JP2003151605A - 燃料電池システムボックス - Google Patents

燃料電池システムボックス

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各機能別にユニット化された燃料電池システ
ムを自動車に搭載する際に、水、泥、チッピング等から
保護し、高電圧部品に乗員等が触れないようにし、車室
内に水素が入り込むのを防止した燃料電池システムボッ
クスを提供する。 【解決手段】 燃料電池ボックス本体2には、スタック
本体の熱を冷却する冷却手段を備える冷却系ユニットU
1と、スタック本体の電力を制御する制御手段を備える
制御系ユニットU2と、スタック本体に水分を供給する
加湿手段を備える加湿系ユニットU3とが収容されてい
る。これらの冷却系ユニットU1、制御系ユニットU
2、および加湿系ユニットU3は、それぞれ個別のユニ
ットとして形成されている。燃料電池ボックス本体2の
上方開口はカバーによって密閉されている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載さ
れ、燃料電池を収容する燃料電池システムボックスに関
する。 【0002】 【従来の技術】近年、エンジンに代えて走行用モータを
搭載する各種の電気自動車が開発されている。この種の
電気自動車の一つとして、燃料電池システムを走行用モ
ータの電源として搭載する自動車の開発が進められてい
る。 【0003】その一方、燃料電池は、その他の発電を必
要とする分野においても、広く用いられている。その例
として、特開平5−21084号公報に開示されたユニ
ット組立型燃料電池発電システムがある。この組立型燃
料電池発電システムは、燃料電池発電システムを複数の
機能別ユニットに分離し、分離した機能別システムの構
成要素をそれぞれ独立架台を有するフレーム内にあらか
じめ組み立ててなる複数の機能別ユニットとしている。
そして、この複数の機能別ユニットを共通架台上に配設
して一体化したものである。かかる組立燃料電池発電シ
ステムにおいては、組立作業を容易化し省時間化でき、
連続生産に適した燃料電池発電システムとすることがで
きる。また、分解点検、修理を容易化、省時間化するこ
とができるものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記公報に開示されて
いるような燃料電池発電システムは、たとえば工場プラ
ントにおいて静置して使用するものであり、自動車に搭
載されるものではない。このような燃料電池発電システ
ムをたとえば自動車に搭載して使用する際には、スペー
スの関係上、自動車の床下に配設するのが好適となる
が、この場合には、次のような問題がある。 【0005】まず、自動車では、走行するときに、水、
泥、チッピング等から燃料電池発電システムを保護する
必要が生じる。ところが、前記公報に開示された燃料電
池発電システムでは、そのような保護機能を有していな
かった。 【0006】また、前記公報に開示された燃料電池発電
システムでは、各ユニットが露出しており、外部からの
接触が容易にできてしまうが、燃料電池発電システムに
は、高電圧を生じる部品も含まれている。これらの高電
圧の部品に容易に接触できてしまうと、たとえば乗員が
点検等を行おうとする際に、これらの部品に誤って触れ
てしまうことが懸念される。 【0007】さらに、燃料電池発電システムは、床下、
すなわち車室の下に配置されていることになり、燃料電
池発電システムから漏れ出した水素が、車室内に入り込
むことがある。 【0008】そこで、本発明の課題は、各機能別にユニ
ット化された燃料電池システムを自動車に搭載する際
に、水、泥、チッピング等から保護し、高電圧部品に乗
員等が触れないようにし、さらには、車室内に水素が入
り込むのを防止した燃料電池システムボックスを提供す
ることにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明に係る燃料電池システムボックスは、自動車に搭載さ
れ電気を供給する燃料電池が収容され、上方開口された
箱部を備え、前記箱部には、前記燃料電池を冷却する冷
却手段と、前記燃料電池の電力を制御する制御手段と、
前記燃料電池に水分を供給する加湿手段とが収容され、
前記冷却手段、前記制御手段、および前記加湿手段がそ
れぞれ個別のユニットとして形成されており、前記燃料
電池および各ユニットを収容した前記箱部の上方開口を
密閉する天蓋が設けられていることを特徴とする燃料電
池システムボックスである。 【0010】本発明に係る燃料電池システムボックス
は、それぞれ機能が異なる加湿手段、冷却手段、および
制御手段がそれぞれ個別のユニットとして構成されてい
る。このため、生産性に優れるとともに、分解点検、修
理の容易化などを図ることができる。 【0011】また、これらのユニットは箱部に収容さ
れ、箱部の上方開口は天蓋によって密閉されている。こ
のため、箱部の内部の各ユニットを水、泥、チッピング
などの外部入力から好適に保護することができる。ま
た、ドライバなどが、高電圧部品などに不意に触れるこ
とや燃料電池から漏洩した水素が車室内に入り込むこと
などを適切に防止することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に
係る燃料電池システムボックスを搭載する車両の側断面
図、図2は、燃料電池システムボックスの分解斜視図、
図3は、燃料電池システムボックス本体の斜視図、図4
は、各ユニットを搭載した燃料電池システムボックス本
体の概要を示す斜視図、図5は、燃料電池システムボッ
クスの内部構造を示すブロック図である。 【0013】図1に示すように、本発明に係る燃料電池
システムボックス1は、車両Mにおける床下に搭載され
ている。燃料電池システムボックス1の上方には、ドラ
イバD,Dなどが乗車する車室が形成されている。ま
た、燃料電池システムボックス1の前方には、車輪を駆
動するためのモータなどを含む電動機体11や冷却用の
ラジエタ12が配設されている。さらに、燃料電池シス
テムボックス1の後方には、電池を蓄える蓄電手段1
3、水素を蓄える高圧水素容器14が配設されている。 【0014】燃料電池システムボックス1は、図2に示
すように、本発明の箱部である燃料電池システムボック
ス本体(以下、「ボックス本体」という)2と、本発明
の天蓋であるカバー3を備えている。ボックス本体2の
上方開口はカバー3に覆われている。また、ボックス本
体2とカバー3との間には、シール4が介在されてお
り、ボックス本体2の上方開口は、カバー3によって密
閉されている。ボックス本体2の四隅には、それぞれボ
ルト孔2A,2A…が形成されており、カバー3の四隅
にはボルト孔3A,3A…がそれぞれ形成されている。
これらのボルト孔2A,2A…、3A,3A…にそれぞ
れボルトB,B…がねじ込まれることにより、ボックス
本体2とカバー3とを共締めしながら車両Mにおける図
示しない車体フレームに設けられたナットに螺合させら
れていく。この結果、車体フレームに燃料電池システム
ボックス1が取り付けられて固定される。 【0015】図3に示すように、ボックス本体2は、底
パネル21を備えており、底パネル21の左右両側に
は、それぞれ左右側部フレーム22,23が設けられて
いる。また、左右側部フレーム22,23のそれぞれの
上部には、サイドパネル24,25が設けられている。
ボックス本体2の前方には、フロントパネル26が設け
られており、後方にはリアパネル27が設けられてい
る。 【0016】底パネル21における前方位置には、冷却
系ユニットを載置するための冷却系ユニット用台座21
Aが形成されている。冷却系ユニット用台座21Aの後
方には、制御系ユニットを載置するための制御系ユニッ
ト用台座21Bが形成されており、さらにその後方に
は、加湿系ユニットを載置するための加湿系ユニット用
台座21Cが形成されている。また、フロントパネル2
6には、ボックス本体2の内側に空気を供給するための
ボックス内空気供給孔28が形成されている。さらに、
図2に示すように、ボックス本体2の上方に設けられた
カバー3の後部には、燃料電池システムボックス1内に
漏洩した水素や送り込まれた空気を排出するためのボッ
クス内水素排出孔29が形成されている。 【0017】また、図4および図5に示すように、燃料
電池システムボックス1内には、それぞれ燃料電池シス
テムの一部となる冷却系ユニットU1、制御系ユニット
U2、および加湿系ユニットU3が配設されている。冷
却系ユニットU1は、冷却系ユニット用台座21A(図
3)上に載置されて固定されており、燃料電池を冷却す
る冷却手段を有している。冷却手段は、たとえばポンプ
31、中間熱交換器32、サーモスタット33、および
気液分離装置34を備えている。制御系ユニットU2
は、制御系ユニット用台座21B(図3)上に載置され
て固定されており、本発明の燃料電池(以下、「スタッ
ク本体」という)41、およびスタック本体41の電力
を制御する制御装置42を備えている。加湿系ユニット
U3は、加湿系ユニット用台座21C(図3)上に載置
されて固定されており、スタック本体41に水分を供給
する加湿手段を有している。加湿手段は、スタック本体
41のアノード側に供給する水素を加湿するアノード加
湿器51、およびスタック本体41のカソード側に供給
する空気(酸素)を加湿するカソード加湿器52を備え
ている。 【0018】冷却系ユニットU1におけるポンプ31
は、制御系ユニットU2におけるスタック本体41と接
続されている。その一方、中間熱交換器32とも接続さ
れており、スタック本体41から排出された冷却液を中
間熱交換器32に送出している。中間熱交換器32は、
ポンプ31から供給された冷却液を冷却し、冷却した冷
却液をサーモスタット33に供給している。サーモスタ
ット33には、中間熱交換器32から排出される冷却液
およびポンプ31から排出される冷却液が供給される。
サーモスタット33では、その開口比率を調整すること
により、中間熱交換器32およびポンプ31から供給さ
れる冷却液の割合を調整して、スタック本体41に適温
の冷却液を供給するようにしている。また、サーモスタ
ット33は、気液分離装置34に接続されており、温度
調整した冷却液を気液分離装置34に供給している。他
方、中間熱交換器32は、燃料電池システムボックス1
の外部に設けられたイオン交換器35に接続されてい
る。イオン交換器35では、冷却液中にある金属イオン
などの各種イオンを除去し、スタック本体41の電気的
絶縁性の悪化を防止している。 【0019】気液分離装置34では、サーモスタット3
3から供給された冷却液における空気を分離している。
そして、余分な空気が分離された冷却液が制御系ユニッ
トU2におけるスタック本体41に供給される。 【0020】制御系ユニットU2に設けられたスタック
本体41は、多数、たとえば数百枚程度のセルを備えて
おり、電解質膜を挟んでアノード極側およびカソード極
側に分けられ、それぞれに白金系の触媒を含むアノード
電極およびカソード電極が配設されている。アノード電
極には、水素からプロトンを生成する触媒が含まれてお
り、カソード電極には酸素から酸素イオンを生成する触
媒が含まれている。 【0021】また、アノード極側には、加湿系ユニット
U3におけるアノード加湿器51から高湿潤な水素が供
給され、カソード極側にはカソード加湿器52から酸素
を含む高湿潤な空気が供給される。アノード極側におけ
るアノード電極に水素が供給されると、触媒作用で水素
がイオン化してプロトンが生成し、生成したプロトン
は、電解質膜中を移動してカソード電極に到達する。そ
して、カソード電極に到達したプロトンは、触媒の存在
下、供給空気の酸素と直ちに反応して水を生成する。ま
た、アノード電極では水素がイオン化する際に電子e-
が生成するが、この生成した電子e-は、モータなどの
外部負荷を経由してカソード電極に達する。こうして、
スタック本体41は、電動機体11におけるモータや蓄
電手段13などに電気を供給している。 【0022】制御系ユニットU2に設けられる制御装置
42は、スタック本体41の後方奥方、後方手前側、お
よび上方等に配置されており、スタック本体41の状態
監視、スタック本体41による発電電力の調節、この発
電電力の外部等への接続・遮断を行っている。 【0023】加湿系ユニットU3に設けられたアノード
加湿器51は、高圧水素容器14(図1)から供給された
水素をスタック本体41に供給する際に、スタック本体
41から排出された水素との間で水分交換させて加湿す
るものである。このアノード加湿器51は、複数、たと
えば5本のモジュールを備えており、これらのモジュー
ルには、それぞれ複数、たとえば数千本の中空糸膜が充
填されている。中空糸膜の内側に高圧水素容器14から
供給される乾いた水素が通流し、中空糸膜の外側にスタ
ック本体41から排出される湿った水素が通流すること
により、水分交換を行う。こうして、高圧水素容器14
から供給される水素を加湿して、適切な湿度の水素をス
タック本体41のアノード側に供給する。 【0024】一方、カソード加湿器52は、外気から導
入した空気をスタック本体41に供給する際に、スタッ
ク本体41から排出された空気との間で水分交換させて
加湿するものである。カソード加湿器52は、アノード
加湿器51と同様、複数、たとえば5本のモジュールを
備えており、これらのモジュールには、それぞれ複数、
たとえば数千本の中空糸膜が充填されている。中空糸膜
の内側に外気から導入される乾いた空気が通流し、中空
糸膜の外側にスタック本体41から排出される湿った空
気が通流することにより、水分交換が行われる。こうし
て、外気から導入される空気を加湿して、適切な湿度の
空気をスタック本体41のカソード側に供給する。 【0025】また、ボックス本体2には、図5に示すよ
うに、水素供給系61および水素循環系62が設けられ
ている。ボックス本体2内に設けられた水素供給系61
は、加湿系ユニットU3の後方に設けられており、高圧
水素容器14とアノード加湿器51の間に介在される。
そして、高圧水素容器14から供給される水素をアノー
ド加湿器51に導入している。また、水素循環系62
は、制御系ユニットU2と加湿系ユニットU3の間に配
設されている。そして、スタック本体41から排出され
る水素をアノード加湿器51に循環供給して、無駄なく
水素を利用するようにしている。 【0026】ボックス本体2におけるフロントパネル2
6に形成されたボックス内空気供給孔28の前方には、
図5に示すように、換気系ユニット71が設けられてい
る。換気系ユニット71は、ボックス内空気供給孔28
を介してボックス本体2内に空気を導入している。 【0027】ボックス本体2に導入された空気は、ボッ
クス本体2内を後方に流れ、ボックス本体2に漏れ出し
た水素をカバー3に形成されたボックス内水素排出孔2
9から排出する。こうして、ボックス内水素排出孔29
は、ボックス本体2内において漏洩した水素の排出用と
して利用される。 【0028】図2に示すように、カバー3は、その四辺
の下面がボックス本体2の四辺の上面に倣う形状をなし
ている。したがって、シール4を介してボックス本体2
上に載置されることにより、ボックス本体2の上方開口
を密閉することができるようになっている。ボックス本
体2に収容された制御系ユニットU2における制御装置
42の一部は、図4に示すように、上方に突出してい
る。したがって、カバー3の上面中央部には、制御装置
42の一部から逃げるための突出部3Bが形成されてい
る。 【0029】以上の構成を有する燃料電池システムボッ
クス1においては、それぞれの機能に応じて、冷却系ユ
ニットU1、制御系ユニットU2、および加湿系ユニッ
トU3としてそれぞれ個別のユニットに形成されてい
る。したがって、たとえば冷却系ユニットU1における
ポンプ31が壊れた場合には、冷却機能を有する冷却系
ユニットU1のみを取り外して、修理を行うことができ
るので、その修理が容易なものとなる。かかる修理は、
たとえば他の制御系ユニットU2、加湿系ユニットU3
のいずれで生じた場合であっても同様のことがいえる。 【0030】また、燃料電池システムボックス1を製造
する際にも、冷却系ユニットU1、制御系ユニットU
2、加湿系ユニットU3を並行して製造し、それらが組
み終った後にボックス本体2に収容すればよいので、製
造時間の短縮を図ることができる。 【0031】その一方、冷却系ユニットU1、制御系ユ
ニットU2、および加湿系ユニットU3をボックス本体
2に収容した後は、ボックス本体2の上方開口がカバー
3によって密閉されている。このため、冷却系ユニット
U1、制御系ユニットU2、および加湿系ユニットU3
をそれぞれ水、泥、チッピング等から好適に保護するこ
とができる。また、高電圧部品を含む制御系ユニットU
2はボックス本体2に収容されて、カバー3で密閉され
ている。このため、たとえば乗員などが高電圧部品に触
れてしまう事態を防止することができる。さらには、ス
タック本体41やアノード加湿器51等から水素が漏洩
した場合であっても、ボックス本体2が密閉されてお
り、かつボックス本体2内に漏洩した水素の排出用空気
が導入され、カバー3の後方のボックス内水素排出孔2
9から排出する。したがって、燃料電池システムボック
ス1が車両における車室の下部に配設された場合であっ
ても、車室に水素を漏れ出させることなく、確実に車外
に排出することができる。 【0032】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものでは
ない。たとえば、換気系ユニット71はボックス本体2
の外部に設けたが、これをボックス本体2の内部に設け
ることができる。また、水素供給系61および水素循環
系62は、ユニットを構成することなくボックス本体2
内に配設したが、これらをユニット化してボックス本体
2内に収容することもできる。 【0033】 【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、各機能
別にユニット化された燃料電池システムを自動車に搭載
する際に、水、泥、チッピング等から保護し、高電圧部
品に乗員等が触れないようにし、さらには、車室内に水
素が入り込むのを防止した燃料電池システムボックスを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る燃料電池システムボックスを搭載
する車両の側断面図である。 【図2】燃料電池システムボックスの分解斜視図であ
る。 【図3】燃料電池システムボックス本体の斜視図であ
る。 【図4】各ユニットを搭載した燃料電池システムボック
ス本体の概要を示す斜視図である。 【図5】燃料電池システムボックスの内部構造を示すブ
ロック図である。 【符号の説明】 1 燃料電池システムボックス 2 (燃料電池システム)ボックス本体(箱部) 3 カバー(天蓋) 4 シール 31 ポンプ 32 中間熱交換器 33 サーモスタット 34 気液分離装置 41 スタック本体(燃料電池) 42 制御装置 51 アノード加湿器 52 カソード加湿器 U1 冷却系ユニット(冷却手段) U2 制御系ユニット(制御手段) U3 加湿系ユニット(加湿手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/00 H01M 8/00 Z (72)発明者 波多野 治巳 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D035 AA01 AA06 5H027 AA02 CC06

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車に搭載され電気を供給する燃料電
    池が収容され、上方開口された箱部を備え、前記箱部に
    は、前記燃料電池を冷却する冷却手段と、前記燃料電池
    の電力を制御する制御手段と、前記燃料電池に水分を供
    給する加湿手段とが収容され、 前記冷却手段、前記制御手段、および前記加湿手段がそ
    れぞれ個別のユニットとして形成されており、 前記燃料電池および各ユニットを収容した前記箱部の上
    方開口を密閉する天蓋が設けられていることを特徴とす
    る燃料電池システムボックス。
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