JP2002207984A - ラベル印字システムおよびプリンター - Google Patents

ラベル印字システムおよびプリンター

Info

Publication number
JP2002207984A
JP2002207984A JP2001001480A JP2001001480A JP2002207984A JP 2002207984 A JP2002207984 A JP 2002207984A JP 2001001480 A JP2001001480 A JP 2001001480A JP 2001001480 A JP2001001480 A JP 2001001480A JP 2002207984 A JP2002207984 A JP 2002207984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
rfid tag
tag
printing
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001001480A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Otsubo
則和 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001001480A priority Critical patent/JP2002207984A/ja
Publication of JP2002207984A publication Critical patent/JP2002207984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】高価なRFIDタグを無駄にせず、必要とする
ラベルのみにRFIDタグを貼着するシステムおよびプ
リンターを提供する。 【解決手段】印字内容のレベルを判断する手段と、ラベ
ルへRFIDタグを貼着する手段と、ラベルへ印字する
手段と、RFIDタグへエンコードする手段とを具備す
るプリンターと、上位機器より入力された印字内容のレ
ベルを判断し、該レベルの設定値に基づいてRFIDタ
グを貼着し、ラベルへ印字し、前記RFIDタグが貼着
されていれば該RFIDタグへエンコードする、ことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルの印字シス
テムに関し、さらに詳しくは、必要とする表示ラベルの
みにRFIDタグを貼着し、印字とエンコードを同時に
行うシステムおよびプリンターに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、連続した剥離紙へ切り離し自在に仮
着されている、RFIDタグを全数のラベルに貼着した
表示ラベル所謂スマートラベルへ印字およびエンコード
する技術が、知られている。しかしながら、該スマート
ラベルには、事前に全数のラベルにRFIDタグが貼着
されているために、RFIDタグを貼着する必要のない
物品や宛先等のラベルまでに、使用することになってし
まい、高価なRFIDタグの無駄ばかりでなく、資源的
にも損失となるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、こ
のような問題点を解消すべく、印字内容のレベルを判断
して、必要なラベルのみへRFIDタグを貼着すること
で、RFIDタグの有無を区別することなく、混流処理
することを着想して、本発明の完成に至ったものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する第
1の発明の要旨は、印字内容のレベルを判断する手段
と、ラベルへRFIDタグを貼着する手段と、ラベルへ
印字する手段と、前記RFIDタグへエンコードする手
段とを具備するプリンターにおいて、上位機器より入力
された印字内容のレベルを判断し、該レベルの設定値に
基づいてRFIDタグを貼着し、ラベルへ印字し、前記
RFIDタグが貼着されていれば該RFIDタグへエン
コードする、ことを特徴とするラベル印字システム、に
関するものである。さらに、第2の発明は、印字内容の
レベルを判断する手段と、RFIDタグを貼着する手段
と、ラベルへ印字する手段と、RFIDタグへエンコー
ドする手段と、エンコード内容を確認手段とを有するこ
とを特徴とする判断機能付きプリンター、を要旨とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面を参
照しながら説明する。なお、「RFIDタグ」には、
「非接触ICタグ」、「非接触データキャリア」、「無
線ICタグ」、「非接触IC」、「非接触ICラベル」
等と、種々の名称で表現される場合もあるので、本発明
においては、代表して「RFIDタグ」と表現し、前記
のように表現されている名称のものも包含するものとす
る。
【0006】図1は、RFID付きラベルの一例を示す
平面図および断面である。図1の(A)はスマートラベ
ル1の表面で、(B)はその断面を表す。スマートラベ
ル1は、ラベル基体2の表面に、可視表示部5、コード
印字部6があり、反対面には粘着剤3を介してRFID
タグ10および剥離紙4からなっている。図1は、1枚
のスマートラベルを表示しているが、実際は剥離紙4に
切り離し自在に仮着されて、剥離紙4で連続状に接続さ
れている。スマートラベル1は、ラベル基材2に耐久性
が必要とされる場合には、ラベルの表面に保護層を設け
ても良い。
【0007】スマートラベル1の可視表示部5は、製品
などの物品へ添付されて、氏名などの宛先情報、電話番
号などの宛先番号情報、製品名などの製品情報、製造番
号などの製造情報、などが可視的に表示され、コード印
字部6には、物品の識別または宛先などのコード化が印
字されている。コードの種類は特に限定されるものでは
なく、各種のバーコード、2次元バーコード、OCRコ
ードなどが適用できる。
【0008】可視表示部5およびコード印字部6の印字
方法は、熱転写または熱昇華転写印字法が適用できる。
ポリエステル樹脂等のプラスチックフィルムからなる基
体シート上に、顔料や染料を分散させた熱溶融性ワック
ス層や、昇華性染料をバインダー中に含有させた熱昇華
転写層を形成した熱転写シートを用いて、該シートの基
体シート側からサーマルヘッドによる加熱によって印字
を行なう。
【0009】剥離紙4は、上質紙や樹脂を含浸または塗
布した紙に、シリコーン樹脂を塗布した所謂セパ紙・セ
パレーター・離型紙と呼ばれている公知のものが適用で
きる。粘着剤3は、アクリル系樹脂・酢酸ビニール系樹
脂・ウレタン系樹脂などの一般的なもので良く、ラベル
の用途に応じて凝集力の強度や、強粘着・弱粘着・再剥
離などのタイプを適宜選択すれば良い。
【0010】スマートラベル1のラベル基体2は、各種
の材料を使用することができ、一般的には、上質紙や板
紙等の紙類、合成紙、ポリエチレンやポリプロピレン、
あるいはポリエステルやポリ塩化ビニール、セルロース
系樹脂のような一般的な合成および天然プラスチック材
料であって、一定の平面状態を保てる程度の厚みを有す
る基材を使用できる。
【0011】プラスチック材料を用いる場合には、可視
表示部が肉眼で見やすく、またバーコードが機械で読み
取りやすくするために、材料自体を白色などの不透明に
したもの、または表面に白色インクなどを塗布したもの
が好ましい。さらには、印字する面に熱転写または昇華
転写用の受像層を持つ受像紙が、最も好適である。スマ
ートラベル1の外形および寸法は、特に制限はないが、
物品への添付や取り扱いに便利な略矩形が好ましい。
【0012】RFIDタグ10は、各種の実施形態を取
り得るが、図を参照しながら説明する。図2は、本発明
の一例を示すRFIDタグの平面図および断面図であ
る。図2(A)は平面図で、RFIDタグ10は、RF
IDタグ基体17にアンテナパターン14を形成し、当
該アンテナパターンとICチップ11に内蔵された容量
素子とにより共振回路を形成している。共振回路は、リ
ーダライタから一定の周波数の電波を受信すると、メモ
リに記憶している情報を発信源であるリーダライタに送
信して返す。
【0013】アンテナパターン14は、コイル形状で導
通部材13によりRFIDタグ基体17の裏面でジャン
ピング回路を形成して、コイル接続素子15、16によ
りICチップ11のバンプまたはパッドに接続してい
る。このようなRFIDタグ10は、RFIDタグ基体
17にラミネートしたアルミ箔等の金属箔をフォトエッ
チングやレジスト印刷後のエッチングによりコイル状と
してアンテナパターン14を形成し、ICチップ11を
装着して形成することができる。その大きさも50mm
×50mm以下のサイズにできる。具体的には、大日本
印刷(株)製の製品名「accuwave」が例示でき
る。
【0014】また、アンテナをカーボン・黒鉛・銀紛、
あるいはそれらの混合体などをビヒクルに分散した導電
性インクを、オフセット・グラビア・シルクスクリーン
印刷で形成することもできる。さらにアンテナパターン
の形状は、特に限定されず、直線状のものでも巻線状の
ものでも良い。アンテナパターンの形状を2枚の羽根状
としたモトローラ社製の製品名「Bistatix」も
適用できる。
【0015】RFIDタグ10を貼着する位置は、特に
限定されるものではなく、スマートラベル1の可視表示
部5コード印字部6への印字操作、および印字後に表示
されている可視情報の判読を妨げない範囲で選定するこ
とができる。一般的には、スマートラベル1の外側へは
み出さねば良く、また、面積的に大部分を占めるアンテ
ナパターン14は略平面であり、可視表示部5およびコ
ード印字部6へかかっても大きな問題はない。
【0016】スマートラベル1の可視表示部5への表示
する事項は、特には限定されず、例えば、郵便番号・住
所・会社名・部署名・役職名・氏名などの宛先情報、電
話番号・ファクシミリ番号・電子メールアドレスなどの
宛先番号情報、製品名・グレード名・型番・製造メーカ
などの製品情報、製造番号・製造月日・品質保証の内容
および保証月日・主な仕様などの製造情報などが、添付
される物品などにあわせて表示すれば良い。また1台の
判断機能付きプリンター30で、ラベル毎に異なる複数
の種類の印字をすることもできる。
【0017】スマートラベル1のコード印字部6のバー
コードなどの情報には、上記の宛先・宛先番号・製品・
製造情報などから、必要に応じて選択することができ
る。一般的には、物品の識別番号または宛先などをコー
ド化して印字することで、頻繁または最重要な事項を表
わす。RFIDタグ10用のリーダライタがなくても、
簡単なバーコードリーダで、分類や送り先の選別などに
利用することができる。
【0018】また、スマートラベル1の表面に保護層を
設けることもできる。保護層としては、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール等の
透明フィルムを粘着剤や感熱接着剤でラミネートした
り、熱転写方式でオーバープリント層を形成することで
できる。
【0019】図2(B)は、RFIDタグ10を、タグ
転写基体4へ連続的に接続した状態のRFIDタグを転
写リボン状としたものである。連接して製造された長尺
状のRFIDタグ10を、熱転写層18を介して、長尺
状のタグ転写基体4へ加熱して積層状態とし、RFID
タグ基体17のみを1枚毎に分離できるように切断部1
9を設けてある。
【0020】タグ転写基体4は、ポリエチレンテレフタ
レートなどの比較的強靭なプラスチックシートで、厚さ
が6〜50μmのものが適用できる。熱転写層18は、
熱転写シートのインク層から色料を除いたものが適用で
きる。特に好ましいものは、印字時に溶融して剥離性を
発揮する各種のワックスが好ましい。好適に使用される
ワックスとしては、例えば、マイクロクリスタリンワッ
クス、カルナウバワックス、パラフィンワックス、フィ
ッシャートロプシュワックス、各種低分子量ポリエチレ
ン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタロウ、羊毛ロ
ウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、ペトロ
ラクタム、一部変性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸
アミド等、種々のワックスが挙げられる。
【0021】またタグ転写基体4とインク層の間に剥離
層をもうけても良く、熱転写時の感度を低下させること
がない様に薄い層、例えば、0.1〜2μm程度の厚み
であるのが好ましい。また、剥離層には、溶融粘度を著
しく上昇しない範囲で、良好な熱伝導性及び帯電防止性
を与える為に、カーボンブラック等の炭素質物質や金属
粉等の熱伝導性、導電性物質を配合することが出来る。
この剥離層は、例えば、剥離性に優れたアクリル樹脂、
シリコーン樹脂、弗素樹脂、シリコーン或いは弗素で変
性した各種の樹脂が使用できる。
【0022】剥離層およびインク層の形成は、グラビア
印刷・バーコーターなどでホットメルト法で行うことが
できる。次いで、熱転写層18を設けた長尺状のタグ転
写基体4の熱転写層面と、RFIDタグ10を連続して
設けた長尺状のタグ転写基体4のアンテナ面とを、加熱
ラミネートして積層状態とする。該積層体のRFIDタ
グ10を、RFIDタグ基体17のみを1枚毎に分離で
きるように、ハーフカット機にて切断部19を設けて、
RFIDタグ転写リボン20ができる。該リボンは、カ
セットに入れて、プリンターへ供給する。
【0023】図3は、本発明のプリンター機能のブロッ
ク図である。判断機能付きプリンター30は、インター
フェイス部31を介して制御部32があり、制御部32
には表示部33、操作部34が接続している。制御部3
2には、レベル判断部35、RFIDタグ転写部53、
RFIDタグのICチップ作動検査部54、印字部5
6、ICチップエンコード部57、エンコード検査部5
8、排出部59の機能部と、部材を保持し供給するラベ
ル供給部51、RFIDタグ転写体供給部52、インク
リボン供給部55からなっている。
【0024】図4は、本発明のシステムのフロー図であ
る。まず、ステップS1で、判断機能付きプリンター3
0にラベル・RFIDタグ転写リボン・印字用インクリ
ボンをそれぞれの供給部へ装填し、データを入力するパ
ーソナルコンピュータ・サーバー・ネットワークなどの
機器を接続して、それぞれの電源を入れて、レベル判断
の設定を行う。レベル設定とは、例えば、展示会への来
場者を管理するために名札ラベルの印字であれば、取締
役レベルにRFIDタグ10を貼着してスマートラベル
とし、他の人々は名札ラベルのみとする場合の、取締役
をレベル設定することである。レベルの設定は、特定の
役職の区分けに限らず、宛先の海外向けと国内向けの区
分け・基幹製品と補充部品の区分け・秘密文書と普通有
文書の区分けであったり、特に限定されるものではな
い。
【0025】ステップS2で、パーソナルコンピュータ
や通信ネットワークなどからデータを入力する。データ
の入力は、展示会の案内状へバーコードなどの識別情報
を表示してある時には、該案内状でパーソナルコンピュ
ータまたは本発明の判断機能付きプリンター30に接続
されたバーコードリーダからも入力することができる。
【0026】ステップS3で、前記のレベル設定基準に
基づいて、取締役であれば、RFIDタグ10が必要と
判断してステップ4へ、取締役でなければ、RFIDタ
グ10が不要と判断してステップ5の手順へ向かう。
【0027】ステップS4では、印字内容のレベルがR
FIDタグ必要と判断されて、制御部32から、ステッ
プS6・S7・S8・S9・S10・S11が実行され
る。装填されているラベルがラベル供給部51から繰り
出されて、RFIDタグ転写体供給部52で連続的に移
動しながら、ラベルが剥離紙4から一時的に剥離され
る。該ラベルの粘着剤面へ、ステップS6でRFIDタ
グ転写体供給部52から繰り出されたRFIDタグ転写
リボン20のRFIDタグ面と接触させて、タグ転写基
体21側より加熱すると、熱転写層が溶融し、RFID
タグ10がラベルへ転写される。ついで、剥離紙4と再
接触させると仮着にもどる。
【0028】該RFIDタグ10は、ステップS7で、
正常に機能するかの交信の可否・導通の可否・メモリへ
のアクセスなどの検査を行う。合格すればステップS8
へ、不合格の場合にはエラー表示し、該ラベルは以降の
処理をせずに排出される。不良ラベルの流出が防止さ
れ、エラー表示で再印字することで未印字ラベルの発生
が防止できる。
【0029】次いで、ステップS8で、所定の氏名など
の宛先情報、電話番号などの宛先番号情報、製品名など
の製品情報、製造番号などの製造情報、などが熱転写ま
たは昇華転写方式で印字される。インクリボン供給部5
5から繰り出されたインクリボンによる該印字は、文字
はもちろん地図・写真調・イラストなどでも良く、カラ
ーでも良く、可視表示部5となる。また、同時に、物品
の識別または宛先などをコード化したバーコードが、熱
転写または昇華転写方式で印字されて、コード印字部6
となる。
【0030】ステップS57へ移動して、RFIDタグ
10に内蔵されているICチップ11のメモリへ、所定
の氏名などの宛先情報、電話番号などの宛先番号情報、
製品名などの製品情報、製造番号などの製造情報など
が、電気的に書き込まれる。該メモリには、製品などが
継続的に使用されて、点検・修理・補修の際部品などの
リストやその履歴なども書き込め、メモリ内の使用方法
については、なんら限定されるものではない。印字と同
様に、1台の判断機能付きプリンター30で、ラベル毎
に異なる複数の種類のエンコードをすることもできる。
【0031】ステップS10で、S9のエンコードが正
常に行われているかを検査する。S9でエンコードされ
たメモリを読み取って、元データと照合して一致すれ
ば、合格で、完成したスマートラベルが、ステップS1
1で良品箱へ排出され、一致しない場合には、エラー表
示し、該ラベルは不良品箱に排出される。
【0032】RFIDタグ10の貼着が不要と判断され
た場合の、ステップについて説明する。ステップS5で
の不要と判断された場合には、ステップS6・S7の処
理が行われずに通過しステップS8へ行く。ステップS
8では、上記と同様に可視表示部およびコード印字部に
印字される。ステップS9・S10の処理が行われずに
通過し、ステップS11で良品箱へ排出されて、可視的
な情報およびバーコードが表示された所謂タックラベル
ができる。
【0033】このようにして、レベルを事前に判断する
ことによって、RFIDタグ10が貼着されたり、また
は貼着されていないラベルが、自動的に作成される。多
くの入力データを区分けすることなく、混流したまま
で、ラベルの印字作業をすることができる。従来は、供
給するラベルをRFIDタグ10付きのスマートラベル
または通常のタックラベルにいちいち交換したり、入力
データを分類し区分けし、各個別に設定をせねばならな
かった。また、実際にはスマートラベルを全数に使用し
てしまう場合も多く、資源的にも金額的にも損失がでて
いる。
【0034】
【実施例】ラベルは、坪量110g/m2の王子油化合
成紙(株)製の製品名ユポタック原紙の可視表示部の面
にグラビア印刷で受像層を形成してラベル基体とし、9
0g/m2のシリコーンを塗布したセパ紙と、アクリル
系粘着剤で積層し、ラベル基体のみを切断して、不要な
部分を除去して所謂タックラベルとする。
【0035】RFIDタグ10は、大日本印刷(株)製
の製品名「accuwave」をRFIDタグ基体17
で連続に接続している。厚み12μmのポリエチレンテ
レフタレートをタグ転写基体21用いて、カルナバワッ
クス45重量部・パラフィンワックス45重量部・エチ
レン/酢酸ビニル共重合体10重量部からなるインクを
70℃に加熱溶融した状態でグラビア印刷して、熱転写
層18を形成する。該熱転写層と、RFIDタグ基体1
7で連続に接続している「accuwave」とを、加
熱ゴムロール間を通過させて積層して、RFIDタグ転
写リボン20とする。インクリボンは、市販の熱転写用
バーコード用インクリボンを用いる。
【0036】上記のラベル・RFIDタグ転写リボン・
インクリボンを、図3の判断機能付きプリンター30の
それぞれの供給部へ装填し、パーソナルコンピュータと
接続して、各々の電源を入れて、パーソナルコンピュー
タから取締役社長A氏・部長B氏のデータを入力した。
A氏のラベルには、会社名・役職名・氏名と相当するバ
ーコードが可視的に印字され、かつエンコード済みのR
FIDタグが貼着されていた。一方、B氏のラベルに
は、会社名・役職名・氏名と相当するバーコードが可視
的に印字されているのみで、RFIDタグが貼着されて
いなかった。
【0037】
【発明の効果】種々のレベルの混在している入力データ
を区分けすることなく、そのまま混流してラベルの印字
作業をすることができる。一般的に、会社・個人・宛先
・製品型番・製造月日・保証など内容は、種々のレベル
の混在している場合がほとんどで、多くの人手や時間を
要していたレベル分けをする必要がなく、効率が向上す
る。また、レベルに合わせて供給するラベルをRFID
タグ10付きのスマートラベルまたは通常のタックラベ
ルにいちいち交換することもなく、さらに必要のないも
のにまでスマートラベルを使用することもなく、高価な
RFIDタグを無駄にすることがない。
【0038】さらに、例えば連続して移動してくる製品
群の製品名・出荷番号・バーコードなどを別のセンサー
で読んで、該製品の属性情報を記憶しているホストコン
ピュータからID情報を入力すれば(図4のステップS
2)より効率化することができる。同時にこのラベルを
剥離紙より剥がして、移動製品に貼着し、種分けライン
へ流すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】RFID付きラベルの一例を示す平面図および
断面である。
【図2】本発明の一例を示すRFIDタグの平面図およ
び断面図である。
【図3】本発明のプリンター機能のブロック図である。
【図4】本発明のシステムのフロー図である。
【符号の説明】
1 スマートラベル 2 ラベル基体 3 粘着剤 4 剥離紙 5 可視表示部 6 コード印字部 10 RFIDタグ 11 ICチップ 12 IC基板 13 導通部材 14 アンテナパターン 15、16 接続素子 17 RFIDタグ基体 18 熱転写層 19 切断部 20 RFIDタグ転写リボン 21 タグ転写リボン 30 判断機能付きプリンター 31 インターフェイス部 32 制御部 33 表示部 34 操作部 35 レベル判断部 51 ラベル供給部 52 RFIDタグ転写体供給部 53 RFIDタグ転写部 54 ICチップ作動検査部 55 インクリボン供給部 56 印字部 57 ICチップエンコード部 58エンコード検査部 59 排出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 B41J 3/534 19/07 G06K 19/00 H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字内容のレベルを判断する手段と、ラ
    ベルへRFIDタグを貼着する手段と、ラベルへ印字す
    る手段と、RFIDタグへエンコードする手段とを具備
    するプリンターにおいて、 上位機器より入力された印字内容のレベルを判断し、該
    レベルの設定値に基づいてRFIDタグを貼着し、ラベ
    ルへ印字し、前記RFIDタグが貼着されていれば該R
    FIDタグへエンコードする、ことを特徴とするラベル
    印字システム。
  2. 【請求項2】 上記の印字が、溶融型熱転写または昇華
    型熱転写であることを特徴とする請求項1記載のラベル
    印字システム。
  3. 【請求項3】 上記のRFIDタグを貼着する手段が、
    熱転写方式であることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のラベル印字システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載のラベル印
    字システムに使用するプリンターにおいて、印字内容の
    レベルを判断する手段と、RFIDタグを貼着する手段
    と、ラベルへ印字する手段と、RFIDタグへエンコー
    ドする手段を有することを特徴とする判断機能付きプリ
    ンター。
  5. 【請求項5】 上記のRFIDタグへエンコードした内
    容を、照合する手段を設けることを特徴とする請求項4
    記載の判断機能付きプリンター。
JP2001001480A 2001-01-09 2001-01-09 ラベル印字システムおよびプリンター Pending JP2002207984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001480A JP2002207984A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ラベル印字システムおよびプリンター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001480A JP2002207984A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ラベル印字システムおよびプリンター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002207984A true JP2002207984A (ja) 2002-07-26

Family

ID=18870115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001480A Pending JP2002207984A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ラベル印字システムおよびプリンター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002207984A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005001764A (ja) * 2002-11-21 2005-01-06 Hewlett-Packard Development Co Lp 印刷するとともにメモリタグを付着するための装置とそのための方法
JP2005128867A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Brother Ind Ltd 無線タグ情報通信装置用カートリッジ、無線タグ情報通信装置、及び無線タグ回路素子処理システム
JP2005134008A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機および空気調和機のビジネスシステム
JP2005157661A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Brother Ind Ltd 無線タグ作成装置及びカートリッジ
JP2006000936A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Toppan Forms Co Ltd 印刷装置
WO2006033389A1 (ja) * 2004-09-24 2006-03-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha テープ印字装置
US7387233B2 (en) 2004-12-14 2008-06-17 Renesas Technology Corp. RFID card issuing system
US7506813B2 (en) 2005-01-06 2009-03-24 Quad/Graphics, Inc. Resonator use in the print field
JP2010052187A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute プリンタ
JP2010231704A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Chubu Electric Power Co Inc Rfidタグ自動貼付け印刷装置
US7821398B2 (en) 2007-05-29 2010-10-26 Fujitsu Limited RFID tag and method of manufacturing RFID tag
US7841790B2 (en) 2004-09-24 2010-11-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printer and tape cassette with IC circuit part
JP2012192725A (ja) * 2010-10-29 2012-10-11 Toshiba Tec Corp プリンタおよびプリントシステム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0668311A (ja) * 1992-08-20 1994-03-11 Fuji Electric Co Ltd 非接触式カードのエンコード方法
JPH09323490A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Konica Corp Icカード及びicカード発行装置
JPH10236041A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Konica Corp Icカード用電子部品供給装置、ウェブ状部品供給媒体、ウェブ状部品供給媒体収容カートリッジ、icカード製造システム、第2icカード用シート、第2icカード用シート収容カートリッジ、icカード製造方法
JP2000020668A (ja) * 1998-07-02 2000-01-21 Konica Corp Icカードの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0668311A (ja) * 1992-08-20 1994-03-11 Fuji Electric Co Ltd 非接触式カードのエンコード方法
JPH09323490A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Konica Corp Icカード及びicカード発行装置
JPH10236041A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Konica Corp Icカード用電子部品供給装置、ウェブ状部品供給媒体、ウェブ状部品供給媒体収容カートリッジ、icカード製造システム、第2icカード用シート、第2icカード用シート収容カートリッジ、icカード製造方法
JP2000020668A (ja) * 1998-07-02 2000-01-21 Konica Corp Icカードの製造方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005001764A (ja) * 2002-11-21 2005-01-06 Hewlett-Packard Development Co Lp 印刷するとともにメモリタグを付着するための装置とそのための方法
JP2005128867A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Brother Ind Ltd 無線タグ情報通信装置用カートリッジ、無線タグ情報通信装置、及び無線タグ回路素子処理システム
JP4513052B2 (ja) * 2003-10-24 2010-07-28 ブラザー工業株式会社 無線タグ情報通信装置
JP2005134008A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機および空気調和機のビジネスシステム
JP4527381B2 (ja) * 2003-10-29 2010-08-18 三菱電機株式会社 空気調和機
US8248246B2 (en) 2003-11-25 2012-08-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha RFID-tag fabricating apparatus and cartridge
JP2005157661A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Brother Ind Ltd 無線タグ作成装置及びカートリッジ
JP2006000936A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Toppan Forms Co Ltd 印刷装置
JP4549748B2 (ja) * 2004-06-15 2010-09-22 トッパン・フォームズ株式会社 印刷装置
WO2006033389A1 (ja) * 2004-09-24 2006-03-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha テープ印字装置
US8025451B2 (en) 2004-09-24 2011-09-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printer
US7841790B2 (en) 2004-09-24 2010-11-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printer and tape cassette with IC circuit part
US7387233B2 (en) 2004-12-14 2008-06-17 Renesas Technology Corp. RFID card issuing system
US7506813B2 (en) 2005-01-06 2009-03-24 Quad/Graphics, Inc. Resonator use in the print field
US7821398B2 (en) 2007-05-29 2010-10-26 Fujitsu Limited RFID tag and method of manufacturing RFID tag
US8009049B2 (en) 2007-05-29 2011-08-30 Fujitsu Limited RFID tag and method of manufacturing RFID tag
JP2010052187A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute プリンタ
JP2010231704A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Chubu Electric Power Co Inc Rfidタグ自動貼付け印刷装置
JP2012192725A (ja) * 2010-10-29 2012-10-11 Toshiba Tec Corp プリンタおよびプリントシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU772878B2 (en) Radio frequency identification tags and labels
US6019865A (en) Method of forming labels containing transponders
US8207824B2 (en) Two sided thermal RFID
JP2002207984A (ja) ラベル印字システムおよびプリンター
US8424772B1 (en) Transactional card, system, and method
EP2206607B1 (en) Printing device
US7876222B2 (en) Customizable mechanically programmable RFID tags
US20080190561A1 (en) Apparatus and method for producing a sheet material
JP4220184B2 (ja) Icタグ付きキャップシール
CN1932858B (zh) Ic标签、用于ic标签的读取器/写入器及使用ic标签的系统
JP4080802B2 (ja) 配送伝票
JP2000109037A (ja) Ic付き配送ラベルの印字装置
JP4627583B2 (ja) 積層型ラベル
JP3716087B2 (ja) Icカード発行システム及びicカード発行方法
JP4765172B2 (ja) 非接触ic帳票
JP2007203514A (ja) Rf−idタグあとばめ1p配伝
JP2000112354A (ja) Ic付き配送ラベル
JP4797497B2 (ja) 商品タグ発行機
JP2000109036A (ja) Ic付き配送ラベルの印字システム
US20090001176A1 (en) Method And Device For Forming A Chip-Containing Label
JP2004354730A (ja) 図書館用ラベル
JP2005103891A (ja) 印字装置
JP2002211169A (ja) 配送票
JPH0411798Y2 (ja)
JP2002351336A (ja) 航空手荷物タグ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101130