JP2001248046A - 立体構造ネット空隙材 - Google Patents

立体構造ネット空隙材

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JP2001248046A JP2000058033A JP2000058033A JP2001248046A JP 2001248046 A JP2001248046 A JP 2001248046A JP 2000058033 A JP2000058033 A JP 2000058033A JP 2000058033 A JP2000058033 A JP 2000058033A JP 2001248046 A JP2001248046 A JP 2001248046A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上面部と下面部に透孔部を有するネット組織
を用い、直交連結部と斜交連結部からなる連結部を効果
的に配した高耐圧縮性及び高通気性を有する立体構造ネ
ット空隙材を提供すること。 【解決手段】 透孔部2を有する上面部11と下面部1
2とを連結部3で連結してなる繊維素材で形成された立
体構造ネット空隙材1であって、上面部11と下面部1
2の透孔部密度が異なり、連結部3が直交連結部31と
斜交連結部32とからなる立体構造ネット空隙材であ
り、上面部11と下面部12との各透孔部2が貫通して
いる立体構造ネット空隙材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維素材によっ
て、上面部と下面部、並びにこれらを連結する連結部と
で形成される一体構造の立体構造ネット空隙材に関す
る。詳しくはカーシートやチャイルドシート、スポーツ
シューズ、或いは寝具、敷物、更には医療用材料、土木
・建築用等に使用される立体構造ネット空隙材であっ
て、上、下面部が透孔部を有するネット組織で形成さ
れ、しかも、多方向からの圧縮力に対し最適な耐圧性と
確実な回復力を有する、高通気性の立体構造ネット空隙
材に関する。
【0002】
【従来の技術】上面部と下面部、並びにこれらを連結す
る連結部とからなる一体構造の立体構造ネット空隙材に
関しては種々の提案がなされており、これらの立体構造
ネット空隙材は繊維素材を2列針床の経編機で編成する
ことによって形成されることが主流となっている。上面
部と下面部に透孔部を有するネット組織を使用し、連結
に関しては、(1)、上、下面部に対し、ほぼ直交状態
で連結される直交連結部を有するもの、或いは、
(2)、上、下面部に斜交して連結される斜交連結部と
前記直交連結部を同時に併せ持つトラス構造のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)については、
上、下面部に同形状、同寸法のネット組織を上下同位置
に対向させ、これらを連結部で連結する手段が用いられ
るが、これらについては上下からの圧力に対して直交連
結部が挫屈する以前に上、下面部が互いに横ずれしてし
まい、期待するクッション性が損なわれ、空隙部が保証
されない問題がある。
【0004】この横ずれで問題が発生するケースとして
は、裁断や縫製工程が挙げられる。一般に、裁断は部材
を多枚数重ねて行われるが、裁断圧により横ずれが発生
すると正確な裁断寸法が得られず均一な縫製品が得られ
ない。また、縫製時に横ずれが発生すると縫製品の仕上
がりに多大な悪影響を及ぼすのである。
【0005】更に他の問題としては、これらの部材をカ
ーシート、椅子ばり、床ずれ防止材等に使用する際、人
が着座、或いは横臥した時の加重により横ずれが発生す
ると適度な反発力を失いへたりとなり不快感を生ずる。
また製品の曲線部分では多方向からの力が加わるため、
特に大きな横ずれが発生し、製品に変形をもたらし見栄
えが悪くなるばかりか性能低下の問題が発生する。
【0006】そこで、この横ずれを防止する手段として
前記(2)のように直交連結部と斜交連結部を併用する
ことが提案(特開平10−102363号、特許276
2052号等参照)されている。つまり、上、下面部の
ネット組織を左右または上下いずれかへ、ほぼ半分ずら
して斜交連結部を形成する手段を用いており、上下から
の圧力を直交連結部で受け止め、同時に横ずれを斜交連
結部で防ぐトラス構造となっている。
【0007】ところが、これらの場合は、上、下面部の
透孔部密度が同じであり、連結部の斜交の角度や、直交
との組み合わせパターンが限定されてしまう。さらに同
一コース上にトラス構造を有していないので、横ずれ防
止の効果は満足できるものではない。
【0008】本発明は、例えば図1、図2、及び図3に
示すように、上面部11と下面部12に透孔部2を有す
るネット組織を用い、直交連結部31と斜交連結部32
からなる連結部3を効果的に配した高耐圧縮性及び高通
気性を有する立体構造ネット空隙材1を提供することを
目的とする。
【0009】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の立体構造ネット空隙材1においては上面部
11と下面部12のそれぞれの透孔部数と透孔部面積率
とを特定の範囲に設定すると同時に直交連結部31と斜
交連結部32とを一方に偏ることなく効果的に配して、
上、下、多方向からの圧力に対し最適な耐圧縮性と確実
な回復力を有する高通気性の立体構造ネット空隙材1を
得るものである。
【0010】即ち、本発明は、(1)、透孔部2を有す
る上面部11と下面部12とを連結部3で連結してなる
繊維素材で形成された立体構造ネット空隙材1であっ
て、上面部11と下面部12の透孔部密度が異なり、連
結部3が直交連結部31と斜交連結部32からなる立体
構造ネット空隙材1に存する。
【0011】そして、(2)、上面部11と下面部12
との各透孔部2が貫通している上記(1)の立体構造ネ
ット空隙材1に存する。
【0012】そしてまた、(3)、上面部11と下面部
12の透孔部密度の比率が1:1.1〜6である上記
(1)の立体構造ネット空隙材1に存する。
【0013】そしてまた、(4)、上面部11の透孔部
密度が10〜40/インチ2 で、上面部透孔面積率が3
0〜70%、下面部透孔面積が上面部透孔面積の5〜7
0%であること立体構造ネット空隙材1に存する。
【0014】そしてまた、(5)、9〜28ゲージのダ
ブルラッシェル地であって、その厚みが2〜30mmで
ある上記(1)の立体構造ネット空隙材1に存する。
【0015】そしてまた、(6)、透孔部2を有し密度
が異なる上面部11と下面部12とを直交連結部31と
斜交連結部32とからなる連結部で連結してなり繊維素
材で形成された立体構造ネット空隙材1であって、上面
部の透孔部密度が10〜40インチ2 、上面部透孔面積
率が30〜70%、下面部透孔面積が上面部透孔面積の
5〜70%、上面部11と下面部12の透孔部密度の比
率が1:1.1〜6であり、9〜28ゲージのダブルラ
ッシェル地で厚みが2〜30mmであり、上面部と下面
部との各透孔部が貫通している立体構造ネット空隙材1
に存する。 本発明の立体構造ネット空隙材は、横ズレの
ない高耐圧縮性と十分な高通気性を有するものである。
本発明、この目的に沿ったものであれば、上記1〜6の
中ら選ばれた2つ以上を組み合わせた構成も採用可能で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の立体構造ネット空隙材1
は、透孔部を有する上面部と下面部とを連結部で連結し
てなる繊維素材で形成された立体構造ネット空隙材であ
る。そして、上面部と下面部の透孔部密度が異なり、連
結部が直交連結部と斜交連結部とからなる。詳しくは立
体構造ネット空隙材1は、上面部透孔部数が、10〜4
0個/インチ2であり、その透孔部面積率が30〜70
%から構成される。ここに、透孔部密度はメッシュ密度
ともいわれ単位面積(1平方インチ)内に存在する透孔
部の数を言う。また、透孔部面積率=(透孔部面積/平
方インチ)/(布帛面積/平方インチ)である。
【0017】上面部透孔部数を10個/インチ2 未満と
すると通気性の点から好ましくなく、透孔部面積率が7
0%をこえると、連結部3は直交するものが多くなり、
斜め方向から加わる圧力に対し、期待する横ずれ防止効
果、高耐圧縮性効果が得られない。透孔部面積率が30
%未満、透孔部数が40個/インチ2 をこえると斜交連
結部32の角度が垂直に近づき、やはり斜め方向から加
わる圧力に対し、期待する横ずれ防止効果、高耐圧縮性
効果が得られない。透孔部面積率は40〜60%の範囲
が好ましい。
【0018】また、本発明は上面部透孔部21の面積に
対する下面部透孔部22の面積が5〜70%の比率の大
きさが好ましく、更に20〜50%がより好ましい。上
面部透孔部面積に対する下面部透孔部面積の比率が5%
未満であると、ネット組織の形成が困難となり、また逆
に上面部透孔部面積に対する下面部透孔部面積の比率が
70%を超えると連結に関する断面パターンが限定さ
れ、本発明の最大の特徴である横ずれ防止効果が発現さ
れない。
【0019】そして、上面部11の一個の透孔部21に
対して下面部12の透孔部22が1.1〜6個入る関係
(上面部と下面部との透孔部密度の比)にあることが好
ましく、2〜4個であることがより好ましい。上面部1
1の一個の透孔部21に対して下面部12の透孔部数が
6個を越えると、メッシュ組織の形成が困難となり、ま
た上面部11の一個の透孔部21に対して下面部12の
透孔部数が1.1個未満であると、連結に関する断面パ
ターンが限定され、本発明の最大の特徴である横ずれ防
止効果が十分でない。
【0020】更に、本発明の立体構造ネット空隙材1
は、その厚みが2〜30mmの範囲であることが好まし
く、2〜20mmの範囲であることがより好ましい。厚
みが2mm未満、あるいは30mmを越えると、横ずれ
防止効果と高い耐圧縮性が十分でなくなる。また、上面
部11と下面部12をつなぐ連結部3は、20dtex
以上のモノフィラメント又はモノマルチフィラメントで
あることが好ましい。20dtexに満たないと、立体
構造ネット空隙材1の厚みが保持できず、期待する高い
圧縮性が得にくい。
【0021】また、本発明の立体構造ネット空隙材1
は、繊維素材からなるもので、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ビニロン、アラミド等の合成繊維
や、その他、炭素繊維、再生繊維等が採用され、特に限
定されるものではない。また、合成繊維であれば、モノ
フィラメントやマルチフィラメントが使用され、その断
面は種々の異形断面のものが採用される。空隙材1の糸
は、繊維製造時に着色した原着繊維、あるいは先染糸な
どいずれでも良い。
【0022】また、上記に使用した上面部11、下面部
12の用語は便宜上使用したに過ぎず、上面部11を必
ずしも上にして使用するというものではない。更に、透
孔部2については、その形状も特に限定されるものでは
なく、円形、楕円形、ひし形、四角形、六角形、八角形
など適宜に選択することができ、また上面部11、下面
部12においてその形状が同じでも、異なっていても良
い。以下、本発明の実施例を挙げて説明するが、本発明
は、必ずしも実施例に限定されることはない。
【0023】本実施例においては立体構造ネット空隙材
1を形成する手段として2列針床からなる経編機である
ダブルラッセル機を使用する。経編機において、組織的
に糸抜き部を繰り返し形成すれば、この糸抜き部が開口
して透孔部を形成しネット地を得ることは既に周知であ
り、透孔部の形状は組織の設定により6角形や4角形な
ど所要の形状を得ることが可能である。このように編成
時に糸抜き部が開口することを応用し、上面部11、下
面部12の透孔部密度を異ならせて透孔部2の開口度を
変化させれば、連結部3が種々の角度をもって上面部1
1、下面部12を連結することとなる。つまり、直交連
結部31と多様な斜交連結部32の組み合わせが可能と
なり、横ずれのない耐圧縮性、通気性の優れた立体構造
ネット空隙材1を得るものである。
【0024】更に念のため、実施例の理解を容易にする
ためにネット組織の構成概念を説明する。図1(A)に
模式的に示すように、六角形の透孔部2をハニカム状に
有するネット地は直線部41と斜行部42で形成され
る。つまり、1本の直線部41から2本の斜行部42に
分離して、互いに隣接する2本の斜行部42を連結して
次の直線部41を形成する。これを順次繰り返してネッ
ト地は形成される。ここで、便宜的に、1本の直線部4
1から2本の斜行部42に分離するところを分離部43
と呼び、2本の斜行部が1本の直線部に連結するところ
を連結部44と呼ぶことにする。
【0025】以下、本発明の各実施例を具体的に説明し
ていく。
【実施例1】マイヤー製ダブルラッセル機(RD・PL
M−22G)を用いて、図1(A)に示すように、8コ
ースからなる六角形の透孔部21(26個/インチ2
をハニカム状に有するネット地を、1リピ−ト16コー
ス、直線部4ウエールのネット組織で編成して上面部1
1を形成し、4コースからなる六角形の透孔部22(5
2個/インチ2 )をハニカム状に有するネット地を、1
リピート8コース、直線部4ウエールのネット組織で編
成して下面部12を形成した(使用糸:上面部11、下
面部12共ポリエステル110dtexモノフィラメン
ト糸)。同時に、連結部3として33dtexモノフィ
ラメント糸2本を供給した2枚オサを使用し、上面部1
1、下面部12の相対するすべてのウエールを連結編成
して、厚み5mmの立体構造ネット空隙材1を作成し
た。
【0026】本実施例においては、上方から見て一個の
上面部透孔部21の中に、二個の下面部透孔部22が入
る位置関係となっている。この場合の連結状態の特性を
その断面図、図1(B)に基づいて説明する。一個の上
面部透孔部21と、その範囲内に存在する下面部透孔部
22との連結断面特性は7つのラインで切断された断面
パターンで示すことができる。つまり、一個の上面部透
孔部21において、その上方に位置する上方連結部44
箇所で切断したライン〈1〉、上方に位置する上方斜行
部42箇所で切断したライン〈2〉、上方の上方分離部
43箇所で切断したライン〈3〉、直線部41箇所で切
断したライン〈4〉、下方の連結部44箇所で切断した
ライン〈5〉、下方に位置する下方斜行部42箇所で切
断したライン〈6〉、下方の下方分離部箇所で切断した
ライン〈7〉、の7つのラインで切断された断面パター
ンでその特性を知ることができる。
【0027】図1(B)に模式的に示すように、ライン
〈1〉においては上面部11、下面部12との交差角度
が異なる2つの斜交連結部32を有する変則斜交連結型
P1となり、ライン〈2〉においては直交連結型P2と
なり、ライン〈3〉においては、ライン〈1〉と同様の
変則斜交連結型P1、ライン〈4〉においては交差角度
の異なる2組の斜交連結部32を対象形に有する複数斜
交連結型P3、ライン〈5〉においては、ライン
〈1〉、〈3〉とは逆向きの変則斜交連結型P1、ライ
ン〈6〉においてはライン〈2〉と同様の直交連結型P
2、ライン〈7〉においてはライン〈5〉と同様の変則
斜交連結型P1となる。
【0028】以上のように、本実施例の立体構造ネット
空隙材1は、その断面に4種の断面パターンを有し、し
かもライン〈1〉と〈3〉、ライン〈2〉と〈6〉、ラ
イン〈5〉と〈7〉は断面パターンは同型であるもの
の、その位置が異なるので結局は7つの断面パターンを
有する耐圧縮効果が発揮される。このことは従来の空隙
材には全く見られなかった構造による効果である。
【0029】以上の立体構造ネット空隙材1を、190
℃で1分間プレセットした後、130℃にて染色、乾燥
し、150℃で1分間セットした結果、全厚4.2m
m、上面部11の透孔部面積率50%、上面部11の透
孔部面積に対する下面部12の透孔部面積の比率は25
%であった。
【0030】
【実施例2】マイヤー製ダブルラッシェル機(RD・P
LM−22G)を用いて、図2(A)に模式的に示すよ
うに、8コースからなる六角形の透孔部(26個/イン
2)をハニカム状に有するネット地を、1リピ−ト1
6コース、直線部4ウエールのネット組織で編成して上
面部11を形成し、2コースからなる六角形の透孔部2
2(104個/インチ2 )をハニカム状に有するネット
地を、1リピート4コース、直線部4ウエールのネット
組織で編成して下面部12を形成した(使用糸:上面部
11、下面部12共ポリエステル110dtexモノフ
ィラメント糸)。同時に、連結部3として33dtex
モノフィラメント糸2本を供給した2枚オサを使用し
て、上面部11、下面部12の相対する、すべてのウエ
ールを連結編成して、厚み5mmの立体構造ネット空隙
材1を作成した。
【0031】本実施例においては、上方から見て一個の
上面部透孔部21の中に、四個の下面部透孔部22が入
る位置関係となっている。この場合の連結状態の特性を
その断面図、図2(B)に基づいて説明する。一個の上
面部透孔部21と、その範囲内に存在する下面部透孔部
22との連結断面特性は7つラインで切断された断面パ
ターンで示すことができる。つまり、一個の上面部透孔
部21において、その上方に位置する上方連結部44箇
所で切断したライン〈1〉、上方の上方分離部43箇所
で切断したライン〈2〉、直線部41であって、下面部
透孔部22の連結部44を通過する箇所で切断したライ
ン〈3〉、直線部41であって、下面部透孔部22の直
線部41を通過する箇所で切断したライン〈4〉、直線
部41であって、下面部透孔部22の分離部43を通過
する箇所で切断したライン〈5〉、下方の連結部44箇
所で切断したライン〈6〉、下方の下方分離部43箇所
で切断したライン〈7〉、の7つのラインで切断された
断面パターンでその特性を知ることができる。
【0032】図2(B)に模式的に示すように、ライン
〈1〉、〈2〉、〈6〉、〈7〉においては、直交連結
部31と、相対する2本の斜交連結部32とを有する複
合連結型P4、ライン〈3〉、〈4〉、〈5〉において
は、上面部11、下面部12との交差角度が異なる2組
の斜交連結部32を対象形に有する複数斜交連結型P3
となる。以上のように本実施例の立体構造ネット空隙材
1は、その断面に2種の断面パターンに分類されるが、
実際には4つの形態で使用され、これらの断面パターン
が極めて効果的に繰り返し配列されているので多方向か
らの力に対して、実施の形態1同様もしくはそれ以上に
充分な耐圧力効果が発揮される。
【0033】以上の立体構造ネット空隙材1を、190
℃で1分間プレセットした後、130℃にて染色、乾燥
し、150℃で1分間セットした結果、全厚4.2m
m、上面部11の透孔部面積率50%、上面部11の透
孔部面積に対する下面部12の透孔部面積の比率は8%
であった。
【0034】
【実施例3】マイヤー製ダブルラッシェル機(RD・P
LM−22G)を用いて、8コースからなる六角形の透
孔部2(26個/インチ2 )をハニカム状に有するネッ
ト地を、1リピ−ト6コース、直線部4ウエールのネッ
ト組織で編成して上面部11を形成し、3コースからな
る六角形の透孔部2(62個/インチ2 )をハニカム状
に有するネット地を、1リピート6コース、直線部4ウ
エールのネット組織で編成して下面部12を形成した
(使用糸:上面部11、下面部12共ポリエステル11
0dtexモノフィラメント糸)。同時に、連結部3と
して33dtexモノフィラメント糸2本を供給した2
枚オサを使用して、上面部11、下面部12の相対する
すべてのウエールを連結編成して、厚み6mmの立体構
造ネット空隙材1を作成した。
【0035】本実施例においては、図3(A)に模式的
に示すように、一個の上面部透孔部21の中に、下面部
透孔部22が、経方向に2個、横方向に1/2ずつが2
個入る位置関係になっている。この場合の連結状態の特
性をその断面図、図3(B)に基づいて説明する。一個
の上面部透孔部21と、その範囲内に存在する下面部透
孔部22との連結断面特性は11本のラインで切断され
た断面パターンで示すことができる。
【0036】つまり、一個の上面部透孔部21におい
て、上方の連結部44箇所で切断したライン〈1〉、上
方の斜行部42箇所で切断したライン〈2〉、上方の分
離部43箇所で切断したライン〈3〉、直線部41であ
って、下面部透孔部22の直線部41と連結部44を通
過する箇所で切断したライン〈4〉、直線部41であっ
て、下面部透孔部22の直線部41と分離部43を通過
する箇所で切断したライン〈5〉、直線部41であっ
て、下面部透孔部22の直線部41を通過する箇所で切
断したライン〈6〉、ライン〈5〉と同条件の位置で切
断したライン〈7〉、直線部41であって、下面部透孔
部22の直線部41箇所で切断したライン〈8〉、下方
の斜行部42箇所で切断したライン〈10〉、下方の分
離部43を通過する箇所で切断したライン〈11〉の1
1本のラインで切断された断面パターンでその特性を知
ることができる。
【0037】図3(B)に模式的に示すように、ライン
〈1〉、〈3〉、〈9〉、〈11〉においては、斜交連
結部32を対象形に有する斜交連結型P5、ライン
〈2〉、〈10〉においては、変則斜交連結型P1、ラ
イン〈4〉、〈8〉においては複合連結型P4、ライン
〈5〉、〈7〉においては複数斜交連結型P3、ライン
〈6〉においては斜交連結型P5となる。以上のように
本実施例の立体構造ネット空隙材1はその断面に4種の
断面パターンに分類されるが、実際には6つの形態で使
用され、これらの断面パターンが極めて効果的に繰り返
し配列されているので多方向からの力に対して充分な耐
圧縮性効果が発揮される。
【0038】この立体構造ネット空隙材1を、190℃
で1分間プレセットした後、130℃にて染色、乾燥
し、150℃で1分間セットした結果、全厚5.2m
m、上面部11の透孔部面積率50%、上面部11の透
孔部面積に対する下面部12の透孔部面積の比率は20
%であった。
【0039】以下比較例を示す。
【比較例1】マイヤー製ダブルラッシェル機(RD・P
LM−22G)を用いて、ポリエステル110dtex
モノフィラメント糸にて、上面部、下面部ともに、8コ
ースからなる六角形の透孔部(26個/インチ2 )をハ
ニカム状に有するネット地を透孔部が上下一致するよう
に編成し、同時に、連結糸には、33dtexモノフィ
ラメント2本を供給した2枚オサを使用して、厚み5m
mの空隙材料を作成した。これを190℃で1分間プレ
セットした後、130℃にて染色、乾燥し、150℃で
1分間セットした結果、全厚4.1mm、上面部の透孔
部面積率50%、上面部の透孔部面積に対する下面部の
透孔部面積の比率は100%であった。
【0040】
【比較例2】マイヤー製ダブルラッシェル機(RD・P
LM−22G)を用いて、ポリエステル110dtex
モノフィラメント糸にて、上面部、下面部ともに、8コ
ースからなる六角形の透孔部(26個/インチ2 )をハ
ニカム状に有するネット地を、透孔部をコース方向に4
コース(半分)ずらして編成し、同時に、連結糸には、
33dtexモノフィラメント2本を供給した2枚オサ
を使用して、厚み5mmの空隙材料を作成した。これを
190℃で1分間プレセットした後、130℃にて染
色、乾燥し、150℃で1分間セットした結果、全厚
4.2mm、上面部の透孔部面積率50%、上面部の透
孔部面積に対する下面部の透孔部面積の比率は100%
であった。
【0041】
【比較例3】マイヤー製ダブルラッシェル機(RD・P
LM−22G)を用いて、ポリエステル165dtex
モノフィラメント糸にて、7コースからなる六角形の透
孔部(26個/インチ2 )をハチス状に有する上面部
と、7コースからなるひし形の透孔部(26個/インチ
2 )をハニカム状に有する下面部とを編成し、同時に、
連結糸を全体でトラス型の構造となるように33dte
xモノフィラメント2本を供給した1枚筬を使用して、
厚み5mmの空隙材料を作成した。190℃で1分間プ
レセットした後、130℃にて染色、乾燥し、150℃
で1分間セットした結果、全厚4.1mm、上面部の透
孔部面積率50%、上面部の透孔部面積に対する下面部
の透孔部面積の比率は100%であった。
【0042】上記の立体構造ネット空隙材について、表
1に示す耐圧縮性評価(厚み保持率)、表2に示すズレ
性評価(連結糸のズレ幅)、表縫製性(縫い易さと仕上
がり)を行った。以下に立体構造ネット空隙材に測定評
価の基準について述べる。 厚み保持率確認試験 材料を7cm×7cmの大きさにし、厚みの変化がわか
りやすいように4枚重ねて、その上に直径7cmの円柱
型の重り5kgを載せる。この状態で、厚みの変化がで
やすいように100℃で2時間放置した。2時間後、重
りを取り除いた直後の厚みを試験後の厚みL2とし、重
りを載せる前の厚みをL1として 厚み保持率(%)=L2/L1×100 の値を得た。
【0043】連結糸横ズレ確認試験 マイクロスコープで、荷重を加える前と加えた後の、連
結糸の状態を撮影する。その際、印を付けたある一本の
連結糸に注目して、荷重を加える前と加えた後の横ずれ
状態を写真上で測定した。
【0044】加工時の縫製性確認試験 立体構造ネット空隙材1の上面部11と上面部11を重
ね合わせて縫い合わせ、その時の縫い易さとその後開い
た時の、縫い目の綺麗さで縫製性を評価した。そして、
表3に示す耐圧縮性評価(厚み保持率)については、下
記のように符号で区別した。
【0045】・厚み保持率 75%以上 ・・○ 70〜75%以上 ・・△ 70%以下 ・・× またズレ性評価(連結糸のズレ幅)については下記のよ
うに符号で区別した。
【0046】・連結糸のズレ幅 2mm以下 ・・○ 7〜10mm ・・△ 10mm以上 ・・× また縫製性(縫い易さと仕上り)については下記のよう
に符号で区別した。
【0047】・縫い易さと仕上り 非常に縫い易く、縫い目も美しい ・・○ やや縫い難いが、直線状に縫うことができる ・・△ 縫い難く、縫い目も直線状にならない ・・× また総合評価については下記のように符号で区別した。
【0048】 ・総合評価 耐圧縮性、ズレ防止性、縫製性評価の○が2つ以上 ・・◎ 耐圧縮性、ズレ防止性、縫製性評価の○が1つで△が2つ ・・○ 耐圧縮性、ズレ防止性、縫製性評価の上記以外で△が1つ以上 ・・△ 耐圧縮性、ズレ防止性、縫製性評価の×が2つ以上 ・・×
【0049】〔結果〕 ・厚み保持率確認試験の結果 表3より明らかなように、比較例1が圧倒的に厚み保持
率が悪く、あとは大差がなく耐圧縮性に優れている。こ
れは、比較例1が同一形状の上下の透孔部が相対する同
じ位置に構成されることで、どの箇所を切断しても連結
糸4は直交もしくはそれに近い角度を示すので、負荷さ
れた圧力に対してたちまち連結糸が横倒れをして、上面
部と下面部が横ずれし、厚みの確保が困難となるからで
ある。
【0050】・連結糸横ズレ確認試験の結果 表3より明らかなように、本発明の立体構造ネット空隙
材1の横ずれ防止効果が優れていることが分かる。これ
は、先に述べたように立体構造ネット空隙材1を切断し
たそのライン上で、連結糸の断面パターンが多いこと
と、種々のトラス型の連結糸が現れることで、様々な方
向から負荷される圧力を、バランス良く分散吸収し連結
糸の横ずれを防ぐからである。
【0051】・加工時の縫製性確認試験の結果
【0052】本発明の立体構造ネット空隙材1の縫製性
が良い理由として、上面部11、下面部12の透孔部2
の大きさが異なっているということが原因である。透孔
部2の大きさが異なることによって、上面部11と下面
部12の素地部の面積に差が生じ、縫い針が上面部11
と下面部12の透孔部を同時に貫く確率が、上面部1
1、下面部12の透孔部の大きさが同じものより格段に
低いからである。また、上面部11と下面部12が横ず
れしないということが縫製性の良い理由として当然挙げ
られる。
【0053】以上、本発明についてその詳細を説明した
が、本立体構造ネット空隙材1は、実施の形態に限定さ
れることなく、その本質から逸脱しない範囲で他の変
形、組み合わせが可能であることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明の立体構造ネット空隙材1におい
ては、上面部11、下面部12の透孔部密度を異ならせ
て透孔部2の開口度を変化させ、直交連結部31と多様
な斜交連結部32との組み合わせにより、連結部3が種
々の角度をもって上面部11、下面部12を連結する手
段を講じているので、横ずれのない高耐圧縮性の立体構
造ネット空隙材1を得ることができる。
【0055】本発明の立体構造ネット空隙材1において
は、その断面パターンが、直交連結型P2に加えて、斜
交連結型P5、変則斜交連結型P1、複数斜交連結型P
3、複合連結型P4に代表されるトラス構造を有し、こ
れらの多様な断面パターンが効果的に配されているの
で、多方向からの力に対して充分な耐圧縮性を発揮でき
る。
【0056】本発明の立体構造ネット空隙材1において
は、上方から見て一個の上面部透孔部21の中に、複数
の下面部透孔部22が入る位置関係となっているので、
上面部11、下面部12の透孔部2が連結部3に阻害さ
れることなく貫通しているので高通気性が得られる。
【0057】本発明の立体構造ネット空隙材1において
は、上面部11、下面部12の透孔部2の大きさが異な
り、上面部11と下面部12の素地部の面積に差がある
ので、縫製の際、縫い針が上面部11と下面部12の透
孔部2を同時に貫く確率が、上面部11、下面部12の
透孔部2の大きさが同じものより格段に低いことから縫
製時の問題、縫製品の品質の低下が見られない。
【0058】本発明の立体構造ネット空隙材1におい
て、本立体構造ネット空隙材1が繊維素材を使用したダ
ブルラッシェル地である場合には、その組織、素材の選
択が自由で製品の多様化が容易に図れる。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、上面部透孔部内に2個の下面部
透孔部が位置する立体構造ネット空隙材の上面図であ
る。図1(B)は、図1(A)の立体構造ネット空隙材
を7つのラインで切断した際の断面図である。
【図2】図2(A)は、上面部透孔部内に4個の下面部
透孔部が位置する立体構造ネット空隙材の上面図であ
る。図2(B)は、図2(A)の立体構造ネット空隙材
を7つのラインで切断した際の断面図である。
【図3】図3(A)は、上面部透孔部内に経方向に2
個、横方向に1/2ずつの下面部透孔部が2個、位置す
る立体構造ネット空隙材の上面図である。図3(B)
は、図3(A)の立体構造ネット空隙材を11本のライ
ンで切断した際の断面図である。
【符号の説明】
1…立体構造ネット空隙材 11…上面部 12…下面部 2…透孔部 21…上面部透孔部 22…下面部透孔部 3…連結部 31…直交連結部 32…斜交連結部 41…直線部 42…斜行部 43…分離部 44…連結部 〈1〉〜〈11〉…切断ライン P1…変則斜交連結型 P2…直交連結型 P3…複数斜交連結型 P4…複合連結型 P5…斜交連結型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白崎 文雄 福井県福井市毛矢1丁目10番1号 セーレ ン株式 会社内 Fターム(参考) 4L002 CB02 DA01 EA02 FA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透孔部2を有する上面部11と下面部1
    2とを連結部3で連結してなる繊維素材で形成された立
    体構造ネット空隙材1であって、上面部11と下面部1
    2の透孔部密度が異なり、連結部3が直交連結部31と
    斜交連結部32とからなることを特徴とする立体構造ネ
    ット空隙材。
  2. 【請求項2】 上面部11と下面部12との各透孔部2
    が貫通していることを特徴とする請求項1記載の立体構
    造ネット空隙材。
  3. 【請求項3】 上面部11と下面部12の透孔部密度の
    比率が1:1.1〜6であることを特徴とする請求項1
    記載の立体構造ネット空隙材。
  4. 【請求項4】 上面部11の透孔部密度が10〜40個
    /インチ2 で、上面部透孔面積率が30〜70%、下面
    部透孔面積が上面部透孔面積の5〜70%であることを
    特徴とする立体構造ネット空隙材。
  5. 【請求項5】 9〜28ゲージのダブルラッシェル地で
    あって、その厚みが2〜30mmであることを特徴とす
    る請求項1記載の立体構造ネット空隙材。
  6. 【請求項6】 透孔部2を有し密度が異なる上面部11
    と下面部12とを直交連結部31と斜交連結部32とか
    らなる連結部で連結してなり繊維素材で形成された立体
    構造ネット空隙材1であって、上面部の透孔部密度が1
    0〜40個/インチ2 、上面部透孔面積率が30〜70
    %、下面部透孔面積が上面部透孔面積の5〜70%、上
    面部11と下面部12の透孔部密度の比率が1:1.1
    〜6であり、9〜28ゲージのダブルラッシェル地で厚
    みが2〜30mmであり、上面部と下面部との各透孔部
    が貫通していることを特徴とする立体構造ネット空隙
    材。
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