JPH0644663A - ローディング装置 - Google Patents

ローディング装置

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Publication number
JPH0644663A
JPH0644663A JP4199688A JP19968892A JPH0644663A JP H0644663 A JPH0644663 A JP H0644663A JP 4199688 A JP4199688 A JP 4199688A JP 19968892 A JP19968892 A JP 19968892A JP H0644663 A JPH0644663 A JP H0644663A
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JP
Japan
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cartridge
shutter
disc
disk
cartridge holder
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JP4199688A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Omori
清 大森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0644663A publication Critical patent/JPH0644663A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジ内にディスクを回動自
在に枢着し、シャッタを摺動させてディスク面に光学ヘ
ッドや磁気ヘッドを対向させる様にしたローディング装
置のカートリッジホルダにリンク機構を用いずにシャッ
タ開閉を簡単に行う様にする。 【構成】 ローディング装置100のカートリッジホル
ダ6内に挿入されるディスクカートリッジ101のシャ
ッタ103の開閉をカートリッジホルダ6の上下案内部
6a及び6bに設けたスリット15間に橋絡した中心軸
とカラーより成る案内機構25だけで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャッタ付のディスクカ
ートリッジの開閉を行なうためのローディング装置に係
わり、特にローディング時にカートリッジホルダの上下
2箇所に設けたスリットに橋絡させた案内ピンによって
該シャッタを開閉する様にしたローディング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からコンパクトディスクプレーヤの
ローディング装置として、図8に示す様にトレー上に載
置したディスクをローディングする様にしたものが知ら
れている。
【0003】図8でプレーヤ1のパネル2にはトレー3
を出し入れ出来る開口部4が配設され、トレー3はこの
開口部4で出し入れされる。トレー3上にはディスク5
を載置し得るディスク載置部6を有し、ディスク5をデ
ィスク載置部6に載せて、トレー3をプレーヤ1内に軽
く押圧するか、ローディング釦を操作すると図示しな
い、ローディング機構によってトレー3は自動的にプレ
ーヤ1内にローディングされてトレー3及びディスク5
はプレーヤ1内に収納する際にディスク5と共にトレー
をディスク回転駆動装置側に降下させてディスク5を記
録又は再生状態とする様に成されていた。
【0004】更にディスクカートリッジ内にディスクを
回動自在に配設し、該ディスクカートリッジに該ディス
ク面を露呈させる窓を設けると共に、この窓を覆うこと
で非記録・再生状態に於いて、塵埃がディスクカートリ
ッジ内に入らない様なシャッタを設け、ローディング時
にこのシャッタを開いて、光ピックアップや磁気ヘッド
等をディスク面に対接或は対向させる様にしたカートリ
ッジホルダを有するローディング装置もよく知られてい
る。
【0005】このローディング装置は、ディスクカート
リッジを保持するように構成されたカートリッジホルダ
を、カム等を用いて移動操作するように構成されてい
る。先ずこのカートリッジホルダはディスクカートリッ
ジを、シャーシに平行な状態として保持し、ディスクの
主面部に沿う方向、すなわち、シャーシに平行な方向に
移動操作する。そして、ディスクが回転駆動装置の直上
位置となったときに、ディスクカートリッジをシャーシ
に対して垂直な方向即ち、シャーシに接近させる方向に
移動させる。
【0006】このように、シャーシに接近する方向に移
動操作されたディスクカートリッジのディスクは、シャ
ーシ上に配設された回転駆動装置に保持され、この回転
駆動装置により回転操作されて、信号記録面の全面に亘
って、ピックアップによる信号の記録又は再生が成され
る。
【0007】このようなカートリッジホルダを有して構
成されたディスクのローディング装置は、このカートリ
ッジホルダを移動させる機構を備える必要があるため、
装置構成が複雑であり、ディスクの位置出し及び装置の
小型化が困難である。
【0008】そこで、本願出願人は、先に、装置構成が
簡素化され、ディスク位置出し及び装置の小型化を可能
となすディスクのローディング装置として、カートリッ
ジホルダを外筺体に対して固定して配設し、このカート
リッジホルダ内に保持された記録ディスクに対して回転
駆動装置を接離移動させるように構成したものを提案し
た。
【0009】即ち、このディスクローディング装置にお
いては、ディスクカートリッジは、主面部に沿う方向に
挿入操作されてカートリッジホルダ内に保持される。即
ち、回転駆動装置となるディスクテーブル及びこのディ
スクテーブルを回転操作するスピンドルモータがカート
リッジホルダ内に保持されたディスクカートリッジのデ
ィスクに対して接近する方向に移動操作される。このデ
ィスクテーブルは、ディスクの中心部に当接する位置ま
で移動操作されて、ディスクを保持する。そして、この
ディスクテーブルは、スピンドルモータにより、ディス
クとともに回転操作されて記録又は再生が成される。
【0010】この様なローディング装置に用いられてい
るカートリッジホルダの従来構成を以下図9乃至図12
で詳記する。
【0011】このカートリッジホルダ6は金属板を屈曲
形成する等により、両側側に一対のホルダ部7,8を有
する略々平板状に形成されている。一対のホルダ部8,
9は、このカートリッジホルダ6の両側側部分が下方に
屈曲され、さらに、これら両側側部分の側縁部近傍がカ
ートリッジホルダ6の主面に平行となるように屈曲させ
ることによって、断面鉤状に形成されている。このカー
トリッジホルダ6は、両側部を外筺体の内壁部に支持し
シャーシに対して平行と成される。
【0012】カートリッジホルダ6は、各ホルダ部7,
8間に、ディスクカートリッジを図9Aの矢印A側より
挿入可能に形成され、各ホルダ部7,8間に挿入操作さ
れたディスクカートリッジ101は、これらホルダ部
7,8により両側を支持されて保持される。そして、こ
のカートリッジホルダ6は、前方をパネルに設けたディ
スクカートリッジ挿入口の後方側に位置させるように、
配設されている。すなわち、ディスクカートリッジ挿入
口より挿入されたディスクカートリッジ101は、カー
トリッジホルダ6の各ホルダ部7,8間に挿入される。
【0013】カートリッジホルダ6の上面部には、各ホ
ルダ部7,8間に挿入されたディスクカートリッジ10
1の上部を押圧する様に、カートリッジ押圧バネ部9,
10,11が設けられている。これらカートリッジ押圧
バネ部9,10,11は、カートリッジホルダ6の上面
部にコ字状又はロ字状の切り欠き部が形成され、この切
り欠き部に板バネを下方に膨出するように屈曲する様に
取り付けられている。これらカートリッジ押圧バネ部
9,10,11は、各ホルダ部7,8間に挿入されたデ
ィスクカートリッジ101を、シャーシ側の下方に押圧
する。
【0014】また、カートリッジホルダ6の上面部に
は、ディスクカートリッジのシャッタを開蓋操作するた
めのシャッタ開放用回動レバー12が取り付けられてい
る。このシャッタ開放用回動レバー12は、基端側を、
カートリッジホルダ6の主面の前方側の略々中央部分に
より、支軸13を介して回動可能に支持されている。こ
のシャッタ開放用回動レバー12は、略“く”の字形と
成され、その先端側を、カートリッジホルダ6の一側方
向(右側方向)に向けている。
【0015】このシャッタ開放用回動レバー12の先端
には下方に向けてシャッタ開放ピン14が植立されてい
る。このシャッタ開放ピン14はカートリッジホルダ6
の上面部に穿たれた支軸13を中心とする円弧状のガイ
ドスリット15に挿通されこのガイドスリット15を介
してホルダ8間に進入している。
【0016】更に、カートリッジホルダ6の主軸13の
枢着部近傍に切起こし片16を、又回動レバー12に折
り曲げ片17を設けて主軸13に巻回したコイルバネ1
8の両端をこれら切り起こし片16及び折り曲げ片17
に係止してシャッタ開放用回動レバー12を反時計方向
に偏倚し、ガイドスリット15に挿通したシャッタ開放
ピン14を図9Aに示す様にガイドスリット15の前方
側の端部に当接された初期位置に位置決めされている。
【0017】上述のローディング装置に、図9Aの様に
ディスクカートリッジ101を装着するには、まず、こ
のディスクカートリッジ101を、ディスクカートリッ
ジ挿入口より挿入し、カートリッジホルダ6の各ホルダ
部7,8間に保持させる。この時、ディスクカートリッ
ジ101は、シャッタを前方側となして挿入する。する
と、シャッタ開放ピン14の下端側部分が、ディスクカ
ートリッジ101の前端面部であってシャッタの連結板
部の一端部近傍、即ち、シャッタ開放ピン嵌入部113
に当接する。そして、ディスクカートリッジ101をさ
らに各ホルダ部7,8間の内方側に挿入操作すると、シ
ャッタ開放ピン14はディスクカートリッジ101によ
って押圧され、シャッタ開放用回動レバー12をコイル
バネ18の付勢力に抗して回動させながら、ガイドスリ
ット15の円弧部分に沿って後方側に移動すると、シャ
ッタ開放用回動レバー12は図9Bの様に反時計方向に
回動しシャッタが開放されて記録又は再生状態とするこ
とができる。
【0018】この様な構成のカートリッジホルダ6を用
いて、ローディング時にディスクカートリッジ101の
シャッタを開蓋させることが出来るが、シャッタを早く
開蓋出来ない問題が生ずる。この問題を図10A及びB
によって説明する。
【0019】図10A及びBはディスクカートリッジ1
01のシャッタ103が閉じている状態でジンバル上に
配した磁気ヘッド19をディスク102面に対向させた
場合の平面並に側面図、図10C及びDはシャッタ10
3が開いている状態でジンバル上に配した磁気ヘッド1
9をディスク102面に対向させた場合の平面並に側面
図である。
【0020】図9A,Bで示したカートリッジホルダ6
の場合はディスクカートリッジ101を各ホルダ部7,
8間に挿通し、シャッタ開放用レバー12に植立したシ
ャッタ開放ピン14がガイドスリット15の前方端部の
初期位置に位置決めされ円弧状のガイドスリット15を
介してディスクカートリッジ101のシャッタ103が
開かれるために完全にシャッタ103が開かれる時間は
ガイドスリット15の円弧に依存し遅くなり図10A及
びBに示す状態となる。故に図10C及びDの様に早く
シャッタ103が開かれた状態でのディスクカートリッ
ジ101の底面からジンバルまでの高さbに比べて図1
0A及びBに示す様に高さa>bとなりローディング装
置全体の厚み(高さ)が高くなる問題が生ずる。
【0021】そこで、なるべく早い位置でディスクカー
トリッジ101のシャッタ103を開く様に構成させる
ことが必要となる。
【0022】この様な問題点を解決するために図11A
及びBに示す様にリンク機構を用いた構成のシャッタ開
閉機構が考えられた。
【0023】図11A及びBを説明するに、図9A及び
Bとの対応部分には同一符号を付して重複説明を省略す
るも、シャッタ開放用回動レバー12には、シャッタ開
放スライダ20がスライド可能に取付けられている。こ
のシャッタ開放スライダ20は、略々細長板状に形成さ
れ、長手方向に沿ったスライドガイドスリットを有して
いる。このシャッタ開放スライダ20は、シャッタ開放
用回動レバー12上に植立された一対のガイドピン21
を、スライドガイドスリットに挿通させて、これらガイ
ドピン21の配列方向にスライド可能に支持され、シャ
ッタ開放スライダ20の先端にはシャッタ開放ピン14
が植立されている。
【0024】このシャッタ開放ピン14aは、カートリ
ッジホルダ6の上面部に設けられたガイドスリット15
a及び15bに挿通され、このガイドスリット15a及
び15bを介して、ホルダ8間に進入している。このガ
イドスリットは、カートリッジホルダ6の前方側部分よ
りカートリッジホルダ6の中央部分に亘る部分が、支軸
13を中心とする円弧ガイドスリット15aとなされ、
カートリッジホルダ6の中央部分よりカートリッジホル
ダ6の後方側部分に亘る部分が、前後方向に亘る直線ガ
イドスリット15bとなされている。
【0025】シャッタ開放ピン14aは、シャッタ開放
用回動レバー12が回動することにより、円弧状ガイド
スリット15a部分内を移動する。又、シャッタ開放ピ
ン14aは、シャッタ開放用回動レバー12の回動によ
りカートリッジホルダ6の中央部分となされているとき
に、シャッタ開放スライダ20がシャッタ開放用回動レ
バー12に対しスライドすることにより、直線ガイドス
リット15b部分内を移動する。
【0026】そして、シャッタ開放用回動レバー12
は、支軸13にコイル部を支持されたコイルバネ18に
より、シャッタ開放ピン14aを前方側となす方向に回
動付勢されている。このコイルバネ18は、一方の端部
をシャッタ開放用回動レバー12の折り曲げ片17に係
止させ、他方の端部をカートリッジホルダ6に設けられ
た切り起こし16に係止されている。又、シャッタ開放
スライダ20は、引っ張りコイルバネ22により、シャ
ッタ開放ピン14aを支軸13に接近させる方向に弾性
付勢されている。この引っ張りコイルバネ22は、一端
側をシャッタ開放スライダ20の基端側の係止部に係止
させ、他端側をシャッタ開放用回動レバー12に設けら
れた係止爪に係止されている。
【0027】シャッタ開放ピン14aは、カートリッジ
ホルダ6にディスクカートリッジ101が挿入されない
初期状態においては、円弧状ガイドスリット15aの前
方側の端部に当接された初期位置に位置決めされてい
る。
【0028】ディスクカートリッジ101が図11Aに
示す様にカートリッジホルダ6のガイド部7,8間に挿
入され、ディスクカートリッジ101のシャッタ開放ピ
ン嵌入部113にシャッタ開放ピン14aが当接するこ
とでシャッタ103は円弧状ガイドスリット15aに沿
って開かれる。
【0029】更に、ディスクカートリッジ101を後方
に向けてカートリッジホルダ6内に押圧すると、シャッ
タ開放ピン14aは直線ガイドスリット15bに沿って
図11Bの様に開蓋状態に保たれたままに成されたシャ
ッタ(図10Bの状態)でディスク面上に磁気ヘッド1
9を対向させることが出来る様に成される。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従来構成の図11A及
びBに示す構成とすることで早い状態でシャッタ103
を開くことが出来るので、磁気ヘッド19を保持するジ
ンバルとディスクカートリッジ101の底面間の距離を
bの様に狭く、即ちローディング装置の高さを小さく出
来るが、ディスクホルダ6の主面に付加するリンク機構
等が複雑になり、多くの部品を必要とする問題が生ず
る。
【0031】更に、図9A及びB並に図11A及びBで
示す、回動レバー12とシャッタ開放スライダ20の支
軸13を中心とする軌跡23及び24はディスクホルダ
6の主面上で図12A及びBに示す様に極めて大きな範
囲をとるために、これらの軌跡範囲内に他の部品を配置
することが出来ずローディング装置の厚みが増大する等
の弊害があった。
【0032】本発明は叙上の問題点を解消するために成
されたもので、その目的とするところは複雑なリンク機
構を用いることなくディスクカートリッジ101のシャ
ッタ103を早い位置から全開可能で、且つガイドスリ
ットの形状設定が自由に出来て、機器の薄型化が可能な
ローディング装置を提供しようとするものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明のローディング装
置はその例が図1に示されている様にディスク102を
回動自在に配設すると共にディスク102の面を露呈さ
せる窓及び、この窓を覆う様に摺動自在に配設されたシ
ャッタ103を有するディスクカートリッジ101をカ
ートリッジホルダ6内に挿脱させた時にシャッタ103
を開閉させる様にしたローディング装置100に於い
て、ディスクカートリッジ101の厚み方向でシャッタ
103の閉蓋側の上下に対応するカートリッジホルダ6
の上下案内部6a,6bに設けたスリット15と、上下
案内部6a,6bに設けたスリット15間に橋絡された
案内手段25と、この案内手段25を初期のスリット1
5位置に偏倚する偏倚手段26とを具備して成るもので
ある。
【0034】
【作用】本発明のローディング装置によれば、カートリ
ッジホルダ6の上下案内部6a,6bに設けたガイドス
リット間に橋絡した案内手段25だけでディスクカート
リッジ101のシャッタ103を摺動自在に開閉可能な
ものが得られ、カートリッジホルダ6の主面(案内部)
6a側に何の部品を取り付けることなく、且つガイドス
リットの位置を大きな自由度で選択可能なものが得られ
る。
【0035】
【実施例】以下、本発明のローディング装置の一実施例
を図1乃至図7について詳記する。図1は全体的なロー
ディング装置100の外筺体を取り除いた斜視図を示す
ものであるが、先ず、本発明に用いるディスクカートリ
ッジ101を図7を用いて説明する。
【0036】ディスクカートリッジ101は、図7A及
びBに示すように、光磁気等のディスク102をカート
リッジ108に回転可能に収納して構成されている。デ
ィスク102は、合成樹脂等の透明材料からなるディス
ク基板と、このディスク基板の一方の主面部に被着形成
された磁性材料からなる信号記録層とを有して、円板状
に構成されている。そして、このディスク102の中央
部には、ハブ取付け孔が設けられている。このハブ取付
け孔には、後述するようにこのディスク102が記録又
は再生用のローディング装置のディスクテーブル4に保
持されるための、ディスクハブ106が取付けられてい
る。このディスクハブ106は、金属等により略々円盤
状に形成され、ディスク102に対し略々同心状となさ
れて、ディスク102に接着や熔着等の手段により取付
けられている。このディスクハブ106の中心部には、
信号記録層上に略々同心円状となされて螺旋状に形成さ
れる記録トラックの曲率中心に中心を一致させたセンタ
ーホール107が穿設されている。
【0037】カートリッジ108は、対をなす上下ハー
フ108a,108bが互いに突き合わせ結合させるこ
とにより、ディスク102を収納し得る薄い筺体状に構
成されている。このカートリッジ108の上側の主面部
には、図7Bに示すように、ディスク102の一方の主
面部を、内外周に亘って外方側に臨ませる上側記録再生
用開口部104が設けられる。また、このカートリッジ
108の下側の主面部には、ディスク102の他方の主
面部を、内外周に亘って外方側に臨ませる下側記録再生
用開口部110が設けられている。この下側記録再生用
開口部110は、上記記録再生用開口部104に相対向
する位置に、上側記録再生用開口部104と略々同一の
大きさを有して形成されている。
【0038】また、カートリッジ108の下方の主面部
の中央部には、ディスクハブ106を外方に臨ませるた
めのチャッキング用開口部109が設けられている。そ
して、このチャッキング用開口部109の周囲部には、
ディスクローディング機構のカートリッジ位置決め部材
67を当接するための、位置決め当接凹部105が形成
されている。
【0039】そして、カートリッジ108には、シャッ
タ部材103が取付けられている。このシャッタ103
は、合成樹脂や金属板等により、射出成型や屈曲形成等
の手段により、カートリッジ108の前縁側部分の上下
両主面部を挟持するような、コ字状部材として形成され
ている。すなわち、このシャッタ103は、カートリッ
ジの上側主面部に添わされる上側シャッタ板部103a
と、この上側シャッタ板部に平行に相対向させる下側シ
ャッタ板部103bと、これら各シャッタ板部の基端側
同士を連結させる連結板部103cとを有して、一体的
に構成されている。そして、このシャッタ103は、連
結板部103cをカートリッジ108の前端面部に添わ
せるとともに、この連結板部103cを前端面部に沿っ
て摺動可能にカートリッジ108に支持されている。各
シャッタ板部103a,103bには、連結板部のカー
トリッジ108に対する摺動可能方向の一方側に寄った
位置に、対をなす開口部112,111が形成されてい
る。
【0040】シャッタ部材103は、図7Aに示すよう
に、カートリッジ108に対する一方位置となされてい
るときには、各シャッタ板部103a,103bの他方
側部分で各記録再生用開口部104,110に対応させ
てこれら記録再生用開口部104,110を閉蓋し、図
7Bに示すように、カートリッジ108に対する他方側
位置となされているときには、各開口部112,111
を各記録再生用開口部104,110に対応させてこれ
ら記録再生用開口部104,110を開蓋する。なお、
シャッタ部材103は、カートリッジ108内に設けら
れた図示しない付勢バネによって、各記録再生用開口部
104,110を閉蓋する一方側方向に弾性付勢されて
いる。
【0041】カートリッジ108の前端面部であって、
各記録再生用開口部104,110が閉蓋されていると
きに連結板部103cの一方側となる位置は、シャッタ
開放ピン嵌入部113となされている。
【0042】そして、シャッタ103の各開口部11
2,111は、連結板部103cの両側側部分に掛かる
ようにして形成されている。すなわち、連結板部103
cの各開口部112,111に対応する部分は、他の部
分よりも幅狭となされており、ディスク102の厚みよ
りも小さい幅となされている。また、カートリッジ10
8のディスク102の側縁部に対向する部分であって各
記録再生用開口部104,110に対応する、すなわ
ち、各記録再生用開口部104,110が開蓋されたと
きにシャッタ103の開口部112,111を介して外
方に臨むカートリッジ108の前縁部分116は、ディ
スク102の厚みよりも薄くなされている。
【0043】さらに、カートリッジ108の他方側の側
縁部には、被係止凹部117が設けられている。この被
係止凹部117は、下ハーフ108bの主面部、すなわ
ち、カートリッジ108の底面部側に開放された凹部と
して、カートリッジ108の他方側の側縁部の略々中央
位置に設けられている。
【0044】次に図1に示すローディング装置100を
説明する。図1の内部構造を明確化するために上側に配
設されたカートリッジホルダ6を取り除いた図2と共
に、全体的構成を詳記する。
【0045】図1では外筺体が取り除かれているが、こ
の外筺体は前面が開口状態とされた箱形のケーシングで
ある。外筺体1の開口された前面側はフロントパネル2
5により閉蓋されている。このフロントパネル25には
ディスクカートリッジ101が挿入され得るようになさ
れた、スリット状のディスクカートリッジ挿入口26が
形成されている。このディスクカートリッジ挿入口26
は、略々細長矩形に形成されている。
【0046】外筺体の底板部であるシャーシ30上には
図2に示す様に回転駆動手段31、光ヘッド手段32及
び磁界発生用の磁気ヘッド19等で構成される信号記録
再生用の光学ブロック及び対物レンズ駆動部33が配設
されている。
【0047】即ち、シャーシ30上には、ディスクカー
トリッジ101のディスク102を回転操作するための
回転駆動手段31を構成するスピンドルモータ34が配
設されている。このスピンドルモータ34は、上下動手
段を構成する昇降ブロック35に取付けられている。こ
の昇降ブロック35は、略半円環形状に形成されてお
り、中央孔部36にスピンドルモータ34を嵌入させて
これを支持している。スピンドルモータ34のスピンド
ル軸37にはディスクテーブル38が回動自在に枢着さ
れ、ディスク102に取付けられたディスクハブ106
が載置される様に、ディスクハブ106と略々同一径を
有する円盤上に形成されている。そして、スピンドル軸
37とディスクテーブル38の周囲部分との間には、デ
ィスクテーブル4に一体的に、円環状のマグネット39
が取付けられている。このマグネット39は、ディスク
テーブル38上に載置されたディスク102のディスク
ハブ106を吸引するためのものである。
【0048】また、昇降ブロック35の上面部には、デ
ィスクテーブル38の周囲側となるように、略々円環状
のカートリッジ位置決め部材が取付けられている。ディ
スクテーブル38のディスクハブ106が載置される面
よりもシャーシ30側であって、また、ディスクテーブ
ル38のディスクハブ106が載置される面に平行とな
されている。
【0049】昇降ブロック35はシャーシ30から植立
させた光学ブロック及び対物レンズ駆動部33を載置さ
せる支持板40からシャーシ30方向に植立させた主軸
41に上下動自在に枢着され上下方向(矢印A,B方
向)に移動可能と成されている。更に昇降ブロック35
には主軸41の中心位置及びスピンドルモータのスピン
ドル軸37の中心位置を通る仮想線上に補助軸42を設
け、互いに並設した“く”の字状の板バネで構成した偏
倚手段43で昇降ブロック35を押圧してスピンドル軸
37の偏芯等の補正が成される。
【0050】昇降ブロック35を含むスピンドルモータ
34を矢印A,B方向に上下動させるために主軸41の
下端にコイルバネ46を配設し、例えば、昇降ブロック
35を所定方向に偏倚する様な偏倚力を付与しておくと
共に、このコイルバネ46の偏倚力に抗して、昇降ブロ
ック35をB方向に降下させるための上下動機構45を
シャーシ30上に配設する。この上下動機構45と係合
する係合ピン47を昇降ブロック35に突出させる。
【0051】この上下動機構45は昇降ブロック35を
上下駆動するための昇降モータ48を有し、この昇降モ
ータ48はシャーシ30上に植立した取付板に固定さ
れ、昇降モータ48の駆動軸に取付けられた第1のギヤ
ー49は2枚の平歯車から成る第2のギヤー70の大ギ
ヤーと噛み合され、第2のギヤー70の小ギヤーは同じ
く2枚の平歯車から成る第3のギヤー71の大ギヤーと
噛み合わせ、第3のギヤー71の小ギヤーは第4のギヤ
ー72と噛み合されて適宜減速を行なう。第4のギヤー
72には同軸に巴状のカム7Bが並設され、このカム面
が係合ピン47と係合している。
【0052】依って、昇降モータ48の回転に応じて昇
降ブロック35を含むスピンドルモータはカム73の高
さに応じて上下に移動しスピンドルモータ34のスピン
ドル軸37をディスク102のセンタホール107に挿
入或はこれから離脱させることが出来る。
【0053】スピンドルモータ34のスピンドル軸37
がディスク102のセンタホール107に挿入されて回
転状態にあるときは昇降ブロック35が支持板40の基
準面となる底面に対接する様にコイルバネ46の偏倚力
方向を定めるを可とする。この様にすれば後述する磁気
ヘッド19や光学ヘッド32の高さ位置がディスク10
2の回転駆動状態で常に安定した高さを保ち得ることに
成る。
【0054】一方、シャーシ30上の回転駆動手段31
の後方には光学ブロック及び対物レンズ駆動部33が設
けられている。この光学ブロック及び対物レンズ駆動部
33は光学ブロック33aと対物レンズ駆動部33bか
ら構成されている。
【0055】光学ブロック33aは、鏡筒となるブロッ
ク内に、光源となるレーザダイオード及びこのレーザダ
イオードより発せられる光ビームを導く複数の光学デバ
イスを収納配設して構成されている。即ち、この光学ブ
ロック33a内において、レーザダイオードより発せら
れた光ビームは、コリメータレンズに入射され、このコ
リメータレンズにより平行光ビームとなされる。このコ
リメータレンズを透過した平行光ビームは、ビームスプ
リッタプリズムを介して、ガルバノミラー53に入射さ
れる。このガルバノミラー53は、制御手段により制御
され、入射される平行光ビームを、所定の制御信号に基
づいて偏向させて反射する。このガルバノミラー53に
より反射された平行光ビームは、この光学ブロック33
aより出射され、対物レンズ駆動装置部33bに入射さ
れる。
【0056】そして、対物レンズ駆動装置部17は、フ
レームを有し、このフレーム内に一対のガイドシャフト
63,64を備えている。これらガイドシャフト63,
64は、フレームにより、互いに平行となされるととも
に、シャーシ30に対して平行となされて支持されてい
る。これらガイドシャフト63,64には、レンズブロ
ック60が配設されている。このレンズブロック60
は、各ガイドシャフト63,64に沿って、シャーシ3
0に沿う方向に、移動操作可能となされている。即ち、
各ガイドシャフト63,64の軸方向は、スピンドルモ
ータ34に載置したディスク102の輻方向となってい
る。又、レンズブロック60は、対物レンズ駆動装置部
33bのフレーム内に配設された送りモータ65によ
り、各ガイドシャフト63,64に沿って移動操作され
る。送りモータ65は、いわゆるリニアモータ型に構成
されている。
【0057】レンズブロック60の上面部には、対物レ
ンズから成る光学ヘッド32が設けられている。この光
学レンズ32は、レンズブロック60に対して固定して
取付けられている。また、このレンズブロック60内に
は、光学ブロック33aより入射された平行光ビームを
反射させて光学ヘッド32に入射させる反射ミラーが配
設されている。すなわち、光学ブロック33aよりこの
対物レンズ駆動装置部33bに入射された平行ビーム
は、反射ミラーを介して光学ヘッド32に入射されるこ
とにより、集束光ビームとなされるとともに、スピンド
ル軸37に平行に、シャーシ30より離間する方向であ
る上方側に射出される。
【0058】光学ヘッド32より射出されるディスクテ
ーブル38上のディスク102により反射された光ビー
ムは、再び光学レンズ32の対物レンズに入射して平行
光ビームとなされて、反射ミラーに至る。この反射ミラ
ーは、対物レンズに再入射してこの反射ミラーに至った
光ビームを反射し、光学ブロック33a側に戻す。光学
ブロック33a内には、この光学ブロック33aに戻っ
た光ビームを検出する光検出器等が内蔵されている。す
なわち、対物レンズ駆動装置33bより光学ブロック3
3aに戻された光ビームは、ガルバノミラーを介して、
ビームスプリッタプリズムに戻る。ここで、このビーム
スプリッタプリズムは、ガルバノミラーより戻った光ビ
ームを、コリメータレンズ側に戻さずに、ウォラストン
・プリズムに入射させる。このウォラストン・プリズム
は、方解石や水晶等の光学異方性を有する材料により形
成された2個の直角プリズムが、互いに光学軸を直交さ
せる方向となされて接合されて構成されている。このウ
ォラストン・プリズムに入射させた光ビームは、互いに
直交する振動面を有する二つの直線偏光に分離される。
そして、このウォラストン・プリズムを透過した光ビー
ムは、集光レンズ及びマルチレンズを透過して、光検出
器であるフォト・ダイオードにより受光される。集光レ
ンズは、凸レンズである。マルチレンズは、一の面が凹
面となされ、他の面がシリンドルカル面(円筒面)とな
されたレンズである。
【0059】フォト・ダイオードより出力される光検出
出力に基づいて、対物レンズにより集束された光ビーム
の集光点とディスク102の信号記録面との対物レンズ
の光軸方向のずれ量を示すフォーカス・エラー信号、集
光点と信号記録面上に形成される記録トラックとの光学
ヘッド32の光軸に直交する方向のずれ量を示すトラッ
キング・エラー信号、及び記録トラックに書込まれてい
る記録信号を読出して読出信号等を得ることができる。
【0060】そして、レンズブロック60には、磁気ヘ
ッド支持アーム69を介して、磁界発生手段となる磁気
ヘッド19が取付けられている。この磁気ヘッド19
は、ディスク102に情報信号の書込み用の外部磁界を
印加するためのものである。磁気ヘッド支持アーム69
は、レンズブロック60に基端側を支持され、中途部が
屈曲されて先端側を光学ヘッド32に対向させている。
磁気ヘッド19は、磁気ヘッド支持アーム69の先端側
に取付けられて、光学ヘッド32に対向している。これ
ら磁気ヘッド19と光学ヘッド32とは、ディスク10
2の厚みと光学ヘッド32のワーキングディスタンスと
を加えた長さに等しい間隔を隔てて相対向している。
【0061】尚図2で68はディスクカートリッジ10
1が完全に後述するカートリッジホルダ6に挿入された
状態を検出するためのフォトインタプラ等からなる光検
出センサでありシャーシ30上に配設されている。
【0062】この様な構成のローディング装置100上
には図1に示す様に磁気ヘッド支持アーム69と上面が
並行となる様にカートリッジホルダ6が固定されてい
る。
【0063】この様な本例に用いられるカートリッジホ
ルダ6の具体的構成並にディスクカートリッジ101の
シャッタ103を開閉させるための案内手段25を図3
乃至図6で詳記する。
【0064】図3及び図4は本発明のローディング装置
に用いるカートリッジホルダ6の上及び下方向から観た
斜視図、図5はカートリッジホルダ6に用いる案内手段
の側断面図、図6はカートリッジホルダの組立斜視図を
示すもので図11A,B及び図9A,Bとの対応部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0065】本例のカートリッジホルダ6は略々長方形
又は正方形状の板材からなる上案内部6a(図3)及び
ガイド部8に延設する様に長方形の短辺の一端から長辺
の略中間位置までを斜めに切断する様な形状となされた
下案内部6bが設けられる。
【0066】これら上下案内部6a及び6bに図3及び
図4に示す様に略々“く”の字状のスリット15を形成
する。これらスリット15は略々正方形状の一端(右
端)側から磁気ヘッド支持アーム69の先端部が配され
る切欠き6cの底部6dの一端に直線的に延設される傾
斜スリット15c及び15c′とディスク102の輻方
向に延設する様な直線スリット15d及び15d′より
成る。
【0067】下案内部6bには図4の様にシャーシ30
方向に向かって切起こし片6eを設けると共に透孔80
を穿ち、図6に示す様に偏倚手段26を構成するコイル
バネのコイル部を主軸81に挿通し透孔80に固定する
γ状に構成したコイルバネの一端部を切り起こし片6e
に係止し、他端部は後述する案内手段25のカラー85
のフランジ86と抜け防止ピン87間に係止する様に成
す。
【0068】上述の上下のスリット15間を橋絡する様
に、このスリット15間を摺動自在に案内手段25を設
ける。この案内手段25はディスクカートリッジ101
のシャッタ103を開閉させるためのもので、中心軸8
3は上面にスリット15の幅に比べて、その直径が大き
いフランジ部84を有し、中心軸83は上案内部6aの
スリット15から下案内部6bのスリット15に亘って
挿通される。更にスリット幅よりやや小さな直径のカラ
ー85を中心軸83に回動自在に挿通させると共に上下
スリット15,15間に遊嵌させる。このカラー85に
はスリット幅より直径の大きいフランジ86が設けられ
ている。この様にスリット幅より大きな径のフランジ8
4及び86を中心軸83とカラー85に設けることで案
内手段25の上下スリット15,15間での倒れを防止
することが出来る。尚87はカラー85の抜き止め防止
ピンである。
【0069】ディスクカートリッジ101がガイド部
7,8間に挿入され、初期位置では案内手段25のカラ
ー85はカートリッジ101のシャッタ開放ピン嵌入部
113に当接している。更にディスクカートリッジ10
1がカートリッジホルダ6内に押し込まれると、案内手
段25は上下スリット15,15の傾斜したスリット1
5c,15c′に沿って移動し、シャッタ103を直線
スリット15d,15d′の始端位置で完全に開き終わ
る。直線スリット15d,15d′はシャッタ103を
全開したままローディング完了位置まで保持するために
設けられる。即ち、この直線スリット15d,15d′
が設けられていることでシャッタ103は早い位置で全
開されているので、磁気ヘッド69及び光学ヘッド32
をディスク102の輻方向に移動する際に図10C及び
Dに示す様に高さをbとすることが可能となりローディ
ング装置の薄型化が図れる。
【0070】ディスクホルダー6内の所定位置までディ
スクカートリッジ101が挿入されると光検出センサ6
8の検出出力によって上下動機構を駆動する昇降モータ
48が回転し、スピンドルモータ34は昇降ブロック3
5と共に上動して、昇降モータ48の回転が停止して所
定の位置に位置決めされ、このときスピンドルモータ3
4のスピンドル軸37はディスク102のセンタホール
107に係合する。次に、対物レンズ駆動部33bがデ
ィスク102の輻方向に移動し、光学ブロック33から
発生する光により光学ヘッド32がディスク102に形
成された情報の読取りを行なう。記録についても磁気ヘ
ッド19との共同動で略々同様に行われる。
【0071】本例によれば、シャッタ103の開閉はフ
ランジ付きの案内手段25だけで行えるようになるた
め、今までのように開閉ピンを保持するプレートや固定
軸が不用となる。また、その部品の動作エリアは極めて
小さくなる。さらに開閉ピンの移動するスリット形状は
自由に選べるため、ドライブの薄型化が可能となる。ま
た、この実施例は記録再生装置が光ディスク装置である
場合について説明したが、ディスクを用いる他の記録用
のローディング装置に応用しても同様の効果が得られ
る。
【0072】
【発明の効果】本発明のローディング装置に用いるカー
トリッジホルダのシャッタ開閉構造によればカートリッ
ジホルダの上案内部に複雑なリンクアームを配設せずに
案内手段を中心軸とカラーだけで構成出来、シャッタの
開閉エリアを小さく出来、且つこの部分に他の部品を置
くことに利用出来るものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローディング装置の一実施例を示す全
体的構成図である。
【図2】本発明に用いるカートリッジホルダを除いたロ
ーディング装置の一実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明のローディング装置に用いるカートリッ
ジホルダの上面斜視図である。
【図4】本発明のローディング装置に用いるカートリッ
ジホルダの下面斜視図である。
【図5】本発明のローディング装置に用いる案内手段の
側断面図である。
【図6】本発明のローディング装置に用いるカートリッ
ジホルダの下面からの組立斜視図である。
【図7】本発明のローディング装置に用いるカートリッ
ジの底面より臨んだ斜視図である。
【図8】従来のローディング装置の斜視図である。
【図9】従来のローディング装置のカートリッジホルダ
の動作説明斜視図である。
【図10】従来のシャッタ開閉状態説明図である。
【図11】従来のローディング装置の他のカートリッジ
ホルダの動作説明斜視図である。
【図12】従来のローディング装置のカートリッジホル
ダの動作範囲説明図である。
【符号の説明】
6 カートリッジホルダ 15 スリット 19 磁気ヘッド 25 案内手段 26 偏倚手段 101 ディスクカートリッジ 102 ディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回動自在に配設すると共に該
    ディスク面を露呈させる窓及び該窓を覆う様に摺動自在
    に配設されたシャッタを有するディスクカートリッジを
    カートリッジホルダ内に挿脱させた時に該シャッタを開
    閉させる様にしたローディング装置に於いて、 上記ディスクカートリッジの厚み方向で上記シャッタ閉
    蓋側の上下に対応する上記カートリッジホルダの上下案
    内部に設けたスリットと、 上記上下案内部に設けたスリット間に橋絡された案内手
    段と、 上記案内手段を初期のスリット位置に偏倚する偏倚手段
    とを具備して成ることを特徴とするローディング装置。
  2. 【請求項2】 前記スリット部分は前記ディスクカート
    リッジのシャッタを開閉する傾斜部と、該ディスクカー
    トリッジをローディング完了位置まで保持する直線部分
    とより構成されて成ることを特徴とする請求項1記載の
    ローディング装置。
  3. 【請求項3】 前記案内手段は前記上下スリット間に橋
    絡する様に配設された案内ピンと、該案内ピンに回動自
    在に且つ該スリット間に摺動自在に配設された案内カラ
    ーとより構成されて成ることを特徴とする請求項1記載
    のローディング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901584A1 (en) * 1996-05-29 1999-03-17 Sumitomo Machinery Corp. of America Universal mount housing construction for parallel offset gearboxes and gearmotors
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