JP2005022035A - シート後処理装置および該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート後処理装置および該装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シートにタブを形成することができるようにする。
【解決手段】シート後端検知センサ41aがパンチユニット40に搬送されるシートの後端を検知すると、MPU(制御手段)は、RAMの記憶されてある各種データに従い、シート後端検知信号に基づいて第1搬送ローラによるシートの搬送を停止させて、パンチユニットによってシートの後端に半円状のタブを形成させる。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの端部を例えば半円状に切り欠いてタブを形成するシート後処理装置と、このシート後処理装置を備えた画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シートに画像を形成する画像形成装置には、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。画像形成装置には、画像を形成したシートを折り曲げたり、綴じたり、或いは、シートに孔をあけたりする少なくとも1つの処理をするシート後処理装置を装備されていることがある。
【0003】
シートに孔をあけるシート後処理装置は、シートに孔をあけるパンチ機構と、このパンチ機構に送り込まれるシートの搬送方向に沿った側端面を検知するシート搬送方向端面検知手段と、シートに孔をあける前にシートの幅方向(シート搬送方向に対して交差する方向)の中心とパンチ機構のパンチの配置中心とを略一致させる複数のシート幅方向端面検知手段とを備えている。シート幅方向端面検知手段は、シートの幅方向に沿って複数配列されて、シートの搬送方向に沿った両側の側端面の位置(シート搬送方向に沿ったシートの両サイドの位置)を検知するようになっている。
【0004】
そして、シート後処理装置は、シートの幅方向のサイズ情報に応じて使用するシート幅方向端面検知手段を選択して、この選択したシート幅方向端面検知手段によってシートの幅方向端面(シート搬送方向に沿ったシートの両側端部)を検知し、この検知情報に基づいてパンチ機構を移動させて、パンチ機構の中心とシートの幅方向の中央とをほぼ一致させて停止させ、シートのサイズ毎に決定された条件でシートに孔をあけるようになっている。このように、従来のシート後処理装置は、幅方向のサイズの異なるシートに対しても、常に、略シート幅の中央部に円形のパンチ孔を穿孔することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−3045号公報(図10)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のシート後処理装置は、シートにパンチによってパンチ孔を穿孔することができても、パンチによって、シートの後端部(シート搬送方向に対して交差する端部)に例えば半円形にタブを形成することができない構成になっていた。
【0007】
このため、シート後処理装置が装備された画像形成装置は、タブシートに画像を形成する場合、シートの端部に耳の付いたタブシートに画像を形成しなければならず、耳の付いたタブシートを専用のカセットに収納しておく必要があり、装置自体が大形化する傾向にあった。
【0008】
本発明は、シートにタブを形成することのできるシート後処理装置を提供することを目的としている。
【0009】
本発明は、シート後処理装置を装置本体に装備した画像形成装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のシート後処理装置は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シートに孔をあける穿孔手段と、前記穿孔手段に搬送される前記シートの後端を検知するシート後端検知手段と、前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を停止させて、前記穿孔手段によって前記シートの後端に半円状のタブを形成させる制御手段と、を備えている。
【0011】
上記目的を達成するための本発明のシート後処理装置は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シートに孔をあける穿孔手段と、前記穿孔手段に搬送される前記シートの後端を検知するシート後端検知手段と、前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を前記シートに孔をあけるときよりも遅く停止させて、前記穿孔手段によって前記シートの後端に半円状のタブを形成させる制御手段とを備えている。
【0012】
本発明のシート後処理装置は、さらに、前記穿孔手段を前記シートの搬送方向に対して交差する方向に移動させる移動手段を備え、前記制御手段は、前記移動手段を制御して、前記穿孔手段を移動させ、前記タブの形成位置を変えるようになっている。
【0013】
本発明のシート後処理装置は、さらに、前記シートの搬送方向に沿ったシート側端部を検知する横レジ検知手段と、前記穿孔手段を前記シートの搬送方向に対して交差する方向に移動させる移動手段と、を備え、前記制御手段は、前記横レジ検知手段が検知した前記シート側端部の位置に応じて、前記移動手段を制御して、前記穿孔手段を移動させ、前記シートのサイズに応じて前記シート搬送方向に対して交差する方向のタブの形成位置を変えるようになっている。
【0014】
本発明のシート後処理装置における、前記横レジ検知手段は、前記シート搬送方向に対して交差する方向に配列されて、前記シート側端部を検知する複数のセンサを有し、前記制御手段は、前記移動手段を制御して前記穿孔手段を移動させ、シートのサイズ情報に基づくシートサイズに対応する前記センサが前記シート側端部を検知したとき、前記穿孔手段の移動を停止させて、前記シートのサイズに応じて前記シート搬送方向に対して交差する方向のタブの形成位置を変えるようになっている。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートにタブを形成する上記いずれか1つのシート後処理装置と、を備えている。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを搬送するシート搬送手段と、前記シートに孔をあける穿孔手段と、前記穿孔手段に搬送されるシートの後端を検知するシート後端検知手段と、前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を停止させて、前記穿孔手段によって前記シートの後端に半円状のタブを形成させる制御手段と、を備えている。
【0017】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シートに孔をあける穿孔手段と、前記穿孔手段に搬送される前記シートの後端を検知するシート後端検知手段と、前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を停止させて、前記穿孔手段によって前記シートに孔をあけさせる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を前記シートに孔をあけるときよりも遅く停止させて、前記穿孔手段によって前記シートの後端に半円状のタブを形成させるようになっている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態のシート後処理装置と、このシート後処理装置を装置本体に備えた画像形成装置の一例である複写機とを図に基づいて説明する。
【0019】
なお、画像形成装置には、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等があり、シート後処理装置は、複写機の装置本体のみに装備できるようになっているのではなく、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等の装置本体にも装備できるようになっている。シートには、画像を形成することのできる、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製の厚みの薄いもの、封書、はがき、オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用の用紙、カット紙等がある。
【0020】
(複写機)
図1において、複写機100は、主に、複写機100の装置本体101と、この装置本体101に装備されたシート後処理装置102とで構成されている。
【0021】
複写機100の装置本体101は、装置本体101の上部に装着された原稿給送装置1から自動給送した原稿を光学手段2によって光学的に読み取り、その情報をデジタル信号として画像形成手段である例えば画像形成部3へ送信してシートに形成するようになっている。
【0022】
複写機100の装置本体101の下部には、各種サイズのシートを収納した複数のシートカセット4を装着してある。装置本体101の脇には、マルチトレイ8を設けてある。このシートカセット4から搬送ローラ5によって搬送されたシート、或いはマルチトレイ8からの手差しシートは、画像形成部3において電子写真方式によって原稿の情報を形成される。すなわち、複写機100は、光学手段2で読み取った情報に基づいて光照射手段3aからのレーザー光を感光体ドラム3bに照射して潜像を形成し、これをトナー現像してシートに転写するようになっている。シートに転写されたトナー像は、シートが定着器(発熱体)6へ搬送されて加熱加圧されて、永久定着されるようになっている。
【0023】
そして、複写機100の装置本体101は、シートの片面のみに画像を形成する片面記録モードの場合、シートを、シート後処理装置102へ送り込むようになっている。また、複写機100の装置本体101は、シートの両面に画像を形成する両面記録モードの場合、片面に画像が形成されたシートをスイッチバックによって再送パス7へ搬送し、再度、画像形成部3へ搬送して他方の面にも画像を形成した後、シート後処理装置102へと送り込むようになっている。
【0024】
(シート後処理装置)
図2、図3において、シート後処理装置102は、複写機100の装置本体101から送り込まれたシートを単に排出する通常の排出モードのシート処理機能と、パンチモード(孔あけ処理)、ステイプルモード(綴じ装置)等の各処理モードに応じたシート処理機能とを備えている。
【0025】
パンチモードは、シート1枚ずつに孔をあけるモードである。また、ステイプルモードは、各部数毎にソートして排出する際に、ステイプルトレイ12に積載整合し、これをステイプラ13によって針止めして綴じ、各部数毎に排出するモードである。なお、シート後処理装置102は、シートの排出に際して、シートを1枚ずつ排出する通常の排出制御と、複写機100の装置本体101から送られてきたシートをバッファパス14に滞留させて2枚同時に排出する2枚排出制御とを行えるようになっている。また、シート後処理装置102は、パンチモードで孔あけしたシートをステイプルトレイ12に積載整合し針止めすることも可能である。
【0026】
複写機100の装置本体101からシート後処理装置102に排出されたシートPは、通常の排出制御にあっては、第1搬送ローラ10、第2搬送ローラ15によってストレートパス37を搬送されて、上流排出ローラ対16及び下流排出ローラ対17によってスタックトレイ18に排出される。このとき、図3に示すように、第1搬送ローラ10は駆動源として搬送モータ211を、下流排出ローラ対17は駆動源として駆動モータ208を、それぞれ単独に有している。しかし、第2搬送ローラ15、上流排出ローラ対16、及びバッファローラ23は、駆動源として駆動源排出モータ205を共通に有している。
【0027】
上記2枚排出制御において、シート後処理装置102は、図3に示すように、バッファパス14内に待機している先行シートP2の先端と、複写機100の装置本体101から排出された後行シートP3の先端とのズレ量が一定になるように搬送する必要がある。そのため、シート後処理装置102は、後行シートP3が図2に示す進入センサ27を通過したとき、或いは後行シートP3が進入センサ27を通過してから所定時間(所定クロック)経過後にバッファローラ23の回転を開始し、先行シートP2と後行シートP3の先端のズレ量が一定になるようにしている。先行シートP2は、バッファころ24によってバッファローラ23に押し付けられるようになっている。
【0028】
このため、第2搬送ローラ15と上流排出ローラ対16と駆動源を同一にするバッファローラ23は、後行シートP3が進入センサ27を通過するか、或いは後行シートP3が進入センサ27を通過してから所定クロック経過後まで停止していなければならず、バッファローラ23と第1搬送ローラ10は別々の駆動源である排出モータ205、搬送モータ211を有している。
【0029】
また、ステイプルモード時において、複写機100の装置本体101の生産性を落とさないようにするため、複写機100の本体102からシートPを排出した後、シートPの搬送速度を増速して、後行シートとのシート間隔を広げて、ステイプルする時間を稼いでいるが、第1搬送ローラ10の駆動源を他のローラの駆動源と共通にするとシートPの搬送速度を増速し終わる前に、後行シートが第1搬送ローラ10に到達し、シート搬送速度を増速するメリットが無くなる。このため、第1搬送ローラ10は単独の駆動源である搬送モータ211を有している。
【0030】
スタックトレイ18は上下方向に移動可能(昇降可能)に複数個設けられている。スタックトレイ18は、その下部に内蔵される駆動源によって昇降するようになっている。シート後処理装置102は、ソート排出の場合、複数のスタックトレイ18を順次排出口36(図3参照)に移動させて、シートPを各部数毎にソートした状態でスタックトレイ18に排出するようになっている。また、シート後処理装置102は、ステイプルモードの場合、スタックトレイ18に対してステイプル処理してソート状態でシートを排出することができる。
【0031】
(パンチユニット)
図2、図6、図7に基づいて、パンチユニット40を説明する。
【0032】
透過センサユニット41はパンチユニット40に固定してある。シート後端検知手段である例えばシート後端検知センサ41aは、穿孔手段である例えば穿孔部44に搬送されるシートの後端(シート搬送方向の上流側端部)を検知するようになっている。横レジ検知手段である例えば横端検知センサ41b,41c,41d,41eは、複写機100の装置本体101から排出されるシートPのシートサイズに応じてシート搬送方向に沿ったシートの側端部(横端部)を検知できるように配置してある。本実施形態の透過センサは、B5R、A5(A4R)、B5(B4)、A4(A3)のサイズのシート横端部を検知できるようになっている。シート横端検知センサ41b,41c,41d,41eは透過センサであるが、反射センサであってもよい。
【0033】
パンチユニット40は、図6に示すように、駆動軸40a、カム40b、摺動フレーム40c、パンチ40d、下フレーム40e、パンチモータ40f等で構成されている。カム40bは、駆動軸40aに固定してある。パンチ40dは摺動フレーム40cに固定してある。パンチモータ40fが回転すると駆動軸40aとカム40bとが回転して、摺動フレーム40c、パンチ40dが上下動(昇降)する。パンチ40dは、上下動して、下フレーム40eに形成してあるダイ孔40hを貫通するように配置されている。
【0034】
パンチ40dと、ダイ孔40hを形成してある下フレーム40eは、シートPに円形のパンチ孔をあける穿孔処理と、シートの後端部に半円状のタブを形成するタブ加工処理とを施す穿孔部44を構成している。
【0035】
また、パンチユニット40は、スライドモータ42が回転すると、パンチユニット40に設けたラック部40gとスライドモータ42に設けたピニオン42aとの噛み合いによって、図中矢印C方向に移動できるようになっている。ラック部40gは、ラック部40gの一部に形成したフラグによって、スライドホームセンサ43を遮光するようになっている。
【0036】
(制御系の構成)
図8に示してあるシート後処理装置の制御ブロック図を説明する。
【0037】
図8において、制御手段である例えばMPU200は、内部に設けられたROM300に記憶されている図9に示すフローチャートに基づいて各部を制御して、シート後処理装置102にタブ処理動作を行わせるようになっている。ROM300には、パンチモードに関する処理手順、ステイプルモードに関する処理手順も記憶してあり、MPU200は、シート後処理装置102に孔あけ処理、ステイプル処理も行わせるようになっている。
【0038】
また、MPU200には、RAM301も設けてある。RAM301には、作業用データ、複写機100の装置本体101からのデータ、ユーザが入力した例えばシートサイズの入力データ等が記憶されるようになっている。MPU200は、RAM301に記憶されている各種データに基づいて、シート後処理装置102を制御するようになっている。さらに、MPU200には、シリアルI/O302を設けてある。シリアルI/O302は、複写機100の装置本体101の制御部303(図1参照)と制御データの授受を行うようになっている。
【0039】
さらに、詳細は後述するが、図8に示すように、MPU200の入力側には各種センサが電気的に接続され、MPU200の出力側には各種モータ、各種ソレノイドが電気的に接続されている。
【0040】
図8において、搬入センサ28(図2参照)は、パンチユニット40を通過したシートの先端を検知して、シートの先端を検知した信号をMPU200に送信するようになっている。進入センサ27(図2参照)は、バッファパス14に進入するシートを検知して、バッファパス14にシートが進入したことをMPU200に送信するようになっている。MPU200は、進入センサ27の検知信号に基づいて、バッファローラ23の回転を開始させて、先行シートP2と後行シートP3の先端のズレ量が一定になるようにしている。
【0041】
図8において、バッファセンサ26(図2参照)は、バッファローラ23に巻き付いて回転してきたシートを検知して、バッファローラ23にシートが巻き付いて回転してきたことをMPU200に送信するようになっている。排出センサ29(図2参照)は、バッファパス14から出てくるシートや、第2搬送ローラ15によってストレートパス37を搬送されてくるシートを検知して、上流側排出ローラ対16の上流側にシートの先端がいることをMPU200に送信するようになっている。MPU200は、排出センサ29からのシート検知信号に基づいてパドル31(図4参照)の回転、揺動ガイド20の揺動、後端ストッパ33の回転等における、始動開始のタイミングを図るようになっている。
【0042】
図8において、距離センサ54(図2参照)は、スタックトレイ18に積載されたシートの内、最上位のシートを検知するようになっている。MPU200は、距離センサ54のシート検知信号に基づいて、スタックトレイ18上の最上位のシートが所定の高さ位置にいるか否かを判断する。スタックセンサ53(図4参照)は、スタックトレイ18にシートが積載されているか否かを検知して、スタックトレイ18にシートが積載されているか否かをMPU200に送信するようになっている。
【0043】
図8において、スライドホームセンサ43(図7参照)は、パンチユニット40がホーム位置にいるか否かを検知するようになっている。CPU200は、スライドホームセンサ43の検知信号に基づいて、パンチユニット40がホーム位置にいるものとして判断するようになっている。
【0044】
図8において、シート後端検知センサ41a(図7参照)は穿孔部44に搬送されるシートを検知するようになっている。シート横端検知センサ41b,41c,41d,41e(図7参照)は、複写機100の装置本体101から排出されるシートPのシートサイズに応じてシートのシート搬送方向に沿った側端部(横端部)を検知するようになっている。シートサイズ信号201は、複写機100の装置本体101から送られてくるようになっている。
【0045】
図8において、駆動モータ回転検知センサ55(図3参照)は、駆動モータ205の回転を検知するようになっている。
【0046】
図8において、搬送モータ211(図3参照)は、第1搬送ローラ10を回転させるようになっている。
【0047】
図8において、第1フラッパソレノイド202(図2参照)は、第1フラッパ22に切り換え動作をさせるようになっている。第1フラッパ22は、バッファパス14とストレートパス37とに選択的にシートを案内するようになっている。MPU200は、装置本体101からの、シートを1枚ずつ、ストレートパス37を通過して排出する通常の排出制御信号と、バッファパス14に滞留させて2枚同時に排出する2枚排出制御信号とに基づいて、第1フラッパソレノイド202を作動させて、第1フラッパ22にシートをバッファパス14とストレートパス37とに選択的に案内させるようになっている。
【0048】
図8において、第2フラッパソレノイド203(図2参照)は、MPU200からの作動信号に基づいて、第2フラッパ25に切り換え動作をさせるようになっている。第2フラッパ25は、バッファパス14にシートを2枚滞留させる方向と、滞留された2枚のシートをバッファパス14から排出させる方向とに選択的にシートを案内するようになっている。
【0049】
図8において、スライドモータ42(図7参照)は、シート後端検知センサ41aがシートを検知した信号に基づくMPU200からの作動信号によって回転してスライドユニット40を移動させるようになっている。
【0050】
図8において、排出モータ205(図3参照)は、第2搬送ローラ15、バッファローラ23、上流排出ローラ対16、パドル31を回転させるようになっている。上流排出ローラ対16(図3、図4参照)は、ローレットベルト32を回転させるようになっている。
【0051】
図8において、パドルソレノイド206(図4参照)は、排出モータ205によってパドル31が1回転して上向きの待機位置に回転したとき、排出モータ205とパドル31との間にある不図示のクラッチを作動させて、排出モータ205の回転がパドル31に伝わらないようにして、パドル31を停止するようになっている。なお、パドル31は、第2搬送ローラ15、バッファローラ23、上流排出ローラ対16を回転させる搬送モータ205を使用しているが、専用のモータによって回転するようにしてもよい。この場合、不図示のクラッチ、パドルソレノイド206は、必要としない。
【0052】
図8において、駆動モータ208(図3参照)は、揺動ガイド20(図4参照)の揺動や下流排出ローラ17aの正逆回転駆動を行うようになっている。図8において、パンチモータ40f(図6参照)は、透過センサ41a乃至41gのシート検知動作に基づくMPU200の作動制御によってパンチ40dを昇降させるようになっている。スタッカモータ209は、スタックトレイ18を上下動させるようになっている。ステイプラモータ210(図2参照)は、シートを綴じるときステイプルモードのとき、MPU200の作動制御によってステイプラ13の綴じや針の送りを行うようになっている。
【0053】
以上のモータとソレノイドは、各ドライバD1ないしD10を介して、MPU200に接続してある。
【0054】
下流排出ローラ17aには、揺動ガイド20に設けた移動排出ローラ17bが圧接されるようになっている。この下流排出ローラ17aと移動排出ローラ17bとで、下流排出ローラ対17を形成している。下流排出ローラ対17がシートを排出するシート排出口36となる。
【0055】
各モータは、それぞれ制御入力パルス、あるいは回転量を検出するエンコーダ入力によって移動量、速度等を制御されるようになっている。
【0056】
(シート後処理装置におけるタブ加工処理の動作説明)
シート後処理装置100のタブ加工処理時の動作を図1乃至図7に示す構成図、図8に示す制御ブロック図、図9に示すフローチャートに基づいて、特に、図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0057】
まず、MPU200は、複写機100の装置本体101から送られてくる1枚目のシートに対して、そのシートのシートサイズ信号201に基づいて、それぞれのシートサイズの側端部(横端部)対応するように配置してあるシート横端検知センサ41b,41c,41d,41eの、どのセンサでシートの側端部を検知するか決定する(S901)。具体的に、シート横端検知センサ41bはB5Rサイズのシート、シート横端検知センサ41cはA5サイズのシート及びA4Rサイズのシート、シート横端検知センサ41dはB5サイズのシート、及びB4サイズのシート、シート横端検知センサ41eはA4サイズのシート、及びA3サイズのシートを各々検知するようになっている。
【0058】
その後、複写機100の装置本体101から送られてきたシートの先端をシート後端検知センサ41aが検知する(S902)。MPU200は、スライドモータ42を回転させて(S903)、パンチユニット40と透過センサユニット41とを図7中矢印C方向に移動させ、先に決定したシート横端検知センサがシートによって遮光された後(S904)、ある一定量移動させてから(S921)、スライドモータ42を停止させる(S905)。そして、MPU200は、パンチモータ40fを回転させて、パンチ40dを作動させ、パンチ40dとダイ孔40hとによってシートPの後端部にタブを形成する(S915)。すなわち、MPU200は、パンチユニット40によって、シートの後端にパンチ孔を半分あけたタブを形成させる。
【0059】
MPU200は、タブ処理後、スライドモータ42を先程と逆方向に回転させて、パンチユニット40を矢印Cに対して反対方向に移動させる(S917)。MPU200は、パンチユニット40の移動にともなって、パンチユニット40がスライドホームセンサ43を遮光すると(S918)、パンチユニット40がホームポジションに戻ったものとして、スライドモータ42の回転を停止させる(S919)。
【0060】
その後、MPU200は、複写機100の装置本体101から次のシートが送られてくる信号があるか否かを判断する(S920)。シートが送られてくる信号がなければ、MPU200は、パンチユニット40におけるタブ処理を終了する。
【0061】
MPU200は、次のシートが送られてくる信号がある場合には、2枚目以降のシートに対して、タブ位置変更信号がある場合(S922)、タブ位置変更信号に基づいてタブ加工位置を決定する(S923)。タブ位置変更信号が送られてこない場合には、シート後端の前回と同じ位置にタブ処理が施される。その後、MPU200は、スライドモータ42を回転させて(S903)、パンチユニット40と透過センサユニット41とを図7中矢印C方向に移動させ、決定したシート横端検知センサがシートによって遮光された後(S904)、パンチユニット40と透過センサユニット41とがタブ位置変更信号によるタブ位置まで移動した後(S921)、スライドモータ42の回転を停止させる(S905)。そして、MPU200は、パンチモータ40fを回転させて、パンチ40dを作動させ、パンチ40dとダイ孔40hとによってシートPの後端に半円状のタブを形成する(S915)。
【0062】
タブ処理後、MPU200は、スライドモータ42を制御して逆回転させる(S917)。そして、MPU200は、パンチユニット40の移動にともなって、パンチユニット40がスライドホームセンサ43を遮光すると(S918)、パンチユニット40がホームポジションに戻ったものとして、スライドモータ42の回転を停止させる(S919)。シート後処理装置102は、この制御を複写機100の装置本体101からシートが送られてくる度、繰り返して行い、次のシートが送られてこなくなると、タブ加工処理を終了する。
【0063】
(シート後処理装置におけるタブ加工処理時の搬送系の動作説明)
シート後処理装置100におけるタブ加工処理時の搬送系の動作を、図1乃至図7に示す構成図、図8に示す制御ブロック図、図10に示すフローチャートに基づいて、特に、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0064】
まず、MPU200は、搬送モータ211、排出モータ205、駆動モータ208を回転させて、第1搬送ローラ10、第2搬送ローラ15、上流排出ローラ対16、下流排出ローラ対17によってシートを搬送する。MPU200は、シート後端検知センサ41aがシートによって遮光されてから(S1001)、規定クロック後、搬送モータ211の搬送速度を減速する(S1002)。そして、MPU200は、シート後端検知センサ41aが遮光を解除されて受光状態なってから(S1003)、シートをL1mm搬送した後、駆動モータ208を止めて、下流排出ローラ対17によるシートの搬送を停止させる(S1004)。
【0065】
MPU200は、駆動モータ208を停止させた後、シートをL2mm撤送した後、排出モータ205の回転を止めて、第2搬送ローラ15、上流排出ローラ対16、バッファローラ23の回転を停止させる(S1005)。MPU200は、排出モータ205の停止後、シートをL3mm搬送した後、搬送モータ211を止めて、第1搬送ローラ10を停止させる(S1006)。搬送モータ211と第1搬送ローラ10は、シート搬送手段の一例である。L3は、シートの後端にパンチ孔を半分だけ開けられる距離に設定してある。このとき、ローラ間のパスでシートPがループ状になるがシートPのループがパスの案内壁の間より大きくならないように、搬送距離L2、L3を決定してある。また、パス形状はループを考慮した形状にして、シートPを積極的にループ状にするように、搬送距離L2、L3を決定してもよい。
【0066】
本実施形態のシート後処理装置102は、各ローラに停止タイミングの差を持たせて、下流側のローラから順に停止させることによって、各ローラ間でシートPがループ状になるようにしてあるため、ローラ間でシートPを引っ張り合うことなく第1搬送ローラ10の停止精度のみで停止位置が決まり、タブを形成する位置の精度が決まる。
【0067】
MPU200は、シートを停止させた後、パンチユニット40によってシートの後端(シート搬送方向の上流側)に半孔を開けるタブ加工処理を行う(S1007)。MPU200は、タブ加工処理後、再び、第1搬送ローラ10を回転させて(S1008)、一定の距離、シートを搬送した後(S1009)、第2搬送ローラ15を回転させる(S1009)。MPU200は、シートを一定の距離搬送した後、上流排出ローラ対16を回転させて、タブ加工されたシートを搬送する(S1009)。なお、上流排出ローラ対16と排出モータ205との間に不図示のクラッチが設けられており、上流排出ローラ対16は、第2搬送ローラ15に対して、時間差を持って、回転することができるようになっている。このため、上流排出ローラ対16と第2搬送ローラ15とを同時に回転停止を行う場合には、クラッチを設ける必要はない。最後に、MPU200は、シートを下流排出ローラ対17でスタックトレイ18に排出する。
【0068】
シート後処理装置102は、ステイプルモードにあって、図4、5に示すように、揺動軸20aを支点として回動可能に構成された揺動ガイド20を開き、上流排出ローラ対16によってシートPをステイプルトレイ12に排出した後、揺動ガイド20に設けられてあるパドル31、及び上流排出ローラ対16の駆動によって回転するローレットベルト32を矢印方向へ回転させてシートPの後端が後端ストッパ33に当接する位置まで戻す。そしてサイドガイド11によってシートPを一方側へ押し込んで幅整合した後に、ステイプラ13によってステイプルする。その後、揺動ガイド20を降ろし下流排出ローラ対17でステイプルされたシート束をスタックトレイ18に排出する。
【0069】
スタックトレイ18に積載したシート又はシート束の最上面のレベル検知は、揺動ガイド20上方に設けられた測距センサ54によって行われる。測距センサは、赤外線などの光線をシート束に照射する発光部と、シート束で乱反射した光線を受光する受光部とを有しており、この反射光の角度を測ることによりシートのレベル検知を行うようになっている。
【0070】
また、3つのスタックトレイ18をトレイフレーム58に各々固定し、この3つのスタックトレイ18がシート後処理装置102に対して一体的に上下動(昇降)できるようになっている。このトレイフレーム58の上下動、すなわちスタックトレイ18の上下動は、スタッカモータ209の正逆転駆動をピニオンギア225によりトレイフレーム58の一部に設けたラック部58aに伝達することで行われるようになっている。このような構成にすることで、スタックトレイ18上に積載されたシートの最上面を検知し排出口36を塞がない位置にスタックトレイ18を移動させることができる。
【0071】
なお、本実施形態のシート後処理装置102は、シートにタブTbを形成するときよりも、シート後端検知センサ41aがシートの後端を検知してから早目に第1搬送ローラ10の回転を停止させて、上記L3の長さを短くして、パンチ40dを作動させると、従来と同様に、シートにパンチ孔をあけることができるようになっている。
【0072】
なお、本実施形態のシート後処理装置102は、必ずしも、シートにパンチ孔をあけるようになっていなくてもよい。タブを形成するだけであってもよい。この場合、タブの形状は、半円である必要がない。例えばV字状であってもよい。
【0073】
(他の実施形態)
上記実施形態のシート後処理装置は複写機の装置本体に設けられて、シート後処理装置の制御手段はシート後処理装置内に設けられているが、シート後処理装置の制御手段は複写機の制御部303の回路を利用して制御部303に組み込んでもよい。この場合、構造を簡単にすることができる。
【0074】
また、シート後処理装置の制御手段のみならず、シート搬送手段、シート後端検知手段等の一部、あるいは全部を複写機の装置本体内に設けてもよい。
【0075】
以上のように、本実施形態のシート後処理装置102は、複写機100の装置本体101から送られてくるシートサイズ位置信号に基づいて、シート横端検知センサ41b,41c,41d,41eによって、シートの後端(シート搬送方向の上流側)のシート搬送方向に対して交差する方向のタブ形成位置を設定し、かつシート後端検知センサ41aによってシートの後端を検知して、パンチユニット40のパンチ40dとダイ孔40hとでタブを形成するタイミングを設定することで、図11のように、シートにタブTbを形成することができるようになっている。
【0076】
なお、パンチユニット40のパンチ40dとダイ孔40hとでタブを形成するタイミングを変えることによって、同じ半円形状のタブであっても、深いタブと、浅いタブとを形成することができる。すなわち、MPU200が搬送モータ211を早目に停止させて、上記L3を短くすると、深い半円形状のタブを形成することができ、搬送モータ211を遅めに停止させて、上記L3を長くすると、浅い半円形状のタブを形成することができる。
【0077】
また、シート後処理装置102は、タブ位置変更信号に基づく、MPU200の制御によって、図11(a)、(b)に示すように、異なる位置にタブTbを形成することができるようになっている。
【0078】
したがって、本実施形態のシート後処理装置102は、シートの後端を検知して、後端を基準にしてタブを形成するようになっているので、タブを正確な位置に形成することができる。
【0079】
本実施形態のシート後処理装置102は、シートに孔あけを行うことのできるパンチユニット40を利用して、シートにタブを形成することができるようになっているので、多機能のシート後処理装置を提供することができる。また、タブ処理装置を新たに設ける必要がなく、シート後処理装置の構造を複雑、かつ大型にする必要がなくなる。
【0080】
本実施形態のシート後処理装置102は、横レジ検知手段であるシート横端検知センサ41b,41c,41d,41eによって、シートの後端(シート搬送方向の上流側)のシート搬送方向に対して交差する方向のタブ形成位置を設定することができるので、シートのサイズに合わせて所望の位置にタブを形成することができる。
【0081】
また、本実施形態のシート後処理装置は、タブ加工処理を行う機構を有しているので、本実施形態のシート後処理装置を備えた複写機は、装置本体に耳タブが付いたシートを収納する専用のカセットを用意する必要がなく、複写機の大型化を防止することができる。さらに、普通紙のシートにもタブを形成することができるので、特別なシートを容易することなく、普通紙のシートでシートを仕分けることができる。
【0082】
【発明の効果】
本発明のシート後処理装置は、シートの後端を検知して、後端を基準にしてタブを形成するようになっているので、タブを正確な位置に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート後処理装置を装置本体に備えた画像形成装置である複写機のシート搬送方向に沿った断面図である。
【図2】本発明の実施形態のシート後処理装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
【図3】図2のシート後処理装置において、2枚排出制御時における先行シートをバッファパス内に滞留させたときの動作説明用の図である。
【図4】図2のシート後処理装置において、ステイプルトレイ上のシートを引き戻すときの揺動ガイド及びパドルの状態を示す要部拡大図である。
【図5】図2のシート後処理装置において、サイドガイドによるシートの幅整合状態を示す図である。
【図6】図2のシート後処理装置において、パンチユニットをシート搬送方向に沿った側から見た図である。
【図7】図6のパンチユニットの平面図である。
【図8】図2のシート後処理装置における制御ブロック図である。
【図9】図2のシート後処理装置において、タブ加工処理時の制御を示すフローチャートである。
【図10】図2のシート後処理装置において、タブ加工処理時の搬送系の制御を示すフローチャートである。
【図11】タブ加工位置を示す図である。
【図12】タブ加工処理したシートによる本の斜視図である。
【符号の説明】
P シート
P2 先行シート
P3 後行シート
1 原稿給送装置
2 光学手段
3 画像形成部(画像形成手段)
3b 感光体ドラム
10 第1搬送ローラ(シート搬送手段)
13 ステイプラ
14 バッファパス
15 第2搬送ローラ
16 上流排出ローラ対
17 下流排出ローラ対
23 バッファローラ
37 ストレートパス
40 パンチユニット
40d パンチ
40e 下フレーム
40f パンチモータ
40h ダイ孔
41 透過センサユニット
41a シート後端検知センサ(シート後端検知手段)
41b B5R横端検知センサ(横レジ検知手段)
41c A4R横端検知センサ(横レジ検知手段)
41d B5横端検知センサ(横レジ検知手段)
41e A4横端検知センサ(横レジ検知手段)
42 スライドモータ
43 スライドホームセンサ
44 穿孔部(穿孔手段)
100 複写機(画像形成装置)
101 複写機の本体(画像形成装置の本体)
102 シート後処理装置
200 MPU(制御手段)
201 シートサイズ信号
211 搬送モータ(シート搬送手段)
303 複写機の制御部

Claims (8)

  1. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シートに孔をあける穿孔手段と、
    前記穿孔手段に搬送される前記シートの後端を検知するシート後端検知手段と、
    前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を停止させて、前記穿孔手段によって前記シートの後端に半円状のタブを形成させる制御手段と、を備えたことを特徴とするシート後処理装置。
  2. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シートに孔をあける穿孔手段と、
    前記穿孔手段に搬送される前記シートの後端を検知するシート後端検知手段と、
    前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を前記シートに孔をあけるときよりも遅く停止させて、前記穿孔手段によって前記シートの後端に半円状のタブを形成させる制御手段と、を備えたことを特徴とするシート後処理装置。
  3. 前記穿孔手段を前記シートの搬送方向に対して交差する方向に移動させる移動手段を備え、
    前記制御手段は、前記移動手段を制御して、前記穿孔手段を移動させ、前記タブの形成位置を変更可能にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記シートの搬送方向に沿ったシート側端部を検知する横レジ検知手段と、
    前記穿孔手段を前記シートの搬送方向に対して交差する方向に移動させる移動手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記横レジ検知手段が検知した前記シート側端部の位置に応じて、前記移動手段を制御して、前記穿孔手段を移動させ、前記シートのサイズに応じて前記シート搬送方向に対して交差する方向のタブの形成位置を変えることができることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート後処理装置。
  5. 前記横レジ検知手段は、前記シート搬送方向に対して交差する方向に配列されて、前記シート側端部を検知する複数のセンサを有し、
    前記制御手段は、前記移動手段を制御して前記穿孔手段を移動させ、シートのサイズ情報に基づくシートサイズに対応する前記センサが前記シート側端部を検知したとき、前記穿孔手段の移動を停止させて、前記シートのサイズに応じて前記シート搬送方向に対して交差する方向のタブの形成位置を変えることができることを特徴とする請求項3に記載のシート後処理装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートにタブを形成する請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート後処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シートに孔をあける穿孔手段と、
    前記穿孔手段に搬送されるシートの後端を検知するシート後端検知手段と、
    前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を停止させて、前記穿孔手段によって前記シートの後端に半円状のタブを形成させる制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シートに孔をあける穿孔手段と、
    前記穿孔手段に搬送される前記シートの後端を検知するシート後端検知手段と、
    前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を停止させて、前記穿孔手段によって前記シートに孔をあけさせる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記シート後端検知手段のシート後端検知信号に基づいて、前記シート搬送手段による前記シートの搬送を前記シートに孔をあけるときよりも遅く停止させて、前記穿孔手段によって前記シートの後端に半円状のタブを形成させることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007099428A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Canon Inc 画像形成装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体
WO2018139078A1 (ja) * 2017-01-30 2018-08-02 グラドコジャパン株式会社 後処理装置及び後処理システム
JP2019014221A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 グラドコジャパン株式会社 後処理装置及び後処理システム

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