JP2004528180A5

JP2004528180A5 -

Info

Publication number: JP2004528180A5
Application number: JP2003501595A
Authority: JP
Filing date: 2002-05-28
Publication date: 2006-01-05
Anticipated expiration: 2022-05-28

Claims

触媒成分又はその前駆体を水性媒体中で混合して、触媒前駆体混合物を形成すること、該混合物を噴霧乾燥装置に供給すること、及び該混合物を噴霧乾燥して粒子を形成することを含む触媒の製造方法であって、噴霧乾燥工程の直前に該混合物が脱安定化されることを特徴とする製造方法。
該混合物が、噴霧乾燥工程の前に３００秒より短い時間、脱安定化される、請求項１に記載の方法。
触媒がＦＣＣ触媒である、請求項１〜2のいずれか１項に記載の方法。
触媒前駆体混合物が、アルミニウムクロロヒドロール又はアルミニウムクロロヒドロール含有組成物を含む、請求項１〜3のいずれか１項に記載の方法。
アルミニウムクロロヒドロール含有組成物が、アルミニウム三水和物（ベーマイト）又はその熱的に処理された形をＨＣｌと（部分的に）反応させることにより製造されたものである、請求項４に記載の方法。
触媒前駆体混合物が、硝酸をベースとするアルミナゾルを含む、請求項４又は５に記載の方法。
硝酸をベースとするアルミナゾルが、アルミニウム三水和物（ベーマイト）又はその熱的に処理された形をＨＮＯ₃と（部分的に）反応させることにより製造されたものである、請求項６に記載の方法。
酸又は塩基の流れが脱安定化を促進するために添加される、請求項１〜７のいずれか１項に記載の方法。
脱安定化が、ｐＨを３．５より下に下降させること、又はｐＨを４．５より上に上昇させることにより行われる、請求項４〜８のいずれか１項に記載の方法。
触媒前駆体混合物が、水ガラス及び／又はナトリウム含有の又は非含有のシリカゾルを含む、請求項１〜８のいずれか１項に記載の方法。
脱安定化が、１〜５の範囲にある初期ｐＨを３〜１０の範囲の脱安定化ｐＨに上昇させることにより行われる、請求項１０に記載の方法。
脱安定化が、ｐＨを２．５〜３．５から４〜６に上昇させることにより行われる、請求項１１に記載の方法。
触媒前駆体混合物が、解膠されたアルミナを含む、請求項１〜８及び１０のいずれか１項に記載の方法。
脱安定化が、３〜５の範囲にある初期ｐＨを４以上の脱安定化ｐＨに上昇させることにより行われる、請求項１３に記載の方法。
脱安定化が、温度を１５〜３５℃から４０〜９９℃に変化させることにより行われる、請求項１〜８、１０、又は１３のいずれか１項に記載の方法。
ｐＨが、ｐＨ調節剤の添加により変化される、請求項１〜１４のいずれか１項に記載の方法。
ｐＨ調節剤が、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、硝酸、アルミン酸ナトリウム、酸化マグネシウム、ケイ酸ナトリウム、シリカゾル、リン酸ナトリウム、リン酸アンモニウム、及び／又はリン酸ジアンモニウムである、請求項１６に記載の方法。
ｐＨ調節剤が、リン酸塩処理されたゼオライト及び／又はリン酸塩とゼオライトとの混合物、アニオン性粘土及び／又はドープされたアニオン性粘土である、請求項１６に記載の方法。
ｐＨ調節剤が、アニオン性粘土、又はドープされたアニオン性粘土であって、該アニオン性粘土は水熱処理により安定化されているか又は水熱条件下で製造されているところの、請求項１８に記載の方法。
請求項１〜１９のいずれか１項に記載の方法により得られ得る触媒。
１０より高いアクゾアクセシビリティ指数及び１５より低い高温磨耗指数を有することを特徴とする触媒。
リン酸塩処理されたゼオライト又はリン酸塩とゼオライトとの混合物を含む、請求項２１に記載の触媒。
アニオン性粘土又はドープされたアニオン性粘土を含む、請求項２１又は２２に記載の触媒。
アニオン性粘土が、ハイドロタルサイト又はハイドロタルサイト様物質、又はそれらのドープされた形である、請求項２３に記載の触媒。
アニオン性粘土又はドープされたアニオン性粘土が、水熱処理により安定化された又は水熱条件下に製造された、請求項２３又は２４に記載の触媒。