JP2004522984A - 輸送されうる物品に輸送されうる物品の目的地に関するラベルを貼るrfidラベルの利用並びにそのシステム方法プリンターおよび荷札 - Google Patents
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Abstract
本発明は、輸送されうる物品(K)、とくに手荷物の目的地情報キャリアーとしてのRFIDラベル(40)の利用、輸送されうる物品(K)の目的地情報キャリアーとしてのラベル(50)をつくるプリンター(10)、輸送されうる物品(K)の荷札(60)、並びに輸送されうる物品(K)にラベルを貼るシステムおよびその方法に関する。本発明によると、ラベル(40)は欠陥が生じて取替が必要になるまで輸送されうる手荷物(K)に付けられている。
Description
【0001】
本発明は、輸送されうる物品とくに手荷物にラベルを貼るRFIDラベルの利用、プリンター、荷札、システム並びに請求項1,3,10,23および28に記載のこれらの方法に関する。
【0002】
物品、とくに手荷物の自動化された発送では、それぞれの目的地に関する情報を備えることが問題になる。たとえば、飛行便により運ばれ且つ乗り物のキャビン内に積み込めない手荷物は搭乗手続きの際に引き渡される。その際、個々の手荷物はフライトの目的地および手荷物の目的地を具備しなければならない。これについては、チケットの入力後、長い帯状の形をしたラベルに適当なプリンターにより印刷し、ここで目的地に関する情報はコード化せず短縮記号を平文のまま入れるか、コード化してバーコードの形で印刷する。これらのラベルは、これらの操作を通して、互いに接着することができる接着層を備えた2つの自由端部に導かれことにより手荷物に固定される。次いで、手荷物は適当な搬送装置によりそれぞれの乗り物に送られる。搬送装置にはいくつかの切替ポイントや分岐点があるので、手荷物は切替ポイント、とくに目的地について識別し、従って切替ポイントは適切な位置を占めることができる。こうするためには、搬送装置においていろいろな位置にバーコード・スキャナーを設け、プリンターによりつくられたバーコードを把握することができる。しかし、その際、ラベルの手荷物への取付が不十分なために、および/またはラベルまたはスキャナーの汚れのためにバーコードが把握できないという問題がしばしば起きる。それに加えて、これにより、手荷物が誤った方向に導かれ、そのため高価な物品の入った手荷物を所有者に戻さねばならない。
【0003】
上述の欠点を取り除き、且つ目的地の識別を可能にする、輸送されうる物品の目的地情報のキャリアとして少なくともラベルをつくるプリンター、このための荷札、このためのシステム、並びにこのための方法を作り出すことが本発明の課題である。
【0004】
上述の課題は、バーコードなどを具備したラベルの代わりにRFIDラベルを用いることにより解決することができる。この種のRFIDラベルは、とくに電波によりラベルに書き込んだり、その情報を読みとることができる。この種の書き込みおよび読みとりの過程は、読みとりおよび/または書き込みユニットに対するラベルの位置とは無関係であり、さらに、同様にラベルの汚れなどの外部の影響とも無関係である。それとともに、輸送されうる物品が目的地において、とくにラベルおよびそれに含まれている情報をもとにして搬送システム、その切替ポイントにおいて調整され、輸送される。
【0005】
さらに、RFIDラベルは読みとりや書き込みを何度も行うことができ、その上、RFIDラベルは物品を放置しても目的地に到達させることができる。次の輸送過程では、目的地情報の入力に物品にすでに存在するRFIDラベルを利用することができる。RFIDラベルに欠陥がある場合は、新しいRFIDラベルと交換しなければならない。
【0006】
これと関連して、輸送されうる物品の目的地情報においては、これらの目的地情報の完全なデータセットも、それらの一部も理解する必要があることに注意する必要がある。目的地情報は範囲が広く、たとえば、唯一のRFIDラベルに記入するためには同様の装備が備えられるので、輸送されうる物品について2つまたはそれ以上のRFIDラベルを備え、これらのラベルにはそれぞれ目的地情報の一部が含まれている。さらに、輸送されうる物品の純粋な目的地情報のほかに、別の情報をRFIDラベルに記入したり、またはそれから読みとることができるように、備えることができる。
【0007】
目的地情報の電磁的メモリーのほかに、利用者またはその他の人がメモリーを開けられ、これらの目的地情報またはその一部を平文で読めるためには、この種の情報を有するRFIDラベルは非コード化された形で印刷される。
【0008】
前述の特徴は、RFIDラベルのほかに適切な情報(コード化されているものも非コード化されているものもある)を有する別の「旧式」のラベルが輸送されうる物品に取り付けることによっても達成することができる。
【0009】
プリンターについては前述の課題は請求項3の特徴により解決される。それに次いで、請求項3から9に、これについて有利な形態がある。
【0010】
その位置で、RFIDラベルに書き込め、「普通のラベル」に印刷できるプリンターを具備することにより、少なくとも目的地情報の一部がコード化された形(たとえば、バーコードにより)および/または非コード化された形で含まれていれば、唯一の装置を用いてRFIDラベルでも普通のラベルでも、目的地情報を具備することができる。
【0011】
輸送されうる物品に、最後の輸送過程で利用されるRFIDラベルがある限り、RFIDラベルの書き込み/読みとりユニットがプリンターとは独立して具備されると有利である。それとともに、RFIDラベルは欠陥がないかどうか、または場合によっては交換しなければならないかどうかを、調べることができる。RFIDラベルを交換または新たに配置する場合、新しいかまたは未記入のRFIDラベルの無欠陥を調べるためには、プリンターがRFIDラベルの読みとり装置を具備すれば、さらに有利である。このためには、RFIDラベルの読みとり装置がプリンターの印刷ユニットに対して導入方向に配置されると有利であると判明する。これと関連して、RFIDラベルの読みとり装置とRFIDラベルの書き込み装置はプリンターから独立しているか、それとも統合された共通ユニットとして具備でききるかということに、なお注目する必要がある。
【0012】
RFIDラベルの導入装置および印刷装置を介して印刷されうるラベルの別の導入装置のほかに、導入装置を具備することができるので、プリンターは2つのラベルのほかに別の文書、たとえば、輸送する物品とは無関係な文書もつくることができる。
【0013】
導入装置は各々が、印刷されうる印刷エレメントまたは書き込みRFIDラベルの貯蔵ユニットに接続している。これにより、欠陥のあるRFIDラベルの場合は新しいRFIDラベルをアウトプットする可能性がある。その際、貯蔵ユニットも形成されるので、プリンターにロール形式や、シート形式の印刷材料を配置することができる。
【0014】
RFIDラベルの読みとり装置のほかに、スマートカードの読みとり装置もプリンターに具備することができる。これによりその他の形式の情報伝達も用意することができる。たとえば、本発明によるプリンターがフライトに関連して再び使われるならば、チケットの代わりにスマートカードを使うこともできる。そのカードにすでに記憶されているそのカードのフライト情報は、プリンターにより読みとることができ且つRFIDラベルの書き込みにも使える。すなわち、フライト情報が輸送されうる物品にすでにある場合も、または未記入RFIDラベルの形でまだプリンターにあるとしても、スマートカードからRFIDラベルに情報を自動的に移すことができる。当然ではあるが、スマートカードに含まれている情報も、プリンターにより第1ラベルおよび別の各ラベルに伝達することができる。この関連でスマートカードの読みとりユニットの代わりに磁化された形で保存されたその他の情報(たとえば、磁石帯状物を具備し、旅行情報が含まれている旅行ドキュメント)の読みとりユニットも具備できることに留意する必要がある。
【0015】
これに関連して、自明のことであるが、スマートカードの読みとりユニットのほかに、スマートカードの書き込みユニットもプリンターに具備できることに留意する必要がある。
【0016】
荷札については前述の課題は、請求項10の特徴により解決することができる。これに次いで、請求項11から22にこれに関する有利な形態がある。
【0017】
輸送されうる物品に荷札を取り付けることにより、RFIDラベルを保護された形(たとえば、荷札の第1収容装置に収容する)および第1輸送過程の後輸送されうる物品に荷札を付けたままにして、輸送過程の前または輸送過程の間にRFIDラベルを輸送されうる物品に取り付ける可能性がある。さらに、荷札は、たとえば、別のラベルの収容を可能にし、別の荷札にはコード化および/または非コード化されている形の目的地情報の少なくとも一部が含まれている。これらのラベルは第2の収容装置に収容される。
【0018】
RFIDラベルに含まれる情報は、RFIDラベルの電波およびこのラベルへの電波を介して伝達されるので、RFIDラベルを荷札の外側に備える必要はない。したがって、プリンターにより印刷するラベルはRFIDラベル上に配置するのが有利である。RFIDラベルの下方では、たとえば、荷札ケーシングの壁に具備することができる。
【0019】
それとともに、目的地についてコード化または非コード化情報を印刷されたラベルは外側から認識できるので、この荷札がこれらのラベルについて読みとり窓を具備している場合はさらに有利である。
【0020】
プリンターにより印刷されうる第1のラベルのほかに、第2のラベルも具備することができ、これは、たとえば、ビジネスカードの形をした個人データや宣伝情報も含まれ、さらに、RFIDラベルへの各書き込み過程でも、第1のラベルの各印刷過程でも含まれ、あるいは長時間にわたりそのまま変わらずに残る。これについて、荷札にはこれら第2のラベルを収容する第3の収容装置が具備されている。すでにそれについて指示されたように、これら第2のラベルは比較的長時間荷札に留まっているか、RFIDラベルに書き込む際に新たにつくられるか、第3の収容装置に持ち込まれる。
【0021】
第3の収容装置も外から近づきやすい読みとり窓がある。
【0022】
RFIDラベルを破損やその他の損傷から保護するために、さらに、RFIDラベルの第1の収容装置を印刷されうる第1と第2のラベルの第2と第3の収容装置の間に配置するようにすることができる。
【0023】
収容装置はいろいろな形に仕上げることができる。そこでたとえば、収容装置は2つの互いに向き合っているスライドレールまたはガイド溝によりつくり、これらは平らなCの形をしたラベルをつかめるような可能性がある。これによりラベルは簡単な方法で荷札から引き出したり、またはそこに押し込んだりすることができる。荷札からラベルを故意でない取り出しを回避するために、さらに、解放を困難にするために、たとえば、種々の錠前を具備することができる。
【0024】
それとともに、荷札を輸送している随意の物品にとりつけることができ、固定手段が解放できるように形成されていれば、さらに有利である。
【0025】
それとともに、RFIDラベルに存在する情報は、突然の静電気の放電により破壊されないので、RFIDラベルはケーシングの向かい側で静電隔離されるとさらに有利である。
【0026】
さらに、ケーシングが非導電性材料、とくにプラスチックからつくられていると有利である。
【0027】
RFIDラベルの折り曲げを回避するためには、ケーシングが堅くつくられているとさらに有利である。
【0028】
輸送されうる物品にラベルを貼るシステムは、請求項23の特徴により解決される。これに次いで、請求項24から27に有利な形態がある。
【0029】
前述のシステムには、請求項2から9のいずれか一つの項に記載の本質的には一つのプリンター、請求項10から22に記載の少なくとも一つの荷札および少なくとも一つのRFIDラベルが含まれている。このシステムでは、プリンター,荷札およびRFIDラベルについて、すでに上で説明した利点が生じる。RFIDラベルにより、たとえば、手荷物のような輸送されうる物品は、長時間にわたり、いくつかの輸送過程を経て一つおよび同じRFIDラベルを付ける可能性があることを再度指摘する必要がある。すなわち、RFIDラベルは、各輸送操作について、対応する目的地情報またはその一部とともに新たに書き込むことができる。
【0030】
プリンターにすでに具備可能なRFID読みとりユニットのほかに、このシステムでは、このシステムとは無関係なRFID読みとりユニットも具備することができる。プリンターとは無関係なこのRFID読みとりユニットは、新しい目的地情報を書き込む前にRFIDラベルの無欠陥性を調べるのに役立つ。プリンターから独立しているRFIDラベル読みとりユニットのほかに、持ち運び可能なRFID読みとり装置を携帯した複数の要員をシステムに配置することができる。彼らは、RFIDラベルに関する情報を読みとる位置においてそれを平文、すなわち、非コード化された形でユーザーに伝えることができる。これにより、妨害やその他の損傷の場合に、RFIDラベルに含まれている情報を読みとったり、場合によっては手荷物を手動操作で所定の場所に輸送できる可能性がある。
【0031】
さらに、システムにコンピュータの入力および出力ユニットが含まれている場合は、入力情報に基づく目的地情報により評価し、そして適切なコード化形式でRFIDラベルについて伝達できることが有利であると判明した。その際、磁化された形式で記憶されたデータの読みとりユニットを有する入力および出力ユニットが具備されていると、さらに有利であると判明している。このように、たとえば、飛行旅行については、目的地,フライト番号によりすべての関連情報が記入され、コンピュータにこれらの情報を持ち、次いでそれぞれの情報を有する手荷物に関連したRFIDラベルを提供するフライト・チケットから自動的に読みとれる可能性がある。
【0032】
前述の方法は請求項28の特徴により解決される。これに次いで、請求項29から33にこれに関する有利な形態が存在する。
【0033】
基本的には、RFIDラベルの利用と関連して、プリンター,荷札およびシステムに到達すると述べているように、この方法を用いると同じ利点を達成できることが認められる。
【0034】
本発明のさらに有利な形態および実施例は、図面に基づいて以下に説明する。この関係において、この図面で用いた「左」,「右」,「下」および「上」という概念は、普通に読むことができる図の名称と関係づけられることが指示されている。
【0035】
図1には、本発明のシステムの重要な要素を再現している。図1にのみ概略再現され、且つ次に図2との関係で詳細に説明されているプリンター10は、それぞれの目的地情報を非コード化および/またはコード化した形で有するRFIDラベル40も印刷されうるラベル50もアウトプットされる位置にある。さらに、プリンター10は、非コード化および/またはコード化した形で目的地情報を有する印刷されうるラベルとRFIDラベルからなる組み合わせをつくることができる。なお、図1の右には、帯状のRFIDラベル40’が示されている。この場合、帯状物40’の2つの端部は接着剤コーティングとともに図示していないサイドに具備することができる。この方法により、これらの端部は輸送されうる物品について帯状物40’がひも穴などを通過した後一緒にくっつけられるので、帯状の40’は物品に取り付けられる。この接着剤コーティングは適切なフォイルにより保護され、フォイルは端部を貼り付ける際にこれによりコーティングから引き離される。
【0036】
RFIDラベル40およびコード化および/または非コード化された形の目的地情報を有する印刷されうるか印刷されたラベルは、荷札60により収容することができる。この荷札は輸送している物品、スーツケースの形をした手荷物Kに、それぞれ、たとえば、手荷物Kのグリップに取り付けられる。手荷物Kは少なくとも一つのRFIDラベル40を受容する荷札60をすでに具備し、プリンター10は新しいRFIDラベル40を分配しないが、後で詳しく説明するRFIDラベルの適切な書き込み/読みとりユニットにより具備されねばならないだけである。物品Kをプリンター10の近くまたはプリンターとは独立して具備されているRFIDラベルの書き込みおよび/または読みとりユニットに通すとRFIDラベル40には新たな目的地情報が書き込まれるか、または同じ情報がRFIDラベルから読みとることができる。しかし、物品KがRFIDラベル40を具備していないか、既存のRFIDラベル40に欠陥がある場合は、プリンター10は新しいRFIDラベル40を分配することができ、このラベルはプリンター10により適切な目的地情報が書き込まれ、プリンター10から分配された後荷札60に受容される。
【0037】
RFIDラベル40または40’では、とくに受動的なRFIDラベルが重要であり、したがって、自身のエネルギー供給がないことに留意する必要がある。書き込みまたは読みとり過程は、誘導または電波により行われ、これらの過程は書き込みまたは読みとりユニットにより送信または受信される。
【0038】
図2に示した本発明のプリンター10にはケーシング12があり、このケーシングには次に詳細に説明するプリンターの個々の要素が収容されている。図2から分かるように、ケーシング12は2つの部分、すなわち、上部ケーシング12aと下部ケーシング12bからつくられている。当然ではあるが、その他の分割も考えられる。
【0039】
上部ケーシング12aには左の領域に少なくとも一つのラベルに印刷する印刷ユニット14が配置され、このラベルは印刷ユニット14により少なくとも目的地情報が輸送している物品にコード化および/または非コード化された形で印刷される。印刷ユニット14は随意の印刷方法により動作する。図示された実施例では、印刷ユニット14は熱移動式の印刷方法により動作するのが好ましい。印刷ユニット14は、ラベルのほかに、その他のドキュメントを印刷したりつくることができる。
【0040】
印刷しているラベルまたは材料は互いに独立した全部で4個の導入孔16a〜16dを介して印刷ユニット14に導入される。導入孔16a〜16dは普通の構造をしており、したがって、詳細な説明はしない。導入孔16a〜16dは相互に重なり合ったファンのような構造で配置されているので、供給されうるそれぞれの物質の排出孔は、物質が導入孔16a〜16dそれぞれを出る時に普通の経路を通れるような方向を向いていることに留意する必要がある。
【0041】
導入孔16a〜16dと印刷ユニット14の間には、RFIDラベルの書き込みおよび読みとりユニット18が配置されている。図2から分かるように、導入孔16a〜16dの方向およびRFIDラベルの書き込みおよび読みとりユニット18の配置は、印刷ユニット14へ書き込みおよび読みとりユニット18を通過する普通の搬送経路に開かれた導入孔16a〜16dにより画定されたすべての供給経路のように、プリンター10の下部ケーシング12bにおけるロール形およびコンセルチナ状構造に折り畳まれたブロックの形の両方に、ラベルが配置されうることを可能にする。
【0042】
この実施例では、上部ケーシング12aにラベルロール20が配置され、このロールは水平に延びている軸22上で上部ケーシング12a中で回転可能に配置されている。ラベルロール20からラベル軌道24は、第1の導入孔16aおよび書き込みおよびRFIDラベルの読みとりユニット18を介して印刷ユニット14または印刷ユニット14の印刷ヘッドに導入され、そこで印刷される。印刷操作の後、供給方向において印刷ユニット14の下流に具備されたブレード・ユニット26によりラベル・ウエッブ24からラベルは供給される。また、ラベルは上部ケーシング12aの外側に配置されたデポジット表面28で上部ケーシング12a内の分配開口部(詳細には描かれていない)によりデポジットされる。したがって、デポジット表面28から落ちない印刷済みのラベルは、上方の傾斜した方向に進むことができる。
【0043】
図2からさらに分かるように、上部ケーシング12aに3つのカセット30a〜30cが相互に重なり合って配置されているので、それぞれのカセット30a〜30cにおいて、コンセルチナ・ファッションにおいて折り畳まれている構造で、これらのカセットが印刷されうるか、書き込まれうる物質を収容する。以前に述べたように、RFIDラベルはロール形か折り畳まれたコンセルチナ形であればよい。
【0044】
個々のカセット30a〜30cは、下部ケーシング12bから個別または一緒に引き出し、そして再び新たに満たすことができる。
【0045】
プリンター10にはさらに操作パネル42があり、これは上部ケーシング12aの左の上端部に具備され、そしてこれには普通の操作エレメントと表示装置が含まれていることに留意する必要がある。その上場合によっては、RFIDラベル40,40’の書き込みおよび読みとりユニット18には、操作エレメントと表示装置が具備されるので、RFIDラベル40,40’に書き込まれうる情報は直接プリンター10を介して入力し、そしてプリンター10により読み出したり、表示したりすることができる。
【0046】
図3A〜3Dには、本発明の荷札60が部分的に切断された斜視図として示されている。荷札60にはケーシング62があり、ケーシングは本質的には長方形の堅い枠としてつくられている。ケーシング62は非導電性プラスチックからつくられており、このプラスチックは外から誘導される突然の静電放電からRFIDラベル40を保護する。長方形の枠62の前面には固定手段64が具備されており、この手段はこの実施例では枠62に一体に形成されたループ部分によりつくられている。
【0047】
当然ではあるが、固定手段64は長方形の枠62から解放され且つ再び枠に固着されるように配置することもできるので、荷札60は輸送されうる物品Kから外されそして荷札に取り付けることができる。
【0048】
枠62には内側に3つの向かい合っている収容装置66a〜66cがあり、これらの装置は枠62の3つの内側に溝により形成されている。収容装置66a〜66cの各溝の幅は、ラベル40,50が挿入できるように選ばれている。
【0049】
固定手段64に向かい合っている前面には、長方形の枠62に開口部68があり、この開口部により、図3Dに示しているように、収容装置66a〜66cにラベル40,50を挿入できる。個々のラベル40,50を引き出すことができるために、長方形の枠62は前面の中央において少なくとも一部が遮断されるので、たとえば、指を使ってラベル40,50の一つを引き出すことができる。
【0050】
収容装置66a〜66cは、中央、すなわち、第1の収容装置66bがRFIDラベル40を収容するように配置されており、一方、外側の2つの収容装置66a,66c、すなわち、第2と第3の収容装置66a,66cは、それぞれ本発明のプリンター10の印刷ユニット14により印刷されたラベル50を収容する。その際、枠62は、枠が荷札60の上側で観察窓70を形成するように仕上げられるので、この窓を介して上下の両収容装置66a,66cにあるラベル50は外側から読みとることができる。当然ではあるが、長方形の枠62も形成することができるので、これら両収容装置66a,66cにあるラベル50のの一つは観察することができる。
【0051】
図3A〜3Dから分かるように、上の収容装置66aには輸送されうる物品Kに関連した目的地情報を有するラベル50が挿入され、この情報は非コード化された形でラベル50に再現される。当然ではあるが、そこでは、コード化された形、たとえば、バーコードの形で目的地情報を有するラベルも具備される。
【0052】
本発明のシステムまたは本発明の方法の作業方法は、飛行旅行者に関する例に基づいて説明する:すなわち、すでにチケットを持っている旅行者はまず出札口に赴く。そこでチケットを提示し、手荷物Kを計量器に載せる。手荷物KにはすでにRFIDラベル40が付けられており、ラベルは荷札60に収容されていると想定することができる。プリンター10に具備された書き込みおよび読みとりユニット18または場合によってはプリンターから独立して具備されたRFIDラベル40の読みとりユニットが、このRFIDラベル40がよく機能しているかどうか調べる。もしこれが合っているならば、チケットの読みとりによりすでに究明されたデータは、プリンター10から独立して具備されたRFIDラベルの書き込みおよび読みとりユニットによりRFIDラベル40に伝達される。それと同時に、または少し前か後に、搭乗券および別のラベル50がプリンター10によりアウトプットされる。その場合ラベル50には、コード化された形、すなわち、バーコードの形、および/または非コード化された形、すなわち、平文で目的地情報も含まれている。このラベル50は荷札60の第2収容装置66bに挿入される。場合によっては、個人データなど、すなわち、飛行旅行者を含む、プリンターによりつくられた別のラベルが第3の収容装置66cに挿入される。次いで手荷物Kは搬送システムによりそれぞれの飛行機に送られ、ここで搬送過程はRFIDラベル40に含まれたデータにより操作され、このラベルは切替ポイントなどで読みとられたり、場合によっては補完される。
【0053】
すでに手荷物Kに付けられてているRFIDラベル40の機能テストの手順において、ラベルが適切に動作しないことが判明した場合は、プリンター10のRFIDラベル40用書き込みおよび読みとりユニット18により目的地情報を書き込んだ新しいラベル40をプリンター10ですぐに送り届ける。次いで、このRFIDラベル40は荷札60の中央または第2収容装置に、オペレーターにより挿入される。次いですでに述べた過程を前に進む。
【0054】
RFIDラベル40のない手荷物Kには荷札60またはその他の適切な装置により取り付けられるので、欠陥のあるRFIDラベル40の場合のように、少なくともその手荷物Kの目的地情報が一部記入されている新しいRFIDラベル40がアウトプットされ、次いで適切な荷札60により手荷物Kに取り付けられる。
【0055】
最後に、RFIDラベル40,40’またはプリンター10の印刷ユニット14により印刷されたラベル50には、手荷物Kの目的地情報のほかに別の情報も含まれることに留意する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のシステムの個々の要素の概略図である。
【図2】
本発明のプリンターの概略断面図である。
【図3A−3D】
本発明の荷札の部分切断斜視図である。
本発明は、輸送されうる物品とくに手荷物にラベルを貼るRFIDラベルの利用、プリンター、荷札、システム並びに請求項1,3,10,23および28に記載のこれらの方法に関する。
【0002】
物品、とくに手荷物の自動化された発送では、それぞれの目的地に関する情報を備えることが問題になる。たとえば、飛行便により運ばれ且つ乗り物のキャビン内に積み込めない手荷物は搭乗手続きの際に引き渡される。その際、個々の手荷物はフライトの目的地および手荷物の目的地を具備しなければならない。これについては、チケットの入力後、長い帯状の形をしたラベルに適当なプリンターにより印刷し、ここで目的地に関する情報はコード化せず短縮記号を平文のまま入れるか、コード化してバーコードの形で印刷する。これらのラベルは、これらの操作を通して、互いに接着することができる接着層を備えた2つの自由端部に導かれことにより手荷物に固定される。次いで、手荷物は適当な搬送装置によりそれぞれの乗り物に送られる。搬送装置にはいくつかの切替ポイントや分岐点があるので、手荷物は切替ポイント、とくに目的地について識別し、従って切替ポイントは適切な位置を占めることができる。こうするためには、搬送装置においていろいろな位置にバーコード・スキャナーを設け、プリンターによりつくられたバーコードを把握することができる。しかし、その際、ラベルの手荷物への取付が不十分なために、および/またはラベルまたはスキャナーの汚れのためにバーコードが把握できないという問題がしばしば起きる。それに加えて、これにより、手荷物が誤った方向に導かれ、そのため高価な物品の入った手荷物を所有者に戻さねばならない。
【0003】
上述の欠点を取り除き、且つ目的地の識別を可能にする、輸送されうる物品の目的地情報のキャリアとして少なくともラベルをつくるプリンター、このための荷札、このためのシステム、並びにこのための方法を作り出すことが本発明の課題である。
【0004】
上述の課題は、バーコードなどを具備したラベルの代わりにRFIDラベルを用いることにより解決することができる。この種のRFIDラベルは、とくに電波によりラベルに書き込んだり、その情報を読みとることができる。この種の書き込みおよび読みとりの過程は、読みとりおよび/または書き込みユニットに対するラベルの位置とは無関係であり、さらに、同様にラベルの汚れなどの外部の影響とも無関係である。それとともに、輸送されうる物品が目的地において、とくにラベルおよびそれに含まれている情報をもとにして搬送システム、その切替ポイントにおいて調整され、輸送される。
【0005】
さらに、RFIDラベルは読みとりや書き込みを何度も行うことができ、その上、RFIDラベルは物品を放置しても目的地に到達させることができる。次の輸送過程では、目的地情報の入力に物品にすでに存在するRFIDラベルを利用することができる。RFIDラベルに欠陥がある場合は、新しいRFIDラベルと交換しなければならない。
【0006】
これと関連して、輸送されうる物品の目的地情報においては、これらの目的地情報の完全なデータセットも、それらの一部も理解する必要があることに注意する必要がある。目的地情報は範囲が広く、たとえば、唯一のRFIDラベルに記入するためには同様の装備が備えられるので、輸送されうる物品について2つまたはそれ以上のRFIDラベルを備え、これらのラベルにはそれぞれ目的地情報の一部が含まれている。さらに、輸送されうる物品の純粋な目的地情報のほかに、別の情報をRFIDラベルに記入したり、またはそれから読みとることができるように、備えることができる。
【0007】
目的地情報の電磁的メモリーのほかに、利用者またはその他の人がメモリーを開けられ、これらの目的地情報またはその一部を平文で読めるためには、この種の情報を有するRFIDラベルは非コード化された形で印刷される。
【0008】
前述の特徴は、RFIDラベルのほかに適切な情報(コード化されているものも非コード化されているものもある)を有する別の「旧式」のラベルが輸送されうる物品に取り付けることによっても達成することができる。
【0009】
プリンターについては前述の課題は請求項3の特徴により解決される。それに次いで、請求項3から9に、これについて有利な形態がある。
【0010】
その位置で、RFIDラベルに書き込め、「普通のラベル」に印刷できるプリンターを具備することにより、少なくとも目的地情報の一部がコード化された形(たとえば、バーコードにより)および/または非コード化された形で含まれていれば、唯一の装置を用いてRFIDラベルでも普通のラベルでも、目的地情報を具備することができる。
【0011】
輸送されうる物品に、最後の輸送過程で利用されるRFIDラベルがある限り、RFIDラベルの書き込み/読みとりユニットがプリンターとは独立して具備されると有利である。それとともに、RFIDラベルは欠陥がないかどうか、または場合によっては交換しなければならないかどうかを、調べることができる。RFIDラベルを交換または新たに配置する場合、新しいかまたは未記入のRFIDラベルの無欠陥を調べるためには、プリンターがRFIDラベルの読みとり装置を具備すれば、さらに有利である。このためには、RFIDラベルの読みとり装置がプリンターの印刷ユニットに対して導入方向に配置されると有利であると判明する。これと関連して、RFIDラベルの読みとり装置とRFIDラベルの書き込み装置はプリンターから独立しているか、それとも統合された共通ユニットとして具備でききるかということに、なお注目する必要がある。
【0012】
RFIDラベルの導入装置および印刷装置を介して印刷されうるラベルの別の導入装置のほかに、導入装置を具備することができるので、プリンターは2つのラベルのほかに別の文書、たとえば、輸送する物品とは無関係な文書もつくることができる。
【0013】
導入装置は各々が、印刷されうる印刷エレメントまたは書き込みRFIDラベルの貯蔵ユニットに接続している。これにより、欠陥のあるRFIDラベルの場合は新しいRFIDラベルをアウトプットする可能性がある。その際、貯蔵ユニットも形成されるので、プリンターにロール形式や、シート形式の印刷材料を配置することができる。
【0014】
RFIDラベルの読みとり装置のほかに、スマートカードの読みとり装置もプリンターに具備することができる。これによりその他の形式の情報伝達も用意することができる。たとえば、本発明によるプリンターがフライトに関連して再び使われるならば、チケットの代わりにスマートカードを使うこともできる。そのカードにすでに記憶されているそのカードのフライト情報は、プリンターにより読みとることができ且つRFIDラベルの書き込みにも使える。すなわち、フライト情報が輸送されうる物品にすでにある場合も、または未記入RFIDラベルの形でまだプリンターにあるとしても、スマートカードからRFIDラベルに情報を自動的に移すことができる。当然ではあるが、スマートカードに含まれている情報も、プリンターにより第1ラベルおよび別の各ラベルに伝達することができる。この関連でスマートカードの読みとりユニットの代わりに磁化された形で保存されたその他の情報(たとえば、磁石帯状物を具備し、旅行情報が含まれている旅行ドキュメント)の読みとりユニットも具備できることに留意する必要がある。
【0015】
これに関連して、自明のことであるが、スマートカードの読みとりユニットのほかに、スマートカードの書き込みユニットもプリンターに具備できることに留意する必要がある。
【0016】
荷札については前述の課題は、請求項10の特徴により解決することができる。これに次いで、請求項11から22にこれに関する有利な形態がある。
【0017】
輸送されうる物品に荷札を取り付けることにより、RFIDラベルを保護された形(たとえば、荷札の第1収容装置に収容する)および第1輸送過程の後輸送されうる物品に荷札を付けたままにして、輸送過程の前または輸送過程の間にRFIDラベルを輸送されうる物品に取り付ける可能性がある。さらに、荷札は、たとえば、別のラベルの収容を可能にし、別の荷札にはコード化および/または非コード化されている形の目的地情報の少なくとも一部が含まれている。これらのラベルは第2の収容装置に収容される。
【0018】
RFIDラベルに含まれる情報は、RFIDラベルの電波およびこのラベルへの電波を介して伝達されるので、RFIDラベルを荷札の外側に備える必要はない。したがって、プリンターにより印刷するラベルはRFIDラベル上に配置するのが有利である。RFIDラベルの下方では、たとえば、荷札ケーシングの壁に具備することができる。
【0019】
それとともに、目的地についてコード化または非コード化情報を印刷されたラベルは外側から認識できるので、この荷札がこれらのラベルについて読みとり窓を具備している場合はさらに有利である。
【0020】
プリンターにより印刷されうる第1のラベルのほかに、第2のラベルも具備することができ、これは、たとえば、ビジネスカードの形をした個人データや宣伝情報も含まれ、さらに、RFIDラベルへの各書き込み過程でも、第1のラベルの各印刷過程でも含まれ、あるいは長時間にわたりそのまま変わらずに残る。これについて、荷札にはこれら第2のラベルを収容する第3の収容装置が具備されている。すでにそれについて指示されたように、これら第2のラベルは比較的長時間荷札に留まっているか、RFIDラベルに書き込む際に新たにつくられるか、第3の収容装置に持ち込まれる。
【0021】
第3の収容装置も外から近づきやすい読みとり窓がある。
【0022】
RFIDラベルを破損やその他の損傷から保護するために、さらに、RFIDラベルの第1の収容装置を印刷されうる第1と第2のラベルの第2と第3の収容装置の間に配置するようにすることができる。
【0023】
収容装置はいろいろな形に仕上げることができる。そこでたとえば、収容装置は2つの互いに向き合っているスライドレールまたはガイド溝によりつくり、これらは平らなCの形をしたラベルをつかめるような可能性がある。これによりラベルは簡単な方法で荷札から引き出したり、またはそこに押し込んだりすることができる。荷札からラベルを故意でない取り出しを回避するために、さらに、解放を困難にするために、たとえば、種々の錠前を具備することができる。
【0024】
それとともに、荷札を輸送している随意の物品にとりつけることができ、固定手段が解放できるように形成されていれば、さらに有利である。
【0025】
それとともに、RFIDラベルに存在する情報は、突然の静電気の放電により破壊されないので、RFIDラベルはケーシングの向かい側で静電隔離されるとさらに有利である。
【0026】
さらに、ケーシングが非導電性材料、とくにプラスチックからつくられていると有利である。
【0027】
RFIDラベルの折り曲げを回避するためには、ケーシングが堅くつくられているとさらに有利である。
【0028】
輸送されうる物品にラベルを貼るシステムは、請求項23の特徴により解決される。これに次いで、請求項24から27に有利な形態がある。
【0029】
前述のシステムには、請求項2から9のいずれか一つの項に記載の本質的には一つのプリンター、請求項10から22に記載の少なくとも一つの荷札および少なくとも一つのRFIDラベルが含まれている。このシステムでは、プリンター,荷札およびRFIDラベルについて、すでに上で説明した利点が生じる。RFIDラベルにより、たとえば、手荷物のような輸送されうる物品は、長時間にわたり、いくつかの輸送過程を経て一つおよび同じRFIDラベルを付ける可能性があることを再度指摘する必要がある。すなわち、RFIDラベルは、各輸送操作について、対応する目的地情報またはその一部とともに新たに書き込むことができる。
【0030】
プリンターにすでに具備可能なRFID読みとりユニットのほかに、このシステムでは、このシステムとは無関係なRFID読みとりユニットも具備することができる。プリンターとは無関係なこのRFID読みとりユニットは、新しい目的地情報を書き込む前にRFIDラベルの無欠陥性を調べるのに役立つ。プリンターから独立しているRFIDラベル読みとりユニットのほかに、持ち運び可能なRFID読みとり装置を携帯した複数の要員をシステムに配置することができる。彼らは、RFIDラベルに関する情報を読みとる位置においてそれを平文、すなわち、非コード化された形でユーザーに伝えることができる。これにより、妨害やその他の損傷の場合に、RFIDラベルに含まれている情報を読みとったり、場合によっては手荷物を手動操作で所定の場所に輸送できる可能性がある。
【0031】
さらに、システムにコンピュータの入力および出力ユニットが含まれている場合は、入力情報に基づく目的地情報により評価し、そして適切なコード化形式でRFIDラベルについて伝達できることが有利であると判明した。その際、磁化された形式で記憶されたデータの読みとりユニットを有する入力および出力ユニットが具備されていると、さらに有利であると判明している。このように、たとえば、飛行旅行については、目的地,フライト番号によりすべての関連情報が記入され、コンピュータにこれらの情報を持ち、次いでそれぞれの情報を有する手荷物に関連したRFIDラベルを提供するフライト・チケットから自動的に読みとれる可能性がある。
【0032】
前述の方法は請求項28の特徴により解決される。これに次いで、請求項29から33にこれに関する有利な形態が存在する。
【0033】
基本的には、RFIDラベルの利用と関連して、プリンター,荷札およびシステムに到達すると述べているように、この方法を用いると同じ利点を達成できることが認められる。
【0034】
本発明のさらに有利な形態および実施例は、図面に基づいて以下に説明する。この関係において、この図面で用いた「左」,「右」,「下」および「上」という概念は、普通に読むことができる図の名称と関係づけられることが指示されている。
【0035】
図1には、本発明のシステムの重要な要素を再現している。図1にのみ概略再現され、且つ次に図2との関係で詳細に説明されているプリンター10は、それぞれの目的地情報を非コード化および/またはコード化した形で有するRFIDラベル40も印刷されうるラベル50もアウトプットされる位置にある。さらに、プリンター10は、非コード化および/またはコード化した形で目的地情報を有する印刷されうるラベルとRFIDラベルからなる組み合わせをつくることができる。なお、図1の右には、帯状のRFIDラベル40’が示されている。この場合、帯状物40’の2つの端部は接着剤コーティングとともに図示していないサイドに具備することができる。この方法により、これらの端部は輸送されうる物品について帯状物40’がひも穴などを通過した後一緒にくっつけられるので、帯状の40’は物品に取り付けられる。この接着剤コーティングは適切なフォイルにより保護され、フォイルは端部を貼り付ける際にこれによりコーティングから引き離される。
【0036】
RFIDラベル40およびコード化および/または非コード化された形の目的地情報を有する印刷されうるか印刷されたラベルは、荷札60により収容することができる。この荷札は輸送している物品、スーツケースの形をした手荷物Kに、それぞれ、たとえば、手荷物Kのグリップに取り付けられる。手荷物Kは少なくとも一つのRFIDラベル40を受容する荷札60をすでに具備し、プリンター10は新しいRFIDラベル40を分配しないが、後で詳しく説明するRFIDラベルの適切な書き込み/読みとりユニットにより具備されねばならないだけである。物品Kをプリンター10の近くまたはプリンターとは独立して具備されているRFIDラベルの書き込みおよび/または読みとりユニットに通すとRFIDラベル40には新たな目的地情報が書き込まれるか、または同じ情報がRFIDラベルから読みとることができる。しかし、物品KがRFIDラベル40を具備していないか、既存のRFIDラベル40に欠陥がある場合は、プリンター10は新しいRFIDラベル40を分配することができ、このラベルはプリンター10により適切な目的地情報が書き込まれ、プリンター10から分配された後荷札60に受容される。
【0037】
RFIDラベル40または40’では、とくに受動的なRFIDラベルが重要であり、したがって、自身のエネルギー供給がないことに留意する必要がある。書き込みまたは読みとり過程は、誘導または電波により行われ、これらの過程は書き込みまたは読みとりユニットにより送信または受信される。
【0038】
図2に示した本発明のプリンター10にはケーシング12があり、このケーシングには次に詳細に説明するプリンターの個々の要素が収容されている。図2から分かるように、ケーシング12は2つの部分、すなわち、上部ケーシング12aと下部ケーシング12bからつくられている。当然ではあるが、その他の分割も考えられる。
【0039】
上部ケーシング12aには左の領域に少なくとも一つのラベルに印刷する印刷ユニット14が配置され、このラベルは印刷ユニット14により少なくとも目的地情報が輸送している物品にコード化および/または非コード化された形で印刷される。印刷ユニット14は随意の印刷方法により動作する。図示された実施例では、印刷ユニット14は熱移動式の印刷方法により動作するのが好ましい。印刷ユニット14は、ラベルのほかに、その他のドキュメントを印刷したりつくることができる。
【0040】
印刷しているラベルまたは材料は互いに独立した全部で4個の導入孔16a〜16dを介して印刷ユニット14に導入される。導入孔16a〜16dは普通の構造をしており、したがって、詳細な説明はしない。導入孔16a〜16dは相互に重なり合ったファンのような構造で配置されているので、供給されうるそれぞれの物質の排出孔は、物質が導入孔16a〜16dそれぞれを出る時に普通の経路を通れるような方向を向いていることに留意する必要がある。
【0041】
導入孔16a〜16dと印刷ユニット14の間には、RFIDラベルの書き込みおよび読みとりユニット18が配置されている。図2から分かるように、導入孔16a〜16dの方向およびRFIDラベルの書き込みおよび読みとりユニット18の配置は、印刷ユニット14へ書き込みおよび読みとりユニット18を通過する普通の搬送経路に開かれた導入孔16a〜16dにより画定されたすべての供給経路のように、プリンター10の下部ケーシング12bにおけるロール形およびコンセルチナ状構造に折り畳まれたブロックの形の両方に、ラベルが配置されうることを可能にする。
【0042】
この実施例では、上部ケーシング12aにラベルロール20が配置され、このロールは水平に延びている軸22上で上部ケーシング12a中で回転可能に配置されている。ラベルロール20からラベル軌道24は、第1の導入孔16aおよび書き込みおよびRFIDラベルの読みとりユニット18を介して印刷ユニット14または印刷ユニット14の印刷ヘッドに導入され、そこで印刷される。印刷操作の後、供給方向において印刷ユニット14の下流に具備されたブレード・ユニット26によりラベル・ウエッブ24からラベルは供給される。また、ラベルは上部ケーシング12aの外側に配置されたデポジット表面28で上部ケーシング12a内の分配開口部(詳細には描かれていない)によりデポジットされる。したがって、デポジット表面28から落ちない印刷済みのラベルは、上方の傾斜した方向に進むことができる。
【0043】
図2からさらに分かるように、上部ケーシング12aに3つのカセット30a〜30cが相互に重なり合って配置されているので、それぞれのカセット30a〜30cにおいて、コンセルチナ・ファッションにおいて折り畳まれている構造で、これらのカセットが印刷されうるか、書き込まれうる物質を収容する。以前に述べたように、RFIDラベルはロール形か折り畳まれたコンセルチナ形であればよい。
【0044】
個々のカセット30a〜30cは、下部ケーシング12bから個別または一緒に引き出し、そして再び新たに満たすことができる。
【0045】
プリンター10にはさらに操作パネル42があり、これは上部ケーシング12aの左の上端部に具備され、そしてこれには普通の操作エレメントと表示装置が含まれていることに留意する必要がある。その上場合によっては、RFIDラベル40,40’の書き込みおよび読みとりユニット18には、操作エレメントと表示装置が具備されるので、RFIDラベル40,40’に書き込まれうる情報は直接プリンター10を介して入力し、そしてプリンター10により読み出したり、表示したりすることができる。
【0046】
図3A〜3Dには、本発明の荷札60が部分的に切断された斜視図として示されている。荷札60にはケーシング62があり、ケーシングは本質的には長方形の堅い枠としてつくられている。ケーシング62は非導電性プラスチックからつくられており、このプラスチックは外から誘導される突然の静電放電からRFIDラベル40を保護する。長方形の枠62の前面には固定手段64が具備されており、この手段はこの実施例では枠62に一体に形成されたループ部分によりつくられている。
【0047】
当然ではあるが、固定手段64は長方形の枠62から解放され且つ再び枠に固着されるように配置することもできるので、荷札60は輸送されうる物品Kから外されそして荷札に取り付けることができる。
【0048】
枠62には内側に3つの向かい合っている収容装置66a〜66cがあり、これらの装置は枠62の3つの内側に溝により形成されている。収容装置66a〜66cの各溝の幅は、ラベル40,50が挿入できるように選ばれている。
【0049】
固定手段64に向かい合っている前面には、長方形の枠62に開口部68があり、この開口部により、図3Dに示しているように、収容装置66a〜66cにラベル40,50を挿入できる。個々のラベル40,50を引き出すことができるために、長方形の枠62は前面の中央において少なくとも一部が遮断されるので、たとえば、指を使ってラベル40,50の一つを引き出すことができる。
【0050】
収容装置66a〜66cは、中央、すなわち、第1の収容装置66bがRFIDラベル40を収容するように配置されており、一方、外側の2つの収容装置66a,66c、すなわち、第2と第3の収容装置66a,66cは、それぞれ本発明のプリンター10の印刷ユニット14により印刷されたラベル50を収容する。その際、枠62は、枠が荷札60の上側で観察窓70を形成するように仕上げられるので、この窓を介して上下の両収容装置66a,66cにあるラベル50は外側から読みとることができる。当然ではあるが、長方形の枠62も形成することができるので、これら両収容装置66a,66cにあるラベル50のの一つは観察することができる。
【0051】
図3A〜3Dから分かるように、上の収容装置66aには輸送されうる物品Kに関連した目的地情報を有するラベル50が挿入され、この情報は非コード化された形でラベル50に再現される。当然ではあるが、そこでは、コード化された形、たとえば、バーコードの形で目的地情報を有するラベルも具備される。
【0052】
本発明のシステムまたは本発明の方法の作業方法は、飛行旅行者に関する例に基づいて説明する:すなわち、すでにチケットを持っている旅行者はまず出札口に赴く。そこでチケットを提示し、手荷物Kを計量器に載せる。手荷物KにはすでにRFIDラベル40が付けられており、ラベルは荷札60に収容されていると想定することができる。プリンター10に具備された書き込みおよび読みとりユニット18または場合によってはプリンターから独立して具備されたRFIDラベル40の読みとりユニットが、このRFIDラベル40がよく機能しているかどうか調べる。もしこれが合っているならば、チケットの読みとりによりすでに究明されたデータは、プリンター10から独立して具備されたRFIDラベルの書き込みおよび読みとりユニットによりRFIDラベル40に伝達される。それと同時に、または少し前か後に、搭乗券および別のラベル50がプリンター10によりアウトプットされる。その場合ラベル50には、コード化された形、すなわち、バーコードの形、および/または非コード化された形、すなわち、平文で目的地情報も含まれている。このラベル50は荷札60の第2収容装置66bに挿入される。場合によっては、個人データなど、すなわち、飛行旅行者を含む、プリンターによりつくられた別のラベルが第3の収容装置66cに挿入される。次いで手荷物Kは搬送システムによりそれぞれの飛行機に送られ、ここで搬送過程はRFIDラベル40に含まれたデータにより操作され、このラベルは切替ポイントなどで読みとられたり、場合によっては補完される。
【0053】
すでに手荷物Kに付けられてているRFIDラベル40の機能テストの手順において、ラベルが適切に動作しないことが判明した場合は、プリンター10のRFIDラベル40用書き込みおよび読みとりユニット18により目的地情報を書き込んだ新しいラベル40をプリンター10ですぐに送り届ける。次いで、このRFIDラベル40は荷札60の中央または第2収容装置に、オペレーターにより挿入される。次いですでに述べた過程を前に進む。
【0054】
RFIDラベル40のない手荷物Kには荷札60またはその他の適切な装置により取り付けられるので、欠陥のあるRFIDラベル40の場合のように、少なくともその手荷物Kの目的地情報が一部記入されている新しいRFIDラベル40がアウトプットされ、次いで適切な荷札60により手荷物Kに取り付けられる。
【0055】
最後に、RFIDラベル40,40’またはプリンター10の印刷ユニット14により印刷されたラベル50には、手荷物Kの目的地情報のほかに別の情報も含まれることに留意する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のシステムの個々の要素の概略図である。
【図2】
本発明のプリンターの概略断面図である。
【図3A−3D】
本発明の荷札の部分切断斜視図である。
Claims (33)
- 輸送されうる物品(K)、とくに手荷物の目的地情報キャリアーとしてのRFIDラベル(40)の利用において、物品(K)に繰り返し書き込み可能な目的地情報キャリアーとして可逆的に取り付けられるRFIDラベル(40)を別の輸送過程の物品(K)につけておく前記利用。
- 請求項1の輸送されうる物品(K)の目的地情報キャリアーとしてのRFIDラベル(40)の利用において、前記RFIDラベル(40’)にコード化および/または非コード化した形で印刷された目的地情報を収容するために印刷エリアを用いて追加して備える前記利用。
- 輸送されうる物品(K)、とくに手荷物の目的地情報キャリアーとして少なくともラベルをつくるプリンターであって、
コード化および/または非コード化した形で輸送されうる物品(K)の少なくとも目的地情報を有するラベル(50)を印刷する少なくとも一つの印刷ユニット(14)、
前記印刷ユニット(14)に前記ラベル(50)を導入する第1の導入孔(16a)、
輸送されうる物品(K)の少なくとも目的地情報を有するRFIDラベル(40,40’)に書き込む書き込みユニット(18)、および、
前記書き込みユニット(18)により書き込まれるRFIDラベル(40)を導入する第2の導入孔(16b)、を含む前記プリンター。 - 請求項3のプリンターであって、RFIDラベル(40)の読みとりユニット(18)を具備していることを特徴とする前記プリンター。
- 請求項3または4のプリンターであって、RFIDラベル(40)の読みとりユニット(18)が、前記印刷ユニット(14)の前で前記ラベル(40,40’,50)の導入方向に配置されていることを特徴とする前記プリンター。
- 請求項3から5までのいずれか一つの項に記載のプリンターであって、第1と第2の導入孔(16a,16b)のほかに前記印刷ユニット(14)により印刷されうる印刷エレメントにアウトプットするための別の導入孔(16c)を具備していることを特徴とする前記プリンター。
- 請求項6のプリンターであって、各導入孔(16a,16b,16c,16d)それぞれが印刷されうる印刷エレメント50または書き込まれうるRFIDラベル(40)の一つの様式について貯蔵ユニット(20,30a,30b,30c)と接続していることを特徴とする前記プリンター。
- 請求項3から7までのいずれか一つの項に記載のプリンターであって、スマートカードの読みとりユニットが具備されていることを特徴とする前記プリンター。
- 請求項3から8までのいずれか一つの項に記載のプリンターであって、スマートカードの書き込みユニットが具備されていることを特徴とする前記プリンター。
- 輸送されうる物品、とくに手荷物の荷札であって、
少なくとも一つのラベル(40,50)を収容する少なくとも一つのケーシング(62)、
輸送されうる物品(K)に前記ケーシング(62)を取り付ける固定手段(64)、および、
RFIDラベル(40)を受容するケーシング(62)に具備された少なくとも一つの第1受容装置(66a)を含む前記荷札。 - 請求項10に記載の荷札であって、コード化および/または非コード化された形で印刷された情報を有するラベル(50)の第2受容装置(66b)が具備されていることを特徴とする前記荷札。
- 請求項11に記載の荷札であって、前記第1の受容装置(66a)の上に前記第2の受容装置(66b)が配置されていることを特徴とする前記荷札。
- 請求項11または12に記載の荷札であって、前記第2受容装置(66b)に読みとり用の窓(70)があることを特徴とする前記荷札。
- 請求項10〜13のいずれか一つの項に記載の荷札であって、コード化および/または非コード化された形で情報が印刷されている別のラベルのための第3の受容装置(66c)を具備していることを特徴とする前記荷札。
- 請求項14に記載の荷札であって、第3の受容装置(66c)に外側からアクセスできる読みとり用の窓があることを特徴とする前記荷札。
- 請求項14または15に記載の荷札であって、前記第1受容装置(66a)が前記第2,第3の受容装置(66b,66c)の間に配置されていることを特徴とする前記荷札。
- 請求項10〜16のいずれか一つの項に記載の荷札であって、第1,第2および第3受容装置(66a〜66c)が2つのそれぞれ向かい合っているガイド溝により形成されており、前記溝にはCの形をしたその端縁部にラベル(40,50)が含まれていることを特徴とする前記荷札。
- 請求項10〜17のいずれか一つの項に記載の荷札であって、前記ラベルが前記受容装置(66a〜66c)において置換できるように配置されていることを特徴とする前記荷札。
- 請求項10〜18のいずれか一つの項に記載の荷札であって、前記固定手段(64)が着脱可能に形成されていることを特徴とする前記荷札。
- 請求項10〜19のいずれか一つの項に記載の荷札であって、前記RFIDラベル(40)が静電気放電に関連して絶縁されていることを特徴とする前記荷札。
- 請求項10〜20のいずれか一つの項に記載の荷札であって、前記ケーシング(62)が非導電性材料、好適にはプラスチックからつくられていることを特徴とする前記荷札。
- 請求項10〜21のいずれか一つの項に記載の荷札であって、前記ケーシング(62)が堅いことを特徴とする前記荷札。
- 輸送されうる物品、とくに手荷物にその目的地が記入されたラベルを物品に貼るシステムであって、
請求項3〜9のいずれか一つの項に記載のプリンター(10)、
請求項10〜22のいずれか一つの項に記載の少なくとも一つの荷札(60)、および、
少なくとも一つのRFIDラベル(40)を含む前記システム。 - 請求項23に記載のシステムであって、プリンター(10)とは別にRFIDラベルの書き込みおよび/または読みとりユニットを具備し、このユニットがRFIDラベル(40)に欠陥がないことを検出できることを特徴とする前記システム。
- 請求項24に記載のシステムであって、前記RFID書き込みおよび/または読みとりユニットが持ち運びできることを特徴とする前記システム。
- 請求項23〜25のいずれか一つの項に記載のシステムであって、前記プリンター(10)がコンピュータの入力/出力ユニットに接続されていることを特徴とする前記システム。
- 請求項26に記載のシステムであって、前記入力/出力ユニットにメモリーに記憶されたコード化された情報を読みとるユニットがあることを特徴とする前記システム。
- 輸送されうる物品、とくに手荷物にその目的地が記入されたラベルを物品に貼る方法であって、
輸送されうる物品がRFIDラベルを具備し、
前記RFIDラベルに少なくとも目的地情報を書き込み、そして、
前記物品が少なくとも一つのラベルを具備し、前記ラベルには少なくとも目的地情報がコード化および/または非コード化された形で印刷されている過程を含む前記方法。 - 請求項28に記載の方法であって、前記RFIDラベルが目的地に到達後物品に留まっている前記方法。
- 請求項28または29に記載の方法であって、すでにRFIDラベルを具備している物品の場合、前記RFIDラベルの書き込みの前にRFIDラベルが欠陥の有無をチェックされる前記方法。
- 請求項28〜30のいずれか一つの項に記載の方法であって、欠陥RFIDラベルの場合に、すでに対応する目的地情報を具備した新しいRFIDラベルを分配装置により分配する前記方法。
- 請求項28〜31のいずれか一つの項に記載の方法であって、RFIDラベルの書き込みの前後に、コード化および/または非コード化された形で目的地情報を含む少なくとも一つのラベルを輸送されうる物品に対して印刷し且つ分配する前記方法。
- 請求項28〜32のいずれか一つの項に記載の方法であって、前記RFIDラベルおよび少なくとも一つの前記印刷されたラベルが、輸送されうる物品に取り付けることができる荷札に受容される前記方法。
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