JP2005034404A - 編込み面ファスナー - Google Patents

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Abstract

【課題】パイルループの基部を固定するための樹脂コーティングや糸間の融着を不要とし、更には明確な方形状の空隙を形成して通気性のみならずその透過(透視)性能も実現できる編込み面ファスナーを提供する。
【解決手段】地糸(11 〜13,111〜114)からなる基布の編成と同時にパイル編糸(14,115)を編み込んでパイルループ(15,116)を形成する面ファスナーの編込み面ファスナーである。前記パイルループを形成するパイル編糸(14,115)が、2以上のウェールW間を跨がってループを形成したのち、そのウェールW上の隣接する3以上のコースCの地糸の各編目ごとに連続して交絡させて編目を形成している。隣接する3以上のコースCごとに交絡して形成される前記パイル編糸(14,115)の編目のうち、中間部に位置する少なくとも1以上の編目が閉じ目をもって形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明はパイル状の係合素子が地糸の編成と同時に編み込まれる編糸により形成される編込み面ファスナーに関し、前記係合素子と地糸との間が各種の樹脂材料により融着されて地組織との固定を不要にできるとともに、更には透視可能な網状の地組織に好適な編込み面ファスナーに関する。
従来も、雄又は雌の係合素子を構成するパイル編糸を地糸の編成と同時に編み込んでパイルループを形成し面ファスナーを製造する多くの提案がなされている。この提案されている編込み面ファスナーの大半の構成は、例えば米国特許第5,125,246号明細書に開示されているように、地糸を高密度に編成すると同時にパイル編糸を編み込むのが一般的である。この米国特許では、0−0/x−x(x:2,3,…,n)の緯挿入糸及び0−0/1−1の経挿入糸にエラストマー糸を使うと共に、ウェールを鎖編糸をもって編成し、ここに、1−2/1−2/0−1/0−1のトリコット編組織を使って隣接するウェール及びコースごとに斜めにパイル編糸を交絡させてパイルループを形成している。
この編込み面ファスナーを取り付けようとする相手が通常の編物や織物であれば、こうした高密度の編込み面ファスナーであっても格別の問題が発生することはない。しかしながら、例えば通気性を備えたネット(網)構造やレース構造からなる衣料品や袋物(バッグ類)などの物品に、前述のごとき高密度の編込み面ファスナーを取り付けると、その取付部の編み構造が隠れてしまい、製品となったとき、ネット製品として或いはレース製品としての特性を失いかねず、製品価値を低下させてしまう。
そこで従来も、通気性を付与した面ファスナーを得るため、例えば実開昭63−91009号公報に示すように、バック糸、ミドル糸及びフロント糸を使って、格子状または千鳥状に円形状の透孔を形成しながら編成し、そのフロント糸を起毛させて片面にパイルループを形成させたのち、バック糸にて編成した面に樹脂をコーティングしてパイルループを固定する提案がなされている。また、例えば特開2000−41712号公報も、前記公報と同様にバック糸、ミドル糸及びフロント糸を使って、それぞれに必要本数の糸抜きを行ってアトラス編みにより通気孔を有するトリコット編みを得たのち、フロント糸を起毛してパイルループを形成してから樹脂コーティング又は地糸の一部を溶着させてパイルループを地糸に固定して、通気性のある編込み面ファスナーを製造している。
しかしながら、これらの編込み面ファスナーは、その空隙率が低いため通気性が小さく、しかも裏面に樹脂コーティングを施さなければならず、相変わらず硬直性は改良されていない。その点、例えば実用新案登録第2563369号公報は、ウェール方向に編まれる地糸である鎖編糸とパイル編組織又はトリコット編組織のパイル編糸をパイルループを形成しながら前記鎖編糸の編目に絡ませるとともに、ウェール方向及びコース方向に走行するマーキゼット組織の挿入糸を所定のウェール間に跨がって交絡させて、格子状の大きな空隙をもつ網状基布を形成しているため、形態は織成による以上に形態が安定化し、しかも単なる通気性だけではなく、基布を通して向こう側が透けて見えるようになり、特にネット(網)構造やレース構造をもつ衣料品や袋物(バッグ類)などの物品に取り付けたとき、それらの物品によくマッチングする。
米国特許第5,125,246号明細書 実開昭63−91009号公報 特開2000−41712号公報 実用新案登録第2563369号公報
ところで、上記特許文献1ではパイル編糸は同一ウェール上で隣接する2つのコースに作られる2つの鎖編目に閉じ目により交絡したのち隣接するウェールの鎖編目に開き目により交絡させて、その間にて隣接するウェール間及びコース間を斜めに跨ぐパイルループを形成している。このパイルループは前記開き目により一端を交絡させているため、同組織だけでは同パイルループに引張り力がかかると、同パイルループは交絡する鎖編目から引き出されてしまい、安定したループ形状が維持されず、強いては面ファスナーとしての剥離力に大きな影響を与える。これを避けるには、どうしても樹脂コーティングが必要になり、折角のエラストマー基布としての機能が十分に発揮されず、また剛直性も回避することができない。
また、上記特許文献2及び3に開示された編込み面ファスナーにあっては、既述したとおりバック糸、ミドル糸及びフロント糸の3種類の糸を使い、そのうちのフロント糸を表面に編み込んで、編成と同時にパイルループを形成するものではなく、編成後にフロント糸を起毛してパイルループを形成するものであって工程数が多くなり、しかも確実なループを形成することは難しく、雌の係合素子は形成できても、ループを形成したのちその一部を切断して雄の係合素子を形成することは難しい。更には、編成後に起毛された面ファスナーの裏面には相変わらず樹脂コーティングや溶融糸によりパイルループを基布に固定するため、剛直性は免れない。
一方、上記特許文献4では面ファスナーの基布を明確な方形状の空隙をもつ安定した網状の編物であるにも関わらず、そこに形成されるパイル編糸は同一コース上又は隣接するウェールとコースとの間を斜めに跨ぎ、ウェールを構成する鎖編糸の編目に単に開き目をもって交絡させているだけであるためループ抜けが生じやすく、上記特許文献1以上にループ形態を安定化させることを難しくしている。その結果、この特許文献4にあっても、基布の裏面に樹脂コーティングを余儀なくされている。
本発明は上記特許文献1〜4の各編込み面ファスナーにおける不具合を解消することを目的としてなされたものであり、先ずパイルループの基部を固定するための樹脂コーティングや糸融着を不要とすることを主目的とし、更には通気性を確保しようとする場合に、単に明確な方形状の空隙を形成して通気性のみならずその透過(透視)性能が実現される編込み面ファスナーを提供しようとするものである。
課題を解決するための手段及び作用効果
通常の編込み面ファスナーの基布である地組織は、ウェールを形成する鎖編糸を基本として、トリコット編糸や二目編糸などの1種類以上の経編糸と、所要の数のウェール間の編目に挿入されて折り返してコース方向に走行する緯挿入糸が使われることが多く、高密度に編成される。このとき、パイル編糸は上記特許文献1にも記載されているようにトリコット編みにより、或いは特許文献3に記載されているようなアトラス編組織により、それぞれ異なるウェール及びコース間を跨いでパイルループを形成している。一方、方形の空隙を明瞭に表出させる網状の編込み面ファスナーにあっては、上記特許文献4のごとく鎖編糸とマーキゼット編糸とをもって地組織である基布を編成すると同時に、パイル編糸をもってトリコット編みや特殊な編組織によりパイルループを形成している。
しかしながら、これらの編込み面ファスナーは、いずれも地糸に対するパイル編糸の交絡部においてパイルループの形態を固定することができず、ループ抜けが生じやすいことから、係合素子が形成されている面とは反対側の基布面に樹脂コーティングを施し、或いは地組織を構成する編糸の一部繊維に熱溶融性繊維を使ってこれを溶融させて、地糸とパイル編糸の交絡部を接着固定する必要があった。こうした処理により、地糸とパイル編糸との交絡部が固定され、パイルループの形態が安定化し、ループ抜けなどの不具合は解消されるものの、溶着樹脂により編物特有の柔軟性や風合いが失われてしまうことが多い。
本発明は、こうした不具合を解消するものであり、本発明者等は編成後に樹脂コーティングや繊維の溶着などの格別の処理を要することなく、ループ抜けなどの不具合が生じない編込み面ファスナーを開発すべく多様な試験を重ねた。その結果、パイルループを形成するパイル編糸の編構造に工夫がなされると、編成後に格別の処理を行わずともループ抜けなどの不具合が解消されることを知った。
本発明はこうした知見に基づいてなされたものであり、上記主目的は、本発明の基本構成である、パイル編糸と地糸とを編成して面ファスナーの係合部となるパイルループを有する編込み面ファスナーにあって、前記パイル編糸が、2以上のウェール間を跨がってループを形成したのち、そのウェール上の隣接する3以上のコースの地糸の各編目ごとに連続的に交絡して編目を形成し、隣接する3以上のコースごとに交絡して形成される前記パイル編糸の編目のうち、中間部に位置する少なくとも1以上の編目が閉じ目をもって形成されてなることを特徴とする編込み面ファスナーにより達成される。
パイル編糸は、まず2以上のウェール間を跨がって同一コース上又は隣接するコース上にある地糸の編目と交絡させて、その間にループを形成する。このループの形成端に形成されるパイル編糸の最初の編目は必ずしも閉じ目であるか開き目であるかを必ずしも規定するものではないが、この最初の編目が形成される同じウェール上にあって隣合う3以上のコース上にて形成される編目のうち、少なくとも中間部に位置する1以上の編目を必ず閉じ目とすることが重要である。この閉じ目の形成位置によっては、パイルループ形態を不安定にする。一方、この閉じ目の数は多ければ多いほどいいが、通常、同一ウェール上に連続して形成されるパイル編糸の編目は3〜8個が好適であることから、その中間位置に存在する閉じ目としては1〜4個を連続して又は不連続に配することになるが、パイル編糸からなるパイルループが強く引っ張られたとき、同パイルループが引っ張られて伸びず、同時に同一パイル編糸による隣接する他のパイルループにも影響を与えないためには、そのパイルループの形成端の編目に隣接するコース方向の編目を閉じ目とすることが好ましい。
このように、コース方向に隣り合う同一パイル編糸による3以上の編目の中間位置にある編目を閉じ目により形成すると、例えば同パイル編糸により形成されたパイルループに強い引っ張り力が働いたとしても、閉じ目の部分では編目が引き締められそれ以上は移動しないため、たとえ樹脂コーティングや繊維の融着によりパイルループの基部と地糸とが固着されていない場合でも、パイルループの形態に影響を与えず、相手方の係合素子との間の係合力を長く維持することができる。更に、前記パイル編糸により形成されるパイルループのループ抜けを確実にするには、前記同一ウェール上の隣合う3以上のコース上で地糸の編目に交絡して作られる前記パイル編糸の全ての編目を閉じ目により形成することが好ましい。かかる構成は、地糸により編成される基布が上記特許文献1のような通常の高密度の編物であっても、或いは上記特許文献4に記載されているような大きな方形の空隙をもつ網状の編物であってもよい。
しかして、この網状の基布編物の代表的な構造をもつ編込み面ファスナーとしては、前記地糸が、各ウェールを形成する鎖編糸と、隣合う2以上のウェール及びコース上の各鎖編糸の編目に交絡してジグザグ状に走行し、少なくとも3コース毎に緯糸を形成する挿入糸とからなり、前記鎖編糸と挿入糸とにより方形状の透過空隙をもつ網目が形成され、前記パイル編糸が前記挿入糸の交絡位置と同一の交絡位置にて編目を形成し、同ウェール間に形成されるパイル編糸によるパイルループが前記挿入糸に沿って形成されていることが望ましい。
かかる構成を備えることにより、ウェール方向に延びる編糸とコース方向に延びる編糸とがそれぞれ所要の間隔をおいて直角に交差する方形の大きな空隙がマトリックス状に形成される網状基布の一表面に、2以上のウェール間を跨いで形成されるパイルループが前記コース方向に延びる編糸に沿っているため、前記空隙の部分には余分な編糸が存在せず、透過性能を高めているだけでなく、各パイルループと地糸とのウェール方向に3か所以上で鎖編糸の編目に交絡する編目のうち、中間位置に存在する1以上の編目を閉じ目とすることにより、いわゆるループ抜けがなくなり、しかも編物に特有の柔軟性をも確保する。
特に、本発明にあって前記挿入糸を、コース方向に関して逆組織をもつ一対の編糸から構成し、それぞれが同一ウェール上の隣り合うコースの編目ごとに交絡するとともに、その交絡する編目間において交差し、コース方向にジグザグ状に走行させることが好ましい。かかる構成により、前述の機能が更に向上する。
本発明にあっては、前記パイル編糸を実質的に無撚りのマルチフィラメント糸から構成することができ、その場合には前記パイルループにより雌係合素子が形成され、また前記パイル編糸をモノフィラメントから構成することもでき、この場合には前記パイルループをそのままで雌係合素子として使うことができ、或いは同パイルループの一部を切断することによりフック状の雄係合素子として使うことができる。雄係合素子とする場合には、前記パイル編糸に太いモノフィラメント糸を使用する。
更に本発明にあっては、少なくとも前記パイル編糸に透明なフィラメント糸を使用すると、パイルループの存在が目立たなくなり、且つ面ファスナー自体の高い透過性が維持できる。この場合、地組織を構成する編糸も全て透明性のある糸とすることもでき、その場合には、面ファスナー全体の透明性が確保でき、同面ファスナーを取り付ける被着物の表面に形成される各種の絵や多色模様などが明瞭に透視できるようになる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基いて具体的に説明する。図1は本発明の編込み面ファスナーの外観を模式的に示したものであり、図2はその全体の編組織を示している。また、図3〜図5は本実施形態に係る前記編込み面ファスナーの構成糸条ごとの編組織を示している。
本実施形態の編込み面ファスナー10にあっては、図3に示す0−1/1−0の繰り返し編組織をもつ鎖編糸11と、図4に示す0−0/1−1/0−0/3−3/2−2/3−3の繰り返し編組織をもつ第1挿入糸12と、同じく図4に示す3−3/2−2/3−3/0−0/1−1/0−0の繰り返し編組織をもつ第2挿入糸13と、図5に示す0−1/1−0/0−1/2−3/3−2/2−3の繰り返し編組織をもつパイル編糸14との全部で4種類の編糸によって構成されている。そして本実施形態では、全ての編糸をコースC方向(各図面の左右方向)に1針ずつ飛ばしてウェールWを形成している。
上記鎖編糸11はウェールW方向に連続して開き目で編目を形成し、上記第1挿入糸12は同一ウェールW上にある前記鎖編糸11の3個の編目にジグザグ状に交絡させたのち隣接するウエールの同じく隣接するコースC上の鎖編糸11の編目に交絡して、これを同ウェールW上に形成される鎖編糸11の3個の編目とジグザグ状に交絡させたのち、元のウェールW上の隣接するコースCに形成される鎖編糸11の編目に交絡させて、これをウェールW方向にジグザク状に3回繰り返して交絡させ、その繰り返しにより2つのウェールW間を全体としても大きくジグザグ状に走行させている。一方、上記第2挿入糸13は前記第1挿入糸12が3個連続して交絡する同じ鎖編糸11の編目に同様に交絡したのち、第1挿入糸12が移行する隣接するウェールWとは反対側に隣接するウェールW上に移行したのち、同ウェールW上の3個の鎖編目に連続してジグザグ状に交絡する。すなわち、第1挿入糸12と第2挿入糸13とは、3ウェールW間にあって真ん中のウェールWを挟んで左右が対象な編組織を有している。
こうして鎖編糸11、第1挿入糸12及び第2挿入糸13によって、図1に模式的に示すような大きな方形状の空隙がマトリックス状に配された網状の面ファスナー10の基布が編成される。すなわち、前記鎖編糸11が連続してウェールWを形成するとともに、前記第1及び第2挿入糸12,13の交絡部分でウェールWの一部を形成し、同じく前記第1及び第2挿入糸12,13の隣接するウェールWへの以降部分でコースC方向に1針飛んで走行するとともにウェールW方向に3編目交絡しながら、隣接するウェールW間同士を連結して、図2に示すような恰も経糸と緯糸とをもって方形状の空隙を形成したような網状の基布が編成されることになる。
上記パイル編糸14は、図5に示すように全ての編目を閉じ目により形成している。このパイル編糸14は、上述の編組織をもって上記基布に編み込まれ、隣接するウェールW1に移るとき、パイルループ15を形成する。すなわち、第1のウェールW1上で上記鎖編糸11による編目に交絡させながら自身も編目を作り、次いで同ウェールW1上で隣接する2つのコースC上で前記鎖編糸11の編目と交絡しながら自身も2個の編目を順次作り、都合3個の編目を同一ウェールW1上に連続して形成する。そのあと、隣接する第2のウェールW2上に移って同じく隣接する3つのコースC上において、前述と同様に3個の連続する鎖編糸11の編目に順次交絡させて自身も3個の編目を連続して作り、元の第1のウェールW1へと戻り、以降は同様の動作にて上記基布に順次編み込まれていく。このとき、本実施形態では、上述のように、パイル編糸14は隣接するウェールW間を跨ぐとき、同時にパイルループ15を形成し、また鎖編糸11の編目と交絡して形成される同パイル編糸14の編目の全てを閉じ目としている。
また、前記パイル編糸14の編目の形成位置は、図2に示すように、鎖編糸1の編目に交絡して挿入される上記第1挿入糸12の交絡位置と一致している。従って、パイルループ15の形成位置も、前記第1挿入糸12が隣接するウェールW間を跨がって走行する走行位置となる。このことは、同パイル編糸14により形成されるパイルループ15が、図1に示すごとく、マトリックス状に形成された基布の緯糸部分に沿って形成されることを意味する。
こうして形成された本実施形態による編込み面ファスナー10にあって、先ず第1の特徴はパイルループ15を形成するパイル編糸14の全ての編目を閉じ目により形成している点にある。このように閉じ目にて形成すると、例えばパイルループ15に引っ張り力が働いた場合に、同パイルループ15の両端に形成された編目も閉じ目であることにより、同編目の部分でパイル編糸14に引き締め力が加わり、鎖編糸11の編目及び第1及び第2の挿入糸12,13の交絡部分を締め付け、パイルループ15は逆に編目を通して引き出されるようなことがなくなる。つまり、本実施形態による編込み面ファスナー10にあっては、その背面に樹脂コーティングや熱溶融製繊維等による溶融固着を行わなくても、パイルループ15の抜けが阻止される。勿論、本実施形態にあっても樹脂コーティングや熱溶融製繊維等による溶融固着を行うことを排除するものではない。
また、本実施形態の編込み面ファスナー10は、図1及び図2に示すように、大きな空隙が全体にマトリックス状に配された網織物風の外観形状を有するため、その空隙をとおしてパイルループの形成面とは反対側に存在する、例えば衣料や袋物などの表面模様が透視できるだけでなく、被着体である衣料や袋物が網状又はレース状で空隙が多い場合にも、よくマッチングさせることができ、それら被着体の通気性を損なうことがない。しかも、網状基布の表面に形成されるパイルループは、同基布の緯糸部分に沿って形成されるため、通気性や透視性をも損なうことがなく、またパイルループの存在が気にならず、外観意匠的にも見栄えのよい製品が得られる。
なお、本発明の編込み面ファスナーにあっては、その構成糸条の材質を限定するものではないが、少なくとも上記パイル編糸に透明性の高い合成樹脂製フィラメントを使えば、更にパイルループの存在が気にならなくなり、或いは全ての構成糸条に透明性の高い合成樹脂製フィラメントを使えば、面ファスナーを通して背面側の被着体表面の全面が透視でき、面ファスナー自体の存在も気にならなくなる。更に本実施形態にあって、編込み面ファスナー10の構成糸条の一部に、同一又は異なる色彩を施す場合もあり、この場合には面ファスナー自体に色彩模様を発現させることができ、外観的に美麗であり、しかもその模様によっては被着体の表面模様とマッチングさせることも可能である。
図6は本発明に係る編込み面ファスナー10に用いられるパイル編糸14による多様な編組織の例を示している。同図(A)は上記実施形態にて採用した編組織を示し、図5に示す編組織と同じである。同図(B)及び(D)に示す例では、パイル編糸14の繰返し組織のうち2つのウェールW間に形成されるパイルループ15の両端に形成される編目の1つを開き目にて形成して、他の全ての編目を閉じ目にて形成している。同図(C)に示す例では、パイル編糸14の繰返し組織のうち2つのウェールW間に形成されるパイルループ15の両端に形成される編目を全て開き目とし、同一ウェールW上に形成される3つの連続編目のうち中間位置にある編目だけを閉じ目としている。勿論、パイル編糸14のうち一端部の編目を開き目とし、他の編み目の全てを閉じ目としてもよい。
このように、本発明では前記パイル編糸14により形成される編目の全てを図6(A)に示すように閉じ目とする必要はなく、図6(B)〜(C)に示すように少なくとも同一ウェールW上を連続して形成される3個以上の編目のうち、その中間部に位置する編み目を閉じ目にて形成すれば、改めてループの基部を地糸に溶着などにより固着しなくとも効果的にパイルループ抜けが防止できる。
図7及び図8は上記実施例の他の変形例を示しており、図7は第1及び第2の挿入糸12,13の変化編組織を示し、図8はパイル編糸14の変化編組織を示している。上記鎖編糸11は変更がない。この実施形態では、同一ウェールW上の鎖編目にジグザグ状に交絡させる第1及び第2の挿入糸12,14の交絡数を7個とするとともに、同ウェールW上で第1及び第2の挿入糸12,14の交絡位置に連続して形成されるパイル編糸14の編目数も7個としている例である。このように第1及び第2挿入糸12,13とパイル編糸14の組織を変更しても、図2〜図5に示した上記実施形態とは、その空隙が大きくなるだけで、その他の構成は実質的に同じであり、その奏する作用効果も通気性や透過性が向上する以外実質的に変わるところがない。すなわち、連続して同一ウェールW上に形成される編目数などを変えることにより、網状基布の空隙の大きさや通気性などを容易に変更できることが理解できよう。
図9及び図10は本発明の他の実施形態を示している。この実施形態による編込み面ファスナー100は、上述の実施形態のように基布を網状に形成せず、通常の経編構造に上記実施形態と同様のパイル編糸115を編み込んだ高密度の編込み面ファスナーである。なお、本実施形態による面ファスナー100では、その構成編糸の種類が多く、同一図面上にその全種類の編糸を示すと、極めて見ずらくなるため、図9及び図10に分離して示している。
図示実施形態では、編込み面ファスナー100の基布を構成する地糸には上述の実施形態同様の鎖編糸111(図9)と、同一ウェールW上を前記鎖編糸111の編目に挿通させてジグザグ状に走行する経挿入糸112(図10)と、前記鎖編糸111の編目に交絡させて3つのウェールW間を折り返す0−0/3−3の編組織をもつ第1の緯挿入糸113(図9)と、同第1の緯挿入糸113と同一方向に走行して8つのウェールW間を折り返す0−0/8−8の編組織をもつ第1の緯挿入糸114(図10)との4種類からなる。一方、基布に編み込まれてパイルループ116を形成するパイル編糸115の編組織は0−1/1−0/0−1/1−2/2−1/1−2を繰り返し単位とする編組織である。
この実施形態にあって、上記実施形態とは基布に違いこそあれ、パイル編糸115が上記実施形態と同様の編組織からなるため、地糸である鎖編糸111の編目、経挿入糸112、第1及び第2の緯挿入糸113,114の各折返し部に閉じ目をもって編目を形成するため、例えばパイルループ116に引っ張り力が働いても地糸に対する交絡部分を挟んで互いに引き締めあうため、パイル編糸115は糸長さ方向に移動せず、ループ形態を変化させるようなことがない。そのため、いたずらに基布のパイルループ形成面とは反対側の背面に、合成樹脂をコーティグしたり地糸の一部繊維に低融点の繊維を混合して溶融接着させる必要がない。
以上のようにして編成される本発明の編込み面ファスナー10,100のパイルループ15,116を形成するパイル編糸14,115には合成樹脂製のマルチフィラメント又はモノフィラメントが使われる。マルチフィラメントは、細いフィラメントの集合体であり、実質的に無撚りである。このマルチフィラメントにより形成されるパイルループはバフィングなどにより各フィラメント単位にバラバラにほぐされて、多方向を向いた多数のパイルループとされ、相手方のフック片などからなる雄係合素子に係脱する雌係合素子となる。
また、パイル編糸14,115として細繊度のモノフィラメントを使う場合には、形成されるパイルループ15,116に格別の加工を施すことなく、同パイルループ15,116を雌係合素子として使うこともでき、パイル編糸14,115が太繊度のモノフィラメントである場合には、形成されたパイルループ15,116の一部を切断してフック片とし雄係合素子をつくり出す。このような雄係合素子では、パイルループ15,116の一部が切断されるため、上述のような単純なパイル編組織であったり閉じ目で形成するだけではループ抜けの懸念が生じる場合もある。その場合には、少量の樹脂コーティングしたり、あるいは地糸に低融点の繊維を少量混入させて溶融処理を施すこともできる。このような樹脂コーティングをするにしても、本発明によるパイル編組織によってループ抜けが抑えられている分だけ、その樹脂の使用料を大幅に低減させることができ、基布の剛直化を避けることができる。
編状基布をもつ本発明の編込み面ファスナーの一例を模式的に示す斜視図である。 本発明の代表的な実施形態である編込み面ファスナーの全体の編組織図である。 同面ファスナーのウェールWを形成する鎖編糸の編組織図である。 同面ファスナーの網状基布の構成糸条の一部である挿入糸の編組織図である。 同面ファスナーのパイルループを形成するパイル編糸の編組織図である。 前記パイル編糸の編組織図の変形例を示す編組織図である。 上記挿入糸の編組織の変形例を示す編組織図である。 前記挿入糸とともに編み込まれるパイル編糸の組織図である。 通常の高密度の基布をもつ本発明の編込み面ファスナーの一部編組織図である。 同面ファスナーの残る編糸の編組織図である。
符号の説明
10,100 編込み面ファスナー
11,111 鎖編糸
12,13 第1及び第2の挿入糸
14,115 パイル編糸
15,116 パイルループ
112 経挿入糸
113,114 第1及び第2の緯挿入糸

Claims (7)

  1. パイル編糸(14,115)と地糸(11 〜13,111〜114)) とを編成して面ファスナーの係合部となるパイルループ(15,116)を有する編込み面ファスナー(10,100)にあって、
    前記パイル編糸(14,115)は、2以上のウェール間を跨がって前記パイルループ(15,116)を形成したのち、そのウェール上で隣接する3以上のコースの地糸(11 〜13,111〜114)) の各編目ごとに連続的に交絡して編目が形成され、
    隣接する3以上のコースごとに交絡して形成される前記パイル編糸(14,115)の編目のうち、中間部に位置する少なくとも1以上の編目が閉じ目をもって形成されてなる、
    ことを特徴とする編込み面ファスナー。
  2. 前記同一ウェール上の隣合う3以上のコース上で地糸(11 〜13,111〜114)の編目に交絡して作られる前記パイル編糸(14,115)の全ての編目が閉じ目により形成されてなることを特徴とする請求項1記載の面ファスナー。
  3. 前記地糸(11 〜13,111〜114)が、各ウェールを形成する鎖編糸(11,111)と、隣合う2以上のウェール及びコース上の各鎖編糸(11,111)の編目に交絡してジグザグ状に走行し、少なくとも3コース毎に緯糸部分を形成する挿入糸(12,13) とからなり、
    前記鎖編糸(11,111)と挿入糸(12,13) とにより方形状の透過空隙をもつ網目が形成され、
    前記パイル編糸が前記挿入糸(12,13) の交絡位置と同一の交絡位置にて編目を形成し、 同ウェール間に形成されるパイル編糸(14,115)によるパイルループ(15,116)が前記挿入糸(12,13) に沿って形成されてなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の編込み面ファスナー。
  4. 前記パイル編糸(14,115)及び前記挿入糸(12,13) は、それぞれコース方向に関して逆組織をもつ一対の編糸からなり、それぞれが同一ウェール上の隣り合うコースの編目ごとに交絡するとともに、その交絡する編目間において交差し、コース方向にジグザグ状に走行してなることを特徴とする請求項1又は3記載の編込み面ファスナー。
  5. 前記パイル編糸(14,115)がマルチフィラメントからなり、前記パイルループ(15,116)により雌係合素子が構成されてなること特徴とする請求項1又は3記載の編込み面ファスナー。
  6. 前記パイル編糸(14,115)がモノフィラメントからなり、前記パイルループ(15,116)により雌係合素子又は雄係合素子が構成されてなること特徴とする請求項1又は3記載の編込み面ファスナー。
  7. 少なくとも前記パイル編糸(14,115)が透明なフィラメント糸からなることを特徴とする請求項1又は3記載の編込み面ファスナー。
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