JP2003288908A - 燃料電池自動車 - Google Patents

燃料電池自動車

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JP2003288908A JP2002091002A JP2002091002A JP2003288908A JP 2003288908 A JP2003288908 A JP 2003288908A JP 2002091002 A JP2002091002 A JP 2002091002A JP 2002091002 A JP2002091002 A JP 2002091002A JP 2003288908 A JP2003288908 A JP 2003288908A
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Shigehiro Takagi
Takuma Kanazawa
卓磨 金沢
Goji Katano
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    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/40Application of hydrogen technology to transportation, e.g. using fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明では、インタークーラ等から車体に伝
達される振動を大幅に減衰することができる燃料電池自
動車を提供することを課題とする。 【解決手段】 燃料電池自動車Aは、電気化学反応によ
って発電する燃料電池FCと、走行用の主モータ21お
よびトランスミッション22からなる駆動モジュール2
と、燃料電池FCへ供給する空気を圧縮する圧縮モジュ
ール3と、この圧縮モジュール3によって圧縮した空気
を冷却するインタークーラ4とを備える。そして、駆動
モジュール2、圧縮モジュール3およびインタークーラ
4を一体モジュール1とし、この一体モジュール1の少
なくとも一部が燃料電池自動車Aの車体にマウントを介
して搭載される。そして、インタークーラ4で冷却され
た圧縮空気が、少なくとも一部がゴム製のエルボ52に
よって構成された配管5を介して燃料電池FCに供給さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池を搭載す
る燃料電池自動車に関し、更に詳しくは燃料電池への空
気供給系の圧縮機周りの振動を低減することができる配
置構造を備えた燃料電池自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、燃料電池自動車の動力源等として
固体高分子型の燃料電池(PEFC)が注目されてい
る。固体高分子型の燃料電池(PEFC)は、常温でも
発電することが可能であり、様々な用途に実用化されつ
つある。
【0003】一般に、燃料電池システムは、プロトン導
電性の高分子電解質膜(PEM膜)を挟んで一側にカソ
ード極を区画し、他側にアノード極を区画して構成され
ており、カソード極に供給される空気中の酸素と、アノ
ード極に供給される水素との電気化学反応によって発電
する。燃料電池で発電した電力は、燃料電池自動車を走
行させるための主モータや補機類である圧縮機、冷却水
循環ポンプ等の駆動モータ等を駆動させるために使用さ
れる。
【0004】このような燃料電池システムの空気供給系
は、発電効率の観点から、たとえば最大200〜300
kPaGの空気圧で運転される。そのため、圧縮機で圧
縮された空気は、圧縮熱により高温(100℃以上)と
なって排出される。また、圧縮機から排出された空気
は、燃料電池の運転温度がそれよりも低い温度で運転さ
れるため、燃料電池の冷却系に組み込まれたインターク
ーラを介して冷却された後に燃料電池へと供給される。
【0005】このような燃料電池システムを搭載する燃
料電池自動車として、特開2000−313239号公
報に開示されるものがある。この燃料電池自動車は、圧
縮機等が上部に取り付けられた主モータと、この主モー
タに接続したトランスミッションとからなる駆動モジュ
ールが振動を吸収するためのラバーマウントを介して車
体に搭載されるものである。この構造によれば、圧縮機
を駆動モジュールの上部に搭載することでマウントを共
用化することができるので、圧縮機の振動を駆動モジュ
ールを介して車体に吸収させるとともに、車両のスペー
スが有効に利用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の構造
では、インタークーラは駆動モジュールとは別体に構成
されており、車体との間に介在させたラバーマウントに
よりインタークーラから車体に伝達される振動を減衰さ
せていたが、インタークーラと車体との距離が近いため
多少の振動が伝わるおそれがあった。また、圧縮機から
は前述したように高温の圧縮空気が排出されるため、圧
縮機からインタークーラまでの配管を金属製のものにし
なければならず、駆動モジュールや圧縮機、インターク
ーラのそれぞれの振動を配管で吸収することが困難であ
った。
【0007】そこで、本発明の課題は、駆動モジュー
ル、圧縮機、インタークーラから車体に伝達される振動
を大幅に減衰することができる燃料電池自動車を提供す
ることにある。また、本発明の課題は、駆動モジュール
や圧縮機、インタークーラのそれぞれの振動を、駆動モ
ジュールと燃料電池との間に配設される配管で吸収する
ことができる燃料電池自動車を提供することにもある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明のうちの請求項1に記載の発明は、燃料ガスと空気と
を供給されて電気化学反応によって発電する燃料電池
と、走行用の主モータおよびトランスミッションからな
る駆動モジュールと、前記燃料電池へ供給する空気を圧
縮する圧縮モジュールと、この圧縮モジュールによって
圧縮した空気を冷却する冷却モジュールとを備え、前記
駆動モジュール、前記圧縮モジュールおよび冷却モジュ
ールを一体モジュールとし、この一体モジュールの少な
くとも一部が車体に弾性部材を介してマウントされ、前
記冷却モジュールによって冷却された圧縮空気を、少な
くとも一部が弾性部材によって構成された配管を介して
前記燃料電池に供給することを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、駆動モジ
ュール、圧縮モジュールおよび冷却モジュールを一体モ
ジュールとするので、冷却モジュールから発生する振動
は圧縮モジュールと駆動モジュールで吸収されて大幅に
減衰する。このように振動を吸収した一体モジュールが
弾性部材を介して車体にマウントされるので、冷却モジ
ュールから車体に伝達される振動を大幅に減衰すること
ができる。また、一体モジュールと燃料電池との間に配
設される配管には、冷却モジュールで冷却された圧縮空
気が通るため、その配管の少なくとも一部を弾性部材で
構成することができる。
【0010】一体モジュールと燃料電池との間に配設さ
れる配管の少なくとも一部が弾性部材で構成されるの
で、一体モジュールを構成する各モジュールがそれぞれ
振動しても、これらの振動を弾性部材により吸収するこ
とができる。すなわち、一体モジュールから発生する振
動が燃料電池に伝達しないといった効果を奏する。ま
た、この配管内には冷却モジュールで冷却したことで音
エネルギが減少した圧縮空気が通るので、配管から発生
する騒音を防止することができる。さらに、配管の少な
くとも一部が弾性部材で構成されるので、一体モジュー
ルと燃料電池とを別々にメンナテンスすることができ
る。たとえば、燃料電池を車体から取り外す場合におい
ては、弾性部材を変形させながら配管を燃料電池から取
り外すことにより、一体モジュールは車体に搭載させた
ままで燃料電池を取り外すことができる。また、一体モ
ジュールを車体から取り外す場合も同様に、燃料電池と
は別個に取り外すことができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の燃料電池自動車において、前記燃料電池は前記一体モ
ジュールと所定間隔離間して配置し、前記配管を構成す
る弾性部材は前記燃料電池と一体モジュールの間に配置
したことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明による効果に加え、弾性部材が一体モジュ
ールと燃料電池との間に配置されるので、これらの間か
ら弾性部材をメンテナンスすることができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明の構成において、前記一体モジュ
ールは燃料電池自動車の前方部に配置され、前記冷却モ
ジュールは、前記一体モジュールの最後方部に配置され
るとともに、前記燃料電池自動車の両側の仮想ステアリ
ング軸よりも車幅方向の内側に配置されることを特徴と
する。
【0014】ここで、「仮想ステアリング軸」とは、左
ハンドル用の車両であれば左側、右ハンドル用の車両で
あれば右側に設けられるステアリング軸であって、仮想
的に双方とも設けた場合のステアリング軸をいう。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明による効果に加え、一体モ
ジュールの最後方部に配置される冷却モジュールが仮想
ステアリング軸より車幅方向の内側に配置されるので、
ステアリング軸の位置を自由に選択することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る燃料電池自動車の詳細について説明する。参照する
図面において、図1は本発明に係る燃料電池自動車を示
す概略平面図、図2は本発明に係る燃料電池自動車に搭
載される一体モジュールと燃料電池を示す概略平面図、
図3は図2の一体モジュールと燃料電池を示す概略側面
図である。
【0017】図1に示すように、燃料電池自動車Aは、
一体モジュール1と、燃料電池FCと、水素貯蔵部Hを
主に備えている。一体モジュール1は車両の前方部に配
置され、後述するように燃料電池FCへ供給する空気を
圧縮する圧縮モジュール3(図2参照)を備えている。
燃料電池FCはいわゆる固体高分子型の燃料電池で、圧
縮空気(酸化剤)と水素ガス(燃料ガス)の電気化学反
応によって発電し、その発電電力によって後述する主モ
ータ21や圧縮機用モータ32等を駆動する。そして、
この燃料電池FCは一体モジュール1よりも所定間隔だ
け離れた後方に配置され、本実施形態では燃料電池FC
は乗員室の下部に配置されている。水素貯蔵部Hは燃料
電池FCへ供給する燃料を貯蔵しておくものである。な
お、この水素貯蔵部Hにおける貯蔵形態は本発明では問
わないが、本実施形態においては圧縮した水素ガスを貯
蔵しておく高圧水素タンクを用いている。
【0018】図2および図3に示すように、一体モジュ
ール1は、燃料電池自動車Aを走行駆動する駆動モジュ
ール2と、燃料電池FCへ供給する空気を圧縮する圧縮
モジュール3と、この圧縮モジュール3によって圧縮し
た空気を冷却するインタークーラ(冷却モジュール)4
とで主に構成されている。そして、この一体モジュール
1は、その駆動モジュール2の車両の両側および後側に
配設された振動を吸収するラバーマウント(弾性部材)
RMを介して車体フレームFにマウントされている。
【0019】駆動モジュール2は主に、燃料電池FCか
ら電気が供給されて駆動する走行用の主モータ21と、
この主モータ21からのトルクを所定のトルクに変換し
て車軸Gに伝達するトランスミッション22とからなっ
ている。そして、主モータ21の右側上部にはラバーマ
ウントR1,R2が配設され、トランスミッション22
の左側上部にはラバーマウントR3,R4が配設されて
いる。
【0020】圧縮モジュール3は主に、外部の空気を圧
縮する圧縮機31と、この圧縮機31を駆動させる圧縮
機用モータ32とからなっている。そして、圧縮機31
がトランスミッション22の上部にラバーマウントR
3,R4を介して固定され、圧縮機用モータ32が主モ
ータ21の上部にラバーマウントR1,R2を介して固
定されている。すなわち、この圧縮モジュール3は、ラ
バーマウントR1〜R4により駆動モジュール2の上部
に4点で固定されている。そして、圧縮機31で圧縮さ
れた空気は、外部への音漏れを防止するサイレンサSお
よび金属配管Pを通ってインタークーラ4に供給され
る。
【0021】インタークーラ4は、一体モジュール1の
最後方部、すなわち圧縮モジュール3の後側に隣接して
配置されるとともに、燃料電池自動車Aの両側に仮想的
に配置される仮想ステアリング軸SL,SRよりも車幅
方向の内側に配置されている。また、このインタークー
ラ4は、その左側部分が圧縮機31の後部にラバーマウ
ントR5を介して固定されている。さらに、このインタ
ークーラ4の中央から右側にかかる部分は、図2および
図3に示すように、圧縮機用モータ32の後部におい
て、ラバーマウントR6,R7を介して固定されてい
る。すなわち、このインタークーラ4は、ラバーマウン
トR5〜R7により圧縮モジュール3の後部に3点で固
定されている。そして、インタークーラ4で冷却された
圧縮空気は、配管5を介して燃料電池FCに供給され
る。
【0022】配管5は、図3に示すように、外部への音
漏れを防止する金属配管51と、振動を吸収するゴム製
のエルボ(弾性部材)52とで主に構成されている。こ
のエルボ52は、一体モジュール1の後方で、かつ燃料
電池FCよりも前方に配置されている。なお、配管5
は、本実施形態のように2つのエルボ52を有する必要
はなく、少なくとも一部が弾性部材によって構成されて
いればよい。そのため、たとえば本実施形態のようなエ
ルボ52を1つだけ設ける構造等であってもよい。
【0023】次に、一体モジュール1からの振動を減衰
させる作用について図2を参照して説明する。インター
クーラ4が稼動して振動すると、その振動はラバーマウ
ントR5〜R7を介して圧縮モジュール3に伝達され、
この圧縮モジュール3で減衰する。さらに、この圧縮モ
ジュール3で減衰された振動は、ラバーマウントR1〜
R4を介して駆動モジュール2に伝達され、この駆動モ
ジュール2でさらに減衰する。そして、このように圧縮
モジュール3と駆動モジュール2で大幅に減衰された振
動は、ラバーマウントRMによりさらに減衰して車体に
伝達される。
【0024】以上によれば、本実施形態において、次の
ような効果を得ることができる。 (1)インタークーラ4からの振動が圧縮モジュール3
と駆動モジュール2で減衰されるので、インタークーラ
4から車体に伝達される振動を大幅に減衰することがで
きる。 (2)エルボ52が一体モジュール1と燃料電池FCと
の間に配置されるので、これらの間からエルボ52をメ
ンテナンスすることができる。また、このようにエルボ
52が配設されることにより、一体モジュール1から発
生する振動がエルボ52で吸収されるので、その振動の
燃料電池FCへの伝達を防止することができる。 (3)一体モジュール1の最後方部にあるインタークー
ラ4が仮想ステアリング軸SL,SRより車幅方向の内
側に配置されるので、ステアリング軸の位置を自由に選
択できる。そのため、左ハンドル仕様と右ハンドル仕様
とに車両の構造を変える必要がなくなり、製造コストを
低くすることができる。
【0025】(4)インタークーラ4が圧縮モジュール
3の後側に隣接して配置されるので、圧縮機31とイン
タークーラ4とを同じ土台(圧縮機用モータ32)に固
定でき、これらの間に配設する配管への振動の影響を少
なくすることができる。そのため、圧縮機31とインタ
ークーラ4の間を金属配管Pで繋げることができ、音漏
れを大幅に抑えることができる。(さらに、インターク
ーラ4と燃料電池FCの間にも金属配管51が設けられ
るので、音漏れをより抑えることができる。) (5)駆動モジュール2、圧縮モジュール3およびイン
タークーラ4を一体モジュール1とするので、各モジュ
ール2〜3の検査を同一モジュール1内で行うことがで
きる。 (6)一体モジュール1と燃料電池FCの間に配設され
る配管5には、インタークーラ4で冷却された圧縮空気
が通るため、その配管5として振動を吸収するエルボ5
2を利用することができる。そのため、このエルボ52
により、一体モジュール1の振動を吸収することができ
る。
【0026】(7)インタークーラ4を圧縮機31より
も振動入力の小さい圧縮機用モータ32側にラバーマウ
ントR6,R7により2点支持するので、圧縮モジュー
ル3からインタークーラ4に伝達される音・振動を抑え
ることができる。 (8)インタークーラ4を圧縮機用モータ32に3点で
固定させずに、そのうち1点を圧縮機31側に設定する
ことにより、ラバーマウントR5〜R7をバランスのい
いピッチで配設することができる。
【0027】以上、本発明は、前記実施形態に限定され
ることなく、様々な形態で実施される。本実施形態で
は、マウントとしてラバーマウントRM,R1〜R7を
採用したが、本発明はこれに限定されず、一体モジュー
ル1の振動を抑えることができればよく、たとえば樹脂
マウントなどでも代用できる。また、ラバーマウントR
M,R1〜R7の数や金属配管P,51の材質等は、適
宜に変更可能であることはいうまでもない。さらに、本
実施形態では、弾性部材としてエルボ52を採用した
が、本発明はこれに限定されず、たとえば、配管全体を
ゴムホースで構成させてもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、冷却モ
ジュールから発生する振動が駆動モジュールや圧縮モジ
ュールで減衰されるので、冷却モジュールから車体に伝
達される振動を大幅に減衰することができる。また、駆
動モジュール、圧縮モジュールから発生する各振動も一
体モジュール内で減衰されるので、各モジュールから車
体に伝達される振動を大幅に減衰することができる。さ
らに、一体モジュールと燃料電池との間に配設される配
管の少なくとも一部が弾性部材で構成されるので、一体
モジュールから発生する振動が燃料電池に伝達しないと
いった効果を奏する。
【0029】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明による効果に加え、弾性部材が一体モジュ
ールと燃料電池との間に配置されるので、これらの間か
ら弾性部材をメンテナンスすることができる。
【0030】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明による効果に加え、一体モ
ジュールの最後方部にある冷却モジュールが仮想ステア
リング軸より車幅方向の内側に配置されるので、ステア
リング軸の位置を自由に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料電池自動車を示す概略平面図
である。
【図2】本発明に係る燃料電池自動車に搭載される一体
モジュールと燃料電池を示す概略平面図である。
【図3】図2の一体モジュールと燃料電池を示す概略側
面図である。
【符号の説明】
A 燃料電池自動車 FC 燃料電池 1 一体モジュール 2 駆動モジュール 3 圧縮モジュール 4 インタークーラ(冷却モジュール) 21 主モータ 22 トランスミッション R1〜R7 ラバーマウント 31 圧縮機 32 圧縮機用モータ SL,SR 仮想ステアリング軸 5 配管 51 金属配管 52 エルボ(弾性部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片野 剛司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D035 AA06 5H026 AA06 CX08 5H027 AA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスと空気とを供給されて電気化学
    反応によって発電する燃料電池と、 走行用の主モータおよびトランスミッションからなる駆
    動モジュールと、 前記燃料電池へ供給する空気を圧縮する圧縮モジュール
    と、 この圧縮モジュールによって圧縮した空気を冷却する冷
    却モジュールとを備え、 前記駆動モジュール、前記圧縮モジュールおよび冷却モ
    ジュールを一体モジュールとし、この一体モジュールの
    少なくとも一部が車体に弾性部材を介してマウントさ
    れ、 前記冷却モジュールによって冷却された圧縮空気を、少
    なくとも一部が弾性部材によって構成された配管を介し
    て前記燃料電池に供給することを特徴とする燃料電池自
    動車。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の燃料電池自動車におい
    て、 前記燃料電池は前記一体モジュールと所定間隔離間して
    配置し、前記配管を構成する弾性部材は前記燃料電池と
    一体モジュールの間に配置したことを特徴とする燃料電
    池自動車。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の燃料電
    池自動車において、 前記一体モジュールは燃料電池自動車の前方部に配置さ
    れ、 前記冷却モジュールは、前記一体モジュールの最後方部
    に配置されるとともに、前記燃料電池自動車の両側の仮
    想ステアリング軸よりも車幅方向の内側に配置されるこ
    とを特徴とする燃料電池自動車。
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