JP2005029987A - 打放しコンクリート意匠を施した外装用ボード及びその製造方法 - Google Patents
打放しコンクリート意匠を施した外装用ボード及びその製造方法Info
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Abstract
【解決手段】表面に木根穴及び打放しコンクリートに似せた意匠が施された外装用ボードであって、浸透性吸水防止材層3、コンクリートの表面色に調合された断熱塗材から成る断熱塗材層4、打放しコンクリートに似せた模様が施された模様層5、塗膜型防水材層6、及びセルフクリーニング塗膜層7を有し、断熱塗材層4にて断熱を図ることができるものである。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、打放しコンクリートに似せた意匠が施された外装用ボードに関し、特に断熱効果の高い打放しコンクリート意匠を施した外装用ボード及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
打放しコンクリート意匠は、その素材の持つ自然の美しさや重厚な趣が建築物の意匠性を高めることから近年多くの建築物に採用されるに至っている。通常、打放しコンクリート意匠が施された建築物を得るには、組み付けられた型枠内にコンクリートを打設し、その乾燥を待って型枠を取り除き、型枠に対向していたコンクリート表面に打放しコンクリート意匠が形成されるのであるが、乾燥時間(養生時間)の確保の必要性から工期が長引き、コスト高となってしまう。
【0003】
そこで、近時においては、ALC(軽量気泡コンクリート材)等から成るボード表面に打放しコンクリート意匠を施し、これを建築物の外装面及び内装面に敷設することが行われている。例えば特許文献1で開示されているように、ボード表面に木根穴を形成し、かかる表面にセメント系合成樹脂エマルジョン塗材を塗布し、その上面に打放しコンクリート意匠に似せた模様(型枠模様)を施したものを建築物に敷設することにより、本物の打放しコンクリートが持つ意匠性を奏していた。
【0004】
ところで、上記打放しコンクリート意匠を施したボードを建築物の外装に敷設した場合、外気と屋内との間の断熱を図るべく、屋内側(外壁の内側表面)に断熱材等を別途敷設することが行われているのが実情であった。これは、屋外側(即ち、建築物の外側表面)に断熱材等を別途敷設すると、打放しコンクリート意匠を施したボードが隠れてしまい、打放しコンクリートの持つ意匠性を施した外装用ボードを用いた意味がなくなってしまうからである。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−128665号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如く屋内側に断熱材を敷設すると、そこに結露が生じ易くなり、その結露によってカビなどが発生してしまう虞があるという問題があった。これは、屋内においては略密閉空間とされており、通常、風通しが悪いため、結露が生じることによりカビが発生し易いという環境にあるからである。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、打放しコンクリート意匠を損なわず、外壁の外側表面にて断熱を図ることができる打放しコンクリート意匠を施した外装用ボード及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、表面に木根穴及び打放しコンクリートに似せた意匠が施された外装用ボードであって、コンクリートの表面色に調合された断熱塗材から成る断熱塗材層を所定のボード表面に有し、該断熱塗材層上に打放しコンクリートに似せた模様が施されたことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードにおいて、前記断熱塗材は、太陽光の反射率が高い所定色の顔料及び中空バルーンを含むことを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードにおいて、前記打放しコンクリートに似せた模様の上面に親水性の極めて高い透明なセルフクリーニング塗膜層が形成されたことを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、所定のボード表面に木根穴を形成する木根穴形成工程と、該木根穴形成工程にて形成された木根穴を含む前記ボード表面全体に浸透性吸水防止材を塗布する浸透性吸水防止材塗布工程と、前記浸透性吸水防止材上にコンクリートの表面色に調合された断熱塗材を塗布する断熱塗材塗布工程と、該断熱塗材上に打放しコンクリートに似せた模様を形成する模様形成工程と、該模様形成工程にて形成された模様の上に透明な塗膜型の防水材を塗布する防水材塗布工程とを含むことを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法において、前記断熱塗材塗布工程にて塗布される断熱塗材は、太陽光の反射率が高い所定色の顔料及び中空バルーンを含むことを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項4又は請求項5記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法において、前記防水材塗布工程にて塗布された防水材の上面に親水性の極めて高い透明なセルフクリーニング塗膜層を形成したことを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項4〜請求項6のいずれか1つに記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法において、前記模様形成工程は、所定色の顔料を打放しコンクリートに似せた模様とさせつつ前記断熱塗材上に吹き付け塗布することを特徴とする。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項4〜請求項7のいずれか1つに記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法において、前記浸透性吸水防止材塗布工程にて塗布される浸透性吸水防止材は、前記ボードの表面全体に加え、その側面及び背面にも塗布されることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードは、表面に打放しコンクリート意匠が施されたものであり、図1に示すように、2つの木根穴1aが形成された矩形状の外装用ボード1から成り、これを複数枚建築物の外側に敷設して、当該建築物の外観を打放しコンクリート風に仕上げるものである。
【0017】
かかる外装用ボード1は、図2に示すように、所定のボード2の表面側から順に、浸透性吸水防止材層3と、断熱塗材層4と、模様層5と、塗膜型防水材層6と、セルフクリーニング塗膜層7とから主に構成されている。尚、ボード2は、スレートボード(JIS A 5430)、繊維強化石膏板、珪酸カルシウム板、スラグ石膏板、又は押出し成型セメント板等を使用することができる。
【0018】
浸透性吸水防止材層3は、ボード2の外側表面に加え、その側面(端面)及び背面に例えば溶剤系のアルコキシシラン系吸水防止材のような透明撥水材を塗布して得られるものであり、かかる浸透性の防水材を塗布すると、ボード2の表面、側面及び背面に浸透して防水層を形成することとなる。
【0019】
尚、本実施形態においては、浸透性吸水防止材をボード2の外側表面、側面及び背面に塗布しているが、少なくともボード2の外側表面に塗布すれば足りる。但し、ボード2の表面に加え、その側面及び背面に塗布すれば、外装用ボードとして建築物に敷設された際、当該ボードの端部(木口等)から雨水等が浸水しても、その側面及び背面を確実に防水することができる。かかる要求を満たす浸透性吸水防止材として、例えばニチエー吉田(株)製のNY−Aシーラー(アルコキシシラン系)を使用するのが好ましい。
【0020】
断熱塗材層4は、コンクリートの表面色に調合された断熱塗材を塗布して形成されたもので、かかる断熱塗材は、図3に示すように、太陽光の反射率が高い所定色の顔料4a及び中空バルーン4bを含んだ塗材であり、顔料4aを所望に混ぜ合わせてコンクリートの表面色(略灰色)とされている。かかる顔料4aは、太陽光m(特に赤外線)を反射し得る特殊顔料である。
【0021】
また、断熱塗材に含まれる中空バルーン4b(中空ビーズ)は、セラミック等から成る中空の球状部材であり、上記した特殊顔料4aと同様、太陽光mの反射率が高いものである。このように、断熱塗材が特殊顔料4a及び中空バルーン4bを含むことにより、断熱効果を奏するよう構成されている。また、特殊顔料4aは、種々の色のものが用意されており、かかる色の組み合わせにより、容易にコンクリートの表面色に調合することができる。このような機能を果たす断熱塗材として、例えば日本特殊塗料(株)製の商品名「パラサーモ」を使用するのが好ましい。
【0022】
模様層5は、コンクリートの表面色とされた断熱塗材層4上に形成された層であり、例えば所定の色(具体的には断熱塗材層4の色とは若干異なる灰色)の顔料をスプレー等にてまだらに吹き付け塗布し、打放しコンクリートに似せた模様(型枠模様)とすることができる。このように、吹き付け塗布により打放しコンクリートに似せた模様を形成することにより、専用の模様形成具等を使用する場合に比べ、短時間に大量の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードを製造することができる。
【0023】
上記断熱塗材層4の色及び模様層5の模様にて、打放しコンクリートに似た意匠とされる。かかる意匠は、その上面に形成される層(後述する塗膜型防水材層6及びセルフクリーニング塗膜層7)が透明であるが故、外側から目視され得るようになっている。尚、模様層5の模様は、専用の型枠模様形成具等を用いて打放しコンクリートに似せた模様とされたものであってもよい。
【0024】
塗膜型防水材層6は、例えばエマルション系透明合成樹脂防水材から成る透明な塗膜層から成り、模様層5上に形成されて当該模様層5の模様及びその下層の断熱塗材層4を保護し得るものである。尚、ここで使用されるエマルション系合成樹脂防水材は、エチレン酢酸ビニル系、アクリル系、又はスチレンアクリル系のいずれかであるのが好ましいが、特に、アクリル系のものについては、耐久性、耐候性及び防水機能の観点から最も好ましい。このアクリル系のものの例としてニチエー吉田(株)製NY−7090等が挙げられる。
【0025】
セルフクリーニング塗膜層7は、外装用ボード1の最上層として形成された透明な層から成り、例えばメチルシリケートを所定の条件で加水分解した無機コーティング液を塗布して造膜させた層から成るものである。かかる塗膜層は、親水性が極めて高く、その表面に付着した汚れを雨水等と一緒に流し落とすことができる。
【0026】
即ち、セルフクリーニング塗膜層7の表面に付着した汚れは、降雨時において、その下に雨水が入り込み、当該汚れを浮き上がらせた後、雨水と一緒に下方へ流れ落ちるようになっている。これは、セルフクリーニング塗膜層7が極めて親水性を有するが故奏される作用効果である。かかるセルフクリーニング塗膜層7として、例えばニチエー吉田(株)製の商品名「NY−セラクリーン」を使用するのが好ましい。
【0027】
次に、上記打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法について図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、所定寸法のボード2表面における所定位置にルータ等にて木根穴1a(図1参照)を形成する(木根穴形成工程S1)。その後、木根穴1aを含むボード表面全体及び、その側面、背面全体に、浸透性吸水防止材を略均一に塗布することにより、ボード2の内側に浸透性吸水防止材層3を形成する(浸透性吸水防止材塗布工程S2)。
【0028】
かかる浸透性吸水防止材層3が乾燥した後、該浸透性吸水防止材層3上(表面側)に断熱塗材を塗布する(断熱塗材塗布工程S3)。ここで塗布される断熱塗材は、予め打放しコンクリートの表面色(灰色)に調合されており、当該断熱塗材塗布工程S3後のボード2の表面は、当該打放しコンクリートの表面色となっている。かかる断熱塗材が乾燥した後、形成された断熱塗材層4上に打放しコンクリートに似せた模様をスプレーによる吹き付け塗布にて形成する(模様形成工程S4)。具体的には、既述のように、断熱塗材層4上にまだらに顔料をスプレーにて吹き付けることにより、型枠模様を形成している。
【0029】
模様層5が乾燥した後、その型枠模様の上に透明な塗膜型の防水材を略均一な厚さにて塗布する(防水材塗布工程S5)。かかる塗膜型の防水材が乾燥した後、セルフクリーニング塗膜層7を形成し(セルフクリーニング層形成工程S6)、一連の製造工程が終了する。本製造方法は、例えばベルトコンベア等で複数枚を順次流しつつ各工程を行うようにして、大量生産するようにしてもよい。
【0030】
このように製造された外装用ボード1を建築物の外側に複数枚敷設すれば、当該外装用ボード1の意匠により、建築物の外観を打放しコンクリート風とすることができ、コンクリートを打設するものに比べて、コストを格段に安くすることができる。
【0031】
本実施形態に係る打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードによれば、コンクリートの表面色に調合されているとともに断熱効果の高い断熱塗材層4を有しているので、建築物の外装より内側に別途断熱材等を敷設する必要がなく、結露などによるカビの発生を抑制することができる。また、断熱塗材は、コンクリートの表面色とされつつ断熱効果を奏するので、断熱効果の高い層とコンクリート色に着色された層とが別々のものに比べ、製造工程を簡略化することができる。
【0032】
更に、外装用ボード1の最上層にセルフクリーニング塗膜層7が形成されているので、防汚効果を十分に高めることができ、汚損による意匠性の低下を回避することができる。即ち、セルフクリーニング塗膜層7の表面に汚れが付着した場合、当該セルフクリーニング塗膜層7の親水性が極めて高いので、雨水等と一緒に付着した汚れが流れ落ち、メンテナンスをより容易とすることができる。
【0033】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば防汚効果を期待しなければ、セルフクリーニング塗膜層7を形成しなくてもよい。即ち、コンクリートの表面色に調合された断熱塗材層4にて断熱を図ることができれば足り、他の層については種々材質及び性質のものを使用することができる。
【0034】
【発明の効果】
請求項1、請求項2、請求項4及び請求項5の発明によれば、外装用ボード表面におけるコンクリートの表面色に調合された断熱塗材により断熱を図ることができるので、打放しコンクリート意匠を損なわず、外壁の外側表面にて断熱を図ることができる。
【0035】
請求項3及び請求項6の発明によれば、親水性の極めて高い透明なセルフクリーニング塗膜層が形成されているので、防汚効果を十分に高めることができ、汚損による打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの意匠性の低下を回避することができる。
【0036】
請求項7の発明によれば、所定色の顔料を吹き付け塗布して打放しコンクリートに似せた模様を形成するので、専用の模様形成具等を使用する場合に比べ、短時間に大量の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードを製造することができる。
【0037】
請求項8の発明によれば、浸透性吸水防止材がボードの表面全体に加え、その側面及び背面にも塗布されているので、外装用ボードとして建築物に敷設された際、当該ボードの端部(木口等)から雨水等が浸水しても、その側面及び背面を確実に防水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードを示す斜視図
【図2】図1におけるII−II線断面図
【図3】本発明の実施形態に係る打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードにおける断熱塗材層が含有する特殊顔料及び中空バルーンを示す模式図
【図4】本発明の実施形態に係る打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法を示すフローチャート
【符号の説明】
1…外装用ボード
1a…木根穴
2…ボード
3…浸透性吸水防止材層
4…断熱塗材層
4a…特殊顔料
4b…中空バルーン
5…模様層
6…塗膜型防水層
7…セルフクリーニング塗膜層
Claims (8)
- 表面に木根穴及び打放しコンクリートに似せた意匠が施された外装用ボードであって、
コンクリートの表面色に調合された断熱塗材から成る断熱塗材層を所定のボード表面に有し、該断熱塗材層上に打放しコンクリートに似せた模様が施されたことを特徴とする打放しコンクリート意匠を施した外装用ボード。 - 前記断熱塗材は、太陽光の反射率が高い所定色の顔料及び中空バルーンを含むことを特徴とする請求項1記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボード。
- 前記打放しコンクリートに似せた模様の上面に親水性の極めて高い透明なセルフクリーニング塗膜層が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボード。
- 所定のボード表面に木根穴を形成する木根穴形成工程と、
該木根穴形成工程にて形成された木根穴を含む前記ボード表面全体に浸透性吸水防止材を塗布する浸透性吸水防止材塗布工程と、
前記浸透性吸水防止材上にコンクリートの表面色に調合された断熱塗材を塗布する断熱塗材塗布工程と、
該断熱塗材上に打放しコンクリートに似せた模様を形成する模様形成工程と、該模様形成工程にて形成された模様の上に透明な塗膜型の防水材を塗布する防水材塗布工程と、を含むことを特徴とする打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法。 - 前記断熱塗材塗布工程にて塗布される断熱塗材は、太陽光の反射率が高い所定色の顔料及び中空バルーンを含むことを特徴とする請求項4記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法。
- 前記防水材塗布工程にて塗布された防水材の上面に親水性の極めて高い透明なセルフクリーニング塗膜層を形成したことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法。
- 前記模様形成工程は、所定色の顔料を打放しコンクリートに似せた模様とさせつつ前記断熱塗材上に吹き付け塗布することを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか1つに記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法。
- 前記浸透性吸水防止材塗布工程にて塗布される浸透性吸水防止材は、前記ボードの表面全体に加え、その側面及び背面にも塗布されることを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれか1つに記載の打放しコンクリート意匠を施した外装用ボードの製造方法。
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