JP2004359027A - 旅客手荷物引受管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】旅客が有する端末と、空港の手荷物預所の端末と空港のチェックインカウンターの端末と通信可能であって記憶手段を有するコンピュータにより旅客の手荷物の引き受けを行う旅客手荷物引受管理システムにより解決する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は旅客が出発地から空港で航空機に搭乗するまでの間においても旅客が手荷物を取り扱うことなく手荷物を旅客の自宅近辺より集配して所定の航空便に保管搭載するための旅客手荷物引受管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、大きな手荷物をもって航空便を利用する旅客は搭乗の際にその手荷物を航空会社に預け、航空会社は預かったその手荷物を所定の保管格納箱に収めて所定の航空機の所定の場所に格納する。そして、航空便が目的地の空港に到着後その手荷物を空港で旅客に返却することで大きな手荷物を持った顧客の便宜を図ると共に、手荷物の検査をおこなって安全な航行を確保している。
【0003】
この従来の方法において、旅客がその手荷物を航空会社に預ける際には、まず航空会社等の職員が旅客の登場のチェックイン手続きにおいて、旅客の航空便の予約に従って航空便名,搭乗者,目的地および預かる荷物の個数を確認して所定の窓口に備えられたコンピュータに入力する。コンピュータはその入力に応じて手荷物用のタグに対応する航空便名,目的地およびそれに対応するID番号とバーコードの信号を発生させ窓口に配置されたプリンタにそれを印刷するように指令をだす。その指令を受けたプリンタは航空便名,目的地およびそれに対応するID番号とバーコードを含む手荷物タグと控え票を発行する。手荷物タグは手荷物に取り付けて手荷物を区別するためのタグであって、たとえばシール状のタグでる。控え票はそのタグのID番号またはバーコードとの同一性が認識できるものである。航空会社等の職員は発行された手荷物タグを手荷物のいずれかに取り付ける一方、旅客に対して控え票を発行する。控え票を受け取った旅客は予定の航空便に搭乗して、到着地で控え票と引き換えに手荷物を受け取る。
【0004】
航空機の手荷物の引き受けを行う際には通常の交通機関の手荷物の引き受けと異なり下記二点が特に必要となる。
1)航空便を予約せずに手荷物のみが載せられる状態では爆発物などの危険物のみが航空機に運び込まれることになり安全が確保できないため、航空便の座席が確保されている旅客のみが手荷物を預けることが確実に保証される必要がある。
2)旅客が預けた手荷物と旅客が受け取る手荷物が同一であることが判別できる必要がある。
この従来の手荷物引受管理システムでは、前記1)は航空会社等の職員が搭乗のためのチェックイン時に旅客の航空便の予約に従って航空便名,搭乗者,目的地および預かる荷物の個数を調べることにより確認できる。一方、後者2)は手荷物タグと控え票によって確認できる。
【0005】
したがって、従来の手荷物引受管理システムでは前記1)のように航空会社の職員が旅客の航空便の予約に従って航空便名,搭乗者,目的地および預かる荷物の個数を調べる必要があるため、旅客は手荷物を空港に運び入れることが必要となる。
【0006】
しかし、大きな手荷物を空港に運び入れることは旅行をする旅客自体には煩わしいことであって、旅客自体が空港に運び入れることなく運送手段を利用して手荷物を航空会社へ輸送できれば旅客にとっても有利である。
【0007】
この点、航空便がいわゆる国際便の場合には、宅配便業者が旅客の自宅へ手荷物を引き受けに行き手荷物を空港へ運ぶケースが増えている。
しかし、この場合であっても、旅客は空港に備えられている宅配便業者の窓口へ手荷物を受け取った上で航空便へのチェックイン窓口まで旅客自身の手で運びチェックイン手続きにおいて手荷物を預ける必要がある。
【0008】
これに対し、もしも旅客が自宅またはその付近で手荷物を一旦預けた後には空港の搭乗のためのチェックイン手続きにおいても手荷物を受け取ることなく搭乗できれば便利である。
【0009】
なお現在のところ、文献公知にかかる先行技術は発見されていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような手荷物引受管理システムにおいては、予約を有する旅客が手荷物を預けたものであるか、また手荷物の引き受けを行った後実際に航空機に載せられて旅客の目的地まで運ばれる手荷物が誤り無くその旅客のものであるのかを判別することが困難であった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では、旅客が有する端末と空港の手荷物預所の端末および空港のチェックインカウンターの端末と通信可能であって記憶手段を有するコンピュータにより手荷物引き受け所で引き受けられた旅客の手荷物を該手荷物引き受け所から該空港の手荷物預所まで管理して該空港のチェックインカウンターにおいて管理するとともに確かに航空機に搭乗する該旅客の手荷物であるものと確認する旅客手荷物引受管理システムであって、該コンピュータは、旅客から手荷物預け入れの申し込みがあった際に予め予約されている該旅客の航空便の予約の情報の入力を受けて該予約の有無を確認し、予約が有効であることが確認された場合に前記旅客からの手荷物預け入れの申し込みに対してID番号を発行して該記憶手段に格納して該旅客が有する端末に該ID番号を報知し、報知された該ID番号を有する旅客により該手荷物引き受け所に運び込まれた手荷物に対して、該ID番号に応じて手荷物コード番号および手荷物の個数の情報を含む送付状と該手荷物コード番号を含む送付状の控えとが該手荷物引き受け所において発行され、該手荷物引き受け所において発行された前記コード番号が印刷された送付状が取り付けられた手荷物が前記空港の手荷物預所に輸送された際に該送付状が含む該コード番号が前記空港の手荷物預所の端末から入力されると該コンピュータが該コード番号と前記航空便の予約の情報とを照合し、有効な前記航空便の予約の情報と照合できた場合には該コンピュータは該手荷物に付するための任意の番号を付した手荷物タグを発行する旨の指示を前記空港の手荷物預所の端末に対して発信し、前記手荷物タグを発行する旨の指示を受けた前記空港の手荷物預所の端末は該手荷物が該旅客のものであることを特定可能な手荷物タグを発行することを特徴とする旅客手荷物引受管理システムにより解決する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1を参照して本発明の旅客手荷物引受管理システムについて説明する。旅客手荷物引受管理システムは、記憶手段11を有するコンピュータ1を備えている。コンピュータ1は旅客22のたとえばオフィス20において顧客が有する端末たる携帯電話21と、手荷物引受所たるコンビニエンスストア30の端末31と、集配所40に備えられた端末41と、空港の手荷物預所60の端末61と空港のチェックインカウンター70の端末71と通信が可能である。
【0013】
旅客22は予め航空便の予約を航空会社に行う。なお本願発明では旅客が予め航空便の予約をおこなっていることを前提としている。まず、航空便の予約を予め有する顧客22が携帯電話21で航空会社の手荷物引受管理システムのコンピュータ1にアクセスし、搭乗便で目的地まで運びたい手荷物2aの手荷物預け入れの申し込みを行う。
【0014】
コンピュータ1はその手荷物預け入れの申し込みのアクセスに対して「予約の有無」,「氏名」,「搭乗便名」または「搭乗日」などの情報を送信するように携帯電話21にメッセージ等を利用して報知する。携帯電話21でその情報を得た旅客はそのメッセージ等に応答して所定の情報を入力するとその入力内容がコンピュータ1に対して提供される。これにより、「予約があること」が判定される。なお、前記コンピュータ1に対して提供される情報はあくまで例示であって、「予約があること」が少なくとも判定可能である限りその実施の方法によってコンピュータ1に対して提供される情報の内容を自由に設定できる。「予約があること」を判定したコンピュータ1はID番号を記憶手段11に格納する。そして、そのID番号を携帯電話21に送信する。
【0015】
携帯電話21でIDを受け取った旅客22は手荷物引き受け所たるたとえば最寄のコンビニエンスストア30に手荷物2aを持っていく。コンビニエンスストア30で旅客22がID番号を告げるとコンビニエンスストア30は送付状33a,集荷所控34a,到着伝票35aおよび送付状控え32を発行する。なお、これら送付状33a,集荷所控34a,到着伝票35a,発行所控え36および送付状控え32の枚数は旅客22が預け入れを目的としてコンビニエンスストア30に持ち込んだ手荷物2aの個数に対応する。たとえば、手荷物2aを二個持ち込んだ場合には送付状33a,集荷所控34a,到着伝票35a,発行所控36および送付状控32がそれぞれ2毎ずつ発行される。送付状33a,集荷所控34a,到着伝票35a,発行所控36および送付状控32にはID番号に応じて発行されたコード番号が含まれている。また、たとえば、さらにこのコード番号に対応したバーコードも含めておくこともできる。
【0016】
発行は所定のフォーマットに必要事項を印刷する形で行われる。この発行は必ずしも手荷物引受管理システム専用である必要は無く、すでに一般的に用いられているコンビニエンスストア30の宅配便の集配に用いるシステムを利用しても良い。なお、ID番号を告げるかわりにコンピュータ1が携帯電話21にID番号に対応したバーコードを送信し、その送信されたバーコードが表示された画面からコンビニエンスストア30に備えられたバーコードリーダを読むことによってID番号の認識をおこなってもよい。送付状33a,集荷所控34a,到着伝票35aは手荷物2bの認識を行う表示として手荷物2bの一部に添付される。なお、発行所控え36および送付状控え32については必ずしも手荷物2bの枚数だけ発行する必要はない。手荷物の個数がわかればよい。すなわち、発行所控え36および送付状控え32については必ずしも手荷物2bの枚数だけ発行するのではなく、発行所控え36および送付状控え32,送付状33aなどに個数を明らかにする情報を含ませることでもよい。発行所控え36は輸送履歴を確保するためにコンビニエンスストア30で保管され、また送付状控え32は手荷物の所属を明らかにするため旅客22用に発行され、また渡されるものである。
【0017】
なお本実施の形態では、顧客が有する端末を携帯電話21とし、携帯番号21によって受領したID番号を手荷物2aとともにコンビニエンスストア30に持って行くことを前提としているが、顧客が有する端末は、携帯電話21に限られず、ネットワークに接続された顧客が有する自宅または勤務先等に備えられているコンピュータ端末でもよい。この場合、顧客は受け取ったID番号を印刷その他の方法でこれらのコンピュータ端末より写し取り、写し取ったID番号をコンビニエンスストア30に持って行くこととしてもよい。
【0018】
コンビニエンスストア30にて預入れられた手荷物2bは輸送業者により集配され集配所40に輸送される。集配所40に輸送された手荷物2bに添付されている集荷所控34a,到着伝票35a,発行所控え36aから集荷所控え34bが取り外され、集荷所控え34bのコード番号が集荷所40の端末41から入力され、または集荷所控え34bのコード番号に対応したバーコードを読み取ることでコード番号と手荷物の個数が入力される。入力されたコード番号と手荷物の個数はコンピュータ1に報知される。端末41から入力され報知された手荷物の個数をコンピュータ1は記憶手段11に格納する。
【0019】
手荷物2bはその後輸送業者により空港の所定の手荷物受け渡し窓口50に配送される。配送された手荷物2bから取り外された到着伝票2bは輸送履歴として保管される。もちろん、手荷物受け渡し窓口50は便宜的なものであって、次に説明する空港の手荷物預所60であってもよい。手荷物受け渡し窓口50から空港内を配送された手荷物2bは空港の手荷物預所60に運ばれる。手荷物預所60は旅客の手荷物を空港内で集中的に管理する場所であって最終的に航空機に搭載するか否かを判断する場所である。手荷物預所60に運ばれた手荷物2bから取り外された送付状33bのコード番号を空港の手荷物預所60の端末61から入力し、または送付状33bのバーコードを空港の手荷物預所60の端末61で読み取ることによりコード番号を入力する。入力されたコード番号はコンピュータ1に報知される。
【0020】
コンピュータ1は入力されたコード番号と予め予約されている航空便の予約に関する情報とを照合し、前記航空便の予約の情報と照合できた場合にはコンピュータ1は該手荷物に付するための任意の番号を付した手荷物タグ63を発行する旨の指示を前記空港の手荷物預所60の端末61に対して発信する。手荷物タグ63を発行する旨の指示を受けた前記空港の手荷物預所60の端末61は手荷物タグ63を発行する。コンピュータ1が入力されたコード番号と予め予約されている航空便の予約に関する情報とを照合する際にはこの入力されたコード番号と手荷物預入れの申し込み時に発行された顧客22のID番号とを照合することで行ってもよい。入力されたコード番号と前記ID番号と照合が出来た場合には手荷物タグ63を発行する。手荷物タグ63は手荷物2cに付することが可能なものであって、該手荷物が該旅客のものであることを特定可能なタグである。特に手荷物2bの特定が容易にできるように任意の番号が付されていることが好ましい。すなわち、搭乗便名、目的地、さらには必要に応じてバーコードが含まれる情報を有し、シール上の手荷物タグ63とすることができる。この手荷物タグ63が手荷物に取り付けられた段階で手荷物2bを搭乗便に搭載する準備可能な状態となる。なお、手荷物タグ63は、コンピュータ1から手荷物タグ63を発行する旨の指示が前記空港の手荷物預所の端末61にあった際には、既にコンピュータ1に報知されている手荷物2bの個数に対応する枚数だけ発行する旨の指示もあわせてなされ、前記空港の手荷物預所の端末61にも手荷物の個数だけ手荷物タグ63を発行する。なお、従来の航空会社が使用している手荷物のタグとすることができる。
【0021】
手荷物タグ63が発行され、すなわちコンピュータ1が入力されたコード番号と予め予約されている航空便の予約に関する情報とを照合できた場合には搭乗が予定されている手荷物2bとして受け取り可能と暫定的に判断して、手荷物が該空港の手荷物預所に輸送されたことを示す情報を該記憶装置に格納する。該手荷物が該空港の手荷物預所に輸送されたことを示す情報とは、たとえば、送付状33aに付されているコード番号などのリストとすることができる。
【0022】
一方、手荷物2bを預けた旅客22は航空券と送付状控32を持って手荷物2cとは別に空港のチェックインカウンター70に出向く。チェックインカウンター70で航空会社による搭乗の手続きが行われるなかで、チェックインカウンター70の端末71により送付状控32のコード番号が入力され、またはチェックインカウンター70の端末71により送付状控32のバーコードを読み取ることによりコード番号が入力される。入力されたコード番号はコンピュータ1に報知される。
【0023】
コンピュータ1がこの入力されたコード番号と手荷物預入れの申し込み時に発行された顧客22のID番号とを照合して、該ID番号との照合が出来た場合であって、手荷物タグ63が発行された場合にあればコンピュータ1は手荷物タグ63に対応した手荷物の控え票72を該旅客に対して発行する旨の指示を前記空港のチェックインカウンター70の端末71に発信する。手荷物の控え票72を発行する旨の指示を受けた前記空港のチェックインカウンター70の端末の端末71は手荷物の控え票72を発行する。手荷物の控え票72は手荷物22の特定が容易にできるように手荷物タグ63に付された番号と同じ番号を有することが好ましい。さらに、コンピュータ1は該旅客が該チェックインカウンター70で手続きを終えたことを示す情報を記憶装置11に格納することを行なってもよい。
【0024】
ここで、コンピュータ1は前記手荷物が空港の手荷物預所に輸送されたことを示す情報と前記旅客が該チェックインカウンターで手続きを終えたことを示す情報とがそろった段階で「手荷物2cを顧客22の予約した便の航空機への搭載を許可する情報」を記憶手段11に格納することができる。これにより旅客手荷物引受管理システムにおいて顧客のチェックインの終了と手荷物の受入れが完了したことが統一的に把握することができる。
【0025】
また、さらに、ここで空港の手荷物預所60の職員により手荷物2cの航空機への搬送を行ってよいかを確認するの旨の信号が該空港の手荷物預所60の端末61から発せられた際に、手荷物タグ63と手荷物控え票72とが発行されていれば、コンピュータ1は手荷物2cを顧客22の予約した便の航空機への搭載を許可する情報を空港の手荷物預所60の端末61に報知することもできる。これにより、必要に応じて空港の手荷物預所60の職員が該空港の手荷物預所60の端末61から現在の最新の情報をコンピュータ1に確認することができる。またこの場合に、手荷物2cの航空機への搬送を行ってよいかを確認するの旨の信号が該空港の手荷物預所60の端末61から発せられた際に、記憶手段11に「手荷物2cを顧客22の予約した便の航空機への搭載を許可する情報」が格納されていればコンピュータ11は手荷物2cを顧客22の予約した便の航空機への搭載を許可する情報を空港の手荷物預所60の端末61に報知することとしてもよい。
【0026】
また一方、手荷物タグ63と手荷物控え票72とが発行されているか否かにかかわらず、コンピュータ1から旅客が該チェックインカウンターで手続きを終えたことを示す情報を受けた空港の手荷物預所60の端末61が手荷物タグ63の発行と合わせて判断して自動的に手荷物2cを顧客22の予約した便の航空機への搭載を許可することを表示する構成としてもよい。これにより、常にコンピュータ1によることなく空港の手荷物預所60の端末61で管理することができる。
【0027】
なお、上記実施の形態において、ID番号とコード番号を違えているが、同一とすることもできる。
【0028】
【発明の効果】
これにより、安全を確保した上で、空港のチェックインカウンターに手荷物を持ち込むことなく直接手荷物を引受て搭乗便に載せるサービスの提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のシステムを示した図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ
2a,2b 手荷物
11 記憶手段
21 携帯電話
31,41,61,71 端末
32 送付状控
33a,33b 送付状
34a,34b 集荷所控
35a,35b 到着伝票
63 手荷物タグ
72 控え票
Claims (7)
- 旅客が有する端末と空港の手荷物預所の端末および空港のチェックインカウンターの端末と通信可能であって記憶手段を有するコンピュータにより手荷物引き受け所で引き受けられた旅客の手荷物を該手荷物引き受け所から該空港の手荷物預所まで管理して該空港のチェックインカウンターにおいて管理するとともに確かに航空機に搭乗する該旅客の手荷物であるものと確認する旅客手荷物引受管理システムであって、
該コンピュータは、旅客から手荷物預け入れの申し込みがあった際に予め予約されている該旅客の航空便の予約の情報の入力を受けて該予約の有無を確認し、予約が有効であることが確認された場合に前記旅客からの手荷物預け入れの申し込みに対してID番号を発行して該記憶手段に格納して該旅客が有する端末に該ID番号を報知し、
報知された該ID番号を有する旅客により該手荷物引き受け所に運び込まれた手荷物に対して、該ID番号に応じて手荷物コード番号および手荷物の個数の情報を含む送付状と該手荷物コード番号を含む送付状の控えとが該手荷物引き受け所において発行され、
該手荷物引き受け所において発行された前記コード番号が印刷された送付状が取り付けられた手荷物が前記空港の手荷物預所に輸送された際に該送付状が含む該コード番号が前記空港の手荷物預所の端末から入力されると該コンピュータが該コード番号と前記航空便の予約の情報とを照合し、前記航空便の予約の情報と照合できた場合には該コンピュータは該手荷物に付するための任意の番号を付した手荷物タグを発行する旨の指示を前記空港の手荷物預所の端末に対して発信し、
前記手荷物タグを発行する旨の指示を受けた前記空港の手荷物預所の端末は該手荷物が該旅客のものであることを特定可能な手荷物タグを発行することを特徴とする旅客手荷物引受管理システム。 - 請求項1に記載の旅客手荷物引受管理システムであって、
該手荷物タグが発行された場合において旅客が空港のチェックインカウンターでチェックイン手続きを行った際に旅客から提示された該送付状の控えが含むコード番号が空港のチェックインカウンターの端末から入力されると該コンピュータは手荷物タグに対応した手荷物の控え票を該旅客に対し発行する旨の指示を前記空港のチェックインカウンターの端末に発信し、
前記手荷物の控え票を発行する旨の指示を受けた前記空港のチェックインカウンターの端末の端末は手荷物の控え票を発行することを特徴とする旅客手荷物引受管理システム。 - 請求項2に記載の旅客手荷物引受管理システムであって、
該空港の手荷物預所の端末から該手荷物の航空機への搬送を行ってよいかを確認する旨の信号を該コンピュータが受けた際に、該手荷物タグと該手荷物控え票とが発行されていれば、該コンピュータは該手荷物を該顧客の予約した便の航空機への搭載を許可する情報を該空港の手荷物預所の端末に報知することを特徴とする旅客手荷物引受管理システム。 - 請求項1乃至3に記載の旅客手荷物引受管理システムであって、
該旅客手荷物引き受けシステムはさらに送付状が発行され手荷物引き受け所において預け入れられた手荷物を集配する集配所に備えられ該コンピュータと通信可能な端末を有し、
該集配所に備えられ該コンピュータと通信可能な端末から該送付状が含む該コード番号および手荷物の個数の情報が入力されると、該コンピュータは記憶手段に該手荷物の個数の情報を格納し、
前記空港の手荷物預所が手荷物タグを発行する旨の指示を前記空港の手荷物預所の端末に発信する際には前記該手荷物の個数の情報に応じて手荷物の個数の枚数の手荷物タグを発行する旨の指示を行うことを特徴とする旅客手荷物引受管理システム。 - 請求項1乃至4に記載の旅客手荷物引受管理システムであって、
送付状が取り付けられた手荷物が前記空港の手荷物預所に輸送され該コード番号が前記空港の手荷物預所の端末から入力される際と、旅客から提示された該送付状の控えのコード番号が空港のチェックインカウンターの端末から入力される際と、該集配所に備えられ該コンピュータと通信可能な端末から入力される際とにおける入力はバーコードの読み取りによって行われることを特徴とする旅客手荷物引受管理システム。 - 請求項1乃至5に記載の旅客手荷物引受管理システムであって、前記手荷物タグを発行する旨の指示を前記空港の手荷物預所の端末に対して発信するために前記航空便の予約の情報の照合は前記空港の手荷物預所の端末から入力された該コード番号と該記憶手段に格納されている該ID番号との照合により行うことを特徴とする旅客手荷物引受管理システム。
- 請求項1乃至6に記載の旅客手荷物引受管理システムであって、該ID番号と該コード番号とは同じ番号であることを特徴とする旅客手荷物引受管理システム。
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