JP2000021007A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JP2000021007A
JP2000021007A JP10189108A JP18910898A JP2000021007A JP 2000021007 A JP2000021007 A JP 2000021007A JP 10189108 A JP10189108 A JP 10189108A JP 18910898 A JP18910898 A JP 18910898A JP 2000021007 A JP2000021007 A JP 2000021007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
cover
objective lens
shutter plate
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10189108A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Sakamaki
邦雄 酒巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10189108A priority Critical patent/JP2000021007A/ja
Publication of JP2000021007A publication Critical patent/JP2000021007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡略な構成で対物レンズへの異物の付着を防
止する手段を具備する光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク装置1が、光学ピックアップ
4を光ディスク2の外周縁外へ移動させた場合に、カバ
ー10に乗り上げながらスライドしてカバー10に設け
られた開口部9を塞ぐ、対物レンズ8への異物の付着を
防止するシャッター板13を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクに情報の
記録/再生を行う光ディスク装置に関し、さらに詳しく
は、光ディスク装置に具備される光学ピックアップの対
物レンズへの異物の付着の防止を図る光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ROM(Read Only Memory) 型
またはRAM(Random Accsess Memory)型の光ディスク
は、光学ピックアップを具備する光ディスク装置により
情報の記録/再生が行われる。光学ピックアップには対
物レンズを例えばフォーカシング方向とトラッキング方
向とに制御駆動する対物レンズ制御駆動装置が具備され
ている。以下、光ディスクを記録/再生する光ディスク
装置の一例について、図4の概略平面図および図4の概
略A−A断面図である図5を参照し、その概略構成を説
明する。
【0003】ROM型またはRAM型の光ディスク2
は、スピンドルモータ(図示せず)の回転軸に取り付け
られたターンテーブル3にチャッキングされ、所定の回
転数で回転される。光学ピックアップ4を構成する、半
導体レーザ17、コリメータレンズ18、ビームスプリ
ッタ19、ミラー20、対物レンズ制御駆動装置23、
集光レンズ21および受光素子22などは接着剤やネジ
などによりベース5に固着され、このベース5が一対の
平行配置されたガイド軸7と、例えば図示を省略するリ
ニアモータで構成された駆動手段とにより一体的に光デ
ィスク2のラジアル方向(トラッキング方向)に移動可
能な構成となっている。そして、スピンドルモータと一
対のガイド軸7およびリニアモータなどは光ディスク装
置1を構成するシャーシ(図示せず)に取り付けられて
いる。
【0004】半導体レーザ17から出射されたレーザ光
はコリメータレンズ18により平行ビームに変換され、
ビームスプリッタ19を透過して図4および図5中の二
点鎖線で示した光ディスク2に対してほぼ45度傾斜し
た反射面を有するミラー20により光ディスク2方向に
反射される。ミラー20で反射されたレーザ光は対物レ
ンズ8を介して光ディスク2の記録/再生面に集光され
る。光ディスク2で反射されたレーザ光は再び対物レン
ズ8を透過し、ミラー20およびビームスプリッタ19
で反射され、集光レンズ21により受光素子22に集光
される。この受光素子22により光電変換が行われ、フ
ォーカシングエラー信号、トラッキングエラー信号およ
びRF信号などが検出される。
【0005】対物レンズ制御駆動装置23は、対物レン
ズ8を保持した可動部25が固定部26から延設され
た、例えば一対の平行バネなどで構成された弾性体24
により支持されている。また、可動部25にはフォーカ
シングコイル30とトラッキングコイル29とが固着さ
れている。このフォーカシングコイル30とトラッキン
グコイル29は、基部から直角且つ平行に折り曲げられ
た一対の立設部とで構成されたヨーク27と、少なくと
も一対の立設部の対向面の何れか一方の面に固着された
マグネット28とで構成される磁気回路の空隙部に配設
されている。そして、フォーカシングコイル30および
トラッキングコイル29の各々に上記したフォーカシン
グエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づく制
御電流が流され、対物レンズ8を保持した可動部25を
フォーカシング方向とトラッキング方向とに制御駆動す
るように概略構成されている。対物レンズ制御駆動装置
23は、カバー(図示せず)に収納されるとともに、カ
バーには対物レンズ8上に開口部が設けられており、こ
の開口部がレーザー光の通路となる。
【0006】ところで、光ディスク装置1はゴミやほこ
りが浮遊する環境下での使用、あるいは長期間放置され
る場合もあり、光学ピックアップ4の対物レンズ8上に
ゴミやほこりなどの異物が付着する虞があった。そし
て、対物レンズ8にゴミやほこりなどの異物が付着する
と光学ピックアップ4の光学特性に影響し、光ディスク
2への記録特性または再生特性を劣化させる虞があっ
た。そこで、たとえばシャッター板を用いて、光ディス
ク装置1の使用時にはシャッター板を電動手段により駆
動してカバーの開口部から待避させておき、光ディスク
装置1の不使用時にはシャッター板を電動手段により駆
動して開口部を覆って対物レンズ8への異物の付着を防
止する手段などが従来設けられていた。しかしながら、
シャッター板を電動手段で駆動する構成は複雑であり、
簡略な構成で異物の付着を防止する手段が望まれてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点に鑑み、簡略な構成で対物レンズへの異物の付着を防
止する手段を具備する光ディスク装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、対物レンズを収納するとともに対物レンズ上に開口
部を有するカバーを具備する光学ピックアップが、光デ
ィスクのラジアル方向に移動して、光ディスクへの情報
の記録および光ディスクからの情報の再生のいずれか少
なくとも一方を行う光ディスク装置において、光ディス
ク装置が、光学ピックアップを光ディスクの外周縁外へ
移動させた場合に、カバーに乗り上げながらスライドし
てカバーに設けられた開口部を塞ぐ、対物レンズへの異
物の付着を防止するシャッター板を有することを特徴と
する。
【0009】上述した手段による作用を以下に述べる。
本発明の光ディスク装置によれば、特別な駆動手段を必
要とせず、長期間不使用状態であっても対物レンズ上に
ゴミやほこりなどの異物が付着する虞がなくなり、高信
頼性を有する光ディスク装置とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の光ディスク装置は、再生
のみを行う再生専用の光ディスク装置、記録専用の光デ
ィスク装置および記録と再生の両方ができる光ディスク
装置に適用できる。以下、本発明を適用した光ディスク
装置の実施例について図1〜図3を参照して説明する
が、本発明は、以下に示す実施例に限定されるものでは
ない。なお、図中の構成要素で従来の技術と同様な構造
をなすものついては、同一の符号を付すものとする。
【0011】
【実施例】図1は光ディスク装置の概略斜視図である。
本発明の光ディスク装置1は、光学ピックアップ4の移
動のストロークが光ディスク2の外周縁外まで移動する
ように構成されており、この外周縁外においてカバー1
0の開口部9を塞ぐシャッター板13を設け、光ディス
ク装置1の不使用時において対物レンズ8への異物の付
着を防止する点に特徴を有する。なお、光学ピックアッ
プ4および光学ピックアップ4を光ディスク2のラジア
ル方向へ移動させる駆動手段は従来の図4、図5に示し
た事例と同様であり、重複する説明を省略する。
【0012】シャッター板13は金属または合成樹脂の
薄板などにより成形され、一部が光ディスク2に平行
で、他方が光ディスク2に垂直方向に折り曲げられた矩
形状でシャーシ6上に立設している。光ディスク2に平
行な部分は光学ピックアップ4側に延設されており、先
端は光ディスク2方向にテーパを有している。そして、
シャッター板13の光ディスク2に垂直方向の一端が、
両端を受け座11により支持された支軸12に巻き付け
られており、支軸12を中心に回動することができる。
この受け座11はシャーシ6に固定されている。シャッ
ター板13は光学ピックアップ4の反対側から、例えば
シャーシ6を折り曲げた立設部14に一端を固定された
例えば圧縮バネなどの弾性部材15により付勢されてい
る。さらに、シャッター板13の光学ピックアップ4側
への倒れを規制する、例えばシャーシ6を折り曲げて形
成されたストッパ16が設けられている。
【0013】また、図2のように、変形例として弾性部
材15としてバネを支軸12に巻き付ける構成としても
よい。この場合、立設部14は不要となる。
【0014】以下、シャッター板13の動作について、
その概略説明図である図3を参照して、さらに詳しく説
明する。光学ピックアップ4は、光ディスク装置1の電
源が切られた状態では、光ディスクの外周縁外に移動す
るように設定されており、光ディスク装置1の電源が入
れられた使用時には光ディスク2の外周縁外から光ディ
スク2の記録/再生領域へ移動するように設定されてい
る。
【0015】図3(a)のように、例えば光ディスク装
置の電源が切られた場合には、光学ピックアップの光デ
ィスクの外周縁外への移動とともに、シャッター板13
がカバー10に乗り上げながらスライドして開口部9ま
で移動して開口部9を塞ぐ。シャッター板13は、弾性
部材15により、カバー10上面に押圧されるので開口
部9を隙間なく覆うように構成されている。このとき、
対物レンズ8はカバー10の上面上には突出しないよう
に構成することが肝要であり、このように構成にするこ
とにより、シャッター板13が対物レンズ8と接触する
虞はなくなる。
【0016】図3(b)のように、光ディスク装置の電
源が入れられた場合には、光ディスクの外周縁外から光
ディスクの記録/再生領域への移動とともに、シャッタ
ー板13がカバー10の上面からすべりながらはずれ、
元の状態に戻る。
【0017】このように、シャッター板13を構成すれ
ば、開口部9はカバー10に密着するシャッター板13
により隙間なく覆われるので、たとえ長期間劣悪な環境
に置かれても対物レンズ8への異物の付着の防止が図ら
れる。
【0018】
【発明の効果】本発明の光ディスク装置によれば、特別
に電動手段を設けることなく、簡略な構成で、たとえ長
期間劣悪な環境に置かれても容易に対物レンズへの異物
の付着の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ディスク装置の概略斜視図であ
る。
【図2】 本発明の光ディスク装置の概略斜視図であ
る。
【図3】 (a)〜(b)は、本発明の光ディスク装置
の概略説明図である。
【図4】 従来例の光ディスク装置の概略平面図であ
る。
【図5】 図4の概略A−A断面図である。
【符号の説明】 1…光ディスク装置、2…光ディスク、3…ターンテー
ブル、4…光学ピックアップ、5…ベース、6…シャー
シ、7…ガイド軸、8…対物レンズ、9…開口部、10
…カバー、11…受け座、12…支軸、13…シャッタ
ー板、14…立設部、15…弾性部材、16…ストッ
パ、17…半導体レーザ、18…コリメータレンズ、1
9…ビームスプリッタ、20…ミラー、21…集光レン
ズ、22…受光素子、23…対物レンズ制御駆動装置、
24…弾性体、25…可動部、26…固定部、27…ヨ
ーク、28…マグネット、29…トラッキングコイル、
30…フォーカシングコイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを収納するとともに前記対物
    レンズ上に開口部を有するカバーを具備する光学ピック
    アップが、光ディスクのラジアル方向に移動して、前記
    光ディスクへの情報の記録および前記光ディスクからの
    情報の再生のいずれか少なくとも一方を行う光ディスク
    装置において、 前記光ディスク装置が、 前記光学ピックアップを前記光ディスクの外周縁外へ移
    動させた場合に、前記カバーに乗り上げながらスライド
    して前記開口部を塞ぐ、前記対物レンズへの異物の付着
    を防止するシャッター板を有することを特徴とする光デ
    ィスク装置。
JP10189108A 1998-07-03 1998-07-03 光ディスク装置 Pending JP2000021007A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189108A JP2000021007A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189108A JP2000021007A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000021007A true JP2000021007A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16235512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10189108A Pending JP2000021007A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000021007A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424571B1 (ko) * 2001-08-17 2004-03-27 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 픽업위치제어방법
US7007288B2 (en) * 2000-12-20 2006-02-28 Thomson Licensing Recording and/or reproducing apparatus for optical recording media
KR100635402B1 (ko) * 1999-04-09 2006-10-19 소니 가부시끼 가이샤 광 픽업 장치 및 광 디스크 기록/재생 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100635402B1 (ko) * 1999-04-09 2006-10-19 소니 가부시끼 가이샤 광 픽업 장치 및 광 디스크 기록/재생 장치
US7007288B2 (en) * 2000-12-20 2006-02-28 Thomson Licensing Recording and/or reproducing apparatus for optical recording media
KR100424571B1 (ko) * 2001-08-17 2004-03-27 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 픽업위치제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0838810B1 (en) Optical pickup and disk player
JPH021699Y2 (ja)
JP2000021007A (ja) 光ディスク装置
KR0178596B1 (ko) 대물렌즈 구동장치 및 구동방법
JP2003317305A (ja) 光ピックアップ装置および光ディスク装置
JP2863206B2 (ja) 光情報記録装置及びこれに用いる光情報記録媒体
JP2752694B2 (ja) 光学式記録再生装置
KR100227744B1 (ko) 광픽업 장치
JPH06318355A (ja) ディスククランプ装置
KR200143191Y1 (ko) 광픽업 액츄에이터 조립장치
JPH10326427A (ja) 対物レンズ駆動装置及びこれを用いた光学ピックアップ装置
AU643477B2 (en) A disc driving apparatus
JP2560804Y2 (ja) 分離型光学ヘッド
KR200143192Y1 (ko) 광픽업 액츄에이터 조립장치
JP2832152B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPS6120659Y2 (ja)
JPH0528567Y2 (ja)
JP2000057611A (ja) 光学ピックアップ装置
JP2502926Y2 (ja) 光学式情報記録再生装置におけるピツクアツプ装置
JPH11120595A (ja) 光学ヘッド
JPS61126527A (ja) 光デイスクプレ−ヤの光ピツクアツプ装置
JP2002056546A (ja) 光学ピックアップ装置及び光学ピックアップ装置の製造方法
JPS59142782A (ja) 光学的記録再生装置
JPH0684200A (ja) 光記録再生装置
KR19980058060A (ko) 광픽업 액츄에이터 조립장치