JP2004360652A - ルーツ式圧縮機モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトなルーツ式圧縮機モジュールを提供すること。
【解決手段】ルーツ式の圧縮機11の主動ロータと同軸上には、該主動ロータ及び従動ロータを回転駆動する電動モータ12が配設されている。モータハウジング12aは圧縮機ハウジング20に接合固定されている。圧縮機ハウジング20には、圧縮機11からの吐出ガスを濾過するためのマフラ13が支持されている。圧縮機ハウジング20内においてロータ室の吐出側から主動ロータの軸線Lと交差する方向には吐出路が延出されている。該吐出路は連通路29によってマフラ13に接続されている。主動ロータの軸線L方向を前後方向とすると、電動モータ12の側方にマフラ13が配置されている。連通路29は、吐出路側から主動ロータの軸線L方向に沿って電動モータ12側へと延在されてマフラ13に接続されている。
【選択図】 図1
【解決手段】ルーツ式の圧縮機11の主動ロータと同軸上には、該主動ロータ及び従動ロータを回転駆動する電動モータ12が配設されている。モータハウジング12aは圧縮機ハウジング20に接合固定されている。圧縮機ハウジング20には、圧縮機11からの吐出ガスを濾過するためのマフラ13が支持されている。圧縮機ハウジング20内においてロータ室の吐出側から主動ロータの軸線Lと交差する方向には吐出路が延出されている。該吐出路は連通路29によってマフラ13に接続されている。主動ロータの軸線L方向を前後方向とすると、電動モータ12の側方にマフラ13が配置されている。連通路29は、吐出路側から主動ロータの軸線L方向に沿って電動モータ12側へと延在されてマフラ13に接続されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルーツ式圧縮機モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5に示すように、ルーツ式圧縮機モジュールとしては、ルーツ式の圧縮機51と電動モータ52とが一体化されてなるものが存在する(例えば、特許文献1参照。)。圧縮機51は、圧縮機ハウジング51a内に形成されたロータ室53に主動ロータ54と従動ロータ55とが収容されてなる。電動モータ52は主動ロータ54と同軸上に配設されており、該主動ロータ54及び従動ロータ55を回転駆動する。電動モータ52のケーシングたるモータハウジング52aは、圧縮機ハウジング51aに接合固定されている。
【0003】
前記特許文献1のルーツ式圧縮機モジュールにおいて、圧縮機ハウジング51aの側方には、大容量の空間部56が設けられている。圧縮機ハウジング51a内においてロータ室53の吐出側からは、主動ロータ54の軸線Lに対して垂直方向でかつ空間部56の配置側とは異なる方向に向かって吐出路57が延出されている。吐出路57は、圧縮機ハウジング51aの側方に設けられた連通路58を介して空間部56に接続されている。連通路58は、吐出路57側から圧縮機ハウジング51aの周方向に延在されて空間部56に接続されている。
【0004】
そして、前記ロータ室53からの吐出ガスが空間部56を経由することで、該空間部56における膨張作用によって、ルーツ式圧縮機モジュールから吐出されるガスの脈動を低減することができる。つまり、空間部56は、圧縮機51からの吐出ガスを脈動低減処理するマフラデバイスとして把握することができる。なお、ルーツ式圧縮機モジュールの用途によっては、前述した空間部56の位置に該空間部56に換えて、圧縮機51からの吐出ガスを濾過処理するフィルタデバイスや、圧縮機51からの吐出ガスを冷却処理するガスクーラデバイスが配設される場合もある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−12375号公報(第3,4頁、第2,3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図5に示すように、前記ルーツ式圧縮機モジュールにおいては、圧縮機ハウジング51aの側方に空間部56が突出されているとともに、該圧縮機ハウジング51aの側方において空間部56と異なる位置には、連通路58を形成するための肉部59が突出されている。従って、圧縮機ハウジング51aの軸直交断面の外形が、空間部56側及び連通路58側の二方向に大きくなり、ひいてはルーツ式圧縮機モジュールが大型化する問題があった。
【0007】
本発明の目的は、コンパクトなルーツ式圧縮機モジュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1のルーツ式圧縮機モジュールでは、圧縮機の主動ロータの軸線方向を前後方向とすると、電動モータの側方にデバイスが配置されている。また、連通路は、圧縮機が備えるロータ室から延出された吐出路側から、主動ロータの軸線方向に沿って電動モータ側へと延在されてデバイスに接続されている。従って、ルーツ式圧縮機モジュールを軸線方向から見た場合、連通路を形成するための肉部とデバイスとが重なるように配置されることとなり、この重なる分だけルーツ式圧縮機モジュールをコンパクト化することができる。
【0009】
請求項2の発明は請求項1において、前記デバイスを第1のデバイスとすると、前記圧縮機ハウジング又は前記モータハウジングには、前記第1のデバイスで処理された吐出ガスに該第1のデバイスとは異なる処理を施す第2のデバイスが支持されている。また、前記圧縮機ハウジング又は前記モータハウジングには、前記第2のデバイスで処理された吐出ガスに前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスとは異なる処理を施す第3のデバイスが支持されている。このように複数のデバイスを圧縮機及び電動モータ等とともにモジュール化することで、これらの設置作業が容易となる。
【0010】
請求項3の発明は請求項2において、前記第2のデバイスは前記電動モータの側方に配置され、前記第3のデバイスは前記圧縮機の側方に配置され、前記第2のデバイスと前記第3のデバイスとは前記主動ロータの軸線方向に沿って列配置されている。つまり、第2のデバイス及び第3のデバイスは、連通路においては圧縮機側から電動モータ側へ向かっていたガスの流れを、電動モータ側から圧縮機側へ方向転換するようにして配置されている。従って、例えば、第1〜第3のデバイスを、主動ロータの軸線方向に沿って一列に配置する場合と比較して、ルーツ式圧縮機モジュールが軸線方向に大型化することを抑制できる。
【0011】
請求項4の発明は請求項2において、前記第2のデバイス及び前記第3のデバイスは、前記電動モータの側方に配置されており、前記第1デバイス及び第2デバイス並びに第3デバイスは、前記電動モータの周方向に沿って列配置されている。つまり、第2のデバイス及び第3のデバイスは、連通路においては圧縮機側から電動モータ側へ向かっていたガスの流れを、電動モータの周方向に方向転換するようにして配置されている。従って、例えば、第1〜第3のデバイスを、主動ロータの軸線方向に沿って一列に配置する場合と比較して、ルーツ式圧縮機モジュールが軸線方向に大型化することを抑制できる。
【0012】
請求項5の発明は請求項2〜4のいずれか一項において、第1〜第3のデバイスの一態様を具体化するものである。すなわち、前記第1のデバイスは、マフラ、フィルタ及びガスクーラのうちのいずれか一つよりなるとともに、前記第2のデバイスは残りの二つのうちのいずれか一つよりなり、前記第3のデバイスは残りの一つよりなっている。マフラは、圧縮機からの吐出ガスを脈動低減処理するデバイスである。フィルタは、圧縮機からの吐出ガスを濾過処理するデバイスである。ガスクーラは、圧縮機からの吐出ガスを冷却処理するデバイスである。
【0013】
請求項6の発明は請求項5において、前記マフラは前記ガスクーラよりも上流側に配設されている。従って、圧縮機からの吐出ガスに脈動が発生している場合、該吐出ガスは脈動がマフラで低減された後にガスクーラへと流入される。従って、熱交換器としての機能上、比較的壁が薄いガスクーラにおいて、吐出ガスの脈動に起因した放射音が発生することを抑制できる。
【0014】
請求項7の発明は請求項1〜6のいずれか一項において、前記圧縮機は、燃料電池車が備える燃料電池に対して酸素又は水素を圧送するために用いられる。つまり、本発明のルーツ式圧縮機モジュールは車載用である。車載用のルーツ式圧縮機モジュールは特に配置スペースの制約が大きい。従って、請求項1〜6のいずれか一項の発明によってコンパクト化された圧縮機モジュールは、車載用として特に好適であると言える。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を燃料電池車に搭載されるルーツ式圧縮機モジュールに具体化した第1及び第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態においては第1実施形態との相違点についてのみ説明し、同一又は相当部材には同じ番号を付して説明を省略する。
【0016】
○第1実施形態
図1は、燃料電池車の燃料電池FCに対してエアを圧送供給するために用いられる、ルーツ式圧縮機モジュール(以下、単に圧縮機モジュールという)CMを中核としたエア供給システムを示す概略構成図である。圧縮機モジュールCMの吸入側には、エアクリーナACが外部配管25を介して接続されている。圧縮機モジュールCMは、エアクリーナAC及び外部配管25を介して大気(エア)を吸入する。圧縮機モジュールCMの吐出側には、外部配管27を介して燃料電池FCが接続されている。圧縮機モジュールCMで圧縮されたエアは、外部配管27を介して燃料電池FCに供給される。
【0017】
前記圧縮機モジュールCMは、ルーツ式の圧縮機11と電動モータ12とが一体化されてなる。図2に示すように、圧縮機11のケーシングたる圧縮機ハウジング20内には、横断面瓢箪形状をなすロータ室20aが区画されている。圧縮機ハウジング20には、ロータ室20aを挿通するようにして、駆動軸21及び従動軸22がそれぞれ回転可能に支持されている。
【0018】
前記駆動軸21は、電動モータ12によって動力の供給を受けて回転される。従動軸22は、駆動軸21と平行に配置されており、図示しないギヤを介して駆動軸21から動力の伝達を受けて回転される。圧縮機11において駆動軸21は下方側に配置され、従動軸22は上方側に配置されている。ロータ室20a内において駆動軸21には、二葉状の主動ロータ23が一体回転可能に止着されており、従動軸22には、同じく二葉状の従動ロータ24が一体回転可能に止着されている。電動モータ12は、駆動軸21及び従動軸22を介して主動ロータ23及び従動ロータ24を回転駆動する。本実施形態においては、主動ロータ23の軸線L方向を圧縮機モジュールCMの前後方向とする。
【0019】
図1及び図2に示すように、前記電動モータ12は、主動ロータ23と同軸上に配設されている。電動モータ12のケーシングたるモータハウジング12aは、圧縮機ハウジング20に接合固定されている。圧縮機ハウジング20内においてロータ室20aの吸入側には、主動ロータ23の軸線Lに対して垂直方向でかつ図2において圧縮機ハウジング20の右方側に向って、吸入路26が形成されている。吸入路26には、外部配管25を介してエアクリーナACが接続されている。
【0020】
圧縮機ハウジング20内においてロータ室20aの吐出側からは、主動ロータ23の軸線Lに対して垂直方向に、かつ吸入路26と反対側、つまり図2において左方側に向かって、吐出路28が延出されている。
【0021】
前記圧縮機モジュールCMには第1のデバイスとしてのマフラ13が組み付けられている。圧縮機11の吐出路28は、圧縮機ハウジング20に設けられた連通路29を介してマフラ13の入口13aに接続されている。箱状のマフラ13は、連通路29を形成すべく圧縮機ハウジング20の側方に突設された肉部30に支持されている。
【0022】
マフラ13は、大容量の空間部13bを備えた膨張型である。すなわち、マフラ13は、ロータ室20aからの吐出エアが空間部13bで膨張することによって、圧縮機11から吐出されたエアの脈動を低減する。マフラ13は、電動モータ12の側方に配置されている。連通路29は、吐出路28側から主動ロータ23の軸線L方向に沿って電動モータ12側へと延在されることでマフラ13に接続されている。
【0023】
マフラ13の出口13cには、連結通路16を介して第2のデバイスとしてのフィルタ14の入口14aが接続されている。フィルタ14は、連結通路16、マフラ13を介して圧縮機ハウジング20に支持されている。フィルタ14は、マフラ13の上方において電動モータ12の側方に配置されている。フィルタ14は、円柱状のケース14b内にフィルタエレメント14cを備えており、マフラ13を介して圧縮機11から吐出されたエアを濾過することで例えば圧縮機11で発生する摩耗粉を吐出エアから除去する。フィルタ14は、該フィルタの軸線が主動ロータ23の軸線Lと平行になるように配置されている。
【0024】
前記フィルタ14の出口14dには、第3のデバイスとしてのガスクーラ15の入口15aが接続されている。ガスクーラ15は、フィルタ14、連結通路16、マフラ13を介して圧縮機ハウジング20に支持されている。円柱状のガスクーラ15は、フィルタ14よりも大径となっている。ガスクーラ15の軸線は、フィルタ14の軸線と同一直線上に位置している。ガスクーラ15には、水冷式の図示しない冷却系回路が設けられている。該冷却系回路を流れる冷却水によって、ガスクーラ15に流入した吐出エアが冷却される。
【0025】
また、本実施形態においては、前記冷却系回路の一部が分岐されて圧縮機11や電動モータ12も冷却する構成とされている。ガスクーラ15の出口15bには、外部配管27を介して燃料電池FCが接続されている。
【0026】
上記構成の本実施形態においては次のような効果を奏する。
(1)上述したように、電動モータ12の側方にマフラ13が配置されている。また、連通路29は、圧縮機11の吐出路28側から、圧縮機11の主動ロータ23の軸線L方向に沿って電動モータ12側へと延在されてマフラ13に接続されている。従って、圧縮機モジュールCMを軸線L方向から見た場合、連通路29を形成するための肉部30とマフラ13とが重なるように配置されることとなり、この重なる分だけ圧縮機モジュールCMをコンパクト化することができる。
【0027】
(2)圧縮機ハウジング20には、マフラ13及び連結通路16を介してフィルタ14が支持されており、さらに該フィルタ14を介してガスクーラ15が支持されている。従って、3個のデバイス(マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15)を圧縮機11及び電動モータ12とともにモジュール化することで、これらの設置作業が容易となる。また、モジュール化することで、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15それぞれを繋ぐ配管を短くしたり省略することができるため、部品点数低減、重量低減及びエアの低圧損化を図ることができる。
【0028】
(3)3個のデバイスをモジュール化することで、ガスクーラ15の冷却系回路の一部が分岐されて圧縮機11や電動モータ12も冷却する構成にすることが可能となる。よって、圧縮機11用の冷却配管とガスクーラ15用の冷却配管とを外部配管を介さずに直接繋ぐことができるため、さらなる部品点数低減と重量低減、及び冷却水の低圧損化を図ることができる。
【0029】
(4)フィルタ14は電動モータ12の側方に配置されている。ガスクーラ15は圧縮機11の側方に配置され、フィルタ14とガスクーラ15とは主動ロータ23の軸線L方向に沿って列配置されている。つまり、フィルタ14及びガスクーラ15は、連通路29においては圧縮機11側から電動モータ12側へ向かっていたエアの流れを、電動モータ12側から圧縮機11側へ方向転換するようにして配置されている。従って、例えば、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15を主動ロータ23の軸線L方向に沿って一列に配置する場合と比較して、圧縮機モジュールCMが軸線L方向に大型化することを抑制できる。
【0030】
(5)マフラ13はガスクーラ15よりも上流側に配設されている。従って、圧縮機11からの吐出エアに脈動が発生している場合、該吐出エアは脈動がマフラ13で低減された後にガスクーラ15へ流入される。従って、熱交換器としての機能上、比較的壁が薄いガスクーラ15において、吐出エアの脈動に起因した放射音が発生することを抑制できる。
【0031】
(6)圧縮機11は、燃料電池車が備える燃料電池FCに対してエア(エアに含まれる酸素)を圧送するために用いられている。車載用の圧縮機モジュールCMは特に配置スペースの制約が大きいため、コンパクト化された本実施形態の圧縮機モジュールCMは、車載用として特に好適であると言える。
【0032】
○第2実施形態
図3に示すように、本実施形態においてフィルタ14及びガスクーラ15は、電動モータ12の側方に配置されており、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15は、電動モータ12の周方向に沿って列配置されている。つまり、フィルタ14及びガスクーラ15は、連通路29においては圧縮機11側から電動モータ12側へ向かっていたエアの流れを、電動モータ12の周方向に方向転換するようにして配置されている。従って、例えば、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15を、主動ロータ23の軸線L方向に沿って一列に配置する場合と比較して、圧縮機モジュールCMが軸線L方向に大型化することを抑制できる。
【0033】
フィルタ14及びガスクーラ15は、電動モータ12の側方において従動ロータ24に対向するように配置されている。つまり、フィルタ14及びガスクーラ15は、電動モータ12の側方において従動ロータ24と対向する領域に生じる空間(デッドスペース)に一部が配置されている。従って、圧縮機モジュールCMを軸線L方向から見た場合、フィルタ14及びガスクーラ15と圧縮機11の従動ロータ24側とが一部重なるように配置されることとなり、この重なる分だけ圧縮機モジュールCMをさらにコンパクト化することができる。なお、圧縮機モジュールCMからエアが吐出される側は、圧縮機モジュールCMにエアが流入される側と同じ側とされている。
【0034】
なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で例えば以下の態様でも実施できる。
○上記第1実施形態においては、圧縮機モジュールCMから吐出されるエアは、圧縮機モジュールCMに対して前方側へ向って吐出されるようになっており、上記第2実施形態においては、圧縮機モジュールCMにエアが流入される側と同じ側である左方側へ向って吐出されていた。これらの設定は、燃料電池FCと圧縮機モジュールCMとのレイアウトに対応していたのであり、該レイアウトの変更に応じて、フィルタ14及びガスクーラ15の配置は適宜変更可能である。
【0035】
○上記各実施形態においては、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15は圧縮機ハウジング20に支持されていた。つまり、マフラ13は連結通路16を介して圧縮機ハウジング20に支持されており、フィルタ14はマフラ13及び連結通路16を介して圧縮機ハウジング20に支持されており、ガスクーラ15はフィルタ14及びマフラ13並びに連結通路16を介して圧縮機ハウジング20に支持されていた。これを変更し、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15をモータハウジング12aによって支持する構成としてもよい。
【0036】
○上記各実施形態においては、マフラ13が第1のデバイスとされ、フィルタ14が第2のデバイスとされ、ガスクーラ15が第3のデバイスとされていた。しかし、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15を第1〜第3のデバイスに当てはめる順列はこの順列に限定されるものではなく、他の順列であってもよい。すなわち、第1のデバイスをマフラ13とした上で、第2のデバイスをガスクーラ15とするとともに第3のデバイスをフィルタ14としてもよい。
【0037】
また、第1のデバイスをフィルタ14とした上で、第2のデバイスをマフラ13とするとともに第3のデバイスをガスクーラ15としたり、第2のデバイスをガスクーラ15とするとともに第3のデバイスをマフラ13としてもよい。また、第1のデバイスをガスクーラ15とした上で、第2のデバイスをマフラ13とするとともに第3のデバイスをフィルタ14としたり、第2のデバイスをフィルタ14ととともに第3のデバイスをマフラ13としてもよい。
【0038】
○上記各実施形態において圧縮機モジュールCMには、デバイスが3個(マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15)組み付けられていたが、これに限らず、デバイスを1個、2個又は4個以上組み付ける態様としてもよい。
【0039】
○上記各実施形態においてマフラ13は、膨張型であったが、これに限らず、共鳴型や拡張型でもよい。
○上記各実施形態において圧縮機モジュールCMは、燃料電池車の燃料電池FCに対してエア(エアに含まれる酸素)を圧送供給するために用いられていたが、これに限らず、燃料電池FCに対して水素を圧送供給するために用いてもよい。
【0040】
○上記各実施形態においてルーツ式の圧縮機11の主動ロータ23及び従動ロータ24は、二葉状であったが、これに限らず、三葉状や3次元的に捩れた形状でもよい。
【0041】
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について記載すると、前記デバイスを第1のデバイスとすると、前記圧縮機ハウジング又は前記モータハウジングには、前記第1のデバイスで処理された吐出ガスに該第1のデバイスとは異なる処理を施す第2のデバイスが支持されており、前記第1のデバイスはマフラよりなるとともに前記第2のデバイスはガスクーラよりなっている請求項1に記載のルーツ式圧縮機モジュール。
【0042】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、コンパクトなルーツ式圧縮機モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エア供給システムを示す概略構成図。
【図2】ルーツ式圧縮機モジュールの横断面図。
【図3】別例を示す横断面図。
【図4】従来技術を示す平面図。
【図5】図4のV−V線断面図。
【符号の説明】
11…圧縮機、12…電動モータ、12a…モータハウジング、13…第1及び第2実施形態における第1のデバイスとしてのマフラ、14…第1及び第2実施形態における第2のデバイスとしてのフィルタ、15…第1及び第2実施形態における第3のデバイスとしてのガスクーラ、20…圧縮機ハウジング、20a…ロータ室、23…主動ロータ(L…軸線)、24…従動ロータ、28…吐出路、29…連通路、CM…ルーツ式圧縮機モジュール、FC…燃料電池。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルーツ式圧縮機モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5に示すように、ルーツ式圧縮機モジュールとしては、ルーツ式の圧縮機51と電動モータ52とが一体化されてなるものが存在する(例えば、特許文献1参照。)。圧縮機51は、圧縮機ハウジング51a内に形成されたロータ室53に主動ロータ54と従動ロータ55とが収容されてなる。電動モータ52は主動ロータ54と同軸上に配設されており、該主動ロータ54及び従動ロータ55を回転駆動する。電動モータ52のケーシングたるモータハウジング52aは、圧縮機ハウジング51aに接合固定されている。
【0003】
前記特許文献1のルーツ式圧縮機モジュールにおいて、圧縮機ハウジング51aの側方には、大容量の空間部56が設けられている。圧縮機ハウジング51a内においてロータ室53の吐出側からは、主動ロータ54の軸線Lに対して垂直方向でかつ空間部56の配置側とは異なる方向に向かって吐出路57が延出されている。吐出路57は、圧縮機ハウジング51aの側方に設けられた連通路58を介して空間部56に接続されている。連通路58は、吐出路57側から圧縮機ハウジング51aの周方向に延在されて空間部56に接続されている。
【0004】
そして、前記ロータ室53からの吐出ガスが空間部56を経由することで、該空間部56における膨張作用によって、ルーツ式圧縮機モジュールから吐出されるガスの脈動を低減することができる。つまり、空間部56は、圧縮機51からの吐出ガスを脈動低減処理するマフラデバイスとして把握することができる。なお、ルーツ式圧縮機モジュールの用途によっては、前述した空間部56の位置に該空間部56に換えて、圧縮機51からの吐出ガスを濾過処理するフィルタデバイスや、圧縮機51からの吐出ガスを冷却処理するガスクーラデバイスが配設される場合もある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−12375号公報(第3,4頁、第2,3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図5に示すように、前記ルーツ式圧縮機モジュールにおいては、圧縮機ハウジング51aの側方に空間部56が突出されているとともに、該圧縮機ハウジング51aの側方において空間部56と異なる位置には、連通路58を形成するための肉部59が突出されている。従って、圧縮機ハウジング51aの軸直交断面の外形が、空間部56側及び連通路58側の二方向に大きくなり、ひいてはルーツ式圧縮機モジュールが大型化する問題があった。
【0007】
本発明の目的は、コンパクトなルーツ式圧縮機モジュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1のルーツ式圧縮機モジュールでは、圧縮機の主動ロータの軸線方向を前後方向とすると、電動モータの側方にデバイスが配置されている。また、連通路は、圧縮機が備えるロータ室から延出された吐出路側から、主動ロータの軸線方向に沿って電動モータ側へと延在されてデバイスに接続されている。従って、ルーツ式圧縮機モジュールを軸線方向から見た場合、連通路を形成するための肉部とデバイスとが重なるように配置されることとなり、この重なる分だけルーツ式圧縮機モジュールをコンパクト化することができる。
【0009】
請求項2の発明は請求項1において、前記デバイスを第1のデバイスとすると、前記圧縮機ハウジング又は前記モータハウジングには、前記第1のデバイスで処理された吐出ガスに該第1のデバイスとは異なる処理を施す第2のデバイスが支持されている。また、前記圧縮機ハウジング又は前記モータハウジングには、前記第2のデバイスで処理された吐出ガスに前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスとは異なる処理を施す第3のデバイスが支持されている。このように複数のデバイスを圧縮機及び電動モータ等とともにモジュール化することで、これらの設置作業が容易となる。
【0010】
請求項3の発明は請求項2において、前記第2のデバイスは前記電動モータの側方に配置され、前記第3のデバイスは前記圧縮機の側方に配置され、前記第2のデバイスと前記第3のデバイスとは前記主動ロータの軸線方向に沿って列配置されている。つまり、第2のデバイス及び第3のデバイスは、連通路においては圧縮機側から電動モータ側へ向かっていたガスの流れを、電動モータ側から圧縮機側へ方向転換するようにして配置されている。従って、例えば、第1〜第3のデバイスを、主動ロータの軸線方向に沿って一列に配置する場合と比較して、ルーツ式圧縮機モジュールが軸線方向に大型化することを抑制できる。
【0011】
請求項4の発明は請求項2において、前記第2のデバイス及び前記第3のデバイスは、前記電動モータの側方に配置されており、前記第1デバイス及び第2デバイス並びに第3デバイスは、前記電動モータの周方向に沿って列配置されている。つまり、第2のデバイス及び第3のデバイスは、連通路においては圧縮機側から電動モータ側へ向かっていたガスの流れを、電動モータの周方向に方向転換するようにして配置されている。従って、例えば、第1〜第3のデバイスを、主動ロータの軸線方向に沿って一列に配置する場合と比較して、ルーツ式圧縮機モジュールが軸線方向に大型化することを抑制できる。
【0012】
請求項5の発明は請求項2〜4のいずれか一項において、第1〜第3のデバイスの一態様を具体化するものである。すなわち、前記第1のデバイスは、マフラ、フィルタ及びガスクーラのうちのいずれか一つよりなるとともに、前記第2のデバイスは残りの二つのうちのいずれか一つよりなり、前記第3のデバイスは残りの一つよりなっている。マフラは、圧縮機からの吐出ガスを脈動低減処理するデバイスである。フィルタは、圧縮機からの吐出ガスを濾過処理するデバイスである。ガスクーラは、圧縮機からの吐出ガスを冷却処理するデバイスである。
【0013】
請求項6の発明は請求項5において、前記マフラは前記ガスクーラよりも上流側に配設されている。従って、圧縮機からの吐出ガスに脈動が発生している場合、該吐出ガスは脈動がマフラで低減された後にガスクーラへと流入される。従って、熱交換器としての機能上、比較的壁が薄いガスクーラにおいて、吐出ガスの脈動に起因した放射音が発生することを抑制できる。
【0014】
請求項7の発明は請求項1〜6のいずれか一項において、前記圧縮機は、燃料電池車が備える燃料電池に対して酸素又は水素を圧送するために用いられる。つまり、本発明のルーツ式圧縮機モジュールは車載用である。車載用のルーツ式圧縮機モジュールは特に配置スペースの制約が大きい。従って、請求項1〜6のいずれか一項の発明によってコンパクト化された圧縮機モジュールは、車載用として特に好適であると言える。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を燃料電池車に搭載されるルーツ式圧縮機モジュールに具体化した第1及び第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態においては第1実施形態との相違点についてのみ説明し、同一又は相当部材には同じ番号を付して説明を省略する。
【0016】
○第1実施形態
図1は、燃料電池車の燃料電池FCに対してエアを圧送供給するために用いられる、ルーツ式圧縮機モジュール(以下、単に圧縮機モジュールという)CMを中核としたエア供給システムを示す概略構成図である。圧縮機モジュールCMの吸入側には、エアクリーナACが外部配管25を介して接続されている。圧縮機モジュールCMは、エアクリーナAC及び外部配管25を介して大気(エア)を吸入する。圧縮機モジュールCMの吐出側には、外部配管27を介して燃料電池FCが接続されている。圧縮機モジュールCMで圧縮されたエアは、外部配管27を介して燃料電池FCに供給される。
【0017】
前記圧縮機モジュールCMは、ルーツ式の圧縮機11と電動モータ12とが一体化されてなる。図2に示すように、圧縮機11のケーシングたる圧縮機ハウジング20内には、横断面瓢箪形状をなすロータ室20aが区画されている。圧縮機ハウジング20には、ロータ室20aを挿通するようにして、駆動軸21及び従動軸22がそれぞれ回転可能に支持されている。
【0018】
前記駆動軸21は、電動モータ12によって動力の供給を受けて回転される。従動軸22は、駆動軸21と平行に配置されており、図示しないギヤを介して駆動軸21から動力の伝達を受けて回転される。圧縮機11において駆動軸21は下方側に配置され、従動軸22は上方側に配置されている。ロータ室20a内において駆動軸21には、二葉状の主動ロータ23が一体回転可能に止着されており、従動軸22には、同じく二葉状の従動ロータ24が一体回転可能に止着されている。電動モータ12は、駆動軸21及び従動軸22を介して主動ロータ23及び従動ロータ24を回転駆動する。本実施形態においては、主動ロータ23の軸線L方向を圧縮機モジュールCMの前後方向とする。
【0019】
図1及び図2に示すように、前記電動モータ12は、主動ロータ23と同軸上に配設されている。電動モータ12のケーシングたるモータハウジング12aは、圧縮機ハウジング20に接合固定されている。圧縮機ハウジング20内においてロータ室20aの吸入側には、主動ロータ23の軸線Lに対して垂直方向でかつ図2において圧縮機ハウジング20の右方側に向って、吸入路26が形成されている。吸入路26には、外部配管25を介してエアクリーナACが接続されている。
【0020】
圧縮機ハウジング20内においてロータ室20aの吐出側からは、主動ロータ23の軸線Lに対して垂直方向に、かつ吸入路26と反対側、つまり図2において左方側に向かって、吐出路28が延出されている。
【0021】
前記圧縮機モジュールCMには第1のデバイスとしてのマフラ13が組み付けられている。圧縮機11の吐出路28は、圧縮機ハウジング20に設けられた連通路29を介してマフラ13の入口13aに接続されている。箱状のマフラ13は、連通路29を形成すべく圧縮機ハウジング20の側方に突設された肉部30に支持されている。
【0022】
マフラ13は、大容量の空間部13bを備えた膨張型である。すなわち、マフラ13は、ロータ室20aからの吐出エアが空間部13bで膨張することによって、圧縮機11から吐出されたエアの脈動を低減する。マフラ13は、電動モータ12の側方に配置されている。連通路29は、吐出路28側から主動ロータ23の軸線L方向に沿って電動モータ12側へと延在されることでマフラ13に接続されている。
【0023】
マフラ13の出口13cには、連結通路16を介して第2のデバイスとしてのフィルタ14の入口14aが接続されている。フィルタ14は、連結通路16、マフラ13を介して圧縮機ハウジング20に支持されている。フィルタ14は、マフラ13の上方において電動モータ12の側方に配置されている。フィルタ14は、円柱状のケース14b内にフィルタエレメント14cを備えており、マフラ13を介して圧縮機11から吐出されたエアを濾過することで例えば圧縮機11で発生する摩耗粉を吐出エアから除去する。フィルタ14は、該フィルタの軸線が主動ロータ23の軸線Lと平行になるように配置されている。
【0024】
前記フィルタ14の出口14dには、第3のデバイスとしてのガスクーラ15の入口15aが接続されている。ガスクーラ15は、フィルタ14、連結通路16、マフラ13を介して圧縮機ハウジング20に支持されている。円柱状のガスクーラ15は、フィルタ14よりも大径となっている。ガスクーラ15の軸線は、フィルタ14の軸線と同一直線上に位置している。ガスクーラ15には、水冷式の図示しない冷却系回路が設けられている。該冷却系回路を流れる冷却水によって、ガスクーラ15に流入した吐出エアが冷却される。
【0025】
また、本実施形態においては、前記冷却系回路の一部が分岐されて圧縮機11や電動モータ12も冷却する構成とされている。ガスクーラ15の出口15bには、外部配管27を介して燃料電池FCが接続されている。
【0026】
上記構成の本実施形態においては次のような効果を奏する。
(1)上述したように、電動モータ12の側方にマフラ13が配置されている。また、連通路29は、圧縮機11の吐出路28側から、圧縮機11の主動ロータ23の軸線L方向に沿って電動モータ12側へと延在されてマフラ13に接続されている。従って、圧縮機モジュールCMを軸線L方向から見た場合、連通路29を形成するための肉部30とマフラ13とが重なるように配置されることとなり、この重なる分だけ圧縮機モジュールCMをコンパクト化することができる。
【0027】
(2)圧縮機ハウジング20には、マフラ13及び連結通路16を介してフィルタ14が支持されており、さらに該フィルタ14を介してガスクーラ15が支持されている。従って、3個のデバイス(マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15)を圧縮機11及び電動モータ12とともにモジュール化することで、これらの設置作業が容易となる。また、モジュール化することで、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15それぞれを繋ぐ配管を短くしたり省略することができるため、部品点数低減、重量低減及びエアの低圧損化を図ることができる。
【0028】
(3)3個のデバイスをモジュール化することで、ガスクーラ15の冷却系回路の一部が分岐されて圧縮機11や電動モータ12も冷却する構成にすることが可能となる。よって、圧縮機11用の冷却配管とガスクーラ15用の冷却配管とを外部配管を介さずに直接繋ぐことができるため、さらなる部品点数低減と重量低減、及び冷却水の低圧損化を図ることができる。
【0029】
(4)フィルタ14は電動モータ12の側方に配置されている。ガスクーラ15は圧縮機11の側方に配置され、フィルタ14とガスクーラ15とは主動ロータ23の軸線L方向に沿って列配置されている。つまり、フィルタ14及びガスクーラ15は、連通路29においては圧縮機11側から電動モータ12側へ向かっていたエアの流れを、電動モータ12側から圧縮機11側へ方向転換するようにして配置されている。従って、例えば、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15を主動ロータ23の軸線L方向に沿って一列に配置する場合と比較して、圧縮機モジュールCMが軸線L方向に大型化することを抑制できる。
【0030】
(5)マフラ13はガスクーラ15よりも上流側に配設されている。従って、圧縮機11からの吐出エアに脈動が発生している場合、該吐出エアは脈動がマフラ13で低減された後にガスクーラ15へ流入される。従って、熱交換器としての機能上、比較的壁が薄いガスクーラ15において、吐出エアの脈動に起因した放射音が発生することを抑制できる。
【0031】
(6)圧縮機11は、燃料電池車が備える燃料電池FCに対してエア(エアに含まれる酸素)を圧送するために用いられている。車載用の圧縮機モジュールCMは特に配置スペースの制約が大きいため、コンパクト化された本実施形態の圧縮機モジュールCMは、車載用として特に好適であると言える。
【0032】
○第2実施形態
図3に示すように、本実施形態においてフィルタ14及びガスクーラ15は、電動モータ12の側方に配置されており、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15は、電動モータ12の周方向に沿って列配置されている。つまり、フィルタ14及びガスクーラ15は、連通路29においては圧縮機11側から電動モータ12側へ向かっていたエアの流れを、電動モータ12の周方向に方向転換するようにして配置されている。従って、例えば、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15を、主動ロータ23の軸線L方向に沿って一列に配置する場合と比較して、圧縮機モジュールCMが軸線L方向に大型化することを抑制できる。
【0033】
フィルタ14及びガスクーラ15は、電動モータ12の側方において従動ロータ24に対向するように配置されている。つまり、フィルタ14及びガスクーラ15は、電動モータ12の側方において従動ロータ24と対向する領域に生じる空間(デッドスペース)に一部が配置されている。従って、圧縮機モジュールCMを軸線L方向から見た場合、フィルタ14及びガスクーラ15と圧縮機11の従動ロータ24側とが一部重なるように配置されることとなり、この重なる分だけ圧縮機モジュールCMをさらにコンパクト化することができる。なお、圧縮機モジュールCMからエアが吐出される側は、圧縮機モジュールCMにエアが流入される側と同じ側とされている。
【0034】
なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で例えば以下の態様でも実施できる。
○上記第1実施形態においては、圧縮機モジュールCMから吐出されるエアは、圧縮機モジュールCMに対して前方側へ向って吐出されるようになっており、上記第2実施形態においては、圧縮機モジュールCMにエアが流入される側と同じ側である左方側へ向って吐出されていた。これらの設定は、燃料電池FCと圧縮機モジュールCMとのレイアウトに対応していたのであり、該レイアウトの変更に応じて、フィルタ14及びガスクーラ15の配置は適宜変更可能である。
【0035】
○上記各実施形態においては、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15は圧縮機ハウジング20に支持されていた。つまり、マフラ13は連結通路16を介して圧縮機ハウジング20に支持されており、フィルタ14はマフラ13及び連結通路16を介して圧縮機ハウジング20に支持されており、ガスクーラ15はフィルタ14及びマフラ13並びに連結通路16を介して圧縮機ハウジング20に支持されていた。これを変更し、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15をモータハウジング12aによって支持する構成としてもよい。
【0036】
○上記各実施形態においては、マフラ13が第1のデバイスとされ、フィルタ14が第2のデバイスとされ、ガスクーラ15が第3のデバイスとされていた。しかし、マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15を第1〜第3のデバイスに当てはめる順列はこの順列に限定されるものではなく、他の順列であってもよい。すなわち、第1のデバイスをマフラ13とした上で、第2のデバイスをガスクーラ15とするとともに第3のデバイスをフィルタ14としてもよい。
【0037】
また、第1のデバイスをフィルタ14とした上で、第2のデバイスをマフラ13とするとともに第3のデバイスをガスクーラ15としたり、第2のデバイスをガスクーラ15とするとともに第3のデバイスをマフラ13としてもよい。また、第1のデバイスをガスクーラ15とした上で、第2のデバイスをマフラ13とするとともに第3のデバイスをフィルタ14としたり、第2のデバイスをフィルタ14ととともに第3のデバイスをマフラ13としてもよい。
【0038】
○上記各実施形態において圧縮機モジュールCMには、デバイスが3個(マフラ13及びフィルタ14並びにガスクーラ15)組み付けられていたが、これに限らず、デバイスを1個、2個又は4個以上組み付ける態様としてもよい。
【0039】
○上記各実施形態においてマフラ13は、膨張型であったが、これに限らず、共鳴型や拡張型でもよい。
○上記各実施形態において圧縮機モジュールCMは、燃料電池車の燃料電池FCに対してエア(エアに含まれる酸素)を圧送供給するために用いられていたが、これに限らず、燃料電池FCに対して水素を圧送供給するために用いてもよい。
【0040】
○上記各実施形態においてルーツ式の圧縮機11の主動ロータ23及び従動ロータ24は、二葉状であったが、これに限らず、三葉状や3次元的に捩れた形状でもよい。
【0041】
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について記載すると、前記デバイスを第1のデバイスとすると、前記圧縮機ハウジング又は前記モータハウジングには、前記第1のデバイスで処理された吐出ガスに該第1のデバイスとは異なる処理を施す第2のデバイスが支持されており、前記第1のデバイスはマフラよりなるとともに前記第2のデバイスはガスクーラよりなっている請求項1に記載のルーツ式圧縮機モジュール。
【0042】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、コンパクトなルーツ式圧縮機モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エア供給システムを示す概略構成図。
【図2】ルーツ式圧縮機モジュールの横断面図。
【図3】別例を示す横断面図。
【図4】従来技術を示す平面図。
【図5】図4のV−V線断面図。
【符号の説明】
11…圧縮機、12…電動モータ、12a…モータハウジング、13…第1及び第2実施形態における第1のデバイスとしてのマフラ、14…第1及び第2実施形態における第2のデバイスとしてのフィルタ、15…第1及び第2実施形態における第3のデバイスとしてのガスクーラ、20…圧縮機ハウジング、20a…ロータ室、23…主動ロータ(L…軸線)、24…従動ロータ、28…吐出路、29…連通路、CM…ルーツ式圧縮機モジュール、FC…燃料電池。
Claims (7)
- 圧縮機ハウジング内に形成されたロータ室に主動ロータと従動ロータとが収容されてなるルーツ式の圧縮機と、前記主動ロータと同軸上に配設され該主動ロータ及び前記従動ロータを回転駆動するための電動モータと、該電動モータのケーシングたるモータハウジングは前記圧縮機ハウジングに接合固定されていることと、前記圧縮機ハウジング又は前記モータハウジングに支持され、前記圧縮機からの吐出ガスを処理するためのデバイスと、前記圧縮機ハウジング内において前記ロータ室の吐出側から前記主動ロータの軸線と交差する方向に延出された吐出路と、該吐出路を前記デバイスに接続する連通路とからなるルーツ式圧縮機モジュールにおいて、
前記主動ロータの軸線方向を前後方向とすると、前記電動モータの側方に前記デバイスを配置するとともに、前記連通路を、前記吐出路側から前記主動ロータの軸線方向に沿って前記電動モータ側へと延在させて前記デバイスに接続したことを特徴とするルーツ式圧縮機モジュール。 - 前記デバイスを第1のデバイスとすると、前記圧縮機ハウジング又は前記モータハウジングには、前記第1のデバイスで処理された吐出ガスに該第1のデバイスとは異なる処理を施す第2のデバイス、及び該第2のデバイスで処理された吐出ガスに前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスとは異なる処理を施す第3のデバイスがそれぞれ支持されている請求項1に記載のルーツ式圧縮機モジュール。
- 前記第2のデバイスは前記電動モータの側方に配置され、前記第3のデバイスは前記圧縮機の側方に配置され、前記第2のデバイスと前記第3のデバイスとは前記主動ロータの軸線方向に沿って列配置されている請求項2に記載のルーツ式圧縮機モジュール。
- 前記第2のデバイス及び前記第3のデバイスは、前記電動モータの側方に配置されており、前記第1デバイス及び第2デバイス並びに第3デバイスは、前記電動モータの周方向に沿って列配置されている請求項2に記載のルーツ式圧縮機モジュール。
- 前記第1のデバイスは、マフラ、フィルタ及びガスクーラのうちのいずれか一つよりなるとともに、前記第2のデバイスは残りの二つのうちのいずれか一つよりなり、前記第3のデバイスは残りの一つよりなっている請求項2〜4のいずれか一項に記載のルーツ式圧縮機モジュール。
- 前記マフラは前記ガスクーラよりも上流側に配設されている請求項5に記載のルーツ式圧縮機モジュール。
- 前記圧縮機は、燃料電池車が備える燃料電池に対して酸素又は水素を圧送するために用いられる請求項1〜6のいずれか一項に記載のルーツ式圧縮機モジュール。
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