JP2007095596A - 燃料電池搭載車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池搭載車両において、燃料供給系と酸化体供給系とを車両前後方向に振り分けるとともに、加湿手段と燃料電池とを車両幅方向に並設して他の各機器を適正位置に配設し、燃料電池が発電するための電力供給原料の供給系を短縮することにある。
【解決手段】燃料と酸化体との一つ以上を加湿することにより燃料電池に水分を供給する加湿手段を設け、燃料電池に供給する酸化体を圧送する酸化体加圧手段を設け、加湿手段と燃料電池とを車両幅方向に並べて且つ車両のフロア下方に配設する一方、加湿手段と燃料電池との並びに対して車両前後各方向位置の一方に燃料貯蔵手段を配設するとともに車両前後各方向位置の他方には酸化体加圧手段を配設している。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池搭載車両に係り、特に燃料電池システムの各機器を適正に配設する燃料電池搭載車両に関するものである。
燃料電池搭載車両には、電力供給原料としての燃料(水素ガス)と酸化体(酸素を含んだ空気)とを反応させて発電する燃料電池(スタック)、この燃料電池に供給する燃料を貯蔵する燃料貯蔵手段(高圧水素タンク)、燃料電池の発電する電力を利用して作動する駆動モータ(走行用モータ)等の各機器を備えた燃料電池システムを搭載している。
燃料電池においては、安定性能の確保と小型化の両立を、量産レベルで維持することが難しく、各機器の構成部品の品質にバラツキが大きく、このため、高効率の燃料電池システムを構築しようとすると、無駄部分の比率が大きくなり、非常に高価になってしまう。よって、車両に搭載する実用レベルでは、燃料電池を望ましい程に小型化することができていないのが実情である。
固体高分子型燃料電池における燃料や酸化体の加湿手段は、効率を高める手段の一つであり、電力供給原料に水分を供給することにより、内部のイオン交換膜でイオンを効率良く動かし、効率を高めるものである。電力供給原料フローラインの効率化を図ることは、短時問でより多くの電力を生み出すのにも有効である。これは、補助電源を、できるだけ小さくするか、あるいは、無くすことにより、パワーユニット全体の小型化、簡素化、軽量化に寄与する。また、燃料電池から安定した出力電力を得るためには、温度調節手段(液体ポンプ)により燃料電池の温度調整等も行っている。
従来、燃料電池搭載車両には、燃料電池と、燃料電池の温度を調節する温度調節手段と、燃料電池に水分を供給する加湿手段と、燃料が充填された燃料貯蔵手段と、酸化体加圧手段(エアコンプレッサ)を有し、車両の前方位置から後方位置にわたって温度調節手段と燃料電池と加湿手段と燃料貯蔵手段との順で配置されたものがある。
特開2003−182379号公報
また、燃料電池搭載車両には、燃料貯蔵手段と、燃料電池と、燃料電池補機類と、蓄電池と、燃料電池及び蓄電池の各駆動モータへの電力供給を制御するPCUとを、客室のフロア下方に順次に配置したものがある。
特開2004−127747号公報
ところで、従来、上記の特許文献1の燃料電池搭載車両の燃料電池システムにおいては、振動発生源となる駆動モータと酸化体加圧手段と温度調節手段とがエンジンルームとフロア下方との両方に配置されているので、エンジンルームとフロア下方との両方で防音対策が必要であり、構造が繁雑になるとともに、高価になるという不都合があった。
また、このような燃料電池システムの各機器の配置の場合に、燃料供給系で、燃料の通過する順番と同じで、燃料貯蔵手段、加湿手段、燃料電池の順番に配置されている。しかし、酸化体供給系では、酸化体の通過する順番が酸化体加圧手段と加湿手段と燃料電池との順番であるが、実際の各機器の配置では、酸化体加圧手段と燃料電池と加湿手段との順番になっており、このため、酸化体供給系の経路が長くなり、酸化体の流れがスムーズに行われないという不都合がある。
更に、燃料電池と加湿手段とは順番に配置されているが、この燃料電池と加湿手段とが接するように配置されているわけではない。このように、燃料電池と加湿手段とが接するように配置されていない場合には、加湿応答は悪くなる。この加湿応答は、燃料電池の性能に大きく影響を及ぼし、燃料電池の性能低下を来すという不都合がある。
そこで、この発明の目的は、燃料電池システムの各機器を最適な状態に配置して、燃料電池システムの高効率安定化を図りつつ、乗員の快適性を向上する燃料電池搭載車両を提供することにある。
この発明は、燃料と酸化体とを反応させて発電する燃料電池と、この燃料電池に供給する燃料を貯蔵する燃料貯蔵手段と、前記燃料電池の発電する電力を利用して作動する駆動モータとを備える燃料電池搭載車両において、燃料と酸化体との一つ以上を加湿することにより前記燃料電池に水分を供給する加湿手段を設け、前記燃料電池に供給する酸化体を圧送する酸化体加圧手段を設け、前記加湿手段と前記燃料電池とを車両幅方向に並べて且つ車両のフロア下方に配設する一方、前記加湿手段と前記燃料電池との並びに対して車両前後各方向位置の一方に前記燃料貯蔵手段を配設するとともに車両前後各方向位置の他方には前記酸化体加圧手段を配設したことを特徴とする。
この発明の燃料電池搭載車両は、燃料供給系と酸化体供給系とを車両前後方向に振り分けるとともに、加湿手段と燃料電池とを車両幅方向に並設して他の機器を適正位置に配設することにより、燃料電池が発電するための電力供給原料の供給系を短縮することができる。そして、加湿された酸化体である空気を、応答性良く、また、水分を均一に分散した状態で供給できるとともに、温度調節手段の冷却水配管を短く制御性を高めることで、燃料の供給だけでなく、両方の電力供給原料の安定供給により、燃料電池の稼働効率を高めることができる。
この発明は、燃料電池が発電するための電力供給原料の供給系を短縮する目的を、加湿手段と燃料電池とを車両幅方向に並べて且つ車両のフロア下方に配設する一方、加湿手段と燃料電池との並びに対して車両前後各方向位置の一方に燃料貯蔵手段を配設するとともに車両前後各方向位置の他方には酸化体加圧手段を配設して実現するものである。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図6は、この発明の実施例を示すものである。
図1〜図4において、1は燃料電池車載車両(以下「車両」という)、2は車体、3は車体フレーム、4はフロアパネル、5はルーフパネル、6はフロントパネル、7はダッシュパネル、8はフェンダエプロンパネル、9は前輪、10は後輪、11はモータ室、12は客室である。
車体フレーム3は、ハイドロフォーム成形により、フロントフレーム13とリアフレーム14とを車両幅方向に延出する接合部15で接合して形成されている。
フロントフレーム13は、車両前後方向に延出するフロント左側部16Lとフロント右側部16Rとの後部位を車両幅方向に延出するフロント中間部17で繋ないで形成されている。
リアフレーム14は、車両前後方向で車両前端まで延出するリア左側部18Lとリア右側部18Rとの前部位を車両幅方向に延出するリア中間部19で繋いでいるとともに、リア左側部18Lとリア右側部18Rとの後部位を車両幅方向に延出するリアクロスメンバ20で繋なぎ、このリアクロスメンバ20に車両後方で車両後端まで延出するリアエンド左側部21Lとリアエンド右側部21Rとを繋いで形成されている。このリアフレーム14は、フロアパネル4の下方に配設される。
フロントフレーム13のフロント中間部17とリアフレーム14のリア中間部19とは、接合部15で接合して一体的に形成されている。この接合部15は、クロスメンバとしての機能を有し、上下に薄い扁平部位を形成し、配管等を配策し易くするとともに、フロントフレーム13とリアフレーム14とを高い剛性を持って連結し、客室12を形成するフロアパネル4の前端部位に位置することから、モータ室11内で発生する騒音・振動を遮断する機能を有している。
車体フレーム3は、図1に示すように、リアフレーム14のリア左側部18Lとリア右側部18Rとの幅が、フロントフレーム13のフロント左側部16Lとフロント右側部16Rとの幅及びリアフレーム14のリアエンド左側部21Lとリアエンド右側部21Rとの幅よりも大きく、車両1の中間部位において拡幅で中膨らみ形状に形成されている。車体フレーム3の中間部位のリアフレーム14のリア左側部18Lとリア右側部18Rとは、車両前後方向から視た場合及び車両平面から視た場合に、フロント左側部16L・フロント右側部16R及びリアエンド左側部21L・リアエンド右側部21Rの位置よりも外側で、前輪9・9及び後輪10・10と重なるように配設されている。
リアフレーム14のリア左側部18Lとリア右側部18Rとは、車両1の中間部位において、車両幅方向に延出するセンタクロスメンバ22により繋がれている。
よって、車体フレーム3には、接合部15とセンタクロスメンバ22との間に第1空間23が形成されるとともに、センタクロスメンバ22とリアクロスメンバ20との間に第2空間24が形成される。
フロントフレーム13のフロント左側部16Lとフロント右側部16Rとの後部位には、車両幅方向に延出するサブフレーム25が設けられている。このサブフレーム25は、車両前方側の左右のフロント左側部16Lとフロント右側部16Rとを下方から繋ぐように、フロント左側部16Lとフロント右側部16Rとに掛け渡されている。このサブフレーム25の上部には、操舵装置26のステアリングボックス27が取り付けられている。
また、フロントフレーム13の部位には、上下方向に延びる懸架装置28のストラット29が配設されている。このストラット29の下端には、車両幅方向に延びる前輪9の車軸30が取り付けられている。
車両1には、燃料電池システム31が設けられる。
この燃料電池システム31は、燃料電池(スタック)32と、燃料貯蔵手段(高圧水素タンク)33と、燃料圧力調整手段(レギュレータ:減圧手段))34と、駆動モータ(走行用モータ)35と、モータ用インバータ36と、加湿手段37と、酸化体加圧手段(エアコンプレッサ)38と、温度調節手段(液体ポンプ)39と、冷却装置(ラジエータ)40とを備えている。
燃料電池32は、電力源であり、電力供給原料としての燃料(水素ガス)と酸化体(酸素を含んだ空気)とを反応させて発電し、この電力により駆動モータ35を作動し、車両1を走行させる。この燃料電池32は、セルを集積したスタック本体と、このスタック本体の周辺補機とを一つにまとめて構成されている。燃料は、減圧膨張により温度が下降しやすいものである。酸化体は、圧縮により温度が上昇しやすいものである。
燃料貯蔵手段33は、燃料電池32に供給する燃料を、例えば、高圧(例えば、350気圧、700気圧)で充填し、貯蔵している。この実施例において、図1に示すように、燃料貯蔵手段33は、4本設けられる。
駆動モータ35は、単一で、燃料電池32の発電する電力を利用して作動するものである。
モータ用インバータ36は、パワー電動ライン(ケーブル及び電装品)41を介して燃料電池32に連絡し、燃料電池32からの電力を駆動モータ35に供給し、この駆動モータ35を作動させる。
加湿手段37は、燃料用加湿手段42と酸化体用加湿手段43との二つを備え、燃料と酸化体とを加湿することにより、燃料電池32に水分を供給する。この加湿手段37が無くても燃料電池32の発電に支障がなく、また、燃料用加湿手段42と酸化体用加湿手段43とのいずれか一方の加湿手段を備えれば、燃料電池32の内部でのイオンの移動が容易になり、発電効率が高まる。
酸化体加圧手段38は、燃料電池32に供給する酸化体を圧送する。
温度調節手段39は、後述する熱交換器である第1、第2ラジエータ44、45と配管である燃料電池用液体配管52とを通じて冷却媒体を循環することにより燃料電池32の温度を調節するものであり、空冷式の冷却装置40と配管で繋いで、冷却媒体となる液体を圧送して循環させることにより、燃料電池32の温度を所定の設定温度範囲に保ち、燃料電池32を変換効率の高い状態に維持させる。
冷却装置40は、作動時の自身の発熱を冷却する液冷式のものであり、温度調整手段39に対応した第1ラジエータ(燃料電池用熱交換器)44と駆動モータ35に対応した第2ラジエータ(補機用熱交換器)45とが一体的になって構成されている。
図1に示すように、燃料電池32と加湿手段37とは、第1空間23において車両幅方向に並んで且つ客室12を形成するフロアパネル4の前側下方に配設される。そして、この第1空間23においては、燃料電池32が車両一側である車両左側寄りに偏倚して配設される一方、加湿手段37が車両幅方向で且つ反対側の車両他側である車両右側寄りに偏倚して燃料電池32に並べて設けられ、また、加湿手段37の燃料用加湿手段42が燃料電池32に隣接して配置され、加湿手段37の酸化体用加湿手段43が燃料電池32から離れた車両右側寄りに配置されている。
よって、加湿手段37の燃料用加湿手段42及び酸化体用加湿手段43は、燃料電池32の燃料及び酸化体が供給されて来る手前の直上流側の位置に配設されている。これにより、燃料用加湿手段42及び酸化体用加湿手段43に接続される後述の配管類(燃料供給配管46及び酸化体供給配管49)の配策経路は、車両一側方である車両右側寄りに沿って集中的に配策され、組付けや点検を容易とし、また、比較的短くなり、簡素な構成となる。このように、加湿される燃料の流通経路である燃料供給系の経路を短くすることにより、結露やそれに起因する問題を押さえ込み、また、単純直線形状ではないことで、内部を流通する燃料の膨張・収縮といった熱の影響を受け難いものとしている。
また、この第1空間23において、燃料電池32には、減圧膨張により温度が下降しやすい燃料と、圧縮により温度が上昇しやすい酸化体とが供給されるが、燃料用加湿手段42を、露出されにくいように、燃料電池32と酸化体用加湿手段43との間に配置し、逆に、酸化体用加湿手段43を、燃料用加湿手段42よりも車両右側寄りの外側で且つ車両前方側寄りに配置し、走行風等に触れやすくしている。
また、燃料電池32と加湿手段37との並びに対して、車両前後各方向位置の一方である車両後方の第2空間24に複数(4本)の燃料貯蔵手段33が配設されるとともに、車両前後各方向位置の他方である車両前方のモータ室11には酸化体加圧手段38が配設される。
各燃料貯蔵手段33に対して、燃料圧力調整手段34が夫々設けられる。この燃料圧力調整手段34は、燃料貯蔵手段33から燃料電池32に供給する高圧の燃料を、より低い圧力に調整して取り出し、燃料が高圧のまま流出しないようにするものであり、車両幅方向に延出した燃料貯蔵手段33の車両他側である車両右側寄りないし燃料電池32側である車両前側寄りとして、この実施例においては、車両他側である車両右側寄りに配設されている。また、この燃料圧力調整手段34は、車両後部のリア左側部18Lとリア右側部18Rとの間の幅内で、車両幅方向に延出させた上で、平面状に揃うように、各燃料貯蔵手段33に対応して複数(4個)並べられ、ブラケット等の固定具により、点検等のために着脱可能に搭載されている。
燃料貯蔵手段33と加湿手段37の燃料用加湿手段42と燃料電池32とは、燃料供給系配管46で繋がれている。この燃料供給系配管46は、各燃料貯蔵手段33と燃料用加湿手段42とを繋ぐ第1燃料配管47と、燃料用加湿手段42と燃料電池32とを繋ぐ第2燃料配管48とからなる。第1燃料配管47は、各燃料圧力調整手段34に連絡している。
駆動モータ35は、フロント左側部16Lとフロント右側部16Rとの間で、車両中心よりも車両他側である車両右側で車両幅方向に延出して、サブフレーム25の上方に搭載されている。よって、駆動モータ35と加湿手段37の酸化体用加湿手段43とは、車両他側である車両右側寄りに偏倚して配設され、これにより、燃料電池32と共働して車両中心寄りに重量マスを集中させている。
酸化体加圧手段38は、部組み搭載可能な構成であり、駆動モータ35及びモータ用インバータ36の上方で、且つ駆動モータ35及び温度調節手段39よりも車両後方に配設されている。
酸化体加圧手段38と加湿手段37の酸化体用加湿手段43と燃料電池32とは、酸化体供給系配管49で繋がれている。この酸化体供給系配管49は、酸化体加圧手段38と酸化体用加湿手段43とを繋ぐ第1酸化体配管50と、酸化体用加湿手段43と燃料電池32とを繋ぐ第2酸化体配管51からなる。
温度調節手段39は、駆動モータ35と酸化体加圧手段39と共に、モータ室11内に配設されている。このモータ室11内では、燃料電池32に向けて温度調節手段39と熱交換器である第1、第2ラジエータ44、45とが順次に並べられて設けられる。
冷却装置40の第1ラジエータ44と第2ラジエータ45とは、走行風の当たり易い車両前方の前端付近で、車両幅方向に延出して配設されている。第1ラジエータ44と温度調節手段39と燃料電池32とは、燃料電池用液体配管52で繋がれている。この燃料電池用液体配管52は、第1ラジエータ44と温度調節手段39とを繋ぐ第1液体配管53と、温度調節手段39と燃料電池32とを繋ぐ第2液体配管54とからなる。第2ラジエータ45と駆動モータ35とは、モータ用液体配管55で繋がれている。
モータ用インバータ36は、駆動モータ35の近傍で、該駆動モータ35よりも車両後方且つ車両中心寄りで、サブフレーム25の上方に搭載されている。モータ用インバータ36は、サブフレーム25の後部位と燃料電池32の前部位との間で、車両中心付近に搭載されている。また、このモータ用インバータ36は、車体フレーム3の上下高さの下半部に対応する位置に配置され、車体フレーム3の下面やサブフレーム25の下面より上方の位置で搭載されている。
駆動モータ35には、図4に示すように、車両幅方向左側に、車両前後方向に延出したギヤボックス56が付設されている。このギヤボックス56は、複数の駆動輪に動力を分配する差動装置や伝動装置を内蔵し、車両中心側に配設される。この駆動モータ35とギヤボックス56とは、車両1のパワーユニット57を構成する。
駆動モータ35は、客室12の運転席側又は助手席側に偏倚させて配設して別な装置との重量バランスをとりつつ、主に、車体フレーム3にマウント支持されるか、又は、懸架装置28を設けるサブフレーム25を介して車体フレーム3に支持され、高い剛性を得る構造とする。
この駆動モータ35を含むパワーユニット57は、第一の弾性部材(ゴムマウント)58により、車体2としての、例えば、車体フレーム3に浮動支持される。
この第一の弾性部材58は、図4、図5に示すように、左側マウント59と右側マウント60と後側マウント61とからなる。左側マウント59においては、左側ブラケット62の下側がギヤボックス56の車両左側の側面に複数の左側取付ボルト63によって取り付けられ、左側ブラケット62の上側に備えた左側弾性体(ゴム材)64がフロント左側部16Lに取り付けられる。右側マウント60においては、右側ブラケット65の下側がギヤボックス56の車両右側の側面に複数の右側取付ボルト66によって取り付けられ、右側ブラケット65の上側に備えた右側弾性体(ゴム材)67がフロント右側部16Rに取り付けられる。後側マウント61においては、連結ブラケット68の一端側がギヤボックス56の後端に連結され、この連結ブラケット68の他端側に後側弾性体69が取り付けられ、この後側弾性体69に取付ブラケット70が取り付けられ、この取付ブラケット70が接合部15に取り付けられる。
なお、このパワーユニット57を、車体フレーム3に限られず、フェンダエプロンパネル8等の車体パネルやサブフレーム25等の他の車体部材に浮動支持させることも可能である。
また、駆動モータ35を含むパワーユニット57の上方には、酸化体加圧手段38と温度調節手段39とが搭載支持される。よって、この酸化体加圧手段38と温度調節手段39とは、パワーユニット57を介し、車体フレーム3に対して浮動支持される。
また、酸化体加圧手段38と温度調節手段39とは、駆動モータ35よりも上方で且つ該駆動モータ35に重なるよう配設されるとともに、第二の弾性部材(ゴムマウント)71により駆動モータ35の上部に浮動支持される。
図6に示すように、酸化体加圧手段38は、第二の弾性部材71の一つとして、複数の耐熱性弾性体72を介してパワーユニット57の上部の左側台座73L及び右側台座73Rに浮動支持される。この耐熱性弾性体72を採用した理由は、酸化体加圧手段38がそれ自体で加熱するので、熱に強いものが必要だからである。また、この酸化体加圧手段38は、上方からの複数の第1支持ボルト74でパワーユニット57の上部に支持されている。
また、温度調節手段39は、第二の弾性部材71の他の一つとして、複数の断熱性弾性体75を介してパワーユニット57の上部の左側台座73L及び中央側台座73Cに浮動支持される。この断熱性弾性体75を採用した理由は、温度調節手段39に熱影響を与えないためである。また、この温度調節手段39は、上方からの複数の第2支持ボルト76でパワーユニット57の上部に支持されている。
このように、パワーユニット57を第一の弾性部材58によって車体フレーム3に浮動支持させるとともに、酸化体加圧手段38及び温度調節手段39を第二の弾性部材71によってパワーユニット57に浮動支持させることにより、マスダンパ的に、互いに共振点をずらす、不快に感じる大きな振動を抑制する効果がある。
そして、温度調節手段38を、車両側面視で、駆動モータ35の上方に重なるように(特に、車両中央に位置するギヤボックス56の差動装置の上方に配設し、モータ室11内での車両前後方向の寸法及び冷却媒体を通す燃料電池用液体配管52を短く抑えるとともに、下方に配設されるパワー電力ライン41と交錯することを回避している。
従って、駆動モータ35と酸化体加圧手段38と温度調節手段39等の振動・音の発生源となる各機器は、モータ室11内に集中して配設され、モータ室11内を中心に振動・防音対策を行うことができる。その他の燃料電池32、加湿手段37、燃料貯蔵手段33、燃料圧力調整手段34等の音、振動を生じない各機器は、フロアパネル4の床下に配置される。これにより、振動・防音対策は、モータ室11内に限定できるので、効果的であり、また、効果的に振動を防止することができる。
また、駆動モータ35は、第一の弾性部材58を構成する各マウント59、60、61で車体2に固定されるとともに、酸化体加圧手段38及び温度調整手段39は、特定の機能を有する各弾性体72、75で駆動モータ35の上部に固定され、これにより、振動を効果的に防止することができる。
燃料系機器である、燃料電池32、加湿手段37の燃料用加湿手段42、燃料圧力調整手段34、燃料貯蔵手段33の配置において、燃料圧力調整手段34は、燃料貯蔵手段33の後部以外の前部(燃料貯蔵手段33の車両前方の面)、側面(燃料貯蔵手段33の車両の側面側の面)、内部(燃料貯蔵手段33の内部)の燃料貯蔵手段33直近か又は接触する形で配置される。また、加湿手段37の燃料用加湿手段42は、燃料圧力調整手段34の前部、側面(燃料圧力調整手段34の車両の側面側の面)に配置される。更に、燃料電池32は、加湿手段37の直近か又は接触する形で、前部(加湿手段37の車両前方の面)、側面(加湿手段37の車両の側面側の面)に配置される。
このように燃料系機器を配設することにより、高圧の燃料が、燃料貯蔵手段33と燃料圧力調整手段34と燃料電池32とにスムーズに流れることから、燃料供給配管46を非常に短くすることが可能となる。また、加湿手段37の燃料用加湿手段42を燃料電池32の直近か又は接触する形で配置することにより、加湿した燃料を応答性よく供給させることができるとともに、燃料中に分散した水が途中の配管に溜まったりする可能性がなくなるため、均一な加湿した燃料を燃料電池32に供給させることができる。更に、燃料貯蔵手段33と燃料圧力調整手段34とを直近か又は接触する形で配置することにより、高圧の燃料供給配管46を最短にすることが可能となる。このように各機器を配置とすることにより、高圧の燃料供給配管46を、最短にすることが可能となる。
酸化体系機器である、酸化体加圧手段38、加湿手段37の酸化体加湿手段43、燃料電池32の配置において、酸化体加湿手段43は、燃料電池32の後部以外の前部(燃料電池32の車両前方の面)、側面(燃料電池32の車両の側面側の面)の燃料電池32の直近又は接触する形で配置する。また、酸化体加圧手段38は、加湿手段37の前部(加湿手段37の車両前方の面)とする。
このように酸化体系機器を配置することにより、酸化体供給配管49を最短にすることが可能となり、酸化体は、酸化体加圧手段38と加湿手段37の酸化体加湿手段43と燃料電池32とにスムーズに流れる。また、加湿手段37の酸化体加湿手段43を燃料電池32の直近か又は接触する形で配置することにより、加湿した酸化体を応答性よく供給することができるとともに、酸化体中に分散した水分が途中の酸化体供給配管49に溜まったりする可能性がなくなるため、均一な加湿した酸化体を燃料電池32に供給させることができる。
また、冷却系機器である冷却装置40、温度調整手段39、燃料電池32は、車両前端の第1ラジエータ44から順に、温度調整手段39と燃料電池32との順に配置される。このような各機器を配置することにより、冷却媒体用の燃料電池用液体配管52を最短とすることが可能となり、冷却媒体をスムーズに流すことができる。
なお、モータ室11には、客室12用の空調装置のコンプレッサ等の機器を配設することも可能である。
次に、この実施例の作用を説明する。
燃料電池32には、燃料貯蔵手段33内の燃料が、燃料圧力調整手段34で減圧され、燃料供給配管46を経て加湿手段37の燃料用加湿手段42で加湿されて供給されるとともに、酸化体加圧手段38からの酸化体が、酸化体供給配管49を経て加湿手段37の酸化体用加湿手段43で加湿されて供給される。
そして、燃料電池32においては、燃料と酸化体とが反応して発電し、この電力により駆動モータ35を作動し、車両1を走行させる。
また、燃料電池32は、第1ラジエータ44からの冷却媒体により適正な温度に維持される。また、駆動モータ35は、第2ラジエータ45からの冷却媒体により適正な温度に維持される。
この実施例においては、燃料電池システム31の高効率安定化を図りつつ、乗員快適性の向上をも図り、また、燃料電池システム31では、各機器を様々な条件下で最適化して再配置している。具体的には、走行安定性やスペース効率を目的とした重量マスの集中化や、燃料電池システム31の電力発生原理に沿った各機器の配置を基本としている。更に、振動騒音源の集中配置と、電力供給原料(主に酸素・水素)の最適化との両立、湿度調節(主に加湿)や温度調節機能の向上を図る。主に、振動騒音源の集中配置により、乗員快適性の向上を図りつつ、防音対策構造の簡略化を図っている。
即ち、燃料と酸化体との一つ以上を加湿することにより燃料電池32に水分を供給する加湿手段37を設け、燃料電池32に供給する酸化体を圧送する酸化体加圧手段38を設け、加湿手段37と燃料電池32とを車両幅方向に並べて且つ車両1のフロアパネル4の下方に配設する一方、加湿手段37と燃料電池32との並びに対して車両前後各方向位置の一方である車両後方に燃料貯蔵手段33を配設するとともに車両前後各方向位置の他方である車両前方には酸化体加圧手段38を配設した。これにより、燃料の燃料供給系と酸化体の酸化体供給系とを、車両前後方向に振り分けるとともに、加湿手段37と燃料電池32とを並設することにより、燃料電池32が発電するための電力供給原料(主に酸素・水素)の各供給系である燃料供給配管46及び酸化体供給配管49を短くすることができる。そして、加湿された酸化体である空気を、応答性良く、また、水分を均一に分散した状態で供給できるとともに、温度調節手段39の冷却水配管である燃料電池用液体配管52を短く制御性を高めることで、燃料の供給だけでなく、両方の電力供給原料の安定供給により、燃料電池32の稼働効率を高めることができる。
また、燃料貯蔵手段33から燃料電池32に供給する燃料の圧力を調整する燃料圧力調整手段34を設け、車両一側である車両左側寄りに燃料電池32を偏倚させて配設する一方、車両他側である車両右側寄りに加湿手段37の燃料用加湿手段42を配設するとともに車両幅方向に延出した燃料貯蔵手段33の車両他側である車両右側寄りないし燃料電池32側の車両前側寄りに燃料圧力調整手段34を配設し、燃料貯蔵手段33と加湿手段37の燃料用加湿手段42と燃料電池32とを燃料供給配管46で繋ないでいる。これにより、燃料供給配管46の長さが短くなり、他の配管と交錯することもなくなり、また、起動時等の供給初期や供給量を増大するときの応答性も向上することができる。
更に、車両一側寄りである車両左側に燃料電池32を偏倚させて配設する一方、車両他側寄りである車両右側に駆動モータ35と加湿手段37の酸化体用加湿手段43とを配設し、酸化体用加湿手段43と燃料電池32とを酸化体供給配管49で繋ないでいる。これにより、酸化体供給配管49の長さが短くなり、他の配管と交錯することがなくなり、また、起動時等の供給初期や供給量を増大する時の応答性も向上することができる。
更にまた、熱交換器である第1、第2ラジエータ44、45と配管である燃料電池用液体配管52とを通じて冷却媒体を循環することにより燃料電池32の温度を調節する温度調節手段39を設け、この温度調節手段39を駆動モータ35と酸化体加圧手段38と共にモータ室11内に配設し、燃料電池32に向けて温度調節手段39と熱交換器である第1、第2ラジエータ44、45とをこの順に並べて設けている。これにより、燃料電池32の車両左側への偏倚により、作動音を発する装置である温度調節手段39を駆動モータ35と酸化体加圧手段38と共にモータ室11に集約して配置することができ、客室2への騒音・振動の伝達を抑制できる。
また、駆動モータ35を第一の弾性部材58により車体4に浮動支持し、酸化体加圧手段38と温度調節手段39との一つ以上を駆動モータ35に搭載支持している。これにより、振動発生源である装置である酸化体加圧手段38と温度調節手段39と駆動モータ35とを浮動支持することで、直接振動を車体2に伝えにくくし、また、駆動モータ35の車両前後長に収めることで、モータ室11をコンパクトにすることができ、全長が短い車両への搭載わ容易とする。
更に、酸化体加圧手段38と温度調節手段39との一つ以上を、駆動モータ35よりも上方で且つ駆動モータ35に重なるよう配設するとともに第二の弾性部材71により駆動モータ35に浮動支持している。これにより、酸化体加圧手段38と温度調節手段39とを第二の弾性部材71によってさらに浮動支持することで、振動等が相殺され、平均的な騒音・振動を小さく抑えることができ、また、作動時に高温となる駆動モータ35との断熱をして、耐久性を確保することができる。
また、加湿手段37として、燃料用加湿手段42と酸化体用加湿手段43とを並設し、この燃料用加湿手段42と酸化体用加湿手段43とのいずれか一方を、燃料電池32に隣接させて設けている。これにより、燃料供給配管46のうち、加湿後の燃料が流通する第2燃料配管48の長さを最小限に短くすることができ、また、結露等で温度変化に伴う不具合も回避することができ、更に、燃料電池32の車両前後長に収めることで、燃料貯蔵手段33等を燃料電池32に近づけて配置することができ、全長が短い車両への搭載を容易とする。
なお、この発明においては、加湿手段を燃料電池の車両幅方向に並べて設けているが、燃料電池と面を合わせるようにして互いに前後に並べて設ける形態とすることも可能である。また、駆動モータに対して燃料電池と並列的に設けた二次電池(バッテリ、キャパシタ)を、燃料貯蔵手段に代えて車体後部に搭載することも可能である。
また、加湿手段は、燃料、酸化体を共に備えるようにしたが、燃料のみ備える場合や、酸化体のみ備える場合、燃料、酸化体が共に無い場合には、上記の車両から、加湿手段のみを取り除いた配置とすることも可能である。
燃料供給系と酸化体供給系とを車両前後方向に振り分けるとともに、加湿手段と燃料電池とを車両幅方向に並設して他の各機器を適正位置に配設することを、車両以外の他の装置にも適用することができる。
車両の平面図である。 車両の側面図である。 車両前部の拡大断面図である。 駆動モータに第一の弾性部材を取り付ける状態の斜視図である。 車体フレームに駆動モータを取り付けた状態の平面図である。 駆動モータに第二の弾性部材を介して温度調整手段及び酸化体加圧手段を取り付ける状態の斜視図である。
符号の説明
1 車両
2 車体
3 車体フレーム
4 フロアパネル
11 モータ室
12 客室
13 フロントフレーム
14 リアフレーム
15 接合部
23 第1空間
24 第2空間
25 サブフレーム
31 燃料電池システム
32 燃料電池
33 燃料貯蔵手段
34 燃料圧力調整手段
35 駆動モータ
36 モータ用インバータ
37 加湿手段
38 酸化体加圧手段
39 温度調節手段
40 冷却装置
42 燃料用加湿手段
43 酸化体用加湿手段
44 第1ラジエータ
45 第2ラジエータ
46 燃料供給配管
49 酸化体供給配管
58 第一の弾性部材
71 第二の弾性部材
72 耐熱性弾性体
75 断熱性弾性体

Claims (7)

  1. 燃料と酸化体とを反応させて発電する燃料電池と、この燃料電池に供給する燃料を貯蔵する燃料貯蔵手段と、前記燃料電池の発電する電力を利用して作動する駆動モータとを備える燃料電池搭載車両において、燃料と酸化体との一つ以上を加湿することにより前記燃料電池に水分を供給する加湿手段を設け、前記燃料電池に供給する酸化体を圧送する酸化体加圧手段を設け、前記加湿手段と前記燃料電池とを車両幅方向に並べて且つ車両のフロア下方に配設する一方、前記加湿手段と前記燃料電池との並びに対して車両前後各方向位置の一方に前記燃料貯蔵手段を配設するとともに車両前後各方向位置の他方には前記酸化体加圧手段を配設したことを特徴とする燃料電池搭載車両。
  2. 前記燃料貯蔵手段から前記燃料電池に供給する燃料の圧力を調整する燃料圧力調整手段を設け、前記燃料電池を車両一側寄りに偏倚させて配設する一方、前記加湿手段を車両他側寄りに配設するとともに、車両幅方向に延出した前記燃料貯蔵手段の車両他側寄りないし前記燃料電池側寄りに前記燃料圧力調整手段を配設し、前記燃料貯蔵手段と前記加湿手段と前記燃料電池とを配管で繋ぐことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池搭載車両。
  3. 前記燃料電池を車両一側寄りに偏倚させて配設する一方、前記駆動モータと前記加湿手段とを車両他側寄りに配設し、前記加湿手段と前記燃料電池とを配管で繋ぐことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池搭載車両。
  4. 熱交換器と配管とを通じて冷却媒体を循環することにより前記燃料電池の温度を調節する温度調節手段を設け、この温度調節手段を前記駆動モータと前記酸化体加圧手段と共にモータ室内に配設し、前記燃料電池に向けて前記温度調節手段と前記熱交換器とをこの順に並べて設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池搭載車両。
  5. 前記駆動モータを第一の弾性部材により車体に浮動支持し、前記酸化体加圧手段と前記温度調節手段との一つ以上を前記駆動モータに搭載支持することを特徴とする請求項4に記載の燃料電池搭載車両。
  6. 前記酸化体加圧手段と前記温度調節手段との一つ以上を、前記駆動モータよりも上方で且つ前記駆動モータに重なるよう配設するとともに第二の弾性部材により前記駆動モータに浮動支持することを特徴とする請求項4に記載の燃料電池搭載車両。
  7. 前記加湿手段として、燃料用加湿手段と酸化体用加湿手段とを並設し、この燃料用加湿手段と酸化体用加湿手段とのいずれか一方を、前記燃料電池に隣接させて設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料電池搭載車両。
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