JP2004512846A - パンケーキ及びワッフルを作るための冷蔵可能な長い保存寿命の液体練り粉、及びその製造法 - Google Patents

パンケーキ及びワッフルを作るための冷蔵可能な長い保存寿命の液体練り粉、及びその製造法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004512846A
JP2004512846A JP2002540571A JP2002540571A JP2004512846A JP 2004512846 A JP2004512846 A JP 2004512846A JP 2002540571 A JP2002540571 A JP 2002540571A JP 2002540571 A JP2002540571 A JP 2002540571A JP 2004512846 A JP2004512846 A JP 2004512846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dough
temperature
acid
milk
starch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002540571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4046608B2 (ja
Inventor
エステ トリアンタフイロウ,アンジェリキ
アンデルソン,カリーナ
エステ,リッカルト
エールデ,ソフィア
Original Assignee
シーバ アクチエボラグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シーバ アクチエボラグ filed Critical シーバ アクチエボラグ
Publication of JP2004512846A publication Critical patent/JP2004512846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4046608B2 publication Critical patent/JP4046608B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D10/00Batters, dough or mixtures before baking
    • A21D10/04Batters
    • A21D10/045Packaged batters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D10/00Batters, dough or mixtures before baking
    • A21D10/04Batters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D2/00Treatment of flour or dough by adding materials thereto before or during baking
    • A21D2/08Treatment of flour or dough by adding materials thereto before or during baking by adding organic substances
    • A21D2/14Organic oxygen compounds
    • A21D2/18Carbohydrates
    • A21D2/186Starches; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D6/00Other treatment of flour or dough before baking, e.g. cooling, irradiating, heating
    • A21D6/001Cooling

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】冷蔵可能な液体練り粉であって、作り立ての液体練り粉と比較して実質的に延びた保存寿命を有する練り粉を提供する。
【解決手段】パンケーキ、ワッフル、ブラウニー、マフィン、ケーキ等を作るためのすぐ使用できる冷蔵可能な液体練り粉は、澱粉成分及び有機酸若しくは有機酸混合物を含む。練り粉は、澱粉成分の糊化温度未満の温度に、練り粉の細菌数を実質的に減少させるに十分な時間加熱することにより微生物学的に安定化されて、練り粉を8℃以下の温度で少なくとも3週間保存できるようにされている。この種の練り粉の製造法もまた開示される。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商業的分配及び保存に適当な保存寿命を有する、パンケーキ、ワッフル、ブラウニー(ピーナッツ入りチョコレートケーキ)、マフィン、ケーキ等を作るためのすぐ使用できる冷蔵可能な液体練り粉(batter)、及びその製造法に関する。”冷蔵可能な液体練り粉”とは、8℃未満の温度で十分液体(注入可能)であり、パンケーキ等を作る温度で使用可能な練り粉を云う。
【0002】
【従来の技術】
パンケーキ、ワッフル、ブラウニー、マフィン、ケーキ等は主菜及びデザートを構成すると認識されている。典型的にはパンケーキ等は卵、ミルク、脂肪及び小麦粉から作られる。しかしながら、成分の変形は非常に多い。焼き製品はかなりの量のタンパク質(例えばミルク及び卵タンパク質)、脂肪及び炭水化物(例えば澱粉)を含むので、高い栄養含量を有し、そして広く心を動かす味を有する。チーズをミルク及びバターに付け加えて又はそれらの代わりに含ませてもよい。トウモロコシ粉又はコーンスターチを小麦の代わりに置き換えてもよく、カラスムギ、馬鈴薯等のようなその他の澱粉質成分を含ませてもよい。練り粉組成物及び風味料は色々な目的(例えば主菜、デザート)に適するようにそして色々な人の群れ(例えば適法な食物を守る人、民族、菜食主義者)の好みに合うように変えることができる。
【0003】
新鮮な成分を混合することによってパンケーキ又はワッフル練り粉が製造される。或いは乾燥成分ミックスを使用し、それに所定の水を加えてもよい。味のよい製品は新鮮な成分から、必要な熟練を有しそして必要なかなりの時間を進んで費やす人によって作ることができるが、市販の乾燥成分ミックスは作製に必要な時間を短くし、熟練を少ししか必要としないが、作り立ての製品の魅力と味が幾分欠いた製品となる。明らかな解決法は、冷蔵できる、即ち約0℃から約8℃の温度に維持された液体練り粉を提供することであろう。商業的に受け入れられるには、かかる冷蔵した保存寿命の練り粉は1週間以上、好ましくは少なくとも2週間の保存寿命をもつ必要があるであろう。
【0004】
当業界で知られた冷蔵可能な練り粉の保存寿命が不適切な理由は、冷蔵した液体混合物を2日間保存した後の微生物学的状態が悪いことである。米国特許第4,353,932号は、微生物の成長を阻止するために、練り粉の水の活性が0.95未満である冷蔵可能で注入可能で且つ安定なパンケーキ練り粉を開示している。従来の練り粉は比較的低い合計砂糖含量を有し、必須の有効量の発酵剤を含み、従って実質的に中性のpHを有する。’932号特許の練り粉は冷蔵庫に保持した場合長い期間にわたって微生物学的に安定であると云われているが、安定性のレベルを示すデータがない。
【0005】
約0.81〜0.92の低い水活性を有するスプーンですくうことができる練り粉がWO 99/04640に開示され、少なくとも約75日の冷蔵保存寿命を有する。水活性は砂糖成分で制御される。該練り粉はまた必須のショートニング剤を含む。従来の練り粉は伝統的な注入可能な練り粉の粘度とドウの粘度との間の粘度を有する。従って、自由に注入できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前述の種類の冷蔵可能な液体練り粉であって、作り立ての技術水準の液体練り粉と比較して実質的に延びた保存寿命を有する練り粉を提供することである。
本発明の別の目的は、かかる練り粉の製造法を提供することである。
本発明の更に別の目的は、本発明の以下の記述及びその好ましい態様、並びに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、すぐに使用できる冷蔵可能な液体練り粉が開示される。水含量が高い(A>0.95)にもかかわらず、該練り粉は微生物学的に安定である。本発明は、細菌数を実質的に減少させるのに十分な時間、練り粉の澱粉成分の糊化温度よりも低い温度で液体練り粉を低温殺菌することを教示する。この処理は製品の保存を安全なものとし、数週間、好ましくは12週間以上の使用を安全なものとする。特に、本発明によると、水含量(Aw)が0.95以上のすぐ使用できる冷蔵可能な液体練り粉であって、澱粉成分の糊化温度未満の温度で、練り粉を約0℃〜約8℃の温度で12週間保存した後、練り粉が1000cfu/ml以下の全細菌数を示すようにするのに十分な時間低温殺菌することができる種類の澱粉成分を含む練り粉が提供される。
【0008】
熱処理(低温殺菌)に対する障害は、伝統的練り粉を製造するのに使用される澱粉の糊化である。理想的には、糊化は起きないか、或いは少なくとも、練り粉が油で揚げられるまで、練り粉の注入性に実質的に影響を及ぶ程起きてはならない。澱粉が冷蔵前に粘稠になると、冷やした練り粉は注入可能でなく、その調理性が損なわれる。小麦粉澱粉は約50℃の温度で既に糊化する。一方、かかる温度での練り粉の低温殺菌では、許容できる、即ち微生物学的に安全な、製品は得られない。
【0009】
水性澱粉懸濁液の加熱による糊化は、とりわけ水活性、温度及び加熱時間に依存する。水への接近性は、澱粉顆粒が微結晶から無定形状態に転移し、同時に懸濁液の粘度が増大するために必要な条件である。糊化はある範囲の温度で起き、多くの技術により監視できる。本発明におけるように過剰の水を使用した場合は、澱粉糊化の温度範囲は澱粉の由来に特有であり、またその純度にも依存する。従って、糊化温度(T)は澱粉が例えば馬鈴薯、米又は小麦に由来するかに依る。不均一な材料は純粋な材料よりも広い温度範囲で糊化する。高い水含量での加熱は最も効率的に細菌数を減少させる。
【0010】
本発明においては、高い糊化温度の澱粉質材料が練り粉に含められ、調理中にのみゲルを形成し、これにより練り粉の低温殺菌を可能にする。本発明の澱粉材料は米澱粉、米粉、化工小麦澱粉、化工馬鈴薯澱粉、種々の由来の変性(annealed)澱粉、ワキシータピオカ、アミロメイズ、ワキシーメイズ、クズウコン等でありえる。従って、本発明によると、牛乳、卵及び植物性又は乳脂肪からなる便利な冷蔵された古い様式の練り粉であって、伝統的な小麦粉が高い糊化温度(T)を有する澱粉材料に置き換えらえた練り粉が提供される。
【0011】
更に、本発明によると、酪乳(dairy milk)の代わりに使用できるミルク代替物、卵、及び植物性脂肪を高Tgの澱粉と組み合わせて含む冷蔵された非酪乳練り粉が提供される。ミルク代替物はカラスムギ又は米のような穀物から作られたミルク状懸濁液(例えばLindahl外による米国特許第5,686,123号の製品)であるか、又は大豆飲料、アーモンド飲料等であることができる。
【0012】
本発明によると、酪乳又はグルテンを含まない酵素で加水分解された澱粉質材料、例えばカラスムギ、とうもろこし等、卵、脂肪及び高Tg澱粉を含む冷蔵可能な液体の、グルテンを含まない練り粉も提供される。
【0013】
特に、本発明の第1の好ましい観点によると、澱粉成分及び有機酸若しくは有機酸混合物を含む、パンケーキ、ワッフル、ブラウニー、マフィン、ケーキ等を作るためのすぐ使用できる冷蔵可能な液体練り粉であって、練り粉を澱粉成分の糊化温度未満の温度で練り粉の細菌数を実質的に減少させるに十分な時間加熱することにより微生物学的に安定化させて、練り粉を8℃以下の温度で少なくとも3週間保存できるようにした練り粉が提供される。
【0014】
本発明の練り粉は、0.90より大きい、好ましくは0.95より大きい水活性Aを有するのが好ましい。
【0015】
本発明の練り粉はまた、60℃から72℃の温度、特に約67℃の温度で微生物学的に安定化させたものであるのが好ましい。
【0016】
本発明の練り粉には、2〜10分の安定化期間、特に約8分の安定化期間が好ましい。
【0017】
本発明の練り粉の粘度は、4℃、0.3rpmで測定して、好ましくは5,000〜60,000cP、好ましくは8,000〜30,000cP、特に8,000〜15,000cP、最も好ましくは約10,000cPである。
【0018】
本発明の練り粉の全細菌数は、8℃以下の温度で12週間保存して、好ましくは1,000cfu/ml未満、特に約500cfu/mlである。
【0019】
本発明の第2の好ましい観点によると、練り粉は有機酸若しくは有機酸の混合物を0.05〜0.30重量%の量、好ましくは約0.20重量%の量で含む。
【0020】
本発明の第3の好ましい観点によると、練り粉の有機酸若しくは有機酸の混合物はリンゴ酸、ソルビン酸カリウムを含めたソルビン酸、乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸から選ばれ、特に好ましいのはソルビン酸及びリンゴ酸であり、最も好ましいのはソルビン酸とリンゴ酸の混合物である。
【0021】
本発明の第4の好ましい観点によると、練り粉のpHは上記酸又は酸混合物によって5.0〜6.5、特に約5.9に調整される。
【0022】
練り粉の澱粉成分は米澱粉、米粉、化工小麦澱粉、化工馬鈴薯澱粉、種々の由来の変性澱粉、ワキシータピオカ、アミロメイズ、ワキシーメイズ、クズウコンから選ばれるのが有利である。
【0023】
本発明の第5の好ましい観点によると、練り粉はカラスムギベース、UHF酪乳、大豆ベース、アーモンドベース、米飲料、約72℃で低温殺菌された酪乳からなる群の1員から製造される。
【0024】
本発明の第6の好ましい観点によると、本発明による練り粉から任意に発酵剤を添加して作られた、約1よりも大きい焼き高さ対生の高さを有するパンケーキ、ワッフル、ブラウニー、マフィン、及びその他のふわふわした焼き製品が開示される。
【0025】
本発明の第7の好ましい観点によると、下記のステップを含む、パンケーキ、ワッフル、ブラウニー、マフィン、ケーキ等を作るためのすぐ使用できる冷蔵可能な液体練り粉の製造法が開示される:
(a)こね混ぜ容器に、下記を含む慣用の練り粉成分を供給する:
(1)約10%の全固形物含量を有する、40重量%〜70重量%、好ましくは約62重量%の牛乳又は牛乳代替物、
(2)任意に、10重量%〜30重量%、好ましくは約20重量%の均質化全卵、
(3)10重量%〜30重量%、好ましくは約19重量%の、72℃より高い糊化温度を有する澱粉成分、
(4)練り粉のpHを5.5〜6.5、好ましくは約5.9に調整するのに十分な0.05重量%〜0.30重量%の量の食品等級有機酸又はその混合物、
(5)任意に、0重量%〜0.25重量%、好ましくは0.15重量%のソルビン酸カリウム、
(b)成分(1)〜(5)の混合物を容器内で均質な液体練り粉を形成するのに十分な時間こね混ぜる;
(c)練り粉を60℃から72℃の温度で練り粉の細菌数を実質的に減少させるに十分な時間加熱する;
(d)練り粉を8℃以下の温度であるが練り粉中の水が凍るに十分なほど低くない温度に冷却する;
(e)練り粉の無菌の部分を該温度で分配及び保存するために包装する。
【0026】
慣用の練り粉成分は下記のものを含むが、これらに限定されない;とうもろこし油、紅花油、大豆油、バター、マーガリン、ラードのような脂肪;卵固形物のような卵代替物;無脂肪ドライミルク;レーズン、ヘーゼルナッツのような果物片;蔗糖、ブドウ糖、デキストロース、コーンシロップ、果糖、デキストロースシロップ、乳糖のような甘味料;発酵剤;脂肪酸のモノ−及びジ−グリセリド、糖及び糖アルコールの高級脂肪酸エステルのような乳化剤;バニラのような風味料;食塩。
【0027】
本発明の工程では、牛乳として超高温(UHT)法で処理された酪乳又は慣用の低温殺菌された酪乳を使用するのが好ましい。
【0028】
本発明の工程では、牛乳代替物としてカラスムギベース、米ベース、大豆ベース、アーモンドベースの一つを使用するのが好ましい。
【0029】
更に本発明の工程では、米澱粉、米粉、化工小麦澱粉、化工馬鈴薯澱粉、種々の由来の変性澱粉、ワキシータピオカ、アミロメイズ、ワキシーメイズ、クズウコンから選ばれる澱粉成分を使用するのが好ましい。
【0030】
更に本発明の工程では、リンゴ酸、乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸、ソルビン酸から選ばれる酸若しくは酸の混合物を使用するのが好ましい。
【0031】
【発明の実施の態様】
下記の実施例に詳細に示される本発明の練り粉の一般的記述
液体の冷蔵可能な練り粉は約0.98の水活性Aを有する。それは本質的にミルク(又はミルク代替物)、卵、高い糊化温度(T)を有する澱粉質材料(澱粉又は小麦粉)、及び有機酸、好ましくはリンゴ酸及び/又はソルビン酸カリウム、のような保存料を含む。練り粉は60−72℃で2−10分、好ましくは67℃で8分間低温殺菌される。次ぎに練り粉は急速に8℃以下の温度に冷却し、無菌状態で包装される。4℃、0.3rpmでの練り粉の粘度は、慣用の練り粉の粘度と同様に約10,000cPである。練り粉はパンケーキ、ワッフル等を作るために使用できる。これらの製品の味及び粘稠度(コンシステンシー)はそれらの伝統的な対応物の味及び粘稠度に似ている。低温殺菌は微生物数を、8℃以下の温度に保持した場合少なくとも10週間安全に消費できる製品とするレベルに下げる。従って、本発明の製品は、パンケーキ及びワッフルを作るのに使用される前に、安全に分配及び保存することができる。人間の消費用に意図された食品についての最近のスエーデンの最高許容微生物混入値は次の通りである:
−全微生物数 10cfu;
−バシルス シーリアス(Bacillus cereus) 10cfu;
−酵母 10cfu;
−かび 10cfu。
【0032】
【実施例】
実施例1:UHT酪乳から製造されたパンケーキ練り粉
成分:
1)脂肪含量が約1.5%、全固形物含量が約10%の牛乳を40−70重量%、好ましくは62重量%。該牛乳は超高温(UHT)法により142℃で4秒間処理されたものである;
2)均質化された全卵の卵を10−30重量%、好ましくは20重量%。
3)米澱粉を10−30重量%、好ましくは19重量%[レミー インダストリーズ(Remy Industries)、レーベン、ベルギー、からのRemy B7]。
4)塩(塩化ナトリウム)を0−0.7重量%、好ましくは0.5重量%;
5)pHを約5.5〜約6.5に調整するために、リンゴ酸、乳酸、酢酸、クエン酸のような食品等級有機酸又はそれらの酸の混合物を0.05−0.30重量%;好ましくはpH5.9を得るためにリンゴ酸を0.1重量%;
6)任意にソルビン酸カリウムを0−0.25重量%、好ましくは0.15重量%;
7)バニラ、クメン、チーズフレーバー等のような風味料を任意に添加できる。
成分を十分に混合して練り粉を形成する。練り粉を60−72℃、好ましくは約67℃で2−10分、好ましくは約8分間、低温殺菌する。生成物を8℃以下の温度であるが凍り始める前の温度に冷却し、微生物の成長を阻止するためにその温度で保存する。
【0033】
微生物学的状態
−低温殺菌前
合計数:360cfu/練り粉ml(ml当たりのコロニー形成単位);
バシルス シーリアス(Bacillus cereus):<10cfu/ml;
酵母及びかび:20cfu/ml。
−67℃で8分間低温殺菌直後
合計数:リンゴ酸のみを用いた場合150cfu/ml、又はリンゴ酸とソルビン酸塩の両方を用いた場合80cfu/ml;
バシルス シーリアス:<10cfu/ml;
酵母及びかび:1cfu/ml。
−低温殺菌製品を8℃で保存後
a)リンゴ酸とソルビン酸塩の両方を用いて、12週間の保存
合計数:130cfu/ml;
バシルス シーリアス:20cfu/ml。
b)リンゴ酸のみを用い手、6週間の保存
合計数:500cfu/ml;
バシルス シーリアス:400cfu/ml。
【0034】
実施例2:カラスムギベースから製造したパンケーキ練り粉
UHT処理された全固形物含量10重量%のカラスムギ飲料を、実施例1の牛乳の代わりに使用する;その他は実施例1の手順に従う。リンダール(Lindahl)外の市販のカラスムギベース製品又はAdavena M40[セバ エービー(Ceba AB、スエーデン)]のようなカラスムギベースミルク代替物を使用し得る。カラスムギベースの脂肪含量を、菜種油、ヒマワリ油、紅花油、トウモロコシ油、オリーブ油のような植物油を添加して全脂肪含量1.5重量%に調整する;好ましくは菜種油が使用される。カルシウムをリン酸トリカルシウムとして約0.1重量%の量でカラスムギベースに添加して、練り粉の栄養価を高める。この練り粉は、乳糖過敏症のためミルクを避ける人、ミルクタンパク質にアレルギーである人、及び適法な食餌をとる人(kosher)にも使用できる。
【0035】
微生物学的状態
−低温殺菌前
合計数:350cfu/練り粉ml;
バシルス シーリアス:<10cfu/ml;
酵母及びかび:50cfu/ml。
−67℃で8分間低温殺菌直後
合計数:リンゴ酸のみを用いた場合150cfu/ml、又はリンゴ酸とソルビン酸塩を用いた場合80cfu/ml;
バシルス シーリアス:<10cfu/ml;
酵母及びかび:2cfu/ml。
−低温殺菌製品を8℃で保存後
a)リンゴ酸とソルビン酸塩を用いて、12週間の保存
合計数:190cfu/ml;
バシルス シーリアス:20cfu/ml。
b)リンゴ酸のみを用いて、6週間の保存
合計数:500cfu/ml;
バシルス シーリアス:350cfu/ml。
【0036】
実施例3:大豆ベース又はアーモンドベースから製造したパンケーキ練り粉
大豆飲料又はアーモンド飲料UHTで実施例1の牛乳を置き換える;その他は実施例1の手順に従う。大豆ベースを使用した場合は、砂糖を添加して、練り粉を加熱したとき褐色になるようにすることができる。大豆飲料に還元糖がないと薄く色づいたパンケーキしか生成せず、それぞれ酪乳及びカラスムギ飲料の乳糖及び麦芽糖は着色したメイラード(Maillard)製品の形成を促進するであろう。8℃以下で10週間保存可能な液体パンケーキ練り粉が得られる。
【0037】
実施例4:米飲料から製造したパンケーキ練り粉
実施例1の酪乳を米飲料に換え、練り粉の製造法は変えない。8℃以下で10週間保存可能な液体パンケーキ練り粉が得られる。
【0038】
実施例5:低温殺菌酪乳から製造したパンケーキ練り粉
実施例1の殺菌した又は高温殺菌した牛乳を、72℃で15秒低温殺菌した酪乳で置き換えると、UHTミルクよりも全微生物数が大きくなる;その他は実施例1の手順に従う。実施例1−4の練り粉よりも短い期間保存可能な液体パンケーキ練り粉が得られる。
【0039】
微生物学的状態
−低温殺菌前
合計数:9,000cfu/練り粉ml;
バシルス シーリアス:<10cfu/ml;
酵母及びかび:20cfu/ml。
−67℃で8分間低温殺菌直後
合計数:リンゴ酸のみを用いた場合7,000cfu/ml、又はリンゴ酸とソルビン酸塩の両方を用いた場合80cfu/ml;
バシルス シーリアス:100cfu/ml;
酵母及びかび:1cfu/ml。
−低温殺菌製品を8℃で保存後
a)リンゴ酸とソルビン酸塩を用いて、12週間の保存
合計数:130cfu/ml;
バシルス シーリアス:20cfu/ml。
b)リンゴ酸のみを用いて、6週間の保存
合計数:5,500cfu/ml;
バシルス シーリアス:20cfu/ml。

Claims (34)

  1. 澱粉成分及び有機酸若しくは有機酸混合物を含む、パンケーキ、ワッフル、ブラウニー、マフィン、ケーキ等を作るためのすぐ使用できる冷蔵可能な液体練り粉であって、練り粉を澱粉成分の糊化温度未満の温度に、練り粉の細菌数を実質的に減少させるに十分な時間加熱することにより微生物学的に安定化させて、練り粉を8℃以下の温度で少なくとも3週間保存できるようにしたことを特徴とする練り粉。
  2. 水活性Aが0.90より大であることを特徴とする請求項1記載の練り粉。
  3. 水活性Aが0.95より大であることを特徴とする請求項2記載の練り粉。
  4. 60℃から72℃の温度で微生物学的に安定化させたことを特徴とする請求項1記載の練り粉。
  5. 約67℃の温度で微生物学的に安定化させたことを特徴とする請求項4記載の練り粉。
  6. 安定化期間が2から10分であることを特徴とする請求項1記載の練り粉。
  7. 安定化期間が約8分であることを特徴とする請求項6記載の練り粉。
  8. 4℃、0.3rpmでの粘度が5,000〜60,000cP、好ましくは8,000〜30,000cP、特に8,000〜15,000cPであることを特徴とする請求項1記載の練り粉。
  9. 4℃、0.3rpmでの粘度が約10,000cPであることを特徴とする請求項8記載の練り粉。
  10. 8℃以下の温度で12週間保存すると、全細菌数が1,000cfu/ml未満であることを特徴とする請求項1記載の練り粉。
  11. 8℃以下の温度で12週間保存すると、全細菌数が約500cfu/ml以下であることを特徴とする請求項10記載の練り粉。
  12. 有機酸若しくは有機酸の混合物が0.05〜0.30重量%の量で存在する請求項1記載の練り粉。
  13. 有機酸若しくは有機酸の混合物がリンゴ酸、ソルビン酸カリウムを含めたソルビン酸、乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸から選ばれる請求項1記載の練り粉。
  14. pHが上記酸若しくは酸混合物により5.0〜6.5に調整される請求項1記載の練り粉。
  15. pHが約5.9である請求項14記載の練り粉。
  16. 澱粉成分が米澱粉、米粉、化工小麦澱粉、化工馬鈴薯澱粉、種々の由来の変性澱粉、ワキシータピオカ、アミロメイズ、ワキシーメイズ、クズウコンから選ばれる請求項1記載の練り粉。
  17. カラスムギベースから製造される請求項1記載の練り粉。
  18. UHF酪乳から製造される請求項1記載の練り粉。
  19. 大豆又はアーモンドベースから製造される請求項1記載の練り粉。
  20. 米飲料から製造される請求項1記載の練り粉。
  21. 約72℃で低温殺菌された酪乳から製造される請求項1記載の練り粉。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項記載の練り粉から作られた、約1よりも大きい焼き高さ対生の高さを有するパンケーキ、ワッフル、ブラウニー、マフィン、及びその他のふわふわした焼き製品。
  23. 下記のステップを含む、パンケーキ、ワッフル、ブラウニー、マフィン、ケーキ等を作るためのすぐ使用できる冷蔵可能な液体練り粉の製造法:
    (a)こね混ぜ容器に、下記を含む慣用の練り粉成分を供給する:
    (1)約10%の全固形物含量を有する、40重量%〜70重量%、好ましくは約62重量%の牛乳又は牛乳代替物、
    (2)任意に、10重量%〜30重量%、好ましくは約20重量%の均質化全卵、
    (3)10重量%〜30重量%、好ましくは約19重量%の、72℃より高い糊化温度を有する澱粉成分、
    (4)練り粉のpHを5.5〜6.5、好ましくは約5.9に調整するのに十分な0.05重量%〜0.30重量%の量の食品等級有機酸又はかかる酸の混合物、
    (5)任意に、0重量%〜0.25重量%、好ましくは0.15重量%のソルビン酸カリウム、
    (b)成分(1)〜(5)の混合物を容器内で均質な液体練り粉を形成するのに十分な時間こね混ぜる;
    (c)練り粉を60℃から72℃の温度で練り粉の細菌数を実質的に減少させるのに十分な時間加熱する;
    (d)練り粉を8℃以下の温度であるが練り粉中の水を凍らせるに十分なほど低くない温度に冷却する;
    (e)練り粉の無菌の部分を該温度で分配及び保存するために包装する。
  24. 牛乳が超高温(UHT)法で処理した酪乳である請求項23記載の方法。
  25. 牛乳が低温殺菌した酪乳である請求項23記載の方法。
  26. 牛乳代替物がカラスムギベースである請求項23記載の方法。
  27. 牛乳代替物が米ミルクである請求項23記載の方法。
  28. 牛乳代替物が大豆又はアーモンドベースである請求項23記載の方法。
  29. 澱粉成分が米澱粉、米粉、化工小麦澱粉、化工馬鈴薯澱粉、種々の由来の変性澱粉、ワキシータピオカ、アミロメイズ、ワキシーメイズ、クズウコンから選ばれる請求項23記載の方法。
  30. 有機酸若しくは有機酸の混合物がリンゴ酸、乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸、ソルビン酸から選ばれる請求項23記載の方法。
  31. 水含量(A)が0.95以上のすぐ使用できる冷蔵可能な液体練り粉であって、澱粉成分の糊化温度未満の温度で、練り粉を約0℃〜約8℃の温度で12週間保存した後、練り粉が1000cfu/ml以下の全細菌数を示すのに十分な時間低温殺菌することができる種類の澱粉成分を含む練り粉。
  32. 澱粉成分が米澱粉、米粉、化工小麦澱粉、化工馬鈴薯澱粉、種々の由来の変性澱粉、ワキシータピオカ、アミロメイズ、ワキシーメイズ、クズウコン等から選ばれる請求項31記載の練り粉。
  33. 全細菌数が約500cfu/ml以下である請求項31記載の練り粉。
  34. 上記保存温度が約8℃である請求項31記載の練り粉。
JP2002540571A 2000-11-10 2001-11-09 パンケーキ及びワッフルを作るための冷蔵可能な長い保存寿命の液体練り粉、及びその製造法 Expired - Fee Related JP4046608B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0004108A SE0004108D0 (sv) 2000-11-10 2000-11-10 Kylbar flytande smet med lång lagringstid för framställning av pankakor och wåfflor, och sätt för dess framställning
PCT/SE2001/002479 WO2002037970A1 (en) 2000-11-10 2001-11-09 Refrigerable extended shelf-life liquid batter and method for its production

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004512846A true JP2004512846A (ja) 2004-04-30
JP4046608B2 JP4046608B2 (ja) 2008-02-13

Family

ID=20281764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002540571A Expired - Fee Related JP4046608B2 (ja) 2000-11-10 2001-11-09 パンケーキ及びワッフルを作るための冷蔵可能な長い保存寿命の液体練り粉、及びその製造法

Country Status (15)

Country Link
US (1) US20040043123A1 (ja)
EP (2) EP1337153B1 (ja)
JP (1) JP4046608B2 (ja)
CN (1) CN100407926C (ja)
AT (2) ATE555662T1 (ja)
AU (2) AU2002214473B2 (ja)
CA (1) CA2428427C (ja)
DE (1) DE60126809T2 (ja)
DK (2) DK1532862T3 (ja)
ES (1) ES2278797T3 (ja)
HK (1) HK1055882A1 (ja)
NZ (1) NZ525718A (ja)
SE (1) SE0004108D0 (ja)
WO (1) WO2002037970A1 (ja)
ZA (1) ZA200303569B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013034476A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Kraft Foods Global Brands Llc すぐ焼成できるバッターおよびその作製方法
JP2015165777A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 松谷化学工業株式会社 ベーカリー製品及びその製造方法
WO2016046867A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 松谷化学工業株式会社 スライス適性に優れたベーカリー製品及びその製造方法
JP5981677B1 (ja) * 2015-08-31 2016-08-31 松谷化学工業株式会社 シューパフ及びその製造方法
KR20160133314A (ko) * 2015-05-12 2016-11-22 주식회사 삼양사 부드럽고 촉촉한 식감을 갖는 머핀 제조용 프리믹스 조성물 및 이를 이용한 머핀

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003022062A1 (en) * 2001-09-07 2003-03-20 Sanovo Foods A/S A liquid pasteurised batter
NO324030B1 (no) * 2005-07-15 2007-07-30 Tine Sa Matvareemneprodukt samt fremgangsmåte ved fremstilling derav
US20070071862A1 (en) * 2005-09-29 2007-03-29 Mitchell Cheryl R Pasteurized uncooked batters and refrigerated ready-to-bake batters, and the methods of manufacturing
US20110129575A1 (en) * 2006-05-10 2011-06-02 Weijie Li Batter compositions and methods of preparing and using same
AU2007257755A1 (en) * 2006-06-09 2007-12-21 Blaster Food Technologies, Lp Refrigerator stable pressurized baking batter
US20080098900A1 (en) * 2006-11-01 2008-05-01 Babatunde Aremu Beverage manufacture using a static mixer
EP2025232A1 (de) * 2007-08-16 2009-02-18 Frischli Milchwerke GmbH Verfahren zur Herstellung eines fliessfähigen Teiges
CN101903802B (zh) * 2007-12-20 2013-09-11 皇家飞利浦电子股份有限公司 直接转换探测器
US9226519B2 (en) 2008-02-14 2016-01-05 General Mills, Inc. Microwave foam product
US8481096B2 (en) * 2009-01-07 2013-07-09 General Mills, Inc. Microwave foam product with blue or purple inclusions
CN103250754A (zh) * 2012-02-19 2013-08-21 李文学 牛奶香煎饼
US11206838B2 (en) 2013-04-11 2021-12-28 General Mills, Inc. Batter compositions, packaged batter products, and related methods
WO2016059669A1 (ja) * 2014-10-14 2016-04-21 オリエンタル酵母工業株式会社 フラワーペースト調製用粉体組成物
CA2965146C (en) 2014-10-27 2023-01-24 Caloris Engineering, LLC System and method for production of low thermophile and low spore milk powder
CN106912671A (zh) * 2017-03-01 2017-07-04 北京三元食品股份有限公司 一种巧克力慕斯食品奶浆及其制备方法
ES2735426A1 (es) * 2018-06-18 2019-12-18 Cunha Rodriguez Manuel Da Procedimiento para preparar y conservar masa para la elaboración de pasteles y similares
EP3760046A1 (en) 2019-07-03 2021-01-06 Frizle Fresh Foods AG Method for the preparation of fresh batter with extended shelf-life
US12035723B1 (en) 2020-07-22 2024-07-16 Chobani Llc Oat flour based food composition and method of manufacture
NL2033079B1 (en) 2022-09-20 2024-03-26 Cerelia Dev B V Pancake products based on oat flour

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2870026A (en) * 1958-03-17 1959-01-20 Gen Mills Inc Process for making a refrigerated batter
US3753734A (en) * 1971-11-04 1973-08-21 Gen Foods Corp Shelf stable pancake and waffle products
US4154863A (en) * 1977-01-28 1979-05-15 Rich Products Corporation Intermediate moisture, ready-to-use, frozen foods
US4353932A (en) 1981-02-11 1982-10-12 The Quaker Oats Company Refrigerator pourable and stable pancake batters for preparing stable pancakes and method for preparing
US4375484A (en) * 1981-03-27 1983-03-01 General Foods Corporation Frozen batter and process
DE3632567C2 (de) 1986-09-25 1996-09-26 Oetker Nahrungsmittel Flüssige Teige
SE502941C2 (sv) 1993-09-15 1996-02-26 Lennart Lindahl Homogen och stabil cerealiesuspension och förfarande för dess framställning
US6217929B1 (en) 1997-07-23 2001-04-17 The Pillsbury Company Spoonable, low water activity batters
US20020068115A1 (en) * 1999-11-19 2002-06-06 Susan M. Hayes-Jacobson Filled batter-derived food products

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013034476A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Kraft Foods Global Brands Llc すぐ焼成できるバッターおよびその作製方法
JP2015165777A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 松谷化学工業株式会社 ベーカリー製品及びその製造方法
KR20160129001A (ko) 2014-03-03 2016-11-08 마쓰다니가가꾸고오교가부시끼가이샤 베이커리 제품 및 그 제조 방법
WO2016046867A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 松谷化学工業株式会社 スライス適性に優れたベーカリー製品及びその製造方法
JPWO2016046867A1 (ja) * 2014-09-26 2017-05-25 松谷化学工業株式会社 スライス適性に優れたベーカリー製品及びその製造方法
KR20170063539A (ko) 2014-09-26 2017-06-08 마쓰다니가가꾸고오교가부시끼가이샤 슬라이스 적성이 뛰어난 베이커리 제품 및 그 제조 방법
KR20160133314A (ko) * 2015-05-12 2016-11-22 주식회사 삼양사 부드럽고 촉촉한 식감을 갖는 머핀 제조용 프리믹스 조성물 및 이를 이용한 머핀
KR101703265B1 (ko) * 2015-05-12 2017-02-22 주식회사 삼양사 부드럽고 촉촉한 식감을 갖는 머핀 제조용 프리믹스 조성물 및 이를 이용한 머핀
JP5981677B1 (ja) * 2015-08-31 2016-08-31 松谷化学工業株式会社 シューパフ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
ATE555662T1 (de) 2012-05-15
EP1532862B1 (en) 2012-05-02
DE60126809T2 (de) 2007-11-15
DK1532862T3 (da) 2012-08-13
CA2428427C (en) 2011-01-25
EP1337153A1 (en) 2003-08-27
JP4046608B2 (ja) 2008-02-13
CN100407926C (zh) 2008-08-06
EP1532862A3 (en) 2005-09-28
SE0004108D0 (sv) 2000-11-10
DE60126809D1 (de) 2007-04-05
CN1481218A (zh) 2004-03-10
ZA200303569B (en) 2004-03-30
EP1337153B1 (en) 2007-02-21
ATE354277T1 (de) 2007-03-15
US20040043123A1 (en) 2004-03-04
ES2278797T3 (es) 2007-08-16
AU1447302A (en) 2002-05-21
WO2002037970A1 (en) 2002-05-16
HK1055882A1 (en) 2004-01-30
DK1337153T3 (da) 2007-04-30
EP1532862A2 (en) 2005-05-25
AU2002214473B2 (en) 2006-08-10
CA2428427A1 (en) 2002-05-16
NZ525718A (en) 2004-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4046608B2 (ja) パンケーキ及びワッフルを作るための冷蔵可能な長い保存寿命の液体練り粉、及びその製造法
AU2002214473A1 (en) Refrigerable extended shelf-life liquid batter and method for its production
US4146652A (en) Intermediate moisture, ready-to-use frozen whippable foods
US4154863A (en) Intermediate moisture, ready-to-use, frozen foods
US4387109A (en) Intermediate-moisture frozen oil-in-water emulsion foods
US6551640B1 (en) Dough especially for baked goods and method for making
JPH03244348A (ja) 食品
US20070071862A1 (en) Pasteurized uncooked batters and refrigerated ready-to-bake batters, and the methods of manufacturing
US4313967A (en) Intermediate-moisture frozen foods
US6410074B1 (en) Method for making a microwaveable sponge cake
US20100034933A1 (en) Stable muffin batters and methods for making same
JPH10295268A (ja) カスタードクリームプレミックス及びその製造方法
EP0741975A1 (en) Process for producing yoghurt and yoghurt products
US20210298345A1 (en) Food product
WO2024190767A1 (ja) ベーカリー食品改良剤
JP2004073119A (ja) 膜状食品
US20170105422A1 (en) Ready-to-bake brownie batters and methods of preparing the same
JP2006109794A (ja) 容器入り多気泡食材およびその製造方法
JP2021036865A (ja) ベーカリー用油脂組成物
JP2002125596A (ja) フラワーペースト類及びその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060529

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060829

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071010

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees