JP4030542B2 - 編レースの製造方法 - Google Patents
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Description
(a)鎖編糸によって複数のループ状部分が連なる鎖編組織が略平行に複数形成され、鎖編糸が横振りすることで隣接する各鎖編組織が相互に連結され、所定のループ状部分から部分的に遊離する柄糸が編込まれる編地の編成工程であって、
鎖編組織を形成するとともに前記柄糸をループ状部分から部分的に遊離させる遊離部分編成段階において、隣接する鎖編組織を連結するために鎖編糸を編み針に対して横振り移動させるときに、鎖編糸と同様な方向および移動量で、前記柄糸を編み針に対して横振り移動させる編地の編成工程と、
(b)編地の編成工程によって編成される編地について、ループ状部分から遊離した柄糸の遊離部分を、切除して編レースを製造する切除工程とを含むことを特徴とする編レースの製造方法である。
(a)バックジャカードラッシェル編機を用いて、鎖編糸によって複数のループ状部分が連なる鎖編組織が略平行に複数形成され、鎖編糸が横振りすることで隣接する各鎖編組織が相互に連結され、所定のループ状部分に少なくとも柄糸およびジャカード糸がそれぞれ編込まれる編地の編成工程であって、
鎖編糸、柄糸およびジャカード糸の順で、予め定める編成位置から後方に各糸が並ぶよう各糸をそれぞれ導糸した状態で、鎖編組織を形成するとともに柄糸をループ状部分から部分的に遊離させる柄糸遊離部分編成段階と、鎖編組織を形成するとともにジャカード糸を横振りさせて、ジャカード糸によって各鎖編組織を連結するジャカード糸横振り部分編成段階とを有し、
前記柄糸遊離部分編成段階において、隣接する鎖編組織を連結するために鎖編糸を編み針に対して横振り移動させるときに、鎖編糸と同様な方向および移動量で、柄糸を編み針に対して横振り移動させる編地の編成工程と、
(b)編地の編成工程によって編成される編地について、ループ状部分から遊離した柄糸の遊離部分を、切除して編レースを製造する切除工程とを含むことを特徴とする編レースの製造方法である。
前記編地の編成工程では、柄部を形成すべき下編地の領域に柄糸を編込み、下地部を形成すべき下編地の領域で柄糸を編地から遊離させることを特徴とする。
また本発明では、柄糸の遊離部分の遊離量を十分大きくすることができるので、柄糸の遊離部分の切除作業を容易にかつ短時間に行うことができる。たとえば編成工程を終えた編地は、シャーリングに必要とされる突出量以上で柄糸の遊離部分を下編地から突出させることができる。これによってシャーリング装置によって機械的に、柄糸の遊離部分を編地から切除することができ、遊離部分の切除作業を容易にかつ短時間に行うことができる。また手作業によっても柄糸の遊離部分を編地から容易かつ短時間に切除することができる。
また本発明では、柄糸の遊離部分の遊離量を十分大きくすることができるので、柄糸の遊離部分の切除作業を容易にかつ短時間に行うことができる。たとえば編成工程を終えた編地は、シャーリングに必要とされる突出量以上で柄糸の遊離部分を下編地から突出させることができる。これによってシャーリング装置によって機械的に、柄糸の遊離部分を編地から切除することができ、遊離部分の切除作業を容易にかつ短時間に行うことができる。また手作業によっても柄糸の遊離部分を編地から容易かつ短時間に切除することができる。
また本発明によれば、柄部を形成すべき下編地の領域に柄糸を編込み、下地部を形成すべき下編地の領域で柄糸を編地から遊離させることによって、下地部での柄糸の除去を容易とすることができる。柄部に柄糸を残留させて、下地部で柄糸を除去することで、柄部と下地部とのコントラストを向上することができ、美観を向上した編レースを実現することができる。
21 鎖編糸
22 柄糸
23 ジャカード糸
24 ループ状部分
25,27,29 鎖編組織
26,28 横振り部分
33 編込み部分
34 遊離部分
60 編機
90 編レース
91 透孔
92 柄部
93 下地部
130,140 シャーリング装置
W ウェール方向
C コース方向
Claims (6)
- 単位面積あたりの柄糸の疎密差によって柄模様が形成される編レースの製造方法であって、
(a)鎖編糸によって複数のループ状部分が連なる鎖編組織が略平行に複数形成され、鎖編糸が横振りすることで隣接する各鎖編組織が相互に連結され、所定のループ状部分から部分的に遊離する柄糸が編込まれる編地の編成工程であって、
鎖編組織を形成するとともに前記柄糸をループ状部分から部分的に遊離させる遊離部分編成段階において、隣接する鎖編組織を連結するために鎖編糸を編み針に対して横振り移動させるときに、鎖編糸と同様な方向および移動量で、前記柄糸を編み針に対して横振り移動させる編地の編成工程と、
(b)編地の編成工程によって編成される編地について、ループ状部分から遊離した柄糸の遊離部分を、切除して編レースを製造する切除工程とを含むことを特徴とする編レースの製造方法。 - 鎖編組織が相互に連結されることによって形成される下編地の透孔を埋めるための柄糸と、前記下編地の透孔を所定の形状にするためのジャカード糸とを備えて、単位面積あたりの柄糸の疎密差によって柄模様が形成される編レースの製造方法であって、
(a)バックジャカードラッシェル編機を用いて、鎖編糸によって複数のループ状部分が連なる鎖編組織が略平行に複数形成され、鎖編糸が横振りすることで隣接する各鎖編組織が相互に連結され、所定のループ状部分に少なくとも柄糸およびジャカード糸がそれぞれ編込まれる編地の編成工程であって、
鎖編糸、柄糸およびジャカード糸の順で、予め定める編成位置から後方に各糸が並ぶよう各糸をそれぞれ導糸した状態で、鎖編組織を形成するとともに柄糸をループ状部分から部分的に遊離させる柄糸遊離部分編成段階と、鎖編組織を形成するとともにジャカード糸を横振りさせて、ジャカード糸によって各鎖編組織を連結するジャカード糸横振り部分編成段階とを有し、
前記柄糸遊離部分編成段階において、隣接する鎖編組織を連結するために鎖編糸を編み針に対して横振り移動させるときに、鎖編糸と同様な方向および移動量で、柄糸を編み針に対して横振り移動させる編地の編成工程と、
(b)編地の編成工程によって編成される編地について、ループ状部分から遊離した柄糸の遊離部分を、切除して編レースを製造する切除工程とを含むことを特徴とする編レースの製造方法。 - 単位面積あたりの糸の量が密な柄部と糸の量が疎な下地部とを有し、柄部がコース方向に間隔をあけて並ぶ編レースの製造方法であり、
前記編地の編成工程では、柄部を形成すべき下編地の領域に柄糸を編込み、下地部を形成すべき下編地の領域で柄糸を編地から遊離させることを特徴とする請求項1または2記載の編レースの製造方法。 - 前記編地の編成工程では、鎖編糸を横振りさせることによってラン止め機能を有する編地を編成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の編レースの製造方法。
- 前記編地の編成工程では、伸縮性を有する伸縮糸が伸張状態で、鎖編組織のループ状部分に編込むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の編レースの製造方法。
- 前記切除工程では、シャーリング装置によって柄糸の遊離部分を下編地から切除することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の編レースの製造方法。
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JP2004326984A JP4030542B2 (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 編レースの製造方法 |
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JP2004326984A JP4030542B2 (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 編レースの製造方法 |
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JP2006138027A JP2006138027A (ja) | 2006-06-01 |
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DE102006055498B4 (de) * | 2006-11-24 | 2008-08-07 | Karl Mayer Textilmaschinenfabrik Gmbh | Verfahren zum Herstellen einer Wirkware |
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2004
- 2004-11-10 JP JP2004326984A patent/JP4030542B2/ja active Active
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---|---|
JP2006138027A (ja) | 2006-06-01 |
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