JP2005023312A - ポリエステル樹脂の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 芳香族ジカルボン酸を主成分とするジカルボン酸成分と脂肪族ジオールを主成分とするジオール成分とを重縮合反応させてポリエステル樹脂を製造する方法において、エステル化反応を得られるポリエステル樹脂に対してリン原子換算で5〜20ppmのリン化合物を用いて行い、そのエステル化率が85%〜96%のオリゴマーに、マンガン、マグネシウム、カルシウムから選ばれる少なくとも1種の金属を含む化合物を得られるポリエステル樹脂に対して金属原子換算で10〜40ppmとなるように添加し、エステル化反応を終了させた後、重縮合触媒としてチタン化合物を得られるポリエステル樹脂に対してチタン原子換算で5〜20ppmとなるように添加して重縮合反応することを特徴とするポリエステル樹脂の製造方法。
【選択図】 なし
Description
特許文献1ではアンチモン等の異物の問題解消のためにアンチモンの代わりにチタンを重合触媒とし、さらに体積固有抵抗値を改善するためにカルシウムとマグネシウムを得られるポリエステル樹脂に対して合計65ppm以上添加する方法が開示されている。ところが我々の検討では重合速度に問題があることが判明した。
しかしながら、我々の検討の結果、溶融重合性について改善の余地があること及びこの方法で得られるポリエステル樹脂は、フィルムの製造を考慮した場合、体積固有抵抗値の点で更に改善が望まれるものである。
本発明のポリエステル樹脂の製造方法は、エステル化反応及び重縮合反応を行うことを必須とする。重縮合反応は、溶融重縮合及び必要に応じて固相重縮合によって行われる。また、エステル化反応に先立ち、スラリー調製を行うこともできる。
原料として使用されるジカルボン酸成分の主成分である芳香族ジカルボン酸としては、具体的には、例えばテレフタル酸、フタル酸、イソフタル酸、ジブロモイソフタル酸、スルホイソフタル酸ナトリウム、フェニレンジオキシジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、4,4’−ジフェニルケトンジカルボン酸、4,4’−ジフェノキシエタンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸が挙げられる。その他のジカルボン酸成分としては、例えばヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸等の脂環式ジカルボン酸、及び、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカジカルボン酸、ドデカジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸等が挙げられる。
そして、本発明の製造方法ではジカルボン酸成分とジオール成分のエステル化反応は、得られるポリエステル樹脂に対してリン原子換算で5〜20ppmのリン化合物を用いて実施される。このリン化合物はジカルボン酸成分とジオール成分のスラリー調製時に添加しても、エステル化反応槽に添加してもかまわないが、スラリー調製時に添加することが好ましい。
通常エステル化反応は、240〜280℃で大気圧に対する相対圧力0〜4×105Paの常圧乃至加圧下で、攪拌しながら実施される。
マンガン、マグネシウムおよびカルシウムから選ばれる少なくとも1種の金属を含む化合物としては、これらの金属の酸化物、水酸化物、アルコキシド、酢酸塩、炭酸塩、蓚酸塩、及びハロゲン化物等、具体的には、例えば、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、マグネシウムアルコキシド、酢酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酢酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化マンガン、水酸化マンガン、酢酸マンガン等が挙げられる。中でも、マグネシウム化合物、マンガン化合物が好ましく、マグネシウム化合物が特に好ましく、酢酸マグネシウムが最も好ましい。
また、単一のエステル化槽の場合でも、その内部が区分されている場合は、上記のエステル化率にある部分にマンガン、マグネシウムおよびカルシウムから選ばれる少なくとも1種の金属を含む化合物を添加することが必要となる。
更に、エステル化反応が終了した時点でのオリゴマーのエステル化率が96%以下である場合は、エステル化槽から重合槽へオリゴマーを移送する配管の途中でマンガン、マグネシウムおよびカルシウムから選ばれる少なくとも1種の金属を含む化合物を添加することも出来る。
添加する金属を含む化合物の量が、得られるポリエステル樹脂に対する金属原子換算で上記の範囲未満となる場合は、できあがったポリマーの体積固有抵抗値が高く、フィルムの生産に供したときにその生産性が悪化する要因となる。また上記の範囲より多い場合は、後述する重縮合工程で分解反応が進行し、結果的に重合速度が低下し生産性を悪化させる。
重縮合反応は、得られるポリエステル樹脂に対してチタン原子換算で5〜20ppmとなるようにチタン化合物を添加して実施される。チタン原子換算での添加量の下限は、好ましくは6ppmであり、上限は、好ましくは15ppm、更に好ましく12ppmである。
チタン化合物としては酸化物、水酸化物、アルコキシド、カルボン酸塩、炭酸塩、蓚酸塩、及びハロゲン化物等が挙げられる。そのチタン化合物として、具体的には、例えば、テトラ−n−プロピルチタネート、テトラ−i−プロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネートテトラマー、テトラ−t−ブチルチタネート、テトラシクロヘキシルチタネート、テトラフェニルチタネート、テトラベンジルチタネート等のチタンアルコキシド、チタンアルコキシドの加水分解により得られるチタン酸化物、チタンアルコキシドと珪素アルコキシド若しくはジルコニウムアルコキシドとの混合物の加水分解により得られるチタン−珪素若しくはジルコニウム複合酸化物、酢酸チタン、蓚酸チタン、蓚酸チタンカリウム、蓚酸チタンナトリウム、チタン酸カリウム、チタン酸ナトリウム、チタン酸−水酸化アルミニウム混合物、塩化チタン、塩化チタン−塩化アルミニウム混合物、臭化チタン、フッ化チタン、六フッ化チタン酸カリウム、六フッ化チタン酸コバルト、六フッ化チタン酸マンガン、六フッ化チタン酸アンモニウム、チタンアセチルアセトナート等が挙げられ、中で、テトラ−n−プロピルチタネート、テトラ−i−プロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネート等のチタンアルコキシド、蓚酸チタン、蓚酸チタンカリウムが好ましく、テトラ−n−ブチルチタネートが特に好ましい。
重縮合反応として行われる溶融重縮合は、通常250〜290℃、圧力は常圧から漸次減圧され、最終的には通常絶対圧力1333〜13.3Pa(約10〜0.1torr)で行われる。
本発明の製造方法においてはフィルム用ポリエステル樹脂として好適な樹脂を得るために任意の時期に、平均粒子系0.05〜5.0μmの不活性粒子を添加することが出来る。
本発明により得られるポリエステル樹脂の固有粘度(〔η〕)は、フェノール/テトラクロロエタン(重量比1/1)の混合溶媒の溶液で30℃で測定した値として、0.60〜0.80dl/gであるのが好ましく、0.60〜0.74dl/gであるのが更に好ましい。固有粘度(〔η〕)が前記範囲未満では、フィルムや繊維等の成形体としての機械的強度、及び透明性等が不足する傾向となり、一方、前記範囲超過では溶融成形性が劣る傾向となる。
以上のような本発明のポリエステル樹脂の製造方法により、フィルム用ポリエチレンテレフタレート樹脂として異物発生量が少なくかつ好ましい体積固有抵抗値をもつポリエステル樹脂を、生産性を良く製造することが可能となる。
こうして得られたポリエステル樹脂は、フィルム用ポリエチレンテレフタレート樹脂として好ましい体積固有抵抗、溶融粘度および色調を有する。
本発明の製造方法により得られるポリエステル樹脂を、例えば、押出成形によってシートに成形した後、熱成形することによってトレイや容器等に成形し、或いは、該シートを二軸延伸してフィルム等とすることによって、包装資材等として有用なものとなる。
特に、本発明のポリエステル樹脂は、フィルム、特に、二軸延伸フィルムとして好適であり、その成形法としては、ポリエステル樹脂をフィルム若しくはシート状に溶融押出しし、冷却ドラムにより急冷して未延伸フィルム若しくはシートとし、次いで、該未延伸フィルム若しくはシートを予熱後、縦方向に延伸し、引き続いて横方向に延伸する逐次二軸延伸法、或いは、縦横方向に同時に二軸延伸する同時二軸延伸法等、従来公知の方法で行うことができる。その際の延伸倍率は、縦方向及び横方向共、通常2〜6倍の範囲とされ、又、必要に応じて、二軸延伸後、熱固定及び/又は熱弛緩される。尚、二軸延伸フィルムとしての厚みは、通常1〜300μm程度とされる。
実施例1
スラリー調製槽、及びそれに直列に接続された2段のエステル化反応槽、及び2段目のエステル化反応槽に直列に接続された3段の溶融重縮合槽からなる連続式重合装置を用い、スラリー調製槽に、テレフタル酸とエチレングリコールを重量比で865:485(モル比1:1.5)の割合で連続的に供給すると共に、エチルアシッドホスフェートのエチレングリコール溶液を、得られるポリエステル樹脂に対してリン原子としての含有量が9ppmとなる量で連続的に添加して、攪拌、混合することによりスラリーを調製し、このスラリーを、窒素雰囲気下で260℃、相対圧力50kPa(0.5kg/cm2G)、平均滞留時間4.5時間に設定され、反応生成物が存在する第1段目のエステル化反応槽に供給し、次いで、第1段目のエステル化反応生成物を、窒素雰囲気下で260℃、相対圧力5kPa(0.05kg/cm2G)、平均滞留時間1.2時間に設定された第2段目のエステル化反応槽に連続的に移送して、更にエステル化反応させた。その際、第1段目のエステル化反応槽に設けた上部配管を通じて、酢酸マグネシウム4水和物のエチレングリコール溶液を、得られるポリエステル樹脂に対してマグネシウム原子としての含有量が25ppmとなる量で連続的に添加した。尚、以下に示す方法により測定した第1段目のエステル化率は88%であった。
試料を重水素化クロロホルム/ヘキサフルオロイソプロパノール(重量比7/3)の混合溶媒に濃度3重量%で溶解させた溶液について、核磁気共鳴装置(日本電子社製「JNM−EX270型」)にて、1H−NMRを測定して各ピークを帰属し、末端カルボキシル基量(Aモル/試料トン)をピークの積分値から計算し、以下の式により、テレフタル酸単位の全カルボキシル基のうちエステル化されているものの割合としてのエステル化率(E%)を算出した。
得られたポリエステル樹脂について、金属原子含有量、固有粘度、体積固有抵抗、及び色調を、以下に示す方法により測定した。結果を表1に示す。
樹脂試料2.5gを、硫酸存在下に過酸化水素で常法により灰化、完全分解後、蒸留水にて50mlに定容したものについて、プラズマ発光分光分析装置(JOBIN YVON社製ICP−AES「JY46P型」)を用いて定量し、ポリエステル樹脂中のppm量に換算した。尚、樹脂中に滑剤が含有されている場合には、予め樹脂を溶媒に溶解し、未溶解の滑剤を遠心分離した後、上澄み液の溶媒を蒸発、乾固させたものについて定量した。
粉砕した樹脂試料0.25gを、フェノール/テトラクロロエタン(重量比1/1)の混合溶媒に、濃度(c)を1.0g/dlとして、110℃で30分間で溶解させた後、ウベローデ型毛細粘度管を用いて、30℃で、原液との相対粘度(ηrel )を測定し、この相対粘度(ηrel )−1から求めた比粘度(ηsp)と濃度(c)との比(ηsp/c)を求め、同じく濃度(c)を0.5g/dl、0.2g/dl、0.1g/dlとしたときについてもそれぞれの比(ηsp/c)を求め、これらの値より、濃度(c)を0に外挿したときの比(ηsp/c)を固有粘度〔η〕(dl/g)として求めた。
樹脂試料15gを、内径20mm、長さ180mmの枝付き試験管に入れ、管内を十分に窒素置換した後、160℃のオイルバス中に浸漬し、管内を真空ポンプで1Torr以下として4時間真空乾燥し、次いで、オイルバス温度を285℃に昇温して樹脂試料を溶融させた後、窒素復圧と減圧を繰り返して混在する気泡を取り除いた。この溶融体の中に、面積1cm2 のステンレス製電極2枚を5mmの間隔で並行に(相対しない裏面を絶縁体で被覆)挿入し、温度が安定した後に、抵抗計(ヒューレット・パッカード社製「MODEL HP4329A」)で直流電圧100Vを印加し、そのときに抵抗値を体積固有抵抗(Ω・cm)とした。
樹脂試料を、内径36mm、深さ15mmの円柱状の粉体測色用セルに充填し、測色色差計(日本電色工業社製「ND−300A」)を用いて、JIS Z8730の参考1に記載されるLab表色系におけるハンターの色差式の色座標b値を、反射法により測定セルを90度ずつ回転させて4箇所測定した値の単純平均値として求めた。
実施例1において、エチルアシッドホスフェート、酢酸マグネシウム4水和物、テトラブチルチタネート、及び三酸化アンチモンの添加量を表1に示すように変え、また酢酸マグネシウム4水和物添加時のエステル化率と温度を表1にあるように変えた外は、実施例1におけると同様にしてポリエステル樹脂チップを製造し、同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1に於いて、酢酸マグネシウム4水和物のエチレングリコール溶液の添加を第1段目のエステル化反応槽に設けた上部配管に代えて第2段目に設けた上部配管を通じて行なった以外は同様にしてオリゴマーを得た。尚、第2段目のエステル化率は96%であった。
引き続いて、テトラブチルチタネートのエチレングリコール溶液を、得られるポリエステル樹脂に対してチタン原子としての含有量が8ppmとなる量で連続的に添加した以外は、実施例1におけると同様にポリエステル樹脂を製造し、同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例6において、マグネシウム4水和物添加時の温度を表1にあるように変え、また溶融重縮合前に平均粒子径2.0μmのシリカゲル粒子を0.5wt%添加した外は、実施例6におけると同様にしてポリエステル樹脂チップを製造し、同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、エチルアシッドホスフェート、酢酸マグネシウム4水和物、テトラブチルチタネートの添加量および酢酸マグネシウム4水和物添加時のエステル化率と温度を表2に示すように変えた外は、実施例1におけると同様にしてポリエステル樹脂チップを製造し、同様に評価した。結果を表2に示す。
スラリー調製槽、及びそれに直列に接続された2段のエステル化反応槽、内2段目のエステル化槽は4部屋に区分されており、及び2段目のエステル化反応槽に直列に接続された3段の溶融重縮合槽からなる連続式重合装置を用い、スラリー調製槽に、テレフタル酸とエチレングリコールを重量比で865:485(モル比1:1.5)の割合で連続的に供給すると共に、エチルアシッドホスフェートのエチレングリコール溶液を、得られるポリエステル樹脂に対してリン原子としての含有量が25ppmとなる量で連続的に添加して、攪拌、混合することによりスラリーを調製し、このスラリーを、窒素雰囲気下で260℃、相対圧力50kPa(0.5kg/cm2G)、平均滞留時間4.0時間に設定され、反応生成物が存在する第1段目のエステル化反応槽に供給した。次いで、第1段目のエステル化反応生成物を、窒素雰囲気下で260℃、相対圧力5kPa(0.05kg/cm2G)、平均滞留時間1.5時間に設定された第2段目のエステル化反応槽に連続的に移送して、更にエステル化反応させた。その際、第2段目のエステル化槽の途中に設けた上部配管を通じて、酢酸マグネシウム4水和物および酢酸カルシウム1水和物のエチレングリコール溶液を、得られるポリエステル樹脂に対してマグネシウム原子としての含有量が50ppmとなる量で、かつカルシウム原子としての含有量が50ppmとなる量で連続的に添加した。尚、酢酸マグネシウムおよび酢酸カルシウムを添加した時のオリゴマーのエステル化率は92%であった。
実施例6において、酢酸マグネシウムを添加したときのエステル化率が98%であること、及び同添加時の温度が270℃であること以外は、実施例6におけると同様に製造し、同様に評価した。結果を表2に示す。
実施例6において、リン化合物をエステル化反応後に添加し、表2の通りに条件を変更したこと以外は、実施例6におけると同様に製造し、同様に評価した。結果を表2に示す。
Claims (2)
- 芳香族ジカルボン酸を主成分とするジカルボン酸成分と脂肪族ジオールを主成分とするジオール成分とを重縮合反応させてポリエステル樹脂を製造する方法において、エステル化反応を得られるポリエステル樹脂に対してリン原子換算で5〜20ppmのリン化合物を用いて行い、そのエステル化率が85%〜96%のオリゴマーに、マンガン、マグネシウム、カルシウムから選ばれる少なくとも1種の金属を含む化合物を得られるポリエステル樹脂に対して金属原子換算で10〜40ppmとなるように添加し、エステル化反応を終了させた後、重縮合触媒としてチタン化合物を得られるポリエステル樹脂に対してチタン原子換算で5〜20ppmとなるように添加して重縮合反応することを特徴とするポリエステル樹脂の製造方法。
- マンガン、マグネシウム、カルシウムから選ばれる少なくとも1種の金属を含む化合物を添加するときのオリゴマー温度が、240℃から275℃であることを特徴とする請求項1に記載のポリエステル樹脂の製造方法。
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JP2004174089A JP2005023312A (ja) | 2003-06-13 | 2004-06-11 | ポリエステル樹脂の製造方法 |
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Cited By (2)
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EP2345684A1 (en) | 2010-01-18 | 2011-07-20 | Fujifilm Corporation | Polymerization method for polyester resin, polyester resin composition, and polyester film |
JP2011231211A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Mitsubishi Chemicals Corp | ポリエステルフィルムの製造方法 |
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2004
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