JP2004510581A - 遠心鋳造法、遠心鋳造装置、中空鋳型およびランナブッシュモルダ - Google Patents
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Abstract
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、独立形式請求項の前提部にある通り、遠心鋳造法、遠心鋳造装置および中空鋳型に関する。本発明はさらに、中空鋳型成形のためのランナブッシュ用モルダ、および本発明に係る方法と装置を、特定の材料から特定の製品を製造するために用いることに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な遠心鋳造法においては、中空鋳型の鋳型キャビティに対する充填は、中空鋳型を回転運動に係る回転軸の回りで回転させながら行う。この回転運動の結果、発生する遠心力は、中空鋳型への注湯時に液状に溶融している鋳込材料に作用し、鋳込材料を鋳型キャビティに押しつけて、完全な充填を確保する。
【0003】
鋳型キャビティへ完全に充填するには、鋳込材料の密度と熱容量によって、種々の回転速度が要求される。これは、例えばチタンなど比較的低密度の鋳込材料には、これに対応する比較的弱い遠心力を作用させるだけでよいという事実に基づく。
したがって、十分に強い充填力を得るには、十分に高い回転速度を選択しなければならない。さらに、チタンなどの比較的熱容量の低い鋳込材料は、比較的迅速に硬化する。そこで、鋳型キャビティへの充填が完全に行われるためには、鋳込材料が十分な流動性をもつことが要求されるため、充填はごく短時間のうちに行われねばならない。高い回転速度は、そのような短時間の充填にも要求される。
【0004】
歯科用や宝石類の製造等に用いられる高品質の鋳造が可能な市販の遠心鋳造装置は、中空鋳型の外側にある回転軸から所定の距離だけ離れて回転する中空鋳型を1個だけ用いる。このため、相当な遠心力が中空鋳型に作用することになる。したがって、公知の遠心鋳造装置において中空鋳型をその回転の道筋に位置させておくためには、遠心力を緩和し、かつ中空鋳型の回転する塊と鋳込材料の塊によってバランスが傾いたときにはこれを補償する中実の機械的アセンブリが必要である。したがって、公知の遠心鋳造装置における中実の機械的アセンブリは、長い加速相または制動相の後には、これに相応する大きな慣性モーメントをもたらす重量の大きなものとなる。
【0005】
下記特許文献1には、共通の回転軸の回りを回転し、共通の下方ゲートを通じて充填される中空鋳型であって、それぞれ同じ型の鋳型キャビティが対になって配列された、再使用可能な複数の中空鋳型を備えた遠心鋳造装置が開示されている。この装置を用いて同時に2個を超える製品を製造する場合は、対にして配置された各鋳型キャビティが、数層にわたって順次重ねられ、数枚の平面をなす。
【0006】
この装置の欠点は、一回の鋳造プロセスによっては、同じ型の製品が偶数個しか鋳造できないことである。さらに、中空鋳型全体の高さは、各中空鋳型に設けられる鋳型キャビティの数の関数として変動するため、各鋳造プロセスで一体に製造される製品の数に応じて、遠心鋳造装置のアセンブリには異なる部品が必要になる。
【0007】
【特許文献1】
ドイツ国特許出願公開DE195 05 689 A1号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この従来技術から出発し、新規な遠心鋳造法、新規な遠心鋳造装置、かかる遠心鋳造に適した新規な中空鋳型、このような中空鋳型を製造するための適当なランナブッシュモルダ、およびこれらの装置と方法の新規な用途を提供することを目的とする。
この目的は、独立形式請求項に記載された方法と物によって達成される。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遠心鋳造を実施する際、1回の鋳造プロセスで製造可能な製品の数を増加させるため、3個またはそれ以上の鋳型キャビティが、1本の軸の回りで回転し、かつ共通の平面と交わるように配置されるという基本的な技術思想に基づく。したがって、本発明に係る種々の鋳型キャビティの配置は、異なる鋳型キャビティが回転の共通面において少なくとも部分的に広がるように配置されるフォーメーションとして理解されるべきである。
【0010】
本発明においては、鋳型キャビティの一部は湯道でもあり、この湯道は、溶融した鋳込材料が注がれるランナブッシュを用いて製造される実際の鋳造品の輪郭を定める鋳型キャビティに接続する。したがって、すべての鋳型キャビティが交差する共通面のみに配置されることは必ずしも必要でないことは明らかである。むしろ、それぞれの場合に必要な形状と大きさを有する種々の鋳型キャビティが共通面の一部に広がるのが一般的である。最終的に本発明の原則を満足するためには、例えば、各鋳型キャビティの湯道のランナブッシュに向けて開いた湯口が共通の交差面と交われば十分である。
【0011】
鋳型キャビティを共通面に配置した結果、中空鋳型の回転する塊と鋳込材料の塊のバランスが中空鋳型と鋳込材料の間で簡単に達成される。
なぜなら、中空鋳型と鋳込材料のアンバランスは相互に十分に補償され、遠心鋳造装置によって吸収されるべき遠心力を最小にすることができるからである。
本発明に係る遠心鋳造法を実施する場合、鋳型キャビティを形成するには、再使用可能な中空鋳型と再使用不可能な中空鋳型の両方を用いることができる。
【0012】
各中空鋳型の間で中空鋳型について可能な限り均一なバランスをとるには、n個の鋳型キャビティを配置する際、ほぼ360°/nの回転角だけ可能な限り均一にずらして配置するのが特に有利である。すなわち、種々の鋳型キャビティが全体としてはわずかの偏りしか生じないよう、円形の軌道上において互いにずらし、互いに360°/nの角度を開けて並べられる。
【0013】
本発明の方法を実施する遠心鋳造装置には基本的に二つの設計がある。本発明に係る遠心鋳造装置の第1の態様によれば、少なくとも1個の中空鋳型がそれぞれ取り付けられる少なくとも3個の保持器が備えられる。各中空鋳型には少なくとも1個の鋳型キャビティが設けられる。本発明によれば、中空鋳型は、遠心鋳造装置が稼動している間は、鋳型キャビティが単一の面内で回転するようにして保持器に配置される。例えば3個の中空鋳型を用いる場合は、個別の中空鋳型の塊によって生じた偏りが全体として補償されるように、遠心鋳造装置上において例えば星型に配置することができる。
【0014】
この態様における各中空鋳型の重さは、例えばこれらの中空鋳型における鋳型キャビティの大きさがそれぞれ異なる結果、まったく異なったものになる。そして例えば回転半径の変化によって各中空鋳型の異なる慣性モーメントが補償されるように、各中空鋳型と回転軸間の距離はそれぞれ独立に調整することができる。
【0015】
本発明に係る遠心鋳造装置の第2の態様によれば、中空鋳型取付け用の保持器が1個提供される。ただし、この場合の中空鋳型は、ただ1個の鋳型キャビティではなく、少なくとも3個の鋳型キャビティを備える。したがって、遠心鋳造装置の保持器は、遠心鋳造装置が稼動したときに鋳型キャビティが単一の面内で共通の回転軸の回りで回転するような形で、中空鋳型が取付け可能となるように設計されなければならない。これは、この態様の遠心鋳造装置においては、中空鋳型は、例えば中空鋳型の重心を通って延びる回転軸の回りで回転できることを意味する。このような配置にすると、中空鋳型が回転運動をしている間、中空鋳型の各質点は、実質上反対側にカウンターウエイト(釣合い錘)を有することになるため、面方向における中空鋳型の塊のバランスが達成される。アンバランスは、種々の鋳型キャビティに不規則な形状や配置があったときにのみ生ずる。しかし、可能な限り同じ大きさにした鋳型キャビティをほぼ均一に分布すれば、アンバランスがあったとしても許容レベルまで減殺することができる。
【0016】
中空鋳型における個々の鋳型キャビティは、中空鋳型の主慣性軸の回りで、好ましくはほぼ対称に配置される。
すでに述べたように、鋳込材料によって遠心力や鋳造時間は異なる。好ましい態様によれば、遠心鋳造装置の回転速度は、中空鋳型および/または鋳込材料により、本発明に従って設定される。こうすることにより、特に金のような、大きな熱容量または高密度の鋳込材料は比較的遅い回転速度で鋳造することができ、また低密度および小さな熱容量の鋳込材料は比較的速い回転速度で鋳造することができる。
【0017】
本発明の第2の態様に係る遠心鋳造装置において本発明に係る遠心鋳造法を実施するため、少なくとも3個の鋳型キャビティが実質的に単一の面に配置された中空鋳型が提供される。
この場合は、中空鋳型に対して、個々の鋳型キャビティに設けられる湯道の湯口が開いたランナブッシュを設けるのが特に有利である。このようにすると、液状の鋳込材料をランナブッシュに注湯するとき、種々の鋳型キャビティについてほぼ同時に、したがって比較的均一な量の充填がなされる。
【0018】
湯道は、好ましくは、交差する平面に並ぶ湯口から外側に向けて、交互に斜め上方と径方向下方に延びる。このようにすると、後に実際の鋳造品を形成する鋳型キャビティは、中空鋳型においてより稠密に充填される。なぜなら、これらの鋳型キャビティは、交互に一方の平面が他方の平面より上方になるような少なくとも2つの平面上に位置し、斜めに延びる湯道を通って交差面に位置する湯口に接続するからである。
【0019】
ランナブッシュ自体は、中空鋳型がアンバランスになることについて影響を及ぼさないよう、可能な限り円形かつ対称に形成されるべきである。
ランナブッシュに注湯される液状の鋳込材料が漏れ出すことのないように、ランナブッシュは上方に向けて径が小さくなるようにテーパ形状となっているのが好ましい。このようにして形成されるランナブッシュは上端が突き出た形状となっているため、液状鋳込材料の漏出は確実に防止することができる。この効果は、ランナブッシュを少なくとも軸方向の断面が円錐形になるようにして形成すれば得ることができる。
【0020】
本発明に係る中空鋳型を形成するには、円形の環状遮蔽体を用いることができる。中空鋳型を製造する場合は、所望の鋳型キャビティの外形を有する例えばワックス製の原型をまず製造する。この原型は、環状遮蔽体の中心にランナブッシュモルダと一緒に配置し、型材の中に埋め込む。型材を硬化させた後、原型の材料を加熱、化学処理その他の適当な方法で処理して環状遮蔽体から排出する。その結果、この環状遮蔽体とこの中で硬化した型材から中空鋳型が形成される。環状遮蔽体を用いる外にも、本発明に係る中空鋳型は、対応する適当な鋳造装置を用いて、環状以外の形に製造することができる。
【0021】
本発明に係る中空鋳型を製造するのに環状遮蔽体を用いる場合は、環状遮蔽体の内部は、中空鋳型を回転させたときに所望のバランスがとれるよう、十分に充填されなければならない。しかし、鋳型キャビティが小さいかまたは鋳型キャビティ全体の数が少なくて環状遮蔽体に比較的少ない容積しか要求されない場合には、環状遮蔽体にインサート部品を配置することにより、不必要に多い型材を使用することの無駄を避けることができる。
環状遮蔽体の中で型材のために使用できる容積は、このようなインサート部品を用いることにより減少する。その結果、環状遮蔽体中の残りの領域を充填するのに必要な型材の量は少なくなる。環状遮蔽体にインサート部品を配置する際には、全体として十分なバランスが得られ、インサート部品により引き起こされるアンバランスを実質的に回避できるようにインサート部品が配置されるよう、当然注意を払わなければならない。
【0022】
本発明に係る遠心鋳造方法、遠心鋳造装置またはこれらに適した中空鋳型は、基本的にはどのような鋳造品を製造する場合にも用いることができる。しかし、特に宝石類、義歯、歯科用品など高品質の鋳造品を製造する場合に用いると、特に有利である。
本発明に係る遠心鋳造方法、遠心鋳造装置またはこれらに適した中空鋳型は、例えば金、鋼など、基本的にはどのような鋳込材料も用いることができる。
【0023】
本発明に係る遠心鋳造方法、遠心鋳造装置またはこれらに適した中空鋳型は、例えばチタンなどの低密度の鋳込材料で鋳造をする場合に特に有利である。なぜなら、これら低密度の鋳込材料は早い回転速度が要求されるため、従来の方法または装置を用いる場合は、満足のできない品質で鋳造するか、または非常に高価な装置を使用して鋳造するしかないからである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の態様を図面を参照して詳細に説明する。
図1に模式的に示す遠心鋳造装置01は、駆動シャフト05を駆動することによって回転軸06の回りで一体に回転する、単一の面内において星型に配置された3個の保持器02,03および04を備える。
【0025】
中空鋳型07,08または09は、各保持器02,03または04に取り付けられる。鋳型キャビティ10,11または12は、各中空鋳型07,08または09に適当な形状のワックスモデルを埋め込んで溶かし出すことによって形成される。各鋳型キャビティ10,11または12は、それぞれが、図1には示していないランナブッシュと歯の形状をした鋳型キャビティの双方に通ずる3本の湯道を有する。
【0026】
各中空鋳型07,08または09と回転軸06の間の径方向距離は、重量のアンバランスを補償するため、それぞれ独立に調整される。
本発明に係る遠心鋳造法を実施する際には、中空鋳型07,08および09は回転軸06の回りで一体に回転する。十分に速い回転速度に達したときに、液状の鋳込材料を図1には示していないランナブッシュに注湯すると、遠心力が作用する結果、鋳込材料は鋳型キャビティ10,11または12に押し付けられる。本発明によれば、回転速度がバランスの調整能力に非常に優れたものであるため、中空鋳型について短時間でほぼ完全な充填が得られる。このため、熱容量が小さい鋳込材料または低密度の鋳込材料でも、十分に高い品質で鋳造することができる。
【0027】
図2は、外部からは観察できない鋳型キャビティ14をよりよく理解できるように、鋳型キャビティ14を各鋳型キャビティに通ずる湯道36とともに示す、中空鋳型13を上から見た図である。中空鋳型13は、外縁に例えばスチール製の円形環状遮蔽体15を備える。中空鋳型13を製造するには、湯道および円錐形の断面を有するランナブッシュ16に適合する所望の鋳型キャビティ14の外形に対応する、例えばワックス製の原型(ワックスモデル)が用いられる。このような原型は、例えば義歯のような目的とする鋳造物について製造される。ついで、この原型を標準的なランナブッシュモルダを用いる標準的な湯道モルダと接合する。こうして得られた原型を、回転軸に関して実質的に対称となるように、環状遮蔽体15の中心部に配置し、ついで硬化性の型材17の中に埋め込む。型材17が硬化した後、原型の材料であるワックスを溶解によって除去する。こうして所望の鋳型キャビティ形状が型材17の内部に形成される。
【0028】
図3から分かるように、各鋳型キャビティ14とランナブッシュ16は、中空鋳型13の回転軸18について対称に配置される。さらに、鋳型キャビティ14はすべて、主慣性軸18の回りにおいて共通の平面内にある。各鋳型キャビティは、液状の鋳込材料がランナブッシュ16から鋳型キャビティ14に流れ込むように、湯口37を備えた湯道36を有する。こうして中空鋳型13は、遠心鋳造装置において、中空鋳型の主慣性軸18が遠心鋳造装置の回転軸と一致するように配置される。その結果、中空鋳型13は、中空鋳型が回転したときに生ずるアンバランスが実質的に補償され、許容可能なレベルまで減殺されるようにして、遠心鋳造装置に配置することができる。実際の鋳造プロセスの際には、液状の鋳込材料は、中空鋳型13が主慣性軸18の回りで十分に速い回転速度で回転している間にランナブッシュ16に注湯される。鋳込材料に作用する遠心力の結果、鋳型キャビティ14は迅速に充填され、気泡が生じることはない。
【0029】
図4に示す態様の中空鋳型19は、その本質的な構造は中空鋳型13と一致する。この態様においても、円形リング形状の環状遮蔽体15と湯道の付属したランナブッシュ16が用いられる。また、鋳型キャビティ14も同様に硬化性の型材17に設けられる。
鋳造品――ここでは義歯――の数が比較的少ない場合でも中空鋳型19で製造することを可能にするため、環状遮蔽体15において、2つの、一部が円形形状となったインサート部品20と21を軸方向に互いに対称に配置する。インサート部品20と21を用いることにより、環状遮蔽体15の内側で型材17によって充填される容積は減少する。そして、環状遮蔽体15においては、中空鋳型19が主慣性軸18の回りで回転運動する間は、インサート部品20と21の慣性質量が互いに補償する。
【0030】
インサート部品20と21は、中実でもよいし、例えば折り曲げシートのような中空でもよい。インサート部品として折り曲げシートを用いた場合は、全体として慣性質量が減少する。
図6は、本発明の第2の態様に係る遠心鋳造装置の模式的な断面図である。この態様は、図2ないし図5に示す中空鋳型13と19を用いる場合に適している。遠心鋳造装置22は、ハウジング23内に、オペレータによって予め行われた設定に従い、制御装置25によって制御される例えばモータなどの駆動装置24を備える。駆動シャフト26は、駆動装置24によって駆動され、中心軸27の回りで回転する。駆動軸26の上端にはベースプレート28が設けられ、この上面にはスペーサ29を介してディスク形状の保持装置30が取り付けられる。保持装置30の上側には、中空鋳型13の外径と等しい径を有するディスク形状のくぼみが設けられる。中空鋳型13は、模式的にしか図示していないが、例えばねじのようなクランプ治具31と32によって、保持装置30に取り付けられる。
【0031】
中空鋳型13を保持装置30に取り付けた後、中空鋳型13の上方が閉じられるように、蓋33を上からハウジング23に取り付ける。ランナブッシュ16の上では蓋33が切欠き部34を有し、この切欠き部34を通して、溶融した鋳込材料がランナブッシュ16に注湯される。
回動自在の蓋35は、液状鋳込材料の注湯が終わった後に、切欠き部34を覆うのに用いられる。
【0032】
ランナブッシュの大きさと形状に鑑み、固化収縮に対処する液溜まりとしてバー鋳造やロストヘッドにおける特別な鋳造技術を用いる必要はない。この機能は、ランナブッシュに残留する溶融物によって実現される。この領域にある鋳込材料が最後に固化し、鋳型キャビティ14に搬送されるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の第1の態様に係る遠心鋳造装置の模式的な平面図である。
【図2】
本発明の第1の態様に係る中空鋳型の模式的な平面図である。
【図3】
図2のI−I線断面図である。
【図4】
本発明の第2の態様に係る中空鋳型の模式的な平面図である。
【図5】
図4のII−II線断面図である。
【図6】
図2から図5に示す中空鋳型とともに用いる遠心鋳造装置である。
Claims (24)
- 少なくとも1個の中空鋳型に形成される複数の鋳型キャビティが共通の回転軸の回りを回転する遠心鋳造方法により鋳造品を製造する方法において、軸(06,27)の回りで回転し、少なくとも1つの共通面と交差する少なくとも3個の鋳型キャビティ(10,11,12,14)が設けられることを特徴とする方法。
- 前記各鋳型キャビティ(10,11,12,14)は少なくとも1本の湯道(36)を備え、鋳型キャビティ(10,11,12,14)が湯道の領域、特に湯口(37)の領域で共通の平面と交差することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記鋳型キャビティを形成するのに、再使用可能な中空鋳型が用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
- 前記鋳型キャビティを形成するのに、再使用不可能な中空鋳型(10,11,12,14)が用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
- 前記複数の鋳型キャビティ(10,11,12,14)はn個が、約360°/nの回転角づつずらして実質的に均一に配置されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法。
- 遠心鋳造装置(01)が駆動されたときに、複数の鋳型キャビティ(10,11,12)が軸(06)の回りで回転し、単一の平面と交差するように、前記中空鋳型(07,08,09)が保持装置(02,03,04)に配置されることを特徴とする、少なくとも1つの鋳型キャビティを有する中空鋳型がそれぞれ取り付けられる少なくとも3つの保持装置を用いる、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法を実施する遠心鋳造装置。
- 前記複数の中空鋳型(07,08,09)は1つ1つ調整することが可能であることを特徴とする請求項6に記載の遠心鋳造装置。
- 遠心鋳造装置(22)が駆動されたときに、複数の鋳型キャビティ(14)が軸(27)の回りで回転し、1つの平面と交差するように、前記中空鋳型(13,19)が保持装置(30)に配置されることを特徴とする、少なくとも3つの鋳型キャビティを有する中空鋳型が取り付けられる少なくとも1つの保持装置を用いる、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法を実施する遠心鋳造装置。
- 使用する中空鋳型(07,08,09,13,19)および/または鋳込材料によって回転速度が調整されることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一項に記載の遠心鋳造装置。
- 前記回転速度は自動的に調整されることを特徴とする請求項9に記載の遠心鋳造装置。
- 前記中空鋳型(13,19)には、単一の平面と交差する少なくとも3つの鋳型キャビティ(14)が配置されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法で使用される中空鋳型。
- 前記複数の鋳型キャビティ(10,11,12,14)はn個が、約360°/nの回転角づつずらして実質的に均一に配置されることを特徴とする請求項11に記載の中空鋳型。
- 前記鋳型キャビティが湯道(36)を通る鋳込材料によって充填されるように、前記鋳型キャビティ(14)はそれぞれ、液状鋳込材料が注湯されるランナブッシュ(16)につながる湯口(37)をそれぞれ具備する湯道を有することを特徴とする請求項12または13に記載の中空鋳型。
- 前記複数の鋳型キャビティ(10,11,12,14)が、湯道(36)の領域、特に湯口(37)の領域で、共通の平面と交差することを特徴とする請求項13に記載の中空鋳型。
- 前記湯道は、単一の平面に位置する湯口から外側に向けて交互に斜め上方と径方向下方に延びることを特徴とする請求項11ないし14のいずれか一項に記載の中空鋳型。
- 回転方向に対称に形成されるランナブッシュ(16)が設けられることを特徴とする請求項11ないし15のいずれか一項に記載の中空鋳型。
- 前記ランナブッシュ(16)の中心軸は、実質的に前記中空鋳型の回転軸(18)に沿って延びることを特徴とする請求項16に記載の中空鋳型。
- 前記ランナブッシュ(16)は、下方から上方に向けてテーパ形状を有するように、特に少なくとも断面が円錐形に形成されることを特徴とする請求項16または17に記載の中空鋳型。
- 前記中空鋳型(13,19)の外周縁は、環状遮蔽体(15)によって形成されることを特徴とする請求項11ないし18のいずれか一項に記載の中空鋳型。
- 前記環状遮蔽体(15)における中空鋳型(19)を製造するための容積を減らすために、環状遮蔽体(15)の内周縁に接するインサート部品(20,21)が環状遮蔽体(15)に配置されることを特徴とする請求項19に記載の中空鋳型。
- ランナブッシュモルダが周方向に対称に、および/または少なくとも断面が円錐形に形成されることを特徴とする請求項10ないし17のいずれか一項に記載の中空鋳型を製造するためのランナブッシュモルダ。
- 前記ランナブッシュモルダは、排出可能な材料で形成されることを特徴とする請求項10ないし17のいずれか一項に記載の中空鋳型を製造するためのランナブッシュモルダ。
- 宝石、義歯、義歯の半製品または道具の部品の製造であることを特徴とする請求項1ないし22のいずれか一項に記載の遠心鋳造方法および/または遠心鋳造装置および/または中空鋳型および/またはランナブッシュモルダの用途。
- 鋳込材料として低密度の金属または合金、特にチタンが用いられることを特徴とする請求項1ないし22のいずれか一項に記載の遠心鋳造方法および/または遠心鋳造装置および/または中空鋳型および/またはランナブッシュモルダの適用。
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