JP4076525B2 - 編成面ファスナー - Google Patents

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Description

本発明は経編成により得られる面ファスナーに関し、特にバックコーティングを不要として編物がもつ本来の柔軟性を確保した編成面ファスナーに関する。
従来技術
繊維製の面ファスナーは、まず基布を織編成すると同時に係合素子形成糸を織込み又は編込んで、基布の一表面に多数のループを形成する。このループはそのままで雌の係合素子となり、或いは同ループの一部を切断してフック又は茸状の雄係合素子を形成する。これらの織編製により得られる面ファスナーにあって、係合素子が基布から抜けないようにするために、例えば特許第2563369号公報(特許文献1)にもあるように、係合素子を備える表面とは反対側の表面に樹脂を塗布し、いわゆるバックコーティングを施して、基布と係合素子との間を接着する。
このバックコーティングによって係合素子が基布から抜けることを防止できる。ただ、その抜け止めを行うには、通常は樹脂を基布の全面に塗る必要があるため、基布全体が固くなり、また網様の基布を形成する上記特許文献1は例外として、編目や織目の間の空隙が樹脂により被覆されるため、通気性の悪いものとなる。そのため、バックコーティングを施さずに係合素子の抜けが防止され、同時に経編物に特有の柔軟性を確保した面ファスナーの実現が強く望まれている。
例えば、特開昭63−200705号公報(特許文献2)は、第1〜第3の鎖編糸のウェール間を跨ぎ同じコース上にループを形成している。具体的には、係合素子を形成する糸を第2のウェール上で隣接する3コースにジグザグ状に編み込んだのち、隣接する第1ウェールへとループを作りながら移り、同じく3コースにジグザグ状に編み込んで元の第2ウェールへとループを作りながら戻り、そこで3コースをジグザグ状に編み込み、先の隣接する第1ウェールへと移り、これを繰り返している。
この係合素子を形成する糸が第1及び第2のウェール上で3コースをジグザグ状に編み込まれている間に、第2の係合素子を形成する糸が第2及び第3のウェール間でも同様の操作がなされてループが作られている。さらに、この特許文献1では係合素子の抜け防止のために、基布の経糸及びループ糸の熱収縮率を緯糸の熱収縮率よりも高くし、熱収縮によってもループ糸を固定している。こうした構成を採用することにより、バックコーティングを施さずにループを基布に固定をしている。しかし、鎖編糸により形成される同じウェール上の同じコースに複数本のループ糸が編み込まれず、各コースともには1本のループ糸が編み込まれるだけであるため、極めて抜けやすいものであった。
同じく、バックコーティングを施す必要がなく、また格別に熱収縮糸を使わずにループが基布に確実に固定される編み構造を備えた繊維製の経編面ファスナーを、先に特願2003−274704号(特許文献3)として出願している。
この特許文献3の発明は、パイルループを形成するパイル編糸により、2以上のウェールW間を跨がってループを形成したのち、そのウェール上の隣接する3以上のコースの各編目ごとに連続して交絡させて編目を形成している。隣接する3以上のコースごとに交絡して形成される前記パイル編糸の編目のうち、中間部に位置する少なくとも1以上の編目が閉じ目をもって形成されている。このように、3以上のコースごとに交絡して形成されるパイル編糸の編目のうち、中間部に位置する少なくとも1以上の編目を閉目にて形成しているため、例えば隣接するウェールを跨いで作られるループ端の編目が開き目であった場合に、そのループが強く引っ張られたとしても、前記中間の閉じ目により形成される編目は両方向から締め付けられて、編み目が逆に強固に固定され引き出されることがなくなる。その結果、高密度の編組織の基布に対しては当然として、網状の基布であってもパイルループの基部はしっかりと固定され、樹脂コーティングを施したり、糸間を融着しなくても、係合素子の抜け防止が確実となる。
特許第2563369号公報 特開昭63−200705号公報 特願2003−274704号
ところで、上記特許文献3ではウェールを構成する鎖編糸の隣接する3以上のコースにループ形成糸を交絡させて編目を形成するとともに、その編目のうち中間に位置する編目を閉じ目により鎖編糸の編目に交絡させているため、ループ糸の抜けが確実に防止されるが、閉じ目により形成される編目は、その編目構造により基布の厚みを増やすばかりでなく、固さをも増して、編物に求められる本来の柔軟性が損なわれやすい。
そこで、本発明はバックコーティングや糸間の融着が不要で、且つループ糸の抜けが防止されるとともに、編物としての柔軟性を維持した編成面ファスナーを提供することを目的としている。
かかる目的は、本発明の基布を経編成すると同時に、その一表面に多数の雄及び雌の少なくとも一方の係合素子用ループが形成される経編物からなる面ファスナーであって、ウェールを形成する経編糸と、各ウェールを連結する連結糸とをを含んでなり、前記係合素子用ループは、2以上のウェール間に跨る係合素子形成糸により形成されるとともに、前記係合素子形成糸は、同一ウェール上の隣接する少なくとも3コースにわたってジグザグ状に編み込まれ、隣接する第1及び第2の係合素子形成糸が、同一ウェール上の少なくとも2コースにわたって同一コース上を同時に編み込まれてなることを特徴とする基本的な構成により達成できる。
前記経編糸の好適な態様は鎖編糸であり、連結糸の好適な態様は緯挿入糸であるが、経編糸の他の態様としてトリコット編糸を採用することもできる。この場合、格別に連結糸を使わなくてもよいが、緯挿入糸を使うと編み物としての形態が安定するため、好ましい。
前記第1及び第2の係合素子形成糸を同一ウェール上で引き揃えて編み込んでもよいし、前記第1及び第2係合素子形成糸を同一ウェール上で交差させながら編み込むようにしてもよい。また、上記係合素子用ループが千鳥状に配されることが好ましい。前記係合素子形成糸はマルチフィラメント又はモノフィラメントの単独から構成され、或いはその両方を混在させるようにして同時に編成することもできる。
作用効果
本発明の編成面ファスナーは、1列の第1ウェールを挟んでその両側に隣接する第2ウェールと第3ウェールとの間を、それぞれに跨いで形成される第1及び第2の係合素子形成糸が、同一ウェール上で隣接する3コース以上の地糸の編目にジグザグ状に通されて編み込まれ、係合素子形成糸が隣りの係合素子を形成する係合素子形成用糸と数コースにわたって同時に編み込まれているため、特許文献1の編成面ファスナーは論外として特許文献2の編成面ファスナーと同様に係合素子の抜けが防止できる。さらには、特許文献3と比較しても、係合素子形成糸が地糸の編目を通してジグザク上に編み込まれるため、基布の厚みが増加せず、従ってその触感も編物のもつ本来の柔軟性が維持される。
第1及び第2係合素子形成糸を同一ウェール上の同一コース上に一緒に編み込むとき、第1及び第2係合素子形成用糸を引き揃えた状態で編み込む場合には、各係合素子形成糸同士が接触しているため、互いに摩擦力が作用してよりずれが少なくなり、それだけ抜けにくくなる。また第1及び第2係合素子形成糸を交差させながら編み込む場合には、その交差部において互いに動きを抑え合うため、同様に基布から抜けにくくなる。
また、係合素子を基布の表面に千鳥状に配置することにより、ループの形成部位における残留応力が経緯の両方向に均等に分散されて、製品全体が平面形状を維持する。もし、係合素子を基布の表面に縦または緯方向、あるいはバイヤス方向に一律に向けて配すると、係合素子の形成部位における残留応力に方向性が生じ、製品全体が一方向に巻きつくようになる。
係合素子形成用糸としてマルチフィラメント及びモノフィラメントが使われる。マルチフィラメント単独であれば雌の面ファスナーが作られ、モノフィラメント単独では雄又は雌の面ファスナーが作られる。いずれにしてもループ形状が維持されている場合には、雌の面ファスナーとして使うことができる。マルチフィラメントであれば、通常はループを形成したのちナッピングなどにより各フィラメントのループを分離させるとともにループの方向を多方向に向ける。一方、雄の係合素子は一般にはフック状又は茸状に形成される。そのため、基布に編み込まれたループの側部の一部を切断しフックを形成するか、あるいは上記特許文献2のごとくループの上端を切断するとともに、その先端を溶融させて茸状の雄係合素子を形成する。また、雄雌の係合素子を混在させるには、通常、マルチフィラメントとモノフィラメントとからなるループが基布に分散して混在するように編み込まれる。
本発明の面ファスナーは、経編製される繊維製面ファスナーであって、一表面に多数の係合素子を備えている。係合素子は、基布を編成する間に、2以上のウェールに跨がるように、編機の編成部に配されたマンドレルを跨いでループを形成する。雌の面ファスナーであれば、形成されたマルチフィラメントからなるループにナッピングを施して、フィラメント単位に分離させると同時にループの向きを多方向へと向ける。雄の面ファスナーの場合は、モノフィラメントにより形成されたループの一端側を切断してフックを形成する。これらの処理がなされたのち熱セットを施して面ファスナー全体の形状を固定する。雄係合素子にあっては、ループの頂部を切断するとともにその切断部を加熱溶融により膨大形状として茸状に形成することもある。以下の実施例では、フック形状からなる雄係合素子を備えた雄の編成面ファスナーについて説明する。なお、以下の実施例では経編糸として鎖編糸を使用しているが、これに限らず、例えばトリコット編糸を使うことも可能である。
以下、本発明の代表的な実施形態を図面を参照しながら実施例に基づいて更に詳しく説明する。
図1は本発明の実施例1に係る雄の編成面ファスナーの全体的な組織図を示し、図2は同実施例1における係合素子形成糸の単独組織を示し、図3は面ファスナー全体の編構造を模式的に示している。図3にあっては理解を容易にするため、構成糸条の太さを変え、あるいは編目及びその密度を極端に大きく記載しているが、実際には構成糸条の太さは任意であり、編目の密度も高いため、編目及び編目間に形成される空隙は極めて小さくなる。
本実施例における雄の面ファスナー100は、基布110と基布110の一表面の全面にわたって突出するフック120とから構成される。基布110はウェールWを形成する1−0/0−1の組織をもつ鎖編糸111と、鎖編糸111の編目に挿通され5ウェールWに跨がってジグザグ状に走行する0−0/5−5の組織をもつ緯挿入糸112により構成されている。これらの鎖編糸111及び緯挿入糸112には、通常、マルチフィラメントが使われるが、限定されるものではなく、テクスチャードヤーンや撚糸、紡績糸などが使われることもある。本実施例では、前記基布110の編成と同時に、同基布にモノフィラメントからなる係合素子形成糸121を編み込んで一旦係合素子用ループ122を形成する。このループ122の一側部が編成中又は編成後に切断されて鉤状の上記フック120を形成する。
本実施例にあって、前記係合素子形成糸121は第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bからなる。この第1及び第2係合素子形成糸121a,121bの編組織は、図2に示すとおり、第1係合素子形成糸121aが2−2/2−2/1−1/2−2/1−1/2−2/0−0/1−1/1−1/0−0/1−1/0−0/1−1/0−0/2−2/1−1であって、第2係合素子形成糸121bが1−1/2−2/0−0/1−1/0−0/0−0/1−1/0−0/1−1/0−0/2−2/1−1/2−2/1−1/2−2/2−2である。
図3を参照すると、或るウェール(第1ウェールW1)を中心に見たとき、第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bは、前記第1ウェールW1上にジグザク状に編み込まれたのち、その左右に隣接する第2及び第3のウェールW2,W3へとそれぞれが振り分けられ、その隣接する各ウェールW2,W3上を同じくジグザグ状に編み込まれ、次いで係合素子用ループ122を形成しながら元の第1ウェールW1に戻り、第1ウェールW1上に同様にジグザグ状に編み込まれ、これを繰り返す。このとき、第1ウェールW1にジグザグ状に編み込まれる第1及び第2係合素子形成糸121a,121bの一部は複数の共通するコースC3〜C6にジグザグ状に編み込まれるとともに、それぞれの残部は同じ第1ウェールW1上であって単独で異なるコースC1,C2;C7〜C10上をジグザグ状に編み込まれる。
具体的には、第1係合素子形成糸121aは、(1) 同一ウェールW1上のコースC1に形成された鎖編目のシンカーループに挿通されたのち、次位のコースC2の1つの鎖編目を飛ばして次のコースC3の鎖編目のシンカーループに方向を変えて挿通され、(2) 続く4つの隣接するコースC4〜C7の各鎖編目のシンカーループにジグザグ状に挿通されてから図1の右側に隣接するウェールW2上の同じコースC7に形成された鎖編目のシンカーループに挿通される。この隣接するウェールW2に移る間に図示せぬマンドレルを跨いで係合素子用ループ122が形成される。隣接するウェールW2に移った第1係合素子形成糸121aは、(3) そこで方向を転換して、同じウェールW2上の前記コースC7に隣接する次位のコースC8に形成された1つの鎖編目のシンカーループに挿通されたのち、(4) 続くコースC9に形成された1つの鎖編目を飛ばして次位のコースC10の鎖編目のシンカーループに挿通されたのち、(5) 続く5つのコースC11〜C15に形成された鎖編目の各シンカーループにジグザグ状に挿通され、(6) 続いて係合素子用ループ122を形成しながら元のウェールW1のコースC15に戻り、同コースC15に形成される鎖編目のシンカーループに挿通されたのち、(7) 反転して隣接する上記(1) と同様に次位のコースC16に形成された鎖編目のシンカーループに挿入され、以降はこれらの操作が繰り返される。
一方、第2係合素子形成糸121bは、 (1)’上記第1係合素子形成糸121aよるの記(1) の動作がなされた同一コースC1上にあって、図1の左側に隣接するウェールW3上の鎖編目のシンカーループに第1係合素子形成糸121aの挿通方向とは逆方向に挿通され、 (2)’方向を転換して次位のコースC2及びC3の鎖編目の各シンカーループにジグザグ状に挿通されてから、 (3)’図1の右側に隣接するウェールW1へと係合素子用ループ122を形成しながら移り、同ウェールW1のコースC3の鎖編目のシンカーループに挿入されたのち、 (4)’同ウェールW1上の続くコースC4及びC5をジグザグ状に挿通され、続いて (5)’次位のコースC6の1つの鎖編目を飛ばしてコース7に形成されたシンカーループに挿通されたのち、 (6)’コースC8〜C11に形成された鎖編目の各シンカーループにジグザグ状に挿通され、(7)’そこで元のウェールW3上のコースC11へと係合素子用ループ122を形成しながら戻り、同コースC11の鎖編目のシンカーループに挿入されたのち、隣接する4つのコースC12〜C15の各鎖編糸のシンカーループにジグザグ状に挿入され、 (8)’次いで1つの鎖編目を飛んで 上記(1) ’の操作に戻り、以降は以上の操作が繰り返される。
ここで、第1係合素子形成糸121aにあっては、ウェールW1上のコースC1,C2において、またウェールW2のコースC8,C9において鎖編目を1つ飛ばせて次位のコースC3及びC10から1目ごとにジグザグ状に各編目に挿入されており、第2係合素子形成糸121bにあっては、ウェールW1上のコースC5,C6において、またウェールW3のコースC15,C16において鎖編目を1つ飛んで次位のコースC7及びC1へとジグザグに各編目に挿入されている。これは、本実施例のように第1及び第2の各係合素子形成糸121a,121bの編組織が偶数(16コース)のコース数の繰り返しであり、且つ第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bがジグザグ状に並列して編み込まれるとき、各係合素子形成糸121a,121bにより形成される係合素子用ループ122を千鳥状に配するとともに、第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bを並列させてジグザグ状に編み込むには、前述のように1繰り返し単位ごとに2つの鎖編目を飛ばさざるを得ない事情による。こうして係合素子用ループ122が編み込まれた経編物は、編成と同時に又は編成後に熱セットがなされ、同時に前記係合素子用ループ122の一側部が切断されて、それぞれフック120を形成する。
こうして得られる本実施例の経編成面ファスナー100は、上記第1係合素子形成糸121a及び第2係合素子形成糸121bのそれぞれが各ウェールに編み込まれるとともに、第1係合素子形成糸121a及び第2係合素子形成糸121bにより形成されるフック120が、1つのウェールを挟んで同ウェールと隣接するウェールとの間に経編方向に交互に配される。このとき本実施例にあっては、図1及び図3に示すとおり、第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bは同一ウェール上の鎖編糸111の3つ以上の隣接するコース上の編目に一部のコースを共有させて互いに1−1/0−0の経挿入組織によりジグザグ状に編み込まれているため、隣接する同じコースに引き揃えられてジグザグ状に同時に編み込まれる第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bは、そもそもがジグザグ状組織という引き抜き難い組織で編み込まれている上に、互いの係合素子形成糸121a,121b同士が引き揃えられてジグザグ状に配されるため第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bが互いに糸方向の動きを牽制するようになり、各係合素子121a,121bを単独では極めて引き抜きにくくなる。その結果、仮にフック120に引き抜き力が加わっても容易には引き抜かれることがない。しかも、基布110のフック120が形成されている面とは反対側の表面に、合成樹脂などによるバックコーティングがなされないため、基布110の厚みが増さず編物の本来の柔軟性と通気性も確保される。
図4は、本発明の実施例2に係る編成面ファスナー100の全体構成を示す組織図である。この実施例にあっても、基布110はウェールWを形成する1−0/0−1の組織をもつ鎖編糸111と、鎖編糸111の編目に挿通され5ウェールWに跨がってジグザグ状に走行する0−0/5−5の組織をもつ緯挿入糸112により構成されている。前記基布110の編成と同時に、同基布に係合素子形成糸121を編み込んで一旦ループを形成する。このループの一側部が編成中又は編成後に切断されて鉤状の上記フック120を形成する。図5は基布110の編組織を排除した、2本の係合素子形成糸121a,121bの編組織図である。図6は本実施例における編成面ファスナーの編構造を模式的に示している。この図6に示す編糸の太さ、特に基布110の構成糸111,112と、ループを形成する第1及び第2係合素子形成糸121a,121bの太さを極端に変え、またそれらの編密度を小さくして編目間の空隙を大きく示しているが、実際には基布110の構成糸111,112と第1及び第2係合素子形成糸121a,121bとの太さにそれほどの差はなく、また編糸間の空隙ももっと詰まっている。
本実施例にあっても、前記係合素子形成糸121は2本の第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bからなる。この第1及び第2係合素子形成糸121a,121bの編組織は、図4〜図6に示すとおり、第1係合素子形成糸121aが1−1/2−2/0−0/1−1/0−0/1−1/0−0/2−2/1−1/0−0であって、第2係合素子形成糸121bが1−1/0−0/1−1/0−0/2−2/1−1/2−2/1−1/2−2/0−0である。この実施例にあって、上記実施例1と大きく異なるところは、実施例1では第1及び第2係合素子形成糸121a,121bが同一ウェール上にジグザグ状に編み込まれるとき、できる限り互いが交差しないで並行して編み込んでいたものが、本実施例2では第1及び第2係合素子形成糸121a,121bを同一ウェール上にジグザグ状に編み込むとき各編目において互いに交差させている点である。
編組織の繰り返し単位が偶数コースである場合には、本実施例のごとく第1及び第2係合素子形成糸121a,121bを交差させながらジグザグ状に編み込んでも、係合素子用ループ122を基布110の全面にわたり均等に千鳥状に配することができる。このように、第1及び第2係合素子形成糸121a,121bを同じウェール状で交差させながらジグザグ状に編み込むと、例えばループに強い引張力が加わったとしてしても、第1及び第2係合素子形成糸121a,121b同士が互いの交差点において相手方の動きを封じようとするため、容易には引き抜かれることがない。
図7は、本発明の編成面ファスナー100の実施例3を示している。なお、図7には基布110の編組織が上記実施例1と同じであるため図示を省略し、第1及び第2係合素子形成いと121a,121bの編組織だけが示されている。この実施例における第1係合素子形成糸121aの編組織は0−0/1−1/0−0/2−2/1−1/2−2であり、第2係合素子形成糸121bの編組織は1−1/2−2/0−0/1−1/0−0/2−2である。すなわち、第1及び第2係合素子形成糸121a,121bは1コースだけコース方向にずれて、同一ウェール上の隣接する3コースに形成される各鎖編目のシンカーループに引き揃えられてジグザグ状に挿入されている。
従って、第1及び第2係合素子形成糸121a,121bは隣接する2コースの鎖編目に引揃え状態で一緒になってジグザグ状に編み込まれたのち、同ウェールを挟んで係合素子用ループ122を形成しながら左右に隣接するウェールへと移り、続いて2コースの鎖編目に引揃え状態で一緒になってジグザグ状に編み込まれたのち、係合素子用ループ122を形成しながら元のウェールへと戻り、これを繰り返す。そのため、この実施例では3コースごとに係合素子用ループ122が形成され、上記実施例1及び2と比較すると、係合素子密度が高くなり、係合強度が増加する。勿論、ループの引き抜きは起こりにくく、バックコーティングの必要はなく、前記実施例1及び2と同様に編物としての柔軟性と通気性が確保される。
図8及び図9は本発明の実施例4を示している。図8は編成面ファスナーの全体的な編組織を示し、図9は第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bの編組織を示している。基布110は鎖編糸111と第1及び第2の緯挿入糸112a,112bから構成されている。鎖編糸111の編組織は1−0/0−1であり基布110のウェールを構成する。本実施例では前記鎖編糸111は、全ての編糸をコースC方向(各図面の左右方向)に1針ずつ飛ばしてウェールWを形成している。
第1緯挿入糸112aの編組織は0−0/1−1/0−0/1−1/0−0/3−3/2−2/3−3/2−2/3−3であって、第2緯挿入糸112bの編組織は3−3/2−2/3−3/2−2/3−3/0−0/1−1/0−0/1−1/0−0である。図1及びこの組織から理解できるように、本実施例にあっては基布110は、2列のウェールを構成する鎖編糸111と同鎖編糸111による5コースごとの鎖編目のシンカーループに交互に挿入される第1及び第2緯挿入糸112a,112bにより方形状に囲まれた大きな空隙を有する網状に形成される。
一方、第1係合素子形成糸121aの編組織は、3−3/2−2/3−3/2−2/3−3/0−0/1−1/0−0/1−1/0−0/1−1/1−1/0−0/1−1/0−0/3−3/2−2/3−3/2−2/3−3であり、第2係合素子形成糸121bの編組織は、3−3/2−2/3−3/2−2/3−3/2−2/2−2/3−3/2−2/3−3/0−0/1−1/0−0/1−1/0−0/1−1/1−1/0−0/1−1/0−0である。
すなわち、第1係合素子形成糸121aは同一ウェールW1上の隣接する4コースC2〜C5の鎖編目のシンカーループにジグザグ状に編み込まれたのち、係合素子用ループ122を形成しながらコースC方向に1針飛ばして編成されるウェールW2上のコースC5に形成された鎖編目のシンカーループに挿入され、次いで同じウェールW2上の隣接する4コースC6〜C9に形成される鎖編目のシンカーループにジグザグ上に挿入されたのち、隣接する1コースC10の鎖編目を1つ飛ばせて次位コース11の鎖編目のシンカーループに挿入され、続く3コースC12〜C14に形成される鎖編目のシンカーループにジグザグ上に挿入される。続いて、係合素子用ループ122を形成しながら、元のウェールW1の同じコースC14に移り、そこに形成された鎖編目のシンカーループに挿入されたのち、4つの隣接するコースC15〜C18に形成された鎖編目のシンカーループにジグザグ状に挿入され、続いて隣接するコースC19の鎖編目を1つ飛ばしたのち、コース20に形成された鎖編目のシンカーループに挿入され、以降はこの操作が繰り返される。
第2係合素子形成糸121bは、上記ウェールW1のコース方向に1針供して形成される上記ウェールW2上のコースC2において、上記第1係合素子形成糸121aと同様に隣接する5コースC2〜C6の鎖編目のシンカーループにジグザグ状に編み込まれたのち、次位のコース7の鎖編目を1つ飛ばしてコース8の鎖目のシンカーループに挿入され、続く3つの隣接するコースC9〜C11に形成された鎖編目のシンカーループにジグザグ状に挿入される。このコースC11に挿入された第2係合素子形成糸121bは、次いで図9のコース右方向に1針飛ばして形成されたウェールW3の同じコースC11へと係合素子用ループ122を形成しながら移り、そこに形成された鎖編目のシンカーループに挿入されたのち、隣接する4つのコースC12〜C15に形成された鎖編目のシンカーループにジグザグ状に挿入され、続くコースC16の鎖編目を1つ飛ばして、隣接するコースC17に形成される鎖編目のシンカーループに挿入されたのち、続く2つのコースC18,C19に形成される鎖編目のシンカーループに挿入される。ここで、第2係合素子形成糸121bは、元のウェールW2の同じコースC19に係合素子用ループ122を形成しながら戻り、同コースC19に形成される鎖編目のシンカーループに挿入され、以降はこの操作が繰り返される。
この実施例4によれば、係合素子用ループ122は方形状の空隙を有する網状の基布110の2つのウェール間にあって、緯糸に相当する第1及び第2緯挿入糸112a,112bに沿って千鳥状に形成されるため、各係合素子用ループ122は前記方形状の空隙を横切ることがなく、従って面ファスナー100が形成されたのちも、網状の布帛形状が維持される。また、各係合素子用ループ122に強い引張り力が加わっても、同一ウェール上でジグザグ状に編み込まれる第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bのコース数が多く、しかも第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bは、ウェール方向(図面の上下方向)において1空隙を飛ばした5つのコースに形成される鎖編目の各シンガーループに交差しながらジグザグ上に編み込まれるため互いが相手方の動きを規制し、係合素子用ループ122が形成された表面とは反対側の表面にバックコーティングを施さなくとも、第1及び第2の係合素子形成糸121a,121bは基布110から引き抜かれることはない。
なお、上記実施例における第1及び第2係合素子形成糸121a,121bは、全てモノフィラメントから構成され、係合素子用ループ122を形成したのち、その一側部を切断してフックを形成した雄の面ファスナーを示しているが、第1及び第2係合素子形成糸121a,121bとして全てマルチフィラメントを使い、係合素子用ループが形成されたのちナッピングなどにより各フィラメントに分離させるとともに多方向性を与えて熱セットし雌の面ファスナーを作ることもでき、更には第1及び第2係合素子形成糸121a,121bのいずれかにモノフィラメントを用い、他の係合素子形成糸121b,121aにマルチフィラメントを用いて、それぞれ係合素子用ループ122を形成するとともに、前記モノフィラメントからなる係合素子用ループ122の一側部を切断して、フックとループとが混在する雄雌混合面ファスナーを作ることもできる。また、図示を省略したが、基布110の構成編糸としてトリコット編糸を使うことも可能である。
本発明の実施例1である編成面ファスナーの全体の組織図である。 同面ファスナーの基布組織を除いた第1及び第2係合素子形成糸の編組織図である。 同面ファスナーの編構造の一部を模式的に示す立体図である。 本発明の実施例2である編成面ファスナーの全体の組織図である。 同面ファスナーの基布組織を除いて示す第1及び第2係合素子形成糸の編組織図である。 同面ファスナーの編構造の一部を模式的に示す立体図である。 本発明の実施例3である編成面ファスナーの基布組織を除いた第1及び第2係合素子形成糸の編組織図である。 本発明の実施例4である編成面ファスナーの全体の編組織図である。 同面ファスナーの基布組織を除いた第1及び第2係合素子形成糸の編組織図である。
符号の説明
100 編成面ファスナー
110 基布
111 鎖編糸
112 緯挿入糸
112a 第1緯挿入糸
112b 第2緯挿入糸
121 係合素子形成糸
121a 第1係合素子形成用糸
121b 第2係合素子形成糸
W1〜W3 ウェール
C1〜Cn コース

Claims (5)

  1. 基布(110) を経編成すると同時に、その一表面に多数の雄及び雌の少なくとも一方の係合素子用ループ(122) が形成される経編物からなる面ファスナー(100) であって、
    ウェール(W1 〜W3) を形成する経編糸(111) と、
    各ウェール(W1 〜W3) を連結する連結糸(112,112a,112b) とを含み、
    前記係合素子用ループ(122) は、2以上のウェール間に跨る係合素子形成糸(121) により形成されるとともに、
    前記係合素子形成糸(121) は隣接する第1及び第2の係合素子形成糸(121a,121b) を有し、各係合素子形成糸(121a,121b) が同一ウェール(W1 〜W3) 上の隣接する少なくとも3コース(C) にわたってジグザグ状に編み込まれ、
    前記第1及び第2の係合素子形成糸(121a,121b) が、同一ウェール(W1 〜W3) の少なくとも2コース(C) 以上の隣接する同一の編目にジグザグ状に編み込まれてなる、
    ことを特徴とする編成面ファスナー。
  2. 前記経編糸(111) が鎖編糸であり、前記連結糸(112,112a,112b) が緯挿入糸である請求項1記載の編成面ファスナー。
  3. 前記第1及び第2の係合素子形成糸(121a,121b) が同一ウェール(W1 〜W3) 上を引き揃えられて編み込まれてなる請求項1記載の編成面ファスナー。
  4. 前記第1及び第2係合素子形成糸(121a,121b) が同一ウェール(W1 〜W3) 上を交差しながら編み込まれてなる請求項1記載の編成面ファスナー。
  5. 上記係合素子用ループ(122) が千鳥状に配されてなる請求項1記載の編成面ファスナー。
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