JP2005047882A - エアゾール組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】低温(5℃)もしくは高温(45℃)で長時間放置しても分離しない安定なエアゾール組成物を提供する。
【解決手段】水性成分および油性成分を含有する均一な原液と、炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤とからなる均一なエアゾール組成物に関する。原液が、HLBが5〜10の界面活性剤およびHLBが15〜19の界面活性剤を含有することが好ましい。HLBが5〜10の界面活性剤が、脂肪酸エステルであり、HLBが15〜19の界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテルであることが好ましい。
【選択図】なし

Description

水性成分および油性成分を含有する原液と、炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤とからなるエアゾール組成物であって、油性成分と水性成分の混合物(原液)およびエアゾール組成物とが共に均一な状態であり、長時間放置しても分離しない。特に低温(5℃)もしくは高温(45℃)で保管しても分離せず、安定なエアゾール組成物に関する。
従来の、油性成分と水性成分、さらに液化石油ガスとからなりエマルジョンを形成するエアゾール組成物は、エアゾール容器内部では液化石油ガスを含む油性成分と水性成分とが分離しており、使用する前に容器を振り、油性成分と水性成分とを混合させて噴射していた。しかし、油性成分と水性成分の分離が非常に速く、噴射途中で分離するものがあり、均一な組成で噴射できない場合があった(たとえば、特許文献1参照)。さらに、噴射剤として作用する液化石油ガスは油性成分の一部となり油性溶媒とは溶解しているため、噴射すると油性成分は液化石油ガスにより微細化されるが、水性成分は微細化されないため、噴射した粒子(噴霧粒子)にバラツキが生じやすく、空間用製品としては不向きであった。
(a)殺虫成分、(b)界面活性剤、(c)炭素数が8〜16個の脂肪族炭化水素、及び(d)水を含有するエアゾール原液と、(e)噴射剤として液化石油ガスからなるエアゾール組成物が開示されている(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2には、界面活性剤として、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンセスキオレエート、ポリオキシエチレンラウレート、ジグリセリルオレエート等の脂肪酸エステル系の界面活性剤が開示されている。
水相ならびに油性成分及び噴射剤からなる油相を含有する油中水型エアゾール製品が開示されている(たとえば、特許文献3参照)。特許文献3には、水相の表面張力を70dyne/cm以下にすることにより、油中水型エアゾール製品であっても噴霧粒子が微細化されて空間用スプレー製品に好適であることが記載されている。
また、(a)殺虫成分、(b)界面活性剤、(c)炭素数が8〜16個の脂肪族炭化水素、及び(d)水を含有するエアゾール原液と、(e)噴射剤として液化石油ガスからなるマイクロエマルジョンエアゾール組成物が開示されている(たとえば、特許文献4参照)。特許文献4には、該マイクロエマルジョンエアゾール組成物は一液であることが記載されている。
しかし、特許文献2〜4のエマルジョン型のエアゾール組成物(製品)は、温度条件によっては、エマルジョンが分離しやすくなる場合があり、特に低温や高温で保存するとより分離し易くなる傾向があり、周囲の温度が変化しても分離せず、安定なエマルジョン型のエアゾール組成物はこれまで存在しなかった。
特開昭52−1031号公報 特開2001−89303号公報 特開2001−240851号公報 特開2003−40704号公報
低温(5℃)もしくは高温(45℃)で長時間放置しても分離しない安定なエアゾール組成物を提供することを目的とする。
本発明は、水性成分および油性成分を含有する均一な原液と、炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤とからなる均一なエアゾール組成物に関する。
原液が、HLBが5〜10の界面活性剤およびHLBが15〜19の界面活性剤を含有することが好ましい。
HLBが5〜10の界面活性剤が、脂肪酸エステルであり、HLBが15〜19の界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテルであることが好ましい。
原液が、引火点を持たないことが好ましい。
水性成分と油性成分を含有する原液が均一であることにより、水性成分と油性成分をエアゾール容器に別々に充填(2段充填)する必要がなく、製造が簡単になる。エアゾール組成物が均一であることにより、長時間噴射しても均一な組成で噴射することができる。エアゾール組成物中に水性成分を含んでいるため、原液が引火点を持たず火気に対する安全性が高い。さらに、特に、低温時(5℃)、高温時(45℃)でエアゾール製品を保管してもエアゾール組成物が分離せず、安定性に優れている。
本発明は、水性成分および油性成分を含有する均一な原液と、炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤とからなる均一なエアゾール組成物に関する。
ここで、原液が均一とは、水とエタノールの混合物のように完全溶解するものではなく、油性成分と水性成分とがエマルジョンを形成するが、原液を調製したのちに25℃で1ヵ月静置しても、原液が透光性を有し、かつ分離していない状態をいう。また、エアゾール組成物が均一とは、原液および炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤とがエマルジョンを形成するが、エアゾール組成物を調製したあとに、5℃、25℃および45℃で1ヵ月静置しても、エアゾール組成物が透光性を有し、かつ分離していない状態をいう。
透光性を有するとは、水の透過率を100%としたときのエマルジョンの透過率(τv)が70〜100%であることをいう。透過率は80〜100%が好ましい。透過率が70%未満の場合は長時間静置すると分離しやすくなる。
なお、透過率(τv)とは、物体(原液またはエアゾール組成物)を透過する光束Φtと、物体に入射する光束Φiとの比(Φt/Φi、JIS Z 8105にて規定)を百分率で表わした値、すなわちXYZ表色系における透過による物体色の三刺激値のYであり(JIS Z8701にて規定)、色彩色差計(CT−210、ミノルタ株式会社製)を用い、標準光(パルスキセノンランプ)にて測定した値に基づいて求めた値である。なお、エアゾール組成物の透過率は、透明なポリエチレンテレフタレート製のエアゾール容器にエアゾール組成物を充填したものを用いて測定した値である。
本願発明では、水性成分および油性成分を含有する原液が均一になり、かつ、原液および炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤からなるエアゾール組成物が均一になる点で、原液に後述する特定の親油性界面活性剤および特定の親水性界面活性剤を組み合わせて用いることが好ましい。親油性界面活性剤と親水性界面活性剤の配合比は、5:1〜1:1が好ましく、4:1〜2:1が好ましい。配合比が5:1〜1:1の範囲を外れると原液およびエアゾール組成物が均一になりにくい傾向がある。
油性成分は、大気中に噴射されると炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤の気化により微細化されて、空間で拡散し、噴射対象物に付着して有効成分を付与する。
油性成分の含有量は、原液中50〜90重量%が好ましく、さらには60〜85重量%が好ましい。50重量%未満の場合は原液およびエアゾール組成物が均一になりにくい傾向がある。90重量%をこえると原液が引火点を持ちやすくなり、火気に対する安全性が低くなりやすい傾向がある。
油性成分は、常温で液体である油性溶媒に、親油性界面活性剤、油溶性の有効成分などを配合することにより得られる。
常温で液体である油性溶媒としては、たとえば、ケロシン、スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、イソパラフィンなど液体炭化水素、ミリスチン酸イソプロピル、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジエトキシエチル、コハク酸ジエトキシエチルなどのエステルオイル、メチルポリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーンオイル、ツバキ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ヒマシ油、サフラワー油、ホホバ油、ヤシ油などの油脂、オレイン酸などの高級脂肪酸、オレイルアルコール、イソステアリルアルコールなどの高級アルコールなどがあげられる。なお、前記常温で液体である油性溶媒に、ステアリン酸、パルミチン酸などの高級脂肪酸、セタノールなどの高級アルコール、ミツロウ、パラフィンワックスなどのロウ(ワックス)などの常温で固体である油性成分を溶解させたものを用いてもよい。特に、水性成分と混合して原液とした場合、さらに炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤を含有してエアゾール組成物とした場合に均一になりやすく、また高温および低温時でも分離せずに安定なものが得られやすい点で、なかでも、液体炭化水素が好ましい。さらに原液が引火点を持たないためには、引火点が60℃以上、好ましくは70℃以上、さらに好ましくは80℃以上である油性溶媒を用いることが好ましい。
常温で液体である油性溶媒は、原液中40〜80重量%、さらには50〜75重量%が好ましい。40重量%未満の場合は、原液およびエアゾール組成物が均一になりにくい傾向がある。80重量%をこえると水性成分の配合量が少なくなり原液が引火点を持ちやすくなって火気に対する安全性が低下しやすい傾向がある。
親油性界面活性剤は、油性成分に水性成分を混合して原液とした場合、さらに炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤を配合してエアゾール組成物とした場合に均一にするために、また高温、低温状態で保存された場合でも油性成分と水性成分とが分離せずに原液が均一状態を維持するために、さらにエアゾール組成物が均一状態を維持するために用いられる。
親油性界面活性剤としては、たとえばグリセリン脂肪酸エステル、ポリ(ジ・トリ・テトラ・ヘキサ・ペンタ・デカなど)グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどのHLBが5〜10、好ましくは5〜9である脂肪酸エステル系の非イオン性界面活性剤があげられる。HLBが5〜10の範囲外では、原液および/またはエアゾール組成物が分離しやすく、均一になりにくい傾向がある。特に、前記親油性界面活性剤の効果が高い点で、モノオレイン酸ジグリセリル、モノステアリン酸ジグリセリル、モノイソステアリン酸ジグリセリルなどのジグリセリン脂肪酸エステル、モノラウリン酸ソルビタンなどのソルビタン脂肪酸エステルが好ましい。
親油性界面活性剤の含有量は、原液中1〜25重量%、さらには5〜20重量%であることが好ましい。1重量%未満の場合は、原液およびエアゾール組成物が均一になりにくい傾向がある。25重量%をこえて配合しても効果に差はなく、コストが高くなる。さらに噴霧粒子が床面や頭髪、皮膚などに付着するとべたつきやすい傾向がある。
油溶性の有効成分としては、たとえば、フタルスリン、アレスリン、ペルメトリン、シスメトリン、プロパルスリン、レスメトリン、d−フェノトリン、テフルスリン、バンフルスリン、イミプロトリン、ネオピナミンフォルテ、クリスロンフォルテなどの殺虫成分、サイネピリン、ピペロニルブトキサイト、オクタクロロジプロピルエーテルなどの効力増強剤、ラウリルメタクリレート、ゲラニルクロトレート、ミリスチン酸アセトフェノン、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジル、フェニル酢酸メチルなどの消臭成分、N,N−ジエチル−m−トルアミド(ディート)などの害虫忌避剤、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンなどの紫外線吸収剤、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエンなどの酸化防止剤、レチノール、dl−α−トコフェロールなどのビタミン類、グリチルレチン酸などの抗炎症剤、硝酸ミコナゾール、硝酸スルコナゾール、クロトリマゾールなどの抗真菌剤、サリチル酸メチル、インドメタシン、フェルビナク、ケトプロフェンなどの消炎鎮痛剤、l−メントール、カンフルなどの清涼化剤、香料などがあげられる。
油溶性の有効成分の含有量は、原液中0.001〜10重量%、さらには0.005〜5重量%であることが好ましい。0.001重量%未満の場合は、有効成分濃度が低く有効成分の含有効果が得られにくい傾向がある。10重量%をこえると過剰量噴射し易くなり、有効成分によっては使用者に悪影響をおよぼす場合がある。
油性成分は、前記親油性界面活性剤や油溶性有効成分を常温で液体である油性溶媒に溶解させることにより調製することができる。
水性成分は、原液が引火点を持たなくし火気に対する安全性を付与するために用いられ、大気中に噴射されると炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤の気化により微細化されて、空間で拡散する。また必要に応じて有効成分を含有しても良く、その場合、噴射対象物に付着して有効成分を付与する。
ここで、原液が引火点を持たないとは、「危険物の規制に関する政令第1条の6」で定める試験において、原液を常温から加熱して沸騰するまでの間に引火しなかった場合をいう。引火点の測定は、常温から80℃までの範囲はタグ密閉式引火点測定器により、また、80℃までで引火点が測定できなかった場合はクリーブランド開放式引火点測定器により行なう。
水性成分の含有量は、原液中10〜50重量%が好ましく、さらには15〜40重量%が好ましい。10重量%未満の場合は原液が引火点を持ちやすくなり、火気に対する安全性が低下しやすくなる傾向がある。50重量%をこえると原液およびエアゾール組成物が均一になりにくい傾向がある。
水性成分は、水性溶媒に、親水性界面活性剤、多価アルコール、水溶性の有効成分などを配合することにより得られる。
水性溶媒としては、たとえば精製水やイオン交換水、生理食塩水などの水があげられる。なお、本発明の特徴である原液およびエアゾール組成物が共に均一となり、さらに原液が引火点を持たない範囲であれば、前記水にエタノールやイソプロピルアルコールなどの低級アルコールを配合したアルコール水溶液を用いてもよい。アルコール水溶液のアルコール濃度としては10重量%未満、さらには5重量%未満であることが好ましい。
水性媒体の含有量は、原液中5〜40重量%、さらには10〜35重量%が好ましい。5重量%未満の場合は原液が引火点を持ちやすくなり、火気に対する安全性が低くなる傾向がある。40重量%をこえると原液およびエアゾール組成物が均一になりにくい傾向がある。
親水性界面活性剤は、水性成分を油性成分と配合して原液とした場合、さらに炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤を配合してエアゾール組成物とした場合に均一にするために、また高温、低温状態で保存された場合でも油性成分と水性成分とが分離せずに原液が均一状態を維持するために、さらにエアゾール組成物が均一状態を維持するために用いられる。
親水性界面活性剤としては、たとえば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリンアルコールなどのHLBが15〜19、さらには15.5〜18である非イオン性界面活性剤があげられる。HLBが15〜19の範囲外では原液およびエアゾール組成物が均一になりにくい傾向がある。特に、前記親水性界面活性剤の効果が高い点で、POE(n)オレイルエーテル(EOの重合度n=15〜40)、POE(n)ステアリルエーテル(n=20〜50)、POE(n)セチルエーテル(n=15〜40)、POE(n)ベヘニルエーテル(n=20〜30)、POE(n)ラウリルエーテル(n=19〜40)などのポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。
親水性界面活性剤の含有量は、原液中0.5〜15重量%、さらには1〜10重量%であることが好ましい。0.5重量%未満の場合は、原液およびエアゾール組成物が均一になりにくい傾向がある。15重量%をこえて含有しても効果に差はなく、コストが高くなる。さらに噴霧粒子が床面や頭髪、皮膚などに付着するとべたつきやすい傾向がある。
なお、親水性界面活性剤は油性成分中に溶解あるいは分散させて含有させてもよい。また前記親水性界面活性剤や親油性界面活性剤以外にも他の非イオン性界面活性剤や陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、シリコーン系界面活性剤などを配合してもよい。
多価アルコールは、原液およびエアゾール組成物が共に均一となり、さらに高温、低温状態で保管されても分離せずに均一状態を保つために用いられる。さらに原液の引火点が認められないようになり、消防法上、原液が危険物に該当しないようにするために用いられる。多価アルコールとしては、たとえばプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリンなどがあげられる。特に、前記多価アルコールの効果が高い点で、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールが好ましい。
多価アルコールを配合する場合の配合量は、原液中0.5〜20重量%、さらには1〜15重量%であることが好ましい。0.5重量%未満の場合は、前記多価アルコールの効果が得られにくい傾向がある。20重量%をこえると油性成分と水性成分とが分離しやくすなり均一な原液およびエアゾール組成物が得られにくくなる傾向がある。
水溶性の有効成分としては、たとえばパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、パラクロルメタクレゾール、イソプロピルメチルフェノールなどの殺菌消毒・防腐剤、ジアルキルアミノエチル(メタ)アクリレート−(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸オクチルアミド−アクリル酸ヒドロキシプロピル−メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル−アクリル酸ブチル−アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸アルカノールアミン−ビニルピロリドン−N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体硫酸塩などの頭髪用セット剤、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムなどのトリートメント剤、塩酸ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン剤、塩酸ジブカイン、塩酸リドカインなどの局所麻酔剤、クロタミトン、尿素などの鎮痒剤、ポリオキシエチレングリコール、グリセリン、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、ヒアルロン酸、dl−ピロリドンカルボン酸塩などの保湿剤、ニコチン酸アミド、パントテン酸などのビタミン類、アルギニン、アスパラギン酸、システイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプトファンなどのアミノ酸、グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン、アズレン酸などの抗炎症剤成分、ドクダミエキス、オウバクエキス、シャクヤクエキス、ヘチマエキス、キナエキス、サクラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエキス、アロエエキス、ユーカリエキス、セージエキス、茶エキス、海藻エキス、マロニエエキス、モモエキス、桃葉エキス、プラセンタエキス、シルク抽出液などの各種の抽出液、香料などがあげられる。
水溶性の有効成分を配合する場合の配合量は、原液中0.001〜10重量%、さらには0.005〜5重量%であることが好ましい。水溶性の有効成分の配合量が0.001重量%未満の場合は、有効成分の濃度が低く所望の効果が得られにくい傾向がある。10重量%をこえると過剰量噴射し易くなり、有効成分によっては使用者に悪影響をおよぼす場合がある
水性成分は、親水性界面活性剤や多価アルコール、必要に応じて含有される水溶性有効成分を水性溶媒に溶解させることにより調製することができる。
原液は、前記油性成分および水性成分を混合することにより調製することができる。原液の配合量は、エアゾール組成物中10〜65重量%、さらには20〜60重量%であることが好ましい。10重量%未満の場合は噴霧粒子が小さくなりすぎ、使用者が吸引しやすくなる。65重量%をこえると噴霧粒子が粗くなって空間での拡散性が悪くなったり、皮膚や頭髪に均一に付着しにくくなる。
噴射剤の主成分として用いられる炭素数3〜5の炭化水素は、エアゾール容器内部では蒸気圧を有する液体であって、油性成分と溶解して主溶媒となる。さらに外部に噴射されると気化し、油性成分および水性成分を微細化する。炭素数が3未満の場合は蒸気圧が高すぎ、エアゾール容器に充填することができない。炭素数が5をこえると蒸気圧が低く、大気中に噴射されても気化しにくいため微細な霧にはならない。
ここで、炭素数3〜5の炭化水素を主成分とするとは、炭素数3〜5の炭化水素の含有量が、噴射剤中に70〜100重量%であることをいう。含有量は75〜100重量%が好ましい。70重量%より少ない場合はエアゾール組成物が分離しやすく均一状態を維持できなくなる。
噴射剤の含有量は、エアゾール組成物中35〜90重量%が好ましく、さらには40〜80重量%が好ましい。35重量%未満の場合は噴霧粒子が粗くなって空間での滞留時間が短くなり、拡散性が悪くなったり、皮膚や頭髪に均一に付着しにくくなる。90重量%をこえるとエアゾール組成物中の水性成分の含有量が少なくなり、火気に対する安全性が低下する。また噴霧粒子が小さくなりすぎ、使用者が吸引しやすくなる傾向がある。
炭素数3〜5の炭化水素としては、たとえば、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタンなどがあげられる。
なお、噴射剤に、エアゾール組成物が均一状態を維持できる範囲であればジメチルエーテルを混合してもよい。ジメチルエーテルの含有量は、エアゾール組成物中1〜25重量%、さらには5〜20重量%であることが好ましい。1重量%未満の場合は、ジメチルエーテルの効果が得られにくい傾向がある。25重量%をこえるとエアゾール組成物が分離しやすくなり、均一状態を保てなくなる傾向がある。またチッ素ガスや炭酸ガス、圧縮空気、亜酸化チッ素ガスなどの圧縮ガスを充填してもよい。
さらに、本発明のエアゾール組成物には、有効成分を担持する単体としてや、噴射対象物に付着しやすくするための付着剤などとして粉末を配合しても良い。粉末としては、たとえばタルク、コーンスターチ、シリカ、ウンデシレン酸亜鉛、珪酸マグネシウム、マイカ、雲母チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の無機粉末、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエステル、アクリル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等の有機粉末、ベントナイト、カオリナイトなどの粘度鉱物などがあげられる。粉末を配合する場合の配合量は、エアゾール組成物中0.1〜10重量%、さらには0.5〜5重量%であることが好ましい。粉末の含有量が0.1重量%未満の場合は粉末の効果が得られにくい傾向がある。10重量%をこえると均一な組成で噴射しにくくなり、さらにエアゾールバルブや噴射部材で詰まりやすくなる傾向がある。
本発明のエアゾール組成物の製造方法としては、たとえば、親油性界面活性剤や油溶性の有効成分などを常温で液体である油性溶媒に溶解し、油性成分を調製する。一方で親水性界面活性剤や水溶性の有効成分などを水性溶媒に溶解し、水性成分を調製する。次いで、油性成分と水性成分とを混合して均一な原液を調製する。得られた原液を耐圧性容器に充填し、さらに噴射剤を充填し、耐圧容器の開口部にバルブを固着する。容器を振とうするなどにより、容器内部で原液と噴射剤とを混合させて均一なエアゾール組成物を調製する。
なお、油性成分と水性成分は、従来の充填方法と同様に別々に充填してもよい。また油性成分、水性成分、噴射剤とを予めタンクなどで混合して均一なエアゾール組成物を調製して、バルブが固着されている容器に充填することもできる。
なお、耐圧容器としては、アルミニウムやブリキなどの金属、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂、耐圧ガラスなどを有底筒状に成形したものを用いることができる。
特に、耐圧容器として金属製のものを用いる場合は、内面にエポキシフェノール、ポリアミドイミド、エポキシユリア、エポキシメラミン、ポリ弗化ビニリデンなどの合成樹脂をスプレーコートしたもの、ナイロンやポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂皮膜をラミネートコートしたもの、ナイロンやポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの粉末状の樹脂を静電塗装などにより粉体塗装したものなどの保護手段を設けることが好ましい。さらに、耐圧容器内部にナイロンやポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂で有底筒状に成形された内袋を挿入してもよい。この場合、内袋の内部にエアゾール組成物を充填し、内袋が前記内面コートと同じ作用をする。
本発明のエアゾール組成物は、水性成分および油性成分を含有する原液と、炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤とからなり、原液およびエアゾール組成物が共に均一であるため噴霧粒子は微細化されて空間での拡散性に優れるため、殺虫剤や消臭剤、芳香剤などの空間用エアゾール製品として好適に用いられる。さらに、皮膚や頭髪に対しても均一に付着しやすいため、スタイリング剤やトリートメント剤、カラーリング剤などの頭髪用エアゾール製品、殺虫消毒剤や消炎鎮痛剤や抗真菌剤、鎮痒剤、害虫忌避剤などの皮膚用エアゾール製品にも好適に用いられる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
実施例1
油性成分、水性成分を表1に示す割合でそれぞれ調製し、これらを混合して原液を調製した。得られた原液を耐圧容器(ポリエチレンテレフタレート製、満注量30ml)に充填し、噴射剤として炭素数3〜4の炭化水素を充填し、耐圧容器の開口部にエアゾールバルブを固着した。耐圧容器を上下に数回振ってエアゾール組成物を調製した。原液の外観、原液分離の有無、原液の引火点、エアゾール組成物の外観、原液の透過率、エアゾール組成物の透過率について評価を行なった。結果を表3に示す。
Figure 2005047882
*1:ネオチオゾール(中央化成(株)製、ケロシン、引火点96℃)
*2:LP−20R(日本油脂(株)製、HLB8.6)
*3:BO−20V(日光ケミカルズ(株)製、HLB17.0)
*4:プロパン、ノルマルブタン、イソブタンの混合物(25℃での蒸気圧0.44MPa)
<試験項目>
1.原液の外観
常温(25℃)における原液の分離の有無について、原液を調製し、1ヵ月静置したのちに行なった。
評価基準
◎:均一(無色透明。透過度90〜100%)。
○:均一(わずかに白色を帯びている。透過度70〜90%)。
△:不均一(半透明〜白色。透過度70%以下)。
×:分離(透過度測定せず)。
2.原液の分離の有無
常温(25℃)における原液の分離の有無について、原液を調製し、1ヵ月静置したのちに行なった。
評価基準
◎:分離なし。
○:わずかに沈降物があるが、1回振ると消える。
△:沈降物があるが、2〜3回振ると消える。
×:完全分離もしくは振っても消えない沈降物がある。
3.原液の引火点
引火点の測定は、常温から80℃までの範囲はタグ密閉式引火点測定器により、また80℃までで引火点が測定できなかった場合はクリーブランド解放式引火点測定器により行なった。
評価基準
○:なし
×:あり
4.エアゾール組成物の外観
常温(25℃)、高温(45℃)、低温(5℃)でそれぞれエアゾール組成物を1ヵ月静置し、エアゾール組成物の外観について評価した。評価基準は、原液の外観評価と同じ条件で行った。
5.エアゾール組成物の分離の有無
常温(25℃)、高温(45℃)、低温(5℃)でそれぞれエアゾール組成物を1ヵ月静置し、エアゾール組成物の分離の有無について評価した。評価基準は、原液の分離の有無評価と同じ条件で行った。
6.原液およびエアゾール組成物の透過率
色彩色差計(CT−210、ミノルタ株式会社製)を用い、標準光(パルスキセノンランプ)にて、原液またはエアゾール組成物を透過する光束Φtと、入射する光束Φiとの比(Φt/Φi、JIS Z 8105にて規定)を百分率で表わした値に基づいて求めた。なお、原液およびエアゾール組成物の透過率の測定は、前記原液の外観、エアゾール組成物の外観を評価した同じ試料について行なった。
実施例2
POE(20)オレイルエーテルの代わりにPOE(30)オレイルエーテル(*5)を用いた以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*5:ブラウノンEN−1530(青木油脂(株)製、HLB16.5)
実施例3
POE(20)オレイルエーテルの代わりにPOE(15)オレイルエーテル(*6)を用いた以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*6:BO−15V(日光ケミカルズ(株)製、HLB16.0)
実施例4
油性成分、水性成分を表2に示す割合でそれぞれ調製し、これらを混合して原液を調製した。得られた原液を耐圧容器(ポリエチレンテレフタレート製、満注量30ml)に充填し、噴射剤として炭素数3〜4の炭化水素を充填し、耐圧容器の開口部にエアゾールバルブを固着した。耐圧容器を上下に数回振ってエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
Figure 2005047882
実施例5
モノラウリン酸ソルビタンの代わりにモノオレイン酸ジグリセリル(*7)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*7:GDMO−C(日光ケミカルズ(株)製、HLB5.5)
実施例6
モノラウリン酸ソルビタンの代わりにモノステアリン酸ジグリセリル(*8)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*8:DGMIS(日光ケミカルズ(株)製、HLB5.5)
比較例1
POE(20)オレイルエーテルの代わりにPOE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル(*9)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*9:PEN−4630(日光ケミカルズ(株)製、HLB12.0)
比較例2
POE(20)オレイルエーテルの代わりにPOE(20)POP(4)セチルエーテル(*10)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*10:PBC−34(日光ケミカルズ(株)製、HLB16.5)
比較例3
POE(20)オレイルエーテルの代わりにPOE(100)硬化ヒマシ油(*11)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*11:HCO−100(日光ケミカルズ(株)製、HLB16.5)
比較例4
POE(20)オレイルエーテルの代わりにモノオレイン酸POE(20)ソルビタン(*12)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*12:TO−10M(日光ケミカルズ(株)製、HLB15.0)
比較例5
モノラウリン酸ソルビタンの代わりにセスキオレイン酸ソルビタン(*13)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*13:SO−15R(日光ケミカルズ(株)製、HLB4.5)
比較例6
モノラウリン酸ソルビタンの代わりにペンタオレイン酸デカグリセリル(*14)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*14:Decaglyn5−O(日光ケミカルズ(株)製、HLB3.5)
比較例7
モノラウリン酸ソルビタンの代わりにPOE(5)硬化ヒマシ油(*15)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*15:HCO−5(日光ケミカルズ(株)製、HLB6.0)
比較例8
モノラウリン酸ソルビタンの代わりにPOE(1)POP(4)セチルエーテル(*16)を用いた以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*16:PBC−31(日光ケミカルズ(株)製、HLB9.5)
比較例9
POE(20)オレイルエーテルを用いず、精製水を8.75重量%とした以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
比較例10
モノラウリン酸ソルビタンの代わりにセスキオレイン酸ソルビタン(*13)を用い、POE(20)オレイルエーテルを用いず、精製水を8.75重量%とした以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
比較例11
モノラウリン酸ソルビタンの代わりにPOE(2)ラウリルエーテル(*17)を用い、POE(20)オレイルエーテルを用いず、精製水を8.75重量%とした以外は実施例4と同様にしてエアゾール組成物を調製した。実施例1と同様に評価を行なった。結果を表3に示す。
*17:BL−2(日光ケミカルズ(株)製、HLB9.5)
Figure 2005047882
製品例(空間用殺虫剤)
表4に示した油性成分、水性成分をそれぞれ調製し、これらを混合して原液を調製した。得られた原液を耐圧容器(ブリキ製、満注量400ml)に充填し、噴射剤として炭素数3〜4の炭化水素を充填し、耐圧容器の開口部にエアゾールバルブを固着した。耐圧容器を上下に数回振ってエアゾール組成物200gを調製した。なお、バルブはステム孔がφ0.4、ハウジングが下孔φ0.55、横穴φ0.42であるものを用いた。
Figure 2005047882

Claims (4)

  1. 水性成分および油性成分を含有する均一な原液と、炭素数3〜5の炭化水素を主成分とする噴射剤とからなる均一なエアゾール組成物。
  2. 原液が、HLBが5〜10の界面活性剤およびHLBが15〜19の界面活性剤を含有する請求項1記載のエアゾール組成物。
  3. HLBが5〜10の界面活性剤が、脂肪酸エステルであり、HLBが15〜19の界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテルである請求項2記載のエアゾール組成物。
  4. 原液が、引火点を持たないことを特徴とする請求項1、2または3記載のエアゾール組成物。
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