JP2004521196A - からみ織の製織のための織機 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、地糸、からみ糸及びよこ糸を含み、地糸とからみ糸がたて糸を構成するからみ織の製織のための織機に係り、該織機が、おさを担持し、所属の駆動手段により往復動可能なスレーと、おさのたて糸側に配設された地糸案内手段及びこれに隣接するからみ糸案内手段とを有し、地糸案内手段とからみ糸案内手段にそれぞれ駆動手段が配属され、からみ組織を作るために上記の駆動手段により案内手段が製織面と平行に及び製織面を横切って互いに相対運動可能となっている織機に関する。織機は、よこ入れ手段と、地糸及びからみ糸供給手段と、作られた織物の引取り手段と、を更に有する。
【0002】
からみ織の製織のために構成された織機は一連の様々な実施形態が実際に知られている。例えば刊行物、国際公開公報WO98/07913号に織物機械でからみ織を製織する際のたて糸の制御のための装置が記載されている。なお、からみ織とは少なくとも部分的にいわゆるレノ組織又はからみ組織として加工された織物を意味する。この組織はたて糸が互いに平行に走らずに、2本以上のたて糸がからみ合うことが他の組織と相違する。この織物組織の詳細は例えば“Die Weberei”Fachbuchverlag GmbH,Leibzig,1951年、311頁以下に記載されている。からみ織を作るには、たて糸の地糸とからみ糸を製織面で、また製織面を横切って、たて糸方向と交差して移動しなければならない。そのためにたて糸方向に相前後して配設され、薄板又は針を備えたリード又はシャフトを使用することが知られている。薄板又は針の目に糸が引き通される。地糸はスレーから見て一方の針リードの目を通るが、からみ糸は第1の針リードのたて糸側に配設された第2の針リードの目に引き通される。この配列によって地糸はおさに隣接する第1の針リードの運動に伴って移動させられ、一方、からみ糸は第2の針リードの運動に追従させられる。2つの針リードの相互の適宜な相対運動によって、一方では地糸とからみ糸の相互のからみ合いが、他方ではよこ入れのための開口が行われる。
【0003】
からみ織の製織のための公知の装置及び織機では、地糸及びからみ糸案内手段の運動の発生のための駆動装置が極めて複雑で費用がかかる。被動部材の慣性質量が比較的大きい駆動及び制御機構が設けられ、このため作業速度が妨げられることが多い。
【0004】
そこで発明の課題は、よこ入れ方式(即ちシャットル、グリッパ、エアジェット等々による)の如何に関わりなく、地糸及びからみ糸案内手段の運動が僅かな設備費で極めて簡単確実に発生される長所を備えた織機を提供することである。
【0005】
この課題の解決のために、冒頭に挙げた織機は、地糸案内手段及び/又はからみ糸案内手段の駆動がスレーの駆動手段から導き出されることを特徴とする。
【0006】
従って織機は特別の開口手段又は補助手段例えば内側トレードルモーションもしくは自家又は外部駆動装置を備えたいわゆる偏心装置又はドビーを必ずしも備えなくてよい。からみ織の製織のための案内手段の運動は、織機に元来ある動力源からほぼ直接に導き出される。
【0007】
地糸及び/又はからみ糸案内手段の駆動のためにスレー駆動装置を使用すれば低重量構造が可能であり、同時にスレーのよこ打ち運動に正確に強制的に同調した地糸とからみ糸の正確なサイドチェンジが保証される。地糸及び/又はからみ糸案内手段として薄板又は針リードを使用すれば、場合によって必要になるたて切れ除去に関して、このリードは極めて操作しやすく配列され、他方では薄板又は針リードの行程距離の調整が簡単にたやすく実現される。
【0008】
地糸及び/又はからみ糸案内手段の製織面を横切る方向の運動は、振動回転運動を行う駆動軸、スレー駆動手段のいわゆるおさ軸から所属の駆動手段を介して導き出すことができる。また地糸及び/又はからみ糸案内手段が回転可能に支承された軸からなる回転軸の周りに旋回し得るように支承され、この軸がスレー駆動手段のおさ軸と連動するならば有利であることが判明した。
【0009】
案内手段を薄板又は針リードとして形成すれば、これを2つの位置の間で旋回することができ、一方の位置では別の案内手段の薄板又は針リードとおおむね平行に整列され、他方の位置では上記の針リードに対して、ひ口(開口)の大きさを決定する寸法だけ製織面を横切って持ち上げられる。
【0010】
本発明に係る織機をさらに発展させたものが従属請求項の主題である。
【0011】
図面に発明の主題の実施例を示す。
【0012】
図1に地糸1、からみ糸2及びよこ糸300からなるいわゆるからみ織の部分図を示す。その場合図の上側部分a)には伸びた状態の地糸1が示されており、下側部分b)は地糸1とからみ糸2の実際の経過を再現する。明らかにからみ糸2は地糸1に巻き付けられている。
【0013】
図1のからみ織を作るには、開口時にたて糸方向を横切って地糸1とからみ糸2を相互に相対的に移動させ、からみ糸2が図1で明らかなように地糸1に巻き付くようにしなければならない。
【0014】
そのために必要な運動条件を図2の図表に示す。これは下記で様々な実施形態で説明する本発明の織機の基礎をなすものである。従ってこれらの運動条件を簡単に説明する。
【0015】
からみ組織を作るために必要な地糸1とからみ糸2の相互運動は図2に上下に重なる3つの図表で示した3つの異なる方式で行うことができる。各方式は地糸1及びからみ糸2の案内手段のための駆動手段の特別な構造を必要とする。
【0016】
基本的に重要なのは、各よこ入れ及びおさ打ちの後に、からみ織を形成する地糸及び/又はからみ糸を製織面に対して垂直及び水平方向に移動しなければならないことである。この場合製織面は各図表のほぼ水平方向にある。
【0017】
からみ織を形成するこれらのたて糸の運動順序は前述のように基本的に3つの方式で行なわれる。
【0018】
第1の方式:
地糸1は下口にあり、製織面と平行な水平運動だけを行うが、からみ糸2は上口及び下口へ垂直に移動させられる。従って地糸1の案内手段はもっぱら製織面と平行に移動し、からみ糸2の案内手段は製織面を横切って昇降運動を行う。
【0019】
よこ入れは段階1及び4で、即ちそれぞれひ口が形成された期間に行われる。段階2及び5のおさ打ちは、地糸1が水平方向即ち製織面と平行に位置を変える時に行われる。
【0020】
第2の方式:
地糸1は下口にあり、水平即ち製織面と平行の方向の運動を行わない。地糸1はその位置を持続的に保持する。からみ糸2は水平運動も垂直運動も行う。従って地糸1の案内手段は不動であるが、からみ糸2の案内手段は製織面と平行な運動も、製織面を横切る運動も行う。
【0021】
よこ入れはやはりひ口が形成された期間、即ち段階1及び4で行われる。おさ打ちは段階2及び5で行われ、からみ糸は水平方向即ち製織面と平行に位置を変える。
【0022】
第3の方式:
地糸1とからみ糸2はいずれも垂直方向に、即ち製織面を横切って運動し、その際地糸1又はからみ糸2はほぼ閉口時にさらに水平に、即ち製織面と平行に移動させられる。従って地糸1及びからみ糸2の案内手段はこの運動順序に従って移動させられる。
【0023】
よこ入れ及びおさ打ちはやはり段階1及び4又は2及び5で行われる。
【0024】
図3、8及び9に概要を示した本発明の織機は上記の第1方式のからみ組織の運動順序を使用する。織機はワープビーム3を有し、地糸1及びからみ糸2を含むたて糸5がワープビーム3からバックレスト4を経て送り出される。地糸1及びからみ糸2は符号6にて示す点から出発して2個の針リード7、8(薄板リードとして形成することもできる)及びスレー10に固定された、符号9にて示すそれ自体公知のおさを通り、定置されたクロステーブル11に至る。クロステーブル11のおさ9に面した端縁−12−でおさ打ち又はよこ打ちが行われる。いわゆるエアジェットルームとして構成された図示の織機で、よこ入れは周知のように空気圧によって行われる。よこ入れ手段は、スレー10に間隔をおいて配列され、圧縮空気が給送されるリレーノズル13で示唆した。
【0025】
作られたからみ織14はクロステーブル11からガイドローラ15を経て巻取りローラ16へ送られ、そこから巻取りローラ16とプレスローラ17の間の締付け点を通り、2個のガイドローラ18、19を経て別に図示しないクロスビームに到達し、これに巻き取られる。上記のローラは20に一部を略示した機枠に回転可能に支承される。機枠はクロステーブル11も担持する。ローラに配属された駆動装置は元来公知のものであり、別に図示しない。点6と針リード7、8の間の区域で地糸1及びからみ糸2はたて止め装置21を通る。たて糸の上にまたがるたて止め装置のドロッパは22で示されており、たて切れの場合に地糸1及びからみ糸2と同じく上から自由にたやすくアクセスすることができる。
【0026】
おさ9を有するスレー10は、機枠20に回転可能に支承されて振動回転運動を行う軸、いわゆるおさ軸24に支脚23を介して固着され、その回転軸の周りによこ打ちのための往復運動を行う。おさ軸24の駆動装置のここで問題の主要部分の概要を図7に示す。おさ軸24は末端側にそれぞれ偏心レバー25を担持することが図7で明らかである。所属のカムホイール26に追従する一方の偏心レバーが図示されている。カムホイール26は高速の駆動軸28により歯車装置27を介して駆動される。駆動軸28の駆動は別に図示しない駆動モータによって行われる。高速駆動軸28は一方向連続回転運動を行うが、おさ軸24にはカムホイール26とカムレバー25からなる偏心装置により振動回転運動が付与される。
【0027】
針リード7、8の基本構造は特に針リード7を示した図4ないし6で明らかである。針リード7は針棒29及びこれと結合された枠30を有する。針リード7は織幅にわたって延びており、個々の部片に細分することができる。部片はスレー10に固定されている。枠30は均一な間隔で並べて配列された薄板31を取囲み、中央部が薄板状に形成された偏平な針32が薄板31の間に配列され、針32の一端は針棒29に固着され、他端はそれぞれ目33を有する。目33はそれぞれの針32の末端区域34に形成されている。たて糸方向に見て糸のおおむね無接触の通過を可能にする目33の有効内法幅が生じるように、末端区域34は続く針軸35に対して小さな角(10°〜45°)で交差している。偏平な針32とこれに隣接してこれと平行に整列された薄板31との間隔は、地糸1又はからみ糸2が針軸35と隣接する薄板31との間を自由に通過できるように選定されている。薄板31と針32は連続するタイロッド及びその間に配置されたスペーサリング7a(図4)によって正確な相互間隔に保持される。
【0028】
針リード8が上記の針リード7と相違するのはおおむね次の点だけである。即ち針リード8の目33は針棒29の近くに配設されているが、針リード7の場合は特に図8、9で分かるように枠30の上側横棒30aの近くにある。
【0029】
針リード7の針棒29は、織幅に配分して配列された針リード支脚36に固定されている。針リード支脚36はおさ軸24と平行して機枠20に回転可能に支承された針リード軸37に遊転不能に緊定され、半径方向に突出する。針リード軸37はおさ軸24と確実連動する。図3、8及び9に示す実施形態ではこの連動が歯形ベルト伝動装置によって実現される。歯形ベルト伝動装置は歯形ベルト38及びおさ軸24と針リード軸37にそれぞれ遊転不能に取付けられた歯形ベルト車39又は40からなる。念のため指摘しておくが、2つの歯形ベルト車39、40は図7では見えない。おさ軸24と針リード軸37の連動に関連して、針リード7は図8、9に示す2つの限界位置の間で針リード軸37の軸線41の周りに旋回運動を行い、その際この旋回運動は改めて詳しく説明するように、おさ9のよこ打ちのための往復運動と強制的に同期させられる。
【0030】
たて糸方向におさ9に直接隣接する別の針リード8は、図3の42に示唆したおおむね水平に延びる製織面を横切って整列され、機枠20に水平往復運動可能に支承される。所属の横案内は別に図示しない。
【0031】
特に図3、10で明らかなように、針リード8の針棒29の区域に少なくとも1個のピローブロック43が固定されている。針リード8はピローブロック43と連接棒44を介して第2の固定ピローブロック45に枢支される。ピローブロック43、45の互いに平行なヒンジ軸を46、47で示す。連接棒は部分44aとその中に差し込まれた部分44bの二つ割に形成されているから、止ねじ48をゆるめて締め直せば連接棒44の長さを必要に応じて変えることができる。
【0032】
例えば円筒形横断面を有する連接棒44の部分44aの上にスリーブ49が縦移動可能にはめ込まれている。スリーブ49は止ねじ50により所定の位置に固定することができ、軸受部51を担持し、ここにクランク伝動装置53の連接棒52が枢着されている。クランク伝動装置53の偏心輪を54で示す。偏心輪54は駆動軸55に遊転不能に取付けられている。駆動軸55はフェースギヤ56の形の駆動輪と遊転不能に結合され、フェースギヤ56は図7に示すスレー駆動装置の高速軸28によりピニオン57を介して駆動される。図7ではピニオン57は見えない。
【0033】
連接棒52は二つ割に形成されている。互いに差し込まれた2つの部分は、止ねじ8をゆるめた上で連接棒52の所望の長さに調整することができる。軸28が回転するとクランク伝動装置53によって連接棒44に固定旋回軸47を中心とする旋回運動が付与されるから、連接棒44と連結された針リード8はそれに応じた水平往復運動を行う。スリーブ49と機枠に固定された旋回軸47との間隔を連接棒44上で適当に調整することによって、この往復直線運動の行程を変えることができる。止ねじ48、50及び58をゆるめれば、この調整が直ちに可能である。また二つ割の連接棒44は支点45即ち製織面42(図3)に対する針リード8の高さを適宜に調整することができる。
【0034】
図10による上記の実施形態では針リード8の駆動がスレー駆動装置の高速の主軸28から直接導き出されるが、図11には針リード8の往復運動を別の機械的駆動方式で実現した実施形態が示されている。この実施形態ではクランク伝動装置53が例えば60に固支された電動モータ59の形の自家動力源と連結されている。原則として空気式、油圧式及び電気式動力源を使用することができる。クランク伝動装置の偏心輪54の1回転が2本のよこ糸又は2回の製織サイクルに相当するように、動力源59はスレー駆動装置及びよこ入れ手段と同期されている。図10の実施形態では駆動フェースギヤ56とピニオン57の間の変速比も同様に設定される。このことは、からみ織の繰返しパターンが2本のよこ糸からなるならば、連接棒52が針リード8を第1のよこ糸の後に水平方向右へ、第2のよこ糸の後に水平方向左へ引くことを意味する(図10及び11を参照)。なお図10及び11には同じ部材に同じ参照符号を使用したから、その限りで改めて説明する必要はない。
【0035】
上記の織機は次のように動作する。ここでは特に開口運動を示す図8、9を参照する。
【0036】
地糸1はたて糸方向におさ9に直接隣接する針リード8の針32の目33を通るが、からみ糸2は針リード8のたて糸側の直前にある針リード7の針32の目33に引き通され、針リード8の針32とこれに隣接する薄板31の間の間隙を通過する。同様に地糸1は針リード7の針32と薄板31の間の間隙を通る。こうして地糸1は針リード8の運動と共に移動させられ、からみ糸2は針リード7の運動に追従する。完全な糸案内を保証するために、これらの運動の行程は目33の内法幅より大きくなければならない。このようにして針リード8、7は地糸1又はからみ糸2のための案内手段である。
【0037】
おさ9がおさ打ち又はよこ打ち位置にある状態を図8に示す。おさ軸24及び針リード軸37によりおさ9と確動的に同期された針リード7は図8の位置をとる。ここで針リード7は製織面42に対してほぼ直角に整列され、僅かな間隔で地糸1の他方の針リード8と平行である。この位置で針リード7はからみ糸2を下口の適当な区域に保持する(図8を参照)。
【0038】
次におさ9がクロステーブル11から離れた図9の後方位置に移動すると、針リード7はおさ軸24との強制連結により旋回軸41の周りに逆時計回りに上方へ旋回されるから、からみ糸2が上へ移動され、ひ口が開放される。そこでスレー9が最後部の位置(図9)にあって、スレー9の運動順序に停止が生じると、時間的に同じ規模のひ口停止が起こる。その結果、ひ口のよこ入れ角が最適な大きさとなる。
【0039】
図8、9に示したおさ9と針リード7の2つの限界位置の間で、図2上に「第1の方式」で説明した地糸1及びからみ糸2の運動が行なわれる。
【0040】
図9の状態で行われたよこ入れの後に、スレー9は図9に関して右へ移動し、やがて図8のよこ打ち位置に到達する。その際挿入されたよこ糸が打ち寄せられる。からみ糸2を案内する針リード7が同時に下降し、からみ糸2は図8に示すように下口へ移される。同時に他方の針リード8が製織面42と並行に変位させられるから、地糸1はからみ糸2に対して横へずらされる。続いてスレー9が再びおさ打ち位置から後方へ移動し、からみ糸2に配属された針リード7は同期して上昇し、やがて図9の状態に到達し、ここで新たなよこ入れが行われる。
【0041】
針リード7、8の目33は図8に示した閉口位置で互いに近接しているから、からみ糸2に対する地糸1のサイドチェンジが極めて正確に行われる。これに対して図9の開口位置ではからみ糸2に配属された針リード7が後ろ上方へ旋回されているから、2つの針リード7、8の間のたて糸区域を含む全領域がたて切れの除去のためにアクセスしやすい。
【0042】
地糸1及びからみ糸2の太さ、構造及び材料並びに作られるからみ組織の種類に応じて、前述のように地糸1を案内する針リード8の行程を適宜に調整することができる。
【0043】
針リード軸37とおさ軸24の機械的連結を、図3の実施形態と異なり別様に行うこともできる。
【0044】
別の実施形態を図12に示す。ここで図3の織機と同じ部材は同じ参照符号を付し、改めて説明しない。この実施形態ではおさ軸24と針リード軸37の間にリンク機構が設けられている。リンク機構はおさ支脚23に枢着された少なくとも1個のロッド61と針リード軸37に遊転不能に緊定されたレバーアーム62からなり、ロッド61の他端がレバーアーム62に枢接されている 。レバーアーム62の有効長さを−例えばロッド61の枢着点を半径方向にずらせて−適当に変えることにより、針リード7の上昇高さを調整することができる。地糸1に配属された他方の針リード8の駆動手段は、図3の実施形態と同様に構成されている。
【0045】
図13に概要を示す変更された本発明織機は、図2中央に示した図表「第2の方式」に相当する地糸1及びからみ糸2の運動順序でからみ組織を製織するように構成されている。図3の織機と同じ部材はやはり同じ参照符号を付し、別に説明しない。
【0046】
この実施形態では地糸1に配属され、おさ9のたて糸側に直接隣接する針リード8は機枠20に定置して保持される。従ってこの針リード8の目33を通る地糸1は製織過程で常に同じ位置をとる。
【0047】
からみ糸2を案内する他方の針リード7は針リード支脚36によってやはり針リード軸37に固定されている。この場合は針リード軸37は回転し得るだけでなく、軸方向移動もできるように機枠に支承されている。図12の実施形態と同様に製織面42をおおむね横切る針リード7の垂直旋回運動は、針リード軸37とおさ軸24の確実連動によって生じる。この連動はロッド61とレバーアーム62によって行われる。製織面と平行に行われる針リード7の往復水平運動の発生のために、カム伝動装置63が使用される。その詳細は特に図15で明らかである。カム伝動装置63は基本的に図10のカム伝動装置53と同様に構成されている。カム伝動装置63は駆動フェースギヤ64を有し、駆動フェースギヤ64は駆動偏心輪65と遊転不能に結合されている。駆動偏心輪65に連接棒66が支承される。針リード軸37を取囲み、これに緊定された軸受部68に、連接棒66が連結リンク67を介して軸方向不動に枢着されている。駆動フェースギヤ64は、織機の主駆動軸28に遊転不能に取付けられたピニオン69によって駆動される。針リード7の行程距離の変更ができるように、連接棒66の有効長さを止ねじ70で変えることができる。軸受部68を駆動軸37上で適宜にずらせることによって行程距離の変更が実現される。
【0048】
カム伝動装置63と、ロッド61及びレバーアーム62からなるリンク機構との変速比は、2つの針リード7、8が図2中央の図表「第2の方式」に示した運動順序を遂行するように選定されている。この点については前述の説明に基づき別に詳述する必要はない。
【0049】
最後に図14に本発明の織機の別の変更実施形態を示す。織機は図2下側の図表と同様の、即ち「第3の方式」の運動順序を遂行するように構成されている。図3の織機と同じ部材はやはり同じ参照符号を付し、別に説明しない。
【0050】
この実施形態ではからみ糸2を案内する針リード7が図13の実施形態と同様に、ロッド61及びレバーアーム62からなるリンク機構により少なくとも1個のスレー支脚23及びおさ軸24と伝動剛結合されている。また針リード7は針リード軸37にねじ止めされた針リード支脚36に取付けられているから、おさ9に同調した昇降運動がおさ9の往復運動のリズムで針リード7に付与される。この昇降運動は製織面42を横切る方向のからみ糸2の同様な昇降運動をもたらす。また針リード軸37は図15のクランク伝動装置63と、そこで説明したように連結されている。クランク伝動装置63は製織面42と平行に行われる水平往復運動を針リード軸37及び針リード7に付与する。地糸1に対してからみ糸2を横に振るためにこの運動が必要である。
【0051】
地糸1を案内する針リード8は、アーム状の針リード支脚71に固定されている。針リード支脚71は所属の第2の針リード軸72にねじ止めされ、針リード軸72は機枠20に回転可能に支承されている。連接棒74が枢着された半径方向アーム73が針リード軸72又は針リード支脚71と結合され、連接棒74の他方の端部はロッド61と同じ連結点でスレー支脚23と枢結されている。
【0052】
従って運転時に2つの針リード7、8は製織面42をおおむね横切る方向の昇降運動を行い、針リード7、8によって案内される地糸1又はからみ糸2はこの運動に追従する。針リード7、8の運動はおさ軸24の運動から導き出されるから、上記の昇降運動はおさ9の往復運動と正確に同期している。製織面42と平行に行われるからみ糸2の水平振り運動は前述のようにカム伝動装置63によって発生されるから、図2下側の図表に示した、上記の説明で直ちに明らかな「第3の方式」の運動順序が生じる。上記の図表と対照的に、この場合は代案として地糸1でなくからみ糸2が横にずらされる。
【0053】
すべての実施形態にいえることだが、針リード軸37の駆動装置を外部駆動装置として片側又は両側に設けることができる。図示のように針リード軸37をひ口後部の下に配設すれば、針リード軸37のために織幅にわたって多重駆動装置を使用することができる。代案として針リード軸37がひ口後部の上側にあることも可能である。
【0054】
針リード7 −図14の実施形態では針リード8− の円形旋回運動は、前述のように図8の閉口位置で針リード7、8の目33が互いに近接することを可能にする。こうして図4ないし6に基づいて説明した針32の構造に関連して、地糸1及びからみ糸2の極めて正確な案内が生じる。針リードの駆動のためにスレー駆動装置を使用することは、簡単な構造条件をもたらすだけでなく、小さな被動慣性質量を有する構造を生じる。同時に製織過程でからみ糸2に対する地糸1の正確なサイドチェンジが保証される。最後に、新規な織機のすべての実施形態は、前述のように針リード7、8の配列がたて切れ除去のために操作しやすいことが特徴である。しかも針リード7、8の行程距離を必要に応じて簡単な手段でたやすく調整することができる。
【0055】
以上幾つかの実施形態に基づき説明した本発明の思想は新規な織機の製作で実現されるだけでなく、適当な補助装置又は改造によって種々のよこ入れシステム及び様々なよこ入れ方式の既存の織機を本発明に基づき装備又は改装するために利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
a)伸びた及びb)伸びていないからみ糸を有するからみ織の部分概略図である。
【図2】
からみ組織を作るときの地糸及びからみ糸の3つの異なる方式の相対運動を説明するための図表である。
【図3】
本発明に基づく織機の横断面概略図である。
【図4】
からみ糸案内手段をなす図3の織機の針リードの拡大横断面側面図である。
【図5】
図4の針リードの針棒の拡大平面図である。
【図6】
図4の針リードの拡大前面部分図である。
【図7】
図1の織機のスレー駆動装置の一部切欠いた斜視図である。
【図8】
開口運動を明らかにした図3の織機の針リードの2つの異なる位置の図3と同様な拡大部分図である。
【図9】
開口運動を明らかにした図3の織機の針リードの2つの異なる位置の図3と同様な拡大部分図である。
【図10】
地糸案内手段をなす図3の織機の針リードの駆動装置の拡大部分前面概略図である。
【図11】
図10の針リード駆動手段の変更実施形態の同様な図である。
【図12】
からみ糸案内手段をなす針リードの駆動手段の別の実施形態を有する図3の織機の図1と同様な図である。
【図13】
本発明に基づく織機の変更実施形態の、図3と同様の図である。
【図14】
本発明に基づく織機の別の変更実施形態の、図3と同様な図である。
【図15】
からみ糸案内手段をなす図13又は14の織機の針リードの駆動装置の拡大部分前面概略図である。
Claims (12)
- 地糸、からみ糸及びよこ糸を含み、地糸とからみ糸がたて糸を構成するからみ織の製織のための織機であって、該織機が、おさを担持し、所属の駆動手段により移動可能なスレーと、おさのたて糸側に配設された地糸案内手段及びこれに隣接するからみ糸案内手段とを有しており、地糸案内手段とからみ糸案内手段にそれぞれ駆動手段が配属されて、からみ組織を作るために該駆動手段により前記案内手段が製織面で及び製織面を横切って互いに相対運動可能となっており、かつ、該織機が、よこ入れ手段と、地糸及びからみ糸の供給手段と、作られた織物の引取りのための手段と、を有しているものにおいて、
地糸(1)の案内手段(8)及び/又はからみ糸の案内手段(7)の駆動がスレー(10)の駆動手段から導き出されることを特徴とする織機。 - 地糸及び/又はからみ糸(1,2)の案内手段(7、8)の製織面(42)を横切る方向の運動が、スレー駆動手段の振動回転運動を行う駆動軸(24)から所属の駆動手段を介して導き出される
ことを特徴とする請求項1に記載の織機。 - 地糸及び/又はからみ糸の案内手段(7、8)が、回転軸(41)の周りに旋回し得るように支承されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の織機。 - 地糸及び/又はからみ糸の案内手段の旋回軸がそれぞれ回転可能に支承された軸(37、72)からなり、該軸(37、72)がスレー駆動手段の振動回転運動を行う駆動軸(24)と連動する
ことを特徴とする請求項3に記載の織機。 - 地糸及び/又はからみ糸(1、2)の案内手段がそれぞれ薄板リード又は針リード(7、8)を有し、前記リードが互いに間隔をおいて支持材(30)に配列された互いに平行な案内薄板又は案内針(32)からなり、案内薄板又は案内針(32)がそれぞれ地糸又はからみ糸のための目(33)を有し、隣接する案内薄板又は案内針の間にそれぞれ地糸又はからみ糸を受けるための自由空間があり、地糸又はからみ糸の進行方向を横切って見た自由空間の幅は、この方向の目(33)の内法幅より、地糸へのからみ糸の巻き付けを可能にする寸法だけ大きいことを特徴とする上記請求項のいずれか一項に記載の織機。
- 薄板リード又は針リード(7、8)が少なくとも1個のリード支脚(36、71)に配設されており、該リード支脚(36、71)が所属の軸(37、72)と結合されて半径方向に突出する
ことを特徴とする請求項4及び5に記載の織機。 - 少なくとも1個のリード支脚(36)に配設された薄板リード又は針リード(7)が2つの位置の間で旋回可能であり、一方の位置では別の案内手段の薄板リード又は針リード(8)とおおむね平行に整列され、他方の位置では別の案内手段の薄板リード又は針リード(8)に対して、ひ口の大きさを決定する寸法だけ製織面(42)を横切って変位している
ことを特徴とする請求項6に記載の織機。 - おさ(9)のたて糸側に隣接する地糸又はからみ糸案内手段(8)が製織面(42)とおおむね平行に変位し得るように支承されている
ことを特徴とする上記請求項のいずれか一項に記載の織機。 - おさ(9)のたて糸側に隣接する地糸又はからみ糸案内手段(8)が製織面(42)を横切って移動し得るように支承されている
ことを特徴とする上記請求項のいずれか一項に記載の織機。 - 製織面(42)とおおむね平行に行われる地糸及び/又はからみ糸案内手段(8)の運動が織機の主駆動軸(28)から導き出される
ことを特徴とする上記請求項のいずれか一項に記載の織機。 - 製織面(42)とおおむね平行に運動する地糸及び/又はからみ糸案内手段(7、8)の駆動手段が、クランク又はカム伝動装置(53、63)を介して織機の主軸(28)と連結されている
ことを特徴とする請求項10に記載の織機。 - 製織面(42)とおおむね平行に運動する地糸及び/又はからみ糸案内手段(7、8)の駆動手段が空気式、油圧式又は電気式駆動手段(59)であり、その運動がおさ運動及びよこ入れに従って制御される
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の織機。
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