JP2005030546A - 伝動平ベルト用のアイドラ装置 - Google Patents

伝動平ベルト用のアイドラ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005030546A
JP2005030546A JP2003272923A JP2003272923A JP2005030546A JP 2005030546 A JP2005030546 A JP 2005030546A JP 2003272923 A JP2003272923 A JP 2003272923A JP 2003272923 A JP2003272923 A JP 2003272923A JP 2005030546 A JP2005030546 A JP 2005030546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
idler
flat belt
belt
transmission
shaft member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003272923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4299603B2 (ja
Inventor
Hirobumi Miyata
博文 宮田
Shinichiro Nishikawa
真一郎 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP2003272923A priority Critical patent/JP4299603B2/ja
Priority to CNB2004100424768A priority patent/CN100487282C/zh
Priority to DE102004030538.2A priority patent/DE102004030538B4/de
Priority to US10/875,296 priority patent/US7364522B2/en
Publication of JP2005030546A publication Critical patent/JP2005030546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4299603B2 publication Critical patent/JP4299603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/18Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/36Pulleys
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0863Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
    • F16H2007/0865Pulleys
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/36Pulleys
    • F16H2055/363Pulleys with special means or properties for lateral tracking of the flexible members running on the pulley, e.g. with crowning to keep a belt on track

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Abstract

【課題】平ベルト伝動装置の平ベルト3の蛇行を防止する。
【解決手段】平ベルト3に張力を付与するアイドラ5の両側に伝動部材6,6を設け、アイドラ5の中央から平ベルト3が逸れて一方の伝動部材6に接触したときに、平ベルト3の走行力を利用してアイドラ5を平ベルト3に対して斜交いになるように変位させ、平ベルト3を元に戻す力を発生させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、伝動平ベルト用のアイドラ装置に関するものである。
平ベルトを用いた伝動装置においては、平ベルトが走行中に蛇行したり、プーリの片側に寄る片寄り走行をすることがある。これは、平ベルトが、他の伝動ベルトに比べて、プーリ軸の正規位置からのずれや、軸加重の変化によるプーリ軸のたわみ、プーリの揺れなど、伝動装置構成要素の変化に敏感なためである。このような蛇行・片寄り走行を生じた場合、平ベルトが平プーリのフランジに接触して、該平ベルト側面の毛羽立ちや心線のほつれを生ずる。
この問題に対して、平プーリの外周面にクラウンをつける(中高曲面に形成する)ことが知られている。しかし、平ベルトの走行安定性(蛇行や片寄りの防止)を重要視してクラウンの曲率半径を小さくすれば、ベルト幅の中央に応力が集中し、ベルト幅全体を伝動に有効に利用することができず、心線の早期疲労及び伝動能力の低下を招く。
これに対して、平プーリの外周面に多数の溝を周方向に間隔をおいて形成したものが知られている(特許文献1参照)。すなわち、その溝は、プーリの幅中央から両側へ「く」の字状なるように対称に延びたものであり、平ベルトとプーリとの間に平ベルトを中央に寄せるような摩擦力を発生させることにより、該ベルトの蛇行ないしは片寄りを防止するようにしている。
特開平6−307521号公報
しかし、平プーリに上述の如き溝加工をするときは、該平プーリの製造コストが高くなり、しかも、溝加工だけでは平ベルトの蛇行や片寄りを確実に防止することは難しい。そのために、平ベルト伝動装置は、Vベルトなど他のベルトに比べて、ベルトの曲げによるロスが少なく伝動効率が非常に高いにも拘わらず、十分に活用されていないのが実情である。
そこで、本発明は、平ベルトの蛇行や片寄りを確実に防止することができるようにして、平ベルト伝動装置を各種の産業機械、その他の機器に有効利用できるようにせんとするものである。
本発明は、このような課題に対して、平ベルトの長さ、接触角の調節、張力の付与、ベルト走行方向の変更等のために用いられているアイドラに蛇行・片寄り防止機能を与えるようにした。
すなわち、本発明は、平ベルトを用いた伝動装置用のアイドラ装置であって、
伝動用の平ベルトが巻き掛けられるアイドラと、
上記アイドラを回転自在に支持する軸部材と、
上記軸部材を上記アイドラが上記平ベルトに対して左右に斜交い状態になるように揺動自在に支持する支持手段と、
上記アイドラの両側に配置され、該アイドラから逸れた上記平ベルトが接触したときに該アイドラが該平ベルトに対して反対側へ向かって斜交いになるように、該平ベルトの動力を上記軸部材に伝える伝動部材とを備えていることを特徴とする。
このアイドラ装置によれば、平ベルトがアイドラの幅中央から逸れて伝動部材に接触すると、該伝動部材に平ベルトの動力(走行力)が加わり、この伝動部材を介して軸部材に揺動力が与えられる。それによって軸部材が傾いて、アイドラは平ベルトに対して当該伝動部材の存する側とは反対側へ斜交いになって回転するようになり、平ベルトにアイドラの幅中央へ戻す力が与えられる。
好ましいのは、
上記アイドラ両側の伝動部材は、上記軸部材に設けられていて、該アイドラのベルト巻き掛け面と面一になったベルト接触面を備えていることである。
従って、平ベルトはアイドラから逸れたときにその内面(伝動面)又は外面(背面)が伝達部材のベルト接触面に接触することになり、平ベルト側面の摩耗、毛羽立ち、あるいは心線のほつれが避けられる。
また、好ましいのは、
上記軸部材は筒状に形成されていて、
上記支持手段は、上記筒状軸部材に挿入された支持ロッドと、該支持ロッドに上記筒状軸部材を揺動自在に支持するピンとによって構成され、
上記ピンが上記アイドラの幅の中央付近に配置され、且つ該アイドラの軸心に対して直交するように設けられていることである。
従って、アイドラの揺動中心が該アイドラの幅の中央付近に設けられているから、揺動角を大きくして平ベルトの蛇行・片寄りを速やかに解消する上で有利になるとともに、アイドラ装置のコンパクト化に有利になる。
さらに、好ましいのは、
上記筒状軸部材の筒内面と上記支持ロッドとには、上記アイドラに巻き掛けられる上記平ベルトの張力を受けて互いに摺動自在に接触する平坦面が形成され、
上記ピンは上記平坦面に垂直に設けられていることである。
従って、筒状軸部材と支持ロッドとが平ベルトの張力によって互いに摺動自在に接触しているから、その接触によって筒状軸部材に揺動抵抗が働き、アイドラが平ベルトの走行振動等によって不用意に揺動すること、あるいはアイドラが左右に小刻みに揺動するハンチングを生ずることが防止される。
また、本発明は、上述の如きアイドラ装置が平ベルトに張力を付与するように押し当てられていることを特徴とする平ベルト伝動装置である。
従って、平ベルトに対して安定した張力を与えながら、該平ベルトの蛇行や片寄り走行を防止することができ、平ベルトの伝動能力を十分に発揮させる上で有利になる。
以上のように、本発明によれば、伝動用の平ベルトが巻き掛けられるアイドラの軸部材を揺動自在に設けるとともに、該アイドラの両側に、平ベルトが接触したときに該平ベルトの動力を上記軸部材に伝えて、アイドラを平ベルトに対して反対側へ斜交い状態にする伝動部材を配置したから、平ベルトがアイドラの幅中央から片側に逸れても、伝動部材に接触すると、該アイドラが平ベルトに対して斜交い状態になって、平ベルトにアイドラの幅中央へ戻す力が与えられることになり、該平ベルトの蛇行ないしは片寄りを速やかに且つ確実に解消することができる。
よって、平プーリのクラウンを緩やかにすることができ、さらにはクラウンのないフラットプーリを使用することも可能になり、プーリの設計が容易になるとともに、平ベルトの心線の張力分布も均等に安定したものになり、平ベルトの耐久性の向上、伝動能力の向上に有利になる。
また、平ベルトがアイドラから逸れたときにその内面(伝動面)又は外面(背面)が伝達部材のベルト接触面に接触するようにすれば、平ベルト側面の摩耗、毛羽立ち、あるいは心線のほつれを避けることができ、平ベルトの耐久性の向上に有利になる。
また、上記軸部材を筒状に形成し、該筒状軸部材に支持ロッドを挿入し、該支持ロッドに筒状軸部材をアイドラの幅の中央付近においてピンによって揺動自在に支持するようにすれば、揺動角を大きくして平ベルトの蛇行・片寄りを速やかに解消する上で有利になるとともに、アイドラ装置のコンパクト化に有利になる。
また、上記筒状軸部材の筒内面と上記支持ロッドとには、上記アイドラに巻き掛けられる平ベルトの張力を受けて互いに摺動自在に接触する平坦面を形成し、該平坦面に対して上記ピンを垂直に設けるようにすれば、平ベルトの張力によって筒状軸部材に揺動抵抗を与えることができ、アイドラが不用意に揺動することや左右に小刻みに揺動するハンチングを生ずることを防止する上で有利になる。
また、上述の如きアイドラ装置が平ベルトに張力を付与するように押し当てられている平ベルト伝動装置によれば、平ベルトに対して安定した張力を与えながら、該平ベルトの蛇行や片寄り走行を防止することができ、平ベルトの伝動能力を十分に発揮させる上で有利になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示す平ベルト伝動装置において、1は駆動プーリ(平プーリ)、2は従動プーリ(平プーリ)であり、この両プーリ1,2に平ベルト3が巻き掛けられ、この平ベルト3にはアイドラ装置4が押し当てられている。
アイドラ装置4は、図2に示すように、平ベルト3が巻き掛けられるアイドラ5と、アイドラ5の両側に配置された伝動部材6,6と、アイドラ5及び伝動部材6,6を揺動自在に支持する支持手段7とを備えている。支持手段7は、支持ロッド8とピン9とによって構成されている。
図3に示すように、アイドラ5は、筒状の軸部材11にベアリング12によって回転自在に支持されている。一方の伝動部材6は、軸部材11と一体に成形されていて、該軸部材11の一端より遠心方向に鍔状に張り出している。他方の伝動部材6は、軸部材11の他端に結合されていて、該他端より延伸方向に鍔状に張り出している。
伝動部材6,6の周縁部にはベルト受け部13,13が円筒状に形成され、該ベルト受け部13,13の外側縁には遠心方向に張り出した鍔14,14が形成されている。ベルト受け部13は、アイドラ5のベルト巻き掛け面と面一になったベルト接触面13aを備えている。このベルト接触面13aは、アイドラ5から離れるに従ってアイドラ5のベルト巻き掛け面よりも遠心方向に高くなるように傾斜している。
支持ロッド8は、当該平ベルト伝動装置が設けられるハウジング等の支持体にネジ結合される、又は支持体より延びるブラケットにネジ結合される取付部(ネジ部)8aと、該取付部8aの一端に続いて設けられ筒状軸部材11の筒孔に挿入された支持部8bとからなる。支持部8bは、取付部8aよりも大径の断面円形ロッドの直径方向に対応する部位をD字状にカットして形成されたものであり、このDカットによって、図4に示すように、互いに平行になった平坦な摺動面8c,8cが形成されている。
従って、支持部8bは、相対応する平坦な摺動面8c,8cと、この摺動面8c,8cの側縁同士を結ぶ両サイドの円弧面とを備えて、断面形状が略長方形状になっている。
一方、筒状軸部材11の筒孔は、支持ロッド8の支持部8bの断面形状に対応して断面略長方形状に形成されている。すなわち、筒状軸部材11の内面には、支持ロッド8の摺動面8c,8cが摺動自在に接触する平坦な摺動面11a,11aが相対向するように形成され、また、この摺動面11a,11aの両側縁を結ぶ両サイドの円弧面が形成されている。
支持手段7のピン9は、支持ロッド8の支持部8bに形成された貫通孔に嵌められ、該ピン9の両端は筒状軸部材11に形成された支持孔に嵌められている。支持ロッド8の貫通孔はアイドラ5の幅の中央付近において摺動面8cと直交する方向に形成されている。換言すれば、ピン9はアイドラ5の幅の中央付近に配置され、支持ロッド8の摺動面8cに直交している。
そうして、支持ロッド8の支持部8bの両サイドの円弧面と筒状軸部材11の筒孔の両サイドの円弧面との間に、ピン9を軸として筒状軸部材11が揺動することを許容する隙間15,15が形成されている。
次にアイドラ装置4の使用方法の一例及び働きについて説明する。図1に示すように、アイドラ装置4は当該実施形態ではテンションプーリとして用いるべく、平ベルト3の背面に当て、該平ベルト3に張力を付与している。図4に示すように、アイドラ装置4は、平ベルト3に張力を与えたときの反力、すなわち、ベルト張力A,Aの合力Bが支持ロッド8のDカット面、すなわち、摺動面8cに対して略直交するように設ける。
上記使用状態において、図5に示すように、アイドラ5の幅の中央付近に掛かっていた平ベルト3が鎖線で示す如くアイドラ5の中央から逸れて片側の伝動部材6のベルト受け部13に接触すると、当該伝動部材6はベルト走行方向の前側が平ベルト3によって内側に引かれる。これにより、アイドラ5は、軸部材11と共にピン9を軸として直ちに揺動(回転変位)して、鎖線で示す如く平ベルト3に対して当該伝動部材6とは反対側に向かって斜交いになって回転するようになる。
従って、平ベルト3には、アイドラ5の上記斜交い状態での回転によってアイドラ5の中央側に戻す力が働く。平ベルト3が復帰すると、アイドラ5は平ベルト3からベルト走行方向に回転力を受けるから、ピン9を軸として先の揺動とは逆方向に回転変位し、元の状態、すなわち、支持ロッド8と直交する状態に戻る。平ベルト3がアイドラ5の幅の中央付近から反対側の伝動部材6の方へ逸れた場合も同様である。
このように、平ベルト3がアイドラ5から逸れると、直ちにアイドラ5が揺動して平ベルト3を元に戻すから、平ベルト3の蛇行や片寄り走行は実質的にはなくなる。
また、支持ロッド8及び筒状軸部材11の摺動面8c,11aに対して平ベルト3から反力が垂直に作用するから、この両摺動面8c,11aに適度の摺動抵抗が働く。よって、平ベルト3がアイドラ5の中央付近を走行しているときに、アイドラ5が平ベルト3の走行振動等によって微小揺動することが避けられる。
また、平ベルト3はアイドラ5から逸れたとき、その耐摩耗性の高い背面が伝動部材6のベルト接触面13aに接触するだけであるから、平ベルト3の側面がほころびることが避けられる。よって、平ベルトの側面のほころび、心線のほつれ等を防止するための特殊加工が不要になり、平ベルトの製造コスト低減に有利になる。
さらに、仮に平ベルト3にアイドラ5から大きく逸れるような異常な外力が働いても、平ベルト3は伝動部材6の鍔14に当たり、アイドラ装置4から脱落することが防止される。
また、上記実施形態の如く、アイドラ装置4をテンションプーリとして使用すると、平ベルト3に対して安定した張力を与えることができ、平ベルト3の伝動能力を十分に発揮させる上で有利になる。
なお、上記実施形態では、伝動部材6のベルト受け部13が円筒状に形成されているが、平ベルト3がアイドラ5に巻き掛けられている側にのみ、円弧状に形成して設けてもよい。
また、上記実施形態の如くベルト受け部13を円筒状に形成する場合は、伝動部材6を軸部材11に対して回転自在に設け、平ベルト3が伝動部材6に接触したときに伝動部材6が回転するようにすれば、平ベルト3の摩耗を極力抑える上で有利になる。その場合、平ベルト3が伝動部材6に接触したときに、ベルト走行力の一部がアイドラ5の揺動力に変換されるように、伝動部材6はアイドラ5よりも回転抵抗を大きくする。
伝動部材の回転抵抗を大きくする手段としては、例えば、伝動部材の回転を発電に利用する発電手段を設けて回転抵抗を発生させる、伝動部材に永久磁石を取り付けて磁力によって回転抵抗を発生させる、伝動部材にフィンを取り付け、当該回転力を風力に変換させて回転抵抗を発生させる、等がある。
また、上記実施形態では、アイドラ装置4をテンションプーリとして用いたが、平ベルトの長さ、接触角の調節、ベルト走行方向の変更など伝動装置の他の用途に用いるようにしてもよい。
また、軸部材11を揺動自在に支持する支持手段7としては、上記実施形態のものに限らず、例えば、軸部材の両端にリンクを連結して、この両リンクを平行に変位させる平行リンク機構を形成して軸部材11を揺動させる、軸部材の両端に、該軸部材が中立位置(ベルト走行方向と直交する位置)になるように、該走行方向前後から付勢する付勢手段を設け、それら付勢手段の付勢に抗して軸部材の一端を移動させることにより、揺動させるなど、種々の機構を採用することができる。
本発明に係る平ベルト伝動装置の側面図である。 本発明に係るアイドラ装置の斜視図である。 同アイドラ装置の断面図である。 同アイドラ装置とベルト張力との関係を示す説明図である。 同アイドラ装置の作動を示す平面図である。
符号の説明
1 駆動プーリ
2 従動プーリ
3 平ベルト
4 アイドラ装置
5 アイドラ
6 伝動部材
7 支持手段
8 支持ロッド
8a 摺動面(平坦面)
9 ピン
11 軸部材
11a 摺動面(平坦面)

Claims (5)

  1. 伝動用の平ベルトが巻き掛けられるアイドラと、
    上記アイドラを回転自在に支持する軸部材と、
    上記軸部材を上記アイドラが上記平ベルトに対して左右に斜交い状態になるように揺動自在に支持する支持手段と、
    上記アイドラの両側に配置され、該アイドラから逸れた上記平ベルトが接触したときに該アイドラが該平ベルトに対して反対側へ向かって斜交いになるように、該平ベルトの動力を上記軸部材に伝える伝動部材とを備えていることを特徴とする伝動平ベルト用のアイドラ装置。
  2. 請求項1において、
    上記アイドラ両側の伝動部材は、上記軸部材に設けられていて、該アイドラのベルト巻き掛け面と面一になったベルト接触面を備えていることを特徴とする伝動平ベルト用のアイドラ装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    上記軸部材は筒状に形成され、上記支持手段は、上記筒状軸部材に挿入された支持ロッドと、該支持ロッドに上記筒状軸部材を揺動自在に支持するピンとによって構成され、
    上記ピンが上記アイドラの幅の中央付近に配置され、且つ該アイドラの軸心に対して直交するように設けられていることを特徴とする伝動平ベルト用のアイドラ装置。
  4. 請求項3において、
    上記筒状軸部材の筒内面と上記支持ロッドとには、上記アイドラに巻き掛けられる上記平ベルトの張力を受けて互いに摺動自在に接触する平坦面が形成され、
    上記ピンは上記平坦面に垂直に設けられていることを特徴とする伝動平ベルト用のアイドラ装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載されたアイドラ装置が平ベルトに張力を付与するように押し当てられていることを特徴とする平ベルト伝動装置。
JP2003272923A 2003-07-10 2003-07-10 伝動平ベルト用のアイドラ装置 Expired - Fee Related JP4299603B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003272923A JP4299603B2 (ja) 2003-07-10 2003-07-10 伝動平ベルト用のアイドラ装置
CNB2004100424768A CN100487282C (zh) 2003-07-10 2004-05-21 传动带用皮带轮和皮带传动装置
DE102004030538.2A DE102004030538B4 (de) 2003-07-10 2004-06-24 Riemenscheibe für Kraftübertragungsriemen
US10/875,296 US7364522B2 (en) 2003-07-10 2004-06-25 Pulley for power transmission belt and belt power transmission device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003272923A JP4299603B2 (ja) 2003-07-10 2003-07-10 伝動平ベルト用のアイドラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005030546A true JP2005030546A (ja) 2005-02-03
JP4299603B2 JP4299603B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=33562721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003272923A Expired - Fee Related JP4299603B2 (ja) 2003-07-10 2003-07-10 伝動平ベルト用のアイドラ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7364522B2 (ja)
JP (1) JP4299603B2 (ja)
CN (1) CN100487282C (ja)
DE (1) DE102004030538B4 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242345A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Bando Chem Ind Ltd ベルト伝動装置
JP2006292051A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Bando Chem Ind Ltd 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP2006300154A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Bando Chem Ind Ltd ベルト伝動装置
JP2006300216A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Bando Chem Ind Ltd ベルト車及びそれを用いたベルト駆動装置
JP2008095921A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Ntn Corp 平ベルト用アイドラプーリ装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006034566A1 (de) * 2006-07-26 2008-01-31 Europlast-Nycast Gmbh Seilscheibe
DE102008018759A1 (de) * 2008-02-21 2009-08-27 Ludwig Dierl Synchronflachriementrieb
DE102008035204B3 (de) * 2008-07-28 2010-01-21 Ab Skf Rolle
CN103832910B (zh) * 2014-03-18 2015-08-12 江南嘉捷电梯股份有限公司 自动扶梯或自动人行道摩擦轮轮座的安装装置及安装方法
CN104864070A (zh) * 2015-05-04 2015-08-26 李跃东 一种便携式皮带驱动机构
EP3302955B1 (en) * 2015-06-03 2020-08-05 Enterprises International, Inc. Methods for making repulpable paper strings and straps through pultrusion process and related devices for the same
US9845860B2 (en) * 2015-07-20 2017-12-19 Dayco Ip Holdings, Llc Retaining clamp for molded plastics
US10030758B2 (en) * 2016-04-12 2018-07-24 Ford Global Technologies, Llc Two-piece zero distortion pulley assembly having outer bearing raceway
US10228051B2 (en) * 2016-07-22 2019-03-12 Ford Global Technologies, Llc Two-piece molded pulley having radial bearing distortion-reducing characteristics
DE102017213827A1 (de) * 2017-08-08 2019-02-14 Aktiebolaget Skf Lagerträger oder Gehäuseteil und Verfahren zur Herstellung eines Lagerträgers oder eines Gehäuseteils
WO2019052919A1 (de) 2017-09-13 2019-03-21 Inventio Ag Achse, riemenscheibe und umlenkvorrichtung für eine aufzuganlage
DE102017223317A1 (de) * 2017-12-20 2019-06-27 Aktiebolaget Skf Riemenscheibenvorrichtung, insbesondere für eine Spannrolle oder Laufrolle
FR3078758B1 (fr) * 2018-03-06 2020-04-03 Aktiebolaget Skf Dispositif de poulie pour galet tendeur ou enrouleur
FR3078759B1 (fr) 2018-03-06 2020-02-28 Aktiebolaget Skf Dispositif de poulie pour galet tendeur ou enrouleur
WO2020110209A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 空研工業株式会社 冷却塔送風機用ベルト伝動機構
FR3090060B1 (fr) * 2018-12-18 2024-04-19 Skf Svenska Kullagerfab Ab Dispositif de poulie

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2279887A (en) * 1938-11-02 1942-04-14 Curtiss Wright Corp Adjustable mounting for rotatable members
US2421685A (en) * 1944-07-26 1947-06-03 Lockheed Aircraft Corp Alignable pulley
US4747810A (en) * 1979-07-10 1988-05-31 Deere & Company Belt drive with self-aligning idler
CH641395A5 (en) * 1979-12-20 1984-02-29 Meyer Hans Rainer Belt grinding machine
JPS5688013A (en) * 1979-12-21 1981-07-17 Hitachi Koki Co Ltd Supporting mechanism for carrier feed belt pulley
DE8025902U1 (de) * 1980-09-27 1981-01-15 Skf Kugellagerfabriken Gmbh, 8720 Schweinfurt Rolle, insbesondere Spannrolle für Riementriebe o.dgl
US4372435A (en) * 1980-10-27 1983-02-08 Rexnord Inc. Positively driven steering member for conveying apparatus
DE3109243A1 (de) * 1981-03-11 1982-12-09 Wacker-Werke Gmbh & Co Kg, 8077 Reichertshofen Keilriementrieb
IT8453082V0 (it) * 1984-03-09 1984-03-09 Riv Officine Di Villar Perosa Gruppo tendicinghia atto ad essere inserito in una trasmissione flessibile in particolare per un autoveicolo
IT1222828B (it) * 1987-10-05 1990-09-12 Sampre Societa Meccanica Di Pr Dispositivo tenditore a rullo per cinghie di comando di organi rotanti,in particolare di fusi di macchine di filatura o torcitura
JPH06307521A (ja) * 1993-04-26 1994-11-01 Bando Chem Ind Ltd 平プーリ及び歯付プーリ並びにそれらを用いたベルト伝動装置
CN2305524Y (zh) * 1997-07-21 1999-01-27 核工业理化工程研究院 调正传动带跑偏的带轮装置
JPH11270527A (ja) * 1998-03-18 1999-10-05 Pioneer Electron Corp 駆動装置
DE19838246C2 (de) * 1998-08-22 2001-01-04 Daimler Chrysler Ag Bispektrales Fenster für einen Reflektor und Reflektorantenne mit diesem bispektralen Fenster
US6811506B2 (en) * 2002-10-17 2004-11-02 General Motors Corporation Engine accessory belt drive with self-aligning pulley

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242345A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Bando Chem Ind Ltd ベルト伝動装置
JP4683620B2 (ja) * 2005-03-04 2011-05-18 バンドー化学株式会社 ベルト伝動装置
JP2006292051A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Bando Chem Ind Ltd 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP4685495B2 (ja) * 2005-04-08 2011-05-18 バンドー化学株式会社 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP2006300154A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Bando Chem Ind Ltd ベルト伝動装置
JP4607646B2 (ja) * 2005-04-19 2011-01-05 バンドー化学株式会社 ベルト伝動装置
JP2006300216A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Bando Chem Ind Ltd ベルト車及びそれを用いたベルト駆動装置
JP2008095921A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Ntn Corp 平ベルト用アイドラプーリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20050009657A1 (en) 2005-01-13
DE102004030538B4 (de) 2015-11-26
DE102004030538A1 (de) 2005-02-03
JP4299603B2 (ja) 2009-07-22
CN100487282C (zh) 2009-05-13
CN1576653A (zh) 2005-02-09
US7364522B2 (en) 2008-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4299603B2 (ja) 伝動平ベルト用のアイドラ装置
JP3680083B2 (ja) 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP2005121217A (ja) 枢支チェーンガイド・テンショナアーム組立体
JP3641482B1 (ja) ベルト伝動システム
JP3792199B2 (ja) ベルト式駆動リングcvt連結器
JP4871146B2 (ja) ベルト車及びベルト駆動装置
JP4414789B2 (ja) 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP2005140249A (ja) 巻掛式回転伝動装置の張力調整装置
US5067423A (en) Sewing machine drive assembly, including pulley belt traction enhancement device
JP4607646B2 (ja) ベルト伝動装置
JP4414822B2 (ja) 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP2006300189A (ja) ベルト駆動装置、及びそれに用いるベルト
JP4359179B2 (ja) 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP4461052B2 (ja) 回転機器、それを用いたベルト駆動装置及び可撓性部材の巻き取り装置
JP4685495B2 (ja) 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP4365713B2 (ja) 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP4373839B2 (ja) 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP4423636B2 (ja) ベルト伝動装置
KR20200023372A (ko) 동력 전달 체인
JP4318584B2 (ja) 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置
JP4922854B2 (ja) ベルト伝動装置
JP2022027261A (ja) 平ベルト伝動システム及びその使用方法
JPH06226679A (ja) ロボットアームの関節駆動機構
JP2006009857A (ja) ベルト伝動システム
JP2006125439A (ja) オートテンショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4299603

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees