JP2005018858A - 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】対物レンズのシャッタの開閉機構の構成の簡素化を図ると共に、容易に組立を行う。
【解決手段】データの記録再生をする光ピックアップ16と、光ピックアップ16を光ディスク7の径方向に移動可能に支持するガイド軸22,23と、光ピックアップ16を光ディスク7の径方向に移動させる移動機構18と、対物レンズ19を開閉するシャッタ部材43を備える。移動機構18は、光ディスク7を移動する送りねじ32と、ガイド片27,28間においてガイド軸23に挿通され、光ピックアップ16に対して移動可能な移動ブロック33と、移動ブロック33を一方向に付勢する付勢部材35とを有する。シャッタ部材43は、基端側が移動ブロック33に軸支され、中程で光ピックアップ16に軸支され、移動ブロック33の移動に伴って先端側で対物レンズ19を開閉する。
【選択図】 図2
【解決手段】データの記録再生をする光ピックアップ16と、光ピックアップ16を光ディスク7の径方向に移動可能に支持するガイド軸22,23と、光ピックアップ16を光ディスク7の径方向に移動させる移動機構18と、対物レンズ19を開閉するシャッタ部材43を備える。移動機構18は、光ディスク7を移動する送りねじ32と、ガイド片27,28間においてガイド軸23に挿通され、光ピックアップ16に対して移動可能な移動ブロック33と、移動ブロック33を一方向に付勢する付勢部材35とを有する。シャッタ部材43は、基端側が移動ブロック33に軸支され、中程で光ピックアップ16に軸支され、移動ブロック33の移動に伴って先端側で対物レンズ19を開閉する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば光ディスクや光磁気ディスク等の光学ディスクの記録や再生に用いられる光ピックアップの対物レンズのシャッタ部材を備えた光ピックアップ装置及びこの光ピックアップ装置を備える記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学ディスクの記録及び/又は再生装置に設けられている光ピックアップ装置には、対物レンズに塵埃等の異物が付着することを防止する機構を備えたものがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、光学ピックアップの対物レンズを覆って隠す閉位置と、対物レンズを露出させる開位置との間を、光学ピックアップの送り機構に連動して動作するシャッタ開閉手段によって移動自在とされたシャッタ部材を設け、光学ピックアップが光ディスクの記録トラックの最内周部に対応した位置に達した後も送り機構を動作させ、シャッタ開閉手段のみを駆動してシャッタ部材を開位置と閉位置との間で移動させる光ディスク装置が記載されている。具体的に、光学ピックアップの送り機構は、光学ピックアップの一部に形成された第1のラックギヤと、モータによって駆動され第1のラックギヤと噛合したピニオンギアとからなり、シャッタ開閉手段が、光学ピックアップ上に移動可能に取着されると共にピニオンギアと噛合する第2のラックギヤを有するスライダであることを特徴とする。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−049895号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に示した光ディスク装置は、モータによって回転されるピニオンギアに対して光学ピックアップの一部に形成された第1のラックギヤと光学ピックアップ上に移動可能に取着される第2のラックギヤを有するものであり、シャッタ部材を、対物レンズを隠す閉位置に移動させるとき、シャッタ開閉手段のスライダのみを第2のラックギヤに噛合したピニオンギヤを駆動してスライドさせシャッタ部材を移動させるものである。このように、光ディスク装置は、対物レンズを開閉するにあたって、ピニオンギヤ、第1のラックギヤ、第2のラックギヤを用いるものであるから、更なる構成の簡素化を図ることが難しく、噛み合わせの調整等が必要となり、更なる組立作業の効率化を図ることができなかった。
【0006】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、対物レンズのシャッタ開閉機構の構成の簡素化を図ると共に、容易に組立を行うことができる光ピックアップ装置及びこの光ピックアップ装置を備える記録及び/又は再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光ピックアップ装置は、上述した課題を解決すべく、光源より出射された光ビームを対物レンズで集光して光学ディスクに照射すると共に、この光学ディスクで反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップと、光学ディスクの径方向に配設されるガイド軸が光ピックアップに離間して形成されたガイド片のガイド孔に挿通され、光ピックアップを移動可能に支持するガイド機構と、ガイド機構にガイドされた光ピックアップを、光学ディスクの径方向に移動する移動機構と、移動機構に連動して対物レンズを開閉するシャッタ部材とを備える。移動機構は、光学ディスクの径方向に配設され、駆動源によって回転される送りねじと、ガイド片間においてガイド軸に挿通され、光ピックアップに対して移動可能な移動ブロックと、移動ブロックに設けられ送りねじと接続する接続部材と、一方のガイド片と移動ブロックとの間に配設されて移動ブロックを一方向に付勢する付勢部材とを有する。シャッタ部材は、基端側が移動ブロックに軸支される共に、中程で光ピックアップに軸支され、移動ブロックの移動に伴って先端側で対物レンズを開閉する。
【0008】
また、本発明に係る記録及び/又は再生装置は、上述した課題を解決すべく、光学ディスクが装着されこの光学ディスクを回転するディスク駆動部と、光源より出射された光ビームを対物レンズで集光してディスク駆動部に装着された光学ディスクに照射すると共に、この光学ディスクで反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップと、ディスク駆動部に装着された光学ディスクの径方向に配設されるガイド軸が光ピックアップに離間して形成されたガイド片のガイド孔に挿通され、光ピックアップを移動可能に支持するガイド機構と、ガイド機構にガイドされた光ピックアップを、光学ディスクの径方向に移動する移動機構と、移動機構に連動して対物レンズを開閉するシャッタ部材とを備える。移動機構は、光学ディスクの径方向に配設され、駆動源によって回転される送りねじと、ガイド片間においてガイド軸が挿通され、光ピックアップに対して移動可能な移動ブロックと、移動ブロックに設けられ送りねじと接続する接続部材と、一方のガイド片と移動ブロックとの間に配設されて移動ブロックを一方向に付勢する付勢部材とを有する。シャッタ部材は、基端側が移動ブロックに軸支される共に、中程で光ピックアップに軸支され、移動ブロックの移動に伴って先端側で対物レンズを開閉する。
【0009】
移動機構は、光ピックアップを最内周又は最外周まで、すなわち信号記録領域から非信号記録領域に移動させた後、更に同方向に光ピックアップを移動させる方向に送りねじを回転させて付勢部材の付勢力に抗して移動ブロックを移動させることによって、シャッタ部材で対物レンズを閉塞する。また、シャッタ部材が対物レンズを閉塞しているとき、移動機構は、非信号記録領域から信号記録領域の方向に光ピックアップを移動させるように送りねじを回転させることによって、シャッタ部材を、付勢部材の付勢力に従って対物レンズを開放する方向に回動させる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明を適用した光ディスクの記録再生装置は、例えば、図1に示すようにビデオカメラ1に用いられる。このビデオカメラ1は、片手で把持できる程度の小型の本体部2を有し、この本体部2の一部には、フォーカスレンズ、ズームレンズ等の複数のレンズが組み込まれた鏡筒やCCD(Charge−Coupled Devices)等の撮像素子で構成された撮像部3、撮像部3が撮像している映像を見るためのファインダ4等が設けられている。更に、本体部2の一方の主面には、本発明を適用した記録再生装置が用いられる記録再生部5が設けられている。この記録再生部5は、撮像部3で撮像した所望の映像を記録媒体に保存するためのものであり、記録媒体に書換可能又は追記可能な光ディスク7を用いる。この記録再生部5は、通常、本体部2に設けられた蓋体6で閉塞されており、光ディスク7の交換時に限って開放される。
【0011】
この記録再生部5には、詳細は後述するが、光ディスク7が装着され、装着された光ディスク7を回転するディスク駆動部やディスク駆動部に装着された光ディスクに対して光ビームを照射し反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップ等が配設されている。記録再生部5を閉塞する蓋体6は、光ディスク7の交換時には、光ディスク7の交換作業を容易に行うことができるようにするために、ユーザがディスク回転駆動機構や光ピックアップを外部より容易に見ることができるまで大きく記録再生部5を開放する。一方、ビデオカメラ1の記録媒体となる光ディスク7は、動画データ、音声データ等のデータを記録するものであり、データが高密度記録される。光ピックアップは、対物レンズに塵埃等の異物が付着すると、光ディスク7の記録再生位置に光ビームを結像することができなくなり、正確な記録再生を行うことができなくなる。蓋体6は、光ディスク7の交換時に、記録再生部5を大きく開放することから、光ディスク7の交換時に、記録再生部5内に、光ピックアップの対物レンズに指紋や塵埃等の異物が付着する虞もある。また、ビデオカメラ1は、携帯型であるから、小型軽量化を図る必要がある。そこで、ビデオカメラ1は、記録再生部5に本発明を適用することで、全体の小型軽量化を図りつつ、記録再生部5を構成する光ピックアップの対物レンズに、光ディスク7の交換時等に進入する塵埃や指紋等の異物が付着しないようにするシャッタ部材を設けるようにしている。
【0012】
記録再生部5を構成する記録再生装置10は、具体的に、記録媒体として、記録層に相変化材料を用いる書換型の光ディスク7を用いる。この光ディスク7は、内周側のリードイン領域にアドレス情報等のTOC(table of contents)データ等が記録され、リードイン領域の外周側のプログラム領域に、画像データ、映像データ、音声データ、コンピュータプログラム、コンピュータで処理される処理データ等の情報信号が記録され、このプログラム領域の外周側に、リードアウト領域が設けられている。記録再生装置10は、光ピックアップを、この光ディスク7の内外周に亘って移動することによって、各記録領域に記録された情報信号の読み出しを行う。
【0013】
このような記録再生装置10は、図2に示すように、光ディスク7が装着され、装着された光ディスク7を回転するディスク回転駆動機構11と、光ディスク7に光ビームを照射し光ディスク7で反射した光ビームを検出する光ピックアップ機構12とを備える。
【0014】
図2に示すように、ディスク回転駆動機構11は、光ディスク7を回転する際の駆動源となる駆動モータ13を有する。この駆動モータ31は、ベース14に固定されており、駆動軸に、光ディスク7が装着されるディスクテーブル15が設けられている。このディスクテーブル15には、中央部に、光ディスク7のセンタ孔7aに係合するセンタリング部15aが突出形成され、更に、センタリング部15aには、センタリング部15aに光ディスク7を係止するための係止部15bが設けられている。この係止部15bは、コイルバネ等によって外方に付勢され、ディスクテーブル15に装着された光ディスク7をセンタ孔7aの周囲で係止する。ディスクテーブル15は、光ディスク7のセンタ孔7aがセンタリング部15aに係合され、更に、センタ孔7aの周囲が係止部15bに係止されることによって、光ディスク7がセンタリングが図られた状態で装着される。ディスクテーブル15に装着された光ディスク7は、ディスクテーブル15と一体的に、線速度一定、角速度一定又はこれらの組み合わせで回転される。
【0015】
光ピックアップ機構12は、光ディスク7に光ビームを照射し光ディスク7で反射した光ビームを検出する光ピックアップ16と、光ピックアップ16をディスクテーブル15に装着された光ディスク7の径方向に移動可能に支持するガイド機構17と、この光ピックアップ16をディスクテーブル15に装着された光ディスク7の径方向に移動する移動機構18とを備える。
【0016】
この光ピックアップ16は、光ビームを出射する半導体レーザ、半導体レーザより出射された光ビームを集束する対物レンズ19、光ディスク7の反射膜で反射された戻りの光ビームを検出する光検出器等を備える。半導体レーザより出射された光ビームは、対物レンズ19により集束され、光ディスク7の信号記録面に照射される。ここで、半導体レーザは、光ディスク7に記録されたデータの再生を行うとき、標準的出力で光ビームを出射し、データを記録するとき、再生時より高い高出力レベルで光ビームを出射する。光ディスク7の反射膜で反射された戻りの光ビームは、光検出器により電気信号に変換される。また、対物レンズ19は、2軸アクチュエータ等の対物レンズ駆動機構に保持され、対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向及び対物レンズの光軸に直交するトラッキング方向に駆動変位される。
【0017】
以上のような光ピックアップ16は、ガイド機構17によって、ディスクテーブル15に装着された光ディスク7の内外周に亘って移動可能に取り付けられ、更に、対物レンズ19を光ディスク7と対向させるため、ベース14に設けられた開口部21より外部に臨まされている。
【0018】
光ピックアップ16をディスクテーブル15に装着された光ディスク7の径方向に移動可能に支持するガイド機構17は、ベース14に、光ディスク7の径方向に沿って配設されたガイド軸22,23を有する。ガイド軸22,23は、ベース14に形成された開口部21の近傍の固定部24,25によって固定されている。一方、光ピックアップ16の筐体には、一方の端部にガイド軸22が挿通されるガイド孔26aが形成されたガイド片26が形成され、他方の端部にガイド軸23が挿通されるガイド孔27a,28aが形成された一対のガイド片27,28が形成されている。一対のガイド片27,28は、離間して形成され、間に、後述する移動ブロックが配設される。光ピックアップ16は、ベース14の固定部24,24によって固定されたガイド軸22がガイド片26のガイド孔26aに挿通されると共に、固定部25,25によって固定されたガイド軸23が一対のガイド片27,28のガイド孔27a,28aに挿通されることによって、ベース14の開口部21より対物レンズ19を外部に臨ませた状態で、光ディスク7の径方向である図2中矢印A1方向及びA2方向に移動可能に取り付けられる。
【0019】
ガイド機構17によってベース14に取り付けられた光ピックアップ16を光ディスク7の径方向に移動する移動機構18は、図4に示すように、光ピックアップ16をガイド軸22,23に沿って移動させる際の駆動源となる駆動モータ31と、この駆動モータ31により回転される送りねじ32と、対物レンズ19を閉塞するシャッタ部材の開閉を制御する移動ブロック33と、送りねじ32と移動ブロック33とを接続する接続部材34と、移動ブロック33を一方向に付勢する付勢部材35とを有する。
【0020】
駆動モータ31は、例えばステッピングモータであり、ベース14の裏面に取り付けられている。この駆動モータ31には、駆動モータ31によって回転される送りねじ32が一体的に取り付けられている。この送りねじ32は、ガイド軸22,23と平行に配設され、先端が、図示しないが、ベース14に軸支されている。
【0021】
移動ブロック33は、光ピックアップ16の一対のガイド片27,28間にガイド軸23に挿通されて配設される。具体的に、この移動ブロック33は、図4に示すように、略矩形に形成され、長手方向に、ガイド軸23が挿通される挿通孔36が形成されている。また、移動ブロック33のガイド片28と対向する面には、挿通孔36に連続して付勢部材35を保持する保持凹部37が形成されている。保持凹部37に保持される付勢部材35は、例えばコイルバネであり、ガイド軸23に巻装され、移動ブロック33をガイド片27の方向、すなわち図2及び図3中矢印A1方向に付勢する。図5に示すように、移動ブロック33の長手方向の一側面には、ガイド突起38が形成されている。このガイド突起38は、光ピックアップ16の一対のガイド片27,28間に、移動ブロック33の移動方向に沿って形成されたガイド溝39に係合され、ガイド軸23の軸線を中心に回転しないようになっている。
【0022】
図3に示すように、移動ブロック33には、送りねじ32と移動ブロック33とを接続する接続部材34が取り付けられる。接続部材34は、例えば板バネを折曲して形成されてなり、移動ブロック33に取り付けるための取付部41と送りねじ32に接続される接続部42とが形成されている。取付部41には、移動ブロック33に位置決めして取り付けるための位置決め孔41a,41aが形成されていると共に、移動ブロック33に固定するための取付孔41bが形成されている。位置決め孔41a,41aは、移動ブロック33に形成された位置決め突起41c,41cが係合される。また、取付孔41bは、移動ブロック33のねじ孔等で形成されたねじ孔41dに位置合わせされ、ねじ等の固定部材41eが挿通され、移動ブロック33に固定される。接続部42は、送りねじ32に係合される係合部42aが形成され、この係合部42aは、送りねじ32に付勢されることによって送りねじ32の周面に形成されたねじ溝に係合される。
【0023】
ところで、図3に示すように、光ピックアップ16のガイド片27,28間にガイド軸23に挿通されて取り付けられる移動ブロック33と光ピックアップ16には、対物レンズ19を開閉するシャッタ部材43が取り付けられる。シャッタ部46は、例えば長尺状の板材であり、基端側に第1の支持孔44が形成され、中程に第2の支持孔45が形成され、先端側を、対物レンズ19を開閉するシャッタ部46としている。第1の支持孔44は、長孔によって形成されており、第1の支軸となる第1の固定部材47が挿通され、第1の支持孔44に挿通された第1の固定部材47は、更に、移動ブロック33の第1の固定孔48に固定されることによって、シャッタ部材43の基端側を回動支持する。シャッタ部材43の中程に形成された第2の支持孔45は、第2の支軸となる第2の固定部材49が挿通され、第2の支持孔45に挿通された第2の固定部材49は、更に、光ピックアップ16の筐体に形成された第2の固定孔51に固定されることによって、シャッタ部材43の中程を回動支持する。第1の固定部材47は、シャッタ部材43を回動操作するために移動ブロック33がガイド片27,28間をガイド軸23に沿って移動する際の操作点となり、第2の固定部材49は、回動支点となる。
【0024】
以上のように構成された記録再生装置10の動作について、図6乃至図8を参照して説明する。上述のように、光ディスク7は、リードイン領域にアドレス情報等のTOCデータが記録されていることから、記録再生装置10は、記録再生を開始するとき、最初に、光ディスク7のリードイン領域にアクセスし、TOCデータを読み出す必要がある。そこで、光ピックアップ16は、記録再生を行わない待機時のとき、ユーザによって記録又は再生開始操作がされたとき、直ちにTOCデータの読み出しを開始することができるように、光ディスク7の内周側であるディスク回転駆動機構11側である図2及び図6中矢印A2方向に移動している。
【0025】
すなわち、図6に示すように、移動機構18は、光ピックアップ16をディスク回転駆動機構11に近接する位置まで移動させ、更に、移動ブロック33を、付勢部材35の付勢力に抗してガイド片28に突き当たるまで図6中矢印A2方向に移動させている。これによって、シャッタ部材43は、第2の支軸となる第2の固定部材49を回動支点として、図6中矢印B1方向に回動し、先端側のシャッタ部46が対物レンズ19を閉塞し、対物レンズ19にユーザの指紋や塵埃等の異物が付着しないようにしている。すなわち、図6に示す待機時は、図1に示すように、記録再生部5に記録媒体である光ディスク7を装着したり、光ディスク7の交換を行うときであり、蓋体6が記録再生部5を開放し、記録再生部5内にも塵埃等の異物が侵入しやすく、また、ユーザの指が記録再生部5の内部に侵入し、対物レンズ19に指等がふれやすいときでもある。この記録再生装置10では、記録再生部5が開放されるとき、対物レンズ19をシャッタ部材43のシャッタ部46で閉塞するようにして、対物レンズ19にユーザの指紋や異物が付着しないようにしている。
【0026】
そして、ユーザが記録又は再生の開始操作をすると、移動機構18は、駆動モータ31を、光ピックアップ16を光ディスク7の外周側に移動させる方向に正転駆動し、送りねじ32を回転させる。すると、図7に示すように、移動ブロック33は、光ディスク7の外周側である図7中矢印A1方向に移動を開始し、図8に示すように、光ディスク7の外周側のガイド片27に突き当たるまで移動する。移動ブロック33が移動するとき、シャッタ部材43は、第2の支軸となる第2の固定部材49を回動支点として、シャッタ部材43を開放する図6乃至図8中5中矢印B2方向に回動し、先端側のシャッタ部46が対物レンズ19上から待避する。なお、このとき、光ピックアップ16は、ディスク回転駆動機構11に近接した最内周に位置しており、移動は開始していない。これによって、光ピックアップ16は、光ディスク7のリードイン領域に記録されているTOCデータ等を読み出し可能な状態になる。
【0027】
そして、ディスク回転駆動機構11は、駆動モータ13を駆動し、ディスクテーブル15に装着されている光ディスク7を、線速度一定、角速度一定等となるように回転する。これと共に、光ピックアップ16は、半導体レーザより再生レベルの光ビームを出射し、光ディスク7で反射された光ビームを検出して、対物レンズ19のトラッキング制御フォーカシング制御、スキュー制御等を行いながら、TOCデータ等の読み出しを開始し、ユーザの記録又は再生指令に応じて記録又は再生開始のアドレスを特定する。
【0028】
記録又は再生開始のアドレスが特定されると、移動機構18は、光ピックアップ16を、記録又は再生開始アドレスにアクセス可能な位置まで移動させ、記録又は再生を開始する。具体的に、移動機構18は、駆動モータ31を、光ピックアップ16を光ディスク7の外周側に移動させる方向に駆動し、送りねじ32を回転させ、光ピックアップ16を、図8中矢印A1方向に移動させる。このとき、移動ブロック33は、付勢部材35によって、図8中矢印A1方向に付勢され、光ディスク7の外周側のガイド片27に突き当てられている。移動機構18は、直接的には、送りねじ32に接続部材34を介して接続された移動ブロック33を図8中矢印A1方向に移動させるが、移動ブロック33が付勢部材35の付勢力によってガイド片27に突き当てられていることで、光ピックアップ16正確に図8中矢印A1方向に移動させることができる。なお、シャッタ部材43は、移動ブロック33がガイド片27に突き当てられていることで、対物レンズ19を開放したままの状態である。
【0029】
また、トラックジャンプ等を行うことによって光ピックアップ16を光ディスク7の外周側から内周側、すなわち図8中矢印A2方向に移動させるときには、ディスク回転駆動機構11の駆動モータ13は、逆転駆動される。光ピックアップ16を光ディスク7に移動させる方向は、移動ブロック33を光ピックアップ16の外周側のガイド片27に付勢する付勢部材35の付勢力と反対方向でもある。付勢部材35は、光ピックアップ16ガイド片26〜28のガイド孔26a〜28aとガイド軸22,23との摩擦力より大きくしている。このため、移動機構18は、移動ブロック33を付勢部材35の付勢力によってガイド片27に突き当てたままの状態で、光ピックアップ16を光ディスク7の外周側から内周側、すなわち図8中矢印A2方向に移動させることができる。
【0030】
光ピックアップ16は、光ディスク7に記録を行うとき、高出力の記録レベルで半導体レーザを駆動し、光ディスク7に対してデータを記録し、再生のとき、低出力の再生レベルで半導体レーザを駆動し、光ディスク7に記録されているデータの読み出しを行う。
【0031】
記録又は再生の停止指令が入力されると、移動機構18は、光ピックアップ16を光ディスク7の外周側から内周側、すなわち図8中矢印A2方向に移動させ、光ディスク7の最内周まで移動させる。そして、光ディスク7の交換等を行うため、記録再生部5を開放するときには、移動機構18は、更に、逆転駆動される。このとき、光ピックアップ16の内周側のガイド片28は、ベース14の開口部21の開口端に突き当たっており、更に、図8中矢印A2方向に移動することはできない。このため、移動ブロック33は、付勢部材35の付勢力に抗して図6に示すように、ガイド片28に突き当たるまで移動する。これによって、シャッタ部材43は、図6乃至図8中5中矢印B1方向に回動し、先端側のシャッタ部46が対物レンズ19に移動し、シャッタ部46が対物レンズ19を保護した状態となる。
【0032】
以上のように構成された記録再生装置10では、対物レンズ19の保護にあたって、シャッタ部材43を用い、光ピックアップ16の移動機構18を用いてシャッタ部材43の開閉制御をできるようにしたので、対物レンズのシャッタの開閉機構の構成の簡素化を図ると共に、容易に組立を行うことができる。
【0033】
なお、以上では、光ピックアップ16を光ディスク7の内周側で待機させ、この状態で光ディスク7の交換を行う例を説明したが、本発明は、これとは逆に、光ディスクの外周側で待機させ、この状態で光ディスク7の交換を行うようにしてもよい。また、以上の例では、光ディスク7に対してデータを記録し又は光ディスク7に記録されたデータの再生をする記録再生装置を説明したが、記録再生装置10としては、磁気ヘッドを用いた光磁気ディスクの記録再生装置であってもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、光ピックアップのガイド片間に配設される移動ブロックに対物レンズを開閉するシャッタ部材を設け、このシャッタ部材の開閉を、光ピックアップを移動させるための移動機構を用いて行うようにしたので、対物レンズのシャッタの開閉機構の構成の簡素化を図ると共に、容易に組立を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置が用いられるビデオカメラの斜視図である。
【図2】本発明を適用した記録再生装置の平面図である。
【図3】光ピックアップの移動機構の分解斜視図である。
【図4】移動機構を構成する移動ブロックの斜視図である。
【図5】移動機構を構成する移動ブロックの正面図である。
【図6】シャッタ部材が対物レンズを閉塞している状態を示す光ピックアップ機構の平面図である。
【図7】シャッタ部材が対物レンズの開放を開始した状態を示す光ピックアップ機構の平面図である。
【図8】シャッタ部材が対物レンズを開放した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 記録再生装置、11 ディスク回転駆動機構、12 光ピックアップ機構、16 光ピックアップ、17 ガイド機構、18 移動機構、19 対物レンズ、21 開口部、22,23 ガイド軸、26〜28 ガイド片 26a〜28a ガイド孔、31 駆動モータ、32 送りねじ、33 移動ブロック、34 接続部材、35 付勢部材、43 シャッタ部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば光ディスクや光磁気ディスク等の光学ディスクの記録や再生に用いられる光ピックアップの対物レンズのシャッタ部材を備えた光ピックアップ装置及びこの光ピックアップ装置を備える記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学ディスクの記録及び/又は再生装置に設けられている光ピックアップ装置には、対物レンズに塵埃等の異物が付着することを防止する機構を備えたものがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、光学ピックアップの対物レンズを覆って隠す閉位置と、対物レンズを露出させる開位置との間を、光学ピックアップの送り機構に連動して動作するシャッタ開閉手段によって移動自在とされたシャッタ部材を設け、光学ピックアップが光ディスクの記録トラックの最内周部に対応した位置に達した後も送り機構を動作させ、シャッタ開閉手段のみを駆動してシャッタ部材を開位置と閉位置との間で移動させる光ディスク装置が記載されている。具体的に、光学ピックアップの送り機構は、光学ピックアップの一部に形成された第1のラックギヤと、モータによって駆動され第1のラックギヤと噛合したピニオンギアとからなり、シャッタ開閉手段が、光学ピックアップ上に移動可能に取着されると共にピニオンギアと噛合する第2のラックギヤを有するスライダであることを特徴とする。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−049895号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に示した光ディスク装置は、モータによって回転されるピニオンギアに対して光学ピックアップの一部に形成された第1のラックギヤと光学ピックアップ上に移動可能に取着される第2のラックギヤを有するものであり、シャッタ部材を、対物レンズを隠す閉位置に移動させるとき、シャッタ開閉手段のスライダのみを第2のラックギヤに噛合したピニオンギヤを駆動してスライドさせシャッタ部材を移動させるものである。このように、光ディスク装置は、対物レンズを開閉するにあたって、ピニオンギヤ、第1のラックギヤ、第2のラックギヤを用いるものであるから、更なる構成の簡素化を図ることが難しく、噛み合わせの調整等が必要となり、更なる組立作業の効率化を図ることができなかった。
【0006】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、対物レンズのシャッタ開閉機構の構成の簡素化を図ると共に、容易に組立を行うことができる光ピックアップ装置及びこの光ピックアップ装置を備える記録及び/又は再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光ピックアップ装置は、上述した課題を解決すべく、光源より出射された光ビームを対物レンズで集光して光学ディスクに照射すると共に、この光学ディスクで反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップと、光学ディスクの径方向に配設されるガイド軸が光ピックアップに離間して形成されたガイド片のガイド孔に挿通され、光ピックアップを移動可能に支持するガイド機構と、ガイド機構にガイドされた光ピックアップを、光学ディスクの径方向に移動する移動機構と、移動機構に連動して対物レンズを開閉するシャッタ部材とを備える。移動機構は、光学ディスクの径方向に配設され、駆動源によって回転される送りねじと、ガイド片間においてガイド軸に挿通され、光ピックアップに対して移動可能な移動ブロックと、移動ブロックに設けられ送りねじと接続する接続部材と、一方のガイド片と移動ブロックとの間に配設されて移動ブロックを一方向に付勢する付勢部材とを有する。シャッタ部材は、基端側が移動ブロックに軸支される共に、中程で光ピックアップに軸支され、移動ブロックの移動に伴って先端側で対物レンズを開閉する。
【0008】
また、本発明に係る記録及び/又は再生装置は、上述した課題を解決すべく、光学ディスクが装着されこの光学ディスクを回転するディスク駆動部と、光源より出射された光ビームを対物レンズで集光してディスク駆動部に装着された光学ディスクに照射すると共に、この光学ディスクで反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップと、ディスク駆動部に装着された光学ディスクの径方向に配設されるガイド軸が光ピックアップに離間して形成されたガイド片のガイド孔に挿通され、光ピックアップを移動可能に支持するガイド機構と、ガイド機構にガイドされた光ピックアップを、光学ディスクの径方向に移動する移動機構と、移動機構に連動して対物レンズを開閉するシャッタ部材とを備える。移動機構は、光学ディスクの径方向に配設され、駆動源によって回転される送りねじと、ガイド片間においてガイド軸が挿通され、光ピックアップに対して移動可能な移動ブロックと、移動ブロックに設けられ送りねじと接続する接続部材と、一方のガイド片と移動ブロックとの間に配設されて移動ブロックを一方向に付勢する付勢部材とを有する。シャッタ部材は、基端側が移動ブロックに軸支される共に、中程で光ピックアップに軸支され、移動ブロックの移動に伴って先端側で対物レンズを開閉する。
【0009】
移動機構は、光ピックアップを最内周又は最外周まで、すなわち信号記録領域から非信号記録領域に移動させた後、更に同方向に光ピックアップを移動させる方向に送りねじを回転させて付勢部材の付勢力に抗して移動ブロックを移動させることによって、シャッタ部材で対物レンズを閉塞する。また、シャッタ部材が対物レンズを閉塞しているとき、移動機構は、非信号記録領域から信号記録領域の方向に光ピックアップを移動させるように送りねじを回転させることによって、シャッタ部材を、付勢部材の付勢力に従って対物レンズを開放する方向に回動させる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明を適用した光ディスクの記録再生装置は、例えば、図1に示すようにビデオカメラ1に用いられる。このビデオカメラ1は、片手で把持できる程度の小型の本体部2を有し、この本体部2の一部には、フォーカスレンズ、ズームレンズ等の複数のレンズが組み込まれた鏡筒やCCD(Charge−Coupled Devices)等の撮像素子で構成された撮像部3、撮像部3が撮像している映像を見るためのファインダ4等が設けられている。更に、本体部2の一方の主面には、本発明を適用した記録再生装置が用いられる記録再生部5が設けられている。この記録再生部5は、撮像部3で撮像した所望の映像を記録媒体に保存するためのものであり、記録媒体に書換可能又は追記可能な光ディスク7を用いる。この記録再生部5は、通常、本体部2に設けられた蓋体6で閉塞されており、光ディスク7の交換時に限って開放される。
【0011】
この記録再生部5には、詳細は後述するが、光ディスク7が装着され、装着された光ディスク7を回転するディスク駆動部やディスク駆動部に装着された光ディスクに対して光ビームを照射し反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップ等が配設されている。記録再生部5を閉塞する蓋体6は、光ディスク7の交換時には、光ディスク7の交換作業を容易に行うことができるようにするために、ユーザがディスク回転駆動機構や光ピックアップを外部より容易に見ることができるまで大きく記録再生部5を開放する。一方、ビデオカメラ1の記録媒体となる光ディスク7は、動画データ、音声データ等のデータを記録するものであり、データが高密度記録される。光ピックアップは、対物レンズに塵埃等の異物が付着すると、光ディスク7の記録再生位置に光ビームを結像することができなくなり、正確な記録再生を行うことができなくなる。蓋体6は、光ディスク7の交換時に、記録再生部5を大きく開放することから、光ディスク7の交換時に、記録再生部5内に、光ピックアップの対物レンズに指紋や塵埃等の異物が付着する虞もある。また、ビデオカメラ1は、携帯型であるから、小型軽量化を図る必要がある。そこで、ビデオカメラ1は、記録再生部5に本発明を適用することで、全体の小型軽量化を図りつつ、記録再生部5を構成する光ピックアップの対物レンズに、光ディスク7の交換時等に進入する塵埃や指紋等の異物が付着しないようにするシャッタ部材を設けるようにしている。
【0012】
記録再生部5を構成する記録再生装置10は、具体的に、記録媒体として、記録層に相変化材料を用いる書換型の光ディスク7を用いる。この光ディスク7は、内周側のリードイン領域にアドレス情報等のTOC(table of contents)データ等が記録され、リードイン領域の外周側のプログラム領域に、画像データ、映像データ、音声データ、コンピュータプログラム、コンピュータで処理される処理データ等の情報信号が記録され、このプログラム領域の外周側に、リードアウト領域が設けられている。記録再生装置10は、光ピックアップを、この光ディスク7の内外周に亘って移動することによって、各記録領域に記録された情報信号の読み出しを行う。
【0013】
このような記録再生装置10は、図2に示すように、光ディスク7が装着され、装着された光ディスク7を回転するディスク回転駆動機構11と、光ディスク7に光ビームを照射し光ディスク7で反射した光ビームを検出する光ピックアップ機構12とを備える。
【0014】
図2に示すように、ディスク回転駆動機構11は、光ディスク7を回転する際の駆動源となる駆動モータ13を有する。この駆動モータ31は、ベース14に固定されており、駆動軸に、光ディスク7が装着されるディスクテーブル15が設けられている。このディスクテーブル15には、中央部に、光ディスク7のセンタ孔7aに係合するセンタリング部15aが突出形成され、更に、センタリング部15aには、センタリング部15aに光ディスク7を係止するための係止部15bが設けられている。この係止部15bは、コイルバネ等によって外方に付勢され、ディスクテーブル15に装着された光ディスク7をセンタ孔7aの周囲で係止する。ディスクテーブル15は、光ディスク7のセンタ孔7aがセンタリング部15aに係合され、更に、センタ孔7aの周囲が係止部15bに係止されることによって、光ディスク7がセンタリングが図られた状態で装着される。ディスクテーブル15に装着された光ディスク7は、ディスクテーブル15と一体的に、線速度一定、角速度一定又はこれらの組み合わせで回転される。
【0015】
光ピックアップ機構12は、光ディスク7に光ビームを照射し光ディスク7で反射した光ビームを検出する光ピックアップ16と、光ピックアップ16をディスクテーブル15に装着された光ディスク7の径方向に移動可能に支持するガイド機構17と、この光ピックアップ16をディスクテーブル15に装着された光ディスク7の径方向に移動する移動機構18とを備える。
【0016】
この光ピックアップ16は、光ビームを出射する半導体レーザ、半導体レーザより出射された光ビームを集束する対物レンズ19、光ディスク7の反射膜で反射された戻りの光ビームを検出する光検出器等を備える。半導体レーザより出射された光ビームは、対物レンズ19により集束され、光ディスク7の信号記録面に照射される。ここで、半導体レーザは、光ディスク7に記録されたデータの再生を行うとき、標準的出力で光ビームを出射し、データを記録するとき、再生時より高い高出力レベルで光ビームを出射する。光ディスク7の反射膜で反射された戻りの光ビームは、光検出器により電気信号に変換される。また、対物レンズ19は、2軸アクチュエータ等の対物レンズ駆動機構に保持され、対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向及び対物レンズの光軸に直交するトラッキング方向に駆動変位される。
【0017】
以上のような光ピックアップ16は、ガイド機構17によって、ディスクテーブル15に装着された光ディスク7の内外周に亘って移動可能に取り付けられ、更に、対物レンズ19を光ディスク7と対向させるため、ベース14に設けられた開口部21より外部に臨まされている。
【0018】
光ピックアップ16をディスクテーブル15に装着された光ディスク7の径方向に移動可能に支持するガイド機構17は、ベース14に、光ディスク7の径方向に沿って配設されたガイド軸22,23を有する。ガイド軸22,23は、ベース14に形成された開口部21の近傍の固定部24,25によって固定されている。一方、光ピックアップ16の筐体には、一方の端部にガイド軸22が挿通されるガイド孔26aが形成されたガイド片26が形成され、他方の端部にガイド軸23が挿通されるガイド孔27a,28aが形成された一対のガイド片27,28が形成されている。一対のガイド片27,28は、離間して形成され、間に、後述する移動ブロックが配設される。光ピックアップ16は、ベース14の固定部24,24によって固定されたガイド軸22がガイド片26のガイド孔26aに挿通されると共に、固定部25,25によって固定されたガイド軸23が一対のガイド片27,28のガイド孔27a,28aに挿通されることによって、ベース14の開口部21より対物レンズ19を外部に臨ませた状態で、光ディスク7の径方向である図2中矢印A1方向及びA2方向に移動可能に取り付けられる。
【0019】
ガイド機構17によってベース14に取り付けられた光ピックアップ16を光ディスク7の径方向に移動する移動機構18は、図4に示すように、光ピックアップ16をガイド軸22,23に沿って移動させる際の駆動源となる駆動モータ31と、この駆動モータ31により回転される送りねじ32と、対物レンズ19を閉塞するシャッタ部材の開閉を制御する移動ブロック33と、送りねじ32と移動ブロック33とを接続する接続部材34と、移動ブロック33を一方向に付勢する付勢部材35とを有する。
【0020】
駆動モータ31は、例えばステッピングモータであり、ベース14の裏面に取り付けられている。この駆動モータ31には、駆動モータ31によって回転される送りねじ32が一体的に取り付けられている。この送りねじ32は、ガイド軸22,23と平行に配設され、先端が、図示しないが、ベース14に軸支されている。
【0021】
移動ブロック33は、光ピックアップ16の一対のガイド片27,28間にガイド軸23に挿通されて配設される。具体的に、この移動ブロック33は、図4に示すように、略矩形に形成され、長手方向に、ガイド軸23が挿通される挿通孔36が形成されている。また、移動ブロック33のガイド片28と対向する面には、挿通孔36に連続して付勢部材35を保持する保持凹部37が形成されている。保持凹部37に保持される付勢部材35は、例えばコイルバネであり、ガイド軸23に巻装され、移動ブロック33をガイド片27の方向、すなわち図2及び図3中矢印A1方向に付勢する。図5に示すように、移動ブロック33の長手方向の一側面には、ガイド突起38が形成されている。このガイド突起38は、光ピックアップ16の一対のガイド片27,28間に、移動ブロック33の移動方向に沿って形成されたガイド溝39に係合され、ガイド軸23の軸線を中心に回転しないようになっている。
【0022】
図3に示すように、移動ブロック33には、送りねじ32と移動ブロック33とを接続する接続部材34が取り付けられる。接続部材34は、例えば板バネを折曲して形成されてなり、移動ブロック33に取り付けるための取付部41と送りねじ32に接続される接続部42とが形成されている。取付部41には、移動ブロック33に位置決めして取り付けるための位置決め孔41a,41aが形成されていると共に、移動ブロック33に固定するための取付孔41bが形成されている。位置決め孔41a,41aは、移動ブロック33に形成された位置決め突起41c,41cが係合される。また、取付孔41bは、移動ブロック33のねじ孔等で形成されたねじ孔41dに位置合わせされ、ねじ等の固定部材41eが挿通され、移動ブロック33に固定される。接続部42は、送りねじ32に係合される係合部42aが形成され、この係合部42aは、送りねじ32に付勢されることによって送りねじ32の周面に形成されたねじ溝に係合される。
【0023】
ところで、図3に示すように、光ピックアップ16のガイド片27,28間にガイド軸23に挿通されて取り付けられる移動ブロック33と光ピックアップ16には、対物レンズ19を開閉するシャッタ部材43が取り付けられる。シャッタ部46は、例えば長尺状の板材であり、基端側に第1の支持孔44が形成され、中程に第2の支持孔45が形成され、先端側を、対物レンズ19を開閉するシャッタ部46としている。第1の支持孔44は、長孔によって形成されており、第1の支軸となる第1の固定部材47が挿通され、第1の支持孔44に挿通された第1の固定部材47は、更に、移動ブロック33の第1の固定孔48に固定されることによって、シャッタ部材43の基端側を回動支持する。シャッタ部材43の中程に形成された第2の支持孔45は、第2の支軸となる第2の固定部材49が挿通され、第2の支持孔45に挿通された第2の固定部材49は、更に、光ピックアップ16の筐体に形成された第2の固定孔51に固定されることによって、シャッタ部材43の中程を回動支持する。第1の固定部材47は、シャッタ部材43を回動操作するために移動ブロック33がガイド片27,28間をガイド軸23に沿って移動する際の操作点となり、第2の固定部材49は、回動支点となる。
【0024】
以上のように構成された記録再生装置10の動作について、図6乃至図8を参照して説明する。上述のように、光ディスク7は、リードイン領域にアドレス情報等のTOCデータが記録されていることから、記録再生装置10は、記録再生を開始するとき、最初に、光ディスク7のリードイン領域にアクセスし、TOCデータを読み出す必要がある。そこで、光ピックアップ16は、記録再生を行わない待機時のとき、ユーザによって記録又は再生開始操作がされたとき、直ちにTOCデータの読み出しを開始することができるように、光ディスク7の内周側であるディスク回転駆動機構11側である図2及び図6中矢印A2方向に移動している。
【0025】
すなわち、図6に示すように、移動機構18は、光ピックアップ16をディスク回転駆動機構11に近接する位置まで移動させ、更に、移動ブロック33を、付勢部材35の付勢力に抗してガイド片28に突き当たるまで図6中矢印A2方向に移動させている。これによって、シャッタ部材43は、第2の支軸となる第2の固定部材49を回動支点として、図6中矢印B1方向に回動し、先端側のシャッタ部46が対物レンズ19を閉塞し、対物レンズ19にユーザの指紋や塵埃等の異物が付着しないようにしている。すなわち、図6に示す待機時は、図1に示すように、記録再生部5に記録媒体である光ディスク7を装着したり、光ディスク7の交換を行うときであり、蓋体6が記録再生部5を開放し、記録再生部5内にも塵埃等の異物が侵入しやすく、また、ユーザの指が記録再生部5の内部に侵入し、対物レンズ19に指等がふれやすいときでもある。この記録再生装置10では、記録再生部5が開放されるとき、対物レンズ19をシャッタ部材43のシャッタ部46で閉塞するようにして、対物レンズ19にユーザの指紋や異物が付着しないようにしている。
【0026】
そして、ユーザが記録又は再生の開始操作をすると、移動機構18は、駆動モータ31を、光ピックアップ16を光ディスク7の外周側に移動させる方向に正転駆動し、送りねじ32を回転させる。すると、図7に示すように、移動ブロック33は、光ディスク7の外周側である図7中矢印A1方向に移動を開始し、図8に示すように、光ディスク7の外周側のガイド片27に突き当たるまで移動する。移動ブロック33が移動するとき、シャッタ部材43は、第2の支軸となる第2の固定部材49を回動支点として、シャッタ部材43を開放する図6乃至図8中5中矢印B2方向に回動し、先端側のシャッタ部46が対物レンズ19上から待避する。なお、このとき、光ピックアップ16は、ディスク回転駆動機構11に近接した最内周に位置しており、移動は開始していない。これによって、光ピックアップ16は、光ディスク7のリードイン領域に記録されているTOCデータ等を読み出し可能な状態になる。
【0027】
そして、ディスク回転駆動機構11は、駆動モータ13を駆動し、ディスクテーブル15に装着されている光ディスク7を、線速度一定、角速度一定等となるように回転する。これと共に、光ピックアップ16は、半導体レーザより再生レベルの光ビームを出射し、光ディスク7で反射された光ビームを検出して、対物レンズ19のトラッキング制御フォーカシング制御、スキュー制御等を行いながら、TOCデータ等の読み出しを開始し、ユーザの記録又は再生指令に応じて記録又は再生開始のアドレスを特定する。
【0028】
記録又は再生開始のアドレスが特定されると、移動機構18は、光ピックアップ16を、記録又は再生開始アドレスにアクセス可能な位置まで移動させ、記録又は再生を開始する。具体的に、移動機構18は、駆動モータ31を、光ピックアップ16を光ディスク7の外周側に移動させる方向に駆動し、送りねじ32を回転させ、光ピックアップ16を、図8中矢印A1方向に移動させる。このとき、移動ブロック33は、付勢部材35によって、図8中矢印A1方向に付勢され、光ディスク7の外周側のガイド片27に突き当てられている。移動機構18は、直接的には、送りねじ32に接続部材34を介して接続された移動ブロック33を図8中矢印A1方向に移動させるが、移動ブロック33が付勢部材35の付勢力によってガイド片27に突き当てられていることで、光ピックアップ16正確に図8中矢印A1方向に移動させることができる。なお、シャッタ部材43は、移動ブロック33がガイド片27に突き当てられていることで、対物レンズ19を開放したままの状態である。
【0029】
また、トラックジャンプ等を行うことによって光ピックアップ16を光ディスク7の外周側から内周側、すなわち図8中矢印A2方向に移動させるときには、ディスク回転駆動機構11の駆動モータ13は、逆転駆動される。光ピックアップ16を光ディスク7に移動させる方向は、移動ブロック33を光ピックアップ16の外周側のガイド片27に付勢する付勢部材35の付勢力と反対方向でもある。付勢部材35は、光ピックアップ16ガイド片26〜28のガイド孔26a〜28aとガイド軸22,23との摩擦力より大きくしている。このため、移動機構18は、移動ブロック33を付勢部材35の付勢力によってガイド片27に突き当てたままの状態で、光ピックアップ16を光ディスク7の外周側から内周側、すなわち図8中矢印A2方向に移動させることができる。
【0030】
光ピックアップ16は、光ディスク7に記録を行うとき、高出力の記録レベルで半導体レーザを駆動し、光ディスク7に対してデータを記録し、再生のとき、低出力の再生レベルで半導体レーザを駆動し、光ディスク7に記録されているデータの読み出しを行う。
【0031】
記録又は再生の停止指令が入力されると、移動機構18は、光ピックアップ16を光ディスク7の外周側から内周側、すなわち図8中矢印A2方向に移動させ、光ディスク7の最内周まで移動させる。そして、光ディスク7の交換等を行うため、記録再生部5を開放するときには、移動機構18は、更に、逆転駆動される。このとき、光ピックアップ16の内周側のガイド片28は、ベース14の開口部21の開口端に突き当たっており、更に、図8中矢印A2方向に移動することはできない。このため、移動ブロック33は、付勢部材35の付勢力に抗して図6に示すように、ガイド片28に突き当たるまで移動する。これによって、シャッタ部材43は、図6乃至図8中5中矢印B1方向に回動し、先端側のシャッタ部46が対物レンズ19に移動し、シャッタ部46が対物レンズ19を保護した状態となる。
【0032】
以上のように構成された記録再生装置10では、対物レンズ19の保護にあたって、シャッタ部材43を用い、光ピックアップ16の移動機構18を用いてシャッタ部材43の開閉制御をできるようにしたので、対物レンズのシャッタの開閉機構の構成の簡素化を図ると共に、容易に組立を行うことができる。
【0033】
なお、以上では、光ピックアップ16を光ディスク7の内周側で待機させ、この状態で光ディスク7の交換を行う例を説明したが、本発明は、これとは逆に、光ディスクの外周側で待機させ、この状態で光ディスク7の交換を行うようにしてもよい。また、以上の例では、光ディスク7に対してデータを記録し又は光ディスク7に記録されたデータの再生をする記録再生装置を説明したが、記録再生装置10としては、磁気ヘッドを用いた光磁気ディスクの記録再生装置であってもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、光ピックアップのガイド片間に配設される移動ブロックに対物レンズを開閉するシャッタ部材を設け、このシャッタ部材の開閉を、光ピックアップを移動させるための移動機構を用いて行うようにしたので、対物レンズのシャッタの開閉機構の構成の簡素化を図ると共に、容易に組立を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置が用いられるビデオカメラの斜視図である。
【図2】本発明を適用した記録再生装置の平面図である。
【図3】光ピックアップの移動機構の分解斜視図である。
【図4】移動機構を構成する移動ブロックの斜視図である。
【図5】移動機構を構成する移動ブロックの正面図である。
【図6】シャッタ部材が対物レンズを閉塞している状態を示す光ピックアップ機構の平面図である。
【図7】シャッタ部材が対物レンズの開放を開始した状態を示す光ピックアップ機構の平面図である。
【図8】シャッタ部材が対物レンズを開放した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 記録再生装置、11 ディスク回転駆動機構、12 光ピックアップ機構、16 光ピックアップ、17 ガイド機構、18 移動機構、19 対物レンズ、21 開口部、22,23 ガイド軸、26〜28 ガイド片 26a〜28a ガイド孔、31 駆動モータ、32 送りねじ、33 移動ブロック、34 接続部材、35 付勢部材、43 シャッタ部材
Claims (6)
- 光源より出射された光ビームを対物レンズで集光して光学ディスクに照射すると共に、この光学ディスクで反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップと、
光学ディスクの径方向に配設されるガイド軸が上記光ピックアップに離間して形成されたガイド片のガイド孔に挿通され、上記光ピックアップを移動可能に支持するガイド機構と、
上記ガイド機構にガイドされた光ピックアップを、上記光学ディスクの径方向に移動する移動機構と、
上記移動機構に連動して上記対物レンズを開閉するシャッタ部材とを備え、
上記移動機構は、上記光学ディスクの径方向に配設され、駆動源によって回転される送りねじと、上記ガイド片間において上記ガイド軸に挿通され、上記光ピックアップに対して移動可能な移動ブロックと、上記移動ブロックに設けられ上記送りねじと接続する接続部材と、上記一方のガイド片と上記移動ブロックとの間に配設されて上記移動ブロックを一方向に付勢する付勢部材とを有し、
上記シャッタ部材は、基端側が上記移動ブロックに軸支される共に、上記中程で上記光ピックアップに軸支され、上記移動ブロックの移動に伴って先端側で上記対物レンズを開閉する光ピックアップ装置。 - 上記移動機構は、光ピックアップを光ディスクの最内周又は最外周位置に移動させたときに、更に駆動源によって上記送りねじを回転させて、上記付勢部材の付勢力に抗して上記移動ブロックを上記ガイド軸に沿って移動させ、上記対物レンズを上記シャッタ部材の先端側で閉塞する請求項1記載の光ピックアップ装置。
- 上記光ピックアップ又は移動ブロックの何れか一方には、上記移動ブロックのガイド突起が設けられ、他方に、このガイド突起が係合されるガイド溝が設けられている請求項1記載の光ピックアップ装置。
- 光学ディスクが装着されこの光学ディスクを回転するディスク駆動部と、
光源より出射された光ビームを対物レンズで集光して上記ディスク駆動部に装着された光学ディスクに照射すると共に、この光学ディスクで反射した戻りの光ビームを検出する光ピックアップと、
上記ディスク駆動部に装着された光学ディスクの径方向に配設されるガイド軸が上記光ピックアップに離間して形成されたガイド片のガイド孔に挿通され、上記光ピックアップを移動可能に支持するガイド機構と、
上記ガイド機構にガイドされた光ピックアップを、上記光学ディスクの径方向に移動する移動機構と、
上記移動機構に連動して上記対物レンズを開閉するシャッタ部材とを備え、
上記移動機構は、上記光学ディスクの径方向に配設され、駆動源によって回転される送りねじと、上記ガイド片間において上記ガイド軸に挿通され、上記光ピックアップに対して移動可能な移動ブロックと、上記移動ブロックに設けられ上記送りねじと接続する接続部材と、上記一方のガイド片と上記移動ブロックとの間に配設されて上記移動ブロックを一方向に付勢する付勢部材とを有し、
上記シャッタ部材は、基端側が上記移動ブロックに軸支される共に、上記中程で上記光ピックアップに軸支され、上記移動ブロックの移動に伴って先端側で上記対物レンズを開閉する記録及び/又は再生装置。 - 上記移動機構は、光ピックアップを光ディスクの最内周又は最外周位置に移動させたときに、更に駆動源によって上記送りねじを回転させて、上記付勢部材の付勢力に抗して上記移動ブロックを上記ガイド軸に沿って移動させ、上記対物レンズを上記シャッタ部材の先端側で閉塞する請求項4記載の記録及び/又は再生装置。
- 上記光ピックアップ又は移動ブロックの何れか一方には、上記移動ブロックのガイド突起が設けられ、他方に、このガイド突起が係合されるガイド溝が設けられている請求項4記載の記録及び/又は再生装置。
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JP2003180023A JP2005018858A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置 |
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Family Applications (1)
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JP2003180023A Withdrawn JP2005018858A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置 |
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-
2003
- 2003-06-24 JP JP2003180023A patent/JP2005018858A/ja not_active Withdrawn
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