JP2010083413A - 車両用昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降使用時に、車室外にプラットホームを、その前後長を自動的に所要長に伸長して水平に繰り出し、格納時に、プラットホームを自動的に縮小して車両室内に起立状態に収容する車両用昇降装置を提供する。
【解決手段】プラットホーム4をメインプラットホーム4aに対して伸縮移動するサブプラットホーム4bとから構成すると共にサブプラットホーム4bをメインプラットホーム4aに対してプラットホーム4の全長巾に移動するように付勢して設け、プラットホーム4の格納起立時にメインプラットホーム4aの基端部4a1とサイドフレーム3の下端部3bとに発生する相対回動を利用してサブプラットホーム4bをメインプラットホーム4aに対して前記拡張付勢力に抗して縮小側へ牽引移動し、格納起立時にプラットホーム4を自動的に縮小する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両室内に設置され、昇降使用時には、車両室外にプラットホームを、その前後長を自動的に所要長に伸長して水平に繰り出し、格納時には、プラットホームを自動的に縮小して車両室内に起立状態に収容する車両用昇降装置に関するものである。
従来、特許文献1には、昇降台(プラットホーム)11を主昇降台(メインプラットホーム)30、中間フレーム31および補助昇降台(サブプラットホーム)32にて構成し、前記中間フレーム31は主昇降台30に、前記補助昇降台32は中間フレーム31に支持させ、昇降台使用時には、主昇降台30に配備した油圧復動ピストンによりX型連結リンク43を伸長して補助昇降台32を主昇降台30より大きく張り出し、格納時には前記X型連結リンク43を縮小して補助昇降台32を主昇降台30に格納する車両用昇降装置が提案されている。
特許文献2には、車体に固定されていて前端が当該車体の開閉口近傍に至る水平方向案内レールと、該案内レールにより水平方向に移動自在に支持されたランナと、基端部が前記ランナに枢着されたメインアームと、該メインアームの先端部が枢着されたサイドフレームと、前記メインアーム基端部の枢着点と同心で前記ランナに固定された第1の円弧部材と、前記メインアーム先端部の枢着点と同心で前記サイドフレームに固定された第2の円弧状部材と、一端が前記ランナに固定され、前記第1及び第2の円弧部材の外周部に張架されて他端が前記サイドフレームに固定される鎖状、帯状乃至紐状体と、前記サイドフレームに前後方向に摺動自在に取り付けられたプラットホームと、前記車体の開閉口近傍位置に枢支された昇降補助アームとを備え、前記鎖状、帯状乃至紐状体の前記第1及び第2の円弧部材間の長さが前記メインアームの枢着点間の距離に略一致しており、前記ランナを前記案内レールの前後方向に駆動することで、前記メインアームの中間部分が前記昇降補助アームで支えられて当該メインアームが回動し、前記プラットホームを略水平状態で昇降させる車両用スライド式昇降装置が提案されている。
特開平5−208639号公開公報 特許第2992290号特許公報
前記特許文献1は、主昇降台30に油圧復動ピストンによる駆動源を配備するため、油圧回路装置と、これに連係するX型連結リンク43を別個に配備する必要があり、コスト高となるものである。
前記特許文献2は、油圧回路駆動源から電動機等の駆動源に換えるため、構成の簡素化には寄与するが、プラットホームのガイド機構及び昇降機構が複雑となる欠点がある。
本発明は、サイドフレームに枢支されるプラットホームが格納時又は繰り出し時に回動する回転力を利用してワイヤーロープを牽引又は弛緩して自動的にプラットホームを縮小又は伸長する車両用昇降装置の提供にある。
本発明は、車両に設置したベースに軸支されて動力源により起伏するアッパーリンクとロアリンクとこのアッパーリンクとロアリンクに軸支されるサイドフレームにより構成される平行四辺形リンクと、平行四辺形リンクのサイドフレームの下端部に枢支されて起立自在であると共に定姿勢に保持されて昇降するプラットホームを備える車両用昇降装置において、前記プラットホームをメインプラットホームに対して伸縮移動するサブプラットホームとから構成すると共にサブプラットホームをメインプラットホームに対してプラットホームの全長巾に移動するように付勢して設け、プラットホームの格納起立時にメインプラットホームの基端部とサイドフレームの下端部とに発生する相対回動を利用してサイドフレームの下端部とサブプラットホームとに差し渡したワイヤーロープによりサブプラットホームをメインプラットホームに対して拡張付勢力に抗して縮小側へ牽引移動し、格納起立時にプラットホームを自動的に縮小する車両用昇降装置にある。
本発明は、車両に設置したベースに軸支されて動力源により起伏するアッパーリンクとロアリンクとこのアッパーリンクとロアリンクに軸支されるサイドフレームにより構成される平行四辺形リンクと、平行四辺形リンクのサイドフレームの下端部に枢支されて起立自在であると共に定姿勢に保持されて昇降するプラットホームを備える車両用昇降装置において、前記プラットホームをメインプラットホームに対して伸縮移動するサブプラットホームとから構成すると共にサブプラットホームをメインプラットホームに対してプラットホームの全長巾に移動するように付勢して設け、プラットホームの格納起立時に、前記サイドフレームの下端部と、該下端部に枢支されるメインプラットホームの基端部がサイドフレームの下端部とに発生する相対回動を利用し、プラットホームの基端部の先端側に備えるシーブと、サイドフレームの下端部の備えシーブとに、一端がサイドフレーム下端部に固定接続したワイヤーロープを巻回張設した後、該ワイヤーロープの他端側をサイドフレームの下端部の前記枢軸より後方に配備したシーブに張設案内し、該ワイヤーロープの他端をサブプラットホームの後端に固定接続して格納時にメインプラットホームに対して付勢されるサブプラットホームを牽引移動し、サブプラットホームの一部をメインプラットホームに重合し、プラットホームの全長を縮小する車両用昇降装置としてもよいものである。
本発明は、連接係合従動部を軸支する支軸によりV字型二節リンクを構成する一方のリンクと、他方のリンクの各先端部を軸着し、一方のリンクの反対の基端部は、サイドフレームのロアリンクの先端部の支軸とプラットホームの基端部を枢支する枢軸との中間に配備する中間軸に軸着連結し、他方のリンクの反対の基端部は、プラットホームの基端部の前端に支軸をもって軸着連結し、アッパーリンクとロアリンクを油圧シリンダー駆動源の作動により回動起立させて、ロアリンクとサイドフレームの対応面を接近してロアリンクの背面に前記連接係合従動部を連接し、この連接係合従動部を後方に押し出し、サイドフレームの中間軸を基点にV字型二節リンクを拡開し、プラットホームの基端部を下方へ押下げて、枢軸を中心にプラットホームを回動して起立するプラットホームの起立格納機構を備え、格納時にメインプラットホームに対して常時伸長状態に付勢されるサブプラットホームを牽引移動し、サブプラットホームの一部をメインプラットホームに重合し、プラットホームの全長を縮小する車両用昇降装置としてもよいものである。
本発明は、プラットホームの繰り出し又は格納により自動的にプラットホーム伸長又は縮小を行うことができる。
特別な動力源を新設することなくメイン昇降動力源を利用でき、コスト上において有利である。
車両に設置したベースにアッパーリンクとロアリンクの基端部を離隔して軸支し、このアッパーリンクとロアリンクの先端部を離隔してサイドフレームの上端部に軸支して支架すると共に、前記ベースとアッパーリンク又はロアリンクの上部に油圧シリンダー駆動源を配備し、平行四辺形リンクの基端部を中心とする起伏回動によりサイドフレームに対して定姿勢に保持してサイドフレームに支架されるプラットホームの昇降作動とサイドフレームに対してプラットホームの起立格納昇降作動をする車両用昇降装置において、連接係合従動部を軸支する支軸によりV字型二節リンクを構成する一方のリンクと、他方のリンクの各先端部を軸着し、一方のリンクの反対の基端部は、サイドフレームのロアリンクの先端部の支軸とプラットホームの基端部を枢支する枢軸との中間に配備する中間軸に軸着連結し、他方のリンクの反対の基端部は、プラットホームの基端部の前端に支軸をもって軸着連結し、アッパーリンクとロアリンクを油圧シリンダー駆動源の作動により回動起立させて、ロアリンクとサイドフレームの対応面を接近してロアリンクの背面に前記連接係合従動部を連接し、この連接係合従動部を後方に押し出し、サイドフレームの中間軸を基点にV字型二節リンクを拡開し、プラットホームの基端部を下方へ押下げて、枢軸を中心にプラットホームを回動して起立するプラットホームの起立格納機構を備え、前記サイドフレームの下端部と、該下端部に枢支されるメインプラットホームとサブプラットホームとから設けられるプラットホームの基端部がプラットホームの基端部の先端側に備えるシーブとサイドフレームの下端部に備えるシーブに、一端がサイドフレーム下端部に固定接続したワイヤーロープを巻回張設した後、該ワイヤーロープの他端側をサイドフレームの下端部の前記枢軸より後方に配備したシーブに張設案内し、該ワイヤーロープの他端をサブプラットホームの後端部に固定接続してなるプラットホーム牽引機構を備え、格納時にメインプラットホームに対して常時伸長状態に付勢されるサブプラットホームを牽引移動し、サブプラットホームの一部をメインプラットホームに重合し、全長を縮小する車両用昇降装置。
本発明の車両用昇降装置を、実施の一例として示す図面により説明すると、本発明の車両用昇降装置1は、平行四辺形リンク2と、この平行四辺形リンク2のサイドフレーム3に支架され、メインプラットホーム4aとサブプラットホーム4bとから構成されると共にサブプラットホーム4bがメインプラットホーム4aに一部を重合して伸縮自在に設けられるプラットホーム4と、該プラットホーム4を格納時にサイドフレーム3に対して起立するプラットホーム格納起立機構5と、該プラットホーム4を車室外へ繰り出し時に自動的に伸長し、車室内に格納時に自動的に縮小するプラットホーム牽引機構6から構成されるものである。
前記平行四辺形リンク2は、車両7の床面7aに取付けられるベース板8に起立するブラケット9に、アッパーリンク10とロアリンク11とが、夫々の基端部10a、11aが車両7の床面7aから上下、かつ、前後に離隔して支軸12a、13aをもって回動自在に軸支され、各軸支点から同一の距離の夫々の上端部10b、11bが、前記基端部10a、11aの上下と前後の離隔とほぼ同一の間隔で上下と前後に離隔してサイドフレーム3の上端部3aに支軸12b、13bをもって回動自在に軸支され、前記ロアリンク11をブラケット9に軸支する支軸13aと、前記アッパーリンク10の上端寄り適所に支架する支軸14とに油圧シリンダー駆動源15が差渡配備される。この油圧シリンダー駆動源15は、油圧ポンプ(図示しない)を具えたオイル給排装置(図示しない)に接続している。
前記プラットホーム4は、メインプラットホーム4aの基端部4a1を前記平行四辺形リンク2のサイドフレーム3の下端部3bに枢軸16をもって起伏自在に軸支され、また、メインプラットホーム4aの基端部4a1の外面に配備されたストッパー17と前記サイドフレーム3の下端部3bの前縁3b1が衝突することによってプラットホーム4のメインプラットホーム4a及びサブプラットホームの先端側の重力による回動が停止してメインプラットホーム4a及びサブプラットホームからなるプラットホーム4の積載面4cの水平位置を維持するように設けられている。
前記メインプラットホーム4aの先端部4a2を含む両側には、内向の枠型レール18(他方側のレール18の図示を省略、以下同じ。)が設けられる。該レール18にサブプラットホーム4bの基端部4b1に突設した支杆19が嵌入し、支杆19の先端部19aに前後に離隔して軸支するローラ20a、20bが前記枠型レール18の連接し、メインプラットホーム4aに対してサブプラットホーム4bが前後にスライド自在に支承される。
サブプラットホーム4bの上面床板21は、サブプラットホーム4bがメインプラットホーム4aに一部を重合して、全長を縮小する時、メインプラットホーム4aの上面床板22の上方から重合する間隙23が支杆19との間に設けられている。
図2に示すように、メインプラットホーム4aの基端部4a1とサブプラットホーム4bの基端部4b1とには、支軸24、25で連結される拡張カスバー26が差渡され、メインプラットホーム4aに対してサブプラットホーム4bを押し出し、そのプラットホーム4を常時伸長状態に付勢している。
前記プラットホーム4を格納時にサイドフレーム3に対して起立するプラットホーム格納起立機構5は、V字型二節リンク29を、一方のリンク29aと、他方のリンク29bの各先端部29a1、29b1を連接係合従動部27に支軸28により軸支し、一方のリンク29aの基端部29a2を、サイドフレーム3のロアリンク11の先端部11bの支軸13bとプラットホーム4のメインプラットホーム4aの基端部4a1を枢支する枢軸16との中間に配備する中間軸30に軸着連結し、他方のリンク29bの基端部29b2を、プラットホーム4のメインプラットホーム4aの基端部4a1の前端に支軸31をもって軸着連結して構成し、該V字型二節リンク29を前記サイドフレーム3及びプラットホーム4に連係してプラットホーム格納起立機構5構成し、前記アッパーリンク10とロアリンク11を前記油圧シリンダー駆動源15の作動により回動起立させて、ロアリンク11とサイドフレーム3の対応面を接近・連接してロアリンク11の背面に前記連接係合従動部27を連接し、この連接係合従動部27を後方に押し出し、サイドフレーム3の中間軸30を基点にV字型二節リンク29を拡開してプラットホーム4のメインプラットホーム4aの基端部4a1を下方へ押下げるから、プラットホーム4は枢軸16を中心に回動して起立するものである。
図4に示すように、前記ロアリンク11の背面に導入孔部11cと、その上方側に接続する上部側係合孔11d1と、反対の下方側に接続する下部側係合孔11d2を開口し、導入孔部11cに前記V字型二節リンク29の連接係合従動部27の連接面に突出する係合軸32を嵌入した後、連接係合従動部27の移動により係合軸32の先端に形成される鍔部32aを前記上部側係合孔11d1又は下部側係合孔11d2に内側から係合し、前記ロアリンク11と前記V字型二節リンク29を相互に動揺しないようにしている。
前記プラットホーム牽引機構6は、前記のように、プラットホーム4をメインプラットホーム4aとサブプラットホーム4bから構成すると共に、その一部を重合して全長を伸縮するように構成し、かつ拡張ガスバー26を両者間に差渡し、常時最大長に伸長するように付勢したものにおいて、前記サイドフレーム3の下端部3bの枢軸16より後方側にシープ33を配備し、同じくサイドフレーム3の前記V字型二節リンク29の一方のリンク29aの基端部29a2を軸支する中間軸30と枢軸16との中間にシーブ34を配備し、さらに、メインプラットホーム4aの基端部4a1を枢支する枢軸16より前端側で支軸31にシーブ35を配備し、サブプラットホーム4bの先端部4b2に取り付けた支軸36にワイヤーロープ37の一端を取付け接続し、該ワイヤーロープ37の他端側を前記シーブ33、シーブ34及びシーブ35の順序で図面に示すように張設した後、他端をシーブ34の近傍のサイドフレーム3に設けた支軸38に取付接続し、図1に示すように、プラットホーム4aとサブプラットホーム4bから構成されるプラットホーム4がサイドフレーム3に水平に支持され、プラットホーム4の前フラッパ39は伏倒して先端を車両7の床面7aに連接した状態でメインプラットホーム4aに対してサブプラットホーム4bが伸長状態になるように、ワイヤーロープ37が張設される。
前述のように、プラットホーム格納起立機構5が起立作動をすると、メインプラットホーム4aの基端部4a1は、枢軸16を中心に回動し、前記プラットホーム牽引機構6は、プラットホーム4の起立によりシーブ35を軸支する支軸31は下方に回動し、シーブ34との間隔を拡大し、ワイヤーロープ37は、他端をサイドフレーム3の支軸38に固定しているので、その一端の支軸36を介してサブプラットホーム4bを、ガスバー36の拡張力に抗してこれを圧縮して縮小側に牽引移動する。そして、図7、図8に示すように、メインプラットホーム4aにサブプラットホーム4bを一部重合し、その全長を縮小するものである。
プラットホーム格納起立機構5が伏倒作動をする場合は、前記の反対に、シーブ35とシーブ34との間隔を狭めてワイヤーロープ37を弛緩させるので、ガスバー36の拡張力によりサブプラットホーム4bを移動し、プラットホーム4を伸長させて昇降使用状態の全長に復帰するものである。
図において、40は後フラッパ、41は手すりである。手すり41は、前記V字型二節リンク29の一方のリンク29aの基端部29a2と一体に設けている。そして、図8の位置まで油圧シリンダー駆動源15によりプラットホーム4を起立作動することができ、さらに、手すり41を実線の位置から仮線の位置に手動で移動して、V字型二節リンク29を移動し、係合軸32とロアリンク11を圧接して全体のロックを掛けることができる。
本発明の車両用昇降装置は、特別な動力源を新設することなく、昇降装置に備える油圧シリンダー駆動源を利用して行うプラットホームの繰り出し又は格納により自動的にプラットホーム伸長又は縮小を行うことができ、取扱いが簡易であるばかりでなく、製造コストにおいて有利である。
本発明の車両用昇降装置において、プラットホームを所要長に伸長して水平に展開し、倒立する前フラッパを車両の床面とプラットホームに差し渡し、後フラッパを起立した状態を示す全体側面図である。 同じく、本発明の車両用昇降装置において、プラットホームを所要長に伸長して水平に展開し、倒立する前フラッパを車両の床面とプラットホームに差し渡し、後フラッパを機構の説明上、倒した状態を示す片側全体平面図である。 本発明の車両用昇降装置において、プラットホームを格納上昇して、その長さの縮小と起立する状態を示す全体側面図である。 ロアリンクの背面上の係合スリットとV字型二節リンクの連接係合従動部を示す部分斜視図である。 プラットホーム格納起立機構とメインプラットホームに対してサブプラットホームを牽引する牽引機構を示す部分拡大側面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の車両用昇降装置において、プラットホームを格納起立して、メインプラットホームに対してサブプラットホームの一部を重合してプラットホームの全長を縮小する状態を示す全体側面図である。 本発明の車両用昇降装置において、プラットホームの最終格納起立状態を示す全体側面図である。
符号の説明
1 本発明の車両用昇降装置
2 平行四辺形リンク
3 サイドフレーム
3a 上端部
3b 下端部
3b1 前縁
4 プラットホーム
4a メインプラットホーム
4a1 基端部
4a2 先端部
4b サブプラットホーム
4b1 基端部
4c 積載面
5 プラットホーム格納起立機構
6 プラットホーム牽引機構
7 車両
7a 床面
8 ベース板
9 ブラケット
10 アッパーリンク
10a 基端部
10b 上端部
11 ロアリンク
11a 基端部
11b 上端部
11c 導入孔部
11d1 上部側係合孔
11d2 下部側係合孔
12a 支軸
12b 支軸
13a 支軸
13b 支軸
14 支軸
15 油圧シリンダー駆動源
15b 支軸
16 枢軸
17 ストッパー
18 枠型レール
19 支杆
19a 先端部
20a ローラ
20b ローラ
21 上面床板
22 上面床板
23 間隙
24 支軸
25 支軸
26 拡張カスバー
27 連接係合従動部
28 支軸
29 V字型二節リンク
29a 一方のリンク
29a1 先端部
29a2 基端部
29b 他方のリンク
29b1 先端部
29b2 基端部
30 中間軸
31 支軸
32 係合軸
32a 鍔部
33 シーブ
34 シーブ
35 シーブ
36 支軸
37 ワイヤーロープ
38 支軸
39 前フラッパ
40 後フラッパ
41 手すり

Claims (3)

  1. 車両に設置したベースに軸支されて動力源により起伏するアッパーリンクとロアリンクとこのアッパーリンクとロアリンクに軸支されるサイドフレームにより構成される平行四辺形リンクと、平行四辺形リンクのサイドフレームの下端部に枢支されて起立自在であると共に定姿勢に保持されて昇降するプラットホームを備える車両用昇降装置において、前記プラットホームをメインプラットホームに対して伸縮移動するサブプラットホームとから構成すると共にサブプラットホームをメインプラットホームに対してプラットホームの全長巾に移動するように付勢して設け、プラットホームの格納起立時にメインプラットホームの基端部とサイドフレームの下端部とに発生する相対回動を利用してサイドフレームの下端部とサブプラットホームとに差し渡したワイヤーロープによりサブプラットホームをメインプラットホームに対して拡張付勢力に抗して縮小側へ牽引移動し、格納起立時にプラットホームを自動的に縮小する車両用昇降装置。
  2. 車両に設置したベースに軸支されて動力源により起伏するアッパーリンクとロアリンクとこのアッパーリンクとロアリンクに軸支されるサイドフレームにより構成される平行四辺形リンクと、平行四辺形リンクのサイドフレームの下端部に枢支されて起立自在であると共に定姿勢に保持されて昇降するプラットホームを備える車両用昇降装置において、前記プラットホームをメインプラットホームに対して伸縮移動するサブプラットホームとから構成すると共にサブプラットホームをメインプラットホームに対してプラットホームの全長巾に移動するように付勢して設け、プラットホームの格納起立時に、前記サイドフレームの下端部と、該下端部に枢支されるメインプラットホームの基端部がサイドフレームの下端部とに発生する相対回動を利用し、プラットホームの基端部の先端側に備えるシーブと、サイドフレームの下端部の備えシーブとに、一端がサイドフレーム下端部に固定接続したワイヤーロープを巻回張設した後、該ワイヤーロープの他端側をサイドフレームの下端部の前記枢軸より後方に配備したシーブに張設案内し、該ワイヤーロープの他端をサブプラットホームの後端に固定接続して格納時にメインプラットホームに対して付勢されるサブプラットホームを牽引移動し、サブプラットホームの一部をメインプラットホームに重合し、プラットホームの全長を縮小する車両用昇降装置。
  3. 連接係合従動部を軸支する支軸によりV字型二節リンクを構成する一方のリンクと、他方のリンクの各先端部を軸着し、一方のリンクの反対の基端部は、サイドフレームのロアリンクの先端部の支軸とプラットホームの基端部を枢支する枢軸との中間に配備する中間軸に軸着連結し、他方のリンクの反対の基端部は、プラットホームの基端部の前端に支軸をもって軸着連結し、アッパーリンクとロアリンクを油圧シリンダー駆動源の作動により回動起立させて、ロアリンクとサイドフレームの対応面を接近してロアリンクの背面に前記連接係合従動部を連接し、この連接係合従動部を後方に押し出し、サイドフレームの中間軸を基点にV字型二節リンクを拡開し、プラットホームの基端部を下方へ押下げて、枢軸を中心にプラットホームを回動して起立するプラットホームの起立格納機構を備え、格納時にメインプラットホームに対して常時伸長状態に付勢されるサブプラットホームを牽引移動し、サブプラットホームの一部をメインプラットホームに重合し、プラットホームの全長を縮小する請求項1又は請求項2の車両用昇降装置。
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