JP2004362891A - キーシート - Google Patents

キーシート Download PDF

Info

Publication number
JP2004362891A
JP2004362891A JP2003158356A JP2003158356A JP2004362891A JP 2004362891 A JP2004362891 A JP 2004362891A JP 2003158356 A JP2003158356 A JP 2003158356A JP 2003158356 A JP2003158356 A JP 2003158356A JP 2004362891 A JP2004362891 A JP 2004362891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
key top
sheet
frame
base sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003158356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4435507B2 (ja
Inventor
Takeshi Nishimura
武 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Polymatech Co Ltd
Original Assignee
Polymatech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Polymatech Co Ltd filed Critical Polymatech Co Ltd
Priority to JP2003158356A priority Critical patent/JP4435507B2/ja
Priority to EP04012527A priority patent/EP1484778A3/en
Priority to CNB2004100472206A priority patent/CN100401439C/zh
Priority to US10/861,444 priority patent/US6967292B2/en
Publication of JP2004362891A publication Critical patent/JP2004362891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4435507B2 publication Critical patent/JP4435507B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/702Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2209/00Layers
    • H01H2209/006Force isolators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2209/00Layers
    • H01H2209/01Increasing rigidity; Anti-creep
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2223/00Casings
    • H01H2223/034Bezel
    • H01H2223/0345Bezel with keys positioned directly next to each other without an intermediate bezel or frame
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2227/00Dimensions; Characteristics
    • H01H2227/036Minimise height
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2229/00Manufacturing
    • H01H2229/044Injection moulding
    • H01H2229/048Insertion moulding

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

【課題】機器の筐体に形成した仕切桟の無い操作開口から露出しており、筐体の内部へ押圧操作するキートップと、該キートップを固着するベースシートとを備えるキーシートについて、ベースシートの厚さをより薄くすることが可能なキーシートを提供する。
【解決手段】ベースシート12に、キートップ13を固着する台座部16と、該台座部16を変位可能に支持する枠状支持部14aと、を備えており、該枠状支持部14aと対向するキートップ13底部の外縁側部分に、押圧操作時に枠状支持部14aへの押圧接触を回避する逃げ部13aを形成した。そのため、台座部16を薄くしても、キートップ13が枠状支持部14aに引っかかることがなく、キートップ13を押圧操作することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、携帯電話機、PDA、カーナビゲーション装置、カーオーディオ装置など各種機器の操作部に使用する押釦スイッチ用のキーシートに関し、特に機器の筐体から露出させる複数のキートップどうしを仕切る仕切桟が無い筐体の操作開口から、複数のキートップを露出させて使用するのに好適なキーシートに関する。
【0002】
【発明の背景】
例えば図15で示す携帯電話機101のように、操作部の小型化やデザイン性などの要請から、筐体101aに形成した仕切桟の無い操作開口101bからキーシート102の複数のキートップ103を密集状態で露出させた押釦スイッチが知られている。このキートップ103を備えるキーシート102は、図16で示すように、シリコーンゴムでなるベースシート104に、複数すなわち計17個のキートップ103を固着したものである。即ち、中央上部にある大型で上下左右の方向入力を行う1個のキートップ103aと、その左右にある小型で4個のキートップ103bと、それらの下側にある12個の中型のキートップ103cとで構成される。隣り合うキートップ103a,103b,103cどうしの間隔は大変狭く、例えば0.15mm〜0.2mm程度の狭ピッチで配置されており、操作開口101bとの隙間も同程度で大変狭くされている。
【0003】
このようなキーシート102は、図17で示すように、筐体101aの裏面101cと回路基板101dとで、ベースシート104を圧接した状態で携帯電話機101に取付けられている。そして、通常はベースシート104が柔らかいシリコーンゴムでできているため、携帯電話機101の使用時に、例えば図18のように直立させたり、図19のように下向きに倒すと、キートップ103の重量に負けてベースシート104が全体的に延びて歪んでしまうことがある。こうなると、ベースシート104の押し子104aと、金属皿ばねと接点回路でなる回路基板101dに設けた接点スイッチ101eとの間に位置ずれが生じて、キートップ103を押圧しても入力出来ないという操作不良が生じることがある。
【0004】
この欠点を解消すべく本出願人は、図20で示すキーシート111を提案している(特許文献1)。このキーシート111は、ベースシート112に薄板状の硬質樹脂板113を備えている。そして、硬質樹脂板113には、格子状とした桟部113aによって各キートップ103を設ける部分に矩形状の貫通孔114を有し、この貫通孔114を閉塞するようにゴム状弾性体でなる台座部115が形成されている。このキーシート111によれば、硬質樹脂板113の桟部113aが、台座部115を変位可能に浮動支持する枠状支持部となって支持しているため、図18や図19に示すようなベースシート104の全体的な歪みの発生といった不具合を抑制できる。
【0005】
【特許文献1】
特願2003−114833
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、筐体101aに仕切桟の無い携帯電話機101は、その厚みが薄いタイプが好まれることも多い。即ち、キーシート111を筐体101aに取付けた図21の取付構造において、回路基板101dと筐体101aとの間隔d1をさらに狭くすることが要求されている。この要求に応えるために、例えば図22で示すように、台座部115を薄くしてベースシート112の表面を面一とすると、キートップ103が硬質樹脂板113に引っかかってしまい、接点入力を確実にできるようにキートップ103を押圧しきれない、という問題が生じる。
【0007】
本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、その目的は、仕切桟の無い操作開口101bからキートップ103を密集状態で露出させた押釦スイッチのように、一部に硬質部材を有するベースシート112を備えたキーシート111を用いるような場合においても、ベースシート112の厚みをより薄くして、機器の厚みを薄くすることができるキーシートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明は、機器の筐体に形成した仕切桟の無い操作開口から露出しており、筐体の内部へ押圧操作するキートップと、該キートップを固着するベースシートとを備えるキーシートについて、ベースシートに、キートップを固着する台座部と、該台座部を変位可能に支持する枠状支持部と、を備えており、該枠状支持部と対向するキートップ底部の外縁側部分に、押圧操作時に枠状支持部への押圧接触を回避する逃げ部を形成したものとして構成した。
【0009】
本発明によれば、ベースシートに、キートップを固着する台座部と、該台座部を変位可能に支持する枠状支持部と、を備えており、該枠状支持部と対向するキートップ底部の外縁側部分に、押圧操作時に枠状支持部への押圧接触を回避する逃げ部を形成したため、キートップが台座部を覆うほどの大きさであっても、キートップを押圧操作した際に、キートップが枠状支持部に引っかかることがない。そのため、台座部を薄くすることによってキーシートの厚みを薄くすることができるとともに、キートップの押圧移動量である押圧ストロークを適度に有するキーシートを得ることができる。そして、本発明は、一つの押釦スイッチに適用できるだけでなく、ベースシートに、複数の台座部と各台座部に対応する枠状支持部とを設けた複数の押釦スイッチに適用できるものとして構成できる。
【0010】
なお、押圧操作時に枠状支持部への押圧接触を回避するキートップ底部の外縁側部分の逃げ部とは、押圧操作時に枠状支持部と完全非接触となる“深さ”を持つものであることを要求する意義では無い。要するに、キートップの押圧により接点入力が成されれば良く、この意味で上記逃げ部とは、押圧操作時に枠状支持部と接触する“深さ”を持つものであっても良い。また、軽いタッチでのキートップの押圧操作により接点入力を行うためには、枠状支持部の端からキートップ底部の端までが0.5mm程度以上離れるような逃げ部を有することが好ましい。
【0011】
前記本発明のより具体的な形態としては、台座部を支持する硬質樹脂製薄板状の補強部材で枠状支持部を構成することができる。枠状支持部が台座部を支持する硬質樹脂製薄板状の補強部材でなるものとしたため、台座部が硬質樹脂で支持されてベースシートの剛性が向上し、携帯電話機やPDAなどの携帯機器の使用時にキーシートを直立させたり傾倒させたりしても、キーシートの全体的な歪みの発生が抑制される。よって、キートップと接点スイッチとの位置ずれによる操作不良や、キートップごとに押圧ストローク量が相違することによる操作性の悪化、更には機器のデザイン性への悪影響を可及的に低減することができる。そして、この補強部材を、各台座部を架け渡して固着させる貫通孔を有する一枚板とすることができる。補強部材を一枚板とすれば、全体的な剛性向上によって、キーシートの全体的な歪みの発生を確実に抑えることができる。
【0012】
さらに本発明の具体的な形態としては、台座部を架け渡して固着させる貫通孔を有する樹脂フィルムで枠状支持部を構成することができる。枠状支持部をこのような樹脂フィルムで構成しても、樹脂フィルムの貫通孔を台座部で穴埋めした構造によって、樹脂フィルムが台座部で補強されるため、キーシートの全体剛性が向上する。
【0013】
前記本発明については、さらに樹脂フィルムに、ベースシートの歪みを規制する硬質樹脂製の補強部材を設ければ、確実に歪みの発生を抑制できる。このような補強部材の具体例としては、樹脂フィルムに接着した樹脂成形体として構成することが可能で、この場合の樹脂成形体は、単一の成形体であっても、材質の異同に拘わらず複数の成形体であってもよい。また、型成形により樹脂フィルムと一体成形した樹脂成形体として構成することが可能であり、この場合の型成形は例えばインサート成形、インモールド成形を利用することができる。更に、樹脂フィルムに塗布した液状樹脂の硬化体として構成することが可能であり、この場合の液状樹脂は、熱硬化型、光硬化型、湿気硬化型、加圧加湿硬化型などの反応硬化型樹脂、あるいは熱可塑性樹脂などの無反応硬化型樹脂などを利用することができる。
【0014】
本発明については、台座部をゴム状弾性体とすることができる。枠状支持部と対向するキートップ底部の外縁側部分に、押圧操作時に枠状支持部への押圧接触を回避する逃げ部を形成しているため、キートップを押圧したときにキートップが枠状支持部に引っかからずに台座部を押圧することができ、台座部が押圧されれば、ゴム状弾性体でなるため、弾性変形して所定の押圧ストロークが達成される。そのため、キートップを押圧できないという問題が生じない。
【0015】
また本発明は、ベースシートにおけるキートップ固着面側の面が面一であるキーシートとすることができる。キートップ固着面側の面が面一なベースシートを用いたキーシートとしたため、厚さの薄いキーシートとすることができる。なお、本発明は、ベースシートのキートップとの固着面が、ベースシートのキートップと固着していない面に対して突出して形成されたキーシートとすることを否定するものではない。キートップとの固着面が固着していない面に対して盛り上がって形成されている場合であっても、その突出量が少なければ、従来型のキートップ形状では枠状支持部に引っかかり易いのであるが、本発明ではキートップに逃げ部を有しているため、枠状支持部への押圧接触を回避することができるからである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、先に説明した例と共通する構成、各実施形態で共通する構成については、同一の符号を付して重複説明を省略する。なお、以下の説明では、各種機器の一例として携帯電話機101を挙げ、これに適用する押釦スイッチ用のキーシートについて説明する。
【0017】
第1実施形態〔図1〜図3〕; 図1には、第1実施形態によるキーシート11裏面の外観図を示す。また、図2、図3は、図1のSB−SB線断面図、図1のSC−SC線断面図を各々示す。これらの図で示すように、本形態のキーシート11は、ベースシート12とベースシート12に固着したキートップ13とで構成されている。ベースシート12には、上部に矩形状の舌片部を有する角丸長方形状で一枚板の硬質樹脂板14を補強部材として備える。硬質樹脂板14には、格子状とした桟部14aによって各キートップ13を設ける部分に矩形状の貫通孔15が形成されている。貫通孔15は、ゴム状弾性体でなる台座部16にて閉塞されている。台座部16には、その底面に下向きに突出する円柱形状の押し子17が形成されており、その上面にキートップ13が載置されている。また、台座部16のキートップ13との固着面の外側部分にキートップ13を支持する薄肉状の可撓部18が形成されている。そして、硬質樹脂板14の桟部14aが枠状支持部となって、該台座部16を支持している。
【0018】
キートップ13には、その底部の外縁側部分の全周にわたって逃げ部13aが形成されている。逃げ部13aの内側には、下向きに突部13bが形成されている。突部13bの下端の固着面13cは、ベースシート12の台座部16と接着剤などにより固着されている。そのため、キートップ13のベースシート12との固着面13cは、キートップ13の天面13dよりも小面積となっており、キートップ天面13dが、台座部16を覆いさらに硬質樹脂板14の桟部14aにまで掛かる大きさであっても、キートップ13の固着面13cは、台座部16の面内に収まり、硬質樹脂板14にまでは及ばない。図4(A)には、図1〜図3に示すキートップ13の形状を正面図と平面図とで示すが、キートップ13の形状は、これに限定されず適宜の変更が可能である。その一例として、図4(B)〜図4(F)に示すような形状とすることも可能である。すなわち、キートップ13の天面13dが台座部16を覆う大きさであっても、桟部14aと対向するキートップ13底部の外縁側部分に逃げ部13aを有し、キートップ13の押圧操作時に枠状支持部である桟部14aへの押圧接触を回避するものであれば良いが、キートップ13の加工性や、操作の確実性からキートップ13底部の外縁側部分を固着面13cに対して直角に削って突部13bを設けたような図4(A)や図4(B)に示す形状とすることが好ましい。但し、内部光源から発光してキートップ13を照光させるいわゆる照光式のキーシートとする場合には、内部からの光が均一に透過し易い図4(C)や図4(D)に示す形状とすることも好ましい。また、台座部16のキートップ13との固着面の面積が小さいような場合には、図4(E)や図4(F)に示す形状とすることも好ましい。キートップ13については、文字、数字、記号などを表すインキや鍍金等でなる表示層が形成されていてもよい。
【0019】
ベースシート12は、硬質樹脂板14を基体とし、その貫通孔15にキートップ13を支持する台座部16を形成している。そして、ベースシート12におけるキートップ13との固着面13c側の面が面一に形成されている。このベースシート12は、キーシート11を直立させたり傾倒させてキートップ13の重量を硬質樹脂板14に持たせても、硬質樹脂板14の剛性によって、キーシート11の全体的な歪みが抑制される。したがって、押し子17と回路基板101dの接点スイッチ101eとの位置ずれによる操作不良や押圧ストローク量の相違による操作感の悪化、更には携帯電話機101のデザイン性が損なわれないようになっている。
【0020】
キートップ13は、その底部、すなわち、台座部16との固着面側の外縁側部分の全周にわたって逃げ部13aを有する構造としたため、キーシート11を薄くすることができる。すなわち、図21で示すように、従来のキーシート111を用いると、筐体101aと回路基板101dとの幅がd1であるのに対して、図5で示すように本発明のキーシート11を用いると、筐体101aと回路基板101dとの幅がd2と短くなっても、キートップ13が硬質樹脂板14に引っかかることなく押圧することができ、押釦機能が損なわれることはない。したがって、携帯電話機101などの機器を薄くすることができ、かつ、適度な押圧ストロークが得られて、従来のキーシートと変わりのない入力操作が可能である。但し、軽いタッチでの入力を可能とするためには、キーシート11の厚さや形状、弾性率、押し子17と接点スイッチ101eとの間隔などにもよるが、硬質樹脂板14の端からキートップ13の突部13bの端までの間隔が0.5mm以上あることが好ましい。
【0021】
さらに、台座部16には、キートップ13を押圧変位可能に浮動支持する薄肉状の可撓部18を、台座部16のキートップ13との固着面の外側部分に有しているため、キートップ13を押圧すると押圧荷重が可撓部18にかかり、可撓部18が容易に変形して、軽いタッチでキートップ13を押圧操作することができる。
【0022】
次に、キーシート11を構成する各部の材質につき説明する。
【0023】
キートップ13には、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が通常用いられる。しかしながら、シリコーンゴムや熱可塑性エラストマーなどのゴム状弾性体を用いることもできる。また、ベースシート12の剛性が高いため、重量が嵩む金属材質を利用することもできる。
【0024】
硬質樹脂板14としては、剛性の高い材質のものがキーシート11の歪み抑制の観点から好適である。このような硬質樹脂板14の材質としては、ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系共重合樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド樹脂、シリコーン系樹脂などを挙げることができる。
【0025】
台座部16をなす材質としては、シリコーンゴムの他、熱可塑性エラストマーとして、スチレン系、エステル系、ウレタン系、オレフィン系、アミド系、ブタジエン系、エチレン−酢酸ビニル系、塩化ビニル系、フッ素ゴム系、イソプレン系、塩素化ポリエチレン系などを使用することができる。そして、硬質樹脂板14と台座部16との固着方法や固着力、要求特性などに応じて、それぞれの材質が選定されることになる。また、その硬度は、JIS K6253で規定する硬さでタイプA40〜80のものが好ましい。硬度がタイプA40未満であると、台座部16が軟らかくなり過ぎてスイッチ入力する際の押圧感が悪くなってしまう場合がある。一方、硬度がタイプA80を超えると、可撓部18が変形しにくくスイッチ入力が成される押圧荷重が重くなる場合がある。
【0026】
以上のようなベースシート12を製造するには、射出成形などの型成形によって硬質樹脂板14を得る。そして、硬質樹脂板14を熱可塑性エラストマーの射出成形金型のキャビティ内に移載し、熱可塑性エラストマーを射出する。こうして台座部16を一体成形したベースシート12が得られることとなる。これ以外の製法として、二色成形を行ったり、台座部16がシリコーンゴムなどから形成される場合は、成形型を用いて硬質樹脂板14にシリコーンゴムを成形熱圧着することもできる。ベースシート12作成後は、各台座部16に、射出成形や押出成形などによって得られた所定のキートップ13を接着することで、本形態のキーシート11が得られることとなる。
【0027】
他の実施形態; 仕切桟の無い操作開口101bからキートップ13を密集状態で露出させた押釦スイッチに用いられるベースシート12には、さまざまな形態の変更が可能であるので、以下にベースシート12の変形形態について説明する。ベースシートについては、台座部を変位可能に支持する枠状支持部を、硬質樹脂製薄板状の補強部材とする場合と、台座部を架け渡して固着させる貫通孔を有する樹脂フィルムとする場合とが例示できるため、各場合に分けて説明する。
【0028】
A.枠状支持部を硬質樹脂製薄板状の補強部材とした場合
【0029】
第2実施形態〔図6〕; 図6には第2実施形態によるキーシート21の断面図を示す。キーシート21は、ベースシート22の硬質樹脂板14に、シリコーンゴムや熱可塑性エラストマーでなる補強部材及び圧接受け部としての補強外枠23が一体成形されている。このように硬質樹脂板14の外縁を被覆する補強外枠23を形成することで、ベースシート21の全体剛性が第1実施形態よりも更に向上される。また、シリコーンゴムや熱可塑性エラストマーでなる補強外枠23は、携帯電話機101の筐体101aの裏面101cにおける操作開口101bの開口縁側部分と、筐体101aに内蔵する回路基板101dと、で圧接して保持する際に、圧接を与える面に対する形状追従性に優れている。したがって、強い保持力が発揮されるとともに、操作開口101bから筐体101a内部へ侵入しようとする液体や塵埃に対する優れたシール性も発揮することができる。
【0030】
このような補強外枠23を有するベースシート22を用いても、桟部14aと対向するキートップ13底部の外縁側部分に、押圧操作時に桟部14aへの押圧接触を回避する逃げ部13a有している。そのため、キートップ13を押圧してもキートップ13が枠状支持部である桟部14aに引っかかることがなく、キートップ13の十分な押圧ストロークを得ることが可能となる。
【0031】
第3実施形態〔図7〕; 図7には第3実施形態によるキーシート31の断面図を示す。キーシート31におけるベースシート32では、貫通孔15どうしを隔てる硬質樹脂板14の桟部14aの表裏について、台座部16と一体成形したシリコーンゴムや熱可塑性エラストマーでなる補強部材としての補強層33を形成したことを特徴としている。この補強層33により細くて薄い桟部14aを破損や裂損から保護しつつ剛性を高めるようにし、第1実施形態よりもベースシート32の全体剛性を向上させて、キーシート31の歪みの発生をより確実に抑制できるようにしている。
【0032】
本実施形態では、桟部14aを補強層33が囲っているため、補強層33が台座部16の上面よりもキートップ13側に膨らんでいる。しかしながら、逃げ部13aの高さが補強層33の膨らみよりも高く形成されているため、キートップ13を押圧してもキートップ13が補強層33で覆われた桟部14aからなる枠状支持部に当たることはない。したがって、本実施形態によるキーシート31は、キーシート全体の剛性を高めながら、キートップ13の十分な押圧ストロークを達成できる。
【0033】
第4実施形態〔図8〕; 図8には第4実施形態によるキーシート41の断面図を示す。キーシート41は、ベースシート42の全体をゴム状弾性体としてのシリコーンゴムや熱可塑性エラストマーでなる弾性シート43により形成した点で、前述の各実施形態と相違している。そして、弾性シート43に形成した台座部46どうしを隔てる桟部43aの裏面には、薄板状の硬質樹脂成形体でなる枠状支持部としての補強内枠49が固着されている。したがって、本実施形態では、補強内枠49によって桟部43aにおける剛性が向上される結果、ベースシート42の全体剛性が向上され、キーシート41の歪みの発生をより確実に抑制できる。
【0034】
本実施形態でも、枠状支持部としての補強内枠49と対向するキートップ13底部の外縁側部分に、押圧操作時に補強内枠49への押圧接触を回避する逃げ部13a有しているため、キートップ13を押圧した際に、補強内枠49がキートップ13に引っかかることがなく、良好なキートップ13の押圧操作を行うことができる。
【0035】
第4実施形態によるベースシート42を製造するには、射出成形などの型成形によって補強内枠49を製造する。そして、補強内枠49を熱可塑性エラストマーの射出成形金型のキャビティ内に移載し、台座部46を射出成形すれば、ベースシート42が得られる。この製法以外では、二色成形によって製造することもできるし、台座部46がシリコーンゴムなどから形成される場合などは、成形型を用いて硬質樹脂板14にシリコーンゴムを成形熱圧着したり、予め成形しておいた台座部46に補強内枠49を接着剤で接合することもできる。さらに、変形例ではあるが、補強内枠49に対応するように例えば液状のUV硬化型樹脂を塗布して硬化させることによって、補強内枠49に対応するさらなる補強層を形成してもよい。ベースシート42作成後は、各台座部46に所定のキートップ13を接着することで、本形態のキーシート41が得られることとなる。
【0036】
B.枠状支持部を有する樹脂フィルムとした場合
【0037】
第5実施形態〔図9〕; 図9には第5実施形態によるキーシート51の断面図を示す。本実施形態では、ベースシート52が、第1実施形態で用いた硬質樹脂14の代わりに一枚の樹脂フィルム54を基体として備えている点が第1実施形態とは異なっている。樹脂フィルム54としては、携帯電話機101の筐体101aに形成した仕切桟の無い操作開口101bから台座部16で支持する複数のキートップ13を露出させた状態で直立させたり傾倒させても、キーシート51の全体的な歪みの発生を抑制することのできる剛性のある硬質のものが使用される。また、その材質は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミドなどのものを使用することができ、これらに属するアロイフィルムを使用することもできる。以上のような樹脂フィルム54の具体例としては、例えばユーピロン(登録商標)フィルム(三菱瓦斯化学株式会社)、パンライト(登録商標)シート(株式会社帝人)を使用することができる。
【0038】
以上のようなベースシート52を製造するには、抜き型などにより樹脂フィルム54に貫通孔15を形成してから射出成形金型に移載する。そして、台座部16を成形するキャビティ内に熱可塑性エラストマーを射出して硬化処理を行う。これによって各貫通孔15に台座部16が一体成形されると、ベースシート52が得られることとなる。この製法以外では、二色成形によって製造することもできるし、台座部16がシリコーンゴムなどから形成される場合は、成形型を用いて樹脂フィルム54にシリコーンゴムを成形熱圧着することもできる。この後は、各台座部16に所定のキートップ13を接着することで、本形態のキーシート51が得られることとなる。
【0039】
本実施形態でも、桟部54aと対向するキートップ13底部の外縁側部分に、押圧操作時に桟部54aへの押圧接触を回避する逃げ部13a有している。そのため、キートップ13を押圧してもキートップ13が枠状支持部である桟部14aに引っかかることがなく、キートップ13の十分な押圧ストロークを得ることが可能となる。
【0040】
第6実施形態〔図10〕; 図10には第6実施形態によるキーシート61の断面図を示す。本実施形態では、ベースシート62の樹脂フィルム54に第2実施形態と同様に、シリコーンゴムや熱可塑性エラストマーでなる補強外枠63が一体成形されている。このように樹脂フィルム54の外縁を被覆する補強外枠63を形成することで、ベースシート61の全体剛性が第5実施形態よりも更に向上される。そして、シリコーンゴムや熱可塑性エラストマーでなる補強外枠63は、携帯電話機101の筐体101aの裏面101cにおける操作開口101bの開口縁側部分と筐体101aに内蔵する回路基板101dとで圧接により保持する際に、圧接を与える面に対する形状追従性が良い。したがって、操作開口101bから筐体101a内部へ侵入しようとする液体や塵埃に対するシール性が良く、強い保持力も発揮することができる。
【0041】
このような補強外枠63を有するベースシート62を用いても、桟部54aと対向するキートップ13底部の外縁側部分に、押圧操作時に桟部54aへの押圧接触を回避する逃げ部13a有している。そのため、キートップ13を押圧してもキートップ13が枠状支持部である桟部54aに引っかかることがなく、キートップ13の十分な押圧ストロークを得ることが可能となる。
【0042】
第7実施形態〔図11〕; 図11には第7実施形態によるキーシート71の断面図を示す。キーシート71は、ベースシート72を構成する樹脂フィルム54の裏面全体に、液状樹脂を塗布し硬化させた硬化体としての補強層73を形成したものである。また、貫通孔15どうしを隔てる樹脂フィルム54の桟部54aの表裏について、台座部16と一体成形したシリコーンゴムや熱可塑性エラストマーでなる補強層74を形成している。このように本形態では、樹脂フィルム54全体を補強層73で補強した上で、薄くて細い桟部54aについては補強層74で更に補強することによって、ベースシート72の全体剛性を向上させており、キーシート71の歪みの発生をより確実に抑制できる。
【0043】
補強層73については、熱硬化型、光硬化型、湿気硬化型、加圧加湿硬化型などの反応硬化型樹脂、あるいは熱可塑性樹脂などの無反応硬化型樹脂などを利用することができる。そして、この中でも特に加圧湿気硬化型や光硬化型の反応硬化型樹脂は、低温で早く硬化させることができ、生産性効率を高めることができる点で好ましい。また、加熱の必要が無く、樹脂フィルム54として軟化点の低いものや耐熱性の低いものを使用することができるため、熱可塑性エラストマーと樹脂フィルム54の材質選択の幅を拡大できる点でも好ましい。そして、補強層73,74による補強が与えられる結果、本形態の樹脂フィルム54としては、前述の各実施形態のものより剛性が低くて軟らかい材質のものを利用することができる。
【0044】
本実施形態では、樹脂フィルム54を補強層73で補強し、さらに補強層74で囲っているため、補強層74で囲った桟部54aが台座部16の上面よりもキートップ13側に膨らんでいる。しかしながら、逃げ部13aの高さが補強層74の膨らみよりも高く形成されているため、キートップ13を押圧してもキートップ13が補強層74で囲った枠状支持部である桟部54aに当たることはない。したがって、本実施形態によるキーシート71は、キーシート全体の剛性を高めながら、キートップ13の十分な押圧ストロークを達成できる。
【0045】
第8実施形態〔図12〕; 図12には第8実施形態によるキーシート81の断面図を示す。キーシート81は、ベースシート82の台座部86を硬質樹脂で形成した点が前述の実施形態1〜7とは相違している。このような台座部86は、前述の第5実施形態と同様の方法、即ち射出成形により樹脂フィルム54に一体成形することが可能である。また、本形態のベースシート82では、貫通孔15どうしを隔てる樹脂フィルム54からなる桟部54aの裏面に、薄板状の硬質樹脂成形体でなる補強内枠84が接着剤によって固着されている。したがって、本実施形態では、補強内枠84によって桟部54aにおける剛性が向上される結果、ベースシート82の全体剛性が向上され、キーシート81の歪みの発生をより確実に抑制できる。そして、図12で示すように、補強内枠84の幅d3は台座部86間の間隔d4よりも小さく、これによって桟部54aには台座部86を浮動支持する可撓部18が形成される。
【0046】
このベースシート82は、桟部54aと対向するキートップ13底部の外縁側部分に、押圧操作時に桟部54aへの押圧接触を回避する逃げ部13a有している。そのため、キートップ13を押圧してもキートップ13が枠状支持部である桟部54aに引っかかることがなく、キートップ13の押圧操作が可能となる。
【0047】
このように桟部54aを部分的に可撓部18として利用し、補強内枠84による補強が与えられる結果、本形態の樹脂フィルム54としては、前述の各実施形態のものより剛性が低い柔らかいものが使用されている。その一例としては、ダイアミロン(登録商標)C(三菱樹脂株式会社)を使用することができる。したがって、本形態のキーシート81は、全体的に歪みが生じない程度の剛性を確保しているが、可撓部18が柔らかく良好な操作感を得ることができる。
【0048】
C.実施形態の変更例
【0049】
上述の各実施形態については以下のような変形も可能である。
【0050】
前記実施形態では、台座部16,46,86について、平面視長方形としたが、丸形でも楕円形でも、その他の多角形でもよい。また、ベースシート11,21,31,41,51,61,71,81の形状も、前記実施形態の例に拘わらず他の形状でもよく、例えば、キーシートの要求される厚みの範囲内であれば、キートップ13との固着面側の平面が面一ではなく、従来のキーシート111のように、台座部のキートップ103との接着部分が盛り上がっている構成としても良い。
【0051】
第1,第2実施形態については、例えば図13(A)で示すように桟部14aに段部14bを形成し、ここにシリコーンゴムや熱可塑性エラストマーを固着させることで、固着面積を大きくし硬質樹脂板14に対する固着力を高めることができる。また、第3実施形態については、例えば図13(B)で示すように、桟部14aに貫通孔14cを形成し、ここにシリコーンゴムや熱可塑性エラストマーを流し込んで固着させることで、固着面積を大きくするとともに表裏を繋げた連結構造によって、硬質樹脂板14に対する固着力を高めることができる。
【0052】
第3、第7実施形態のキーシート31,71では、桟部14a,54aの表裏を被覆する熱可塑性エラストマーでなる補強層33,74を例示したが、表裏の何れか一方だけを被覆するものとしてもよい。また、補強層33,74は、すべての桟部14a,54aを被覆するものではなく、部分的に被覆するものとしてもよい。
【0053】
第4実施形態のキーシート41では、弾性シート43のキートップ13との結合部分以外の桟部43aに対応する単一の成形体とした補強内枠49を例示したが、これを複数の成形体に分割構成してもよいし、部分的に桟部43aを補強しないものであってもよい。また、第2実施形態の補強外枠23を含めて単一の成形体として構成してもよい。
【0054】
第5及び第6実施形態のキーシート51,61については、台座部16を第8実施形態の台座部86のように硬質樹脂にて形成しても良い。
【0055】
更に、第7実施形態については、例えば図14(A)で示すように、桟部54aと補強層73に貫通孔54cを形成し、ここにシリコーンゴムや熱可塑性エラストマーを流し込んで固着させることで、固着面積を大きくするとともに表裏を繋げた連結構造によって、樹脂フィルム54に対する固着力を高めることができる。また、第8実施形態の補強内枠84を射出成形で形成する実施形態については、例えば図14(B)で示すように、桟部54aに貫通孔54cを形成し、ここに溶融樹脂を流し込んで硬化させ固着させた補強内枠84とすることで、固着面積を大きくするとともに表裏を繋げた連結構造によって、樹脂フィルム54に対する固着力を高めることができる。
【0056】
第8実施形態のキーシート81では、樹脂フィルム54の桟部54aの形状に対応する単一の成形体とした補強内枠84を例示したが、これを複数の成形体に分割構成してもよいし、部分的に桟部54aを補強しないものであってもよい。また、第6実施形態の補強外枠63を含めて単一の成形体として構成してもよい。
【0057】
なお、以上の各実施形態では、携帯電話機101に使用するキーシート11,21,31,41,51,61,71,81を例示したが、それ以外の機器にも適用することができる。使用時にキーシート11,21,31,41,51,61,71,81を直立させたり傾倒させることによる歪みを抑制できること、機器の厚みを薄くできること、を特徴としているため、特にキーシート11,21,31,41,51,61,71,81を直立させたり傾倒させて使用し、持ち運びされる携帯電話機やPDAやリモートコントローラなどの携帯機器について好適である。
【0058】
【発明の効果】
本発明のキーシートによれば、その厚みを薄くすることができ、このキーシートを装着した機器などの厚みを薄くすることができる。特に、仕切桟の無い操作開口からキートップを密集状態で露出させた押釦スイッチのように、硬質樹脂などの比較的硬質な素材を含んだキーシートを用いる場合であっても、キートップとの固着面側の平面が平坦なベースシートとすることが可能で、所定の押圧ストロークが達成できる厚さの薄いキーシートである。
【0059】
また、本発明のキーシートによれば、ベースシートの剛性が向上され、直立させたり傾倒させてもキーシートの歪みを抑えることができるので、直立させたり傾倒させた状態であっても、機器の入力操作を確実に行うことができ、機器のデザイン性を損ねることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態によるキーシート裏面の外観図。
【図2】図1のSB−SB線断面図。
【図3】図1のSC−SC線断面図。
【図4】種々の形状を示すキートップの正面図と平面図。
【図5】第1実施形態によるキーシートを携帯電話機に装着した状態を示す概略断面図。
【図6】第2実施形態によるキーシートの図2相当の断面図。
【図7】第3実施形態によるキーシートの図2相当の断面図。
【図8】第4実施形態によるキーシートの図2相当の断面図。
【図9】第5実施形態によるキーシートの図2相当の断面図。
【図10】第6実施形態によるキーシートの図2相当の断面図。
【図11】第7実施形態によるキーシートの図2相当の断面図。
【図12】第8実施形態によるキーシートの図2相当の断面図。
【図13】第1,第3実施形態の変形例を示す拡大要部断面図。
【図14】第7,第8実施形態の変形例を示す拡大要部断面図。
【図15】携帯電話機の外観斜視図。
【図16】図15の携帯電話機に備える一従来例によるキーシートの外観図。
【図17】一従来例によるキーシートを携帯電話機に装着した状態を示す概略断面図。
【図18】図17に示した一従来例によるキーシートを装着した携帯電話機を直立させた状態を示す概略断面図。
【図19】図17に示した一従来例によるキーシートを装着した携帯電話機を傾倒させた状態を示す概略断面図。
【図20】別の従来例によるキーシートの図2相当の断面図。
【図21】図20に示した別の従来例によるキーシートを携帯電話機に装着した状態を示す概略断面図。
【図22】薄いベースシートを用いて従来のキートップを固着したキーシートを形態電話機に装着した状態を示す概略断面図。
【符号の説明】
101 携帯電話機(機器)
101a 筐体
101b 操作開口
101c 裏面
101d 回路基板
101e 接点スイッチ
102,111 キーシート
103(103a〜103c) キートップ
104,112 ベースシート
104a 押し子
113 硬質樹脂板
113a 桟部
114 貫通孔
115 台座部
11,21,31,41,51,61,71,81 キーシート
12,22,32,42,52,62,72,82 ベースシート
13 キートップ
13a 逃げ部
13b 突部
13c 固着面
13d 天面
14 硬質樹脂板(補強部材)
14a 桟部(枠状支持部)
14b 段部
14c 貫通孔
15 貫通孔
16,46,86 台座部
17 押し子
18 可撓部
23,63 補強外枠(補強部材)
33,73、74 補強層(補強部材)
43 弾性シート
43a 桟部
49,84 補強内枠(補強部材,枠状支持部)
54 樹脂フィルム
54a 桟部(枠状支持部)
54c 貫通孔

Claims (7)

  1. 機器の筐体に形成した仕切桟の無い操作開口から露出しており、筐体の内部へ押圧操作するキートップと、該キートップを固着するベースシートとを備えるキーシートにおいて、
    ベースシートに、キートップを固着する台座部と、該台座部を変位可能に支持する枠状支持部と、を備えており、該枠状支持部と対向するキートップ底部の外縁側部分に、押圧操作時に枠状支持部への押圧接触を回避する逃げ部を形成したことを特徴とするキーシート。
  2. ベースシートに、複数の台座部と各台座部に対応する枠状支持部とを設けた請求項1記載のキーシート。
  3. 枠状支持部が台座部を支持する硬質樹脂製薄板状の補強部材でなる請求項1または請求項2記載のキーシート。
  4. 枠状支持部が台座部を架け渡して固着させる貫通孔を有する樹脂フィルムでなる請求項1または請求項2記載のキーシート。
  5. 樹脂フィルムに、ベースシートの歪みを規制する硬質樹脂製の補強部材を設けた請求項4記載のキーシート。
  6. 台座部がゴム状弾性体でなる請求項1〜請求項5何れか1項記載のキーシート。
  7. ベースシートにおけるキートップ固着面側の面が面一である請求項1〜請求項6何れか1項記載のキーシート。
JP2003158356A 2003-06-03 2003-06-03 キーシート Expired - Fee Related JP4435507B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003158356A JP4435507B2 (ja) 2003-06-03 2003-06-03 キーシート
EP04012527A EP1484778A3 (en) 2003-06-03 2004-05-27 Key sheet
CNB2004100472206A CN100401439C (zh) 2003-06-03 2004-05-31 键板
US10/861,444 US6967292B2 (en) 2003-06-03 2004-06-07 Key sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003158356A JP4435507B2 (ja) 2003-06-03 2003-06-03 キーシート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004362891A true JP2004362891A (ja) 2004-12-24
JP4435507B2 JP4435507B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=33157161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003158356A Expired - Fee Related JP4435507B2 (ja) 2003-06-03 2003-06-03 キーシート

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6967292B2 (ja)
EP (1) EP1484778A3 (ja)
JP (1) JP4435507B2 (ja)
CN (1) CN100401439C (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018053A1 (ja) 2005-08-05 2007-02-15 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. キーフレームおよび押釦スイッチ用カバー部材
JP2007109419A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc ボタンキー構造、ボタンキーおよび携帯端末装置
JP2007141662A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Polymatech Co Ltd キーシート
JP2007242358A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Polymatech Co Ltd スライド操作キーシート
JP2008097895A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Sanyo Electric Co Ltd 操作釦を具えた電気機器及び該操作釦の取付け方法
JP2009187854A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Polymatech Co Ltd キーシート
JP2009283475A (ja) * 2009-09-02 2009-12-03 Polymatech Co Ltd キーシート
US7737375B2 (en) 2006-04-20 2010-06-15 Polymatech Co., Ltd. Key sheet
JP2021135589A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 ファナック株式会社 キーボード

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4435507B2 (ja) * 2003-06-03 2010-03-17 ポリマテック株式会社 キーシート
JP4165646B2 (ja) * 2003-12-25 2008-10-15 ポリマテック株式会社 キーシート
CN1934668B (zh) * 2004-03-25 2010-11-24 信越聚合物株式会社 按钮开关用盖部件和其制造方法
KR101035816B1 (ko) * 2004-04-05 2011-05-20 선아로 가부시키가이샤 보강판 부착 키 유닛
WO2005109460A1 (ja) 2004-05-07 2005-11-17 Sunarrow Limited 支持枠付キーユニット
EP1768146A4 (en) * 2004-05-28 2010-01-13 Sunarrow Ltd KEY UNIT WITH HOUSING
JP4468096B2 (ja) 2004-07-20 2010-05-26 ポリマテック株式会社 キーシート及びキーシートの製造方法
US7715889B2 (en) * 2004-07-29 2010-05-11 Kyocera Corporation Portable electronic device
JP4398951B2 (ja) * 2006-04-03 2010-01-13 ポリマテック株式会社 キーシート
JP4413892B2 (ja) * 2006-07-03 2010-02-10 ポリマテック株式会社 キーシート
US7825899B2 (en) * 2006-07-18 2010-11-02 Research In Motion Limited Piano-style keypad employing a light guide
US8017216B2 (en) 2006-08-02 2011-09-13 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Member for push button switch and method of manufacturing the same
WO2008096406A1 (ja) * 2007-02-05 2008-08-14 Panasonic Corporation キーシート、押圧式スイッチ、及びこれを備えた電子機器
JP5322473B2 (ja) * 2007-03-30 2013-10-23 富士通コンポーネント株式会社 キーボード
CN201311498Y (zh) * 2008-11-27 2009-09-16 比亚迪股份有限公司 一种导光板及导光按键板
EP3095011B1 (en) * 2014-01-13 2022-11-30 Ecole Polytechnique Fédérale de Lausanne (EPFL) Orbiting masses system
EP3059074A1 (de) * 2015-02-18 2016-08-24 Technische Universität München Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines dreidimensionalen Objekts
CN110323095B (zh) * 2018-03-30 2021-05-25 昆山康龙电子科技有限公司 具有较佳触控手感的触控按键
TWI702626B (zh) * 2018-03-30 2020-08-21 英屬開曼群島商康而富控股股份有限公司 具有較佳按壓手感的觸控按鍵
TW201941905A (zh) * 2018-03-30 2019-11-01 英屬開曼群島商康而富控股股份有限公司 用於製造二物件之間的彈性結構的方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1944140B2 (de) 1969-08-30 1972-02-17 Olympia Werke Ag, 2940 Wilhelmshaven Tastatur fuer bueromaschinen
JPH04329228A (ja) * 1991-04-30 1992-11-18 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 防滴構造の押釦スイッチ
US5661279A (en) * 1995-10-26 1997-08-26 Sunarrow Co., Ltd. Pushbutton switch
DE29803399U1 (de) 1998-02-26 1998-06-10 Siemens Ag Tastaturkontaktmatte für elektrische und elektronische Geräte
CN2397587Y (zh) * 1999-09-23 2000-09-20 庄文豪 连动式按键
JP4414066B2 (ja) * 2000-06-15 2010-02-10 ポリマテック株式会社 積層キーシート
DE10145769A1 (de) 2001-09-17 2003-04-24 Siemens Ag Tastatur für Kommunikationsendgeräte
JP2003114833A (ja) 2001-10-03 2003-04-18 Hitachi Ltd インタフェース制御装置および記憶装置ならびにインタフェース制御方法
US6734382B2 (en) * 2002-05-31 2004-05-11 Polymatech Co., Ltd. Indicator portion forming method for push switch and push switch having an indicator portion
JP4165864B2 (ja) * 2002-09-19 2008-10-15 ポリマテック株式会社 キーシートおよびその樹脂キートップとキーパッドの分離方法
JP2004221000A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Nec Access Technica Ltd キーシート、キーボタン取付構造及び該構造を備えた電子機器
US7262379B2 (en) 2003-04-11 2007-08-28 Polymatech Co., Ltd. Key sheets and method of producing the same
JP4214465B2 (ja) 2003-04-18 2009-01-28 ポリマテック株式会社 キーシート
JP4473538B2 (ja) * 2003-04-11 2010-06-02 ポリマテック株式会社 キーシート
JP4435507B2 (ja) * 2003-06-03 2010-03-17 ポリマテック株式会社 キーシート

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018053A1 (ja) 2005-08-05 2007-02-15 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. キーフレームおよび押釦スイッチ用カバー部材
US7999204B2 (en) 2005-08-05 2011-08-16 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Key frame and cover member for push button switch
JP4711409B2 (ja) * 2005-10-11 2011-06-29 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯端末装置
JP2007109419A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc ボタンキー構造、ボタンキーおよび携帯端末装置
JP2007141662A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Polymatech Co Ltd キーシート
US7358454B2 (en) 2005-11-18 2008-04-15 Polymatech Co. Ltd. Key sheet
JP2007242358A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Polymatech Co Ltd スライド操作キーシート
JP4746447B2 (ja) * 2006-03-07 2011-08-10 ポリマテック株式会社 スライド操作キーシート
US7737375B2 (en) 2006-04-20 2010-06-15 Polymatech Co., Ltd. Key sheet
JP2008097895A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Sanyo Electric Co Ltd 操作釦を具えた電気機器及び該操作釦の取付け方法
JP2009187854A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Polymatech Co Ltd キーシート
JP4542192B2 (ja) * 2009-09-02 2010-09-08 ポリマテック株式会社 キーシート
JP2009283475A (ja) * 2009-09-02 2009-12-03 Polymatech Co Ltd キーシート
JP2021135589A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 ファナック株式会社 キーボード
JP7436243B2 (ja) 2020-02-25 2024-02-21 ファナック株式会社 キーボード

Also Published As

Publication number Publication date
EP1484778A3 (en) 2007-02-21
JP4435507B2 (ja) 2010-03-17
US6967292B2 (en) 2005-11-22
US20050000788A1 (en) 2005-01-06
CN100401439C (zh) 2008-07-09
EP1484778A2 (en) 2004-12-08
CN1574143A (zh) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4435507B2 (ja) キーシート
US7034235B2 (en) Key sheet
EP1467391B1 (en) Key sheets and method of producing the same
EP1952544B1 (en) Waterproof in-mould foil (imf) cover with two layers for a portable electronic device
EP1876621B1 (en) Key sheet and pushbutton switch
US7465889B2 (en) Pushbutton switch cover sheet and method of manufacturing the same
US7358454B2 (en) Key sheet
US7361859B2 (en) Key sheet
JP4473538B2 (ja) キーシート
JP4468096B2 (ja) キーシート及びキーシートの製造方法
JP4625292B2 (ja) キーシート及びキーシートの製造方法
JP4214465B2 (ja) キーシート
US20100193343A1 (en) Key sheet and method for manufacturing the same
JP4398718B2 (ja) キーシート一体型筐体パネル
JP4347679B2 (ja) キーシート
JP4376572B2 (ja) キーシート
JP2007273304A (ja) キートップ板
JP2006209989A (ja) 補強板付きキーシート及びその製造方法
JP4362361B2 (ja) キーシート
JP2008198623A (ja) キーシート
JP3409000B2 (ja) 電子機器の制御パネルとその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees