍に止着して前記キャリア本体の一端側の上昇および降下により前記付勢部材が変形し、前記キャリア本体の上昇および降下の開始時には変形した前記付勢部材が復元して上昇および降下にかかる負担を軽減するように構成したことを特徴とする。
請求項3に記載のように、前記駆動アームの先端部近傍と前記固定フレームとの間に直動型のアクチュエータを介設し、このアクチュエータを伸縮させることにより、前記駆動アームを回転させることができる。
請求項4に記載のように、前記回転軸を電動モータにより減速機構を介して回転させ、前記駆動アームを回転させることもできる。
請求項5記載のルーフキャリア装置は、
車体のルーフ上に取り付けられるキャリアベースと荷物を積載するキャリア本体とを備え、このキャリア本体の一端側を駆動フレームを介して持ち上げ可能に接続してキャリア本体の両側に滑動溝枠を設け、前記キャリアベースの昇降側端部に設けた案内輸または滑子を前記滑動溝枠内に沿って滑らせ前記キャリア本体が車体の側方または後方に昇降可能なルーフキャリア装置であって、
付勢部材の一端を前記キャリアベースの前記駆動フレーム軸支部付近に止着するとともに、他端を駆動フレームの先端部近傍に止着して前記キャリア本体の一端側の上昇および降下により前記付勢部材が変形し、前記キャリア本体の上昇および降下の開始時には変形した前記付勢部材が復元して上昇および降下にかかる負担を軽減するとともに、伸縮可能な駆動装置の両端をそれぞれ前記キャリア本体と前記キャリアベースとに軸支し、前記駆動装置が伸長して前記キャリア本体を傾斜させ、車体の側方または後方に滑降することを特徴とする。
上記構成を有する本願の請求項1〜5に係る各発明によれば、キャリア本体の降下時にスプリングなどの付勢部材を変形(通常、圧縮または伸長)させ、その復元しようとする力を利用してキャリア本体を上昇させるため、最も力が必要な上昇開始時にかかる負担を軽減することができ、手動で持ち上げる場合はもちろん、他の動力源を用いる場合においても小さいカで持ち上げることが可能になるから、装置全体の構造が簡単になり、コストや重量などを削減することができる。また、キャリア本体を収納した場合、スプリングな
どの付勢部材によって、その動きが拘束されるので、走行中に振動しにくく騒音の発生を抑えることができる。
また、請求項2〜5記載の各発明によれば、労力を伴わないでキャリア本体を昇降することができ、作業が楽になり、積荷を搭載する際の作業能率が著しく向上するものである。
たとえば、ワゴン車などの車体のルーフに取り付けて使用する、キャリアが車体側面または後面に降下可能なルーフキャリア装置において、付勢部材としてのスプリングをキャリアベース本体の特定位置に配置して前記キャリアの降下により前記スプリングを伸長または圧縮させ、前記キャリアの上昇時に前記スプリングが復元して上昇にかかる負担を軽減させる構成を具備させるものである。
以下、本発明をワゴン車に適用した実施例を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図5は本発明の実施例1に係る自動車用ルーフキャリア装置を示す図面である。
ルーフキャリア装置1は、図1に示されるような構造を有している。まず、車体30のルーフ31上で幅方向に、複数の固定フレーム2が平行に架設されてキャリアベースが構成される。前記固定フレーム2の両側下部には、ルーフ31の側縁部(車体30)に着脱可能に取り付けるための接続具3が装着されており、車体30に確実に固定される。なお、本実施例では接続具3をルーフ31に直接取り付けているが、市販の固定式ルーフキャリアなどを介して取り付けても構わない。また、各固定フレーム2の左側端部には、案内輪10が回動可能に設けられている。
平行に架設された固定フレーム2のうち一部には、左側端部から該固定フレーム2の長さ方向において約4分の1の位置に軸受け部12が着設されているとともに、別の固定フレーム2には、前記軸受け部12と同様の位置に駆動装置20が着設されている。そして、回転軸5が軸受け部12と駆動装置20により回動可能に軸支され、前記固定フレーム2と直交するように懸架されている。また、回転軸5の前後両端部には、駆動アーム6の基端が一体回転可能に固着されており、回転軸5の回転により、回転軸5を軸として駆動アーム6が垂直方向に旋回するよう構成されている。駆動アーム6の先端側には、キャリア本体8の一部を構成する横フレーム14が軸支部7を介して接続されている。また、横フレーム14の下部には案内枠11が設けられており、前記案内輪10を保持してスライド可能に設定されている。そして、梯子や脚立などの積荷を積載するキャリア本体8は前記横フレーム14と、該横フレーム14のそれぞれの両端に接続された縦フレーム13と、左側の縦フレーム13に設けられた落下防止具9により構成される。
図3に示すように、固定フレーム2において回転軸5の上方にあたる部分と駆動アーム6との間に、コイルスプリング15を設けている。この結果、図3−(a)に示すように、キャリア本体8が収納状態にあっては、コイルスプリング15によりキャリア本体8は左方向に付勢されているので、その動きが拘束され走行中でも振動しにくく、キャリア本体8の降下を開始するときは、コイルスプリング15の補助を受けることができる。
また、図3(c)に示すように、キャリア本体8が作業状態にあっては、コイルスプリング15によりキャリア本体8が右方向に付勢されているから、持ち上げを開始するとき、降下するときと同様にコイルスプリング15の補助を受けることができる、ただし、前述したように降下を開始するときよりも持ち上げを開始するときの方が大きなトルクを必
要とするため、キャリア本体8が作業状態にある場合においてコイルスプリング15の引き代が多く取れるように、固定フレーム2上のコイルスプリング15の接続部は、回転軸5の鉛直上より右側に設けることが望ましい。
駆動装置20は、図5に示すように電動モーター21と減速機22を備え、減速機20には本例ではウォームホイールが使用されている。ウォームギヤ22はモーター21の駆動軸21aに一体回転可能に取り付けられ、またホイールギヤ22bの中心孔部が回転軸5に一体回転可能に取り付けられる。この構成により、モーター21が回転して減速機22で減速されて回転軸5が回転し、駆動アーム6がゆっくりと一方向に旋回する。
このようにして構成される本実施例のルーフキャリア装置1は、前記駆動装置20とコード29aで接続されたリモートコントロールスイッチ29を操作することにより、駆動装置20を作動させてキャリア本体8の昇降を行う。まず、スイッチ29によりキャリア本体8を降下させる操作を行うと、回転軸5が図3中反時計回りに回転を始め、前記回転軸5に固着された駆動アーム6の先端側が起き上がって前記回転軸5と同様に図3中反時計回りに旋回する。そうすると軸支部7を介して接続されるキャリア本体8の車体30の中央部側が持ち上がり、ルーフ31の車体30の側面側に到達し、キャリア本体8自体は車体30の側面に降下することとなる。このとき車体30の側面側では、案内枠11が案内輪10を保持しているため、図3に示すようにキャリア本体8が案内輪10をガイドとして離れることなく降下することとなる。
また、キャリア本体8を上昇させるときは、降下させたときと逆の動作でルーフ31上に戻る。すなわち、スイッチ29により上昇の操作を行うと、回転軸5が図3中時計回りに回転を始め、駆動アーム6が時計回り方向に起き上がることで軸支部7をルーフ31上に引っ張り上げる形になり、キャリア本体8はルーフ31上に戻る。なおキャリア本体8が上昇しきった状態および降下しきった状態を感知する手段を用いて、前記スイッチ29と連動させることにより、上昇あるいは降下の際に自動的に停止させることができる。
本実施例のルーフキャリア装置1は、その構造上キャリア本体8への積荷の搭載作業状態から持ち上げを開始する時点で、最も大きな力がかかる。そこで後述するように駆動力補助のための付勢部材として本例ではコイルスプリング15を使用しているが、このコイルスプリング28を使用しない場合と使用する場合で、モーター21にかかる負担がどのように変化するか実験を行った。図6は下降位置にあるキャリア本体8に約40kgの積荷を積載し、持ち上げが完了するまでにモーター21にかかるトルクを表したグラフであり、縦軸は必要なトルク(N・mm)、横軸は時間(秒)を表す。また、実線で表した部分がコイルスプリング15を使用しないで積荷を持ち上げた場合であり、点線で表した部分がコイルスプリング15を使用した場合を表す。
今回の実験においては、上昇開始から約13秒で積載状態に達した。持ち上げ開始の時点で最大トルク175N・mmを要した。そこでコイルスプリング15を用いた本実施例のルーフキャリア装置1で同様の実験を行ったところ、持ち上げ開始の時点でかかるトルクが120N・mに減少し、コイルスプリング15が伸びきって持ち上げの補助力が失われた時点で計測した最大トルクは140N・mであった。したがって、コイルスプリング15を用いることにより、モ一ター21にかかる負担が大きく軽減されることが証明された。なお、コイルスプリング15を伸長させるのには、モーター21の力だけでなく、キャリア本体8が降下する際にかかる重力も利用しているためモーター21の出力以上の反発力をもつコイルスプリングを使用することもできる。
また、キャリア本体8の積載状態より降下を開始する時点においてモーター21にかかる負担については、明らかに作業状態からの持ち上げよりモーター21にかかる負担は小
さい。したがって、本実施例において降下を開始するためのコイルスプリングは特に必要でないが、設計の変更等により補助力が必要であれば取り付けてもよい。
以上説明したように、本実施例のルーフキャリア装置1は、補助ばね15を使用することによりキャリア本体8の持ち上げにかかる負担を軽減することができる。したがって、手動で持ち上げる場合はもちろん、モーター21を使用した場合においても持ち上げに要するトルクが小さくて済むから出力の小さいモーターを使用することができ、コストや重量を削減することができる。
なお、以上はあくまでも一実施例に過ぎず、本発明は決して上記実施例に限定されるものではない。例えば本実施例で用いた減速装置および各歯車の構成や補助ばねの位置などは自由に変更できるものであり、特に補助ばねに関してルーフキャリア装置内において固定された部分と可動する部分の両方に接続されてさえすればよい。また、補助ばね28を用いた実施例と引きばね15を用いた実施例は、それぞれ単独で使用しても良いし組み合わせて使用しても構わない。また、本実施例では押しばねと引きばねを用いたが、板ばねや捻りばねなどを用いても良いし、ゴムなどの伸縮性を有した素材であっても構わない。
次に、本発明の第2実施例に係る自動車用ルーフキャリア装置32は、図7に示されるような構造を有している。第一の実施例と同様に車体30のルーフ31上に設けられたルーフキャリア装置32は、複数の固定フレーム2が車体の幅方向に平行に架設され、前記固定フレーム2の両端下部にはルーフ31との接続具3が設けられ、車体30と確実に接続される。また、固定フレーム2の左側端部には、案内輪10が回動可能に設けられている。前記固定フレーム2の上部には、キャリア本体33が設置されている。また、前記キャリア本体33の下部には案内枠11が設けられており、前記案内輪10を保持して前記キャリア本体33がスライド可能に構成されている。そして前記キャリア本体33と前記固定フレーム2は伸縮可能な駆動装置34により接続されている。前記駆動装置34の両端にはそれぞれ軸支部35、36が設けられており、前記キャリア本体33と前記固定フレーム2に揺動可能に軸支されている。
このようにして構成される第二の実施例のルーフキャリア装置32は、前記駆動装置としての伸縮シリンダ34に接続されたスイッチ(図示せず)を操作することにより、伸縮シリンダ34を伸縮させてキャリア本体33の昇降を行うものである。まず、キャリア本体33が図7(a)にある状態から、前記スイッチによりキャリア本体33を降下させる操作を行うと、短縮状態にある伸縮シリンダ34が伸長し、キャリア本体33が車体30の側方に押し出される。そうしてキャリア33の重心が前記固定フレーム2の外側まで達するとキャリア本体33は傾倒して図7−(b)に示される状態になる。そしてさらに伸縮シリンダ34が伸長することで、キャリア33は完全に傾倒して車体30の側面に降下する。このときキャリア本体33は、前記案内輪10を前記案内枠11により保持しているため、図7(a)〜図7(c)に示されるようにキャリア本体33が案内輪10をガイドとして離れることなく降下することとなる。なお、前記案内枠11の両端には、前記案内輪10が脱落しないような機構を設けておくことが望ましい。
また、キャリア本体33を上昇させるときは、降下のときと逆の手順でルーフ31上に戻るものである。すなおち、キャリア本体33が図7(c)にある状態から前記スイッチによりキャリア本体33を上昇させる操作を行うと、伸張状態にある伸縮シリンダ34が短縮し、キャリア本体33がル一フ31上に引き戻される。なお、キャリア本体33が上昇しきった状態および降下しきった状態を感知する手段を用いることで、上昇あるいは降下の際に自動的に停止させるようにすることが望ましい。
なお、第2実施例に係るルーフキャリア装置32においても、当然に降下より上昇の
方が大きなトルクを必要とするため、第1の実施例に使用したようにコイルスプリング37を用いた補助動力を用いている。すなわち、キャリア本体33と固定フレーム2間に引きばね37を介設し、キャリア本体33が降下状態にあるときに伸縮シリンダ34の補助となるようにしている。
以上説明したように、本発明の第2実施例のルーフキャリア装置32は、キャリア本体33を自由に昇降させることができ、しかも労力を伴わないものであるから従来のルーフキャリア装置とは異なり、作業負担が軽減され作業能率も著しく向上するものである。
図8〜図10は本発明の第3実施例に係るルーフキャリア装置を示すもので、
これらの図に示すように、本例のルーフキャリア装置41は車体30のルーフ31上に、一対の固定フレーム42を備えたキャリアベース40が前後方向に間隔をあけて幅方向にわたって平行に連結具43で着脱自在に装着されている。枠体状のキャリア本体44は固定フレーム42の一端部に軸着された案内輪45を取り囲むように、断面コの字形の横フレーム(滑動溝枠)46が嵌め込まれ、固定フレーム2に対しキャリア本体44の水平移動および垂直方向への旋回ならびに傾斜移動が案内輪45を介して誘導される。
前後の固定フレーム42の長さのほぼ1/4の位置間に図9のように支持フレーム47が跨って架設され、この支持フレーム47に方形枠状の一対の駆動フレーム48の下端が中央部に間隔をあけて軸支されている。
各駆動フレーム48の上端はキャリア本体44の一方の縦フレーム49に蝶番(図示せず)を介して折り曲げ可能に接続されている。また、各駆動フレーム48の外側部と支持フレーム47の垂直片47aとの間に、引っ張りばねとしてのコイルスプリング50が張設されている。前後の駆動フレーム48は連結フレーム51によって連結されており、この連結フレーム51と支持フレーム47との間に電動式直動形アクチュエータ52が介設されている。このアクチュエータ52には、自動車用バッテリーで駆動可能な「リニアウォーム(株式会社マキシンコー)」などが好適である。アクチュエータ52の上下両端部は、ブラケットを介してそれぞれ枢支連結される。
その他の構成は、図1あるいは図7に示した上記の2つの実施例に共通するので、共通する部材は同一の符号を用いて説明を省略する。なお、使用態様についても、図8〜図10に示すように、キャリア本体44が固定フレーム42上に水平に載置された姿勢から、アクチュエータ52をリモートコントロールスイッチ29により伸長させることによって、駆動フレーム48が下端を中心に垂直方向へ徐々に起立してキャリア本体44の一側方が他側方の案内輪45を中心に上方へ持ち上がり、案内輪45に誘導されてキャリア本体44の横フレーム46が移動し、図10のようにキャリア本体44が傾斜して落下防止具9側が車体30の側方へ下降する。この状態で、たとえば梯子を積み込み、スイッチ29を操作してアクチュエータ52を収縮させれば、キャリア本体44は傾斜した姿勢で上方へ移動し、駆動フレーム48が旋回して反対側へ折り畳まれることによってキャリア本体44は水平な姿勢になって固定フレーム42上に載置される。
上記の各実施例では固定フレーム2を車体30の左右方向に平行に設置して、キャリア本体8・33・44を前記車体30の左側方に降下するよう設定しているが、左右反転させてキャリア本体8・33・44を車体30の右側方に降下するようにしてもよいし、固定フレーム2を車体前後方向に平行に設置して車体30の後方に降下するようにしても同様の効果が得られるものである。
本発明の第1実施例に係るルーフキャリア装置の斜視図である。 第1実施例に係るルーフキャリア装置を車体のルーフに装着した状態を表す図である。 第1の実施例に係るルーフキャリア装置の動作を表す図である。 第1の実施例に係るルーフキャリア装置であって、固定フレーム2とキャリア本体8との関係を表した部分拡大図である。 第1の実施例に係るルーフキャリア装置の駆動装置および減速装置の内部を表す図である。 第1の実施例に係るルーフキャリア装置においてモーターが要するトルクを表すグラフである。 本発明の第2の実施例に係るルーフキャリア装置の動作を表す図である。 本発明の第3の実施例に係るルーフキャリア装置を示すもので、図8(a)は正面図、図8(b)は案内輪10の部分の拡大図で後方から見た斜視図である。 図9(a)は作業開始前のキャリア本体が水平状態を示す斜視図、図9(b)はキャリア本体が下降途中の状態を示す斜視図である。 キャリア本体が完全に下降した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1・35・41 ルーフキャリア装置
2 固定フレーム
3 接続具
5 回転軸
6 駆動アーム
7 軸支部
8・33・44 キャリア本体
9 落下防止具
10 案内輪
11 案内枠
12 軸受け部
13 縦フレーム
14 横フレーム
15・37・50 コイルスプリング
20 駆動装置
21 モーター
22 減速装置
23 ウォームギア
24 ウォームホイール
29 スイッチ
30 車体
31 ルーフ
40 キャリアベース









Claims (5)

  1. 車体のルーフ上に取り付けられ、キャリア本体が車体の側方または後方に降下可能なルーフキャリア装置において、
    前記キャリア本体の降下によりスプリングなどの付勢部材が変形し、前記キャリア部の上昇時には変形した前記付勢部材が復元して上昇にかかる負担を軽減させる構成を具備すること
    を特徴とする自動車のルーフキャリア装置。
  2. 車体のルーフ上に前後方向あるいは幅方向に間隔をあけて平行に取り付けられる複数の固定フレームと、これらの固定フレームに対して直交しかつ回転可能に設けられる回転軸と、この回転軸に基端が一体回転可能に固定され垂直方向に旋回する駆動アームと、この駆動アームの先端に折り曲げ可能に一端が連結され滑動溝を備えた枠状のキャリア本体とを備え、このキャリア本体の一端側は前記駆動アームによって持ち上げられ、前記固定フレームの一端に設けられた案内輪または滑子を前記滑動溝内に沿って滑らせ車体側面または後面に降下するルーフキャリア装置であって、
    付勢部材の一端を前記固定フレームの前記回転軸鉛直上付近に止着するとともに、他端を前記駆動アームの先端部近傍に止着して前記キャリア本体の一端側の上昇および降下により前記付勢部材が変形し、前記キャリア本体の上昇および降下の開始時には変形した前記付勢部材が復元して上昇および降下にかかる負担を軽減するように構成したこと
    を特徴とする自動車のルーフキャリア装置。
  3. 前記駆動アームの先端部近傍と前記固定フレームとの間に直動型のアクチュエータを介設し、このアクチュエータを伸縮させることにより、前記駆動アームを旋回させる請求項2記載の自動車のルーフキャリア装置。
  4. 前記回転軸を電動モータにより減速機構を介して回転させ、前記駆動アームを旋回させることを特徴とする請求項2記載の自動車のルーフキャリア装置。
  5. 車体のルーフ上に取り付けられるキャリアベースと荷物を積載するキャリア本体とを備え、このキャリア本体の一端側を駆動フレームを介して持ち上げ可能に接続してキャリア本体の両側に滑動溝枠を設け、前記キャリアベースの昇降側端部に設けた案内輸または滑子を前記滑動溝枠内に沿って滑らせ前記キャリア本体が車体の側方または後方に昇降可能なルーフキャリア装置であって、
    付勢部材の一端を前記キャリアベースの前記駆動フレーム軸支部付近に止着するとともに、他端を駆動フレームの先端部近傍に止着して前記キャリア本体の一端側の上昇および降下により前記付勢部材が変形し、前記キャリア本体の上昇および降下の開始時には変形した前記付勢部材が復元して上昇および降下にかかる負担を軽減するとともに、伸縮可能な駆動装置の両端をそれぞれ前記キャリア本体と前記キャリアベースとに軸支し、前記駆動装置が伸長して前記キャリア本体を傾斜させ、車体の側方または後方に滑降すること
    を特徴とする自動車のルーフキャリア装置。
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