JP6054183B2 - 定期券システムおよびicカード処理機 - Google Patents

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本発明は、定期券システムおよびICカード処理機に関し、特に、ICカードのID情報のみを利用しそのメモリには定期券情報を記録せず、例えば1枚のICカードを1社または2社以上の路線バス、またはローカルな路線電車等の定期券として使用できかつ低コストで実現できる定期券システム、およびこの定期券システムに適した定期券用ICカードためのICカード処理機に関するものである。
ICカードを定期券として使用する構成は従来から知られている。ICカードに定期券機能を持たせる場合、従来、一般的にICカードのメモリ内に定期券の有効期間、有効区間等の定期券情報を記録する方式が採用されていた。しかしながら、従来のICカードでは、メモリにおける情報を記録するエンコードエリアが限られているため、例えばバス路線の定期券情報を記録する場合に制限を受ける。そのため、例えば1枚のICカードで2社以上の定期券としての定期券情報を記録することができないという問題があった。
ICカードを定期券として利用する先行技術の文献としては下記の特許文献1〜3が存在する。特許文献1〜3のいずれの場合も、定期券としてのICカードのメモリには、カードIDと共に、定期券情報または定期券データが記録されている。
特開2006−31061号公報(図1〜3等) 特開2002−133450号公報(図1〜4等) 特開2001−283262号公報(図2等)
前述のごとく、一般的に、従来のICカードによれば、情報を記録するエンコードエリアの容量が小さいため、例えばバス路線の定期券として利用する場合に、1枚のICカードで2社以上の定期券としての定期券情報をを記録することができないという問題があった。この問題は、前述した先行技術文献に開示されるシステム構成によっても解決することができない。
近年、ICカードに備えるメモリも以前に比較すると大きくなり、IC化に伴ってマスターデータや一件明細をやり取りするために、毎日上位機器と情報を交換するという環境も存在することから、例えば新たなバス定期券システムの提供が望まれている。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、ICカードのID情報のみを利用しそのメモリには定期券情報を記録せず、例えば1枚のICカードを1社または2社以上の路線バス等の定期券として使用できかつ低コストで実現できる定期券システム、およびこの定期券システムに適した定期券用ICカードを処理するためのICカード処理機を提供することにある。
本発明に係る定期券システムおよびICカード処理機は、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
本発明に係る第1の定期券システム(請求項1に対応)は、ICカードを自社定期券として扱う発行処理を行ったとき、当該ICカードのメモリは固有のカードIDのみを記録し、発行処理に係る定期券情報は自社の定期券情報サーバで記録管理し、定期券情報サーバから、日毎有効な定期券に係る定期券情報を、路線車両に備えられかつICカードに対して乗降可能判断および精算を行うICカード処理機に、ICカード処理機に着脱自在な配信手段を介して提供し記憶させるように構成される。
上記の定期券システムでは、例えば乗合の路線バス等の定期券としてICカードを使用するように構成し、さらに、定期券として使用されるICカードのメモリには情報量の多い定期券情報は記録されず、もともと記録されているカードID情報のみの少ない情報が記録されるように構成される。他方、当該ICカードに関する定期券情報は、定期券登録を行う際、路線バス運用会社等の定期券情報サーバにおいて当該ICカードのカードIDに紐付けて記録し、管理する。定期券として登録されたICカードを実際の路線バス等の路線車両で定期券として使用する場合には、路線車両に設けられたICカード処理機に対して当該ICカードをかざす。ICカード処理機は、そのカードリーダライタによって、かざされたICカードのメモリからカードIDを読み取る。ICカード処理機は、日毎に、当該ICカード処理機に着脱自在な配信手段を介して定期券情報サーバから有効な定期券に係る定期券情報を受け取っており、この定期券情報に基づいて、読み取ったカードIDに対応するICカードの定期券としての有効性を判断し、必要に応じて精算を行う。
第2の定期券システム(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、1社の乗合路線車両会社における2以上の路線の各々で上記のICカードは定期券として使用されることを特徴とする。
この構成によれば、乗合路線バス等の1社の乗合路線車両会社が自社の定期券システムを運営する場合において、2以上の路線において共通の定期券として1枚のICカードを用いることができる。2以上の路線の各々毎にICカード定期券を用意する必要がなく、1枚のICカードを共通の定期券として用いることができる。
第3の定期券システム(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、2社以上の乗合路線車両会社でICカードを共通定期券として使用され、乗合路線車両会社の各々でICカードを自社定期券として扱う発行処理を行ったとき、ICカードのメモリは固有のカードIDのみを記録し、発行処理に係る定期券情報は各々の自社の定期券情報サーバで記録管理し、定期券情報サーバから、日毎有効な定期券に係る定期券情報を、自社の路線車両に備えられかつICカードに対して乗降可能判断および精算を行うICカード処理機に、当該ICカード処理機に着脱自在な配信手段を介して提供し記憶させることを特徴とする。
この構成では、複数の乗合路線車両会社の各々の定期券システムに対して1枚のICカードを共通の定期券として使用することが可能となる。各乗合路線車両会社の定期券システムは、各々の定期券情報を各々の定期券情報サーバにおいて当該ICカードのカードIDに紐付けて記録管理するように構成される。ユーザとしては、1枚のICカードを所有するだけで、このICカードを定期券として複数のバス会社等の路線バス等を利用することができる。
第4の定期券システム(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、上記の定期券情報サーバと路線車両毎に搭載されたICカード処理機とを備えると共に、さらに、ICカードを自社定期券として発行しかつ定期券情報サーバにICカードの定期券情報を提供する定期券発行装置を備え、配信手段は、定期券情報サーバから提供される当日有効な定期券に係る定期券情報をICカード処理機に配信するように構成される。
この構成によれば、乗合路線車両会社毎の1つの定期券情報サーバと、路線車両毎のICカード処理機とを備える定期券システムの構成において、さらに、定期券発行装置と、ICカード処理機に着脱自在な前述の配信手段を備える。ICカード定期券が実際に使用される路線バス等では、乗降時にユーザによってかざされるICカードを処理するICカード処理機が設けられる。定期券発行装置は、ICカードを定期券として発行すると共に、自社の定期券情報サーバに定期券情報を提供する。さらに、路線車両毎のICカード処理機は、ICカードの定期券情報を上記の定期券情報サーバの側からその配信手段によって提供される。定期券情報の配信については、好ましくは当日な有効な定期券に係る情報が配信され、定期券情報は例えばリスト形式で提供される。
第5の定期券システム(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、上記の配信手段は、ICカード処理機に着脱自在な記憶媒体または金庫のメモリであることを特徴としている。ここで、「記憶媒体」は例えばUSBメモリ等の外部メモリであり、「金庫のメモリ」は、車載機であるICカード処理機に付設された現金収容装置に着脱自在に付設されるメモリ装置である。
第6の定期券システム(請求項6に対応)は、上記の構成において、好ましくは、ICカード処理機は、記憶媒体または金庫のメモリをICカード処理機に接続してICカード処理機に定期券情報を配信するとき、接続された記憶媒体または金庫のメモリが有効であるか否かを判断する判定手段を備えることを特徴とする。
各路線車両に搭載されたICカード処理機に日毎に記憶媒体または金庫のメモリを接続するときには、当該記憶媒体等の有効性を判定するように構成し、常に適切な定期券処理が行って乗降可能判断および精算を行うように構成される。
第7の定期券システム(請求項7に対応)は、上記の構成において、好ましくは、ICカード処理機は、記憶媒体または金庫のメモリをICカード処理機に接続してICカード処理機に定期券情報を配信するとき、記憶媒体または金庫のメモリを接続する係員が正規であるか否かを判断する判定手段を備えることを特徴とする。
各路線車両に搭載されたICカード処理機に日毎に記憶媒体または金庫のメモリを接続するときには、当該接続を行う者(運転手等の係員)が正規な資格を有する適格者であるか否かを判断するように構成され、その判断は通常的には係員ID等を入力する等によって行われる。
第8の定期券システム(請求項8に対応)は、上記の構成において、好ましくは、ICカード処理機は、路線車両または外部装置から提供される路線車両の移動位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、この位置情報取得手段で取得した移動位置情報に基づいて定期券用ICカードの有効区間を判別しICカードに対して乗降可能判断を行うように構成されることを特徴とする。
位置情報取得手段としては、路線車両内の音声案内から位置情報を取得する手段、停車場に設置された位置情報装置からの無線等による位置情報を受けて位置情報を取得する手段、搭載されたナビ装置やGPS等によって位置情報を取得する手段等がある。車載のICカード処理機に付加された位置情報取得手段によって、例えば乗車位置や降車位置を高い精度で求めることができ、当該乗車位置等と定期券情報で得られた定期券用ICカードの有効区間とを対比して利用の適正性を判断することができる。
さらに本発明に係るICカード処理機(請求項9に対応)は、ICカードを定期券として使用する路線車両の定期券システムに用いられるものであり、かつ路線車両毎に搭載され、ICカードリーダライタおよび処理装置と、日毎有効な定期券に係る定期券情報を有する着脱自在な移動型ユニット部とを備え、利用者がかざすICカードのメモリに記録された固有のカードIDのみとの紐付けに基づき前記定期券情報を用いて当該ICカードに対して乗降可能判断および精算を行うように構成されることを特徴とする。
このICカード処理機によれば、上記の本発明に係る定期券システムを構築するに当たって、定期券としてのICカードを乗降時に処理する機械として各路線車両に装備されるものである。このICカード処理機は、定期券としてのICカードとの間でデータの送受を行うICカードリーダライタと、送受したデータを管理し処理する処理装置と、定期券情報を当該処理装置に提供するための着脱自在な移動型ユニット部とを備えている。移動型ユニット部は、上記の記憶媒体または金庫のメモリ等に対応するものであり、当日等の日毎に有効な定期券に係る定期券情報のリストをメモリ等への記憶によって備えている。
本発明によれば、次の効果を奏する。
ICカードを定期券として扱う発行処理を行ったとき、ICカードのメモリにはカードIDのみを記録し、定期券情報は定期券情報サーバで記録管理し、定期券情報サーバから、日毎有効な定期券に係る定期券情報を、路線バス等に備えられたICカード処理機に提供して記憶させ、このICカード処理機によって定期券としてのICカードに対して乗降可能判断および精算を行うようにしたため、ICカードのメモリにはID情報のみを記録し定期券情報を記録せず、例えば1枚のICカードを1社または2社以上の路線バス等の定期券として使用できかつ低コストで実現できる。
本発明に係る定期券システムの第1の実施形態の全体的な構成を示すシステム図である。 定期券発行端末と、定期券情報サーバと、営業所情報端末と、バス車載機であるICカード処理機との間のデータの送受関係を示すフローチャートである。 定期券用ICカードのメモリに保存されるデータの状態を示す図である。 定期券情報サーバに対して提供される定期券情報の一例を表形式で示す図である。 ICカード処理機の構成を示すブロック図である。 ICカード処理機でICカードを処理するときの動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る定期券システムの第2の実施形態の全体的な構成を示すシステム図である。 本発明に係る定期券システムの第3の実施形態の全体的な構成を示すシステム図である。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
〔第1の実施形態〕
図1〜図6を参照して本発明に係る定期券システムおよびICカード処理機の第1の実施形態を説明する。この実施形態では、乗合の路線バスを運営する1社の路線バス会社Aに適用された定期券システム等の例に基づいて説明する。なお乗合路線車両会社は路線バス会社に限定されず、路面電車、地方の路線電車(ワンマンカー電車等)等に対して本発明に係る定期券システムを適用することができる。
図1は全体のシステム構成を示す。11は定期券発行端末であり、定期券発行端末11は例えば駅の営業所窓口の付近等に設置されている。12は定期券情報サーバである。定期券情報サーバ12は任意の場所に設置されており、定期券発行端末11から離れた遠隔の場所であってもよい。13は1つの任意なバス路線のバス営業所である。バス営業所は、通常、複数存在している。バス営業所13には営業所情報端末14が設置されている。定期券発行端末11、定期券情報サーバ12、営業所情報端末14はそれぞれデータ通信ネット15に接続されており、定期券発行端末11と定期券情報サーバ12の間、定期券情報サーバ12と営業所情報端末14の間で、相互に定期券情報やリスト等に関するデータの送受を行うことができる。
データ通信ネット15に接続された上記の定期券発行端末11、定期券情報サーバ12、および営業所情報端末14は、路線バス会社Aの定期券システムの要素として構成されている。通常、路線バス会社Aの定期券システムにおいて、複数の定期券発行端末11と営業所情報端末14が備えられ、さらに1つの定期券情報サーバ12が備えられている。
定期券発行端末11は、市販のICカード(例えばSuica等)を定期券として発行するための処理装置である。定期券発行端末11で、定期券発行処理、払戻処理等が行われる。定期券発行端末11は、通常的には、定期券として機能するICカード16を所持するユーザ17によって操作され、当該ICカード16を定期券として登録しかつ発行するために使用される。なお駅係員が定期券発行端末11を操作する場合もあり得る。ICカード16を定期券として発行させるため、ユーザ17は、ICカード16を定期券発行端末11の例えばカードセット部にセットし(ステップS11)、定期券発行端末11の表示部の表示内容を見てかつ入力部を介して定期券情報を入力する(ステップS12)。入力される定期券情報としては、例えば、ユーザの氏名等の個人特定データ(個人情報等)、利用期間、利用区間、発行日等である。なお、ICカード16のメモリ16AにはもともとカードID16−1が記録されている。このICカード16のカードID16−1は、定期券情報として自動的に取り込まれる。従ってICカード16のカードID16−1は当然に定期券情報の中に含まれる。
定期券発行端末11でICカード16を用いて定期券の発行処理が完了したとき(ステップS13)、ICカード16が定期券発行端末11から排出される(ステップS14)。このICカード16のメモリ16Aには、図3に示すように、カードID16−1のみが記憶されており、定期券情報は記憶されない。なおICカード16は、メモリ16Aの他に、CPU16Bと、アンテナを含む送受信部16Cとを内蔵し、メモリ16Aには個人情報16−2が記憶されている。他方、ICカード16に関して定期券発行端末11で発行された定期券情報18は、データ通信ネット15を経由して定期券情報サーバ12に対して送信・提供される(ステップS15)。定期券情報サーバ12は提供された定期券情報18を受信し(ステップS21)、当該定期券情報18は当該定期券情報サーバ12のデータベースに保存される(ステップS22)。定期券情報サーバ12に保存された定期券情報18のデータ内容の一例を図4の表に示す。データ内容の項目としては、「利用者氏名」、「カードID」、「路線」、「利用区間」、「利用期間」、「発行日」、「個人情報」等がある。なお「路線」やその「利用区間」については複数書き込むことができる。
なお定期券の発行時には、上記のステップS14において、発行対象としたICカード16のカードID16−1と定期券発行内容が記載されたリファレンスを印刷してユーザ17に渡すように構成することもできる。
また定期券情報サーバ12をウェブ上でICカード定期券を発行する機能を有するものにより構成するのであれば、定期券発行端末11自体はウェブブラウザが動作すればよい端末となるので、定期券発行端末11を安価なシンクライアント端末で構成することができる。
上記のごとくしてICカード16に関して定期券発行処理が完了した後では、後述するように、利用区間の路線バスで当該ICカード16の定期券情報が車載機のICカード処理機に用意されていることを条件として、ユーザ17は、当該ICカード16を定期券として利用して当該路線バスでの乗降を行うことが可能となる。また利用区間の路線バスにおいて当該ICカード16の定期券情報がICカード処理機に用意できないという遅延段階では、上記のリファレンスを定期券代わりに使用することができる。さらに当該リファレンスは、払い戻しやカード紛失時等において別なカードに定期券を紐付け直す際にも窓口で用いることができる。
定期券情報サーバ12は、上記の通り、受け取った定期券情報18をデータベースとして保存する(ステップS22)。その後、定期券情報サーバ12は、日毎に、すなわち例えばバス運用日の当日に、有効となる定期券(ICカード定期券)の情報に係るリストを作成する(ステップS23)。このリストは、ICカードのカードIDに対してどのような定期券情報があるかを示したリストである。作成されたリスト33は、後述するごとく、最終的に、任意のまたはすべての路線バスの車載機すなわちICカード処理機に配信される。配信の仕方としては種々の仕方があり、バス運営会社の事業者ごとで任意である。この例では、バス営業所13およびその営業所情報端末14、専用の外部メモリ(USBメモリ、SDカード等の記憶媒体)を介して配信する構成について説明する。
定期券情報サーバ12における次のステップS24では、作成した上記のリスト33を営業所情報端末14に配信する。営業所情報端末14では、送信されたリスト33を受信し(ステップS31)、そのメモリに保存する(ステップS32)。図1において示されたバス19は、定期券情報18で特定された有効区間に対応する路線バスであるとする。この路線バス19には、車載機としてICカード処理機20が設置されている。図5に示すように、ICカード処理機20は、CPU21、メモリ22、表示部23、外部メモリコネクタ24、ICカードリーダライタ25、入力部26等によって構成されている。これらの要素はバス等の信号・データライン27で接続されている。メモリ22には、定期券処理(定期券の有効性判断等の処理)を実行するプログラム、その他の必要なデータ、後述する各種の判定のためのプログラム等が記憶されている。また外部メモリコネクタ24には、適時に上記の外部メモリ31が接続される。なおICカード処理機20は、現金収容装置を有する現金処理機32を備えることも可能である。路線バス19を運転する運転手またはその他の係員は、日毎、当該路線バス19の運転を開始する前に、営業所情報端末14から外部メモリ31に上記のリストのデータをコピーし(ステップS33)、路線バス19のICカード処理機20の外部メモリコネクタ24に外部メモリ31を接続し、リスト情報をICカード処理機20に設定する(ステップS41)。このように路線バス19の車載機であるICカード処理機20の側に、発行された定期券の各カードIDに対応してどのような定期券情報が設定されているかを記憶させる。他方、路線バス19において、定期券として使用されるICカード16では、そのメモリ16AにカードID16−1のみが記録されており、定期券情報はICカード内のエンコードとしては記録されていない。
上記のように設定されたICカード処理機20の状態で、路線バス19においてICカード16が定期券として使用される動作例を図6を参照して説明する。
ユーザ17は路線バス19に乗り込み、そのICカード処理機20のICカードリーダライタ25に対してICカード16をかざす(ステップS51)。ICカード処理機20では、CPU21がICカード16のカードID16−1を読み込む(ステップS52)。次いで、外部メモリ26に記憶されているリストで読み取ったカードIDが存在するか否かを検索し(ステップS53)、その後、次の判定ステップS54を実行する。リストでカードIDが存在する場合(YES)には定期券として有効処理を行い(ステップS55)、カードIDが存在しない場合(NO)には定期券として無効処理を行う(ステップS56)。
有効処理では、例えば当該ICカード16に定期券情報がエンコードされている場合と同様な処理が行われ、定期券として有効区間内の乗降であるならば、運賃をICカード16から引き去らずに乗降させ、有効区間外であるならばSF乗車として取り扱う。無効処理では、例えば、SF乗車として取り扱い、運賃をICカード16から引き去る。
〔第1の実施形態の変形例〕
前述した第1の実施形態の構成については、次のように変形することが可能である。
日毎のリスト情報を路線バス19のICカード処理機20に配信する手段として外部メモリ26を用いたが、外部メモリ26の代わりに金庫のメモリを用いることができる。この「金庫のメモリ」は、ICカード処理機20が現金収容装置(金庫)を有する現金処理機32を備える場合を前提にしており、ICカード処理機20に付加された現金処理機32のメモリコネクタに接続される。金庫のメモリは、通常、当日毎にセットされて使用されるので、定期券情報に係るリスト情報も併せて記録して用いることが可能となる。
さらに日毎のリスト情報を路線バス19のICカード処理機20に配信する手段として無線等による通信手段を用いることもできる。この場合、路線バス19の側においてはICカード処理機20等で送受信機を装備している。
次に、ICカード処理機20は、外部メモリ31や金庫のメモリ等が接続されることによりICカード処理機20に対して定期券情報を配信するとき、当該外部メモリ31等が有効であるか否かを判断する判定手段を備えるように構成することもできる。この判定機能の構成はCPU21の処理機能によって実現される。ICカード処理機20のメモリ22にメモリ有効性判定プログラムを格納しておくと共に、外部メモリ31等に特定パスワードを記録しておく。ICカード処理機20のCPU21は、外部メモリ31等が外部メモリコネクタ24等に接続されたとき、メモリ有効性判定プログラムを実行して外部メモリ31等の特定パスワードを読み込み、当該外部メモリ31等の有効性を判断する。外部メモリ31等が有効であるときに限り、そのリスト情報を利用して、常に適切な定期券処理を行い乗降可能判断および必要な精算を行う。外部メモリ31等が有効でないときには、表示部23にメッセージが出る。運転手等は当該メーセージに基づいて必要な対処を行う。
また、ICカード処理機20は、外部メモリ31等が接続されることによりICカード処理機20に対して定期券情報を配信するとき、当該外部メモリ31等を接続する運転手等の係員が正規であるか否かを判断する判定手段を備えるように構成することもできる。通常的には、例えば、運転手等はICカードによる身分証を有しているので、当該身分証をICカード処理機20のICカードリーダライタ25にかざすことにより運転手等が正規であるか否かを判断することが可能になる。またその他に、ICカード処理機20の入力部26を操作することにより運転手等の係員を特定するパスワード等を入力するように構成することもできる。この判定機能の構成はCPU21の処理機能によって実現される。ICカード処理機20のメモリ22には係員正規性判定プログラムが格納される。ICカード処理機20のCPU21は、外部メモリ31等が外部メモリコネクタ24等に接続されたとき、係員正規性判定プログラムを実行して身分証のIDやパスワード等を読み込み、接続を行った運転手等が正規であるか否かを判断する。運転手等が正規であるときに限り、そのリスト情報を利用して、常に適切な定期券処理を行い乗降可能判断および必要な精算を行う。運転手等が正規でないときには、表示部23にメッセージが出ると共に、通報が行われる。
さらにICカード処理機20は、路線バス19の搭載機器または路線バス19の外部の装置から提供される路線バス19の移動位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、さらに、この位置情報取得手段で取得した移動位置情報に基づいて、定期券用ICカードの有効区間を判別して、使用されたICカードが定期券として乗降が可能であるか否かを判断する判定手段を備えるように構成することもできる。
上記の位置情報取得手段としては、路線バス19内の音声案内に基づき位置情報を取得する手段、バス停車場に設置された位置情報装置から無線等で位置情報を受けて位置情報を取得する手段、路線バス19に搭載されたナビ装置、その他GPS等から位置情報を取得する手段等である。ICカード処理機20に付設された位置情報取得手段によって、路線バス19を利用するユーザの乗車位置または降車位置等を高い精度で求めることができる。
有効区間の判別および乗降可能・不可能の判断等を行う判定手段はCPU21の処理機能によって実現される。ICカード処理機20のメモリ22に利用区間有効性判定プログラムが格納される。ICカード処理機20のCPU21は、利用区間有効性判定プログラムを実行することにより、位置情報取得手段で得られた乗車位置等の情報と、定期券情報で得られた定期券用ICカードの利用区間とを対比することにより、利用区間の有効性および適正性を判断することができる。
〔第2の実施形態〕
図7を参照して本発明に係る定期券システム等の第2の実施形態を説明する。この実施形態では、乗合の路線バスを運営する1社の路線バス会社Aに適用された定期券システムであって、当該路線バス会社Aの複数の路線バスに対して1つのICカードを定期券として適用する例である。その他の条件、構成については前述した第1の実施形態の場合と同じであるので、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図7では、2つの路線バス19,19Aが示されている。路線バス19は第1の実施形態で説明したものと同じである。路線バス19Aは、路線バス19とは同じ構成であるが、他の地域に設定された路線バスであり、別のバス営業所13Aで管理・運営されているものとする。路線バス19Aには車載機であるICカード処理機20に備えられており、同様にバス営業所13には営業所情報端末14が備えられている。その他のシステム構成は第1の実施形態と同じである。路線バス19AのICカード処理機20にも、日毎に、定期券情報サーバ12、営業所情報端末14、外部メモリ31等によって、定期券情報に係るリストが提供される。
本実施形態の構成では、ユーザ17が定期券発行端末11でICカード16に関して路線バス会社Aでの定期券情報を登録・発行するとき、利用区間を路線バス19の区間と路線バス19Aの区間を併せて登録することを前提としている。このときには、定期券情報の中に2つの路線に関する利用区間が記録されることになり、定期券情報サーバ12で作成される当日有効な定期券情報に係るリスト33においてもICカード16のカードIDに紐付けられて2つの利用区間が記録される。
上記の構成によれば、ユーザ17は、所持するICカード16を、2つの路線の路線バス19,19Aにおいて共通の定期券として使用することができる。
〔第3の実施形態〕
図8を参照して本発明に係る定期券システム等の第3の実施形態を説明する。この実施形態では、乗合の路線バスを運営する複数社の路線バス会社に適用された定期券システムであって、複数社の路線バス会社の各々の路線バスに対して1つのICカードを定期券として適用する例である。この実施形態では、一例として2社の路線バス会社A,Bの各路線バスに対して共通の定期券としてICカード16を利用する。その他の条件、構成については、前述した第1の実施形態の場合と同じであるので、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
路線バス会社Aの定期券システム41のシステム構成は第1の実施形態で説明したシステム構成と同じである。他方、路線バス会社Bの定期券システム42も同じシステム構成であり、同様に、定期券発行端末11、定期券情報サーバ12、バス営業所13、営業所情報端末14、外部メモリ31等、路線バス19Bに搭載されたICカード処理機20から構成されている。データ通信ネット15については、インターネットのような共通ネットでもよいし、路線バス会社毎の専用のネットでもよい。
ユーザ17は、ICカード16に関して、路線バス会社Aの定期券システム41に関して前述の通り定期券としての発行手続を行うと共に、他の路線バス会社Bの定期券システム41においてもその定期券発行端末11を利用して同様にして定期券としての発行手続を行う。路線バス会社Bの定期券システム42の定期券情報サーバ12では、ICカード16のカードID16−1に紐付けられた定期券情報が提供され、その後リストに含まれることになる。
路線バス会社Aのバス営業所13には上記の通り営業所情報端末14が備えられ、路線バス19にはICカード処理機20が備えられている。他方、路線バス会社Bのバス営業所13にも営業所情報端末14が備えられ、路線バス19Bには同様にICカード処理機20が備えられている。路線バス会社Aの路線バス19のICカード処理機20、および路線バス会社Bの路線バス19BのICカード処理機20の各々には、当日等のごとく日毎に、それぞれの定期券情報サーバ12、営業所情報端末14、外部メモリ31等によって、定期券情報に係るリストが提供される。
本実施形態の構成では、ユーザ17は、そのICカード16に関して、路線バス会社A,Bの各定期券システム41,42の各定期券発行端末11で路線バス会社A,Bでの定期券情報を登録し発行させる。各路線バス会社A,Bの定期券情報サーバ12では、ICカード16のカードID16−1に紐付けられた定期券情報が登録され、ICカード16のメモリ16AにはカードID16−1が記録されるだけであり、各路線バス会社A,Bの定期券情報が記録されることはない。定期券のICカード16に関して、路線バス会社A,Bの各定期券システム41,42の定期券情報サーバ12における定期券情報では、それぞれの中に各路線バスに関する利用区間が記録される。路線バス会社A,Bの各定期券情報サーバ12で作成される当日有効な定期券情報に係るリストにおいてICカード16のカードIDに紐付けられて各々の利用区間が記録される。
上記の構成によれば、ユーザ17は、所持する1つのICカード16を、2つの路線バス会社A,Bの各路線バス19,19Bにおいて共通の定期券として使用することができる。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明に係る定期券システム等は、1枚のICカードを1社または2社以上の路線バスの定期券として用いる場合、あるいはローカルな路線電車等の定期券として用いる場合に利用される。
11 定期券発行端末
12 定期券情報サーバ
13 バス営業所
14 営業所情報端末
15 データ通信ネット
16 ICカード
16A メモリ
16−1 カードID
17 ユーザ
18 定期券情報
19 路線バス
19A,19B 路線バス
20 ICカード処理機
21 CPU
22 メモリ
23 表示部
24 外部メモリコネクタ
25 ICカードリーダライタ
26 入力部
27 バス等(信号・データライン)
31 外部メモリ
32 現金処理機
33 リスト
41,42 定期券システム

Claims (9)

  1. ICカードを自社定期券として扱う発行処理を行ったとき、前記ICカードのメモリは固有のカードIDのみを記録し、発行処理に係る定期券情報は自社の定期券情報サーバで記録管理し、前記定期券情報サーバから、日毎有効な定期券に係る定期券情報を、路線車両に備えられかつ前記ICカードに対して乗降可能判断および精算を行うICカード処理機に、前記ICカード処理機に着脱自在な配信手段を介して提供し記憶させることを特徴とする定期券システム。
  2. 1社の乗合路線車両会社における2以上の路線の各々で前記ICカードは定期券として使用されることを特徴とする請求項1記載の定期券システム。
  3. 2社以上の乗合路線車両会社で前記ICカードを共通定期券として使用され、前記乗合路線車両会社の各々で前記ICカードを自社定期券として扱う発行処理を行ったとき、前記ICカードのメモリは固有のカードIDのみを記録し、発行処理に係る定期券情報は各々の自社の定期券情報サーバで記録管理し、前記定期券情報サーバから、日毎有効な定期券に係る定期券情報を、自社の路線車両に備えられかつ前記ICカードに対して乗降可能判断および精算を行うICカード処理機に提供し、当該ICカード処理機に着脱自在な配信手段を介して提供し記憶させることを特徴とする請求項1記載の定期券システム。
  4. 前記定期券情報サーバと路線車両毎に搭載された前記ICカード処理機とを備えると共に、さらに、前記ICカードを自社定期券として発行しかつ前記定期券情報サーバに前記ICカードの定期券情報を提供する定期券発行装置を備え、前記配信手段は、前記定期券情報サーバから提供される当日有効な定期券に係る前記定期券情報を前記ICカード処理機に配信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定期券システム。
  5. 前記配信手段は、前記ICカード処理機に着脱自在な記憶媒体または金庫のメモリであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定期券システム。
  6. 前記ICカード処理機は、前記記憶媒体または前記金庫のメモリを前記ICカード処理機に接続して前記ICカード処理機に前記定期券情報を配信するとき、接続された前記記憶媒体または前記金庫のメモリが有効であるか否かを判断する判定手段を備えることを特徴とする請求項5記載の定期券システム。
  7. 前記ICカード処理機は、前記記憶媒体または前記金庫のメモリを前記ICカード処理機に接続して前記ICカード処理機に前記定期券情報を配信するとき、前記記憶媒体または前記金庫のメモリを接続する係員が正規であるか否かを判断する判定手段を備えることを特徴とする請求項5記載の定期券システム。
  8. 前記ICカード処理機は、前記路線車両または外部装置から提供される前記路線車両の移動位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、この位置情報取得手段で取得した前記移動位置情報に基づいて定期券用ICカードの有効区間を判別し前記ICカードに対して前記乗降可能判断を行うように構成されることを特徴とする請求項1記載の定期券システム。
  9. ICカードを定期券として使用する路線車両の定期券システムに用いられ、かつ前記路線車両毎に搭載され、ICカードリーダライタおよび処理装置と、日毎有効な定期券に係る定期券情報を有する着脱自在な移動型ユニット部とを備え、利用者がかざすICカードのメモリに記録された固有のカードIDのみとの紐付けに基づき前記定期券情報を用いて当該ICカードに対して乗降可能判断および精算を行うことを特徴とするICカード処理機。
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