JP2007247630A - 燃料電池用気体圧縮モジュール - Google Patents

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    • F04C2270/12Vibration

Abstract

【課題】燃料電池システムで使用される気体圧縮モジュールの重心を安定させる技術を提供する。
【解決手段】2つのロータRT1、RT2をポンプ室20に収納するエアコンプレッサACの主回転軸21aとモータMTの駆動軸25とを連結するとモータMTがエアコンプレッサACの主回転軸21a側に寄った状態となる。それによって生じたエアコンプレッサACとモータMTとの段差(デッドスペース)にインタークーラICを設置し、エアコンプレッサACとモータMTとインタークーラICとを一体的に組み合わせた気体圧縮モジュールとする。この気体圧縮モジュールは、モータMTとエアコンプレッサACの重量差による重心の偏りをインタークーラICの重量の分だけ低減されている。またこの気体圧縮モジュールは、デッドスペースを有効活用しているのでコンパクトである。
【選択図】図2

Description

この発明は、燃料電池スタックに圧縮空気を供給するための気体圧縮モジュールに関する。
燃料電池システムでは、燃料ガス(水素)とともに酸化ガス(空気)を効率よく燃料電池スタックに供給する必要がある。そのために、ルーツ式のエアコンプレッサなどを用いて燃料電池スタックに多量の圧縮空気を供給する気体圧縮モジュールが広く使用されている(特許文献1等)。
特開2004−360652 特開2005−180421 特開2005−155554
しかし、ルーツ式のエアコンプレッサは、電力効率が高い反面、駆動部であるモータと組み合わせるとエアコンプレッサの片側にモータが寄ってしまうため、その重心に偏りが生じ、その稼働時に振動を発生しやすいことを、本発明の発明者が見出した。そのような振動が発生すると気体圧縮モジュールは非常に不安定な状態となり燃料電池システムにとって好ましくない。従来の気体圧縮モジュールではこうした問題に対して充分な工夫がなされていないのが実情であった。
本発明は、燃料電池システムで使用される気体圧縮モジュールの重心を安定させる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、燃料電池システムにおいて使用される気体圧縮モジュールであって、エアコンプレッサと、前記エアコンプレッサを駆動するモータと、前記エアコンプレッサから排出された圧縮ガスを冷却するインタークーラとを備え、前記エアコンプレッサは、前記モータのモータ駆動軸と接続され、第1のロータを回転駆動する主回転軸と、前記主回転軸から動力を伝達されて第2のロータを回転駆動する従回転軸と、前記第1のロータと前記第2のロータを収納するポンプ室とを備え、前記インタークーラは、前記主回転軸の中心線と前記従回転軸の中心線とで形成される仮想的無限平面上に存在し、かつ、前記インタークーラが前記モータよりも前記従回転軸側に存在するように設置されていることを特徴とする。
この構成によれば、エアコンプレッサとモータとの重量差による重心の偏りをインタークーラの重量により調整することが可能である。
上記の気体圧縮モジュールは、前記インタークーラと前記モータのそれぞれの重心が、前記仮想的無限平面上に存在しているものとしても良い。
この構成によれば、この気体圧縮モジュールは、仮想的無限平面に対して垂直な方向の重心の偏りを低減できる。
上記の気体圧縮モジュールは、前記インタークーラが前記モータのケーシング上に設置されているものとしても良い。
この構成によれば、この気体圧縮モジュールは、エアコンプレッサとモータとインタークーラとがを一体的に組み合わされたコンパクトな気体圧縮モジュールとなる。
上記の気体圧縮モジュールは、前記エアコンプレッサの重心から前記インタークーラの重心までの距離をAとし、前記エアコンプレッサの重心から前記モータの重心までの距離をBとし、前記インタークーラの重量をXとし、前記モータの重量をYとしたとき、前記インタークーラは、X/Yの値がB/Aの値の100±10%の範囲となる位置に設置されているものとしても良い。
この構成によれば、この気体圧縮モジュールは、インタークーラを上としモータを下としたときの上下方向の重心の偏りを低減できる。
また、本発明は、燃料電池システムにおいて使用される気体圧縮モジュールであって、エアコンプレッサと、前記エアコンプレッサを駆動するモータと、前記エアコンプレッサから排出される圧縮ガスを冷却するインタークーラとを備え、前記エアコンプレッサは、前記モータのモータ駆動軸と接続され、第1のロータを回転駆動する主回転軸と、前記主回転軸から動力を伝達されて第2のロータを回転駆動する従回転軸と、前記第1のロータと前記第2のロータを収納するポンプ室とを備え、前記インタークーラは、前記ポンプ室の外周上の位置であって、前記主回転軸に対して前記従回転軸と反対側の位置に設置されていることを特徴とする。
この構成によれば、インタークーラの重量によって重心がエアコンプレッサ側に移動し、重心の偏りを低減できる。従って、気体圧縮モジュールは燃料電池システム内においてより安定した稼働が可能となる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、気体圧縮モジュールを用いた燃料電池システム、その燃料電池システムを搭載した車両等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例1:
B.実施例2:
C.実施例3:
D.変形例:
A.実施例1:
図1は、本発明の一実施例としての燃料電池システムの全体構成を示す概略図である。この燃料電池システムは、燃料電池スタック10と、空気系統11と、水素系統13とを備えている。
燃料電池スタック10は、発電を行う単セルを複数積層したスタック構造を有している固体高分子型燃料電池である。単セルとは、固体高分子材料である電解質膜を両側から電極触媒層により挟持された膜電極接合体(MEA;Membrane Electrode Assembly)を、さらに、セパレータと呼ばれる金属板により両側から挟持した構成を有する発電モジュールである。MEAは、2つの電極触媒層に燃料ガス(水素)及び酸化ガス(空気)がそれぞれ供給されることで発電する。
セパレータは、MEAの各電極触媒層への水素及び空気の供給と、発電化学反応に供されなかった水素及び酸素の排気とを行うためのガス通路溝を有する。また、セパレータは、冷却水の通路溝を有することでMEAを冷却する機能を持ち、さらに金属板で構成することにより集電機能をも併せ持つ。
空気系統11は、燃料電池スタック10に対して空気の供給と排気とを担う。空気系統11は、燃料電池スタック10に空気を供給する供給配管12sと、燃料電池スタック10からの排出空気を外部に排出する排出配管12eとを備える。供給配管12sには、エアクリーナ15が設けられており、その下流側にエアコンプレッサACが設けられ、さらにその下流側にインタークーラICが設けられている。エアコンプレッサACは駆動部であるモータMTと接続している。
なお、空気系統11は、燃料電池スタック10に供給される空気を加湿する加湿モジュールなどが設けられているものとしても良い。また、エアフロメータや調圧バルブを設けることで空気の圧力や流量を調節するものとしても良い。インタークーラICの冷却方式は、空冷のものでも水冷のものでも良く、他の方式のものとしても良い。
水素系統13は、燃料電池スタック10に対して水素の供給と排気を担う。水素系統13は、燃料電池スタック10に水素を供給する水素供給配管14sと、燃料電池スタック10からの排出水素を排出する水素排出配管14eとを備えている。また水素系統13には、図示されていないが、高圧水素ガスを貯蔵する水素タンクや、水素の流量や圧力を調整するバルブなどが設けられている。なお、水素タンクからの水素供給に代えて、例えば、メタン、メタノールなどの改質を行う改質器を用いて水素ガスを生成、供給するものとしても良い。
燃料電池システムは、上記のものの他に、燃料電池スタック10内に冷却水を供給し循環させて燃料電池スタック10を冷却する冷却系統や、燃料電池スタック10で発電した電気を外部へ出力するための出力部などを備えているが、図示が省略されている。
次に、空気系統11内の空気の流れを説明する。供給配管12sを通過する空気は、エアクリーナ15によって除塵され、エアコンプレッサACによって圧縮される。圧縮された空気は非常に高温(160℃程度)になっており、燃料電池スタック10の動作温度(120℃程度)よりも高い。そのため、インタークーラICによって圧縮空気は冷却され、燃料電池スタック10へと供給される。
図2は、上述の燃料電池システムにおいて使用される本実施例の気体圧縮モジュールを示す略断面図である。この気体圧縮モジュールは、上述の燃料電池システムの空気系統11を構成するエアコンプレッサACとモータMTとインタークーラICとを一体的に組合せたものである。
エアコンプレッサACとしては2つのロータを有する2軸式のものが好ましく、本実施例では、その中でも電力効率の高いルーツ式を採用している。エアコンプレッサACは、ポンプ室20とギヤ室23とを備えている。また、エアコンプレッサACは、ポンプ室20を貫通する主回転軸21aと従回転軸21bとを備えている。主回転軸21aは、ポンプ室20内において、第1のロータRT1と連結されており、同様に、従回転軸21bは、ポンプ室20内において、第2のロータRT2と連結されている。
主回転軸21aは、隔壁22の外側に突出した一端において、ギヤ室23に収納されている第1のギヤ23aに連結している。この第1のギヤ23aは、同じくギヤ室23に収納されている第2のギヤ23bと噛み合っており、第2のギヤ23bは従回転軸21bに連結している。この構成によって、回転駆動力が、主回転軸21aからギヤ23a、23bを介して従回転軸21bへと伝達され、ロータRT1、RT2を駆動する。
さらにエアコンプレッサACの動作について詳述する。図3は、図2のIII−III切断におけるエアコンプレッサACのポンプ室20内部の略断面図である。ロータRT1、RT2はそれぞれ同一の繭形の対称形状を有しており、図のように配置され、それぞれ主回転軸21a、従回転軸21bを中心に矢印で示した方向に同一の回転速度で回転する。この構成によってエアコンプレッサACは、内壁20WとロータRT1、RT2によって生じる空間の体積変化により、吸気口ACiから空気を吸入し、ポンプ室20内で圧縮した後、排気口ACeからその圧縮空気を排出する。
気体圧縮モジュールの説明のため図2に戻る。モータMTの駆動軸25は、エアコンプレッサACの主回転軸21aと連結されている。エアコンプレッサACは2つの回転軸21a、21bを有しているのに対して、モータMTは1つの駆動軸25のみを有している。従って、図2においてインタークーラICが無い状態を想定すると、ポンプ室20の主回転軸21aの外側にはモータMTが存在するが、従回転軸21bの外側には何も無い状態(段差のある形状)となる。このように、エアコンプレッサACとモータMTの組合せだけでは形状として不安定である。加えて、エアコンプレッサACとモータMTには重量差があるため、全体として重心も偏る。そこで、本実施例の気体圧縮モジュールでは、エアコンプレッサACの下流側に設けられるインタークーラICを一体的に組合せてこのような問題を軽減している。
インタークーラICの吸気口ICiは、エアコンプレッサACの排気口ACeと接続される。また、インタークーラICの排気口ICeは、燃料電池スタック10へと接続される。インタークーラICは、モータMTよりもエアコンプレッサACの従回転軸21b寄りの位置に、モータMTのケーシング27と接するように固定されている。
図4は、この気体圧縮モジュールを図2における矢印40の方向に見たときの正面図である。インタークーラICは、図4における左右方向にバランスをとって配置されることが好ましい。即ち、主回転軸21aの中心線と従回転軸21bの中心線とで形成される仮想的無限平面IP上に、インタークーラICの重心Gicとモータの重心Gmtとが存在していることが好ましい。なお、インタークーラICの重心Gicとモータの重心Gmtは、仮想的無限平面IPより多少ずれた位置にあるとしても良い。
このように、インタークーラICの重量により、気体圧縮モジュールの重心の偏りが低減され、気体圧縮モジュールは安定した運転が可能となる。また、エアコンプレッサACの従回転軸21bの外側に生じていた空間(デッドスペース)を有効に活用でき、気体圧縮モジュールはコンパクトとなる。従って、この気体圧縮モジュールは、燃料電池システムを限られた狭い空間(例えば車両など)に導入する際に有効である。さらに、インタークーラICがエアコンプレッサACに近接した配置となるため、高温で圧力の高い圧縮空気が通る配管経路を短くすることができ、従って、エアコンプレッサAC以降の配管経路全体の圧力損失を低減することができる。
B.実施例2:
図5は、本実施例2における気体圧縮モジュールを示す略断面図である。インタークーラICの位置以外は、図2とほぼ同じである。インタークーラICは、エアコンプレッサACの主回転軸21aに対して従回転軸21bと反対側の空間に固定されている。なお、インタークーラICとエアコンプレッサACとは、その外壁同士が接しない状態で設置されていても良く、接する状態で設置されていても良い。
図6は、本実施例2における気体圧縮モジュールを図5の矢印60の方向に見たときの正面図である。インタークーラICは、図6における左右方向にバランスをとって配置されることが好ましい。即ち、主回転軸21aの中心線と従回転軸21bの中心線とで形成される仮想的無限平面IP上に、インタークーラICの重心Gicとモータの重心Gmtとが存在していることが好ましい。なお、インタークーラICの重心Gicとモータの重心Gmtは、仮想的無限平面IPより多少ずれた位置にあるとしても良い。
実施例2の構成によれば、エアコンプレッサACより、モータMTの重量が重い場合(例えば、エアコンプレッサACの重さが10kg、モータMTの重さが13kg)に、インタークーラICとエアコンプレッサACの合計重量を、モータMTの重量に近づけることが出来る。この結果、気体圧縮モジュール全体の重心をその中心に近づけることができる。
C.実施例3:
図7は、本実施例3における気体圧縮モジュールを示す略断面図である。インタークーラICの位置以外は、図2とほぼ同じである。
上記の実施例1では、インタークーラICはモータMTのケーシング27に接する状態で固定されていたが、本実施例3ではインタークーラICはケーシング27から図7において示す上方向へ離した位置に固定されている。図7において、エアコンプレッサACの重心GacからインタークーラICの重心Gicまでの距離をAとして示し、エアコンプレッサACの重心GacからモータMTの重心Gmtまでの距離をBとして示している。インタークーラICの重さをXkg(例えば1kg)として、モータMTの重さをYkg(例えば13kg)としたときに、距離A及び距離Bは、その比が、X:Y=B:Aの関係を満たす値であるか、あるいはそれに近い値であることが好ましい。より具体的には、B/Aの値を100%としたときに、X/Yの値が100±10%の範囲にあることが好ましい。
図8は、本実施例3における気体圧縮モジュールを図7の矢印80の方向に見たときの正面図である。インタークーラICは、図8における左右方向にバランスをとって配置されることが好ましい。即ち、主回転軸21aの中心線と従回転軸21bの中心線とで形成される仮想的無限平面IP上に、インタークーラICの重心Gicとモータの重心Gmtとが存在していることが好ましい。なお、インタークーラICの重心Gicとモータの重心Gmtは、仮想的無限平面IPより多少ずれた位置にあるとしても良い。
このようにすれば、気体圧縮モジュールは、図7及び図8に示す上下方向の重心の偏りを低減し、気体圧縮モジュールの安定を図ることができる。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例において、インタークーラICに重さの釣り合いをとるためのおもりとしての機能を持たせているが、インタークーラICに実際におもり等を付加することでさらに重心の位置を調整することも可能である。この場合に「インタークーラICの重心」とは、おもり付きのインタークーラICの重心を意味する。
燃料電池システムの全体概略構成を示す説明図。 実施例1における気体圧縮モジュールを示す略断面図。 ポンプ室の略断面図。 実施例1における気体圧縮モジュールを示す正面図。 実施例2における気体圧縮モジュールを示す略断面図。 実施例2における気体圧縮モジュールを示す正面図。 実施例3における気体圧縮モジュールを示す略断面図。 実施例3における気体圧縮モジュールを示す正面図。
符号の説明
10…燃料電池スタック
11…空気系統
12e…排出配管
12s…供給配管
13…水素系統
14e…水素排出配管
14s…水素供給配管
15…エアクリーナ
20…ポンプ室
20W…内壁
21a…主回転軸
21b…従回転軸
22…隔壁
23…ギヤ室
23a…第1のギヤ
23b…第2のギヤ
25…駆動軸
27…ケーシング
AC…エアコンプレッサ
ACi…吸気口
ACe…排気口
Gac…エアコンプレッサの重心
Gic…インタークーラの重心
Gmt…モータの重心
IC…インタークーラ
ICe…排気口
ICi…吸気口
IP…仮想的無限平面
MT…モータ
RT1…第1のロータ
RT2…第2のロータ

Claims (5)

  1. 燃料電池システムにおいて使用される気体圧縮モジュールであって、
    エアコンプレッサと、
    前記エアコンプレッサを駆動するモータと、
    前記エアコンプレッサから排出された圧縮ガスを冷却するインタークーラと、
    を備え、
    前記エアコンプレッサは、
    前記モータのモータ駆動軸と接続され、第1のロータを回転駆動する主回転軸と、
    前記主回転軸から動力を伝達されて第2のロータを回転駆動する従回転軸と、
    前記第1のロータと前記第2のロータを収納するポンプ室と、
    を備え、
    前記モータと前記インタークーラは、前記主回転軸の中心線と前記従回転軸の中心線とで形成される仮想的無限平面上に存在し、かつ、前記インタークーラが前記モータよりも前記従回転軸側に位置に存在するように設置されていることを特徴とする、気体圧縮モジュール。
  2. 請求項1に記載の気体圧縮モジュールであって、
    前記インタークーラと前記モータのそれぞれの重心が、前記仮想的無限平面上に存在していることを特徴とする、気体圧縮モジュール。
  3. 請求項1または請求項2に記載の気体圧縮モジュールであって、
    前記インタークーラは、前記モータのケーシング上に設置されていることを特徴とする、気体圧縮モジュール。
  4. 請求項1ないし請求項3に記載の気体圧縮モジュールであって、
    前記エアコンプレッサの重心から前記インタークーラの重心までの距離をAとし、
    前記エアコンプレッサの重心から前記モータの重心までの距離をBとし、
    前記インタークーラの重量をXとし、
    前記モータの重量をYとしたとき、
    前記インタークーラは、X/Yの値がB/Aの値の100±10%の範囲となる位置に設置されていることを特徴とする、気体圧縮モジュール。
  5. 燃料電池システムにおいて使用される気体圧縮モジュールであって、
    エアコンプレッサと、
    前記エアコンプレッサを駆動するモータと、
    前記エアコンプレッサから排出される圧縮ガスを冷却するインタークーラと、
    を備え、
    前記エアコンプレッサは、
    前記モータのモータ駆動軸と接続され、第1のロータを回転駆動する主回転軸と、
    前記主回転軸から動力を伝達されて第2のロータを回転駆動する従回転軸と、
    前記第1のロータと前記第2のロータを収納するポンプ室と、
    を備え、
    前記インタークーラは、前記ポンプ室の外周上の位置であって、前記主回転軸に対して前記従回転軸と反対側の位置に設置されていることを特徴とする、気体圧縮モジュール。
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