JP3440490B2 - 光学ディスク記録再生装置 - Google Patents

光学ディスク記録再生装置

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JP3440490B2 JP08810293A JP8810293A JP3440490B2 JP 3440490 B2 JP3440490 B2 JP 3440490B2 JP 08810293 A JP08810293 A JP 08810293A JP 8810293 A JP8810293 A JP 8810293A JP 3440490 B2 JP3440490 B2 JP 3440490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、光学ディスク
記録再生装置、特に光学ピックアップの防塵構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学ディスク記録再生装置は、例
えば図3及び図4に示すように構成されている。すなわ
ち、図3及び図4において、光学ディスク記録再生装置
1は、スピンドルモータ2により回転駆動されるターン
テーブル3と、このターンテーブル3上に載置される光
学ディスク4に対して例えば半導体レーザ光を照射する
光学ピックアップ5と、この光学ピックアップ5を上記
光学ディスク4の径方向に移動させる送りモータ6とを
含んでいる。
【0003】このように構成された光学ディスク記録再
生装置1によれば、スピンドルモータ2により、ターン
テーブル3を回転駆動することにより、光学ディスクを
回転させる。この状態にて、送りモータ6を適宜に作動
させることにより、光学ピックアップ5からこの光学デ
ィスク4の下面に対して半導体レーザ光を照射すること
により、この光学ディスク4に信号を記録し、またはこ
のレーザ光の反射光から信号を検出する。かくして、光
学ディスクへの情報の記録再生が行なわれ得るようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のピックアップ1においては、光学ピックアップ5
は、光学ディスク4の表面に光を収束させるために、対
物レンズ5aを備えている。この対物レンズ5aは、信
号の記録または再生が行なわれていない場合,すなわち
非動作時においても、外部と遮断されるようなことはな
い。
【0005】このため、例えば空気中の塵埃が、この対
物レンズ5aの表面に付着してしまうことがある。対物
レンズ5aに塵埃等が付着すると、この塵埃等によって
光が遮断される。従って、光学ディスク4への情報の記
録再生が、正しく行なわれ得なくなってしまうことがあ
った。
【0006】さらに、光学ピックアップ5は、対物レン
ズの領域には、光学ディスク4上の信号列を補足する必
要から、カバーに、この対物レンズ5aよりも大きな開
口部が設けられているため、この開口部から、内部に塵
埃等が侵入して、内部の対物レンズを含む他の光学部品
に付着するおそれもある。
【0007】これに対して、光学ピックアップ5と光学
ディスク4との間に、常に防塵用のカバーを設けること
も考えられるが、このような防塵用カバーを設けると、
装置全体が大型化してしまうという問題があった。
【0008】本発明は、以上の点に鑑み、装置全体を大
型化させることなく、非動作時に、対物レンズに対する
塵埃等の付着を防止するようにした、光学ディスク記録
再生装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、光学ディスクに対して光ビームを照射す
る光学ピックアップを、この光学ディスクの径方向に送
るための送り手段と、前記光ディスクを回転駆動するス
ピンドルモータとを備えたシャーシと、内部に収容した
対物レンズのレンズ面を露出する開口を形成したケース
と、このケースに対して取付けられる遮蔽部材とを備え
る前記光学ピックアップとを有しており、前記遮蔽部材
が、前記光学ピックアップの前記ケースから突出する支
軸に対してし、中央部が回動自在に支持された部材でな
り、この部材の一端側は前記回動により前記開口を開閉
すると共に、前記部材の他端側が前記支軸よりも外側に
延びる構成とされており、さらに、前記光学ピックアッ
プが前記送り手段によって、待機位置に退避されたと
き、前記シャーシに固定配置されたストッパに対して、
前記遮蔽部材の前記部材の他端側が当接することによ
り、前記部材の一端側が、前記開口をカバーする構成と
した、光学ディスク記録再生装置により、達成される。
【0010】本発明による光学ディスク記録再生装置
は、好ましくは、前記ストッパが、光学ディスクの内周
側に配設されている。
【0011】また、本発明による光学ディスク記録再生
装置は、好ましくは、前記遮蔽部材が、バネにより、開
放されるように付勢されている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、動作時には、対物レンズ
は、遮蔽部材により閉鎖されることなく、光ビームを光
学ディスクに対して照射できるが、非動作時に、駆動手
段によって、待機位置に退避されると、装置本体にて、
好ましくは光学ディスクの内周側に備えられたストッパ
が、この遮蔽部材を対物レンズをカバーする位置に持ち
来す。これにより、この対物レンズは、上記遮蔽部材に
よって、閉鎖されることになる。
【0013】前記遮蔽部材が、バネにより、開放される
ように付勢されている場合には、この遮蔽部材による対
物レンズの開閉が、光学ピックアップの移動に伴って、
自動で行なわれ得ることになる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
2を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0015】図1は、本発明による光学ディスク記録再
生装置の一実施例を示している。図1において、光学デ
ィスク記録再生装置10は、スピンドルモータ11によ
り回転駆動されるターンテーブル12と、このターンテ
ーブル12上に載置される光学ディスクに対して例えば
半導体レーザ光を照射する光学ピックアップ13と、こ
の光学ピックアップ13を上記光学ディスクの径方向に
移動させる送りモータ14及び送りギヤ15とを含んで
いる。
【0016】本実施例による光学ディスク記録再生装置
10においては、さらに、光学ピックアップ13に対し
て、対物レンズ13aを開閉できる遮蔽部材16が備え
られている。
【0017】この遮蔽部材16は、この実施例では、先
端側が対物レンズ13aを十分覆うことができるよう
に、広く形成された板状部材でなっている。そして、こ
の遮蔽部材16は、図2に示すように、光学ピックアッ
プ13のケース13b上に設けられた軸用突起13cの
周りに回動可能に取り付けられていると共に、引張りバ
ネ17によって、図面にて左周りに、すなわち対物レン
ズ13aを開放するように付勢されている。
【0018】さらに、遮蔽部材16は、対物レンズ13
aを開閉する部分とは反対側に、下方に屈曲して延びた
延長部16aを備えている(図1参照)。この延長部1
6aは、光学ピックアップ13が、非動作時に、送りモ
ータ14及び送りギヤ15によって、光学ディスクの内
周側に退避したとき、光学ディスク記録再生装置10の
シャーシ10aに固定配置されたストッパ18に当接す
る。
【0019】これにより、この遮蔽部材16は、バネ1
7の張力に抗して、図面にて右旋され、カバー13bの
開口部を覆うことにより、対物レンズ13aを閉鎖する
ことになる。
【0020】本実施例による光学ディスク記録再生装置
10は、以上のように構成されており、スピンドルモー
タ11により、ターンテーブル12を回転駆動すること
により、光学ディスクを回転させる。
【0021】この状態にて、送りモータ14を適宜に作
動させることにより、光学ピックアップ13からこの光
学ディスクの下面に対して半導体レーザ光を照射するこ
とにより、この光学ディスクに信号を記録し、またはこ
のレーザ光の反射光から信号を検出する。かくして、光
学ディスクへの情報の記録再生が行なわれ得るようにな
っている。
【0022】非動作時には、光学ピックアップ13は、
送りモータ14及び送りギヤ15によって、光学ディス
ク内周側の待機位置に退避される。このとき、光学ピッ
クアップ13に備えられた遮蔽部材16は、その延長部
16aが、ストッパ18に当接することにより、バネ1
7の張力に抗して、右旋される。
【0023】これにより、この遮蔽部材16は、光学ピ
ックアップ13のカバー13bの開口部をカバーし、対
物レンズを閉鎖することになる。かくして、対物レンズ
13aの表面または内部には、空気中の塵埃等が付着す
るようなことはなく、信頼性の高い情報記録再生が行な
われ得ることとなる。
【0024】尚、光学ピックアップ13が、非動作時
に、光学ディスクの内周側に退避されるのは、通常光学
ディスクの記録が内周から外周に向かって信号列を形成
していると共に、信号列の最初の部分(すなわち、最内
周部分)に、目次情報を有しているため、動作開始時に
迅速に立ち上がることを可能にするためである。
【0025】このように、本実施例によれば、非動作時
に、光学ピックアップが、駆動手段によって待機位置に
退避されると、遮蔽部材が、ストッパにより、対物レン
ズを閉鎖することになる。従って、対物レンズの表面ま
たは内部に、空気中の塵埃等が付着するようなことはな
い。かくして、光学ディスクに対する情報の記録再生の
信頼性が向上される。
【0026】また、上記遮蔽部材が、バネにより開放さ
れるように付勢されている場合には、この遮蔽部材によ
る対物レンズの開閉が、光学ピックアップの移動に伴っ
て、自動で行なわれ得ることになる。従って、遮蔽部材
を作動させるための駆動手段は不要であり、低コスト
で、対物レンズの開閉が行なわれ得る。
【0027】さらに、光学ピックアップの動作時には、
遮蔽部材は、対物レンズを開放しているので、光学ディ
スクへの情報の記録再生が妨げられるようなことはな
く、かつ装置が大型化してしまうこともない。
【0028】尚、この発明において、光学ディスクの記
録再生装置とは、再生専用の装置を含むものである。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光ディスク
記録再生装置では、装置全体を大型化させることなく、
非動作時に、対物レンズに対して塵埃等が付着を防止す
ることができ、光学ディスクに対する情報の記録再生の
信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学ディスク記録再生装置用の一
実施例を示す概略斜視図である。
【図2】図1の光学ディスク記録再生装置における光学
ピックアップの斜視図である。
【図3】従来の光学ディスク記録再生装置の一例の構成
を示す概略斜視図である。
【図4】図3の光学ディスク記録再生装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
10 光学ディスク記録再生装置 11 スピンドルモータ 12 ターンテーブル 13 光学ピックアップ 14 送りモータ 15 送りギヤ 16 遮蔽部材 16a 延長部 17 バネ 18 ストッパ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ディスクに対して光ビームを照射す
    る光学ピックアップを、この光学ディスクの径方向に送
    るための送り手段と、前記光ディスクを回転駆動するス
    ピンドルモータとを備えたシャーシと、 内部に収容した対物レンズのレンズ面を露出する開口を
    形成したケースと、このケースに対して取付けられる遮
    蔽部材とを備える前記光学ピックアップと を有しており、 前記遮蔽部材が、 前記光学ピックアップの前記ケースから突出する支軸に
    対してし、中央部が回動自在に支持された部材でなり、
    この部材の一端側は前記回動により前記開口を開閉する
    と共に、前記部材の他端側が前記支軸よりも外側に延び
    る構成とされており、 さらに、前記光学ピックアップが前記送り手段によっ
    て、待機位置に退避されたとき、前記シャーシに固定配
    置されたストッパに対して、前記遮蔽部材の前記部材の
    他端側が当接することにより、前記部材の一端側が、前
    記開口をカバーする構成とした ことを特徴とする、光学
    ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパが、光学ディスクの内周側
    に配設されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    光学ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽部材が、バネにより、開放され
    るように付勢されていることを特徴とする、請求項1に
    記載の光学ディスク記録再生装置。
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JP3352416B2 (ja) 1998-07-08 2002-12-03 三星電機株式会社 光ディスクプレーヤー
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