JP6321989B2 - 携帯端末及び座席状態表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば鉄道システムに利用して有効な携帯端末及び座席状態表示システムに関する。
従来、鉄道会社が運行する列車における指定席特急券等の指定券での座席の予約(指定)の管理を行う座席予約管理サーバを備えた座席予約管理システムが知られている。従来の座席予約管理システムの座席予約管理サーバは、地上側に設けられており、駅構内に設けられた券売機、乗車券予約端末等を介する指定券の購入操作に応じて、座席指定を行い、その座席指定情報を記憶、更新している。
上記のような座席予約管理サーバと、地上に設けられた情報発信装置と、各列車に設けられた車内サーバと、当該列車の乗務員が所持する乗務員端末と、各座席に設けられたRW(リーダ/ライタ)装置と、を備える座席確保システムに関する発明として、例えば、特許文献1に開示されているものがある。この発明において、車内サーバと、乗務員端末とは無線通信可能である。RW装置は、車内サーバに通信接続されるとともに、RFID(Radio Frequency IDentification)の近距離無線通信によりICカードに記憶された情報を読み取ることが可能である。
かかる座席確保システムにおいて、予約情報は、座席予約管理サーバから情報発信装置を介して車内サーバに無線送信される。ICカードを使用して指定席券を購入した乗客は、列車の指定座席に乗り込み、RW装置にICカードをかざす。RW装置は、ICカードからカードIDを読み取る。車内サーバは、予約情報の指定座席のカードIDと読み取られたカードIDとが一致すると、指定座席のRW装置に指定券の有効の旨を表示させる。
一方、現金で指定席券を購入した乗客は、RW装置が空席表示の指定した列車の指定座席に乗り込み、乗務員の改札時に、指定券を見せる。乗務員端末は、車内サーバから受信した予約情報に、乗務員から入力された指定券の整理番号に対応するものがあるか否かを判定し、対応するものがある場合には、指定座席に対応するダミーIDを作成して車内サーバに送信する。車内サーバは、ダミーIDを受信すると、指定座席のRW装置に指定券の有効の旨を表示させるようにしている。
特許第4943286号公報
しかし、上記のような座席確保システムにおいては、情報発信装置が、予約情報を車内サーバに直接無線送信するので、通信が失敗するおそれがあった。そして、通信が失敗した場合、車内サーバに記憶される予約情報が最新のものでなく、乗客が有効な指定券を有して着席しているにもかかわらず、RW装置が指定券の有効な表示にならないおそれがあった。このとき、乗務員は、車内サーバと情報発生装置との通信が失敗し、最新の情報を反映していないことを認識できなかった。
本発明の課題は、地上から列車の車上の車上座席管理システムへの情報伝達を確実に行うことである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の携帯端末は、
列車の座席の指定区間を示す座席指定情報の受信指示の操作入力を受け付ける操作手段と、
前記入力された座席指定情報の受信指示に応じて、地上に設けられた情報通信サーバに前記座席指定情報の要求を送信し、当該座席指定情報を当該情報通信サーバから受信する第1の受信手段と、
前記受信した座席指定情報を、前記列車に設けられた車上座席管理システムに送信する送信手段と、を備え
前記操作手段は、座席指定情報を取得する区間の駅を示す情報取得駅情報の入力を受け付け、
前記第1の受信手段は、前記座席指定情報の要求に前記情報取得駅情報を含めて前記情報通信サーバに送信し、前記情報取得駅情報に対応する座席表示対象区間を含む区間の座席指定情報を当該情報通信サーバから受信する
請求項に記載の発明の座席状態表示システムは、
携帯端末と、
列車に設けられた車上座席管理システムと、を備え、
前記携帯端末は、
前記列車の座席の指定区間を示す座席指定情報の受信指示の操作入力を受け付ける操作手段と、
前記入力された座席指定情報の受信指示に応じて、地上に設けられた情報通信サーバに前記座席指定情報の要求を送信し、当該座席指定情報を当該情報通信サーバから受信する第1の受信手段と、
前記受信した座席指定情報を、前記車上座席管理システムに送信する送信手段と、を備え、
前記車上座席管理システムは、
前記列車の各座席に設けられた表示手段と、
前記座席指定情報を前記携帯端末から受信する第2の受信手段と、
前記列車の現在位置を含み、当該列車の運行に関する列車運行情報を取得する第2の取得手段と、
前記第2の受信手段により受信された座席指定情報と、前記取得された列車運行情報とに応じて、前記列車の現在位置に応じた各座席の指定状態を判定し、当該判定した各座席の指定状態を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備える。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の座席状態表示システムにおいて、
前記第2の受信手段は、前記座席指定情報及び受信時刻情報を前記携帯端末から受信し、
座席指定情報を時刻情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶された座席指定情報に対応する時刻情報が前記第2の受信手段により受信された受信時刻情報よりも小さいか否かを判別し、小さい場合に、前記第2の受信手段により受信されたが座席指定情報を当該受信時刻情報に対応付けて前記記憶手段に記憶する記憶制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記記憶された座席指定情報に対応する時刻情報が前記第2の受信手段により受信された受信時刻情報よりも小さい場合に、前記受信された座席指定情報と、前記取得された列車運行情報とに応じて、前記列車の現在位置に応じた各座席の指定状態を判定し、当該判定した各座席の指定状態を前記表示手段に表示させる。
請求項に記載の発明は、請求項2又は3に記載の座席状態表示システムにおいて、
前記各座席の指定状態は、座席が指定され且つ前記列車の現在位置が指定区間内にある着席の状態と、座席が指定され且つ前記列車の現在位置が指定区間外にあり且つ指定区間の少なくとも一部が座席表示対象区間内にある予約席の状態と、座席が指定されていない、又は座席が指定され且つ前記列車の現在位置が指定区間外にあり且つ指定区間が座席表示対象区間外にある空席の状態と、のいずれか一つである。
請求項に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の座席状態表示システムにおいて、
前記表示手段は、各座席について、複数の指定状態にそれぞれ対応する複数の発光手段を備え、
前記表示制御手段は、前記判定した各座席の指定状態に対応する前記発光手段を発光させる。
本発明によれば、地上から車上の車上座席管理システムへの情報伝達を確実に行うことができる。
本発明の実施の形態の座席状態表示システムの概略構成を示すブロック図である。 車上座席管理システムの構成を示すブロック図である。 携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 座席管理装置の機能構成を示すブロック図である。 車上RW装置の機能構成を示すブロック図である。 LED表示部を示す外観構成図である。 携帯端末で実行される端末操作処理を示すフローチャートである。 座席管理装置で実行される情報送信処理を示すフローチャートである。 RW装置で実行される座席状態表示処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1〜図5を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。先ず、図1を参照して、本実施の形態の座席状態表示システム1を説明する。図1は、座席状態表示システム1の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態の座席状態表示システム1は、鉄道会社が運行する列車A等の列車の各座席に、各座席の指定状態に応じたLED(Light Emitting Diode)表示を行う機能を有する。図1に示すように、座席状態表示システム1は、座席予約管理サーバ10と、情報通信サーバ20と、携帯端末30と、車上座席管理システム2と、を備える。
座席予約管理サーバ10は、座席予約管理システム(MARS(Multi Access seat Reservation System))内のコンピュータである。座席予約管理サーバ10は、地上に設置され、各駅の券売機に接続された管理装置(図示略)や、各駅の駅員による列車の乗車券等の予約入力を受け付ける窓口販売端末(図示略)や、ウェブ(Web)による列車の乗車券等の販売を行う予約受付サーバ(図示略)等に通信接続されている。
本実施の形態においては、列車Aの各座席は、指定券の購入による指定が無い場合に、自由席として機能し、指定がある場合に、指定席として機能する。列車Aへの乗車には、オープンチケットとしての乗車券が使用されるものとして説明する。オープンチケットとは、乗客が座席指定をしなくても自由席として座ることができ、追加料金なしで座席の指定を行い指定席として座ることができる乗車券である。なお、乗客が通常の乗車券で乗車して自由席に座ることができ、追加料金を払うことで当該座席の指定券を購入して、指定席として座ることも可能である。
但し、列車Aは、上記構成に限定されるものではなく、例えば、グリーン車を有する構成としてもよい。また、以下の説明では、列車Aは、1〜10号車の車両を有するものとするが、この号車数に限定されるものではない。
座席予約管理サーバ10は、列車の座席の予約(指定)の管理を行う。座席予約管理サーバ10は、券売機、窓口販売端末、予約受付サーバ等から受信した乗車券、指定券の購入操作情報に基づいて、座席指定を行い、座席指定情報を記憶、更新する。
座席指定情報は、列車の運行日の日付情報、当該列車の識別情報、当該列車の座席の識別情報、当該座席毎の指定された区間を示す指定区間情報等を含む。
情報通信サーバ20は、地上に設置され、座席予約管理サーバ10から受信した座席指定情報を各列車の携帯端末30に無線送信する。ここでは、情報通信サーバ20が、座席予約管理サーバ10から受信した座席指定情報のうち、列車Aの座席指定情報を、列車Aに乗車する乗務員が所持する携帯端末30に無線送信するケースを説明する。
携帯端末30は、列車Aに乗車する乗務員が所持する携帯端末装置である。携帯端末30は、乗客への乗車券等の販売のために、顧客への未販売又は乗り越し分の乗車券の登録及び印刷を行うとともに、情報通信サーバ20から受信した座席指定情報を車上座席管理システム2に送信する。携帯端末30は、1列車に1又は複数存在する。例えば、列車Aに複数の乗務員が乗車する場合に、その人数用に携帯端末30が複数台用意され、それらの携帯端末30が各乗務員に所持される。
車上座席管理システム2は、列車A内に設置されるシステムである。車上座席管理システム2は、携帯端末30から座席指定情報等の情報を受信し、列車Aに関する情報を管理するとともに、列車Aの現在位置に対応する各座席の指定状態をLEDによって表示する。各座席の指定状態とは、座席が指定され且つ列車の現在位置が座席指定された指定区間内にある着席の状態と、座席が指定され且つ列車の現在位置が指定区間外にあり且つ指定区間の少なくとも一部が座席表示対象区間内にある予約席の状態と、座席が指定されていない、又は座席が指定され且つ列車の現在位置が指定区間外にあり且つ指定区間が座席表示対象区間外にある空席の状態と、の3つの状態である。指定区間とは、各座席において、乗車券の座席指定(予約)による路線上の座席指定開始駅から座席指定終了駅までの区間である。座席表示対象区間とは、各座席において、指定区間が予約席又は着席の表示対象である範囲を示す区間であり、例えば、列車の現在位置から3駅先の停車駅までの間の区間である。
次いで、図2を参照して、車上座席管理システム2の構成を説明する。図2は、車上座席管理システム2の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、車上座席管理システム2は、座席管理装置50と、第2の受信手段としての無線ユニット56−1,106−3,…と、TIMS(Train Information Management System:列車情報管理システム)60と、車上RW(リーダ/ライタ)装置70−1〜70−10と、RW電源装置80−1〜80−10と、伝送装置90−1〜90−10と、RWIF(インタフェース)装置100−2〜100−10と、を備える。
車上座席管理システム2では、ICカードの情報の読み取り又は書きこみを行わないが、従来のグリーン車Suica(登録商標)システムで使用されている車上RW装置、RW電源装置、RWIF装置と同じ装置を、車上RW装置70−1〜70−10、RW電源装置80−1〜80−10、RWIF装置100−2〜100−10として利用することができる。
座席管理装置50、無線ユニット56−1、TIMS60、車上RW装置70−1、RW電源装置80−1、伝送装置90−1は、列車Aの1号車A1(先頭車両)に設置されている。車上RW装置70−2、RW電源装置80−2、伝送装置90−2、RWIF装置100−2は、列車Aの2号車A2に設置されている。列車Aの3号車A3〜10号車A10に設けられている各装置は、2号車A2に設けられている各装置と同様である。また、無線ユニット106−3が3号車A3に設けられている。無線ユニットは、列車Aの奇数号車に設けられている。
座席管理装置50は、列車Aの座席指定情報の配信を管理する装置である。座席管理装置50は、TIMS60、車上RW装置70−1に有線接続され、伝送装置90−1を介して伝送装置90−2に有線LAN(Local Area Network)接続されている。
また、座席管理装置50には、無線ユニット56−1が外付けで接続されているが、無線ユニット56−1が座席管理装置50に内蔵されていてもよい。座席管理装置50は、無線ユニット56−1を介して携帯端末30と無線通信を行う。座席管理装置50と携帯端末30との通信方式は、例えば、Bluetooth(登録商標)であるが、これに限定されるものではない。
TIMS60は、LCD(Liquid Crystal Display)等を有するモニタ装置61を備え、列車運行情報を取得し、列車運行情報を含む列車Aの稼働状況情報をモニタ装置61に表示するとともに、列車運行情報を座席管理装置50に送信する。
列車運行情報は、運行路線の全駅及び全区間の情報を含む路線情報と、列車Aの進行方向の前方駅、現在位置(又は現在駅)、後方駅の情報と、列車Aの車両編成の情報と、を含む列車Aの運行情報である。TIMS60は、定期的に、列車Aの車両の車輪の回転数等より算出した車両の現在位置情報を区間情報に変換し、当該区間情報及び対応する現在位置の情報を取得して列車運行情報に含める。また、TIMS60は、列車Aが駅に到着しドアが開くと、これに応じて当該駅の情報を含む区間開始情報を座席管理装置50に送信する。
車上RW装置70−1は、1号車A1に設けられ、RW電源装置80−1からの電源供給により動作する。RW電源装置80−1は、RW装置70−1に電源供給する。RW装置70−1は、1号車A1の各座席の指定状態のLED表示を行う。2号車A2〜10号車A10に対応する車上RW装置70−2〜70−10は、1号車A1に対応する車上RW装置70−1と同様である。RW電源装置80−2〜80−10は、RW電源装置80−1と同様である。
伝送装置90−1は、座席管理装置50と、伝送装置90−2と、に有線LAN接続された中継装置である。伝送装置90−2は、伝送装置90−1,90−3と、RWIF装置100−2と、有線LAN接続された中継装置である。伝送装置90−3〜90−10は、伝送装置90−2と同様である。
RWIF装置100−2は、伝送装置90−2と、車上RW装置70−2と、に有線接続された中継装置である。RWIF装置100−3〜100−10は、RWIF装置100−2と同様である。無線ユニット106−3は、RWIF装置100−3に有線接続され、携帯端末30とBluetooth(登録商標)の通信方式の無線通信を行う。無線ユニット106−5,106−7,106−9は、無線ユニット106−3と同様に、それぞれ、RWIF装置100−5,100−7,100−9に有線接続され、携帯端末30と無線通信を行う。
無線ユニット106−3〜106−9が、1車両おきに設けられるのは、Bluetooth(登録商標)の通信方式が、2車両分の通信範囲をカバーできるからである。また、無線ユニットが全車両に設けられる場合に比べて、コストダウンが図れる。但し、無線ユニットは、1車両おきの設置の構成に限定されるものではない。
このように、座席管理装置50は、伝送装置90−1〜90−10、RWIF装置100−2〜100−10を介して、車上RW装置70−2〜70−10と通信可能である。また、座席管理装置50は、無線ユニット106−3〜106−9を介して携帯端末30と無線通信を行う。
次いで、図3〜図6を参照して、携帯端末30と、座席管理装置50と、車上RW装置70−1と、の機能構成を説明する。図3は、携帯端末30の機能構成を示すブロック図である。図4は、座席管理装置50の機能構成を示すブロック図である。図5は、車上RW装置70−1の機能構成を示すブロック図である。図6は、LED表示部74−1を示す外観構成図である。
図3を参照して、携帯端末30の機能構成を説明する。携帯端末30は、第1の取得手段としてのCPU(Central Processing Unit)31と、操作手段としての操作部32と、RAM(Random Access Memory)33と、表示部34と、ROM(Read Only Memory)35と、第1の受信手段としての無線通信部36a、送信手段としての無線通信部36bと、記憶部37と、印刷部38と、計時部39と、電源部40と、を備える。携帯端末30の電源部40を除く各部は、バス41を介して接続されている。
CPU31は、携帯端末30の各部を制御する。CPU31は、指定したプログラムをROM35から読み出してRAM33に展開し、展開されたプログラムとの協働により、各種処理を行う。
操作部32は、各種キーを有するキーパッドを備え、乗務員からの各種キーの押下入力を受け付け、その操作情報をCPU31に出力する。また、操作部32は、表示部34の表示画面上に設けられたタッチパネルとして構成してもよい。RAM33は、各種データ及びプログラムを一時的に格納する半導体メモリである。
表示部34は、LCD等の表示パネルを有し、CPU31からの表示情報に応じて表示パネルに各種表示を行う。ROM35は、各種データ及びプログラムを記憶する読み出し専用の半導体メモリである。ROM35には、端末操作プログラム351が記憶されている。
無線通信部36aは、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)等の携帯電話通信方式のアンテナ、変調復調回路、信号処理回路等を備え、情報通信サーバ20に接続された基地局(図示略)との間で無線電波の送受信を行う。つまり、無線通信部36aは、基地局を介して、情報通信サーバ20と通信を行う。
無線通信部36bは、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信方式のアンテナ、変調復調回路、信号処理回路等を備え、無線ユニット56−1,106−3〜106−9との間で無線電波の送受信を行う。つまり、無線通信部36bは、無線ユニット56−1,106−3〜106−9を介して、座席管理装置50と通信を行う。
記憶部37は、FROM(Flash ROM)等、情報の読み出し及び書き込みが可能な半導体メモリである。印刷部38は、ロール紙等の用紙に印刷する熱転写プリンタ等の印刷部である。印刷部38は、CPU31からの指示により、携帯端末30を用いて乗客に販売する乗車券等を用紙に印刷する。
計時部39は、現在の日時を計時する計時回路を有し、計時された時刻情報をCPU31に出力する。電源部40は、リチウム電池等の二次電池、又は一次電池等の電源部であり、携帯端末30の各部に電源供給を行う。
次いで、図4を参照して、座席管理装置50の機能構成を説明する。座席管理装置50は、記憶制御手段、第2の取得手段としてのCPU51と、RAM53と、記憶手段としての記憶部55と、接続部56と、有線通信部57と、を備える。座席管理装置50の各部は、バス58を介して接続されている。
CPU51、RAM53、記憶部55は、携帯端末30のCPU31、RAM33、記憶部37と同様であり、異なる部分を主として説明する。CPU51は、座席管理装置50の各部を制御する。記憶部55は、FROM等で構成され、情報送信プログラム551が記憶されている。
接続部56は、無線ユニット56−1と接続される。CPU51は、接続部56、無線ユニット56−1を介して、携帯端末30と無線通信を行う。有線通信部57は、有線の通信部であり、TIMS60、車上RW装置70−1、伝送装置90−1と通信接続する。特に、有線通信部57は、伝送装置90−1と有線LAN接続する。
次いで、図5を参照して、RW装置70−1の機能構成を説明する。RW装置70−1は、表示制御手段としてのCPU71と、RAM73と、表示手段としてのLED表示部74−1,74−2…と、記憶部75と、有線通信部76と、RW部77と、接続部78と、を備える。LED表示部74−2…を除くRW装置70−1の各部は、バス79を介して接続されている。
LED表示部74−2…を除くRW装置70−1は、メインのRW装置として機能する。LED表示部74−2…は、それぞれ、サブのRW装置として機能する。
また、RW装置70−1の各部は、RW電源装置80−1から電源供給される。CPU71、RAM73、記憶部75は、携帯端末30のCPU31、RAM33、記憶部37と同様であり、異なる部分を主として説明する。
LED表示部74−1は、1号車A1の所定の2つで1組の座席(以下、1組の座席とする)に対応して設けられる。LED表示部74−1は、緑、黄色、赤の3色のLEDを有し、CPU71の指示に従い、各LEDの点灯及び消灯により、所定の1組の座席の各座席の指定状態を表示する。
記憶部75には、座席状態表示プログラム751が記憶されている。有線通信部76は、有線の通信接続部であり、座席管理装置50と通信接続する。RW部77は、1号車A1の各座席のRFID方式のリーダライタ部である。RW部77は、電磁界又は電波を介し、ICカードに記憶される情報の読み取り又は書き込みを行う。
ここで、図6を参照して、LED表示部74−1の外観構成を説明する。図6に示すように、LED表示部74−1は、列車Aの1号車A1内の所定の1組の座席SE1,SE2に対応する天井等に設けられている。LED表示部74−1は、座席SE1に対応するLED表示器74−1aと、座席SE2に対応するLED表示器74−1bと、を有する。
LED表示器74−1aは、緑色に発光する緑LED741gと、黄色に発光する黄LED741yと、赤色に発光する赤LED741rと、の3色のLEDを有する。
緑LED741gは、座席SE1の指定状態が着席の状態にある間、点灯される。黄LED741yは、座席SE1の指定状態が予約席の状態である間、点灯される。赤LED741rは、座席SE1の指定状態が空席の状態である間、点灯される。LED表示器74−1bは、LED表示器74−1aと同様に、座席SE2の指定状態に応じてLEDが点灯される。
接続部78は、LED表示部74−2とケーブルで接続される。LED表示部74−2,74−3…は、それぞれ、LED表示部74−1と同様の構成であり、ケーブルを介して接続されている。LED表示部74−2,74−3…は、それぞれ、1号車A1の各組の座席に対応する位置に設けられている。RW装置70−2〜70−10は、RW装置70−1と同様の構成を有する。RW装置70−2〜70−10の有線通信部76は、それぞれ、RWIF装置100−2〜100−10と接続している。
次に、図7〜図9を参照して、座席状態表示システム1の動作を説明する。図7は、携帯端末30で実行される端末操作処理を示すフローチャートである。図8は、座席管理装置50で実行される情報送信処理を示すフローチャートである。図9は、RW装置70−1で実行される座席状態表示処理を示すフローチャートである。
先ず、図7を参照して、携帯端末30で実行される端末操作処理を説明する。端末操作処理は、操作入力に応じて、座席指定情報の受信及び送信、更新表示等を行う機能である。
携帯端末30において、例えば、乗務員から操作部32を介して端末操作処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU31は、ROM35から読み出して適宜RAM33に展開した端末操作プログラム351との協働で、端末操作処理を実行する。
先ず、CPU31は、操作部32を介して、乗務員からのこれから実行する処理内容の操作情報の入力を受け付ける(ステップS11)。操作情報は、座席指定情報受信、座席指定情報更新表示、その他の処理実行、の指示のいずれかである。そして、CPU31は、ステップS11で入力された操作情報が何であるかを判別する(ステップS12)。
操作情報が座席指定情報受信である場合(ステップS12;座席指定情報受信)、CPU31は、操作部32を介して、乗務員からの座席指定情報を取得する情報取得駅を示す情報取得駅情報の入力を受け付ける(ステップS13)。情報取得駅は、列車Aの現在位置の次の停車駅となる。
そして、CPU31は、無線通信部36aを介して、情報取得駅情報を含む座席指定情報要求を情報通信サーバ20に送信する(ステップS14)。なお、携帯端末30には、これを所持する乗務員が乗車する列車Aの識別情報及び運行の日付が予め設定入力されているものとし、座席指定情報要求には、設定された列車Aの識別情報及び運行の日付が含まれるものとする。
情報通信サーバ20は、座席指定情報要求を受信すると、座席予約管理サーバ10から座席指定情報要求の情報取得駅情報、列車の識別情報及び運行の日付に対応する座席指定情報を取得して携帯端末30に送信する。ステップS14で送信される座席指定情報は、(情報取得駅−1(路線上で1つ後方)の駅)〜(情報取得駅+3(路線上で3つ前方)の駅)の区間における列車Aの各座席の指定区間を示す情報を含む。
一方、CPU31は、無線通信部36aを介して、座席指定情報を情報通信サーバ20から受信し、当該座席指定情報を記憶部37にLED表示用の座席指定情報として記憶する(ステップS15)。そして、CPU31は、計時部39から現在の時刻情報を、座席指定情報を受信した時刻を示す受信時刻情報として取得する(ステップS16)。
そして、CPU31は、無線通信部36bを介して、記憶部37に記憶されたLED表示用の座席指定情報を用いて、ステップS15で受信した座席指定情報を変換し、変換した座席指定情報と、ステップS16で受信した受信時刻情報と、を座席管理装置50に送信し(ステップS17)、端末操作処理を終了する。変換後の座席指定情報は、(始発駅〜(情報取得駅+3の駅)の区間における列車Aの各座席の指定区間を示す情報を含み、情報取得駅情報が付加されるものとする。変換後の座席指定情報及び受信時刻情報は、無線ユニット56−1,106−3〜106−9のうち、携帯端末30が近いものを介して、座席管理装置50に送信される。
操作情報が座席指定情報更新表示である場合(ステップS12;座席指定情報更新表示)、CPU31は、無線通信部36aを介して、座席指定情報要求を情報通信サーバ20に送信する(ステップS18)。そして、CPU31は、無線通信部36bを介して、座席指定情報を情報通信サーバ20から受信し、記憶部37に端末表示用の座席指定情報として記憶する(ステップS19)。また、CPU31は、記憶部37に記憶した端末表示用の座席指定情報を表示部34に表示し(ステップS20)、端末操作処理を終了する。
操作情報がその他の処理実行である場合(ステップS12;その他の処理実行)、CPU31は、操作情報に応じたその他の処理を実行し(ステップS21)、端末操作処理を終了する。その他の処理は、例えば、乗客への乗車券の販売の情報入力、その乗車券の印刷である。
なお、携帯端末30のCPU31が、情報通信サーバ20からの座席指定情報の受信と、座席管理装置50への座席指定情報等の送信と、の成否を表示部34に表示する構成が好ましい。
次いで、図8を参照して、座席管理装置50で実行される情報送信処理を説明する。情報送信処理は、送信された座席指定情報又は区間開始情報に応じて、各情報を送信先に送信する機能である。
座席管理装置50において、例えば、接続部56又は有線通信部57を介して、携帯端末30から座席指定情報及び受信時刻情報を受信開始、又はTIMS60から区間開始情報を受信開始したことをトリガとして、CPU51は、記憶部55から読み出して適宜RAM53に展開した情報送信プログラム551との協働で、情報送信処理を実行する。
先ず、CPU51は、接続部56又は有線通信部57を介して、携帯端末30から座席指定情報及び受信時刻情報を受信完了、又はTIMS60から区間開始情報を受信完了する(ステップS31)。そして、CPU51は、端末操作処理のステップS17に対応して、ステップS31で座席指定情報及び受信時刻情報を受信したか否かを判別する(ステップS32)。
座席指定情報及び受信時刻情報を受信した場合(ステップS32;YES)、CPU51は、記憶部55に記憶している座席指定情報の時刻情報(現行時刻情報)が、受信時刻情報よりも小さい(前の時刻)か否かを判別する(ステップS33)。現行時刻情報≧受信時刻情報である場合(ステップS33;NO)、情報送信処理を終了する。
現行時刻情報<受信時刻情報である場合(ステップS33;YES)、CPU51は、ステップS31で受信した座席指定情報を受信時刻情報に対応付けて記憶部55に記憶する(ステップS34)。そして、CPU51は、ステップS31で受信した座席指定情報を各号車の座席指定情報に分割し、TIMS60から列車運行情報を取得し、有線通信部57を介し、各号車の座席指定情報と取得した列車運行情報とをそれぞれ対応するRW装置70−1〜70−10に送信し(ステップS35)、情報送信処理を終了する。
区間開始情報を受信した場合(ステップS32;NO)、CPU51は、TIMS60から列車運行情報を取得し、有線通信部57を介し、ステップS31で受信した区間開始情報と取得した列車運行情報とをRW装置70−1〜70−10に送信し(ステップS36)、情報送信処理を終了する。
次いで、図9を参照して、RW装置70−1で実行される座席状態表示処理を説明する。座席状態表示処理は、座席指定情報等に応じて、列車Aの現在位置に応じた1号車A1の各座席の指定状態をLED表示制御する機能である。なお、RW装置70−2〜70−10で実行される座席状態表示処理は、RW装置70−1で実行される座席状態表示処理を、2〜10号車に対応させたものとなる。
RW装置70−1において、例えば、有線通信部76を介して、座席管理装置50から座席指定情報及び列車運行情報、又は区間開始情報及び列車運行情報を受信開始したことをトリガとして、CPU71は、記憶部75から読み出して適宜RAM73に展開した座席状態表示プログラム751との協働で、座席状態表示処理を実行する。
先ず、CPU71は、有線通信部76を介して、座席管理装置50から座席指定情報及び列車運行情報、又は区間開始情報及び列車運行情報を受信完了する(ステップS41)。そして、CPU71は、情報送信処理のステップS35に対応して、ステップS41で座席指定情報及び列車運行情報を受信したか否かを判別する(ステップS42)。座席指定情報及び列車運行情報を受信した場合(ステップS42;YES)、CPU71は、ステップS41で受信した座席指定情報を記憶部75に記憶する(ステップS43)。
そして、CPU71は、ステップS41で受信した座席指定情報及び列車運行情報に基づき、1号車A1の各座席の表示制御情報を作成し、当該各座席の表示制御情報をLED表示部74−1,74−2…に送信して、LED表示させ(ステップS44)、座席状態表示処理を終了する。ステップS44で、CPU71は、各座席について、列車運行情報の列車Aの現在位置の情報(情報取得駅情報)、路線情報から、座席表示対象区間を特定し、座席指定情報の指定区間情報と、座席表示対象区間と、から着席、予約席、空席の状態を判定し、当該判定した状態の表示制御情報を生成する。
区間開始情報及び列車運行情報を受信した場合(ステップS42;NO)、CPU71は、記憶部75に記憶された座席指定情報を読み出す(ステップS45)。
そして、CPU71は、ステップS45で読み出した座席指定情報とステップS41で受信した列車運行情報とに基づき、各座席の表示制御情報を作成し、当該各座席の表示制御情報をLED表示部74−1,74−2…に送信して、LED表示させ(ステップS46)、座席状態表示処理を終了する。ステップS46で、CPU71は、各座席について、列車運行情報の列車Aの現在位置の情報(情報取得駅情報)、路線情報から、座席表示対象区間を特定し、座席指定情報の指定区間情報と、座席表示対象区間と、から着席、予約席、空席の状態を判定し、当該判定した状態の表示制御情報を生成する。
以上、本実施の形態によれば、携帯端末30は、操作部32を介して、列車Aの座席指定情報の受信指示の操作入力を受け付け、入力された座席指定情報の受信指示に応じて、情報通信サーバ20に座席指定情報の要求を送信し、当該座席指定情報を情報通信サーバ20から受信し、受信した座席指定情報を車上座席管理システム2に送信する。
このため、乗務員が座席指定情報の受信指示を入力することにより、地上の情報通信サーバ20から列車の車上の車上座席管理システム2への座席指定情報の伝達を確実に行うことができる。仮に、通信に失敗すると、乗務員は通信に失敗したことを知ることができ、再操作を試みることとなる。
また、携帯端末30は、座席指定情報を受信した受信時刻情報を計時部39から取得し、受信した座席指定情報を受信時刻情報に対応付けて車上座席管理システム2に送信する。このため、車上座席管理システム2では、受信時刻情報により、受信する座席指定情報が、既に記憶している座席指定情報よりも早いものか否かを判別できる。
また、携帯端末30は、操作部32を介して情報取得駅情報の入力を受け付け、座席指定情報の要求に情報取得駅情報を含めて情報通信サーバ20に送信し、情報取得駅情報に対応する座席表示対象区間を含む区間(情報取得駅情報−1の駅〜情報取得駅情報+3の駅)の座席指定情報を情報通信サーバ20から受信する。このため、情報取得駅情報に応じた適切な座席表示対象区間を含む区間の座席指定情報を受信でき、車上座席管理システム2へ送信できる。
また、座席管理装置50は、座席指定情報を受信し、列車運行情報をTIMS60から取得する。RW装置70−1〜70−10は、受信された座席指定情報と、取得された列車運行情報とに応じて、列車の現在位置に応じた各座席の指定状態を判定し、当該判定した各座席の指定状態をLED表示部74−1…に表示させる。このため、列車の現在位置に応じた各座席の指定状態を正確に表示できる。
また、座席管理装置50は、記憶部55に記憶された座席指定情報に対応する現行時刻情報が、受信された受信時刻情報よりも小さいか否かを判別し、小さい場合に、受信された座席指定情報を受信時刻情報に対応付けて記憶部55に記憶する。RW装置70−1〜70−10は、現行時刻情報が受信時刻情報よりも小さい場合に、受信された座席指定情報と、取得された列車運行情報とに応じて、列車の現在位置に応じた各座席の指定状態を判定し、当該判定した各座席の指定状態をLED表示部74−1…に表示させる。このため、列車A内に複数の乗務員(携帯端末30)が存在する場合にも、最新に取得された座席指定情報と列車運行情報とに応じて、列車の現在位置に応じた各座席の指定状態をさらに正確に表示できる。
また、列車の現在位置に応じた各座席の指定状態は、着席の状態と、予約席の状態と、空席の状態と、のいずれか一つである。このため、列車の現在位置に応じた各座席の指定状態を、乗客及び乗務員が知りたい適切な着席、予約席、空席、の3つの情報として提供できる。
また、LED表示部74−1…は、着席、予約席、空席の3つの指定状態にそれぞれ対応する緑、黄、赤のLEDを備え、RW装置70−1〜70−10は、判定した各座席の指定状態に対応するLEDを発光させる。このため、乗客及び乗務員は、着席、予約席、空席、の3つの指定状態を目視により容易に認識でき、見間違いを防ぐことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施の形態では、列車Aの各車両は、1つの車上RW装置を備える構成としたが、これに限定されるものではない。列車Aの各車両が、複数の車上RW装置を備える構成とし、同一車両内の各車上RW装置が、LED表示をする座席を分担する構成としてもよい。
また、列車にGPS(Global Positioning System)部を搭載し、GPS部から得られる列車の現在位置情報を座席管理装置50が把握(取得)する構成としてもよい。
また、上記実施の形態における座席状態表示システムの各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
1 座席状態表示システム
10 座席予約管理サーバ
20 情報通信サーバ
30 携帯端末
31 CPU
32 操作部
33 RAM
34 表示部
35 ROM
36a,36b 無線通信部
37 記憶部
38 印刷部
39 計時部
40 電源部
41 バス
2 車上座席管理システム
50 座席管理装置
51 CPU
53 RAM
55 記憶部
56 接続部
56−1 無線ユニット
57 有線通信部
58 バス
60 TIMS
61 モニタ装置
70−1〜70−10 車上RW装置
71 CPU
73 RAM
74−1,74−2… LED表示部
74−1a,74−1b LED表示器
741g 緑LED
741y 黄LED
741r 赤LED
75 記憶部
76 有線通信部
77 RW部
78 接続部
79 バス
80−1〜80−10 RW電源装置
90−1〜90−10 伝送装置
100−2〜100−10 RWIF装置
106−3,106−5〜106−9 無線ユニット

Claims (5)

  1. 列車の座席の指定区間を示す座席指定情報の受信指示の操作入力を受け付ける操作手段と、
    前記入力された座席指定情報の受信指示に応じて、地上に設けられた情報通信サーバに前記座席指定情報の要求を送信し、当該座席指定情報を当該情報通信サーバから受信する第1の受信手段と、
    前記受信した座席指定情報を、前記列車に設けられた車上座席管理システムに送信する送信手段と、を備え
    前記操作手段は、座席指定情報を取得する区間の駅を示す情報取得駅情報の入力を受け付け、
    前記第1の受信手段は、前記座席指定情報の要求に前記情報取得駅情報を含めて前記情報通信サーバに送信し、前記情報取得駅情報に対応する座席表示対象区間を含む区間の座席指定情報を当該情報通信サーバから受信する携帯端末。
  2. 携帯端末と、
    列車に設けられた車上座席管理システムと、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記列車の座席の指定区間を示す座席指定情報の受信指示の操作入力を受け付ける操作手段と、
    前記入力された座席指定情報の受信指示に応じて、地上に設けられた情報通信サーバに前記座席指定情報の要求を送信し、当該座席指定情報を当該情報通信サーバから受信する第1の受信手段と、
    前記受信した座席指定情報を、前記車上座席管理システムに送信する送信手段と、を備え、
    前記車上座席管理システムは、
    前記列車の各座席に設けられた表示手段と、
    前記座席指定情報を前記携帯端末から受信する第2の受信手段と、
    前記列車の現在位置を含み、当該列車の運行に関する列車運行情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の受信手段により受信された座席指定情報と、前記取得された列車運行情報とに応じて、前記列車の現在位置に応じた各座席の指定状態を判定し、当該判定した各座席の指定状態を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備える座席状態表示システム。
  3. 前記第2の受信手段は、前記座席指定情報及び受信時刻情報を前記携帯端末から受信し、
    座席指定情報を時刻情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶された座席指定情報に対応する時刻情報が前記第2の受信手段により受信された受信時刻情報よりも小さいか否かを判別し、小さい場合に、前記第2の受信手段により受信されたが座席指定情報を当該受信時刻情報に対応付けて前記記憶手段に記憶する記憶制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記記憶された座席指定情報に対応する時刻情報が前記第2の受信手段により受信された受信時刻情報よりも小さい場合に、前記受信された座席指定情報と、前記取得された列車運行情報とに応じて、前記列車の現在位置に応じた各座席の指定状態を判定し、当該判定した各座席の指定状態を前記表示手段に表示させる請求項2に記載の座席状態表示システム
  4. 前記各座席の指定状態は、座席が指定され且つ前記列車の現在位置が指定区間内にある着席の状態と、座席が指定され且つ前記列車の現在位置が指定区間外にあり且つ指定区間の少なくとも一部が座席表示対象区間内にある予約席の状態と、座席が指定されていない、又は座席が指定され且つ前記列車の現在位置が指定区間外にあり且つ指定区間が座席表示対象区間外にある空席の状態と、のいずれか一つである請求項2又は3に記載の座席状態表示システム。
  5. 前記表示手段は、各座席について、複数の指定状態にそれぞれ対応する複数の発光手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記判定した各座席の指定状態に対応する前記発光手段を発光させる請求項2から4のいずれか一項に記載の座席状態表示システム。
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