JP2001243502A - 航空券発券システムとそれに使用する航空券、icバゲージタグ - Google Patents

航空券発券システムとそれに使用する航空券、icバゲージタグ

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JP2001243502A
JP2001243502A JP2000052357A JP2000052357A JP2001243502A JP 2001243502 A JP2001243502 A JP 2001243502A JP 2000052357 A JP2000052357 A JP 2000052357A JP 2000052357 A JP2000052357 A JP 2000052357A JP 2001243502 A JP2001243502 A JP 2001243502A
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俊治 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触ICタグを利用した航空券の発券シス
テムとそれに使用する航空券等を提供する。 【解決手段】 本発明の航空券発券システムは、非接触
ICタグとリライト表示部付きの航空券を使用した航空
券発券するシステムであって、航空機の予約情報をもつ
サーバ12と、前記航空券の非接触ICタグの情報を読
込みかつ記録してリライト表示部の書き込みをおこなう
プリンタを有して前記サーバと通信機能を有する予約タ
ーミナル11とにより、前記サーバからの予約情報に基
づいて航空券を発券することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空券の発券シ
ステムとそれに使用する航空券、ICバゲージタグに関
する。詳しくは、非接触ICタグとリライト表示部付き
航空券を使用して、航空会社のカウンターや家庭のプリ
ンター等でインターネット情報を基に容易に航空券の予
約発券および内容変更ができるシステムとそれに使用す
る航空券等に関する。
【0002】
【従来技術】従来、飛行機の利用者は、以下のような手
順にしたがって、搭乗便を予約して搭乗していた。 (1)飛行機の利用者は、航空券又は航空回数券を購入
する。 (2)航空券を購入する利用者は、購入時に、搭乗便を
予約するとともに、氏名等の申請をおこなって、搭乗便
等が印字されている航空券を受け取る。 (3)航空回数券を購入した利用者は、後日、搭乗便を
予約する。その際、氏名等の申請をおこなう。予約した
利用者は、予約した搭乗便を忘れないように、メモをと
る。 (4)搭乗便を予約した利用者は、空港に行き、チェッ
クインカウンターで、搭乗手続きをおこなって、搭乗券
を受け取る。 (5)搭乗券を受け取った利用者は、航空機に搭乗し搭
乗券に示されている席につく。
【0003】しかし、従来の航空券やその発券システム
は、予約内容が書換え不可能であったため、利用者が予
約を変更した場合や、天候や便の都合で予定が変更とな
った場合には改めて航空券を発券する必要があり、手続
きに時間がかかったり利用者が変更した便を確保できる
か不安になったり、発券コストが高くなるという問題が
あった。また、航空回数券を購入した利用者は、予約情
報を間違えてしまうことがあった。特に、利用者が当初
予定していた便に空席がなくて、他の便に変更するとき
などに間違えてしまうことが多い。さらに、表示された
内容と同一の内容が裏面の磁気記録層に記録されていて
も磁気リーダーによる1枚ごとの書換え処理であるた
め、多数の場合は書換えに時間がかかるという問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は航空
券の表示内容を可視的に書換え可能に表示するととも
に、電子的に処理して書換え可能な非接触ICタグ
(「非接触IC」、「非接触ICラベル」、「非接触デ
ータキャリア」という場合もある。)を航空券に持たせ
て、少なくとも可視的な表示内容と同一内容の情報をI
Cタグに記録するとともに、利用者の便宜を図るため
に、航空会社や所定の場所に出向かなくても一般家庭で
も航空券の予約ができるシステムを提供すべくなされた
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第1は、非接触ICタグとリライト表
示部付きの航空券を使用した航空券を発券するシステム
であって、航空機の予約情報をもつサーバと、前記航空
券の非接触IC部分に情報を読込みかつ記録しリライト
表示部の書き込みをおこなうプリンタを有して前記サー
バと通信機能を有する予約ターミナルとにより、前記サ
ーバからの予約情報に基づいて航空券を発券することを
特徴とする航空券発券システム、にある。かかる航空券
発券システムであるため、容易に航空券の予約発券や変
更書換えができる。
【0006】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第2は、リライト表示部が感熱リライタブル記録層から
なる航空券であって、航空券のリライト表示部を避けた
いずれかの箇所に非接触ICタグのアンテナとICチッ
プが位置するように形成されていることを特徴とする非
接触ICタグとリライト表示部付き航空券、にある。か
かる航空券であるため、航空券の予約発券や変更書換え
が容易である。
【0007】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第3は、非接触ICタグに航空券の搭乗便情報の一部と
同一の情報が記録されていることを特徴とするICバゲ
ージタグ、にある。かかるICバゲージタグであるため
発券が容易でありかつ航空券の情報と不一致となること
がない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の航空券発券システ
ムについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明
の航空券発券システムの一例を示す図である。本発明の
航空券発券システム1は、予約ターミナル11とサーバ
12等から構成される。図中11は、航空券を購入する
予約ターミナルであって、航空券の非接触ICタグと交
信して情報を読込みかつ記録できるリーダライタと、リ
ライト表示部を書換えるプリンタを有し、さらに予約情
報を有するサーバ12との通信機能を有している。
【0009】予約ターミナル11は、利用者が、搭乗便
を予約するときに利用する端末であり空港の航空会社カ
ウンター自体が予約ターミナルである他、インターネッ
トと接続する家庭や街中にあって上記機能を有するリー
ダーライタ、プリンタを予約ターミナルとすることがで
きる。サーバ12は、管理センター等に配置され、空港
のチェックセンターにある受付端末に直結している。サ
ーバ12は、CPU121と各社の航空便情報や予約情
報を蓄積したデータベース122を有している。
【0010】受付端末13は、利用者が搭乗手続きをす
るときに使用する端末であり、空港のチェックインカウ
ンターに設置されている。受付端末13は、航空券の非
接触ICタグから、予約情報を読み取り、搭乗手続き可
能なときは、非接触ICタグに搭乗情報を書き込むとと
もに、リライト表示部に書き込んで、搭乗情報を可視的
に表示する。
【0011】図2は、予約ターミナルを示す図である。
予約ターミナルは、基本的には通信機能111を有し、
インターネット等を介して予約情報を有する管理センタ
ー等のサーバ12と通信する。さらに、予約ターミナル
は、航空券2の非接触ICタグと交信してICタグに記
録されている情報を読み取ることと、必要な情報を記録
することを行う。非接触ICタグに記録する情報であっ
て、利用者に可視的に表示する必要のある情報はプリン
タ113より券面のリライト表示部に表示される。した
がって、このような機能を有する予約ターミナルは、非
接触でICタグに記録する書込み機112とサーマルヘ
ッド等を有するプリンタ113とデータを制御する制御
部114を有することになる。また、利用者が管理セン
ターのサーバに必要な情報、例えば、出発便の希望時刻
とか行き先を知らせるための入力部115を備えること
が好ましい。
【0012】航空券に使用する非接触ICタグは、大量
に同時に処理する場合のほかは殆どの場合が単一の券面
に対して記録できれば良いので、書込み機112の通信
距離を長くする必要はなく数cm以内の近距離型であっ
てもよい。また、数cmの距離で記録であれば大量に一
括書き換え処理する場合にも十分である。一括書き換え
処理の必要はほとんど生じないと考えられるが便が中止
になった場合等に発行券の全体を書換える場合等が想定
できる。このような場合は発行券を識別番号毎に呼び出
してICタグの内容を書き換えることもできる。プリン
タ113はロイコ染料等によるリライト表示部に対して
書込みを行うが、書き込む場合と消去する場合とで熱温
度条件が異なるのが通常であるから、プリントヘッド1
13hが双方の熱条件に対応できるものが必要となる。
【0013】管理センターのサーバからの予約情報には
電子透かしが入っていても良い。電子透かしはデータハ
インディングともいわれ、人間の目や耳では知覚し難い
ノイズという形で電子情報に組み込む情報である。電子
透かし量が多過ぎると画質や情報の劣化を招く問題があ
るが、航空券の予約情報に組み合わせて電子透かしをオ
ーバーラップすれば、第3者が真の情報を解読するのを
困難にしてデータの悪用を防止できる。
【0014】次に、利用者が予約ターミナルを使用する
場合の手順について説明する。図3は、航空券発券シス
テムの利用手順を示すフローチャートである。まず利用
者は、予約ターミナルに対して、自分の氏名や希望する
便、行き先、エコノミーとかビジネス等のクラス別の予
約情報の入力を行う(S1)。これはキーボード等から
の入力であれば好ましく、通話による連絡であって、相
手側サーバ担当者による聞き取り入力であっても良い。
当該希望情報は、サーバの予約情報と照合して、あるい
は空港の受付端末に問い合わせて空きがあるか否かの確
認を行う(S2)。空きがあれば、予約情報を非接触I
Cタグに記録し(S3)、さらにリライト表示部に書き
込む(S4)。空きがなければ、別の予約情報を入力す
る。
【0015】予約ターミナルは最初の記録後に予約の変
更が必要か否かの問い合わせを行うので(S5)、利用
者は、予約事項の変更が必要であれば、予約変更情報の
入力を行う(S6)。当該変更情報は、サーバの予約情
報と照合して、あるいは空港の受付端末に問い合わせて
空きがあるか否かの確認を行う(S7)。空きがあれ
ば、前の予約情報を消去して新しい予約情報を非接触I
Cタグに記録し(S8)、さらにリライト表示部の前の
予約情報を消去して新しい予約情報を書き込む(S
9)。空きがない場合は、さらに別の予約情報を入力す
る。ターミナルは利用者に持ち込むバゲージ(荷物)が
あるか否かの問い合わせを行う(S10)ので、利用者
は、バゲージがあれば、個数とか重量とか当該情報の入
力を行う。これによりICバゲージタグが必要枚数発行
されて(S11)、予約手続きが完了する。
【0016】次に、本発明の非接触ICタグとリライト
表示部付き航空券およびICバゲージタグについて説明
する。図4は、非接触ICタグとリライト表示部の付い
た航空券を示す図である。図4では、航空券2と搭乗券
3の双方に非接触ICタグ22が形成されているものを
示しているが、航空券か搭乗券のいずれか一方に貼着ま
たは形成するものであってもよい。双方に非接触ICタ
グを設ける場合は搭乗券が航空券と分離した後であって
も全ての情報をICタグに記録しておけば元の情報をい
つでも回復して読み出しできる便利さがある。また、リ
ライト部分は乗り継ぎのある場合、表面搭載情報を書き
換えることにも使用できる。ICバゲージタグの場合
は、荷物の集積場所等において荷物を検索したりするの
で比較的長い距離の通信距離が必要とされる。また、搭
乗券の場合も荷物のピッキングの際、搭乗者を検索する
目的に使用する場合は長い通信距離が必要となる。した
がって、航空券、搭乗券、ICバゲージタグはいずれも
相当の通信距離を有するようにすれば、接近して記録す
る場合は弱い出力で書き込むことで対応が可能となる。
【0017】非接触ICタグは通常は航空券とは別のプ
ラスチック基材にアンテナコイル23を形成してICチ
ップ24を装着してあるので、ある程度の凹凸があるた
めリライト表示部25を設ける部分(図においてハッチ
ングを施した部分)を避けて貼着するのが好ましい。非
接触ICタグを設ける面は航空券の表面側でも背面側で
もいずれであっても構わない。航空券が硬質の基材であ
る場合は、券面に直接アンテナコイルを形成してICチ
ップを装着することもできる。
【0018】図5は、非接触ICタグが付いたICバゲ
ージタグを示す図である。ICバゲージタグ3tは長さ
のある帯び状のタグであるから非接触ICタグ22は任
意の位置に設けることができるが、印字部分は避けるこ
とが好ましい。また、ICバゲージタグにもリライト表
示部25を設けることが好ましい。このICバゲージタ
グを手荷物等に付することにより荷物の仕分けに利用で
きるほか、航空機に積載される際は自動搭載される。ま
た降機空港において、搭乗券と連動して、荷物を自動ピ
ッキングすることができる。ICバゲージタグの非接触
ICタグには航空券の搭乗便情報の一部と同一の情報が
記録されている。例えば搭乗券には指定座席とかクラス
とかも記載されているが、それらの情報はICバゲージ
タグには必要なく、少なくとも搭乗便の情報が必要であ
るからである。これにより荷物と搭乗者が別便になって
しまうような事態を回避できる。
【0019】非接触ICタグは非接触データキャリアと
もいわれ、プラスチック等の基材21上のコイルパター
ンと容量素子とにより共振回路を形成して一定周波数の
電波を受信して交信することができる。一般的には12
5kHz、13.56MHz、2.45GHzの周波数
帯が使用される。このようなICタグはプラスチック基
材にラミネートしたアルミ箔等の金属箔をフォトエッチ
ングやレジスト印刷後のエッチングによりコイルパター
ンを形成し、ICチップを装着し、保護用の被覆を設け
ることにより製造できる。その大きさも30mm×30
mm程度以下のサイズにできるが、航空券の場合はかな
り大きな面積があるので設計を比較的自由に行うことが
できる。
【0020】ICタグに使用する樹脂基材としては、P
ETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、
ナイロン等の各種材料を使用することができ、厚みは1
5〜300μmが使用できるが、強度、加工作業性、コ
スト等の点から20〜100μmがより好ましい。金属
箔としては銅箔やアルミ箔あるいは鉄箔を使用できる
が、コスト、加工性からアルミ箔が好ましく、その厚み
は6〜50μm程度が好ましい。
【0021】リライト表示部には、ロイコ染料を使用し
た可逆性感熱記録材料を使用することが好ましい。この
ものは、分子構造内にラクトン環をもち電子放出により
ラクトン環の開環により発色を示す電子供与性呈色性化
合物(いわゆるロイコ染料)が可逆性感熱記録材料とし
て使用されいる。このものにも各種の用法があるが、ロ
イコ染料と酸・塩基化合物からなる顕減色剤を主成分と
し、これをバインダー中に分散したものが一般的に使用
されている。この記録方法は、顕減色剤として、分子内
に水酸基またはカルボキシル基からなる酸性基とアミノ
基からなる塩基性基を合わせ持ち、水素イオンを可逆的
に放出できる性質をもつ有機物質を用いることにより、
ロイコ染料のラクトン環が高温加熱で開環し、低温加熱
で閉環する変化を利用して可逆的に発色及び消色を行う
ものである。繰り返し回数特性、画像安定性を向上させ
るために保護層を設けること、染料および顕減色剤をマ
イクロカプセル化することも行われている。
【0022】ロイコ染料は特に限定されるものではない
が、クリスタルバイオレットラクトン、3−(4−ジエ
チルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチ
ル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタ
リド、3−インドリノ−3−p−ジメチルアミノフェニ
ル−6−ジメチルアミノフタリド等のフタリド化合物、
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キ
シリジノフルオラン等のフルオラン化合物などを使用す
ることができる。
【0023】顕減色剤としては、フェノール性水酸基ま
たはカルボキシル基からなる酸性基とアミノ基からなる
塩基性基の双方を有する化合物で、熱エネルギーの違い
により酸性または塩基性となって、ロイコ染料を発色・
消色させるものである。例えば、ヒドロキシ安息香酸、
ヒドロキシサリチル酸、没食子酸、等の酸と脂肪属アミ
ン類、フェニルアルキルアミン類、トリルアルキルアミ
ン類等の塩基との塩または錯塩が挙げられる。
【0024】このような記録剤は、水または有機溶剤に
溶解する高分子材料をバインダーとして使用することが
でき、例えば、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルア
ルコール、ゼラチン、アラビアゴム、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、酢酸セルロース、ポリビニルブ
チラール、ポリ塩化ビニル等が挙げられる。繰り返し特
性や耐熱性を高めるためには熱硬化性樹脂や耐熱性樹脂
の使用が好ましい。
【0025】次に、航空券発券の実際上の手続きについ
て説明する。まず、システム利用者は、前記ICタグを
有する航空券を購入する。これは生媒体としての航空券
であって、搭乗日や座席とは無関係のもの、いわば航空
券用用紙ともいうべきものである。当該航空券は先に詳
述したように所定の表示印刷がなされ非接触ICタグと
リライト表示部を必須の条件として備えているものであ
る。次に、利用者は、前記構成を有する予約ターミナル
で航空券の予約を行う。具体的手順については図3のフ
ローチャートで説明したとおりである。
【0026】利用者の予約申込みデータに対して後日修
正の必要が生じた場合、例えば急用が生じた場合等に
は、フローチャートのS5のステップから予約の修正を
行う。利用者が航空荷物を所持する場合は、ICバゲー
ジタグを発券する。発券は通常は空港の搭乗窓口で行う
が、予約ターミナルからも発券できるものとする。後に
追加のバゲージができた場合には航空券をターミナルに
挿入して非接触ICタグのデータを読み取らせ追加のI
Cバゲージタグを発券することができる。これは異なる
予約ターミナルからであってもよい。
【0027】必要により利用者は、ICバゲージタグを
航空荷物に貼って宅配便等にて荷物を空港等に発送す
る。もしくは空港のカウンターで荷物を預ける。利用者
は空港搭乗の際、受付端末にて搭乗券情報(座席、手荷
物預け、等)を前記航空券のIC部分に追記するととも
にリライト表示部分に印字する。このICバゲージタグ
の情報は、空港における貨物取り扱い装置において自動
認識され、荷物の乗機への自動搭載や降機空港において
バゲージのピッキング扱いを容易にすることができる。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明の航空券発券シス
テムは、予約内容が容易に書換え可能であるため、ター
ミナルで自由に発券できるほか、利用者に不都合が生じ
た場合や、天候や便の都合で予定が変更となった場合に
も航空券の予約変更を容易に行うことができる。また、
航空券の発券を街中や家庭においてもできるので、手続
きに時間がかかることがなく、発券コストを低くするこ
とができる。さらに、ICバゲージタグを同時に発券で
きるのでバゲージと便の情報に相違が発生することがな
い。本発明の航空券やICバゲージタグは、上述の構成
を備えるのでこのような発券システムに好適に使用する
ことができるほか、空港における各種データ処理を円滑
に行うことに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の航空券発券システムの一例を示す図
である。
【図2】 予約ターミナルを示す図である。
【図3】 航空券発券システムの利用手順を示すフロー
チャートである。
【図4】 非接触ICタグとリライト表示部の付いた航
空券を示す図である。
【図5】 非接触ICタグが付いたICバゲージタグを
示す図である。
【符号の説明】
1 航空券発券システム 2 航空券 3 搭乗券 3t ICハゲージタグ 11 予約ターミナル 12 サーバ 13 受付端末 10 着脱可能なICタグ 22 非接触ICタグ 23 アンテナコイル 24 ICチップ 25 リライト表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 G09F 3/00 M 19/07 G06K 19/00 Q G09F 3/00 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触ICタグとリライト表示部付きの
    航空券を使用した航空券を発券するシステムであって、
    航空機の予約情報をもつサーバと、前記航空券の非接触
    IC部分に情報を読込みかつ記録しリライト表示部の書
    き込みをおこなうプリンタを有して前記サーバと通信機
    能を有する予約ターミナルとにより、前記サーバからの
    予約情報に基づいて航空券を発券することを特徴とする
    航空券発券システム。
  2. 【請求項2】 サーバからの予約情報が、電子透かしに
    よりセキュリティー性を高めたものであることを特徴と
    する請求項1記載の航空券発券システム。
  3. 【請求項3】 搭乗便情報の一部の情報と同一の情報を
    非接触ICタグに有するICバゲージタグを同時に発券
    することを特徴とする請求項1記載の航空券発券システ
    ム。
  4. 【請求項4】 リライト表示部が感熱リライタブル記録
    層からなる航空券であって、航空券のリライト表示部を
    避けたいずれかの箇所に非接触ICタグのアンテナとI
    Cチップが位置するように形成されていることを特徴と
    する非接触ICタグとリライト表示部付き航空券。
  5. 【請求項5】 航空券が搭乗券と連接しており航空券と
    搭乗券の双方に非接触ICタグが形成されていることを
    特徴とする請求項4記載の非接触ICタグとリライト表
    示部付き航空券。
  6. 【請求項6】 航空券が搭乗券と連接しており航空券と
    搭乗券のいずれか一方に非接触ICタグが形成されてい
    ることを特徴とする請求項4記載の非接触ICタグとリ
    ライト表示部付き航空券。
  7. 【請求項7】 非接触ICタグに航空券の搭乗便情報の
    一部と同一の情報が記録されていることを特徴とするI
    Cバゲージタグ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254129A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Nec Corp 旅行者荷物管理システム、旅行者荷物管理用リーダ/ライタ、旅行者荷物管理プログラム及び方法
WO2010013287A1 (ja) * 2008-07-29 2010-02-04 富士通株式会社 情報表示制御装置
CN103348375A (zh) * 2011-07-28 2013-10-09 三菱电机信息系统株式会社 终端控制装置以及终端控制程序

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