JP2004091987A - パイル付き立体経編地の製造方法及び立体経編地 - Google Patents

パイル付き立体経編地の製造方法及び立体経編地 Download PDF

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Abstract

【課題】パイル付き立体経編地の製造方法において、パイルが比較的長く、均一で一定長なものを提供するとともに、この経編地により、カーシートや毛布に好適なものを得ることを目的とする。
【解決手段】連結糸により前部と後部の基布が連結されてなる立体経編地において、別途設けたパイル糸を、少なくとも一方側の基布のシンカーループ側に止定し、基布間に設けた支持糸にパイル糸を折り返して掛け、編成後、このパイル糸をシンカーループ側よりニードルループ側へ移行させるようにしたので、十分な長さを有するパイル糸による環状パイルが基布外面に生起される。この経編地によりカーシートや毛布に好適なものが得られる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、パイル付き立体経編地の製造方法及びその製造方法により作られる立体経編地に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、基布形成糸による前後基布と、連結糸により前記前後基布相互が連結されてなる連結部により構成される立体経編地については種々提案がなされている。
その中で、基布の外方、即ち基布のニードルループ側に編糸を膨出させてなるものに関するものとして、例えば、当出願人が持つ特許第3136342号がある。この特許は、立体経編地の外面側に基布形成糸を膨出させるようにしたものである。
【0003】
又、特開20002−105812号公報に開示されているものは、基布形成糸による前後基布と、連結糸により前記前後基布相互が連結されてなる連結部により構成される立体経編地の中で、基布の少なくとも一方をネット組織とし、連結糸を少なくとも一方側の基布の外方に膨出させ、膨出個所を起毛して起毛立体経編地を得ようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術において前述のものは、基布の外方に膨出させる糸が基布形成糸の一部であり、膨出させる方法としては、基布の編形態の限定と編糸のオーバーフィードによるものであるので、膨出される糸長は限られた長さであり、オーバーフィード量を増やすと、編糸の張力が極めて緩くなり、編成することが困難となる。又、後述のものにおいても、連結糸を起毛によって基布の外面側に掻き出すことになるので基布間隔が減少されるとともに、膨出される連結糸の長さについても制限される。
【0005】
本発明は、前記立体経編地において、基布外方に膨出される編糸が、全面にわたって一定長であり、膨出糸長の高さを比較的長く生起可能とする製造方法と、この製法により作られる立体編地及び編地の用途について、提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、基布形成糸による前後基布と、連結糸により前記前後基布相互が連結されてなる連結部により構成される立体経編地の編成に際し、別途パイル糸を設けて、パイル糸の両根元部を少なくとも一方側の基布のシンカーループ側に止定して基布間で突出してなる環状パイルを形成し、編成後、前記パイル糸を基布のニードルループ側より掻き出すことで、パイル部分を基布のシンカーループ側よりニードルループ側に移行させて立体経編地の外面に環状パイルが膨出するようにすることで、前後基布は、連結糸によって安定した厚みが確保できるとともに、基布間で形成される環状パイルがそのまま基布外方に移行されることになるので前後基布間で許容される比較的長いパイルが掻き出し作用によって基布外方に膨出されることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
パイル糸を前後基布間に設けた支持手段に折り返して環状パイルを編成するようにすることで、一定長のパイル高さが得られることとなる。
【0008】
パイル糸のオーバラップ方向と基布形成糸及び連結糸のオーバラップ方向を逆方向となすようにすることで、パイル糸により形成されるニードルループの膨出が一方側に偏って形成されるので、掻き出しの際掛かりやすくなり、円滑にパイル糸がシンカーループ側よりニードルループ側に移行されることになる。
【0009】
パイル糸をジャカード筬に導糸し、ジャカード制御により環状パイルの生起非生起を選択して編成し立体経編地の外面にジャカード柄構成された環状パイルを膨出することで、立体経編地の外面に、パイル糸による所望のジャカード柄構成がなされるので、より装飾性が高められた立体経編地となる。
【0010】
基布形成糸による前後基布と、この前後基布相互を連結する連結糸による連結部及び、少なくとも一方側の基布のニードルループ側より膨出する環状パイルよりなる立体経編地となるので、毛足の比較的長いパイル部が構成され、立体経編地の用途範囲が拡大される。
【0011】
この立体経編地において、生起された環状パイルをシャーリング加工後、開繊などの表面加工を施してなることで、好適なシート用経編地となるが、特に、連結糸を55dtex〜660dtexのモノフィラメント糸で、パイル糸も同糸系の紡績糸で構成してなることで、従来からのウレタンフォームによる素材構成に対して、代替機能を連結糸に持たせることができるので、より好適なカーシートを含む各種シート用経編地となる。
【0012】
更に、この立体経編地の前後基布間をカットしてなることで、新しい毛布としての使用が可能となる。
【0013】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明のパイル付き立体経編地を製造するダブルニードル列経編機であって、その編成要部を斜視的に示す側面図である。
【0015】
図1中において、G1〜G7は編糸を導糸する筬(ガイドバー)の一部を示しており、筬G1は編機の前方側に、筬G7は編機の後方側に配列されてなる。前記各筬G1〜G7の下方には、前部ニードル列Fと後部ニードル列Bとが所要の間隔を隔てて設けられており、それぞれニードルが編機幅方向(図1のニードルの並列方向)に多数整列されてなる。図中、後部(B)のニードルは、手前側左より4本示しており、これに対し、前部(F)のニードルは、後部(B)のニードルの2番目から4番目に対応したものを3本示している。TFは前部のトリックプレート、TBは後部のトリックプレートであって、それぞれ前記ニードル列F,Bに対応して編機の幅方向に延設されている。なお、前記前後部ニードル列F,B、前後部トリックプレートTF,TBおよび各筬G1〜G7のための編成運動は、周知のダブルニードル列経編機と同様に行われるので、ここでは説明を省略する。
【0016】
図1において、前部側の筬G1と筬G2には前部基布を編成する糸1,2が、後部側の筬G6とG7には後部基布を編成するための糸6,7が、それぞれ総詰めで通糸されてなる。FFは前部基布の形成部分を、BFは後部基布の形成部分を便宜的に示している。
前記以外の筬G3〜G5のうち、筬G3には前部基布FFと後部基布BFを連結するための連結糸3が、筬G4には支持糸4が、筬G5にはパイル糸5が各々総詰めあるいは適宜糸抜きされて通糸されてなる。
【0017】
次にこれらの編糸の編成について図2の編組織図に基づいて説明する。編糸1,2は前部の基布を形成するための糸であって、筬G2の鎖編組織0−2/2−2/2−0/0−0//により編糸2が鎖編みに編成され。この鎖編みに対して筬G1の編組織10−10/10−10/0−0/0−0//により、編糸1が前記鎖編みに対して挿入編成がなされて前部の基布が編成される。又、編糸6,7は後部の基布を形成するための糸であって、筬G6の鎖編み組織0−0/0−2/2−2/2−0//により編糸6が鎖編みに編成され、この鎖編みに対して、筬G7の編組織0−0/10−10/10−10/0−0//により、編糸7が挿入編成されて後部の基布が編成される。
【0018】
これら前後部の基布FF,BFに対し連結糸3が、筬G3の4針にわたる編組織2−4/6−8/6−4/2−0//により順次ニードルループにて編み込みながら連結編成し前後基布の間隔を保持してなる。
【0019】
又、支持糸4を0−0/0−0//の筬G4の編組織により前後基布間で一定長を垂下させて編成し、これに対しパイル糸5を、編組織2−0/4−4/2−4/0−0//により前記支持糸4に対し基布FFとの間で折り返して絡ませて編成することで、パイル糸5の両根元部を基布FFのシンカーループ側に止定するとともに、先端の折返し部は、支持糸4の自由端4aより解放されることで環状パイル5aが形成される。
【0020】
図3に前記編組織に基づき編成された前記連結糸3,支持糸4及びパイル糸5の関わり方を示す関係図を示す。この図は、編機上方より各関係糸3,4,5を模式的に示したものである。
【0021】
図中F1〜F6は前部ニードル列Fにおける隣接する各ニードルを示し、B1からB6は後部ニードル列Bにおける隣接する各ニードルを示す。
【0022】
ここで、図中の連結糸3−1,3−4を例にとって、その走りの状態を説明する。先ず連結糸3−4が、前部ニードルF5にてオーバーラップ後、後部ニードルB3にオーバーラップするが、このとき支持糸4−3の前部ニードル列F側を通過することになる。そして同時にパイル糸5−3は前部ニードルF4にオーバーラップ後、次の編コースの間で支持糸4−3の後部ニードル列B側で折り返して後、隣接する前部ニードルF3にてオーバーラップする。又、連結糸3−1については前部ニードルF2にオーバーラップ後、後部ニードルB4にオーバーラップするが、このときも支持糸4−3の前部ニードル列F側を通過することになる。ここで、支持糸4−3は、パイル糸5−3により前部ニードル列F側に引き寄せられようとするが、反対に、連結糸3−1,3−4にてこれを支えることになるので、支持糸4−3は結果的に両ニードル列間で均衡した状態となり、効果的にパイル糸5による環状パイルの形成が行われることとなる。このように、他の支持糸4についても連結糸3の作用にて、有効に環状パイル5aの形成を助ける。
【0023】
このようにして編成された編地を図4に示すが、図中、パイル糸5が基布のシンカーループ側で環状パイル5aとして形成される。この図は見やすくするために便宜的に1本の支持糸4と1本のパイル糸5のみを示しているが、実際は鎖編みの基布形成糸2と挿入糸1のように総詰めに通糸されて編み込まれている。なお、連結糸3についても同様に総詰めに通糸しているが、本図ではその一部のみを示し他は省略している。
【0024】
ここで、パイル糸5は図2の編組織図で示すように、前部ニードル列Fにおける各編コースにおいて、連結糸3と基布形成糸2のオーバーラップ方向と逆方向のオーバーラップを行うことで、周知のとおり、ニードルループ形成時に編糸の締め付け現象で、ニードルループの一方の部分が緩められてシンカーループ側に膨出部5bを形成する。
【0025】
このようにして編成された後、図5に示すように、前述の膨出部5bを適宜の掻き出し手段、例えば、周知のブラッシング装置などを用いることで、基布のシンカーループ側にあったパイル糸5の環状パイル5a部分が、ニードルループ側に掻き出されて移行することになる。この結果、前部基布FF、後部基布BF及び連結糸3よりなる立体経編地のうち、前部基布FFの外方側、即ちニードルループ側より環状パイルPが生起されたパイル付き立体経編地が製造されることになる。本図においてもパイル糸5は全数本図示していないが、実際は環状パイルPとして全面に生起されている。
【0026】
図6は本発明のパイル付き立体経編地の別実施例の編組織図である。この編成においては、環状パイルを前部及び後部基布の各々のシンカーループ側に現出させるものであり、前述の実施例においては、パイル糸を導糸する筬は1列のみであったが、本実施例では2列必要となる。従って、筬をG1からG8の8列保有するダブルニードル列経編機を用いる。前部の基布形成糸11,12は筬G1,G2に、後部の筬形成糸17,18は筬G7,G8に各々通糸してなるが、基布形成のための編組織については前述の実施例と同じであるので詳しい説明を省略する。
【0027】
前部基布でのパイル糸16を導糸するのは筬G6であり、編組織4−2/4−4/0−2/2−2//で編成する。又、後部基布でのパイル糸13を導糸するのは筬G3であり、編組織2−2/4−2/0−0/0−2//で編成する。更に、前後部基布を連結する連結糸15を導糸するのは筬G5であり、編組織2−4/2−4/2−0/2−0//で編成する。この実施例においても、各基布形成糸のオーバーラップの方向及び連結糸のオーバーラップの方向に対し各パイル糸のオーバーラップの方向を逆方向とすることで、先述同様、パイル糸により形成されるニードルループの片側部分が緩められて、両基布のニードルループ側に膨出されることになる。筬G4よりは支持糸14を前述の実施例同様、前後基布間で一定長を垂下させて編成を行うが、この実施例の場合、図7で示すように、支持糸14は、両基布間において、前部基布FFのシンカーループ側での環状パイル16aと後部基布BFのシンカーループ側での環状パイル13aにより互いに引き寄せられる態勢に編成されるので、両ニードル列間において、その位置を維持しながら編成されることになる。このようにして、前部基布FFのシンカーループ側に環状パイル16aが形成され、後部基布BFのシンカーループ側に環状パイル13aが形成される。そして、前記実施例同様、適宜の掻き出し手段によって、両基布のシンカーループ側にあった環状パイル16a、13aが、ニードルループ側に掻き出されて移行することで、前後部基布の外方側に環状パイルが生起してなるパイル付き立体経編地の製造がなされる。
【0028】
上記各実施例においては、各基布の外方側に生起してなる環状パイルを経編機上で編成後、編機より下ろして別加工工程で加工する例を説明したが、むろん、経編機で編成中に、生地を巻き取る途中に装置された掻き出し手段にて、編機の編成に同期して環状パイルを移行させるようにすることができることは言うまでもない。
【0029】
又、支持糸については、生地を本機より下ろして別工程でパイル糸の移行を行う場合に限り、筬より支持糸を垂下させず、他の編糸と同様にに筬より給糸して生地中に編み込むことができる。このようにして編み込まれた支持糸は、編成後抜き糸工程や、支持糸として可溶性糸を使った場合には溶解工程などを経て、環状パイルの掻き出しを行えばよい。
【0030】
以上のごとく、前述の実施例においては、前部基布側のみに環状パイルが生起された立体経編地が、又、後述の実施例においては、前部及び後部の両側より環状パイルが生起された立体パイル経編地が得られるが、いずれも、生起された環状パイルをシャーリング加工後、図8に示すように開繊加工を施すことにより、前記実施例においては、カーシート地として好適な編地となり、又、後述の実施例においては、リバーシブルに使えるベッドマット等の寝装類、靴中敷き等の一般生活資材、その他従来使用されている種々のいわゆるスペーサ編地の用途に供与できる。
【0031】
後述の実施例の立体経編地をセンタカットすることで、一方側はカットパイル、他方側は環状パイルが生起された両面立毛生地が得られ、これを先の実施例同様所定の後加工を施すことで、毛布用として好適な編地となる。
【0032】
【発明の効果】
上記したとおり、本発明のパイル付き立体経編地の製造方法によれば、比較的長く、均一で一定長のパイルが、編地外方に生起されたものが得られることとなる。
【0033】
又、本発明で得られた立体経編地の環状パイルを加工することで、カーシートとして好適な生地が得られるとともに、前後基布間をカットすることで、毛布に適した生地が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイル付き立体経編地を製造するダブルニードル列経編機の編成要部を斜視的に示す側面図である。
【図2】同上の経編地の一実施例編組織図である。
【図3】同上の経編機の編成において、編糸の走りを模式的に示す平面図である。
【図4】同上の編組織により編成された経編地であり、パイル糸を1本のみ示す平面図である。
【図5】同上の編成された経編地のうちの一方側の基布面におけるパイル糸の掻き出し後であって、パイル糸を1本のみ示す平面図である。
【図6】本発明のパイル付き立体経編地の別実施例を編成するための編組織図である。
【図7】同上の経編地を編成する際の、基布形成糸を除く編成状態を簡略的に示す、経編機の側面図である。
【図8】本発明の方法により編成された経編地のうちの一方側の基布面であり、パイル糸の掻き出し後、表面加工を施した状態のパイル糸を1本のみを示す平面図である。
【符号の説明】
1、2、11、12...前部基布形成糸
3、15...連結糸
4、14...支持糸
4a...自由端
5、13、16...パイル糸
5a、13a、16a...環状パイル
6、7、17、18後部基布形成糸
G1〜G8筬(ガイドバー)
F...前部ニードル列
B...後部ニードル列
FF...前部基布
BF...後部基布

Claims (7)

  1. 基布形成糸による前後基布と、連結糸により前記前後基布相互が連結されてなる連結部により構成される立体経編地の編成に際し、別途パイル糸を設けて、パイル糸の両根元部を少なくとも一方側の基布のシンカーループ側に止定して基布間で突出してなる環状パイルを形成し、編成後、前記パイル糸を基布のニードルループ側より掻き出すことで、パイル部分を基布のシンカーループ側よりニードルループ側に移行させて立体経編地の外面に環状パイルが膨出するようにしたこと特徴とするパイル付き立体経編地の製造方法。
  2. パイル糸を前後基布間に設けた支持手段に折り返して環状パイルを編成することを特徴とする請求項1に記載のパイル付き立体経編地の製造方法。
  3. パイル糸をジャカード筬に導糸し、ジャカード制御により環状パイルの生起非生起を選択して編成することで立体経編地の外面にジャカード柄構成された環状パイルが膨出するようにしたこと特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパイル付き立体経編地の製造方法。
  4. パイル糸のオーバラップ方向と基布形成糸及び連結糸のオーバラップ方向を逆方向となすようにする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のパイル付き立体経編地の製造方法。
  5. 基布形成糸による前後基布と、この前後基布相互を連結する連結糸による連結部及び、少なくとも一方側の基布のニードルループ側より膨出する環状パイルよりなる立体経編地。
  6. 請求項5における立体経編地の環状パイルを、シャーリング加工後、開繊などの表面加工を施してなるシート用経編地。
  7. 請求項5における立体経編地の前後基布間をカットしてなる毛布用経編地。
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