JP2005041262A - 到着報知システム - Google Patents

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大助 竹内
Megumi Yonezawa
恵 米澤
Takashi Kawano
隆 川野
Seki Mizutani
世希 水谷
Hitoshi Kono
仁 河野
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Abstract

【課題】列車の乗客が到着を気にすることなく到着直前に到着を知ることができ、列車の遅延に到着の時刻、遅れ時間を知ることができるシステム。
【解決方法】事前に予約されている指定券の予約受付情報を利用したシステムで、改札機で乗客の指定券情報を読み取り、予約受付サーバが列車に設置された到着時刻管理サーバに乗客の到着駅情報と携帯番号、携帯メールを送信し、到着時刻管理サーバはダイヤと到着駅情報を照合して到着予定時刻を算出し、乗客の到着予定時刻を管理する。到着予定時刻になると到着時刻管理サーバは車内の無線LANで乗客の携帯端末に到着を知らせる信号を送り、信号を受け取った携帯端末がアラームを作動させて乗客に列車が到着したことを知らせる。また、列車に遅延が生じた場合は、運行管理センタのダイヤの変更を受けて、乗客の乗る列車に無線通信で変更されたダイヤを送り、到着時刻管理サーバは送られてきたダイヤをもとに、乗客の到着予定時刻を変更し、列車の遅れ時間を算出して、車内の無線LANを利用して到着予定時刻と列車の遅れ時間を知らせる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、列車を含む交通機関の利用者に、交通機関の運行に関わる情報を提供する技術に関する。その中でも特に、列車の到着、遅延に関する情報を提供する技術に関わる。
【0002】
【従来の技術】
従来、列車を含む交通機関で、乗客が所望の到着駅で下車するために、到着駅を知らせる車内アナウンスに耳を傾けるか、車内の電光掲示板で到着駅を確認しながら乗車していた
このような手間を省くために、つまり、列車等の交通機関において、降車駅が異なる乗客の各人毎に的確にアラームを発して、個々の乗客の乗り過ごしを有効に防止する従来技術として、以下の乗り越し防止システムが存在する。本乗り越し防止システムにおいては、下車駅を含む指定券情報を格納しておき、この指定券情報(下車駅)と停車駅に近づくごとに車掌により送られ、当該停車近くの駅を示す停車駅情報とを比較して、両情報の停車駅が一致したとき(つまり、下車駅に到着した際)に、アラームを発生させる携帯端末が開示されている従来技術がある。(特許文献1参照)。また、利用者が乗車した電車の通過駅等を気にすることなく、乗り越し防止を可能とする移動通信端末通知システムを開示した従来技術もある。ここでは、通信端末が、予め端末位置情報と着信通知を行う位置情報の着信条件を通知しておく。そして、通知された通信網サーバは、この着信条件と電車システムから送信される位置情報を比較し、条件に合致する位置に電車が到着した場合、通信端末に到着を通知する(特許文献2参照)。また、列車が遅延した場合に、変更された到着時刻を乗客に知らせる従来技術がある。この技術では、当該列車の運転ダイヤをICカードに記録して、そのICカードから各駅の到着時刻を取り出して、列車に備え付けられている表示盤に到着時刻を表示する。この際、列車の運行が正常ダイヤから遅延したら、列車運行管理システムからの補正信号で遅延時間を受け取り、ICカードに記録されている時刻に遅延時間を加えた到着時刻を表示盤に表示する(特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−9403号公報
【特許文献2】
特開平2002−300634号公報
【特許文献3】
特開平2000−309273号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、以下の課題が生じる。まず、特許文献1においては、車掌が近づいている停車駅情報を入力している。このため、人手による入力との手間がかかるとの課題がある。この場合、人手による誤入力の問題が生じるおそれがある。また、特許文献2においては、電車システムにGPSなどの位置情報を取得するための特別な仕掛け必要になる。また、位置情報の比較との処理上の手間が掛かってしまうとの問題もある。
【0005】
つまり、従来においては、人手や位置情報の取得など特別な(付加的な)構成を追加しないと、到着時刻のアラームを発することができなかった。
【0006】
また、特許文献3においては、各駅の到着時刻を列車に備え付けられた表示盤にすべての駅における到着時刻を表示する必要がある。したがって、乗客が列車の中で寝ていて遅延に気づかない、或いは乗客が下車駅の到着時刻を見逃すという問題がある。また、さらに従来においては、交通機関の到着時刻や列車の遅延で変更された到着予定時刻などの到着時刻に関する情報を乗客ごとに知らせることができなかった。交通機関においては、運行状況により乗客が必要とする情報が動的に変わることがある。例えば、列車が遅れた場合、到着予定時刻より遅れて到着すること、遅れた到着予定時刻、遅延による乗換えの案内や払い戻しの手続きの有無などは変わってくる。これらに関しては,従来何ら考慮されていなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決する情報通知システムを提供することを目的とする。
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明では、通常、運行管理で使用されるダイヤ情報を用いて、乗客や乗務員などへの情報を提供する。ダイヤ情報は、運行の状況が反映され、運行に遅れが出た場合,その到着予定時刻も変更される。これに基づいて、列車の到着時刻を含む列車の運行に関する情報や到着のアラームを通知する。
【0009】
より詳細には、本発明には、以下のものも含まれる。指定券の購入の際に、少なくとも列車名、指定券番号、乗車駅、到着駅、携帯端末情報を含む予約受付情報を駅の予約受付サーバに入力する指定席予約受付手段と、改札機から列車名、指定席番号を読み取って前記予約受付サーバが管理している乗客の予約受付情報と照合し、乗客が乗車する列車の到着時刻管理サーバへ前記予約受付情報のうち少なくとも到着駅と携帯端末情報を送る手段と、前記到着時刻管理情報の到着駅情報と到着時刻管理サーバが管理している列車の運行ダイヤとを照合し乗客が到着する時刻を算出する到着予定時刻算出手段と、乗客の到着予定時刻を管理し、到着予定時刻の直前に車内に設置した無線LANを利用して乗客の携帯端末へ到着を知らせる到着報知手段と、を備えたことを特徴とする到着報知システムである。さらに、列車の遅延時に鉄道会社の最新のダイヤを無線通信で前記到着時刻管理サーバに送り、前記到着時刻管理サーバは該当列車のダイヤを変更し、ダイヤの変更時に当該乗客に少なくとも変更された到着予定時刻と遅れ時間を知らせる到着予定時刻変更通知手段と、前記到着時刻管理サーバが変更された到着予定時刻の直前で到着を報知する手段と、を備えたことを特徴とする到着報知システムである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
図5は、本件の全体のシステム構成図を示している。以下に図5の説明を行う。
【0011】
まず、窓口端末20、予約受付サーバ30、会員管理サーバ50、予約ホスト40、改札機60がWANを介して接続されている。また、携帯端末と会員管理サーバ50は一般公衆回線を介して接続される。列車の到着時刻管理サーバ70は無線回線を介して予約受付サーバ30と運行管理サーバ80に接続される。さらに、到着時刻管理サーバ70は車内に設置した無線LANや携帯基地局などの無線回線を介して車内の乗客10の携帯端末11と接続される。各サーバや端末は、メモリ、ハードディスクなどの記憶装置、CPUなどの処理装置を有しており、記憶装置に格納されたプログラムに従って、処理装置が情報処理を実行するものとする。また、携帯端末は、携帯電話またはPHS、PDAなどを含み、通信手段を有するかまたは通信手段を携帯端末に付加することにより通信可能で情報処理を実行するものである。携帯端末には、液晶ディスプレイなどを含む情報を表示する表示装置を有している。
【0012】
以下、本実施の形態の処理内容について、図1〜図4を用いて説明する。
図1に、窓口で乗客携帯端末10を用いて、予約処理を行うフローを示している。以下に、図1を用いて、予約処理の説明を行う。
【0013】
まず、S1において、乗客10が、窓口端末20に対して、空席照会依頼処理を行う。これは、窓口端末20に対して、乗車を希望する列車を特定する情報、例えば、少なくとも乗客が希望する列車名、乗車駅、到着駅、出発予定日(もしくは列車の運航日)を含む乗車希望情報100を窓口端末20のオペレータに指示する。この具体例を図6で示す。
【0014】
次に、ステップS2において、窓口端末20が、空席確認処理を行う。つまり、予約ホスト40に対して、空席照会を実行するための情報を送信する。ここでは、乗車希望情報100を送信する。
【0015】
そして、ステップS3において、予約ホスト40は、図8に示し各列車の予約状況を示す座席情報200を格納した座席情報データベースから、乗車希望情報100に対応し、予約状況が「空席」である座席情報200−2を検索する。なお、検索結果としては、予約状況が「予約済み」の200−1を含めてもよい。
【0016】
そして、この結果を窓口端末20が受信し、窓口端末20のオペレータが乗客10に口頭で伝えるか、もしくは窓口端末に表示された検索結果を乗客10に見せることで乗客10に知らせることができる。
【0017】
次に、ステップS4において、乗客10は窓口端末20に対して指定席予約依頼を行う。これは、乗客10が上記検索結果を参考にして、「空席」であった座席を予約するために、窓口端末20に対して、指定席の予約条件を特定する情報、例えば、少なくとも列車番号と指定席番号、出発駅、到着駅を含む予約情報300を窓口端末20のオペレータに伝える。この具体例を図11に示す。さらに、乗客10は乗客の携帯端末を特定する情報、例えば、乗客10の携帯番号と携帯のメールアドレスを含む携帯端末情報400をオペレータに伝えることで本発明の到着報知システムを利用することが可能となる。したがって、もし乗客10が本発明を利用しないならば、携帯端末情報400は必要なく、携帯端末情報400をオペレータに伝えなくても良い。
【0018】
次に、ステップS5において、窓口端末20のオペレータは、予約の受付処理を行う。これは、窓口端末20のオペレータが予約情報300と携帯端末情報400を窓口端末に入力することによって実現する。もし乗客10が本発明を利用しないならば、携帯端末情報をNULL値にしておく。この具体例を図12、図13で示す。そして、入力を受けた窓口端末20は予約情報300を予約受付サーバ30と予約ホスト40へ、さらにNULL値でない携帯端末情報400を予約受付サーバ30に送信する。
【0019】
次に、ステップS6において、座席の予約処理を行う。つまり、予約情報300と一致する座席情報200−2の「空席」を「予約済み」に書き換える。
【0020】
次に、ステップS7において、予約受付の登録処理を行う。これは、予約受付サーバ30が予約情報300と携帯端末情報400を予約受付情報600に記録する。この具体例を図14に示す。
【0021】
そして、予約受付サーバ30は、指定券を発券するための情報、例えば、少なくとも列車番号と座席情報を含む指定券情報500を窓口端末20へ送信する。この具体例を図7に示す。
【0022】
次に、ステップS8において、指定券の発券処理を行う。つまり、指定券発券機で、指定券情報500を磁気媒体に記録した指定券700を出力する。この具体例を図19に示す。また、指定券情報500は磁気媒体に記録されるだけでなく、ICカードもしくは携帯端末、ICの付いた携帯端末へ指定券情報500が送信されて、これらにより指定券の代わりとして使われるようになってもよい。
【0023】
次に、上記実施例の指定券予約と別に、本発明では図2のように携帯端末から指定席を予約するフローがある。以下に、図2を用いて携帯端末からの指定券予約処理の説明を行う。
【0024】
まず、ステップS9において、会員管理サーバ50に対して、会員登録依頼処理を行う。これは、乗客10が携帯端末50から少なくとも携帯番号、携帯メールアドレスを含む会員基本情報800を会員管理サーバ50へ送信することで実現する。また、乗客10はクレジット決済用に会員基本情報にクレジット番号、氏名、住所を含んで会員管理サーバ50に送信することも考えられる。この具体例を図9に示す。
【0025】
次に、ステップS10において、会員管理サーバ50は会員登録処理を行う。これは、携帯端末50から受信した会員基本情報800を会員情報900に記録し、乗客ごとにユニークな番号である会員番号1000を割り当てる。この具体例を図10に示す。そして、会員管理サーバ50は会員番号1000を乗客10の携帯端末11に送信する。
【0026】
次に、ステップS11において、携帯端末50から予約ホスト40に対して、空席確認処理依頼処理を行う。これは、乗客10は携帯端末50に乗車希望情報100を入力し、予約ホスト40へ送信することで実現する。
【0027】
次に、ステップS12において、予約ホスト40は、図8に示し各列車の予約状況を示す座席情報200を格納した座席情報データベースから、乗車希望情報100に対応し、予約状況が「空席」である座席情報200−2を検索する。なお、検索結果としては、予約状況が「予約済み」の200−1を含めてもよい。
そして、予約結果が携帯端末50に送られ、検索結果が液晶ディスプレイに表示される。
【0028】
次に、ステップS13において、乗客10は携帯端末11から指定席予約依頼処理を行う。これは、上記検索結果を参考にして、「空席」である座席を予約するために、乗客10が携帯端末11に予約情報300と会員番号1000を入力して、会員管理サーバ50に送信する。
【0029】
次に、ステップS14において、指定席の予約受付処理を行う。これは、会員管理サーバ50が受信した会員番号1000と対応した乗客10の会員情報900から、携帯端末情報400を検索する。そして、検索結果の乗客10の携帯端末情報401と携帯端末11から受信した予約情報300を予約受付サーバ30へ送信する。そして、予約受付サーバ30は予約情報300を予約ホスト40に送信する。
【0030】
次に、ステップS15において、座席の予約処理を行う。つまり、予約情報300と一致する座席情報200−2の「空席」を「予約済み」に書き換える。
【0031】
次に、ステップS16において、予約情報の登録処理を行う。これは、予約情報300と携帯端末情報401を予約受付サーバ30が予約受付情報600に記録する。
【0032】
そして、予約受付サーバ30は、指定券を発券するための情報、例えば、少なくとも列車番号と座席情報を含む指定券情報500を携帯端末20へ送信する。この具体例を図7に示す。
【0033】
次に、ステップS17において、携帯端末11に指定券情報500の登録処理を行う。これは、予約受付サーバから受信した指定券情報500を携帯端末11のメモリに格納することで実現される。この具体例は図20に示す。
【0034】
次に、図3は指定券情報500を指定券700もしくは携帯端末1100に持つ乗客10が改札機を通過してから、到着する直前に乗客10に到着を知らせるまでのフローを示している。以下に、図3を用いて、乗客10に到着を知らせるまでのフローの説明を行う。
【0035】
まず、ステップS18において、改札機50に対して指定券情報500が読み取られる処理を行う。これは、指定券情報500が記録されている指定券700が改札機を通過するときに、指定券情報500を改札機50に設置されたリーダにより読み取ることで実現できる。また、指定券情報500が登録されている携帯端末1100では、携帯端末に付けられた非接触ICを改札機のリーダにかざすことで指定券情報500を読み取ることが考えられる。
そして、改札機50はリーダにより読み取られた指定券情報500を予約受付サーバ30に送信する。
【0036】
次に、ステップS19において、予約受付サーバ30において指定券の確認処理が行われる。これは、予約受付サーバ30が受信した指定券情報500と予約受付情報600に格納されている指定券情報500を比較して、一致する予約受付情報600を検索する。そして、予約受付情報600の列車番号1300で乗客10が乗る列車を特定し、乗客に到着を知らせるために必要となる情報、例えば、少なくとも予約受付情報600の到着駅1200と携帯端末情報402を、列車番号1300の到着時刻管理サーバ60へ送信する。
【0037】
次に、ステップS20において、到着予定時刻の算出処理を行う。これは、到着時刻管理サーバ60が、到着時刻管理サーバ60が備えている当該列車のダイヤと受信した乗客10の到着駅1200を比較して、到着駅が一致する到着予定時刻1500を検索する。到着時刻管理サーバ60は、検索された到着予定時刻1500を到着時刻管理情報1400に記録する。
またさらに、到着時刻管理サーバ60は、予約受付サーバ30から受信した携帯端末情報402を到着時刻管理情報1400に記録する。ダイヤの具体例を図15に示す。また、到着時刻管理情報1400の具体例を図16に示す。
【0038】
次に、ステップS21において、乗客10の携帯端末11に対して到着予定時刻の通知処理を行う。これは、到着時刻管理サーバ60が、到着予定時刻が算出されたときに、到着時刻管理情報1400の携帯端末情報402の携帯メールアドレス宛てに、車内に設置された無線LANもしくは携帯基地局を使って到着予定時刻1500を送信する。また、到着予定時刻と一緒に、到着駅での乗り換え情報、駅構内や駅周辺の広告情報を送信することも考えられる。
【0039】
次に、ステップS22において、携帯端末11が到着予定時刻を表示する。つまり、乗客10が受信した到着予定時刻のメールを開く。
【0040】
次に、ステップ23において、到着予定時刻の検出処理を行う。これは、到着時刻管理サーバが到着予定時刻と変更到着予定時刻を監視して、変更到着予定時刻の欄がNULL値であることを確認して、到着予定時刻1500の直前に、車内に設置された無線LANや携帯基地局を使って到着情報を携帯端末11に送信する。また、到着予定時刻の直前とは、例えば、交通機関により到着予定時刻の1分前と設定されている。
【0041】
次に、ステップ24において、携帯端末11がアラームの作動処理を行う。つまり、携帯端末11が到着情報を受信すると、携帯端末11から音を鳴らす、または携帯端末11を振動させるなどで行う。
【0042】
次に、図4は、降雪や事故などにより列車が遅延したときに、乗客の到着予定時刻を変更して、遅延による到着予定時刻の変更通知、遅延された到着予定時刻に到着を知らせるフローを示している。以下に、図4を用いて、遅延時の処理の説明を行う。
【0043】
まず、ステップS25において、運行管理センタにおいて、ダイヤの変更処理を行う。これは、運行管理センタは、列車に遅延が生じたときに、すべての運行しているダイヤを瞬時に把握して、ダイヤを最新のダイヤに変更する。
そして、運行管理サーバは、変更されたダイヤを列車番号1300により特定することが可能な到着時刻管理サーバ60に無線通信を使って送信する。変更されたダイヤの具体例を図17に示す。
【0044】
次に、ステップS26は、到着時刻管理サーバ60において到着予定時刻の変更処理を行う。これは、到着時刻管理サーバは、受信した変更されたダイヤ1600で遅延前のダイヤ1300の到着予定時刻を上書きすることで実現できる。
そして、到着時刻管理サーバは、変更されたダイヤ1600の各到着駅と到着時刻管理情報1400が管理している乗客10の到着駅を比較して、一致する到着駅の変更されたダイヤの到着予定時刻を到着時刻情報管理1400の変更到着予定時刻の欄に書き込む。また、到着時刻管理サーバ60は、到着予定時刻と変更到着時刻との差から算出される列車の遅延する時間を到着時刻管理情報の遅れ時間の欄に書き込む。この具体例を図18に示す。また、すでに遅延が生じて変更到着予定時刻、遅れ時間のそれぞれの欄に書き込みがされている場合は、新しいもので上書きを行う。
【0045】
次に、ステップS27において、変更された到着予定時刻の通知処理を行う。
これは、到着時刻管理サーバ60が、変更到着予定時刻1800と遅れ時間1900が到着時刻管理情報1700に書き込まれたときに、到着時刻管理情報1700の携帯端末情報402の携帯メールアドレス宛てに、車内に設置された無線LANもしくは携帯基地局を使って変更到着予定時刻1800と遅れ時間1900を送信する。また、到着予定時刻と一緒に、到着駅での乗り換え情報、駅構内や駅周辺の広告情報を送信することも考えられる。また、遅延により指定券の払い戻しが発生する場合は指定券の払戻しについて告知する情報を送ることも可能であり、電子的な遅延証明書の発行をしてもよい。
【0046】
次に、ステップS28において、携帯端末11が到着予定時刻を表示する。つまり、乗客10が受信したメールを開く。
【0047】
次に、ステップS29において、変更された到着予定時刻の検出処理を行う。
これは、到着時刻管理サーバが到着予定時刻と変更到着時刻を監視して、変更到着時刻が書き込まれていることを確認して、変更された到着予定時刻1800の直前に、車内に設置された無線LANや携帯基地局を使って到着情報を携帯端末11に送信する。また、到着予定時刻の直前とは、例えば、交通機関により到着予定時刻の1分前と設定されている。
【0048】
次に、ステップ24において、携帯端末11がアラームの作動処理を行う。つまり、携帯端末11が到着情報を受信すると、携帯端末11から音を鳴らす、または携帯端末11を振動させるなどで行う。
【0049】
また、本発明では、到着時刻管理サーバ60は列車の中に設置されたものと限定するものでなく、運行管理センタや鉄道会社などに設置してもよい。
【0050】
【発明の効果】
本発明により、乗客は到着を気にすることなく交通機関の乗り物に乗車することができる。また、列車が遅延したときなど、運行管理センタのダイヤが変更されたときには、変更された到着予定時刻1900と、列車の遅れ時間2000がリアルタイムで送られてくるので、友人など第三者との待ち合わせ時間の変更や到着が遅れることをメールで教えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので駅窓口による指定券予約フローを示している。
【図2】本発明の一実施例を示すもので携帯端末を利用した指定券予約フローを示している。
【図3】本発明の一実施例を示すもので指定券での入場から乗客に到着を報知するフローを示している。
【図4】本発明の一実施例を示すもので列車遅延時の遅延情報を乗客に教えるフローを示している。
【図5】本発明のシステム構成図の一実施例を示している。
【図6】本発明の乗車希望情報100の内容を示す一実施例を示している。
【図7】本発明の指定券情報500の内容を示す一実施例を示している。
【図8】本発明の座席情報200の内容を示す一実施例を示している。
【図9】本発明の会員基本情報800の内容を示す一実施例を示している。
【図10】本発明の会員情報900の内容を示す一実施例を示している。
【図11】本発明の予約情報300の内容を示す一実施例を示している。
【図12】本発明の携帯端末情報400の内容を示す一実施例を示している。
【図13】本発明の携帯端末情報450の内容を示す一実施例を示している。
【図14】本発明の予約受付情報600の内容を示す一実施例を示している。
【図15】本発明のダイヤ(ZZZ10)1400の内容を示す一実施例を示している。
【図16】本発明のダイヤ(ZZZ10)1500の内容を示す一実施例を示している。
【図17】本発明の変更されたダイヤ1700の内容を示す一実施例を示している。
【図18】本発明の変更された到着時刻管理情報1800の内容を示す一実施例を示している。
【図19】本発明の一実施例を示すもので指定券を示している。
【図20】本発明の一実施例を示すもので乗車券情報の入ったIC付き携帯電話を示している。
【符号の説明】
10・・・乗客
11・・・携帯端末
20・・・窓口端末
30・・・予約受付サーバ
40・・・予約ホスト
50・・・会員管理サーバ
60・・・改札機
70・・・到着時刻管理サーバ
80・・・運行管理サーバ

Claims (3)

  1. 列車のチケットとして利用可能な乗客携帯端末と接続し、前記乗客携帯端末を利用する乗客の到着予定時刻を管理する到着報知システムにおいて、
    乗客携帯端末から、当該乗客携帯端末に記録された指定券情報に含まれる到着駅情報および乗車列車を特定する列車情報を受信する手段と、列車のダイヤを示すダイヤ情報を当該列車の運行状況に対応して記録する手段と、
    前記記録手段に記録されたダイヤ情報と、前記到着駅情報および前記列車情報に基づいて、前記乗客の到着予定時刻を算出する手段と、
    前記到着予定時刻を前記乗客携帯端末に対応づけて格納する手段とを有することを特徴とする到着報知システム。
  2. 請求項1に記載の到着報知システムにおいて、
    さらに、前記乗客携帯端末に対して、記録された前記到着予定時刻に基づいた時点に、前記到着駅に到着することを通知する手段を有することを特徴とする到着報知システム。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の到着報知システムにおいて、
    さらに、前記列車が遅延した場合、前記記録する手段は遅延状況を示す遅延情報を記録し、前記算出する手段は記録された前記遅延情報に基づいて遅延した到着予定時刻を算出し、前記通知する手段は前記遅延した到着予定時刻を前記乗客携帯端末に通知する手段を有することを特徴とする到着報知システム。
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