JP2005023277A - 舗装面用遮熱塗料 - Google Patents
舗装面用遮熱塗料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005023277A JP2005023277A JP2003270731A JP2003270731A JP2005023277A JP 2005023277 A JP2005023277 A JP 2005023277A JP 2003270731 A JP2003270731 A JP 2003270731A JP 2003270731 A JP2003270731 A JP 2003270731A JP 2005023277 A JP2005023277 A JP 2005023277A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- mass
- paint
- pigment
- coating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
【解決手段】 (A)塗膜形成成分と、(B)可視領域で吸収を示し近赤外領域で反射を示す顔料および/または(C)中空粒子とを含有し、(A)塗膜形成成分が、(A1)アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルと、(A2)前記(A1)成分に可溶なアクリル系重合体と、(A3)前記(A1)成分に可溶な可塑剤と、(A4)1分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物と、(A5)40℃以上の融点を有するパラフィンまたはワックスとを含有する舗装面用遮熱塗料。
【選択図】 なし
Description
また、本発明の他の目的は、高い遮熱効果および高い強度を有する塗膜を得ることができる下塗り用の舗装面用遮熱塗料、および、高い遮熱効果を有し、かつ柔軟性に優れた塗膜を得ることができる上塗り用の舗装面用遮熱塗料を提供することにある。
また、前記(C)中空粒子の含有量は、塗料中、10〜70体積%であることが望ましい。
ここで、前記(D)着色顔料の含有量は、塗料中、5〜60質量%であることが望ましい。
ここで、前記(E)白色顔料の含有量は、塗料中、5〜60質量%であることが望ましい。
また、前記中空セラミック粒子の強度は、3.9N/mm2 以上であることが望ましい。
また、前記中空セラミック粒子の平均粒子径は、5〜150μmであることが望ましい。
また、前記(A)塗膜形成成分が、(A1)アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルと、(A2)前記(A1)成分に可溶なアクリル系重合体と、(A3)前記(A1)成分に可溶な可塑剤と、(A4)1分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物と、(A5)40℃以上の融点を有するパラフィンまたはワックスとを含有するものであるので、形成される塗膜の強度と柔軟性のバランスが良好であり、耐久性がよい。
また、前記(C)中空粒子の含有量が、塗料中、10〜70体積%であれば、形成される塗膜の遮熱効果と強度のバランスが良好となる。
また、前記(B)顔料が、JIS A 5759に定義される日射反射率が15%以上、かつCIE1976L* a* b* 色空間におけるL* 値が30以下の顔料であれば、遮熱効果がさらに向上した黒色または濃彩色の塗膜を得ることができる。
ここで、前記(D)着色顔料の含有量が、塗料中、5〜60質量%であれば、塗膜の隠蔽力と強度のバランスがよくなる。
また、本発明の舗装面用遮熱塗料が、前記(B)顔料および(D)着色顔料の他に、(E)白色顔料を含有するものであれば、様々な色の塗料を調製することができ、また、形成される塗膜は、従来の黒色顔料の塗膜に比べ熱吸収が少ない。
ここで、前記(E)白色顔料の含有量が、塗料中、5〜60質量%であれば、塗膜の隠蔽力と強度のバランスがよくなる。
また、前記中空セラミック粒子が、3.9N/mm2 以上であれば、塗料製造時に中空セラミック粒子が破壊されることがない。
また、前記中空セラミック粒子の平均粒子径が、5〜150μmであれば、塗膜外観、塗工作業性、塗膜物性、遮熱効果が良好となる。
また、前記(A1)アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルが、(A1−1)ホモポリマーにしたときのガラス転移温度が80℃以上のモノマーおよび(A1−2)ホモポリマーにしたときのガラス転移温度が0℃以下のモノマーを含有するものであれば、形成される塗膜の強度と柔軟性のバランスが、さらによくなる。
<(A)塗膜形成成分>
本発明における(A)塗膜形成成分とは、塗料を構成する各成分のうち、顔料、骨材、溶剤を除く成分であり、具体的には、樹脂成分、硬化によって塗膜を形成できるモノマー成分、塗膜に柔軟性を付与する可塑剤、塗膜表面を覆うパラフィンまたはワックス、架橋剤、硬化剤、促進剤など、塗膜形成に関与する成分である。
(A1)成分の(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸−n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリル酸−t−ブチル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、等の(メタ)アクリル酸のC1〜C18のアルキルエステル類;(メタ)アクリル酸メトキシポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸ポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸プロピレングリコール等の水酸基含有モノマー類;無水コハク酸−(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル等のカルボキシル基含有モノマー類;(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル等の窒素含有モノマー類;(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル、(メタ)アクリル酸モルホリル等の官能基含有モノマー類;(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等の脂環型(メタ)アクリル酸エステル等を挙げることができる。
(A1−1)ホモポリマーにしたときのガラス転移温度が80℃以上のモノマーとしては、例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸t−ブチルなどが挙げられ、(A1−2)ホモポリマーにしたときのガラス転移温度が0℃以下のモノマーとしては、例えば、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリルなどが挙げられる。(A1−2)成分としては、顔料を塗料中に分散しやすくする効果が確認されたことから、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸2−エチルヘキシル等が特に好ましい。
塗膜の強度と柔軟性とのバランスを考慮すると、(A1)成分中の(A1−1)成分は35〜58質量%、(A1−2)成分は0〜30質量%であることが好ましい。また、多量の顔料を塗料中に分散しやすくするためには、(A1−2)成分であるアクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等は5質量%以上であることがより好ましい。
(A2)成分は、(A1)成分に可溶なアクリル系重合体であり、塗料の粘度調整、硬化時間の短縮、塗膜の強度と柔軟性のバランスを取ることによる耐久性の向上を目的として配合されるものである。(A2)成分は、1種のモノマーを重合させた単独重合体であっても、2種以上のモノマーを共重合させた共重合体であってもよい。
(A2)成分は、好ましくは、メタクリル酸メチルの単独重合体;あるいは、メタクリル酸メチルと、ホモポリマーのガラス転移温度の低いモノマー、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリルとの共重合体である。
また、(A2)成分以外に、ポリエステルポリ(メタ)アクリレート、エポキシポリ(メタ)アクリレート、ウレタンポリ(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリロイル基を有するオリゴマーも任意の割合で使用できる。(メタ)アクリロイル基を有するオリゴマーの具体例としては、フタル酸、アジピン酸、マレイン酸等の多塩基酸と、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール等の多価アルコールと、(メタ)アクリル酸との反応で得られるポリエステルポリ(メタ)アクリレート;各種エポキシ樹脂と、(メタ)アクリル酸との反応で得られるエポキシポリ(メタ)アクリレート;各種ポリオールと、ポリイソシアネートと、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の水酸基含有モノマーとの反応で得られるウレタンポリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
また、本発明の舗装面用遮熱塗料を、下塗り層および上塗り層を有する舗装構造における、上塗り層を形成するための塗料として用いる場合、(A2)成分は、(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分および(A4)成分の総量100質量%中、20〜30質量%となるように配合されることが好ましい。
(A3)成分は、(A1)成分に可溶な可塑剤であり、塗料の粘度調整、舗装面への塗膜の追随性の向上を目的として配合されるものである。
(A3)成分の可塑剤としては、例えば、ジブチルフタレート、ジヘプチルフタレート、ジn−オクチルフタレート、ジ2−エチルヘキシルフタレート、オクチルデシルフタレート、ジn−デシルフタレート、ジイソデシルフタレート、ブチルベンジルフタレート等のフタル酸エステル類;ジ2−エチルヘキシルアジペート、オクチルデシルアジペート、ジ2−エチルヘキシルセバケート、ジブチルセバケート、ジ2−エチルヘキシルアゼレート、アセチルクエン酸トリブチル、ポリプロピレングリコール、塩素化パラフィン;アジピン酸系、アゼライン酸系、セバチン酸系、フタル酸系のポリエステル系高分子可塑剤;エポキシ化油、エポキシ化脂肪酸エステル等のエポキシ系高分子可塑剤などが挙げられる。これらは単独で、または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(A4)成分は、1分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物であり、硬化の際に(A1)成分を架橋し、塗膜の耐久性を向上させる目的で配合されるものである。また、塗膜表面の耐薬品性、耐汚れ性を向上させるものである。
(A5)成分は、40℃以上の融点を有するパラフィンまたはワックスであり、塗膜を覆うことによって、硬化の際に塗膜への空気を遮断し、塗膜の耐汚れ性を向上させるものである。また、塗膜表面の耐薬品性、耐汚れ性を向上させるものである。
(A5)成分としては、例えば、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス;ステアリン酸、1,2−ヒドロキシステアリン酸等の高級脂肪酸などが挙げられる。
(A1)〜(A5)成分を含有する(A)塗膜形成成分は、硬化剤と促進剤との組み合わせによるレドックス系触媒を用いることによって、−30℃〜50℃の温度範囲で1時間以内に硬化可能である。
レドックス系触媒としては、硬化剤である有機過酸化物と、促進剤である第3級アミンとの組合せによる公知のレドックス触媒が用いられる。有機過酸化物としてはジアシルパーオキサイド、アルキルパーオキサイド、ケトンパーオキサイド等が使用できるが、ジアシルパーオキサイドが好ましく、特にベンゾイルパーオキサイドが好適である。
有機過酸化物の配合量は、(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分、(A4)成分および(A5)成分の合計100質量部に対して、0.5〜5質量部の範囲が好ましい。
第3級アミンの配合量は、(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分、(A4)成分および(A5)成分の合計100質量部に対して、0.25〜5質量部の範囲が好ましい。
(A)塗膜形成成分とレドックス系触媒とを混合すると、すみやかに(A1)成分、(A4)成分の重合が開始され、(A)塗膜形成成分の硬化が進行する。また、(A)塗膜形成成分と硬化剤とを混合すると、常温において、ゆっくりと硬化が進行する。したがって、硬化剤は、塗工の直前に本発明の舗装面用遮熱塗料に添加されることが好ましい。
一方、促進剤は(A)塗膜形成成分の硬化を進行させないので、促進剤をあらかじめ(A)塗膜形成成分に配合した状態で、(A)塗膜形成成分(または本発明の舗装面用遮熱塗料)を貯蔵することができる。
(A)塗膜形成成分には、硬化性を安定させるためにフォスファイト類を添加してもよい。フォスファイト類としては、例えば、トリブチルフォスファイト、トリ(2−エチルヘキシル)フォスファイト、トリデシルフォスファイト、トリステアリルフォスファイト、トリス(ノニルフェニル)フォスファイト、トリフェニルフォスファイトなどが挙げられる。
また、(A)塗膜形成成分には、塗膜の表面外観を整える目的で各種の消泡剤、レベリング剤を添加してもよい。
また、(A)塗膜形成成分には、(A)塗膜形成成分(または本発明の舗装面用遮熱塗料)の貯蔵安定性を向上させる目的で、重合禁止剤を添加してもよい。重合禁止剤としては、例えば、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、2,6−ジ−t−ブチル4メチルフェノールなどが挙げられる。
本発明における(B)顔料は、可視領域で吸収を示し近赤外領域で反射を示す顔料である。可視領域で吸収を示すため、黒色、灰色、濃茶色等の濃彩色を呈する。しかし、近赤外領域において光吸収がなく、高い反射率を有するため、熱エネルギーの吸収がなく塗膜の温度上昇を防ぐことができる。
以上のような条件(日射反射率、L* 値)を満たす顔料の具体例としては、商品名クロモファインブラックA−1103(大日精化工業(株)製)のアゾメチアゾ系黒色顔料、商品名ダイピロキサイドブラウン9290(大日精化工業(株)製)の濃茶色顔料等が挙げられる。また、(B)顔料としては、L* 値が24以下のものがより好ましい。
本発明の舗装面用遮熱塗料は、(B)顔料に加えて、カーボンブラックや鉄黒等の従来の黒色顔料を除いた(D)着色顔料を少なくとも一種以上と、必要に応じて(E)白色顔料とを含有することができる。
(D)着色顔料、(E)白色顔料を含有することによって様々な色の塗料を調製することができる。従来のカーボンブラック等の黒色顔料を混色する場合に比較すると、塗膜の熱吸収が少ないため変退色等が起こりにくい。
(B)顔料、(D)着色顔料および(E)白色顔料を組み合わせて用いる場合の各顔料の含有量は、塗料(質量%)中、(B)顔料5〜60質量%、(D)着色顔料5〜60質量%、(E)白色顔料5〜60質量%であることが好ましい。各顔料の含有量が少なすぎると隠蔽力が不足し、各顔料の含有量が多すぎると塗工作業性、耐久性に劣るため不適当である。
本発明における(C)中空粒子は、中空で断熱性に優れるものである。中でも、強度、断熱性の点で、中空無機粒子が好ましく、特に、その表層及び殻内で太陽光等を反射することができ、しかも高い長波放射率を有することから、透明または半透明の中空セラミック粒子が好適である。ここで、長波放射率とは、吸収した熱を赤外線として再び放射するときの変換効率である。したがって、塗膜が熱を吸収した場合でも、塗膜の温度上昇を抑えることができる。このように、透明または半透明の中空セラミック粒子は、反射性、断熱性および放射性を有することにより、塗膜に高い遮熱効果を付与するものである。
以上のような中空セラミック粒子としては、ジルコニア・チタニア複合物からなる中空粒子、ホウ化ケイ素セラミックからなる中空粒子、シラスバルーン、ガラスバルーン等が挙げられる。
また、(C)中空粒子内は、空気、空気以外の気体、真空のいずれでもよく、特に、真空(ここで真空とは、雰囲気圧よりも気圧が低い状態をいう)であるものが断熱性の点等からより効果的である。
揺変剤の含有量は、塗料(100質量%)中、脂肪酸アマイド、有機ベントナイトおよび酸化ポリエチレンワックス1〜5質量%、微粒シリカ1〜3質量%であることが好ましい。揺変剤の含有量が少なすぎると、(C)中空粒子を塗料中に均一に分布させることが難しくなる。一方、揺変剤の含有量が多すぎると、塗料の流動性が悪くなり、実用的ではなくなる。
本発明の舗装面用遮熱塗料は、(A)塗膜形成成分と、(B)可視領域で吸収を示し近赤外領域で反射を示す顔料または(C)中空粒子のいずれか一方を必須成分とし、必要に応じて、(D)着色顔料、(E)白色顔料、分散剤を含有するものである。好ましくは、(A)塗膜形成成分、(B)顔料および(C)中空粒子を必須成分とするものである。(B)顔料および(C)中空粒子を併用することにより、塗膜の遮熱効果が飛躍的に向上する。
遮熱塗膜を有する舗装構造とは、道路や駐車場において地面を覆う密粒度アスファルト混合物、細粒度アスファルト混合物、開粒度アスファルト混合物などからなるアスファルト舗装、コンクリート舗装等の舗装表面に、本発明の舗装面用遮熱塗料を塗装することにより、舗装面に遮熱塗膜を形成したものである。
下塗り塗料は、得られる塗膜が十分な強度(硬さ)を有していることが必要であり、具体的には、JIS K 6251に基づく、下塗り塗料の硬化物の破断点強度が、10N/mm2 以上、好ましくは15〜50N/mm2 であり、破断点伸度が、30%以下、好ましくは2〜20%である。
上塗り塗料は、得られる塗膜が十分な柔軟性を有していることが必要であり、具体的には、JIS K 6251に基づく、上塗り塗料の硬化物の破断点強度が、15N/mm2 以下、好ましくは8〜14N/mm2 であり、破断点伸度が、60%以上、好ましくは70〜250%である。
塗膜の膜厚は、0.1〜3kg/m2 が好ましく、0.5〜1.5kg/m2 がより好ましい。膜厚が0.1kg/m2 未満では、隠蔽力が不足し、また、(C)中空粒子を含有する場合には、(C)中空粒子が塗膜中に不均一に分布して十分な遮熱効果が得られない傾向がある。一方、膜厚が厚すぎると、開粒度アスファルト混合物からなる舗装の排水機能を低下させる。また、骨材のノンスリップ効果が十分得られない。
また、(A)塗膜形成成分が、(A1)成分と、(A2)成分と、(A3)成分と、(A4)成分と、(A5)成分とを含有するものであるので、形成される塗膜の強度と柔軟性のバランスが良好であり、耐久性がよい。
(A1−1)成分として、メタクリル酸メチル(略号MMA、ホモポリマーのガラス転移温度105℃)、(A1−2)成分として、アクリル酸2−エチルヘキシル(略号2EHA、ホモポリマーのガラス転移温度−55℃)を用いた。
(A2)成分として、メタクリル酸メチル(MMA)とメタクリル酸n−ブチル(n−BMA)との共重合体(MMA/n−BMA=60/40(質量比))を用いた。
(A3)成分として、アジピン酸系高分子可塑剤(アデカサイザーP−300、旭電化工業(株)製)、アセチルクエン酸トリブチルを用いた。
(A5)成分として、パラフィンワックス(略号WAX)を用いた。具体的には、パラフィン115(日本精鑞(株)製、融点47℃)、パラフィン130(日本精鑞(株)製、融点55℃)、パラフィン150(日本精鑞(株)製、融点66℃)、HNP−9(日本精鑞(株)製、融点75℃)を用いた。
消泡剤として、BYK−052(ビックケミー・ジャパン(株)製)を用いた。
重合禁止剤として、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールを用いた。
これらを表1に示す量で混合して、シラップ(A−1)(上塗り塗料用)およびシラップ(A−2)(下塗り塗料用)を得た。
(粘度)
B型粘度計(BM型 トキメック(株)製)を用いて、20℃における粘度を測定した。
(比重)
比重カップを用いて、20℃における比重を測定した。
(硬化時間)
シラップ100質量部に対して純度50質量%の過酸化ベンゾイル粉末2質量部を添加し、よく混合した後、直径10mm、長さ120mmの試験管の底部より70mmまで過酸化ベンゾイル入りシラップを投入し、熱伝対をシラップの中間に来るよう入れ、20℃水中に放置し、過酸化ベンゾイル添加から、最高発熱温度になった時点までの時間を測定し、この時間を硬化時間とした。
(破断点伸度および破断点強度)
硬化時間の測定で得られた硬化物について、JIS K 6251に基づいて、破断点伸度および破断点強度を測定した。
(B)顔料としては、商品名クロモファインブラックA−1103(大日精化工業(株)製、黒色顔料、日射反射率35%、L* 値13)、および商品名ダイピロキサイドブラウン9290(大日精化工業(株)製、濃茶色顔料、日射反射率20%、L* 値15)を用いた。
(D)着色顔料としては、商品名ホスターパームエローH3G(ヘキスト(株)製、黄色顔料、日射反射率67%)、商品名シアニンブルーSPG−8(大日本インキ化学工業(株)製、青色顔料、日射反射率25%)を用いた。
(E)白色顔料としては、商品名タイペークCR−90(石原産業(株)製、酸化チタン)を用いた。
シラップ50質量部と、顔料25質量部とを混合し、これをスレート板(厚さ3mm)に2液エアレス塗装機で素早く塗装して塗膜を形成した。この塗膜の日射反射率を、JIS A 5759に定義される350〜2100nmの領域における日射反射率として測定した。
(L* 値)
日射反射率の測定に用いた塗膜について、CIE1976L* a* b* 色空間におけるL* を、カラコムC型分光光度計(大日精化工業(株)製)によって測定した。
(C)中空粒子としては、ガラスバルーン(平均粒子径約30μm、強度720kgf/cm2 (71N/mm2 ))を用いた。
[揺変剤(構造保持剤)]
揺変剤として、有機ベントナイト(商品名:ベントンSD−2、NLケミカルズ製)および微粒シリカ(商品名:アエロジル200、日本アエロジル(株)製)を用いた。
シラップ(A−1)および黒色顔料を表2に示す割合で混合した。シラップ(A−1)および黒色顔料の混合物300gに対して、テスト用高速ディスパーを用いて、顔料が25μm以下となるように顔料をシラップに分散させた。
シラップ(A−1)および黒色顔料の混合物に、ガラスバルーン、有機ベントナイト、および微粒シリカを表2に示す割合で加え、十分に混合し、黒色の塗料(P−1)を得た。ここで、ガラスバルーンは、塗料中、約14体積%であった。
シラップ(A−1)および濃茶色顔料、黄色顔料、青色顔料、および白色顔料を表2に示す割合で混合した。シラップ(A−1)および各顔料の混合物300gに対して、テスト用高速ディスパーを用いて、顔料が25μm以下となるように顔料をシラップに分散させた。
シラップ(A−1)および各顔料の混合物に、ガラスバルーン、有機ベントナイト、および微粒シリカを表2に示す割合で加え、十分に混合し、灰色の塗料(P−2)を得た。ここで、ガラスバルーンは、塗料中、約16.5体積%であった。
シラップ(A−1)に、ガラスバルーン、有機ベントナイト、および微粒シリカを表2に示す割合で加え、十分に混合し、無色の塗料(P−3)を得た。ここで、ガラスバルーンは、塗料中、16.5体積%であった。
この塗料(P−3)を、実施例1と同場所のアスファルト舗装の上に二液エアレス塗装機を用いて塗布量が約 1.4kg/m2 となるように塗布し、塗膜を形成した。実施例1と同日に、塗膜が形成されたアスファルト舗装の塗膜の表面温度を測定した。
塗膜を形成しなかったアスファルト舗装面の表面温度に比べ、最大で4℃の温度低下が認められた。
シラップ(A−1)および黒色顔料を表2に示す割合で混合した。シラップ(A−1)および黒色顔料の混合物300gに対して、テスト用高速ディスパーを用いて、顔料が25μm以下となるように顔料をシラップに分散させた。
シラップ(A−1)および黒色顔料の混合物に、有機ベントナイト、および微粒シリカを表2に示す割合で加え、十分に混合し、黒色の塗料(P−4)を得た。この塗料には、ガラスバルーンを添加しなかった。
塗膜を形成しなかったアスファルト舗装面の表面温度に比べ、最大で7℃の温度低下が認められた。
シラップ(A−2)および黒色顔料を表2に示す割合で混合した。シラップ(A−2)および黒色顔料の混合物300gに対して高速ディスパーを用いて、顔料が25μm以下となるように顔料をシラップに分散させた。
シラップ(A−2)および黒色顔料の混合物に、ガラスバルーン、有機ベントナイト、および微粒シリカを表2に示す割合で加え、十分に混合し、黒色の塗料(P−5)(下塗り塗料)を得た。ここで、ガラスバルーンは、塗料中、16体積%であった。
実施例1と同日に、塗膜が形成されたアスファルト舗装の塗膜の表面温度を測定した。
塗膜を形成しなかったアスファルト舗装面の表面温度に比べ、最大で10℃の温度低下が認められた。
舗装試験法便覧別冊(発行所:社団法人日本道路協会、平成8年10月20日初版第1刷発行、平成12年8月5日初版第3刷発行)の第38頁−第42頁に記載の、1−3−3T 歩行者系舗装材料の耐摩耗性試験方法に準拠して、塗膜を形成したアスファルト舗装の20℃における摩耗量を測定した。具体的には、以下の手順で行った。
1)試験板上にアスファルト舗装を形成し、7日間20±2℃の室温で養生した。この上に実施例5と同様にして塗膜を形成して試料を得た。
2)塗膜を形成したアスファルト舗装の試料を清浄な布で拭いて、試料の質量を測定した。
3)摩耗試験機(JIS K 6902(硬化性樹脂化粧板試験方法)の2.9.1に規定するテーバー形アブレーザー)の回転盤の回転数を60±2rpmに調整した。
4)試料の塗膜面を上にして、試料を摩耗試験機の回転盤に水平に取り付けた。
5)摩耗輪H−22を摩耗試験機の取り付け軸に組み込み、取り付けねじで固定した。
6)摩耗試験機の2個のアームにそれぞれ2.45N(250gf)のおもりを取り付けた。
7)摩耗試験機と電動式除じん装置とをホースで連結した。
8)試料の上に摩耗輪を静かに降ろした。
9)試料の上に摩耗試験機の除じん口を静かに降ろし、試料との距離を3±0.2mmに調節した。
10)カウンターを1000回転に設定し、除じん装置と摩耗試験機を始動し、回転盤を回転させた。
11)試験回転数に達し停止した後、アームと除じん口とを持ち上げ、試料を取り外した。
12)試料を清浄な布で拭いた後、試料の質量を測定し、摩耗量を求めた。
Claims (17)
- (A)塗膜形成成分と、(B)可視領域で吸収を示し近赤外領域で反射を示す顔料とを含有し、
前記(A)塗膜形成成分が、
(A1)アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルと、
(A2)前記(A1)成分に可溶なアクリル系重合体と、
(A3)前記(A1)成分に可溶な可塑剤と、
(A4)1分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物と、
(A5)40℃以上の融点を有するパラフィンまたはワックスとを含有するものであることを特徴とする舗装面用遮熱塗料。 - (A)塗膜形成成分と、(C)中空粒子とを含有し、
前記(A)塗膜形成成分が、
(A1)アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルと、
(A2)前記(A1)成分に可溶なアクリル系重合体と、
(A3)前記(A1)成分に可溶な可塑剤と、
(A4)1分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物と、
(A5)40℃以上の融点を有するパラフィンまたはワックスとを含有するものであることを特徴とする舗装面用遮熱塗料。 - (A)塗膜形成成分と、(B)可視領域で吸収を示し近赤外領域で反射を示す顔料と、(C)中空粒子とを含有し、
前記(A)塗膜形成成分が、
(A1)アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルと、
(A2)前記(A1)成分に可溶なアクリル系重合体と、
(A3)前記(A1)成分に可溶な可塑剤と、
(A4)1分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物と、
(A5)40℃以上の融点を有するパラフィンまたはワックスとを含有するものであることを特徴とする舗装面用遮熱塗料。 - 前記(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分および(A4)成分の総量100質量%中、(A1)成分が 35〜77質量%であり、(A2)成分が20〜30質量%であり、(A3)成分が2〜20質量%であり、(A4)成分が1〜15質量%であり、
前記(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分および(A4)成分の合計100質量部に対して、前記(A5)成分が0.5〜2質量部であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一項に記載の舗装面用遮熱塗料。 - 前記(B)顔料の含有量が、塗料中、5〜60質量%であることを特徴とする請求項1または請求項3記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記(C)中空粒子の含有量が、塗料中、10〜70体積%であることを特徴とする請求項2または請求項3記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記(B)顔料が、JIS A 5759に定義される日射反射率が15%以上、かつCIE1976L* a* b* 色空間におけるL* 値が30以下の顔料であることを特徴とする請求項1または請求項3記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記(B)顔料の他に、(D)JIS A 5759に定義される日射反射率が12%以上の着色顔料を含有することを特徴とする請求項7記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記(D)着色顔料の含有量が、塗料中、5〜60質量%であることを特徴とする請求項8記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記(B)顔料および(D)着色顔料の他に、(E)白色顔料を含有することを特徴とする請求項8または請求項9記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記(E)白色顔料の含有量が、塗料中、5〜60質量%であることを特徴とする請求項10記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記(C)中空粒子が、透明または半透明の中空セラミック粒子であることを特徴とする請求項2または請求項3記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記中空セラミック粒子の強度が、3.9N/mm2 以上であることを特徴とする請求項12記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記中空セラミック粒子の平均粒子径が、5〜150μmであることを特徴とする請求項12または請求項13記載の舗装面用遮熱塗料。
- 前記(A1)アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルが、(A1−1)ホモポリマーにしたときのガラス転移温度が80℃以上のモノマーおよび(A1−2)ホモポリマーにしたときのガラス転移温度が0℃以下のモノマーを含有するものであることを特徴とする請求項1ないし4いずれか一項に記載の舗装面用遮熱塗料。
- 舗装面上に、舗装面に接する下塗り層および表面に露出する上塗り層を有する舗装構造における、下塗り層を形成するための塗料であり、
前記(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分および(A4)成分の総量100質量%中、(A1−1)成分が48〜58質量%であり、(A1−2)成分が5〜19質量%であり、(A2)成分が20〜27質量%であり、(A3)成分が2〜5質量%であり、(A4)成分が1〜15質量%であり、
前記(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分および(A4)成分の合計100質量部に対して、前記(A5)成分が0.5〜2質量部であり、
前記(B)顔料の含有量が、塗料中、5〜60質量%であり、
前記(C)中空粒子の含有量が、塗料中10〜70体積%であることを特徴とする請求項15記載の舗装面用遮熱塗料。 - 舗装面上に、舗装面に接する下塗り層および表面に露出する上塗り層を有する舗装構造における、上塗り層を形成するための塗料であり、
(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分および(A4)成分の総量100質量%中、(A1−1)成分が35〜47質量%であり、(A1−2)成分が0〜30質量%であり、(A2)成分が20〜30質量%であり、(A3)成分が2〜20質量%であり、(A4)成分が1〜15質量%であり、
前記(A1)成分、(A2)成分、(A3)成分および(A4)成分の合計100質量部に対して、前記(A5)成分が0.5〜2質量部であり、
前記(B)顔料の含有量が、塗料中、5〜60質量%であり、
前記(C)中空粒子の含有量が、塗料中、10〜70体積%であることを特徴とする請求項15記載の舗装面用遮熱塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003270731A JP2005023277A (ja) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | 舗装面用遮熱塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003270731A JP2005023277A (ja) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | 舗装面用遮熱塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005023277A true JP2005023277A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34190616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003270731A Pending JP2005023277A (ja) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | 舗装面用遮熱塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005023277A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006008874A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Nagashima Tokushu Toryo Kk | 塗料 |
JP2006214096A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Sumika Bayer Urethane Kk | スポーツ用弾性舗装体表面の仕上げ方法 |
JP2007170027A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Public Works Research Institute | 舗装構造及び舗装シート |
JP2008121006A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-29 | Kansai Paint Co Ltd | 意匠性塗膜形成組成物及び意匠性塗装仕上げ方法 |
JP2008222956A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Toa Doro Kogyo Co Ltd | 塗料組成物 |
KR100896429B1 (ko) * | 2008-04-28 | 2009-05-12 | 주식회사 홍서이엔씨 | 차열성 도료 조성물 및 이를 이용한 미끄럼 방지용 차열성포장체 |
JP2010270276A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | D & D:Kk | 一液常温硬化型被覆材 |
JP2011074335A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | Asahipen Corp | 凍結防止用粉粒体及び凍結防止施工方法 |
KR101065256B1 (ko) * | 2011-07-21 | 2011-09-16 | 이종석 | 친환경 메틸메타아크릴레이트계 미끄럼방지 그루빙 도료조성물 및 이를 이용한 미끄럼방지 그루빙 시공방법 |
JP2013091681A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Dic Corp | 遮熱性舗装用塗料 |
US8580894B2 (en) | 2008-10-10 | 2013-11-12 | Incoat Llc | Two part, low molecular weight self curing, low viscosity acrylic penetrant, sealant and coating composition, and methods for using the same |
JP2013234510A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 人工芝用充填材および同人工芝用充填材を充填してなる人工芝構造体 |
KR101877790B1 (ko) * | 2018-06-21 | 2018-07-13 | 주식회사 씨씨티연구소 | 포장재 제조방법 및 그 시공방법 |
KR101946050B1 (ko) * | 2018-03-29 | 2019-02-08 | 주식회사 미래케미칼 | 차열 및 미끄럼 방지를 위한 도로 피복용 조성물 및 이를 이용한 도로 포장 시공 방법 |
JP2020139029A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 大木 彬 | 強化された遮熱性塗料 |
JP2021017517A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | スターライト工業株式会社 | 非粘着性表面を有する非粘着塗膜、該非粘着塗膜が形成された基材及び非粘着塗膜の製造方法 |
JP2021038339A (ja) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | 積水化成品工業株式会社 | 顔料含有中空粒子及びその製造方法 |
CN114180973A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-03-15 | 重庆石墨烯研究院有限公司 | 一种石墨烯陶瓷发热板的制备方法 |
-
2003
- 2003-07-03 JP JP2003270731A patent/JP2005023277A/ja active Pending
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006008874A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Nagashima Tokushu Toryo Kk | 塗料 |
JP2006214096A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Sumika Bayer Urethane Kk | スポーツ用弾性舗装体表面の仕上げ方法 |
JP4494236B2 (ja) * | 2005-02-01 | 2010-06-30 | 住化バイエルウレタン株式会社 | スポーツ用弾性舗装体表面の仕上げ方法 |
JP2007170027A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Public Works Research Institute | 舗装構造及び舗装シート |
JP4669944B2 (ja) * | 2005-12-21 | 2011-04-13 | 独立行政法人土木研究所 | 舗装構造及び舗装シート |
JP2008121006A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-29 | Kansai Paint Co Ltd | 意匠性塗膜形成組成物及び意匠性塗装仕上げ方法 |
JP2008222956A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Toa Doro Kogyo Co Ltd | 塗料組成物 |
KR100896429B1 (ko) * | 2008-04-28 | 2009-05-12 | 주식회사 홍서이엔씨 | 차열성 도료 조성물 및 이를 이용한 미끄럼 방지용 차열성포장체 |
US8580894B2 (en) | 2008-10-10 | 2013-11-12 | Incoat Llc | Two part, low molecular weight self curing, low viscosity acrylic penetrant, sealant and coating composition, and methods for using the same |
JP2010270276A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | D & D:Kk | 一液常温硬化型被覆材 |
JP2011074335A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | Asahipen Corp | 凍結防止用粉粒体及び凍結防止施工方法 |
KR101065256B1 (ko) * | 2011-07-21 | 2011-09-16 | 이종석 | 친환경 메틸메타아크릴레이트계 미끄럼방지 그루빙 도료조성물 및 이를 이용한 미끄럼방지 그루빙 시공방법 |
JP2013091681A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Dic Corp | 遮熱性舗装用塗料 |
JP2013234510A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 人工芝用充填材および同人工芝用充填材を充填してなる人工芝構造体 |
KR101946050B1 (ko) * | 2018-03-29 | 2019-02-08 | 주식회사 미래케미칼 | 차열 및 미끄럼 방지를 위한 도로 피복용 조성물 및 이를 이용한 도로 포장 시공 방법 |
KR101877790B1 (ko) * | 2018-06-21 | 2018-07-13 | 주식회사 씨씨티연구소 | 포장재 제조방법 및 그 시공방법 |
JP2020139029A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 大木 彬 | 強化された遮熱性塗料 |
JP2021017517A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | スターライト工業株式会社 | 非粘着性表面を有する非粘着塗膜、該非粘着塗膜が形成された基材及び非粘着塗膜の製造方法 |
JP7263960B2 (ja) | 2019-07-23 | 2023-04-25 | スターライト工業株式会社 | 非粘着性表面を有する非粘着塗膜、該非粘着塗膜が形成された基材及び非粘着塗膜の製造方法 |
JP2021038339A (ja) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | 積水化成品工業株式会社 | 顔料含有中空粒子及びその製造方法 |
JP7372085B2 (ja) | 2019-09-04 | 2023-10-31 | 積水化成品工業株式会社 | 顔料含有中空粒子及びその製造方法 |
CN114180973A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-03-15 | 重庆石墨烯研究院有限公司 | 一种石墨烯陶瓷发热板的制备方法 |
CN114180973B (zh) * | 2021-12-27 | 2023-05-26 | 重庆石墨烯研究院有限公司 | 一种石墨烯陶瓷发热板的制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005023277A (ja) | 舗装面用遮熱塗料 | |
KR101534154B1 (ko) | 상온 경화형 차선도색 조성물 및 이를 이용한 차선 시공방법 | |
KR100802343B1 (ko) | 건축물 내외장재 투명마감재용 조성물 | |
JP5470314B2 (ja) | 水性塗料組成物 | |
CN1990610A (zh) | 抗菌和抗静电多功能硬质涂料组合物 | |
JP5134947B2 (ja) | シラップ組成物、その硬化物および被覆方法 | |
JP3992602B2 (ja) | 断熱構造体 | |
US20100247753A1 (en) | Solar heat cutoff pavement | |
AU2015308354B2 (en) | Multilayer radiation-curable coating for indoor and outdoor application | |
JP2017074578A (ja) | 被膜形成方法 | |
JP5207911B2 (ja) | 壁面化粧構造体 | |
JP5204142B2 (ja) | 遮熱性塗料組成物 | |
JP2007327328A (ja) | 太陽熱遮断性舗装体 | |
JP2012140513A (ja) | シラップ組成物、排水性トップコート、遮熱性トップコート及び被覆方法 | |
JP4033762B2 (ja) | 被膜積層体の施工方法 | |
JP3550119B2 (ja) | 塗材、壁材および塗装方法 | |
JP2008069632A (ja) | 太陽熱遮断性舗装体の構築方法 | |
KR101989558B1 (ko) | 바닥재용 친환경 컬러 세라믹 조성물 및 그 시공방법 | |
JP6206072B2 (ja) | 路面被覆用シラップ組成物、排水性トップコート、遮熱性トップコート及び路面被覆方法 | |
KR101518719B1 (ko) | 상온경화형 도료 및 그 제조방법 | |
JP2006199569A (ja) | 化粧建材 | |
KR100895973B1 (ko) | 주차장바닥의 시공방법 | |
JP2004339446A (ja) | アクリル系シラップ組成物、樹脂モルタル、及び積層体の施工方法 | |
KR102572655B1 (ko) | 칼라칩을 활용한 방수 바닥재용 도료 조성물 | |
JP6227298B2 (ja) | 積層体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060329 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20081119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20081119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091211 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20091222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100413 |