JPS63263144A

JPS63263144A - 車輛用昇降装置

Info

Publication number: JPS63263144A
Application number: JP9790487A
Authority: JP
Inventors: Yoshitoshi Shimoda; 俊寿下田
Original assignee: Wako Kogyo KK
Current assignee: Wako Kogyo KK
Priority date: 1987-04-21
Filing date: 1987-04-21
Publication date: 1988-10-31
Also published as: JPH055694B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は車輛に装置され、重量物の積み込みおよび積
降しに使用される昇降装置に関する。

従来の技術従来、市場にみられるこの種装置は、主要部材を重量物
をのせるプラットフォームと、これを車輛の荷台面とを
昇降させる支杆とから構成されるが、プラットフォーム
と支杆とは常時一体に連結し、荷役作業時にはプラット
フォームは水平に保持され、格納時には起立し、コンパ
クトに縮少する型式のものが多い。

発明が解決しようとする問題点従来のこの種装置が、格納時にプラットフォームを起立
させるため、貨物自動車では、荷台の後端荷支承板を兼
用させるが、乗用車として車椅子を利用する者をのせる
場合には、後部乗降口をふさぐ欠点がある。そこでプラ
ットフォームを折畳み可及的コンパクトに構成すると共
に横向に起立し、昇降装置の横に非常用退出スペースを
確保している。したがって昇降装置の構成が複雑で高価
となる欠点があった。

この発明はかかる欠点を解消しようとするものであって
、格納時における退出スペースを広く、装置の構成を簡
単、堅牢にすることを目的になされたものであ、る。

問題点を解決するための手段車輛に装備された駆動装置に支持され、左右が平行して
上下に昇降する掛合支架部を前後に所要長さ水平に存し
て下端内側に突出して具えるサイドフレームと、その左
右掛合支架部に後方から掛合するアウターレールを両側
端に備えるメインプレートおよびこのメインプレートの
アウターレールの内側に並設されるインナーレールに、
両側端に設けられる係合部を係合し、前方へ引き出し自
在に装着されるスライドプレートから設けられたプラッ
トフォームとからなる車輛用昇降装置にある。

実施例以下、本発明を実施の一例を示す図面により説明すると
、１は引き出し型のプラットフォームであって、メイン
プレート２とそのメインプレート内にランナー３を介在
し、収納するスライドプレート４とから構成される。メ
インプレート２は両側端面を左右平行に設け、側板５．
５を先端縁に一体に接続しだコ字形のアウターレール６
．６が設けられ、両サイドフレーム７．７の下端内側に
、前後に所要の間隔で突設された支軸８．８に遊支され
るガイドローラー１０．１１、すなわち掛合支架部を嵌
入し、両サイドフレーム７．７に対し前後にスライド自
在に支架されると共に後端にストッパー１２がアウター
レール６．６の内入面に設けられ、サイドフレーム７．
７に対して前方へ引き出された状態−固定できるように
設けられる。

メインプレート２はコ字形のアフターレール６．６の内
側にランナー３のランナーフレーム１３．１３を嵌装す
るランナー用コ字形のインナーレール１４．１４を具え
、る０ランナーフレーム１３．１３はバー１５．１６に
より前後部を連結される。

ランナー３のランナーフレーム１３．１３は内側面にス
ライドプレート４０両側端面に、突出する耳状の係合突
縁１７．１７を嵌入するスリン）　１８．１８を開口し
、その内方には上下より係合突縁１７．１７に連接して
支承する一対のスペースローラー１９およびコネクトロ
ーラー２０を後部、中央部および前部とに、図示の如く
所要の間隔を存して配設し、そのなかでコネクトローラ
ー２０はランナーフレーム１３．１３の底面より下方へ
突出し、メインプレート２のアウターレール６．６の内
底面に接する。ランナーフレーム１３．１３の後端上面
に突出するサポートローラー２１．２１を配設し、同じ
くメインプレート２のアウターレール６．６の内入面に
接する。

そして２２はメインプレート２に取付けるストッパーで
、ランナー３の前端側外れ止め防止であり、２３はスラ
イドプレート４に取付けるストッパーでランナー３から
の外れ止となる。

まだ車輛２４のフロア２５の下方に、前記プラットフォ
ームｌの格納ボックス２６を設け、前端を開口させ、プ
ラットフォーム１が第１図仮棟の状態に昇降したとき、
サイドフレーム７．７から後方に押して纏老移動し、最
後にガイドローラー１０，１１より外して格納する。格
納ボックス２６内は、スライドしやすいように上下にス
ライドローラー２７．２８を配設している。

この発明は前述のように構成されるものであるから、例
えばサイドフレーム７．７の駆動装置として、第１図に
示すように車輛２４の後部出入部の両側フロア２５上に
、アッパーアーム２９とロアアーム３０の下端を夫々支
軸３１．３２をもって軸支し、かつ夫々の上端をサイド
フレーム７．７の上部に支！１１１３３．３４をもって
軸支し、かつ、アッパーアーム２９の上端と、ロアアー
ム３ｏの下端との支軸３３．３２と間に油圧により伸長
するピストンロッド３５とシリンダー３６とからなる油
圧駆動装置３７を配設し、さらに左右のロアアーム３０
，３０の下部適所にコンモンシャフト３８を差渡したと
すると、左右のサイドフレーム７．７は同期し、その両
サイドフレームを第１図実線の位置では重力が作用し、
シリンダー３６の油圧回路を解放すれば、油が外に押し
出されてピストンロッド３５はシリンダー３６内に嵌入
し、アッパーおよびロアアーム２９．３０はサイドフレ
ーム７．７を降下させる。仮懐の位置で、例えばリミッ
トスイッチを作動させて油圧回路を閉鎖すれば、降下は
停止し、その状態を保持するから、格納ボックス２６か
ら例えば第２図で示すようにスライドプレート４の前端
部に設けられた引出し孔３９に手を掛けて引き出し、両
側のコ字形レール６．６をサイドフレーム７．７の下端
のガイドローラー９．１０に嵌装し、後端まで移動させ
てメインプレート２をセットし、プラットフォーム１の
前後長を、ランナー３の作用でストッパー２３が作用す
る最大限まで引き出して使用することができる。

実施例では図示しないが、例えば節度装置を付設すれば
、引き出し巾を任意で停止し、プラットフォームの前後
長を任意に設定することも可能である。このようにセッ
トした後、サイドフレーム７．７をボタン操作で作動さ
せ、プラットフォーム１を、車輛のフロア２５と路面（
図示しない）との間を昇降させる。そして、格納は、再
び第１図仮線の状態で停止し、プラットフォーム１を、
図示の構造では、プラットフォーム１の前端を持ち上げ
れば、ストッパー２とガイドローラー１１との保合を外
すことができ、そのまま後方へ移動させて格納ボックス
２６に収納する。そして、プラットフォーム１のなくな
ったサイドフレーム７．７を上昇させ、第１図実線の位
置にサイドフレーム７．７を移動させるものである。

伺、メインプレート２およびスライドプレート４の下面
に、第６図に示すようにローラー４０．４１を取付ける
と、プラットフォーム１と台車とを兼用させることがで
き、第６図に示すように、プラットフォーム１を車輛２
４のフロア２５まであげ、荷物をのせたまま搬入するこ
とも可能である。

発明の効果この発明は以上のようになるものであるから、プラット
フォームは床下に格納され、車輛の出入部、すなわちド
ア開口部はオーブンとなり出入がでキル。またプラット
フォームの長さを可変とすることができるから、荷物に
対して必要最小限の長さに調節し、無駄な移動をなくし
、能率的な扛重作業が行える。またサイドフレームとプ
ラットフォームの連結が前述のようになるから、前記実
施例のアーム式および垂直昇降式昇降装置いずれにも実
施ができ、非常時の安全を確保できる。また車輌のシャ
ーシ上面に取付けるため、車種を選択せず簡単に取付け
できる。

さらにプラットフォームを独立させ台車と兼用させシス
テム運搬を図ることも可能である。

よって、車輛用昇降装置として優れた効果を奏するもの
である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すもので、第１図はこの発
明装置の手前側一部を切欠いた側面図、第２図はプラッ
トフォームの分解斜視図、第３図は同じくプラットフォ
ームにおいてサブプレートをメインフレーム内に格納し
た状態の拡大断面図、第４図は同じく引き出した状態の
拡大断面図、第５図はプラットフォームにおけるサブプ
レートとメインフレームのスライド支承構造およびメイ
ンフレームと寸スＹ°フレムとの支承構造を拡大部分断
面図、第６図はプラットフォームを台車と兼させる場合
の実施例を示す側面図である。１・・・プラットフォーム、２・・・メインプレート、
３・・・ランナー、４・・・スライドプレート、５・・
・外れ上側板、６・・・アウターレール、７・・・サイ
ドフレーム、８、・・９・・・支軸、ｌ０１１１・・・
ガイドローラー、１２・・・ストツバ−１１３・・・ラ
ンナーフレーム、１４・・・インナーレール、　１５．
１６・・・バー、１７・・・ｉ合突縁、１８・・・スリ
ット、　１９・・・スペースローラー、２０・・・コネ
クトローラー、２１・・・サポートローラー、２２．２
３・・・ストツバ−１２４・・・車１１１．２５・・・
フロア、２６・・・格納ボックス、２７．２８・・・ス
ライドローラー。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）車輛に装備された駆動装置に支持され、左右が平
行して上下に昇降する掛合支架部を前後に所要長さ水平
に存して下端内側に突出して見えるサイドフレームと、
その左右両掛合支架部に後方から掛合するアウターレー
ルを両側端に備えるメインプレートおよびこのメインプ
レートのアウターレールの内側に並設されるインナーレ
ールに、両側端に設けられる係合部を係合し、前方へ引
き出し自在に装着されるスライドプレートから設けられ
たプラットフォームとからなる、車輛用昇降装置。
（２）車輛のフロア下であつて、かつ前記掛合支架部の
昇降通路と前端開口が対して設けられ、掛合支架部より
移動して外れる前記プラットフォームを格納する格納ボ
ックスを配設してなることを特徴とする、第１項記載の
車輛用昇降装置。