JP2004520670A - 光記録媒体用の記録及び/又は再生装置 - Google Patents

光記録媒体用の記録及び/又は再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光ヘッドが実装されるときも、その製造及び輸送中も使用され、更に、装置の作動中、光ヘッド(9)と光記録媒体との間にほんの小さなスペースを提供する記録及び再生装置を提供する。
【解決手段】光ヘッド(9)の対物レンズ(7)用の保護カバー(2)を提供する目的で、対物レンズ(7)を覆う位置と、対物レンズ(7)を露出する位置との間を動かされ得る、光ヘッド(9)の対物レンズ(7)用の保護カバー(2)が提案される。保護カバー(2)は、光ヘッドの対物レンズを覆う位置と、対物レンズを露出する位置との両方でロックされ、保護カバーは、光ヘッドが実装されるときだけでなく、その製造及び輸送中もまた使用され得る。対物レンズを露出する位置において、保護カバー(2)は、光ヘッド(9)と光ヘッドに対向して位置する光記録媒体との間の平面の外側に配置され、使用可能なスペースが限られた記録及び/又は再生装置においてでさえ、特に光ヘッドと光記録媒体との間でさえ、この保護カバーの使用が可能である。
【選択図】図4B

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1に記載の記録及び/又は再生装置の光ヘッドの対物レンズ用保護カバーに関し、このような保護カバーを用いる記録及び/又は再生装置と、光ヘッドの製造及び/又は輸送中のこのような保護カバーの利用に関する。
【背景技術】
【0002】
光記録媒体に対する記録及び/又は再生装置の光ヘッド、特にその対物レンズは、傷つきやすいコンポーネントであり、光ヘッドの製造中及び輸送中、そして、記録及び/又は再生装置へ実装されるときでさえも、保護されなければならない。特に、それらの実用性を保証するため、ほこり、指紋、機械的破損などに対する保護が必要である。
【0003】
そこで、例えば、一例として図5に示されるように、製造中も、輸送中も、カバーを備えた光ヘッドを提供することが知られている。図5の透視図は、ハウジング4と(隠れた)対物レンズ7とを備える光ヘッド9を示し、光ヘッド9は、保護カバー2を備え、光ヘッド9のハウジング4にある対応する開口部(図示なし)を通して露出された対物レンズ7が、保護カバー2により覆われるように、そのカバーは、光ヘッド9のハウジング4上へ取り付けられる。保護カバー2は、手で嵌合され、光ヘッド9の製造及び輸送後で、対応する記録及び/又は再生装置に実装する前に、手で取り除かれ、処分される。光ヘッドの製造及び輸送中、多少異なる保護カバーでも利用される。従って、この既知の保護カバー2は、一般に、所望されない廃棄物の原因となり、更に、光ヘッド9が、記録及び/又は再生装置へ実装された後の対物レンズの保護を保証しない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光ヘッドの実装された状態においてでさえも、適切な保護を保証するために、例えば、欧州特許公開第045537号は、光記録媒体に対する記録及び再生装置を示し、その装置には、光放射を通し、対物レンズを覆うプレートが、光ヘッドに嵌合され、対物レンズの光軸に関して横方向にプレートが通っていて、対物レンズと光記録媒体との間に配置される。しかし、この場合、光放射透過プレートから起こる影響を補償するために、対物レンズの光特性が適合されなければならない。更に、光放射透過プレートの破損が起こり得る。その破損は、結果として、対物レンズへの直接的なダメージと同様に、光ヘッドの実用性にも悪影響を及ぼす。
【0005】
更に、光ヘッド用のほこり保護装置は、1987年の特願昭62−90278号及び特願昭62−169023号の二つの日本の特許出願で説明されている。それぞれの事例において、このほこり保護は、カバープレートを使用して行われ、そのカバープレートは、記録及び/又は再生装置の非実時間プレイ作動中、つまり、光ヘッドを使用しない間、レバーを使用して、光ヘッド上、つまり、対物レンズ上へ押し出され、その位置で保持される。
【0006】
更に、ドイツ特許公開第4335157号は、光ヘッド用の保護カバーを示し、保護カバーは、対物レンズの汚れに対する保護機能に加え、記録及び/又は再生装置のノンプレイ作動中に、移動可能な対物レンズのロックにも影響をあたえる。保護カバーは、プレート状のレバーの形で組み立てられ、光ヘッドの対物レンズから離れている方のカバーの先端における軸を中心に、対物レンズを覆い、機械的にロックする第一の位置と、対物レンズを露出する第二の位置との間を旋回し得る。この場合、対物レンズを露出する別の位置で、スプリングの力を利用して、レバーが保持される一方で、レバー自体が、対物レンズを覆い、機械的にロックする位置でロックされ得る。
【0007】
最後に言及した保護カバーは、記録及び/又は再生装置の非作動中に、光ヘッドの対物レンズを保護するために用いられる。つまり、光ヘッドが実装されるときに、対物レンズを保護する。光ヘッドの製造及び輸送中、別々の保護カバーが、やはり必要とされ、光ヘッドが記録及び/又は再生装置へ実装される前に、該カバーは取り除かれ、処分されなければならない。更に、プレート状の保護カバーが、光ヘッドと光記録媒体との間に提供されるが、それは、特に、記録及び/又は再生装置においてスペースが制限される場合、好ましくない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の先行技術に始まり、光ヘッドの対物レンズ用の保護カバーをさらに発展させることが本発明の目的であり、その保護カバーは、光ヘッドが実装されるときと、その製造及び輸送中との両方に用いられ得る。さらに、保護カバーはまた、記録及び再生装置にも適しており、その装置は、装置の作動中、光ヘッドと光記録媒体との間に、ほんの少しの間隔を備える。
【0009】
本発明の第一の実施形態によると、これらの目的は、請求項1に記載の特徴を有する保護カバーにより達成される。さらに、本発明のさらなる実施形態によれば、上記の目的はまた、特許請求項6に記載の特徴を有する記録及び/又は再生装置により達成される。本発明の好ましい構造と更なる発展は、従属請求項の対象である。
【0010】
光ヘッドの対物レンズ用の本発明による保護カバーは、対物レンズを覆う第一の位置と、対物レンズを露出する第二の位置との間で動かされ得る。この場合、保護カバーは、光ヘッドの対物レンズを覆う位置と対物レンズを露出する位置との両方で、ロックされ得るので、保護カバーは、光ヘッドが実装されるときだけでなく、光ヘッドの製造及び輸送中もまた用いられ得る。更に、対物レンズを露出する位置において、保護カバーは、光ヘッドと光ヘッドに対向して位置する光記録媒体との間の平面の外側に配置される。この手段は、スペースが限られる記録及び/又は再生装置、特に光ヘッドと光記録媒体との間でさえも、本発明による保護カバーの使用を可能にする。
【0011】
保護カバーは、好ましくは、光ヘッドに恒久的に嵌合され、対物レンズを覆う位置と対物レンズを露出する位置との間で、対物レンズの光軸に対してほぼ垂直に通る軸を中心に旋回または回転され得る。
【0012】
上記保護カバーを用いる記録及び/又は再生装置において、光記録媒体を装置へ挿入又は該装置から取り出しをする間、好ましくは、保護カバーが、光ヘッドの対物レンズを覆う位置にあり、更に、その他の場合は、対物レンズを露出する位置に配置される。この場合、記録及び/又は再生装置が、光記録媒体を記録及び/又は再生する装置へ挿入及び該装置から取り出しのためのドロワを有し、ドロワが開かれると、光ヘッドの対物レンズを覆う位置へ保護カバーを自動的に動かす効果を有し、ドロワが閉じられると、対物レンズを露出する位置へ保護カバーを自動的に動かす効果を有する機械が提供されるならば、特に好ましい。
【0013】
しかし、記録及び/又は再生装置の他の実施形態において、本発明による保護カバーは、全ての非使用段階の間、光ヘッドの対物レンズを覆う位置にあり、光ヘッドの使用中のみ、対物レンズを露出する位置に配置され得る。
【0014】
既に上述したように、光ヘッドの対物レンズを保護する本発明による保護カバーは、好ましくは、光ヘッドの製造及び/又は輸送中にも使用され得る。この場合、保護カバーは、好ましくは、光ヘッドの対物レンズを露出している位置から、光ヘッドの対物レンズを閉じる位置へ、手で動かされる。
【0015】
本発明の好ましい例示的な実施形態は、これから付随の図面を用いて、以下で詳細に説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1から図3は、CD、CD−ROM又はこれらに類するような光記録媒体へ及び該媒体から、情報をそれぞれ記録及び/又は再生をするための記録及び/又は再生装置より抜き出したものを示す。記録及び/又は再生装置のハウジング(図示なし)に、ドライブプレート1があり、その上に、光記録媒体へ及び該媒体から、情報をそれぞれ記録及び/又は再生するための様々な機械的及び電子的コンポーネントが、配置される。
【0017】
特に、図1から図3では、光記録媒体を保持するターンテーブル11が示され、適切なドライブ装置(図示なし)を使用して、該媒体は、回転軸14により回転して駆動され得る。また、ドライブプレート1上に、適切なハウジング4内に配置された光ヘッド9が提供され、該光ヘッドは、図4A及び図4Bでは、それだけで示され、特に、対物レンズ又はレンズシステム7を有する。対物レンズ7は、光ビームを光記録媒体に向け、該光記録媒体から反射される光ビームを受けることに使用される。この目的のために、対物レンズ7は、光ヘッド9のハウジング4にある対応する開口部8を通り抜けて外に突出しており、前記開口部は、光記録媒体と対面し、その間に所定のスペースを備える。情報を光記録媒体へ書き込む及び該媒体から読み取る目的で、ドライブプレート1に同様に嵌合するドライブ装置12を使用して、光ヘッド9が、光記録媒体と平行な平面で、光記録媒体の放射状の方向に、所定の書き込み/読み取りエリアにおいて、動かされ得る。
【0018】
光ヘッド9は、保護カバー2を備え、図1、図2、図4A及び図4Bで示すように、該カバーは、第一の位置と第二の位置との間で動かされ得る。第一の位置(図2及び図4B)において、ほこり、汚れ、機械的破損などから対物レンズを守るために、保護カバー2は、光ヘッド9のハウジング4にある開口部8の上に位置し、対物レンズ7を覆う。第二の位置(図1及び図4A)において、保護カバー2は、光ヘッド9の開口部8を露出し、ゆえに対物レンズ7を露出する。
【0019】
図1から図4に示す本発明の例示的な実施形態において、保護カバー2は、恒久的に光ヘッド9へ接続され、対物レンズ7の光軸に対して垂直に通っている軸10を支点にして約90°旋回する。対物レンズ7を露出する第二の位置において、保護カバー2は、光ヘッド9と光記録媒体との間の空間から完全に外側へ旋回されるので、必要ならば、この空間は、小さいままであり続けられる。
【0020】
対物レンズ7を補助的に保護する目的で、第一の位置において対物レンズ7に面しているカバーの内側の対物レンズ7の部分に、補助的保護媒体、例えばフェルトなどを、対物レンズ7に提供し得る。
【0021】
保護カバー2は、対物レンズ7を覆う第一の位置と、対物レンズ7を露出する第二の位置との両方において、ロックされ得る。ここで示す例示的な実施形態において、光ヘッド9に設けられたスプリングワイヤ3と、保護カバー2に設けられた対応する接続素子13とを使用して、このロックは実行される。図4A及び図4Bに示されるように、接続素子13と係合するスプリングワイヤが、接続素子13を保持し、しっかりと留められ、ゆえに二つの安定した位置で保護カバー2を保持し、しっかりと留められるように、保護カバー2の接続素子13は設計される。ここで、一つの位置からもう一つの位置へ、保護カバー2を移動又は旋回させるために、ほとんど力の消費がないにもかかわらず、克服され得るように、ホルダが選択される。
【0022】
光ヘッド9の対物レンズ7用の本発明による保護カバー2は、光ヘッド9の製造及び輸送中も、また光ヘッド9が記録及び/又は再生装置に実装されるときにも使用され得る。従って、たった一つのコンポーネントだけが、各段階で、対物レンズ7を保護するために必要である。さらに、保護カバー2が、光ヘッド9のハウジング4に残るので、従来の装置の場合に生じていた廃棄物もまた、減らすことができる。
【0023】
光ヘッド9の製造工程中及び輸送中、保護カバー2は、対物レンズを覆う位置へ、簡単な方法で手で動かされる。この位置で、保護カバー2は、スプリングワイヤ3の形態のスプリング素子により、しっかりと保持される。
【0024】
光ヘッド9が、記録及び/又は再生装置に実装されている時、特に、光記録媒体を記録及び/又は再生装置へ挿入又は該装置から取り出しをする間は、対物レンズ7は、保護されるべきである。それは、このときは、装置が開いており、ほこりが装置の中に侵入し、対物レンズに付着し、その実用性を損ない得るからである。
【0025】
この目的のために、通常のように、光記録媒体を記録及び/又は再生装置へ挿入、又は該装置から取り出す目的で、装置のドライブプレート1が下げられ、同時に、光記録媒体を保持するドロワなどが、装置の外へ動かされる。例えば、ドライブプレート1の横に配置され、ドライブプレート1の対応するカム15と係合される、カムスライダ6を使用して、ドライブプレート1は下げられる。ドライブプレート1を下げる作動は、以下で説明するように、対物レンズ7を露出する位置から対物レンズ7を覆う位置へ保護カバー2が自動的に動かされるという効果を同時に有する。
【0026】
さらに、ドライブプレート1へ恒久的に接続されたレバー素子5は、ドライブプレート1を下げるために、カムスライダ6と係合する。レバー素子5は、好ましくは、ターンテーブル11の回転軸を中心に回転するように搭載され、ドライブプレート1の静止位置における第二の回転位置と、ドライブプレート1が下げられるときの第一の回転位置とをとる。レバーのカムスライダ6から離れている方の先端は、光ヘッド9の保護カバー2へ作用的に接続される。この目的のために、例えば、レバー素子5の該先端に設けられるガイド16が、保護カバー2の対応するレバーアーム17と係合する。
【0027】
ドライブプレート1の静止位置において、レバー素子5は、第二の回転位置にあり(図1参照)、保護カバー2は、対物レンズ7を露出する第二の位置をとる(図4A参照)。光記録媒体を記録及び/又は再生装置へ挿入、又は該装置から取り出しをする目的で、適切なドロワが、装置の外へ動かされると、同時に、ドライブプレート1が、カムスライダ6によって、従来の方法で下げられる。ドライブプレート1のこの下がる動きの結果として、レバー素子5は、第一の回転位置へ、ターンテーブル11の回転軸14を中心に自動的に回転する。レバー素子5と保護カバー2の16と17が結合した結果、レバー素子5のこの回転は、保護カバー2が対物レンズ7を覆う位置へ、軸10を中心に回転する効果を同時に有する。ドロワが、再び装置内へ動かされると、第二の回転位置へレバー5が回転し、対物レンズ7を露出する第二の位置へ保護カバー2が回転して、適切に逆の方法で、ドライブプレート1の上昇が行われる。
【0028】
上述した構造と、保護カバー2の対応する働きと、それに接続した素子を使用して、光記録媒体を装置へ挿入又は該装置から取り出しをするために、記録及び/又は再生装置が開くと、光ヘッド9の対物レンズ7が保護されるということを直接的に保証する。さらに、同じ保護カバー2を使用して、光ヘッドの製造及び輸送中に、対物レンズ7を保護することも可能である。
【0029】
本発明は、好ましい例示的な実施形態を用いて、上で詳細に説明された。しかし、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で定義されているので、保護カバー、又は記録及び/又は再生装置の様々な変更は、本発明の保護範囲から外れることなく、当業者によって見つけられ得ることは言うまでもない。
【0030】
例えば、記録及び/又は再生装置のドロワが開く/閉じるとき、一つの位置からもう一つの他の位置へ保護カバーを回転させる装置は、上述のレバー素子に限定されない。レバーの他の構造が提供されることも、同様に可能である。さらに、特に、電気モータによって保護カバーを作動させることも可能である。
【0031】
上述の例示的な実施形態において、保護カバーが、回転又は旋回機能を使用して、一つの位置からもう一つの他の位置へ動かされる一方で、例えば、スライド又は置換機能又は前記の可能性の組み合わせなど、他の装置もまた、この目的のために考えられる。
【0032】
保護カバーは、上述したように、光ヘッドへ恒久的に嵌合されることも、また光ヘッドへ着脱可能に接続されることもできる。この場合、保護カバーの旋回軸又は回転軸は、光ヘッドの他の場所、又は記録及び/又は再生装置の他のコンポーネントに位置され得る。
【0033】
同様に、二つの所定の終端位置で保護カバーをロックすることは、スプリングワイヤと対応する接続素子との上述の組み合わせに限定されない。スプリング素子のこの構造は、保護カバーをロックする、特に簡単で、低コストで、可能な方法を単に構成するにすぎない。
【0034】
保護カバーは、好ましくは、上述したように、光ヘッドの製造及び輸送中も、光ヘッドが実装されるときも、使用される。しかし、本発明による保護カバーの使用を、光ヘッドの製造工程及び輸送に限定することも可能である。しかし、不要な廃棄製品を避けるために、この場合でさえも、実装段階で光ヘッドの機能を阻害しない限り、保護カバーは光ヘッドに残される。
【0035】
記録及び/又は再生装置に付いているドロワが開いている間だけ、上述の例示的な実施形態における保護カバーが対物レンズを覆う一方で、光ヘッドを使用しない各段階の間、光ヘッドの対物レンズを覆うことに保護カバーを使用することは、同様に可能である。このことは、ほこりや他の汚れに対して、なおいっそう広範囲にわたる対物レンズの保護を保証する。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明による対物レンズ用の保護カバーを備える、記録及び/又は再生装置の例示的な実施形態で、保護カバーが、対物レンズを露出する位置に示された部分的透視図である。
【図2】図1の記録及び/又は再生装置で、保護カバーが、対物レンズを覆う位置に示された部分的透視図である。
【図3】図1の記録及び/又は再生装置の基本的なコンポーネントの透視分解組立図である。
【図4A】図1の記録及び/又は再生装置の保護カバーを備える光ヘッドで、対物レンズを露出する位置にその保護カバーを有する光ヘッドの透視拡大図である。
【図4B】図1の記録及び/又は再生装置の保護カバーを備える光ヘッドで、対物レンズを覆う位置にその保護カバーを有する光ヘッドの透視拡大図である。
【図5】従来技術による保護カバーを備える光ヘッドの透視図である。
【符号の説明】
【0037】
1 ドライブプレート
2 保護カバー
3 スプリングワイヤ
4 ハウジング
5 レバー素子
6 カムスライダ
7 対物レンズ
8 開口部
9 光ヘッド
10 軸
11 ターンテーブル
12 ドライブ装置
13 接続素子
14 回転軸
15 カム
16 ガイド
17 レバーアーム

Claims (12)

  1. 対物レンズを覆う第一の位置と、該対物レンズを露出する第二の位置との間で動かされ得る、光ヘッド(9)の対物レンズ(7)用の保護カバー(2)において、
    前記保護カバー(2)が、前記光ヘッド(9)の前記対物レンズ(7)を覆う位置と、該対物レンズ(7)を露出する位置との両方でロックされ、そのうち、該対物レンズを露出する位置において、該保護カバー(2)は、該光ヘッド(9)と、該光ヘッドに対向して位置する光記録媒体との間の平面の外側に配置されることを特徴とする保護カバー。
  2. 前記保護カバー(2)が、前記光ヘッド(9)に恒久的に嵌合されることを特徴とする請求項1に記載の保護カバー。
  3. 前記保護カバー(2)が、第一の位置と第二の位置との間で、前記対物レンズ(7)の光軸に対してほぼ垂直に通っている軸(10)を中心に旋回することを特徴とする請求項1又は2に記載の保護カバー。
  4. 前記保護カバー(2)が、スプリング素子(3)を使用して、二つの位置でロックされ得ることを特徴とする前記請求項1から3の一つに記載の保護カバー。
  5. 前記スプリング素子(3)は、スプリングワイヤであり、そのワイヤは、前記保護カバー(2)に嵌合された対応する接続素子(13)に係合し、該保護カバー(2)の二つの位置に対応する安定した二つの位置でしっかりと前記接続素子を留めることを特徴とする請求項4に記載の保護カバー。
  6. ハウジングと、
    光記録媒体を保持するターンテーブル(11)と、
    前記ターンテーブル(11)の回転ドライブ用の第一のドライブ装置と、
    対物レンズ(7)を備え、光ビームを前記光記録媒体へ向け、該光記録媒体から反射される光ビームを受けるための光ヘッド(9)と、
    該光ヘッドの書き込み/読み取りエリアの該光記録媒体に平行な平面に、該光ヘッド(9)を動かすための第二のドライブ装置(12)とを備える光記録媒体用の記録及び/又は再生装置において、請求項1から5に記載の保護カバー(2)が、該光ヘッド(9)の該対物レンズ(7)を保護することを特徴とする記録及び/又は再生装置。
  7. 前記保護カバー(2)が、第一の位置に置かれ、光記録媒体の該記録及び/又は再生装置への挿入作動又は該装置からの取り出し作動の間、前記光ヘッド(9)の前記対物レンズ(7)を覆い、その他の場合は、該保護カバー(2)が、第二の位置に配置され、該対物レンズ(7)を露出することを特徴とする請求項6に記載の記録及び/又は再生装置。
  8. 前記記録及び/又は再生装置が、光記録媒体を該記録及び/又は再生装置へ挿入及び該装置から取り出しをするためのドロワを備え、ドロワが開いていると、前記光ヘッド(9)の前記対物レンズ(7)を覆う位置へ前記保護カバー(2)を動かす効果を有し、ドロワが閉じていると、該光ヘッド(9)の該対物レンズ(7)を露出する位置へ該保護カバー(2)を動かす効果を有する装置が提供されるということを特徴とする請求項7に記載の記録及び/又は再生装置。
  9. 前記装置は、レバー(5)を有し、前記レバーは、ドライブプレート(1)上に提供され、前記保護カバー(2)と接続され、前記ドロワが開けられると、前記ドライブプレート(1)は、前記記録及び/又は再生装置の前記ハウジングへ下げられ、該光ヘッド(9)の該対物レンズ(7)を閉じる位置へ該保護カバー(2)を動かすために、該レバー(5)を動かす効果があり、前記ドロワが閉じられると、該プレートは上げられ、該光ヘッド(9)の該対物レンズ(7)を露出する位置へ該保護カバー(2)を動かすために、該レバー(5)を動かす効果があることを特徴とする請求項8に記載の記録及び/又は再生装置。
  10. 前記保護カバー(2)が第一の位置にあり、前記光ヘッド(9)を使用しない間、該光ヘッド(9)の前記対物レンズ(7)を覆い、その他の場合は、該保護カバー(2)が、第二の位置にあり、保護カバー(7)を露出することを特徴とする請求項6に記載の記録及び/又は再生装置。
  11. 前記光ヘッド(9)の製造及び/又は輸送中に、請求項1から5の一つに記載の該光ヘッド(9)の該対物レンズ(7)を保護するための保護カバーの使用。
  12. 前記光ヘッド(9)の前記対物レンズ(7)を露出する位置から、該光ヘッド(9)の該対物レンズ(7)を閉じる位置へ、手で前記保護カバー(2)が移動され得ることを特徴とする請求項11に記載の使用。
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