JP2004521042A - エレベータロープ用の点検装置配置 - Google Patents

エレベータロープ用の点検装置配置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004521042A
JP2004521042A JP2002562661A JP2002562661A JP2004521042A JP 2004521042 A JP2004521042 A JP 2004521042A JP 2002562661 A JP2002562661 A JP 2002562661A JP 2002562661 A JP2002562661 A JP 2002562661A JP 2004521042 A JP2004521042 A JP 2004521042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
elevator
cab
inspection device
sheave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002562661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4037267B2 (ja
JP2004521042A5 (ja
Inventor
ザハリア,ヴラッド
バランダ,ペドロ,エス.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JP2004521042A publication Critical patent/JP2004521042A/ja
Publication of JP2004521042A5 publication Critical patent/JP2004521042A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4037267B2 publication Critical patent/JP4037267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/12Checking, lubricating, or cleaning means for ropes, cables or guides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/12Checking, lubricating, or cleaning means for ropes, cables or guides
    • B66B7/1207Checking means
    • B66B7/1215Checking means specially adapted for ropes or cables
    • B66B7/1223Checking means specially adapted for ropes or cables by analysing electric variables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0037Performance analysers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/12Checking, lubricating, or cleaning means for ropes, cables or guides
    • B66B7/1207Checking means
    • B66B7/1215Checking means specially adapted for ropes or cables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/12Checking, lubricating, or cleaning means for ropes, cables or guides
    • B66B7/1207Checking means
    • B66B7/1215Checking means specially adapted for ropes or cables
    • B66B7/123Checking means specially adapted for ropes or cables by analysing magnetic variables

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

エレベータ装置は、エレベータのロープまたはベルトの状態に関する情報を提供する点検装置を含む。この点検装置は、エレベータかご室が選択された位置の間を移動するに従って摩耗するおそれが最も高いロープまたはベルト部分の全体を点検するように配置されることが好ましい。状況によっては、点検装置は、エレベータ昇降路内の固定位置に設けられる。また、他の状況では、点検装置は、他のエレベータ装置の構成要素に対して移動するように支持されている。1つの例では、点検装置は、かご室に支持されており、かご室とともに昇降路を通って移動する。ロープまたはベルトの摩耗するおそれが最も高い部分および他のエレベータ装置の構成要素に対する点検装置の理想的な位置を決定するために、種々の要素が検討される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、主に、エレベータ装置に関し、特に、ベルトの状態を監視するために有利に配置された点検装置を有するエレベータ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エレベータ装置は、典型的にビルの種々の高さにある乗場間で乗客を搬送するかご室を有する。一般に、釣合いおもりが、かご室と関連して設けられる。かご室と釣合いおもりとは、通常、ロープまたはベルトによって連結されている。所望のエレベータ動作を達成するために、駆動機構および一連の綱車が、ベルト、かご室、および釣合いおもりを昇降路内で移動させるように作動する。
【0003】
エレベータのロープまたはベルトは、典型的に、複数の鋼製ストランドからそれぞれ構成される複数のコードを含む。鋼製のコードは、被覆されている場合がある。
【0004】
ベルトの総合的な組成にかかわらず、時間の経過にわたって鋼製ストランドの状態を監視する必要がある。ロープの長さやエレベータ装置の寿命にわたってロープにかかる力を含むエレベータの特性によって、ベルトの状態を定期的に評価することが必要となる。例えば、ロープの1つまたは複数の鋼製要素が切れたり、曲がったりした場合には、エレベータの動作時にベルトにかかる負荷を支持するベルトの能力に影響を与える弱い部分がベルト内に生じてしまう。鋼製ベルトの劣化は、通常の摩耗や切れ、ベルトへの衝撃、疲労、または不注意による腐食によって起こりうる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
エレベータベルトの目視点検は、ベルト内の疲労を示す可能性のある全ての症状を検知するには不充分である。例えば、複数の鋼製ストランドは、ベルトの中心部にあり、目視することができない。さらに、ベルトが昇降路内に配置されているために、ロープの全長を点検することが典型的に妨げられている。
【0006】
エレベータベルトを点検する能力が制限されていることにより、ベルトが典型的に過剰に設計され、エレベータ装置のコストが増加してしまう。また、劣化状態が正確に確認できないにもかかわらず、劣化の疑いから、まだ利用可能なベルトが廃棄されることがある。
【0007】
ベルト状態の判断の信頼性を高めるとともにベルトの設計、保守、および交換に関連する効率を改善する、改善されたエレベータベルト点検装置が求められている。本発明は、エレベータベルトを点検する固有の装置を提供することでこのような要求に応える。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、一般に、エレベータのロープまたはベルトの状態に関する情報を提供する点検装置を有するエレベータ装置である。本発明の装置は、エレベータかご室と釣合いおもりとを含む。複数の綱車が、かご室と釣合いおもりとを連結するロープを導くように配置されている。点検装置は、時間が経つにつれて摩耗するおそれが最も高いロープ部分の状態に関する情報を提供するように配置されている。
【0009】
ベルトが通過する度に、摩耗するおそれが最も高いロープ部分の全体が点検装置によって点検されるように、複数の要素を考慮して点検装置の理想的な位置を決定することが好ましい。エレベータ装置の設計および特性によって、点検装置の理想的な位置が決定される。本発明は、点検装置の理想的な位置を決定する方法を含む。
【0010】
本発明の種々の特徴および利点は、現時点での好適実施例に関する以下の詳細な説明により当業者に明らかとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
エレベータ装置20は、ビル内の複数の乗場(図示省略)の間で乗客を搬送するかご室22を含む。釣合いおもり24が、少なくとも1つのロープまたはベルト26によってかご室22と連結されている。以下の説明では、装置20の耐荷重部分26をベルトと呼ぶ場合が多いが、本発明は、狭義の“ベルト”に限定されるものではない。“ロープ”および“ベルト”の用語は、本明細書において同義であり、置き換えることができる。
【0012】
当業者であれば分かるように、複数のベルトを使用することもできるが、本明細書では、説明の目的で単一のベルトについて述べる。ベルト26は、複数のストランドをそれぞれ有する複数の鋼製コードを含むことが好ましい。かご室22を種々の乗場間で移動させるために、綱車28,30が選択された経路に沿ってベルトを案内する。ベルトを駆動してエレベータ構成要素を所望の通りに移動させるように、従来の駆動機構32が綱車30と関連して設けられている。釣合いおもり24とかご室22とは、従来の方法で(仮想線34で示す)昇降路内を移動する。
【0013】
点検装置40が、ベルト26の状態に関する情報を提供するためにエレベータ構成要素に関連して配置されている。点検装置40の情報は、制御装置42に提供されることが好ましく、制御装置42は、この情報を処理してエレベータ設計者や技術者などが利用可能な形式にする。制御装置42は、複数の点検装置40と関連づけることができる。また、制御装置42は、エレベータ昇降路内またはビル内の他の位置に設置することができる。さらに、点検装置40の情報を遠隔地に送信して、そこで情報を適切に解析および処理することも本発明の範囲に含まれる。
【0014】
点検装置40は、1999年3月29日出願の米国特許出願第09/280,637号に開示された磁束または電気抵抗測定技術を利用することが好ましい。本発明の範囲内であれば他の種類の点検装置を使用してもよい。
【0015】
本発明は、時間が経つにつれて摩耗や劣化が生じるおそれが最も高いベルト部分に関する情報を収集するために、エレベータ構成要素に対して点検装置を有利に配置することを含む。点検装置の最適な配置を決定するときには、種々の要素を検討する必要がある。このような要素には、昇降路内でのエレベータの移動時にベルトの種々の部分が通る曲がり部の数および特性、ベルトが上で曲がる綱車の直径または寸法、綱車の間の距離、綱車の周囲に巻き付けられたベルトの角度、およびベルトの種々の部分にかかる最悪の場合の荷重が含まれる。当業者であれば分かるように、これらの要素は、エレベータのローピング構成、駆動機構すなわち巻上機の位置、そらせ車の使用および配置、および最悪の場合の荷重条件が典型的に生じるビルの階床などの種々の変数に従属している。本発明は、1つまたは複数のこのような要素を利用して、点検装置の理想的な位置を決定する。
【0016】
好適実施例では、点検装置40は、昇降路内におけるエレベータの完全な昇降行程の度に劣化または疲労が生じるおそれが最も高いベルト26の部分が必ず点検されるように配置される。
【0017】
考慮される種々の要素は、ベルト疲労のより重要な原因となる要素に適切な重みを与えるために重み付けされることが好ましい。例えば、曲がり部が比較的小さい直径の綱車上にあることや綱車間の距離が短いことは、荷重よりも大きな影響を与える。同様に、逆方向の曲がり部(reverse bend)は、一方向の曲がり部(simple bend)よりも大きな影響を与える。他の例としては、固定綱車上の逆方向の曲がり部は、可動綱車上の逆方向の曲がり部よりも影響が大きい。この説明により、当業者であれば、特定の状況においてどのような要素を考慮すべきかを判断することができよう。さらに、当業者であれば、この説明を参照して、適切な点検装置位置を決定するために種々の要素に適切な重要性すなわち重み付けを割り当てることができる。
【0018】
以下の説明では、本発明に従って設計された理想的な点検装置位置を有するエレベータ装置の構成の種々の例を示している。勿論、他の点検装置位置が最適の結果をもたらす他の構成も可能である。本発明は、本明細書で説明する例に限定されるものではない。
【0019】
図2Aは、そらせ車を含まないオーバスラングされた2:1エレベータローピング構成を示している。かご室22が頂部の乗場から昇降路の底部に移動するに従って、ベルト26の部分A−Bは、固定された駆動綱車50の周囲で180°一方向に曲がる。ベルト26は、さらに綱車52の周囲で90°逆方向に曲がり、かご室可動綱車54,56の周囲でそれぞれ90°一方向に曲がる。Aで示されたベルト26の地点は、エレベータかご室22が昇降路の頂部で移動し始めるときに比較的急速に逆方向に曲がる。かご室22が昇降路34の頂部にあるときには、地点Aにおけるベルト荷重は、釣合いおもり24の1/2の重量と、釣合いおもりと駆動綱車50との間のベルト部分の重量と、を足した値である。
【0020】
かご室22が昇降路の底部から頂部に向かって移動すると、部分C−Dが、固定された駆動綱車50の周囲で180°一方向に曲がる(図2B参照)。また、ベルトは、釣合いおもり可動綱車52の周囲で180°逆方向に曲がる。Dで示されたベルト26の地点は、釣合いおもりが昇降路の頂部で動き始めたときに、比較的急速に逆方向に曲がる。昇降路の底部では、地点Dにおける荷重は、かご室22の全荷重の1/2と、かご室と駆動綱車50との間のベルト部の重量と、を足した値である。
【0021】
図2A,図2Bの例では、より過酷な荷重および曲げ状態が部分C−Dに加わるために、部分C−Dが部分A−Bよりも早くに劣化するおそれが高い。よって、点検装置40の位置は、エレベータが昇降路の両端の間で移動するときに部分C−Dの全体が点検されるように設けられる。この例では、Dで示されたベルトの地点は、点検装置40によって特に重要視される。図2A,図2Bの例では、点検装置40は、駆動綱車50の下側でかつ釣合いおもり側の地点で昇降路内に固定されることが最も好ましい。
【0022】
説明のために、ベルト26は、部分A−BおよびC−Dを有すると考えており、これらの部分は、以下の基準で選択されている。地点Aは、エレベータが昇降路34内の最も高い地点にあるときに、釣合いおもり側で駆動綱車50とベルト26が接触する地点であると考えられる。この地点は、かご室22が下向きに移動し始めるときに部分A−Bが曲がり始める地点である。地点Cは、釣合いおもりのヒッチ側で釣合いおもり綱車52とベルト26が接触する地点である。この地点は、エレベータかご室22が下向きに移動し始めるときに部分C−Dが曲がり始める地点である。
【0023】
かご室22が最も低い乗場にあるときには、地点Dは、かご室側で駆動綱車50とベルト26が接触する地点である。この地点は、エレベータかご室22が上向きに移動し始めるときに部分C−Dが曲がり始める地点である。点Bは、かごのヒッチ側でかご綱車とベルトが接触する地点である。この地点は、かご室22が上向きに移動し始めるときに部分A−Bが曲がり始める地点である。
【0024】
図2A,図2Bの例は、そらせ車を含むことで変更可能である。反らせ車が含まれる場合には、点検装置を駆動綱車50とそらせ車との間に配置することができる。また、点検装置を上述のように(すなわち駆動綱車50の下側でかつ釣合いおもり側58に)配置してもよい。
【0025】
図3A,図3Bは、駆動綱車60とそらせ車62とを含む1:1ローピング構成を示している。この例では、点検装置40の好適な位置は、駆動綱車60とそらせ車62との間である。カンチレバー式のかご室などで使用される、そらせ車を含まない1:1ローピング構成では、点検装置40は、駆動綱車の下側でかつ釣合いおもり側に配置されることが好ましい。
【0026】
図4A,図4Bは、駆動綱車70がかご室22の下側に設けられた1:1ローピング構成を示している。このような構成は、一般にマシーンビロー構成と呼ばれている。この例では、点検装置40は、そらせ車72,74の間でかご室側に配置されることが好ましい。
【0027】
図5A,図5Bは、駆動綱車80がかご室22および釣合いおもり24の下側に設けられた2:1ローピング構成を示している。この例は、2つのかご室可動綱車82,84、2つの固定そらせ車86,88、および釣合いおもり可動綱車89を含んでいる。点検装置40の好適位置は、固定そらせ車86の下側でかつかご室側である。これにより、図示の構成で劣化するおそれが最も高い部分A−B全体の点検が可能になる。
【0028】
上述の例では、点検装置40は、好ましくは昇降路内の位置に固定されている。図6A,図6Bに示す例などのように、点検装置40が1つまたは複数のエレベータ構成要素とともに昇降路を通って移動することが好ましい場合もある。
【0029】
図6A,図6Bに示す例は、ロープクライミングエレベータ構成を含む。第1のベルト26Aが部分C−Dを含み、第2のベルト26Bが部分A−Bを含む。かご室22が昇降路を通って上向きまたは下向きに移動するときに、部分A−Bおよび部分C−Dは、一方向に曲がってから2つの駆動綱車90,92の周囲で急速に逆方向に曲がる。これらの曲がり部は、共に90°よりも大きい。
【0030】
ベルトにかかる荷重条件が最悪の場合は、かご室22が最下階にあるときである。これは、典型的には、2つのベルト装置の間で等しく分配されたかご室の全荷重を含む。この例では、ベルトは、地点A,Cの周囲で早く劣化するおそれが最も高い。
【0031】
点検装置の好適位置は、かご室22の2つの綱車90,92の間である。この位置は、ベルトの劣化の優れた検知を提供するだけでなく、ベルト26A,26Bの両方を同時に点検できる可能性を含むという利点も有する。また、2つの点検装置40をかご室22に支持された綱車90,92の下側にそれぞれ設けることもできる。
【0032】
上述の説明より、当業者であれば、特定の状況における点検装置の理想的な位置を決定する種々の要素を考慮することができる。開示した実施例の変更および改良は、当業者には明らかであり、これらは本発明の範囲および趣旨から必ずしも逸脱するものではない。本発明に与えられる法的な保護範囲は、請求項の検討のみによって判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に従って設計されたエレベータ装置の概略説明図である。
【図2】本発明に従って配置された点検装置を含む、エレベータ装置の構成要素の第1の配置を示す説明図である。
【図3】本発明に従って設計されたエレベータ装置の構成要素の第2の配置を示す説明図である。
【図4】本発明に従って設計されたエレベータ装置の構成要素の第3の配置を示す説明図である。
【図5】第4の配置を示す説明図である。
【図6】第5の配置を示す説明図である。

Claims (11)

  1. かご室と、
    前記かご室と関連づけられた複数の金属性耐負荷要素を有する少なくとも1つのロープと、
    前記かご室が移動するときに前記ロープを案内する少なくとも1つの綱車と、
    摩耗するおそれが最も高い前記ロープの部分の状態に関する情報を提供する点検装置と、を含むことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記点検装置は、前記綱車に対して固定位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 前記点検装置は、前記かご室とともに移動するように支持されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  4. 前記点検装置は、前記かご室が選択された位置の間で移動する度に、前記ロープの摩耗するおそれが最も高い部分の全体に関する情報を提供するように配置されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  5. エレベータ装置における少なくとも1つのベルトの点検方法であって、このベルトは、かご室と関連づけられているとともに少なくとも1つの綱車によって案内されており、前記点検方法は、
    (A)摩耗するおそれが最も高いベルトの部分を判断し、
    (B)前記ベルトに関連して点検装置を配置し、
    (C)前記かご室が選択された位置の間で移動するときに、前記ベルトの摩耗するおそれが最も高い部分の状態に関する情報を収集するステップをそれぞれ含むことを特徴とするベルトの点検方法。
  6. ステップ(A)は、摩耗するおそれが最も高いベルトの部分を判断するときに、複数の装置特性の少なくとも1つを検討することを含むことを特徴とする請求項5記載のベルトの点検方法。
  7. 前記装置特性には、前記かご室が位置の間で移動するときに前記ベルトが通る曲がり部の数、前記ベルトが沿って移動する前記綱車の寸法、前記エレベータ装置における前記綱車の支持方法、前記綱車の周囲に前記ベルトが巻き付けられる角度、および前記ベルトの複数の部分における最悪の場合の荷重が含まれることを特徴とする請求項6記載のベルトの点検方法。
  8. エレベータローピング構成、駆動機構の位置、綱車の位置、および最悪の場合の荷重が典型的に生じる階床を含む複数の装置変数を考慮することを含むことを特徴とする請求項7記載のベルトの点検方法。
  9. 摩耗するおそれが最も高いベルトの部分を判断するときに、前記種々の要素を重み付けし、どの要素が他の要素よりも重要性が高いかを判断することを含むことを特徴とする請求項8記載のベルトの点検方法。
  10. 前記綱車に対して前記点検装置を固定位置に支持することを特徴とする請求項5記載のベルトの点検方法。接触
  11. 前記エレベータ装置の他の構成要素に対して、前記点検装置を移動するように支持することを特徴とする請求項5記載のベルトの点検方法。
JP2002562661A 2001-02-07 2001-12-12 エレベータロープ用の点検装置配置 Expired - Fee Related JP4037267B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/778,481 US20020104715A1 (en) 2001-02-07 2001-02-07 Strategic placement of an elevator inspection device based upon system and component arrangement arrangement
PCT/US2001/048129 WO2002062695A1 (en) 2001-02-07 2001-12-12 Inspection device arrangement for an elevator rope

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004521042A true JP2004521042A (ja) 2004-07-15
JP2004521042A5 JP2004521042A5 (ja) 2005-06-09
JP4037267B2 JP4037267B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=25113480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002562661A Expired - Fee Related JP4037267B2 (ja) 2001-02-07 2001-12-12 エレベータロープ用の点検装置配置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20020104715A1 (ja)
EP (1) EP1362001B1 (ja)
JP (1) JP4037267B2 (ja)
KR (1) KR20030076629A (ja)
CN (1) CN1294068C (ja)
BR (1) BR0116847B1 (ja)
DE (1) DE60117410T2 (ja)
ES (1) ES2256332T3 (ja)
TW (1) TWM258089U (ja)
WO (1) WO2002062695A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040586A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータのロープ診断システム
WO2015029753A1 (ja) * 2013-08-29 2015-03-05 三菱電機株式会社 エレベーターロープ寿命診断装置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2304077B1 (es) * 2003-01-21 2009-03-01 Otis Elevator Company Tension de cable para sistemas de ascensor de accionamiento por traccion.
JP2005154042A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ用ワイヤロープ探傷装置
ES2348376T3 (es) * 2006-10-18 2010-12-03 Thyssenkrupp Aufzugswerke Gmbh Método y dispositivo para la comprobación de medios de suspensión de mecanismos de elevación.
BRPI0721472A2 (pt) * 2007-05-11 2013-01-22 Otis Elevator Co mÉtodo para projetar um conjunto de suporte de carga para utilizaÇço em um sistema de elevador, e, conjunto de suporte de carga para utilizaÇço em um sistema de elevador
CN102099279B (zh) * 2008-07-18 2014-03-12 因温特奥股份公司 用于确定电梯的承载机构的磨损寿命的方法和装置
EP2516313B1 (de) 2009-12-21 2015-04-08 Inventio AG Überwachung eines trag- und treibmittels einer aufzugsanlage
WO2011142756A1 (en) 2010-05-13 2011-11-17 Otis Elevator Company Method of making a woven fabric having a desired spacing between tension members
US9599582B2 (en) 2010-09-01 2017-03-21 Otis Elevator Company Simplified resistance based belt inspection
CN103068711B (zh) 2010-09-01 2015-06-17 奥的斯电梯公司 基于电阻的监测系统和方法
JP5735651B2 (ja) * 2010-09-20 2015-06-17 オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company 露出した織物繊維を備えた少なくとも一つの牽引面を有するエレベータ懸垂/駆動アセンブリ
CN102295214A (zh) * 2011-08-10 2011-12-28 上海微频莱机电科技有限公司 一种塔筒升降机的升降机构
JP2015037997A (ja) * 2013-07-31 2015-02-26 東芝エレベータ株式会社 ロープの劣化診断方法およびエレベータ装置
EP3107855B1 (en) * 2014-02-18 2020-11-18 Otis Elevator Company Connector for inspection system of elevator tension member
EP3135621B1 (en) * 2015-08-31 2018-06-13 KONE Corporation Method, arrangement and elevator
EP3269673B1 (en) 2016-07-11 2020-05-06 Otis Elevator Company System to enable access to travelling cable dead end hitch from inside an elevator car
JP6445657B1 (ja) * 2017-11-08 2018-12-26 東芝エレベータ株式会社 エレベータのロープ検査システム
EP3569559B1 (en) 2018-05-16 2021-03-24 Otis Elevator Company People coonveyor with a belt safety device
GR1009762B (el) * 2019-06-12 2020-06-09 Ευαγγελος Νικολαου Κλαμπανης Μηχανισμος εντοπισμου τασης εκτροπης, εκτροπης και φθορας συρματοσχοινου
CN110980471B (zh) * 2019-12-31 2020-12-01 界首市迅立达电梯有限公司 一种基于物联网的电梯曳引机钢丝绳状态预警系统
WO2024017726A1 (de) 2022-07-18 2024-01-25 Verope Ag Einrichtung zur bestimmung von parametern eines drahtseils und/oder eines das drahtseil führenden drahtseilfürungsmittels, insbesondere zur bestimmung von verschleissparametern und/oder geometrischen parametern

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54107038A (en) * 1978-02-10 1979-08-22 Hitachi Ltd Elevator cage rope flaw detector
JPS6019677A (ja) * 1983-07-15 1985-01-31 株式会社日立製作所 エレベ−タ−用ワイヤ−ロ−プの自動監視装置
JPH01129157A (ja) * 1987-11-16 1989-05-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータの主索の診断装置
JPH06286957A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk エレベーター用ロープの劣化検出方法
JPH10182036A (ja) * 1996-12-20 1998-07-07 Otis Elevator Co エレベータ巻上げロープ、巻上げロープの検査方法及び検査装置
JPH10226474A (ja) * 1997-02-18 1998-08-25 Ohbayashi Corp ワイヤーロープの点検方法および点検装置
JPH1135246A (ja) * 1997-07-22 1999-02-09 Hitachi Building Syst Co Ltd エレベータの主ロープ劣化検出方法
JP2001002346A (ja) * 1999-06-22 2001-01-09 Hitachi Ltd ロープ式エレベータ及びロープ式エレベータシステム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063938A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータ主ロープの点検装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54107038A (en) * 1978-02-10 1979-08-22 Hitachi Ltd Elevator cage rope flaw detector
JPS6019677A (ja) * 1983-07-15 1985-01-31 株式会社日立製作所 エレベ−タ−用ワイヤ−ロ−プの自動監視装置
JPH01129157A (ja) * 1987-11-16 1989-05-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータの主索の診断装置
JPH06286957A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk エレベーター用ロープの劣化検出方法
JPH10182036A (ja) * 1996-12-20 1998-07-07 Otis Elevator Co エレベータ巻上げロープ、巻上げロープの検査方法及び検査装置
JPH10226474A (ja) * 1997-02-18 1998-08-25 Ohbayashi Corp ワイヤーロープの点検方法および点検装置
JPH1135246A (ja) * 1997-07-22 1999-02-09 Hitachi Building Syst Co Ltd エレベータの主ロープ劣化検出方法
JP2001002346A (ja) * 1999-06-22 2001-01-09 Hitachi Ltd ロープ式エレベータ及びロープ式エレベータシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040586A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータのロープ診断システム
WO2015029753A1 (ja) * 2013-08-29 2015-03-05 三菱電機株式会社 エレベーターロープ寿命診断装置
JPWO2015029753A1 (ja) * 2013-08-29 2017-03-02 三菱電機株式会社 エレベーターロープ寿命診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1551851A (zh) 2004-12-01
DE60117410D1 (de) 2006-04-27
EP1362001B1 (en) 2006-02-22
BR0116847A (pt) 2004-02-25
JP4037267B2 (ja) 2008-01-23
DE60117410T2 (de) 2006-09-07
TWM258089U (en) 2005-03-01
BR0116847B1 (pt) 2011-06-14
ES2256332T3 (es) 2006-07-16
EP1362001A1 (en) 2003-11-19
CN1294068C (zh) 2007-01-10
KR20030076629A (ko) 2003-09-26
WO2002062695A1 (en) 2002-08-15
US20020104715A1 (en) 2002-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004521042A (ja) エレベータロープ用の点検装置配置
EP1273695B1 (en) Rope, and elevator using the same
US7137483B2 (en) Rope and elevator using the same
CN106477411B (zh) 方法、设施和电梯
JP4350511B2 (ja) 局所ひずみを表示する検出可能要素を有するエレベータロープ
JP4310112B2 (ja) ロープ及びロープの劣化診断方法
JP2004520245A (ja) ギア無しケーブル作動エレベータ
JP2015037997A (ja) ロープの劣化診断方法およびエレベータ装置
EP3107855B1 (en) Connector for inspection system of elevator tension member
JP2001192183A (ja) 合成繊維ロープの劣化状態判別方法およびエレベータ
JP5436776B2 (ja) エレベータ装置
JP4727123B2 (ja) エレベータ装置
JP2004521042A5 (ja)
JP2010195580A (ja) 吊支持用ロープ
JP4296152B2 (ja) エレベータ用ロープ及びエレベータ装置
JP5377769B2 (ja) エレベータ用ロープ
JPH06286957A (ja) エレベーター用ロープの劣化検出方法
JP2004075221A (ja) エレベータ
US6513792B1 (en) Rope deflection and suitable synthetic fiber rope and their use
US20190322488A1 (en) Health monitoring of elevator tension member
JP4202950B2 (ja) ワイヤロープ及びこれを用いた昇降装置
JPWO2006038254A1 (ja) エレベータ装置
WO2007123034A1 (ja) エレベーター装置
JP2011026134A (ja) エレベータ装置
JP2014162621A (ja) エレベータの主ロープ検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees