JP2001240218A - 航空荷物自動仕分け、発送システムと航空荷物自動受取システムとicバゲージタグ - Google Patents

航空荷物自動仕分け、発送システムと航空荷物自動受取システムとicバゲージタグ

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JP2001240218A
JP2001240218A JP2000052372A JP2000052372A JP2001240218A JP 2001240218 A JP2001240218 A JP 2001240218A JP 2000052372 A JP2000052372 A JP 2000052372A JP 2000052372 A JP2000052372 A JP 2000052372A JP 2001240218 A JP2001240218 A JP 2001240218A
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Toshiharu Ishikawa
俊治 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触ICタグを利用した航空荷物の扱いシ
ステムを提供する。 【解決手段】 本発明の航空荷物自動仕分け、発送シス
テムは、非接触ICタグとリライト表示部付きICバゲ
ージタグを使用して航空荷扱いをするシステムであっ
て、航空機の予約情報をもつサーバ11と、前記I
Cバゲージタグの情報を読込みかつ記録するリーダライ
タ131と前記サーバと通信機能を有する自動搬出装置
133付き倉庫13と、により航空荷物を自動仕分け、
搬送することを特徴とする。本発明の航空荷物自動受取
システムは、ICバゲージタグの情報を読込み荷物を自
動ピッキングすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空荷物自動仕
分け、発送システムと航空荷物自動受取システムおよび
ICバゲージタグに関する。詳しくは、非接触ICタグ
と必要によりリライト表示部を設けたICバゲージタグ
を使用して、空港において航空荷物の仕分けや発送ある
いは降機空港において搭乗者が容易に荷物を受け取るこ
とができるシステムとそれに使用するICバゲージタグ
に関する。
【0002】
【従来技術】従来、空港における航空荷物は、バゲージ
タグの表示を視覚またはバーコード等によって認識して
仕分け、発送することがおこなわれている。また、降機
空港において搭乗者が荷物を受け取る際も目視により認
識することで特別の自動化は図られていない。しかし、
これらには以下のような問題がある。 (1)航空荷物は、搭乗時期の前に空港に搭乗者とは別
に送られてくる場合があり仕分けや保管が煩雑となる。 (2)出発便の予定が搭乗者の都合や天候その他の事情
により頻繁に変更になり、その度に表示や保管管理の変
更が必要になり手続きが煩雑となる。 (3)航空荷物の表示の認識を人手やバーコードで行う
のは時間がかかり誤りを生じ易い。そのため行き先や便
を間違える事故が頻発する。 (4)認識した表示のとおりに航空荷物を仕分け、搬送
するのは人手によることになりその労力が過大である。 (5)降機空港において搭乗者が荷物を自分で確認して
取り上げるのは労力を必要とし、年配者や体力の弱い者
には耐えられない負担となる。 (6)同様に、目視により判断して荷物を取り上げるの
で他人が間違ってあるいは故意に荷物を持って行ってし
まうことがある。 (7)いつまでも荷物が出てこない場合は事故なのか誰
かが持って行ってしまったのか分からず不安になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はバゲ
ージタグに電子的に処理可能で書換え可能な非接触IC
タグ(「非接触IC」、「非接触ICラベル」、「非接
触データキャリア」という場合もある。)を持たせて、
なお好ましくはバゲージタグの表示内容を可視的に書換
え可能なリライト表示部を設けて、バゲージタグ券面の
可視的な表示内容と同一内容の情報の少なくとも一部を
ICタグに記録することで上述した問題を解決しようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第1は、非接触ICタグとリライト表
示部付きのICバゲージタグを使用して航空荷扱いをす
るシステムであって、航空機の予約情報をもつサーバ
と、前記ICバゲージタグの情報を読込みかつ記録す
るリーダライタとリライト表示部の書き込みプリンタを
有して前記サーバと通信機能を有するターミナルと、
前記ICバゲージタグの情報を読込みかつ記録するリー
ダライタとリライト表示部の書き込みプリンタを有して
前記サーバと通信機能を有する荷物の自動搬出装置付き
倉庫と、により、航空荷物を自動仕分け、搬送すること
を特徴とする航空荷物自動仕分け、発送システム、にあ
る。かかるシステムであるため、航空荷物の自動仕分
け、発送を確実、迅速に行うことができる。
【0005】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第2は、非接触ICタグ付きのICバゲージタグを使用
して航空荷扱いをするシステムであって、航空機の予
約情報をもつサーバと、前記ICバゲージタグの情報
を読込みかつ記録するリーダライタと前記サーバと通信
機能を有する荷物の自動搬出装置付き倉庫と、により航
空荷物を自動仕分け、搬送することを特徴とする航空荷
物自動仕分け、発送システム、にある。かかるシステム
であるため、航空荷物の自動仕分け、発送を確実、迅速
に行うことができる。
【0006】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第3は、非接触ICタグ付きのICバゲージタグを使用
して航空荷物を当該荷物の所有者が受け取ることができ
るシステムであって、前記ICバゲージタグの情報を
読込み荷物を自動搬送する搬送装置と、前記ICバゲ
ージタグの情報を読込み荷物を自動ピッキングする装置
と、からなることを特徴とする航空荷物自動受取システ
ム、にある。かかる航空荷物自動受取システムであるた
め、航空荷物の受取を間違いなく行うことができる。
【0007】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第3は、非接触ICタグとリライト表示部付きのICバ
ゲージタグであって、当該非接触ICタグにはバゲージ
の所有者である搭乗者の航空券または搭乗券に表示され
た事項の一部と同一の情報が記録されていることを特徴
とするICバゲージタグ、にある。かかるICバゲージ
タグであるため、航空荷物の扱いを容易にすることがで
きる。
【0008】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第4は、非接触ICタグ付きのICバゲージタグであっ
て、当該非接触ICタグにはバゲージの所有者である搭
乗者の航空券または搭乗券に表示された事項の一部と同
一の情報が記録されていることを特徴とするICバゲー
ジタグージタグ、にある。かかるICバゲージタグであ
るため、航空荷物の扱いを容易にすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の航空荷物自動仕分
け、発送システムと航空荷物自動受取システムについて
説明する。図1は、本発明の航空荷物自動仕分け、発送
システムの一例を示す図である。本発明の航空荷物自動
仕分け、発送システム1の第1の実施形態は、非接触I
Cタグとリライト表示部付きICバゲージタグを使用す
るシステムであって、航空機の予約情報をもつサーバ
11と、ICバゲージタグの情報を読込みかつ記録す
るリーダライタとリライト表示部の書き込みプリンタを
有して前記サーバと通信機能を有するターミナル12
と、前記ICバゲージタグの情報を読込みかつ記録す
るリーダライタ131とリライト表示部の書き込みプリ
ンタ132を有して前記サーバと通信機能を有する荷物
の自動搬出装置133が付いた倉庫13等と、から構成
されている。
【0010】サーバ11は、管理センター等に配置さ
れ、空港のチェックセンターにある受付端末10に直結
している。また、サーバ11は、CPU111と各社の
航空便情報や予約情報を蓄積したデータベース112を
有している。ターミナル12は、利用者が、搭乗便を
予約等するときに利用する端末であり、空港の航空会社
カウンター自体が予約ターミナルである他、インターネ
ットと接続する家庭等にあって上記機能を有するリーダ
ーライタ、プリンタをターミナルとすることができる。
倉庫13には、ICタグ用のリーダライタ131とリラ
イト表示部の書き込みプリンタ132を有している。I
Cタグの情報を読込んで行き先や便別に荷物を仕分けし
て搬送を容易にするためである。また、サーバやターミ
ナルと通信機能を必要とするのは、航空便の予定や利用
者の予約変更等の状況を迅速に把握して、当該内容をI
Cタグに記録しさらにリライト表示部に書込み表示する
ためである。空港の荷物集積場に集まった航空荷物30
はICバゲージタグのICチップ24から行き先や航空
便の内容の情報を読み取って、当該情報に基づいて仕分
け、自動搬出、倉庫への一時格納が行われる。また、飛
行機が出発する際は、同様の手続きにより搬出して飛行
機に搭載される。
【0011】本発明の請求項2記載の発明である第2の
実施態様の自動仕分け、発送システムも同様の構成であ
るが、サーバ11と、ターミナル12を必須の構成要件
とはしていない。また、ICバゲージタグのリライト表
示部への倉庫での書換えも必須の要件とはされていな
い。これらを備えなくても目的を達成できる場合がある
からである。
【0012】図2は、本発明の航空荷物自動受取システ
ムの一例を示す図である。航空荷物自動受取システムは
空港に降りてからの荷物の受け取りを容易にするための
システムである。従来、航空機の貨物室から出された荷
物は、無差別にベルトコンベア上に載せられて、荷物引
き取り場所に運ばれて回転するコンベア上を周回するう
ちに持ち主が自分の荷物を見つけ出して手で取り上げて
搬出するシステムが採られている。しかし、このシステ
ムは前記した種々の問題点を含んでいる。
【0013】航空荷物自動受取システム2は、図2のよ
うに引き取り場内を回転する回転コンベア34とリーダ
ライタ31、表示装置32、ピッキング装置33、搬送
装置35等で構成されている。Mは飛行機を降りた多数
の乗降客で荷物の引き取りを待っている状況である。航
空機から降ろされた荷物は搬送装置35により搬送され
て回転コンベア34上に載せられる。搬送装置上を搬送
する荷物のICバゲージタグのICチップに記録された
情報はリーダライタ31により読み取られて、表示装置
32によりお客様ナンバー(乗降客ナンバー)等で表示
する。これにより乗降客は自分の荷物が着いたことをい
ち早く知ることができる。リーダライタ31は場内の各
所に設置されているので、乗降客が所持する搭乗券また
はバゲージタグ控え票のICタグの内容を読み取ること
もできる。当該乗降客の近くにその乗降客の荷物が接近
した場合は、荷物の識別ナンバーを読み取って一致する
場合には、ピッキング装置33が働いて荷物を当該乗降
客の方向に押し出す動作をさせることができる。ピッキ
ング装置は押し出す動作に限らず荷物を目的の乗降客に
接近させるその他の動作をするものであって良い。
【0014】図3は、ターミナルまたは倉庫に設置する
端末を示し、ICバゲージタグの非接触ICタグと交信
してICタグに記録されている情報を読み取ることと、
必要な情報を記録することを行う。またさらに非接触I
Cタグに記録する情報であって、利用者に可視的に表示
する必要のある情報は券面のリライト表示部に表示され
る。したがって、このような機能を有する端末は、非接
触でICタグに記録するリーダライタ131とサーマル
ヘッド等を有するプリンタ132とデータを制御する制
御部134を有することになる。また、通信機能136
と入力部135を必要とする。
【0015】ICバゲージタグに使用する非接触ICタ
グは、大量に同時に処理する場合のほかは殆どの場合が
単一の券面に対して記録できれば良いので、書込み機1
12の通信距離を長くする必要はなく数cm以内の近距
離型であってよい。しかし、荷物集積場や倉庫内でIC
バゲージタグを検索する場合は広範囲の通信距離をもつ
ことが好ましい。したがって、結論的には数メートルの
距離が得られるマイクロ波型の非接触ICタグを使用
し、リーダライタでデータを書き込む際は出力を弱くし
て記録するのが好ましい。プリンタ132はロイコ染料
等によるリライト表示部に対して書込みを行うが、書き
込む場合と消去する場合とで熱温度条件が異なるのが通
常であるから、プリントヘッド132hが双方の熱条件
に対応できるものが必要となる。
【0016】リーダライタは他の使用方法をすることが
できる。例えば、倉庫内等において、直接無線で該当す
る識別コードのICタグを呼び出して必要なデータを記
録することができる。この場合のICタグは、電池、I
C、表示ディスプレイ(例えば液晶表示)の構成が好ま
しいが、電池を搭載しなくても駆動できるディスプレイ
(例えばメモリー性ディスプレイ、強誘電性液晶ディス
プレイ)を搭載すれば、IC、表示ディスプレイの構成
で目的を達成することができる。
【0017】次に、本発明の非接触ICタグとリライト
表示部付きICバゲージタグおよびICバゲージタグに
ついて説明する。図4は、非接触ICタグとリライト表
示部の付いたICバゲージタグを示す図である。図4
(A)は控え票のないICバゲージタグを示す。ICバ
ゲージタグ3tは通常裏面に粘着面を有し、使用の際は
粘着面保護用の剥離紙を部分的に(通常は両端部のみ剥
離する)剥離してから荷物の取って等に通し、粘着面3
n同志を接着させて荷物に添付し識別票として使用す
る。本発明のICバゲージタグ3tは非接触ICタグ2
2を有するほか、好ましくはリライト表示部25を有す
るので、ICバゲージタグ発券の際は当該表示部に行き
先とか航空便の内容、荷物の持ち主の氏名等を表示して
発行される。予定が変更になった場合にはICタグの内
容と同時に当該リライト表示部の内容も書き換えて行き
先等が明瞭になるようにする。
【0018】非接触ICタグ22は通常はICバゲージ
タグとは別のプラスチック基材にアンテナコイル23を
形成してICチップ24を装着してあるので、ある程度
の凹凸があるため、リライト表示部25を設ける部分
(図においてハッチングを施した部分)を避けて貼着す
るのが好ましい。非接触ICタグを設ける面はICバゲ
ージタグの表面側でも背面側でもいずれであっても構わ
ない。
【0019】図4(B)は、非接触ICタグが付いたI
Cバゲージタグの他の例を示す図である。図4(B)の
場合は、ICバゲージタグに控え票3hが付いており、
控え票にもICタグが設けられていてバゲージタグ本体
部分と同一の内容がICチップに記録されている。これ
により荷物自動受取の際の認識票とすることができ、搭
乗券を持たない場合にも自動ピッキングが可能となる。
【0020】非接触ICタグは、プラスチック等の基材
21上のコイルパターンと容量素子とにより共振回路を
形成して一定周波数の電波を受信して交信することがで
きる。一般的には125kHz、13.56MHz、
2.45GHz(マイクロ波)の周波数帯が使用され
る。マイクロ波の場合の交信距離は数mといわれる。こ
のようなICタグはプラスチック基材にラミネートした
アルミ箔等の金属箔をフォトエッチングやレジスト印刷
後のエッチングによりコイルパターンを形成し、ICチ
ップを装着し、保護用の被覆を設けることにより製造で
きる。その大きさも30mm×30mm程度以下のサイ
ズにできるが、ICバゲージタグの場合はかなり大きな
面積があるので設計を比較的自由に行うことができる。
【0021】ICタグに使用する樹脂基材としては、P
ETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、
ナイロン等の各種材料を使用することができ、厚みは1
5〜300μmが使用できるが、強度、加工作業性、コ
スト等の点から20〜100μmがより好ましい。金属
箔としては銅箔やアルミ箔あるいは鉄箔を使用できる
が、コスト、加工性からアルミ箔が好ましく、その厚み
は6〜50μm程度が好ましい。
【0022】リライト表示部には、ロイコ染料を使用し
た可逆性感熱記録材料を使用することが好ましい。この
ものは、分子構造内にラクトン環をもち電子放出により
ラクトン環の開環により発色を示す電子供与性呈色性化
合物(いわゆるロイコ染料)が可逆性感熱記録材料とし
て使用されいる。このものにも各種の用法があるが、ロ
イコ染料と酸・塩基化合物からなる顕減色剤を主成分と
し、これをバインダー中に分散したものが一般的に使用
されている。この記録方法は、顕減色剤として、分子内
に水酸基またはカルボキシル基からなる酸性基とアミノ
基からなる塩基性基を合わせ持ち、水素イオンを可逆的
に放出できる性質をもつ有機物質を用いることにより、
ロイコ染料のラクトン環が高温加熱で開環し、低温加熱
で閉環する変化を利用して可逆的に発色及び消色を行う
ものである。繰り返し回数特性、画像安定性を向上させ
るために保護層を設けること、染料および顕減色剤をマ
イクロカプセル化することも行われている。
【0023】ロイコ染料は特に限定されるものではない
が、クリスタルバイオレットラクトン、3−(4−ジエ
チルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチ
ル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタ
リド、3−インドリノ−3−p−ジメチルアミノフェニ
ル−6−ジメチルアミノフタリド等のフタリド化合物、
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キ
シリジノフルオラン等のフルオラン化合物などを使用す
ることができる。
【0024】顕減色剤としては、フェノール性水酸基ま
たはカルボキシル基からなる酸性基とアミノ基からなる
塩基性基の双方を有する化合物で、熱エネルギーの違い
により酸性または塩基性となって、ロイコ染料を発色・
消色させるものである。例えば、ヒドロキシ安息香酸、
ヒドロキシサリチル酸、没食子酸、等の酸と脂肪属アミ
ン類、フェニルアルキルアミン類、トリルアルキルアミ
ン類等の塩基との塩または錯塩が挙げられる。
【0025】このような記録剤は、水または有機溶剤に
溶解する高分子材料をバインダーとして使用することが
でき、例えば、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルア
ルコール、ゼラチン、アラビアゴム、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、酢酸セルロース、ポリビニルブ
チラール、ポリ塩化ビニル等が挙げられる。繰り返し特
性や耐熱性を高めるためには熱硬化性樹脂や耐熱性樹脂
の使用が好ましい。
【0026】本発明の各システムでは、航空券または搭
乗券にも非接触ICタグを利用することが好ましく、I
Cバゲージタグには航空券または搭乗券の搭乗便情報の
一部と同一の情報が記録されていることが前提となる。
例えば搭乗券には指定座席とかクラスとかも記載されて
いるが、それらの情報はICバゲージタグには必要な
く、少なくとも搭乗便の情報が必要であるからである。
これにより荷物と搭乗者が別便になってしまうような事
態を回避できる。
【0027】ICバゲージタグは航空券を購入する際
に、またはその後、利用者がバゲージの申込みをして購
入する。その際、航空券に記録された事項と同一の内容
が非接触ICタグに記録され、リライト表示部にプリン
ト表示される。必要により利用者は、事前にICバゲー
ジタグを購入して航空荷物に貼って宅配便等にて荷物を
空港等に発送する。もしくは空港のカウンターで荷物を
預ける。このICバゲージタグの情報は、空港における
貨物取り扱い装置において自動認識され、荷物のピッキ
ング搭載や降機空港においてバゲージのピッキング扱い
を容易にすることができる。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明の航空荷物自動仕
分け、発送システムは、航空荷物を自動認識して仕分
け、搬送することができるので空港における航空荷物の
扱いを容易迅速かつ正確にすることができる。また、本
発明の航空荷物自動受取システムは、航空荷物を自動ピ
ッキングすることができ、乗降客に負担をかけることが
少なく荷物の扱いを容易にできる。本発明のICバゲー
ジタグは、上述の構成を備えるので上記システムに好適
に使用することができるほか、空港における各種データ
処理を円滑に行うことに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の航空荷物自動仕分け、発送システム
の一例を示す図である。
【図2】 本発明の航空荷物自動受取システムの一例を
示す図である。
【図3】 ターミナルまたは倉庫に設置する端末を示す
図である。
【図4】 非接触ICタグとリライト表示部の付いたI
Cバゲージタグを示す図である。
【符号の説明】
1 航空荷物自動仕分け、発送システム 2 航空荷物自動受取システム 3 荷物 3t ICバゲージタグ 11 予約ターミナル 12 サーバ 10 受付端末 22 非接触ICタグ 23 アンテナコイル 24 ICチップ 25 リライト表示部 30 航空荷物 31 リーダライタ 32 表示装置 33 ピッキング装置 34 回転コンベア 35 搬送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/00 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 2C005 MA11 MA20 MB07 NA09 SA05 SA23 TA22 3F015 AA06 HA01 JC02 JC08 JC12 JC14 JC22 3F022 LL32 MM08 5B035 AA00 BB04 BB09 BC00 CA23 5B058 CA15 KA02 KA05 KA11 YA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触ICタグとリライト表示部付きの
    ICバゲージタグを使用して航空荷扱いをするシステム
    であって、航空機の予約情報をもつサーバと、前記
    ICバゲージタグの情報を読込みかつ記録するリーダラ
    イタとリライト表示部の書き込みプリンタを有して前記
    サーバと通信機能を有するターミナルと、前記ICバ
    ゲージタグの情報を読込みかつ記録するリーダライタと
    リライト表示部の書き込みプリンタを有して前記サーバ
    と通信機能を有する荷物の自動搬出装置付き倉庫と、に
    より、航空荷物を自動仕分け、搬送することを特徴とす
    る航空荷物自動仕分け、発送システム。
  2. 【請求項2】 非接触ICタグ付きのICバゲージタグ
    を使用して航空荷扱いをするシステムであって、航空
    機の予約情報をもつサーバと、前記ICバゲージタグ
    の情報を読込みかつ記録するリーダライタと前記サーバ
    と通信機能を有する荷物の自動搬出装置付き倉庫と、に
    より航空荷物を自動仕分け、搬送することを特徴とする
    航空荷物自動仕分け、発送システム。
  3. 【請求項3】 非接触ICタグ付きのICバゲージタグ
    を使用して航空荷物を当該荷物の所有者が受け取ること
    ができるシステムであって、前記ICバゲージタグの
    情報を読込み荷物を自動搬送する搬送装置と、前記I
    Cバゲージタグの情報を読込み荷物を自動ピッキングす
    る装置と、からなることを特徴とする航空荷物自動受取
    システム。
  4. 【請求項4】 非接触ICタグとリライト表示部付きの
    ICバゲージタグであって、当該非接触ICタグにはバ
    ゲージの所有者である搭乗者の航空券または搭乗券に表
    示された事項の一部と同一の情報が記録されていること
    を特徴とするICバゲージタグ。
  5. 【請求項5】 非接触ICタグ付きのICバゲージタグ
    であって、当該非接触ICタグにはバゲージの所有者で
    ある搭乗者の航空券または搭乗券に表示された事項の一
    部と同一の情報が記録されていることを特徴とするIC
    バゲージタグ。
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