JP2004502056A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項１】 家庭分野において製織繊維材料又は皮革からの染料損失又は染料移動を減らす方法であって、製織繊維材料又は皮革を、非水性溶媒の存在下で式：
【化１】

（式中、
Ｒ₁、Ｒ₂、Ｒ₃及びＲ₄は、それぞれ他から独立して、水素又は非置換であるか、アミノ、ヒドロキシル、シアノ又はＣ₁〜Ｃ₄アルコキシによって置換されているアルキルであり、
Ａは、場合によっては一個以上のヘテロ原子によって置換又は割込まれているアルキレンである）
で示されるアミンをアンモニウム塩と反応させ、得られたプロトン化生成物を高温でシアナミドと反応させた塩基性重縮合物であって、無機酸又は有機酸で完全又は部分的に中和されている塩基性重縮合物に基づく色止め剤で処理することを含む方法。
【請求項２】 Ａが、場合によっては、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＨ−又は−Ｎ（Ｃ₁〜Ｃ₄アルキル）−によって割込まれている、及び／又はヒドロキシルによって置換されている、Ｃ₂〜Ｃ₂₀アルキレン、特に、−ＮＨ−によって一回以上割込まれているＣ₂〜Ｃ₂₀アルキレンである、請求項１記載の方法。
【請求項３】 式（１）の化合物が、ポリエチレンポリアミン、特にジエチレントリアミンである、請求項１又は２記載の方法。
【請求項４】 シアナミドが、ジシアンジアミドである、請求項１〜３のいずれか１項記載の方法。
【請求項５】 無機酸又は有機酸が、モノ若しくはポリカルボン酸、塩酸、リン酸、硫酸又はそれらの酸の少なくとも二種の混合物である、請求項１〜４のいずれか１項記載の方法。
【請求項６】 酸が、ヒドロキシル置換脂肪族Ｃ₂〜Ｃ₆ポリカルボン酸である、請求項５記載の方法。
【請求項７】 色止め剤を漂白剤といっしょに使用する、請求項１〜６のいずれか１項記載の方法。
【請求項８】 過酸化物、特に過酸化水素を漂白剤として使用する、請求項７記載の方法。
【請求項９】 家庭分野において製織繊維材料又は皮革からの染料損失又は染料移動を減らすための洗濯用配合物であって、非水性溶媒の存在下で式：
【化２】

（式中、
Ｒ₁、Ｒ₂、Ｒ₃及びＲ₄は、それぞれ他から独立して、水素又は非置換であるか、アミノ、ヒドロキシル、シアノ又はＣ₁〜Ｃ₄アルコキシによって置換されているアルキルであり、
Ａは、場合によっては一個以上のヘテロ原子によって置換又は割込まれているアルキレンである）
で示されるアミンをアンモニウム塩と反応させ、得られたプロトン化生成物を高温でシアナミドと反応させた塩基性重縮合物であって、無機酸又は有機酸で完全又は部分的に中和されている塩基性重縮合物に基づく色止め剤を含む洗濯用配合物。
【請求項１０】 家庭分野において製織繊維材料又は皮革からの染料損失又は染料移動を減らすための織物柔軟剤であって、非水性溶媒の存在下で式：
【化３】

（式中、
Ｒ₁、Ｒ₂、Ｒ₃及びＲ₄は、それぞれ他から独立して、水素又は非置換であるか、アミノ、ヒドロキシル、シアノ又はＣ₁〜Ｃ₄アルコキシによって置換されているアルキルであり、
Ａは、場合によっては一個以上のヘテロ原子によって置換又は割込まれているアルキレンである）
で示されるアミンをアンモニウム塩と反応させ、得られたプロトン化生成物を高温でシアナミドと反応させた塩基性重縮合物であって、無機酸又は有機酸で完全又は部分的に中和されている塩基性重縮合物に基づく色止め剤を含む織物柔軟剤。
【請求項１１】 非水性溶媒の存在下で式：
【化４】

（式中、
Ｒ₁、Ｒ₂、Ｒ₃及びＲ₄は、それぞれ他から独立して、水素又は非置換であるか、アミノ、ヒドロキシル、シアノ又はＣ₁〜Ｃ₄アルコキシによって置換されているアルキルであり、
Ａは、場合によっては一個以上のヘテロ原子によって置換又は割込まれているアルキレンである）
で示されるアミンをアンモニウム塩と反応させ、得られたプロトン化生成物を高温でシアナミドと反応させた塩基性重縮合物であって、酢酸以外の脂肪族Ｃ₁〜Ｃ₁₂モノ又はポリカルボン酸で完全又は部分的に中和されている塩基性重縮合物に基づく色止め剤。