JP3158308B2 - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光ディスクドライブ装置

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JP3158308B2
JP3158308B2 JP16404592A JP16404592A JP3158308B2 JP 3158308 B2 JP3158308 B2 JP 3158308B2 JP 16404592 A JP16404592 A JP 16404592A JP 16404592 A JP16404592 A JP 16404592A JP 3158308 B2 JP3158308 B2 JP 3158308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに対し照射
される光ビームを出射する光源及び上記光ディスクから
反射された戻りの光ビームを受光する受光部を有しシャ
ーシ上に固定配置される光学ユニット部と、上記光源か
ら出射された光ビームを上記光ディスク面に集光させる
対物レンズとこの対物レンズを駆動変位させるレンズ駆
動手段を内在し上記光ディスクの半径方向に移動可能に
上記シャーシ上に支持された可動ピックアップ部とを有
する光ディスクドライブ装置に関し、さらに詳しくは光
学ユニット部及び可動ピックアップ部に設けられる光ビ
ームの入出射部に塵芥等が付着しないようになし、上記
入出射部の保護を実現することができる光ディスクドラ
イブ装置である。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクドライブ装置には、光
ディスクに記録された情報信号の再生を行い、また上記
光ディスクに情報信号の記録を行うため、光学ピックア
ップ装置が配置されている。この光学ピックアップ装置
は、光ディスクに対し照射される光ビームを出射する半
導体レーザの如き光源及び上記光ディスクから反射され
た戻りの光ビームを受光するフォトディテクタ等の受光
部を備えた光学ユニット部と、上記光源から出射された
光ビームを上記光ディスク面に集光させる対物レンズと
この対物レンズを少なくとも上記対物レンズの光軸方向
に駆動変位させるレンズ駆動機構を備えた対物レンズ部
とから構成されている。
【0003】従来広く用いられている光学ピックアップ
装置は、光源及びフォトディテクタを備えた光学ユニッ
ト部と対物レンズ部を一体に構成し、これら光学ユニッ
ト部と対物レンズ部の全体をピックアップ駆動機構によ
り光ディスクの半径方向に移動操作し、光ビームにより
光ディスクの記録トラックをトラッキングして上記光デ
ィスクに記録された情報信号の読出しを行い、あるいは
上記光ディスクに所定の情報信号の記録を行うように構
成されている。
【0004】このように、光学ユニット部と対物レンズ
部を一体に構成した光学ピックアップ装置を用いた光デ
ィスクドライブ装置にあっては、光学ユニット部と対物
レンズ部の全体を移動操作する必要があるため、光学ピ
ックアップ装置の移動空間が大きくなるばかりか、ピッ
クアップ駆動機構も大型化してしまう。その結果、光デ
ィスクドライブ装置自体の小型化を達成することが極め
て難しくなる。
【0005】そこで、光学ユニット部と対物レンズ部を
独立に構成し、光学ユニット部を装置本体内に配設され
るシャーシ上に固定配置し、対物レンズ部を含む可動ピ
ックアップ部のみを光ディスクの半径方向に移動可能に
上記シャーシ上に支持した光ディスクドライブ装置が提
案されている。
【0006】この光学ユニット部と可動ピックアップ部
を分離独立して構成した光ディスクドライブ装置にあっ
ては、上記光学ユニット部に配置された光源から出射さ
れた光ビームは、上記光学ユニット部に設けられた入出
射部を介して装置内に一旦透光された後、反射ミラー等
を介して進行方向を変更されて可動ピックアップ部に設
けられた入出射部を介して対物レンズに入射され、この
対物レンズにより集光されて光ディスクの信号記録領域
に照射される。また、光ディスクから反射される戻りの
光ビームは、上記光ディスクに入射される光ビームとは
逆の光路を経て光学ユニット部内に入射され、この光学
ユニット部内に配設されたフォトディテクタ等の受光部
により受光検出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに光学ユニット部と可動ピックアップ部を分離独立し
て構成した光ディスクドライブ装置にあっては、光ビー
ムが装置内の光路を介して光学ユニット部と可動ピック
アップ部間を透光するものであるので、光学ユニット部
と可動ピックアップ部にそれぞれ光ビームの入出射部が
設けられてなる。すなわち、光学ユニット部と対物レン
ズ部を一体に構成した光学ピックアップ装置にあって
は、対物レンズのみが外方に臨まされる部分となるが、
光学ユニット部と可動ピックアップ部を分離独立して構
成した光ディスクドライブ装置にあっては、可動ピック
アップ部に配置される対物レンズのみならず、光学ユニ
ット部と可動ピックアップ部にそれぞれ設けられた光ビ
ームの入出射部も外方に臨まされた構成となる。
【0008】そして、光ビームの入出射部に塵埃等が付
着すると、上記塵埃等によって光ビームが乱反射され、
光学ユニット部及び可動ピックアップ部を透光する光ビ
ームの透過量が減衰されてしまう。その結果、光ディス
クの信号記録領域に十分は光ビームを照射することがで
きなくなるばかりか、光ディスクから反射された戻りの
光ビームが減衰されてしまう。そして、戻りの光ビーム
を受光部で検出して得られる読み取り信号の波形の崩れ
等を生じさせ、良好な再生特性をもって情報信号の再生
を行うことができなくなってしまう。
【0009】また、情報信号の再記録を可能とした光磁
気ディスクを記録媒体に用いる光ディスクドライブ装置
にあっては、光学ユニット部及び可動ピックアップ部を
透光する光ビームの透過量が減衰されることから、上記
光磁気ディスクの信号記録領域に照射される光ビームの
パワー不足となり、情報信号の書込み不良を生じさせて
しまう。
【0010】そこで、本発明の目的は、光学ユニット部
及び可動ピックアップ部に設けられる光ビームの入出射
部に塵芥等が付着することを防止し得る光ディスクドラ
イブ装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、カセット装着部に装
着されたディスクカセットのイジェクト操作を行う際、
可動ピックアップ部を光学ユニット部側へ移動させ、光
ビームの入出射部の閉塞を可能となす光ディスクドライ
ブ装置を提供することにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、不作動状態時
には、電源を用いることなく可動ピックアップ部を光学
ユニット部側に近接させた状態となし、光ビームの入出
射部の閉塞を保持可能となす光ディスクドライブ装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
ドライブ装置は、光ディスクに対し照射される光ビーム
を出射する光源及び上記光ディスクから反射された戻り
の光ビームを受光する受光部を有しシャーシ上に固定配
置される光学ユニット部と、上記光源から出射された光
ビームを上記光ディスク面に集光させる対物レンズとこ
の対物レンズを少なくとも光軸方向に駆動するレンズ駆
動機構を内在し上記光ディスクの半径方向に移動可能に
上記シャーシ上に支持された可動ピックアップ部とを備
え、上記光学ユニット部及び上記可動ピックアップ部に
相対向してそれぞれ光ビームの入出射部を設け、これら
光ビームの入出射部のそれぞれに、上記可動ピックアッ
プ部が上記光学ユニット部に接近したとき相対嵌合する
フードを設け、更に光ビームの透光を可能となす透光板
を、第1の入出射部と第2の入出射部にこれらを閉塞す
るように設けたものである。
【0014】
【作用】本発明に係る光ディスクドライブ装置は、可動
ピックアップ部を光学ユニット部側に移動させることに
より、上記可動ピックアップ部及び光学ユニット部に設
けたフードが相対嵌合され、それぞれの光ビームの入出
射部が閉塞される。第1及び第2の入出射部は、透光板
によって閉塞されていることから、光学ユニット部や可
動ピックアップ部内への塵埃の侵入を防止することがで
きる。
【0015】
【実施例】本発明に係る光ディスクドライブ装置の実施
例を図面を参照して説明する。本発明に係る光ディスク
ドライブ装置は、図1に示すように、光ディスク13に
対し照射される光ビームを出射する半導体レーザの如き
光源及び上記光ディスク13から反射された戻りの光ビ
ームを受光するフォトディテクタ等の受光部を備えた光
学ユニット部10と、上記光源から出射された光ビーム
を上記光ディスク面に集光させる対物レンズとこの対物
レンズを少なくとも上記対物レンズの光軸方向に駆動変
位させるレンズ駆動機構を備えた可動ピックアップ部1
1とを備えている。
【0016】そして、光学ユニット部10と可動ピック
アップ部11は、図1に示すように構成された制御系1
2によって駆動が制御されている。すなわち、この光デ
ィスクドライブ装置は、光学ユニット部10内の光源か
ら出射された光ビームを上記光学ピックアップ部11を
介して光ディスク13に照射させて情報信号の書込みを
行い、また上記光ディスク13の信号記録領域から反射
された戻りの光ビームを光学ユニット部10内に配設し
た受光部で受光検出して上記光ディスクに記録された情
報信号の読み取りを行っている。このように光学ユニッ
ト部10は、制御系12から供給される電気信号として
の情報信号を光信号に変換し、光ビームとして光ディス
クに照射し、また光ディスク13から反射される戻りの
光ビームとしての光信号を電気信号に変換して制御系1
2に供給している。
【0017】そして、上記制御系12によって制御され
る被制御系である光学ユニット部10、可動ピックアッ
プ部11及び光ディスク13を回転駆動するスピンドル
モータ14等は光ディスクドライブ装置の装置本体を構
成するキャビネット内に配設されるシャーシ15を介し
て取付けられている。
【0018】上記可動ピックアップ部11は、シャーシ
15上に配設されたガイドレール16を介して光ディス
ク13の半径方向に移動可能となされて支持されてい
る。一方、光学ユニット部10は、キャビネット内に配
設されるシャーシ15に固定配置されてなる。
【0019】そして、可動ピックアップ部11は、光学
ユニット部10から射出される光ビームあるいは光ディ
スク13から反射された戻りの光ビームが透光する光路
方向と平行にガイドレール16上を移動するものであっ
て、この可動ピックアップ部11の移動は、制御系12
により制御される。また、上記可動ピックアップ部11
は、図示はしないが、ガイドレール16と平行に配設さ
れるリニアモータや駆動モータによって回転駆動される
送りネジ機構に行われる。
【0020】なお、本実施例においては、説明の便宜
上、可動ピックアップ部11は、下面にローラ16aを
配し、このローラ16aを介してガイドレール16上を
移動するように図示されているが、可動ピックアップ部
11のガイドレール16に対する支持は、この例に限定
されるものではなく、上記ガイドレール16に移動可能
に支持し得るものであれば軸受等を用いた支持構造等が
適宜選択して用いられるものである。
【0021】そして、シャーシ15上に固定配置される
光学ユニット部10には、図2に示すように光源から出
射される光ビームを透光し、あるいは光ディスク13か
ら反射された戻りの光ビームが入射する第1の入出射部
1が設けられている。また、可動ピックアップ部11に
は、上記光学ユニット部10から出射された光ビームが
入射され、光ディスク13から反射された戻りの光ビー
ムを光学ユニット部10側に透光させる第2の入出射部
2が設けられている。これら光学ユニット部10及び可
動ピックアップ部11に設けられる第1及び第2の入出
射部1,2は、これら第1及び第2の入出射部1,2間
を透光する光ビームの光軸に中心を一致させて相対向す
るように設けられている。さらに、上記第1及び第2の
入出射部1,2には、光ビームの入出射面を囲むように
してそれぞれ筒状をなす第1及び第2のフード3,4が
突設されている。これら第1及び第2のフード3,4
は、可動ピックアップ部11が固定側の光学ユニット部
10に近接移動されたときに相対嵌合し光ビームの入出
射面を閉塞するものである。
【0022】ところで、上記第1及び第2のフード3,
4のいずれか一方は他方に比し大径となされている。す
なわち、この実施例においては、可動ピックアップ部1
1側に配設される第2のフード4を光学ユニット10側
に配設される第1のフード4に比し大径となされてい
る。このように、第1及び第2のフード3,4のいずれ
か一方は他方に比し大径となすことにより、図3に示す
ように、これら第1及び第2のフード3,4が相対嵌合
する際に互いに摺接することが防止され、上記第1及び
第2のフード3,4の摺接による削れ粉等の発生が防止
される。
【0023】また、光学ユニット部10に設けられた第
1の入出射部1及び可動ピックアップ部11に設けられ
た第2の入出射部2は、光ビームの透光を可能となすガ
ラス板等の透光板1a,2aによって閉塞されている。
これら透光板1a,2aは、第1及び第2の入出射部
1,2を介して光学ユニット部10及び可動ピックアッ
プ部11内への塵芥の侵入を防止するものである。
【0024】ここで、本発明に係る光ディスクドライブ
装置を構成する光学ユニット部10を説明すると、この
光学ユニット部10は、図1に示すような構成を備えた
制御系12内の信号処理系12aから供給される電気信
号を半導体レーザの如きレーザ発振部18で光信号であ
る光ビームに変換してコリメーターレンズ19を介して
偏向ビームスプリッタ20に入射する。この光ビーム
は、可動ピックアップ部11内のプリズム21により、
光ディスク13の信号記録面に垂直に照射されるように
光軸を直角に曲げられ、そして対物レンズ22を介して
光ディスク13の信号記録面に集光されて照射してい
る。
【0025】上述のように光学ユニット部10から出射
され、光ディスク13の信号記録面に照射され、この光
ディスク13から反射された戻りの光ビームは、図示し
ていないが光ビームを偏向させる例えば1/2波長板を
介して上記光ビームの偏向面を回転させて偏向ビームス
プリッタ20に入射される。この偏向ビームスプリッタ
20は光ビームの光軸に対して45°の角度を有して光
ビームを反射鏡23の方向に反射させる。この反射鏡2
3は偏向ビームスプリッタ20と平行をなして配設させ
ていることから、反射鏡23で反射された戻りの光ビー
ムはレーザ発振部18から射出された入射方向の光ビー
ムと平行になる。上記戻りの光ビームは集光レンズ系2
4を介してフォトディテクタ等により構成されてなる光
検出器25で電気信号に変換され、所定の情報信号とし
て読み出される。
【0026】さらに、本発明に係る光ディスクドライブ
装置を構成する光学ユニット部10及び可動ピックアッ
プ部11を制御する制御系12を説明すると、この制御
系12は、図1に示すように、信号処理系12a、各種
の駆動制御系12b、インターフェース部12c及びマ
イクロコンピュータ12dで構成されている。
【0027】この制御系12を構成する信号処理系12
aは、光ディスク13に記録される情報信号を上記光デ
ィスク13に記録可能となす記録データに変換し、ある
いは上記光ディスク13から読み出された読出しデータ
を再生情報信号に変換する機能を備えている。また、駆
動制御系12bは、可動ピックアップ11の光ディスク
13の径方向に亘る移動を制御し、光ディスク13を回
転駆動するスピンドルモータ11の回転駆動を制御し、
さらに対物レンズ22をフォーカスエラー信号やトラッ
キングエラー信号に応じて駆動変位させる対物レンズ駆
動部22a等を制御するものである。
【0028】なお、上記駆動制御系12bは、図示はし
ていないが、この光ディスクドライブ装置に光ディスク
13を装着操作するディスクカセット装着機構をも制御
する。
【0029】さらに、インターフェース部12cは、こ
の制御系12と制御系12の外部に設けられているコン
ピュータと間で入出力端子17を介してデータの交換を
行う。このインターフェース部12cに供給される外部
のコンピュータからのデータは、マイクロコンピュータ
12dを介して上記信号処理系12a及び駆動制御系1
2bに供給される。
【0030】また、本発明に係る光ディスクドライブ装
置にあっては、情報信号に記録及び/又は再生を行わな
い非動作状態にあるときに、第1及び第2のフード3,
4が相対嵌合し得るように、可動ピックアップ部11を
光学ユニット部10に近接した位置に保持する可動ピッ
クアップ部保持機構30が設けられている。この可動ピ
ックアップ部保持機構30は、図4に示すように、引張
りバネ33により付勢されて可動ピックアップ部11を
光学ユニット部10側に押圧する押圧レバー32と、こ
の押圧レバー32を上記引張りバネ33の付勢力に抗し
て可動ピックアップ部11から離間する方向に押圧レバ
ー32を移動操作する電磁石を用いて構成された電磁プ
ランジャからなる押圧レバー吸引保持機構31とから構
成されてなる。
【0031】上記可動ピックアップ部保持機構30を構
成する押圧レバー32は、図4に示すように、可動ピッ
クアップ部11の第2の入出射部2が設けられる側と対
向する背面側に押圧部34を対向させ、上記可動ピック
アップ部11の移動方向と同方向の同図中矢印A方向及
びやB方向に移動可能にシャーシ15に支持されてい
る。
【0032】そして、上記可動ピックアップ部保持機構
30は、光ディスクドライブ装置が非動作状態にあると
きには、電磁石を用いて構成された押圧レバー吸引保持
機構31への通電が行われない状態にある。そこで、押
圧レバー32は、引張りバネ33の付勢力を受けて図5
中矢印A方向に移動付勢された状態におかれ、押圧部3
4により可動ピックアップ部11を押圧支持した状態に
ある。
【0033】このように押圧レバー32により押圧支持
された可動ピックアップ部11は、シャーシ15上に固
定配置された光学ユニット部10側に近接移動された位
置に保持されてなる。このとき、第1及び第2のフード
3,4が相対嵌合された状態におかれ、光学ユニット部
10及び可動ピックアップ部11にそれぞれ設けた第1
及び第2の入出射部1,2を閉塞した状態に維持する。
【0034】また、上記可動ピックアップ部保持機構3
0は、光ディスクドライブ装置が動作状態となり、情報
信号の記録及び/又は再生操作モードが選択されると、
押圧レバー吸引保持機構31への通電が行われ、磁性材
料からなる押圧レバー32を引張りバネ33の付勢力に
抗して吸引し、上記押圧レバー32を図4中矢印B方向
に移動操作させ、押圧レバー吸引保持機構31の磁気吸
引部31aに吸引保持させておく。このように、押圧レ
バー32が押圧レバー吸引保持機構31の磁気吸引部3
1aに吸引保持されることにより、上記押圧レバー32
による可動ピックアップ部11の押圧保持が解除され、
この可動ピックアップ部11は、図4に示すように、ガ
イドレール16にガイドされて光ディスク13の径方向
に移動操作可能な状態となる。
【0035】次に、本発明を光学ユニット部10及び可
動ピックアップ部11が配設される示すようにシャーシ
15上に構成されたカセット装着部101に光ディスク
13を収納したディスクカセットを装着操作するカセッ
ト装着機構100を備えた光ディスクドライブ装置に適
用した具体的な実施例を図面を参照して説明する。な
お、前述した実施例と共通する部分には、同じ参照番号
を付して詳細な説明を省略する。
【0036】この光ディスクドライブ装置の概略を説明
すると、シャーシ15には、このシャーシ15の上面側
に構成されるカセット装着部101に装着されるディス
クカセットに収納された光ディスク13を回転操作する
ディスク回転駆動機構36が配設されている。このディ
スク回転駆動機構36は、図6及び図7に示すように、
スピンドルモータ14とこのスピンドルモータ14のス
ピンドル軸14aの先端に一体的に取付けられたディス
クテーブル37とから構成されている。上記スピンドル
モータ14は、カセット装着部101が構成されるシャ
ーシ15の上面側に図6に示すようにスピンドル軸14
aを突出させて図7に示すようにシャーシ15の下面側
に取付けられている。そして、上記光ディスク13が一
体的に載置されるディスクテーブル37は、シャーシ1
5の上面側に突出したスピンドル軸14aの先端側に一
体的に取付けられている。
【0037】そして、カセット装着部101に装着され
たディスクカセットに収納された光ディスク13は、中
心部に設けたディスクハブをディスクテーブル37に保
持され、このディスクテーブル37に一体化され、スピ
ンドルモータ14の回転駆動によって回転操作される。
【0038】また、可動ピックアップ部11は、対物レ
ンズ22を介して透光される光ビームが上記ディスクテ
ーブル25上に載置された光ディスク13の径方向に亘
る領域を走査し得るようにしてシャーシ15に移動可能
に取付けられている。すなわち、上記可動ピックアップ
部11は、図7に示すように、ディスクテーブル25上
の載置される光ディスク13の半径方向と平行にシャー
シ15の下面側に取付けられた一対のスライドガイド軸
38,38を介して光ディスク13の径方向に亘る移動
可能に支持されている。このとき、光ビームを透光する
対物レンズ22は、ディスクテーブル25上に載置され
た光ディスク13に対向させられている。
【0039】上記可動ピックアップ部11は、図7に示
すように、シャーシ15の下面側に取付けられたリニア
モータ60の可動部61に連結され、このリニアモータ
60によって光ディスク13の半径方向に移動操作され
る。
【0040】一方、光学ユニット部10は、図7及び図
8に示すように、上記可動ピックアップ部11に対向す
るようにしてシャーシ15に取付けられている。すなわ
ち、光学ユニット部10は、第1の入射部1が可動ピッ
クアップ部11の第2の入射部2と光軸を一致させるよ
うにして、上記可動ピックアップ部11に対向して配置
されている。そして、可動ピックアップ部11がシャー
シ15上に固定配置された光学ユニット部10に近接し
た位置に移動されると、第2の入射部2に設けた第2の
フード4が上記光学ユニット部10側に第1のフード3
に相対嵌合する。
【0041】また、シャーシ15の上面側に構成される
カセット装着部101に光ディスク13を収納したディ
スクカセットを装着操作するカセット装着機構100
は、カセット挿脱口27を介してディスクカセットが挿
入され、この挿入されたディスクカセットをカセット装
着部101に保持するカセットホルダ28と、上記カセ
ット装着部101側に降下された上記カセットホルダ2
8を上昇操作し、このカセットホルダ28に挿入された
ディスクカセットをイジェクト操作するイジェクト板2
9と、上記カセットホルダ28をシャーシ15に対し上
下動可能に支持するとともに、上記イジェクト板29を
スライド自在に支持するローディングフレーム30とか
ら構成されてなる。
【0042】このカセット装着機構100を構成する上
記ローディングフレーム30は、図10に示すように、
シャーシ15上のカセット装着部101を覆うようにし
て、取付け片30a,30bをビス30cにより固定さ
れて上記シャーシ15上に取付けられてなる。
【0043】そして、カセット装着機構100を構成す
るカセットホルダ28の上面側には、シャッタ開閉アー
ム31がバネ32により回動付勢されて回動可能に取付
けられている。このシャッタ開閉アーム31は、カセッ
トホルダ28にディスクカセットが挿入されることによ
りバネ32の付勢力に抗して回動操作され、上記ディス
クカセットに設けられた開口部開閉用のシャッタを移動
操作し、上記ディスクカセットに設けられた記録及び/
又は再生用の開口部を開閉操作する。
【0044】上記カセットホルダ28は、相対向する両
側に形成された断面コ字状をなすカセット保持部33,
34の外方側側面に突設した複数の支持ピン35をロー
ディングフレーム30の相対向する側壁36,37の高
さ方向に連なって切欠き形成した複数の上下動ガイド溝
38に図9及び図10に示すようにそれぞれ係合させ
て、上記ローディングフレーム30とシャーシ15との
間に配設されてなる。このカセットホルダ28は、支持
ピン35が上下動ガイド溝38にガイドされてシャーシ
15上面側のカセット装着部101に対し上下動する。
【0045】また、カセット装着機構20を構成するイ
ジェクト板29は、ローディングフレーム30の上面側
の内側面にスライド可能に配設される。すなわち、上記
イジェクト板29は、ローディングフレーム30の上面
側の内側面に植立された複数のスライドガイドピン39
に長孔として形成された複数のスライドガイド孔40を
挿通支持させることにより、これらスライドガイド孔4
0の範囲で図6中矢印C方向及び矢印D方向にスライド
可能に支持されてなる。このイジェクト板29は、この
イジェクト板29の一部に形成したバネ係止片41とロ
ーディングフレーム30の上面の一部を切り欠いて折曲
形成したバネ係止片42との間に張設された引張りバネ
43により常時図6中矢印C方向に移動付勢されてい
る。
【0046】上記イジェクト板29の相対向する両側に
は、複数の傾斜カム溝44を切欠き形成したカセットホ
ルダ支持片45が折曲形成されている。上記各傾斜カム
溝44には、カセットホルダ28の両側に突設した支持
ピン35が係合されている。そして、上記イジェクト板
29が、図6中矢印C方向及び矢印D方向にスライド操
作されることにより、各傾斜カム溝44によりここに係
合された支持ピン35が上下動操作されることにより、
カセットホルダ29は、ローディングフレーム30の設
けられた上下動ガイド溝38に上記支持ピン35がガイ
ドされてカセット装着部101に対し上下動される。
【0047】上記イジェクト板29は、シャーシ15上
に設けられたイジェクト板駆動モータ46により、上記
引張りバネ43の付勢力に抗して図6中矢印D方向にス
ライド操作される。具体的には、イジェクト板駆動モー
タ46に連結ギヤ機構を介して連結されたイジェクト板
駆動ギヤ47の回転によって行われる。このイジェクト
板駆動ギヤ47の主面には、回転中心に対し偏心した位
置に一対のイジェクト板駆動ピン48a,48bが植立
されている。一方、イジェクト板29の後端側の一側に
は、上記一対のイジェクト板駆動ピン48a,48bが
臨まされる方形状の長穴49が穿設されている。この長
穴49の内には、図6に示すように、イジェクト板29
のスライド方向と直交する方向に上記イジェクト板駆動
ピン48a,48bにより押圧操作される押圧操作片5
1が突設されている。
【0048】そして、上記イジェクト板29が、引張り
バネ43の付勢力を受けて図6中矢印C方向に移動付勢
された初期状態にあっては、図11(A)に示すよう
に、一方のイジェクト板駆動ピン48aが長穴49の後
端縁49aに当接した状態にある。ここで、イジェクト
板駆動モータ46が駆動を開始し、イジェクト駆動ギヤ
47が図11中矢印X方向に回転されると、他方のイジ
ェクト板駆動ピン48bが図11(B)に示すように押
圧操作片51に当接する。ここからさらにイジェクト駆
動ギヤ47が図11中矢印X方向に回転されると、他方
のイジェクト板駆動ピン48bが押圧操作片51を図1
1(C)に示すように矢印D方向に押圧する。その結
果、イジェクト板29は、同方向に引張りバネ43の付
勢力に抗してスライド操作され、傾斜カム溝44により
カセットホルダ29をカセット装着部101に対し上昇
位置に移動させ、このカセットホルダ29に挿入保持さ
れているディスクカセットのイジェクト操作を行う。
【0049】上記イジェクト板駆動モータ46は、ディ
スクカセットのイジェクト操作を行った後も回転を続
け、イジェクト板駆動ギヤ47を図11中矢印X方向に
回転させる。このようにイジェクト板駆動ギヤ47が回
転を続けると、図11(D)に示すように、他方のイジ
ェクト板駆動ピン48bの押圧操作片51への当接が解
除され、イジェクト板29は引張りバネ43の付勢力を
受けて図6中矢印C方向に移動され、初期位置に復帰さ
れる。
【0050】また、ローディングフレーム30の上面側
の中央部には、前述した可動ピックアップ部11を介し
て光ディスク13に照射される光ビームとともに上記光
ディスク13に所望の情報信号を記録するための外部磁
界を上記光ディスク13に印加する磁気ヘッド52が配
設されている。この磁気ヘッド52は、回動支持フレー
ム53を介して上記ローディングフレーム30に回動可
能に支持されている。この回動支持フレーム53は、基
端側を回動軸を介して上記ローディングフレーム30に
回動可能に支持され、カセットホルダ29のカセット装
着部101に対する上下動に関連して回動軸を中心にし
て回動操作され、カセット装着部101に装着されたデ
ィスクカセット内の光ディスク13に対し近接離間され
る。
【0051】また、本発明に係る光ディスクドライブ装
置を構成するシャーシ15には、この光ディスクドライ
ブ装置を使用しない不作動状態時、カセット装着部10
1に装着されたディスクカセットをイジェクト操作する
アンローディング時に可動ピックアップ部11の光ディ
スク13の半径方向への移動をロックするロック機構7
0が配設されている。このロック機構70は、図12に
示すように、シャーシ15に取付けられる回動支持軸7
1とこの回動支持軸71に挿通され、この回動支持軸7
1の周回り方向に回動可能に挿通支持されたロックアー
ム72とから構成されている。
【0052】そして、上記回動支持軸71は、両端に形
成した取付け部73,74に穿設したネジ挿通孔73
a,74bに固定ネジ75を挿通して図13に示すよう
にシャーシ15に取付けられている。また、ロックアー
ム72は、筒状をなす軸挿通部72aを上記回動支持軸
71に挿通して回動可能に支持されてなるものであっ
て、軸挿通部72aの周面には軸方向に連なって、リニ
アモータ60の可動部61の一側面に形成した可動側ラ
ックギヤ62に選択的に噛合するロック用ラックギヤ7
5が形成されている。このロックアーム72の一端部に
は、シャーシ15上のカセット装着部101に対し上下
動するカセットホルダ28の後端部に図6に示すように
突設したロック解除片76によって押圧操作される被押
圧操作部77が突設されている。
【0053】上記ロックアーム72は、一端を被押圧操
作部77に係止させて回動支持軸71に巻装された捩り
コイルバネ78により図12及び図13中矢印R方向に
回動付勢されている。すなわち、このロックアーム72
は、図13に示すように、被押圧操作部77の先端側を
カセット装着部101に突出させるようにして捩りコイ
ルバネ78により回動付勢されて回動支持軸71に取付
けられている。このとき、ロック用ラックギヤ75が可
動側ラックギヤ62に噛合した状態にあって、リニアモ
ータ60の可動部61を移動不能状態にロックし、この
可動部61に連結された可動ピックアップ部11をロッ
クしている。
【0054】なお、可動ピックアップ部11を移動操作
するリニアモータ60は、可動部61に駆動用コイル6
3を巻回し、固定側となる磁気回路部64のヨーク65
に上記可動部61を挿通させて構成されている。
【0055】次に、上述したようにカセット装着機構2
0を備えた光ディスクドライブ装置にディスクカセット
を装着する状態を説明すると、ディスクカセットを装着
するにはカセットホルダ28をカセット装着部101か
ら浮上させた状態となし、ここでカセット挿脱口27を
介して上記カセットホルダ28にディスクカセットを挿
入する。このディスクカセットのカセットホルダ28へ
の挿入操作により上記カセットホルダ28がカセット装
着部101側に降下操作され、このカセットホルダ28
に挿入保持されたディスクカセットは、上記カセット装
着部101に装着される。このとき、ディスクカセット
に収納された光ディスク13は、ディスクテーブル25
と一体に回転可能となるように保持される。
【0056】そして、カセットホルダ28のカセット装
着部101側への降下により、このカセットホルダ28
に設けたロック解除片76によりロック機構70の被押
圧操作部77が押圧操作され、ロックアーム72が捩り
コイルバネ78の付勢力に抗して図13中反矢印R方向
に回動される。ロックアーム72が図13中反矢印R方
向に回動されると、ロック用ラックギヤ75の可動側ラ
ックギヤ62に対する噛合が解除され、リニアモータ6
0の可動部61を移動可能な状態となす。ここで、この
光ディスクドライブ装置を記録又は再生操作モードとな
し、リニアモータ60への通電が行われると、このリニ
アモータ60により可動ピックアップ部11は光ディス
ク13の径方向に移動操作され、スピンドルモータ14
によって回転操作される光ディスク13に対する情報信
号の記録又は上記光ディスク13に記録された情報信号
の再生が行われる。
【0057】また、光ディスクドライブ装置が記録又は
再生操作モードにある状態からこの記録又は再生操作モ
ードの停止操作が行われ、カセット装着部101に装着
されたディスクカセットを上記カセット装着部101か
ら排出するイジェクト操作が行われると、この光ディス
クドライブ装置を制御する前述した制御系12の駆動制
御系12bから制御信号が出力され、リニアモータ60
は可動ピックアップ部11を固定側の光学ユニット10
部側へ移動させるように駆動される。このリイアモータ
60の駆動は、可動ピックアップ部11が光学ユニット
部10に近接した位置に至るまで駆動される。
【0058】そして、可動ピックアップ部11が光学ユ
ニット部10に近接した位置まで移動されると、前述し
た実施例と同様に第1及び第2のフード3,4が相対嵌
合され、可動ピックアップ部11に設けた第2の入出射
部2及び光学ユニット部10に設けた第1の入出射部1
を閉塞する。
【0059】続いて、制御系12の駆動制御系12bか
らイジェクト板駆動モータ46を駆動させる制御信号が
出力される。そして、このイジェクト板駆動モータ46
が駆動させることにより、イジェクト板29が引張りバ
ネ43の付勢力に抗して図6中矢印D方向にスライド操
作され、傾斜カム溝44によりカセットホルダ29をカ
セット装着部101に対し上昇位置に移動させ、このカ
セットホルダ29に挿入保持されているディスクカセッ
トのイジェクト操作を行う。
【0060】このように、カセットホルダ29が上昇位
置に移動されると、ロック解除片76によるロック機構
70の被押圧操作部77の押圧状態が解除され、ロック
アーム72が捩りコイルバネ78の付勢力により図13
中矢印R方向に回動される。そして、ロック用ラックギ
ヤ75が可動側ラックギヤ62に対し噛合し、リニアモ
ータ60の可動部61を移動不能状態にロックする。そ
の結果、可動ピックアップ部11が光学ユニット部10
に近接した位置に保持され、第1及び第2のフード3,
4が相対嵌合された状態を維持し、可動ピックアップ部
11に設けた第2の入出射部2及び光学ユニット部10
に設けた第1の入出射部1を閉塞した状態となす。
【0061】すなわち、この光ディスクドライブ装置に
あっては、カセット装着部101に装着されたディスク
カセットを排出するイジェクト操作が行われると、可動
ピックアップ部11及び光学ユニット部10に設けた第
1及び第2のフード3,4が相対嵌合され光ビームの入
出射する第1及び第2の入出射部1,2を必ず閉塞状態
となす。また、この光ディスクドライブ装置を使用しな
い不作動状態時には、ロック機構70により可動ピック
アップ部11の移動がロックされ、上記第1及び第2の
フード3,4が相対嵌合され第1及び第2の入出射部
1,2を閉塞した状態を維持するので、これら第1及び
第2の入出射部1,2への塵芥の付着等を防止して汚損
を確実に防止することができる。
【0062】
【発明の効果】上述したように本発明に係る光ディスク
ドライブ装置は、光学ユニット部及び可動ピックアップ
部に設けられる光ビームの入出射部を、非使用状態時や
動作終了時に必ず密閉するようにしてなるので、これら
入出射部への塵芥等の付着による汚損を確実に防止、常
に良好な情報信号の記録及び/又は再生を保証すること
ができる。また、第1及び第2の入出射部は、透光板に
よって閉塞されていることから、光学ユニット部や可動
ピックアップ部内への塵埃の侵入を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクドライブ装置を制御系
とともに示すブロック図である。
【図2】図1に示した光ディスクドライブ装置の光学ユ
ニット部及び可動ピックアップ部の配置構成を模式的に
示す側断面図である。
【図3】図2に示す光ディスクドライブ装置の光学ユニ
ット部と可動ピックアップ部を近接させ第1及び第2の
フードを相対嵌合させた状態を示す側面図である。
【図4】動作時において可動ピックアップ部がガイドレ
ール上を移動する状態を示す側面図である。
【図5】非動作時に可動ピックアップ部が引張りバネに
よってと可動ピックアップ部に近接して第1及び第2の
フードが嵌合した状態を示す側面図である。
【図6】本発明をカセット装着機構を備えた光ディスク
ドライブ装置に適用した例を示すものであって、この光
ディスクドライブ装置の分解斜視図である。
【図7】図6に示す光ディスクドライブ装置を構成する
シャーシの下面側の斜視図である。
【図8】図7に示す光ディスクドライブ装置を構成する
シャーシの下面側を反対方向から臨んだ斜視図である。
【図9】本発明をカセット装着機構を備えた光ディスク
ドライブ装置に適用した例を示すものであって、上記カ
セット装着機構部分をシャーシから外した状態の斜視図
である。
【図10】本発明をカセット装着機構を備えた光ディス
クドライブ装置の全体斜視図である。
【図11】(A)から(D)は、イジェクト板駆動ギヤ
によるイジェクト板の移動操作状態を示す平面図であ
る。
【図12】リニアモータ及び可動ピックアップ部のロッ
ク機構を示す組立て斜視図である。
【図13】可動ピックアップ部のロック機構のシャーシ
への取付け状態を示す一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1 光ビームの第1の入出射部 2 光ビームの第2の入出射部 3 第1のフード 4 第2のフード 10 光学ユニット部 11 可動ピックアップ部 12 制御系 13 光ディスク 14 スピンドルモータ 15 シャーシ 16 ガイドレール 30 可動ピックアップ部保持機構 70 ロック機構 100 カセット装着機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−3340(JP,A) 特開 平3−156738(JP,A) 特開 平3−283027(JP,A) 特開 平4−251447(JP,A) 特開 平4−159622(JP,A) 特開 平4−3340(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに対し照射される光ビームを
    出射する光源及び上記光ディスクから反射された戻りの
    光ビームを受光する受光部を有しシャーシ上に固定配置
    される光学ユニット部と、上記光源から出射された光ビ
    ームを上記光ディスク面に集光させる対物レンズとこの
    対物レンズを少なくとも光軸方向に駆動するレンズ駆動
    手段を内在し上記光ディスクの半径方向に移動可能に上
    記シャーシ上に支持された可動ピックアップ部とを有す
    る光ディスクドライブ装置において、 上記光学ユニット部に設けられた光ビームの第1の入出
    射部と、 上記第1の入出射部と対向して上記可動ピックアップ部
    に設けられた光ビームの第2の入出射部と、 上記可動ピックアップ部が上記光学ユニット部に接近し
    たとき相対嵌合する上記第1の入出射部及び第2の入出
    射部にそれぞれ設けられた第1のフードと第2のフード
    と、 上記光ビームの透光を可能となす上記第1の入出射部及
    び第2の入出射部を閉塞する透光板とを備える光ディス
    クドライブ装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のフード及び第2のフードのい
    ずれか一方を他方に比し大径となし、嵌合時に互いに接
    触することなく嵌合可能としてなる請求項1記載の光デ
    ィスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 上記可動ピックアップ部を光ディスクの
    半径方向に駆動する駆動手段と、 光ディスクを回転自在に内在するディスクカセットをカ
    セット装着位置に装着操作し、又は上記カセット装着位
    置に装着されたディスクカセットを上記カセット装着位
    置から排出操作するカセット装着機構と、 ディスクカセットの排出指示が到来したとき、上記ピッ
    クアップ駆動手段により上記可動ピックアップ部を上記
    光学ユニット部の近傍まで移動させた後上記カセット装
    着機構により上記ディスクカセットを排出させる制御手
    段を備えてなる請求項1記載の光ディスクドライブ装
    置。
  4. 【請求項4】 上記カセット装着機構によるディスクカ
    セットの装着動作により上記可動ピックアップ部の光デ
    ィスクの半径方向への移動のロックを解除し、ディスク
    カセットの排出動作により上記可動ピックアップ部の移
    動をロックするピックアップ部ロック手段を有してなる
    請求項3記載の光ディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 上記可動ピックアップ部を上記光学ユニ
    ット部方向に付勢する付勢手段と、 この光ディスクドライブ装置が通電状態にあるとき上記
    付勢手段をロックし、この光ディスク装置が非通電状態
    になったとき上記付勢手段のロックを解除して上記付勢
    手段が上記可動ピックアップ部を付勢するようにした付
    勢ロック手段を備えてな請求項1記載の光ディスクドラ
    イブ装置。
  6. 【請求項6】 上記付勢手段は電磁プランジャーにより
    構成されている請求項5記載の光ディスクドライブ装
    置。
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