JP3220144U - 化粧壁面 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐水性等を発現すると共に、立体的コントラストを有する化粧壁面を提供する。
【解決手段】基材3に対し、接着材2を介して2以上の化粧シート1が貼着された化粧壁面であって、2以上の化粧シート1が、互いに間隔をあけて目地凹部Yを形成するように貼着されており、接着材2が、目地底部21を形成し、且つ化粧シート1の小口11を被覆している。
【選択図】図1

Description

本考案は、新規な化粧壁面に関する。
建築物の内外壁表面の表面仕上げにおいて、従来、タイル、シート等の化粧部材を用いた乾式工法が採用されている。乾式工法は、簡便であり、美観性に優れた表面に仕上げることが可能である。近年、このような仕上げに用いる材料として、化粧シートが注目されている。この化粧シートとしては、各種骨材と合成樹脂等の結合材とを含む組成物をシート状に成形した建材等が挙げられる。このような化粧シートは、骨材の種類や比率、表面の凹凸形状等を調整することによって種々の意匠性が表出できるものである。一般に化粧シートは、レンガ、タイル等に比べ軽量且つ安価で、可とう性を有するため施工性に優れ、下地への適合性が広いといった特長がある。また、化粧シートは施工現場において簡便に切断することが可能であり、施工部位に合わせて任意形状に切断し、貼り付けることができる。しかしながら、切断により現れた小口(断面)は表面に比べ耐水性等が低くなるおそれがある。
これに対して、特許文献1には、化粧シートの目地部に乾式目地材を挿入し接着した構造が記載されている。特許文献1では、このような乾式目地材が遮水性機能を有するため、化粧シート小口への水の浸入を抑制することができる。
特開平8−199763号公報
しかし、上述のような乾式目地材を用いた場合、目地部と化粧シートにより形成される凹凸感、立体的コントラストは損なわれてしまう。また、目地部において乾式目地材等の材料が別途必要になり、作業工程も煩雑になるおそれがある。
本考案は、このような点に鑑みなされたものであり、化粧シートの小口において十分な耐水性等を発現し、さらに目地部と化粧シートによって形成される凹凸により、優れた立体的コントラストを有する化粧壁面を提供することを目的とするものである。
本考案者は、基材に対し、接着材を介して化粧シートが貼着された化粧壁面において、上記接着材が、目地底部を形成し、且つ上記化粧シートの小口を被覆している化粧壁面に想倒し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案の化粧壁面は、下記の特徴を有するものである。
1.基材に対し、接着材を介して2以上の化粧シートが貼着された化粧壁面であって、
上記2以上の化粧シートが、互いに間隔をあけて目地凹部を形成するように貼着されており、
上記接着材が、目地底部を形成し、且つ上記化粧シートの小口を被覆していることを特徴とする化粧壁面。
2.上記化粧シートが、表面にクリヤー層を有する化粧シートを切断加工したものであることを特徴とする1.に記載の化粧壁面。
3.上記化粧シートが、骨材発色型化粧シートであることを特徴とする1.に記載の化粧壁面。
4.上記化粧シートが、岩石または木材の模様を有することを特徴とする1.に記載の化粧壁面。
5.上記接着材が、顔料発色型接着材であることを特徴とする1.〜4.のいずれかに記載の化粧壁面。
上記1.に係る考案では、化粧シートの小口において十分な耐水性等を発現すると共に、目地部と化粧シートによって形成される凹凸により、優れた立体的コントラストを有する化粧壁面が得られる。
上記2.に係る考案では、化粧シート表面部と小口、及び目地底部を含む化粧壁面全体にわたり、十分な耐水性等を発現することができる。
上記3. に係る考案では、化粧シートを比較的厚く設計でき、重厚感、陰影感等も付与できるため、いっそう優れた立体的コントラストを有する化粧壁面が得られる。
上記4.に係る考案では、例えば、大理石調、石灰岩調、砂岩調、花崗岩(御影石)調等の岩石模様、または木目の導管模様、年輪模様、樹皮模様等の木材模様等の意匠性を付与することができる。そして、これら模様と目地模様との組み合わせにより、美観性を高めることができる。
上記5.に係る考案では、接着材が顔料発色型であることにより、薄膜で十分に発色が可能であり、目地凹部形状を保持したまま仕上げることができる。これにより、化粧シートの小口の耐水性も確保でき、且つ目地部と化粧シートによって形成される凹凸により、いっそう優れた立体的コントラストを有する化粧壁面が得られる。
本考案化粧壁面の一例を示す断面図である。 本考案化粧壁面の一例を示す断面図である。
(X)化粧壁面
(Y)目地凹部
(1)化粧シート
(11)小口
(12)クリヤー層
(13)基層
(2)接着材
(21)目地底部
(3)基材
以下、本考案を実施するための形態について説明する。
本考案は、基材に対し、接着材を介して2以上の化粧シートが貼着された化粧壁面に関するものであり、特に、2以上の化粧シートが互いに間隔をあけ目地凹部を形成するように貼着されており、目地凹部において接着材が目地底部を形成し、且つ化粧シートの小口を被覆していることを特徴とするものである。
図1は、本考案化粧壁面(X)の一例を示す断面図である。図1では、基材(3)の上に、接着材(2)を介して2以上の化粧シート(1)が、互いに間隔をあけ目地凹部(Y)を形成するように貼着されている。
本考案の化粧シート(1)は、好ましくは合成樹脂(A)(以下「(A)成分」ともいう。)及び有色粉粒体(B)(以下「(B)成分」ともいう)を含む組成物により形成されるものである。
上記(A)成分は、主に(B)成分を固定化する役割を担う。このような(A)成分としては、各種の合成樹脂が使用できる。樹脂の種類としては、例えば、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、アクリルシリコン樹脂、フッ素樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル・酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリエステル樹脂、エチレン樹脂、ポリビニルアルコール、セルロース及びその誘導体等、あるいはこれらの複合物等が挙げられる。このような(A)成分は、架橋反応を生じる性質を有するものであってもよい。
(A)成分のガラス転移温度は、好ましくは−60℃〜60℃、より好ましくは−40℃〜30℃、さらに好ましくは−30℃〜20℃である。(A)成分のガラス転移温度がこのような範囲の場合、適度な可とう性を付与することが可能となる。なお、ガラス転移温度はFoxの計算式により求められる値である。
上記(B)成分は、化粧シートに色、模様等を付与する役割を担う。このような(B)成分としては、例えば、着色顔料、体質顔料及び骨材等の公知のものが使用でき、これらは1種または2種以上で使用することができる。
本考案の化粧シートは、上記(B)成分として骨材を含む骨材発色型化粧シートが好ましい。化粧シートが骨材発色型であることにより、一般的な着色顔料等を使用した場合と異なり(B)成分の小点が多彩模様として視認され、優れた色調や質感を付与することができる。また、化粧シートを比較的厚く設計でき、重厚感、陰影感等も付与できるため、優れた立体的コントラストを付与することができる。このような骨材発色型化粧シートでは、特に、大理石調、石灰岩調、砂岩調、花崗岩(御影石)調等の岩石模様、または木目の導管模様、年輪模様、樹皮模様等の木材模様等の意匠性を付与することができる。
骨材としては、例えば、珪砂、珪石、砕石、長石、寒水石、川砂、山砂、大理石、御影石、花崗岩、蛇紋岩粉砕物、黒曜石、石灰岩、蛍石等の粉砕物、陶磁器粉砕物、セラミック粉砕物、ガラスビーズ、ガラス粉砕物、樹脂ビーズ、多孔質樹脂ビーズ、金属粒、樹脂粉砕物、ゴム類、プラスチック類、植物繊維、植物片、木粉、貝殻片等の粒子、等が挙げられ、それらに対し顔料、染料、釉薬等で表面処理を施したもの等も使用できる。
本考案では、(B)成分として、平均粒子径10μm以上1000μm以下(より好ましく20μm以上800μm以下、さらにより好ましくは30μm以上500μm以下)である骨材を含むことが好ましい。このような(B)成分を使用することによって、(B)成分がそれぞれ模様として視認され、優れた色調や質感が付与できる。またこのような(B)成分は、化粧シートに微視的な凹凸を形成し、立体的な意匠の付与にも寄与することができる。なお(B)成分の平均粒子径は、JIS Z8801−1:2000に規定される金属製網ふるいを用いてふるい分けを行い、その重量分布の平均値を算出することによって得られる値である。
(B)成分の比率は、固形分換算で、(A)成分の固形分100重量部に対し、好ましくは100重量部以上4000重量部以下(より好ましくは200重量部以上3000重量部以下、さらに好ましくは500重量部以上2000重量部以下)である。このような比率であれば、(B)成分の質感を活かした意匠性が得られ易い。
本考案化粧シート(1)の形成方法としては、シート状に成形可能なものであればよく、例えば、型枠、流し込み、加熱ニーダー、圧延ロール等、公知の方法が挙げられる。化粧シート(1)の製造時においては、上記(A)成分、上記(B)成分の他に、必要に応じ、繊維、可塑剤、抗菌剤、光触媒、吸着剤、防黴剤、防虫剤、難燃剤、架橋剤、滑剤、造膜助剤、撥水剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、赤外線遮蔽剤、光安定剤、ブロッキング防止剤等を配合することもできる。
また、化粧シート(1)は、上記(A)成分及び上記(B)成分を含む組成物を複数種組み合わせて製造することもできる。化粧シート(1)の厚みは、好ましくは0.2〜30mm(より好ましくは0.5〜20mm)である。
本考案の化粧シート(1)は、表面保護(耐水性、耐候性等)、汚染防止性等を目的として、最表面にクリヤー層(12)を有するものであってもよい。クリヤー層としては、公知のクリヤー塗料を使用することができる。
さらに、本考案の化粧シート(1)は、裏面に基層(13)を積層することもできる。基層としては、特に限定されず、例えば、織布、不織布、セラミックペーパー、合成紙、メッシュ、クロス、石膏ボード、合板、スレート板、金属板等が挙げられる。基層は、上記2種以上の材料からなるものでもよい。本考案では特に、可とう性、水蒸気透過性等を有するものが好ましい。このような材料としては、例えば、織布、不織布、メッシュ、クロス等の繊維質材料が挙げられる。
本考案の接着材(2)は、上記化粧シート(1)を基材(3)上に固定し、さらに目地底部(21)を形成し、且つ上記化粧シート(1)の小口(11)を被覆するものである。すなわち、目地底部(21)と小口(11)を含む目地凹部(Y)は、接着材(2)によって覆われているものである。このような接着材(2)としては、特に限定されず、公知のものを使用すればよい。上記接着材(2)に用いる合成樹脂としては、特に限定されないが、例えば、エチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、アミノ樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリルシリコン樹脂、アクリル酢酸ビニル樹脂、アクリルウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等、あるいはこれらの複合物等が挙げられる。
また、上記接着材(2)は、上述した(B)有色粉粒体を配合することにより着色することもできる。この(B)成分を適宜選定することにより目地部を所望の色相に設定することができる。例えば、接着材(2)の色相と化粧シート(1)の色相を同色または近似色に設定した場合は、目地部と化粧シートとの色相の差が目立たず、落ち着いた美観性を保つことができる。一方、接着材の色相と化粧シートの色相を異なる色に設定した場合は、目地部を強調した意匠に仕上げることができる。
この場合、本考案では、(B)成分として顔料を含む顔料発色型接着材を用いることが好ましい。接着材(2)が顔料発色型であることにより、目地部では顔料による鮮明な色調を付与することができる。顔料としては、公知の着色顔料、体質顔料が使用可能であり、特に着色顔料を含むことが好ましい。顔料の平均粒子径は、好ましくは10μm未満(より好ましくは5μm以下、さらに好ましくは3μm以下)である。接着材(2)が顔料発色型であることにより、薄膜で十分に発色が可能であり、目地凹部形状を保持したまま仕上げることができる。これにより、化粧シートの小口の耐水性も確保でき、且つ目地部と化粧シートによって形成される凹凸により、優れた立体的コントラストを有する化粧壁面が得られる。
上記接着材(2)は、上記成分を常法により混合して製造されるものであり、製造時に、上記成分の他、必要に応じ、繊維、可塑剤、抗菌剤、光触媒、吸着剤、防黴剤、防虫剤、難燃剤、架橋剤、滑剤、造膜助剤、撥水剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、赤外線遮蔽剤、ブロッキング防止剤等を配合することもできる。
本考案は、図1に示すように、基材(3)に対し、接着材(2)を介して2以上の化粧シート(1)が貼着された化粧壁面(X)であって、上記2以上の化粧シート(1)が、互いに間隔をあけて目地凹部(Y)を形成するように貼着されている。上記目地凹部(Y)において、接着材(2)が目地底部(21)を形成し、且つ化粧シート小口(11)を被覆しているものである。
本考案の化粧壁面は、建築物内外装面の各部位に適用することができる。具体的には、住宅、マンション、学校、病院、店舗、事務所、工場、倉庫、食堂等における壁、間仕切り、扉、天井等に適用できる。このような部位を構成する基材(3)としては、例えば、石膏ボード、合板、コンクリート、モルタル、タイル、れんが、繊維混入セメント板、セメント珪酸カルシウム板、スラグセメントパーライト板等が挙げられる。これら基材(3)の表面は、何らかの表面処理(例えば、シーラー、サーフェーサー、フィラー、パテ等)が施されたものでもよく、既に被膜が形成されたものや、壁紙が貼り付けられたもの等であってもよい。
本考案の化粧壁面は、例えば、以下の方法で得られる。
まず、基材(3)に接着材(2)を塗付する。接着材(2)の塗付方法としては、特に限定されず、例えば、スプレー、ローラー、コテ、へら、刷毛等、公知の手法を用いることができる。また、塗付け量は、好ましくは0.1〜3kg/m(より好ましくは0.5〜2kg/m)である。このような範囲の場合、美観性良く化粧壁面を仕上げることができる。
次に、上記接着材(2)を介して上記化粧シート(1)を貼着する。この際、2以上の化粧シート(1)の間隔は特には限定されないが、好ましくは1〜30mm(より好ましくは2〜10mm)である。このような範囲であれば、目地模様を生かした仕上げを行うことができる。また、化粧シート(1)の貼着の際、基材(3)の寸法に合わせて化粧シート(1)を切断加工することができる。
その後、上記接着材(2)が、目地底部(21)を形成し、且つ上記化粧シート(1)の小口(11)を被覆するように処理し、目地凹部を形成する。この目地凹部の形成方法としては、特に限定されないが、例えば、目地凹部の接着剤(2)をへら、コテ、刷毛、筆等によって均し、且つ小口(11)にわたって塗り広げるように小口処理すればよい。また、必要に応じて、接着材(2)を改めて塗付したり、予め接着材(2)で小口処理された化粧シート(1)を用いることもできる。このように形成された化粧壁面は、化粧シートの小口において十分な耐水性等を発現し、目地部と化粧シートによって形成される凹凸により、優れた立体的コントラストを有することができる。なお、接着材(2)を硬化させる際の雰囲気温度は、適宜設定することができるが、通常は常温でよい。
以下に実施例を示し、本考案の特徴をより明確にする。
(化粧シート)
・砂岩調化粧シート
アクリル樹脂エマルション(固形分50%)200重量部に平均粒子径150μmの着色骨材(白色:茶色:クリーム色=2:3:6)1000重量部と水、及び添加剤(増粘剤、消泡剤等)を混合して得られた組成物を、砂岩模様の型枠に流し込み、その上にメッシュを積層し、23℃下で24時間硬化後脱型し砂岩調シート(600mm×600mm×3mm)を製造した。次いで、最表面にクリヤー塗料を塗付け量0.3kg/mで塗付した。
・木目調化粧シート
アクリル樹脂エマルション(固形分50%)200重量部に平均粒子径100μmの着色骨材(茶色)1000重量部と水、及び添加剤(増粘剤、消泡剤等)を混合して得られた組成物(I)と、上記組成物(I)の着色骨材を平均粒子径150μmの着色骨材(茶色:黒=1:4)に替えて得られた組成物(II)を、木目調の型枠に流し込み、込み、その上にメッシュを積層し23℃下で24時間硬化後脱型し木目調シート(600mm×600mm×3mm)を製造した。次いで、最表面にクリヤー塗料を塗付け量0.3kg/mで塗付した。
(接着材)
アクリル樹脂エマルション(固形分50%)200重量部に、炭酸カルシウム500重量部、着色顔料(カーボンブラック、平均粒子径30nm)20重量部、及び添加剤を混合して得られたものを接着剤とした。
(実施例1)
基材(石膏ボード)上に、上記接着材を塗付け量1kg/mで塗付し、300mm×300mm×3mmに切断した上記砂岩調シートを、間隔が5mmとなるように貼着し、目地部の接着材を筆によって処理し図2に示すような化粧壁面を形成した。
(実施例2)
実施例1の砂岩調シートに代えて、木目調シートを使用した以外は同様にして化粧壁面を形成した。
実施例1、実施例2において得られた化粧壁面は、化粧シート表面と小口、及び目地底部を含む化粧壁面全体にわたり十分な耐水性を発現した。さらに、目地部と化粧シートによって形成される凹凸により、優れた立体的コントラストを有しており美観性は良好であった。

Claims (5)

  1. 基材に対し、接着材を介して2以上の化粧シートが貼着された化粧壁面であって、
    上記2以上の化粧シートが、互いに間隔をあけて目地凹部を形成するように貼着されており、
    上記接着材が、目地底部を形成し、且つ上記化粧シートの小口を被覆していることを特徴とする化粧壁面。
  2. 上記化粧シートが、表面にクリヤー層を有する化粧シートを切断加工したものであることを特徴とする請求項1に記載の化粧壁面。
  3. 上記化粧シートが、骨材発色型化粧シートであることを特徴とする請求項1に記載の化粧壁面。
  4. 上記化粧シートが、岩石または木材の模様を有することを特徴とする請求項1に記載の化粧壁面。
  5. 上記接着材が、顔料発色型接着材であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の化粧壁面。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020197081A (ja) * 2019-06-04 2020-12-10 菊水化学工業株式会社 シート状表装材の施工方法

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