JP2004355134A - 作業者選定システムおよび作業者選定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客の近隣の電気店等からパソコンの修理等の保守作業が実施可能な作業者を選定する作業者選定システムを提供する。
【解決手段】作業者選定システム1は、インターネットNに接続し、パソコン等の修理および保守作業をサポート会社Sに依頼する顧客Cが利用する顧客端末2と、インターネットNに接続し、サポート会社Sによって設置および管理運営される管理サーバ3と、インターネットNに接続し、出張してパソコン等の修理および保守を実施する作業者Wが利用する作業者端末4とから主に構成されている。そして、顧客端末2から送出された作業依頼情報WCに基づいて、管理サーバ3において、顧客Cの近隣の電気店Eの作業者Wが選定され、作業者端末4に出張依頼データBCが送出される。
【選択図】 図1
【解決手段】作業者選定システム1は、インターネットNに接続し、パソコン等の修理および保守作業をサポート会社Sに依頼する顧客Cが利用する顧客端末2と、インターネットNに接続し、サポート会社Sによって設置および管理運営される管理サーバ3と、インターネットNに接続し、出張してパソコン等の修理および保守を実施する作業者Wが利用する作業者端末4とから主に構成されている。そして、顧客端末2から送出された作業依頼情報WCに基づいて、管理サーバ3において、顧客Cの近隣の電気店Eの作業者Wが選定され、作業者端末4に出張依頼データBCが送出される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出張して修理等の保守作業を実施する作業者を選定するシステムおよびプログラムであり、特にコンピュータを含む家電製品の修理および保守作業を主に実施する作業者を選定する作業者選定システムおよび作業者選定プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの利用環境が整備されると共に、インターネットに常時接続可能なインターネット端末およびインターネット家電の開発も進み、パソコンの所有率、およびインターネット普及率が上昇している。そして、それに伴い、ビジネスマンや若者だけでなく、主婦や高齢者等も家庭内においてパソコンを利用することが多くなっている。しかし、機能が高度化したパソコンを利用する場合、マニュアルも複雑になっており、特に、マニュアル等を読解するのに不慣れなことが多い主婦や高齢者等は、パソコンが正常に起動しなかった場合等に、各個人で対応できないことが多い。そこで、各パソコンメーカ、電気機器メーカおよびパソコン教室、パソコン量販店等において、パソコンユーザーの希望に応じた訪問サービスを行っていることが多い。
【0003】
ところで、従来より、家電製品等は各地域の電気店、いわゆる「町の電気屋さん」で販売されている。そして、かかる電気店においては、顧客が購入したテレビが映らなくなった等の不具合が生じた際には、顧客の元に出張し、修理等を実施するという出張サービスが行われている。この場合、電気店は地域に密着しており、各地域の人々との交流による信頼関係等が築かれている。
【0004】
以上の従来技術は、公然に実施されているものであり、出願人は、この従来技術が記載された文献を、本願出願時においては知見していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一方、上述したように、パソコン等の技術が複雑化してきたため、訪問サービスによるパソコン等の保守は技術を熟知した限られた作業員が派遣されることが多かった。そのため、保守作業を依頼してもすぐに来てもらえないことや、依頼する度に異なる作業員が対応することが多く、特に、高齢者等は、作業を依頼することを煩わしく感じたり、作業員に対して不信感を抱くことがあった。そのため、信頼関係が築かれている「町の電気屋さん」に修理を望む声があった。
【0006】
しかしながら、「町の電気屋さん」に依頼してもパソコンを修理する技術がない場合や、出張作業を実施している電気店を知らないために依頼できない等の問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、顧客の近隣の電気店等からパソコンの修理および保守が実施可能な作業者を選定する作業者選定システムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る作業者選定システムは、「顧客からの作業依頼に応じて出張し、コンピュータを含む家電製品の修理および保守を実施する作業者を、通信ネットワークに接続された管理サーバで選定する作業者選定システムであって、前記管理サーバは、前記作業者が利用する作業者端末を指定可能な作業者指定データ、および前記作業者が出張可能な地域に係る作業地域データを含む作業者情報を作業者情報データベースに記憶する作業者情報記憶手段と、前記顧客の氏名、住所を含む個人情報に係る顧客特定データ、前記顧客の前記住所に対応する顧客地域データ、および作業依頼の内容を示す依頼内容データを有する作業依頼情報を受付ける作業依頼情報受付手段と、受付けた前記作業依頼情報を前記作業者情報データベースに照会し、前記顧客地域データに対応する前記作業地域データに基づいて前記作業者指定データを抽出し、作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第一作業者選定手段と、受付けた前記作業依頼情報に基づいて、前記作業者に対して出張を依頼する出張依頼データを作成する出張依頼データ作成手段と、抽出された前記作業者指定データに基づいて、前記通信ネットワークに接続された作業者端末に前記出張依頼データを送出する第一出張依頼データ送出手段」を、上述の課題を解決するための主要な手段とする。
【0009】
ここで、顧客は、顧客が利用する顧客端末から通信ネットワークを介して作業依頼情報を送出することが想定される。さらに、顧客が電話およびファックス等を利用して、管理サーバを管理および運営する会社等に依頼することも可能である。この場合、管理サーバは、依頼された内容に基づいて、キーボード等の操作手段を利用して入力された作業依頼情報を受付ける。
【0010】
また、作業者とは電気店等の作業員が例示される。また、作業者指定データは、作業者が利用する作業者端末を指定可能なデータ、例えば、e−mailアドレス、IPアドレス、店舗名、店舗住所、および作業員名等を含んでいる。そして、地域データは、例えば、各町ごとに割当てられた地域コード等が例示され、作業地域データには、作業者が出張可能な地域に相当する地域コード等が複数含まれている。そして、顧客の住所に対応する地域コード等が顧客地域データに相当する。
【0011】
したがって、本発明に係る作業者選定システムによれば、予め契約により登録された電気店等の作業地域データに基づいて、顧客からの作業依頼に応じて顧客のところに出張可能な作業者が選定される。これにより、顧客の住所に対応する顧客地域データに基づいて、顧客の近隣の作業者が選定されるため、作業者の出張にかかる時間、費用、および労力を低減することができる。また、顧客にとっては、近隣の作業者であるため、依頼後、作業開始までの待ち時間が短縮される。
【0012】
そして、通信ネットワークに接続された作業者端末にe−mail等を利用して、作業依頼情報に基づいて作成された出張依頼データを送出することが可能となる。これにより、顧客の依頼に応じて、迅速に出張作業を依頼することができる。
【0013】
また、本発明に係る作業者選定システムは、「前記管理サーバは、前記作業者の出張可能な日時を示す作業者予定データを受付ける作業者予定データ受付手段と、受付けた前記作業者予定データを、前記作業者指定データに関連付けて作業者情報データベースに記憶する予定データ記憶手段と、前記顧客が前記作業者の出張を希望する日時に係る希望日データを、前記作業依頼情報と共に受付ける希望日データ受付手段と、受付けた前記希望日データを前記作業者情報データベースに照会し、前記作業者予定データに基づいて前記作業者の出張の可否を判断する出張可否判断手段と、前記出張可否判断手段によって出張可能と判断された前記作業者の前記作業者指定データに基づいて、前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第二出張依頼データ送出手段」を、さらに具備するものであってもよい。
【0014】
ここで、作業者予定データは、営業日、営業時間等の定常的な予定、さらに、既に予約が入っている等の出張不可能な日時に関する情報等を含んでいる。そして、作業者予定データ受付手段は、通信ネットワークを介して作業者端末から送出された作業者予定データを受付ける手段等が例示される。さらに、例えば、作業者から電話およびFAX等によって通知された予定に基づいて、キーボード等を利用して入力された作業者予定データを受付けることも可能である。
【0015】
また、希望日データ受付手段は、上述と同様に、顧客端末から通信ネットワークを介して送出された希望日データを受付けるもの、さらに、顧客が作業者の訪問を希望する日時を電話によって聴取したのち、キーボード等を利用して入力された希望日データを受付けるものが想定される。
【0016】
これにより、顧客地域データに基づいて選定された作業者の予定データを参照し、出張可能と判断された作業者に対して出張が依頼される。したがって、出張を依頼したが予定が合わず、再度、作業者の選定をする等の時間および手間を省略することができる。
【0017】
また、本発明に係る作業者選定システムは、「前記作業者端末は、前記作業者予定データを作成する作業者予定データ作成手段と、前記作業者予定データを前記管理サーバに前記通信ネットワークを介して送出する作業者予定データ送出手段と、前記管理サーバから送出された前記出張依頼データを前記通信ネットワークを介して受付ける出張依頼データ受付手段と」をさらに具備するものであってもよい。
【0018】
ここで、作業者端末はパソコン、携帯電話、携帯情報端末(いわゆる、PDA)等が例示される。
【0019】
これにより、作業者は、顧客から出張依頼が入ったり、その他の所用で出張することが不可能になった場合等に、作業者予定データを随時変更することが可能となる。したがって、管理サーバは、出張することが可能な作業者をより確実に選定することができる。
【0020】
また、作業者端末が出張依頼データを受付け、表示画面に表示したり、出力することが可能となり、作業者は出張先の顧客の情報を確実に確認することが可能となる。さらに、例えば、受付けた作業依頼情報に修理および保守の対象となるパソコン等に係る情報が添付されている場合、その情報を表示し、確認することが可能となる。したがって、修理等にかかる情報を予め入手することが可能となり、作業にかかる時間を短縮することができる。
【0021】
また、本発明に係る作業者選定システムは、「前記管理サーバは、前記出張依頼データが送出された前記作業者端末に係る前記作業者指定データ、および前記出張依頼データを含む履歴情報を履歴データベースに記憶する履歴情報記憶手段と、受付けた前記作業依頼情報を前記履歴データベースに照会し、前記顧客指定データに基づいて前記履歴情報の有無を検出する履歴検出手段と、前記履歴検出手段によって前記履歴情報が検出された前記作業依頼情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる前記作業者指定データを抽出し、前記作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第二作業者選定手段と、抽出された前記作業者指定データに基づいて前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第三出張依頼データ送出手段と」をさらに具備するものであってもよい。
【0022】
ここで、履歴情報には、顧客の氏名、住所、依頼内容、および作業を実施した作業者の勤務する店舗名、住所、作業者の氏名、e−mailアドレス等の作業者端末を指定可能な情報等が含まれている。
【0023】
これにより、顧客の作業依頼に応じて出張作業を実施した作業者の情報を示す履歴情報が履歴データベースに記憶される。そのため、過去に作業を依頼したことがある顧客の場合、履歴データベースに記憶されている作業者指定データが抽出され、過去に出張した作業者の作業者端末に出張依頼データを送信することが可能となる。したがって、顧客ごとに選定される作業者が確定され、同じ作業者が何度も出張作業を実施するうちに、互いに信頼関係が形成されるようになる。そして、顧客は安心感を得ることができ、作業者は、いわゆる「お得意さん」を得ることができる。
【0024】
本発明の作業者選定プログラムは、「顧客からの作業依頼に応じて出張し、コンピュータを含む家電製品の修理および保守を実施する作業者が利用する作業者端末を指定可能な作業者指定データ、および前記作業者が出張可能な地域に係る作業地域データを含む作業者情報を作業者情報データベースに記憶する作業者情報記憶手段、前記顧客の氏名、住所を含む個人情報に係る顧客特定データ、前記顧客の前記住所に対応する顧客地域データ、および作業依頼の内容を示す依頼内容データを有する作業依頼情報を受付ける作業依頼情報受付手段、受付けた前記作業依頼情報を前記作業者情報データベースに照会し、前記顧客地域データに対応する前記作業地域データに基づいて前記作業者指定データを抽出し、作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第一作業者選定手段、受付けた前記作業依頼情報に基づいて、前記作業者に対して出張を依頼する出張依頼データを作成する出張依頼データ作成手段、および抽出された前記作業者指定データに基づいて、前記通信ネットワークに接続された作業者端末に前記出張依頼データを送出する第一出張依頼データ送出手段として通信ネットワークに接続された管理サーバを機能させる」ものとする。
【0025】
上記作業者選定プログラムは、「前記作業者の出張可能な日時を示す作業者予定データを受付ける作業者予定データ受付手段、受付けた前記作業者予定データを、前記作業者指定データに関連付けて作業者情報データベースに記憶する予定データ記憶手段、前記顧客が前記作業者の出張を希望する日時に係る希望日データを、前記作業依頼情報と共に受付ける希望日データ受付手段、受付けた前記希望日データを前記作業者情報データベースに照会し、前記作業者予定データに基づいて前記作業者の出張の可否を判断する出張可否判断手段、および前記出張可否判断手段によって出張可能と判断された前記作業者の前記作業者指定データに基づいて、前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第二出張依頼データ送出手段として、前記管理サーバをさらに機能させる」ものとしてもよい。
【0026】
そして、「前記出張依頼データが送出された前記作業者端末に係る前記作業者指定データ、および前記出張依頼データを含む履歴情報を履歴データベースに記憶する履歴情報記憶手段、受付けた前記作業依頼情報を前記履歴データベースに照会し、前記顧客指定データに基づいて前記履歴情報の有無を検出する履歴検出手段、前記履歴検出手段によって前記履歴情報が検出された前記作業依頼情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる前記作業者指定データを抽出し、前記作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第二作業者選定手段、および抽出された前記作業者指定データに基づいて前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第三出張依頼データ送出手段として、前記管理サーバをさらに機能させる」ものとしてもよい。
【0027】
上記に示した作業者選定プログラムを実行することにより、管理サーバに前述した作業者選定システムの作用を奏させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である作業者選定システム1について、図1乃至図7に基づいて詳しく説明する。ここで、図1は本実施形態の作業者選定システム1の概略構成を示す説明図であり、図2は顧客端末2および作業者端末4の機能的構成を示すブロック図であり、図3は管理サーバ3の機能的構成を示すブロック図であり、図4は顧客端末2における処理の流れを示すフローチャートであり、図5および図6は管理サーバ3における処理の流れを示すフローチャートであり、図7は作業者端末4における処理の流れを示すフローチャートである。
【0029】
本実施形態の作業者選定システム1は、図1に示すように、インターネットNに接続し、パソコン等の修理および保守作業をサポート会社Sに依頼する顧客Cが利用する顧客端末2と、インターネットNに接続し、サポート会社Sによって設置および管理運営される管理サーバ3と、インターネットNに接続し、出張してパソコン等の修理および保守を実施する作業者Wが利用する作業者端末4とから主に構成されている。ここで、作業者Wは電気店Eに勤務し、電気店Eはサポート会社Sと代理店契約を締結しており、サポート会社Sからの出張依頼に応じてパソコン等の修理および保守を実施する作業者Wを派遣し、出張に対する対価をサポート会社Sから受取るものである。そして、顧客Cはサポート会社Sとサポート契約を締結しており、パソコン等の修理および保守をサポート会社Sに依頼するものであり、月極料金等の所定の契約料をサポート会社に対して支払うものである。
【0030】
まず、顧客端末2について図2に基づいて詳細に説明する。本実施形態において、作業者選定システム1は、パソコンの修理および保守を実施する作業者を対象とするため、顧客端末2としては、修理等を要するパソコン以外のパソコン、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等を利用することが可能である。そして、顧客端末2はその機能的構成として、顧客Cの氏名、住所、およびe−mailアドレスを含み、顧客Cを指定可能な顧客指定データCD、および顧客Cの住所を含む地域に係る顧客地域データCLが記憶されている顧客側記憶手段11、操作ボタン等の操作手段OCを利用して作業依頼情報WCを作成する作業依頼情報作成手段12、作成した作業依頼情報WCを電子データの形式でインターネットNを介して管理サーバ3に送出する作業依頼情報送出手段13を有している。ここで、作業依頼情報WCは、顧客指定データCD、顧客地域データCL、依頼内容データCM、および希望日データDDを含んでいる。さらに、修理および保守の対象となるパソコン等のメーカ名、型名、OS名、およびOSバージョンに係るデータを含むものであってもよい。なお、顧客指定データCD、および顧客地域データCLは、操作ボタン等の操作手段OCを利用して入力され、顧客側記憶手段11に記憶される。そして、作業依頼情報WCを作成する際に、顧客側記憶手段11から呼び出されるものとする。
【0031】
さらに、顧客端末2は、作業者端末4からインターネットNを介して送出された確認データADを受付ける確認データ受付手段14、および受付けた確認データADを表示画面等の表示手段DCに表示させる確認データ表示制御手段15を有している。ここで、確認データADは選定された作業者Wに関する情報、および作業者Wが出張する日時に関する情報を含んでいる。
【0032】
そして、顧客端末2は、管理サーバ3および作業者端末4に対して種々のデータおよび情報を送受信するための顧客側送信制御手段16および顧客側受信制御手段17に接続した顧客側通信手段18を有している。
【0033】
一方、管理サーバ3は、顧客端末2からの指示をインターネットNを介して受信し、これらの指示に応じた処理を行うものであり、ハード構成としては、汎用のサーバと同様、記憶装置、演算装置、および主制御装置を有している。
【0034】
そして、図3に示すように、管理サーバ3は、その機能的構成として、作業者Wが勤務する電気店Eの店舗名、住所、作業者氏名、およびe−mailアドレス等を含む作業者指定データWA、作業者Wの出張作業可能な地域に係る作業地域データWLを含む作業者情報WDを作業者情報データベースWDBに記憶するサーバ側記憶手段31、作業者端末4から送出された作業者予定データWSをインターネットNを介して受付ける作業者予定データ受付手段39、受付けた作業者予定データWSを作業者情報WDと関連付けて作業者情報データベースWDBに記憶する予定データ記憶手段を有する。ここで、例えば、作業地域データWLは、予め各町ごとに割り当てられた地域コード(A町:0001、B町:0002、C町:0003等)を利用することが可能である。このとき、作業者Wの出張可能な地域がA町、B町である場合、作業地域データは、地域コード0001、0002を含む。
【0035】
さらに、管理サーバ3は、顧客端末2から送出された作業依頼情報WCをインターネットNを介して受付ける作業依頼情報受付手段32、第二作業者選定手段34(後に詳述する)において、作業者Wが選定されなかった作業依頼情報WCを作業者情報デ−タベースWDBに照会し、顧客地域データCLに対応する作業地域データWLに基づいて作業者指定データWAを作業者予定データWSと共に抽出する第一作業者選定手段33、作業者指定データWAと共に抽出された作業者予定データWSと作業依頼情報WCに含まれる希望日データDDを比較し、作業者Wの出張可否を判断する出張可否判断手段36、作業依頼情報WCに基づいて出張依頼データBCを作成する出張依頼データ作成手段37、作成された出張依頼データBCを出張可能と判断された作業者Wの作業者指定データWAに基づいてインターネットNを介して作業者端末4に送出する出張依頼データ送出手段38を有する。ここで、作業者予定データWSは、営業日、営業時間、出張可能時間帯等に関する情報を含んでいる。そして、出張依頼データ送出手段38は、作業者指定データWAに含まれるe−mailアドレスを指定し、e−mailとして出張依頼データBCを送出するものが適用される。なお、顧客端末2および作業者端末4は、契約時に付与された識別番号等に基づいて周知の手段によって認証されるものであり、詳細な説明は省略する。
【0036】
加えて、上述した出張依頼データBCを送出した作業者端末4に係る作業者指定データWAと出張依頼データBCを含む履歴情報HIを履歴データベースHDBに記憶する履歴データ記憶手段と、受付けた作業依頼情報WCを履歴データベースHDBに照会し、作業依頼情報WCに含まれる顧客指定データCDに対応する履歴情報HIを検出し、作業者指定データWAを抽出する第二作業者選定手段34、抽出した作業者指定データWAに基づいて作業者予定データWSを抽出する作業者予定データ抽出手段35を有する。ここで、第二作業者選定手段34において、履歴情報HIが検出されない場合(すなわち、初めての依頼の場合)、第一作業者選定手段33に移行し、履歴情報HIが検出される場合(すなわち、二度目以降の依頼の場合)、検出された履歴情報HIに基づいて作業者指定データWAが抽出される。このとき、上述した出張可否判断手段36は作業者予定データ抽出手段35によって抽出された作業者予定データWSに基づいて判断する。なお、サーバ側記憶手段31は、予定データ記憶手段および履歴データ記憶手段の機能を有して構成されている。また、第二作業者選定手段34が、本発明の履歴検出手段、および第二作業者選定手段に相当する。
【0037】
そして、管理サーバ3は、顧客端末2および作業者端末4から送出されたデータを受信するサーバ側受信制御手段41、および作業者端末4へデータを送信するサーバ側送信制御手段40によって制御され、インターネットNを介してデータの送受信を行うサーバ側通信手段42を有する。
【0038】
次に、作業者端末4について図2に基づいて詳細に説明する。ここで、作業者端末4は、電気店Eに設置されるパソコンが利用可能である。作業者端末4は、その機能的構成として作業者指定データWAおよび管理サーバ3より送出され、インターネットNを介して受付けた出張依頼データBCを記憶する作業者側記憶手段51、キーボード等の操作手段OWを利用して上述した作業者予定データWSを作成する作業者予定データ作成手段52、作成した作業者予定データWSを送出する作業者予定データ送出手段53を有する。ここで、作業者予定データWSは、作業者側記憶手段51に記憶されている作業者指定データWAを含んで送出され、作業者指定データWAに基づいて管理サーバ3の作業者情報データベースWDBに記憶される。
【0039】
さらに、管理サーバ3から送出された出張依頼データBCをインターネットNを介して受付ける出張依頼データ受付手段54、受付けた出張依頼データBCを作業者端末4に接続されたモニタディスプレイ等の表示手段DWに表示させる出張依頼データ表示制御手段55を有する。
【0040】
加えて、受付けた出張依頼データBCに基づいて出張日時等の確認に係る確認データADを作成する確認データ作成手段56、作成した確認データADをインターネットNを介して顧客端末2に送出する確認データ送出手段57を有する。ここで、確認データADは、出張依頼データBCと同様に、e−mailで送出することが可能である。
【0041】
次に、本実施形態の作業者選定システム1における顧客端末2の処理の流れについて図4に基づいて詳細に説明する。まず、顧客端末2は作業依頼情報WCの作成指示の有無を判断し(ステップS1)、作業依頼情報WCの作成指示がある場合(ステップS1においてYES)、操作ボタン等の操作手段OCを利用して作業依頼情報WCを作成し(ステップS2)、作業依頼情報WCをインターネットNを介して管理サーバ3に送出する(ステップS3)。一方、作成指示がない場合(ステップS1においてNO)、指示があるまで待機する。その後、出張依頼を受けた作業者Wの作業者端末4から送出された確認データADの検出の有無を判断し(ステップS4)、確認データADが検出される場合(ステップS4においてYES)、確認データADを受付け(ステップS5)、表示画面等の表示手段DCに表示する(ステップS6)。一方、検出されない場合(ステップS4においてNO)、確認データADの検出を待機する。そして、システム終了の指示の有無を判断し(ステップS7)、指示がある場合(ステップ7においてYES)、システムを終了し(ステップS8)、指示がない場合(ステップS7においてNO)、ステップS1の処理に戻り、作業依頼情報WCの作成指示を待機する。
【0042】
次に、本実施形態の作業者選定システム1における管理サーバ3の処理の流れについて図6に基づいて詳細に説明する。ここで、ステップT1乃至ステップT15が、本発明の作業者選定プログラムに相当している。まず、作業者予定データWSの検出の有無を判断する(ステップT1)。そして、作業者予定データWSの検出がある場合(ステップT1においてYES)、作業者予定データWSを受付け、作業者情報WDに関連付けて作業者情報データベースWDBに記憶し(ステップT2)、作業者予定データWSの検出がない場合(ステップT1においてNO)、ステップT3(後述する)の処理に進む。その後、顧客端末2から送出される作業依頼情報WCの検出の有無を判断する(ステップT3)。検出される場合(ステップT3においてYES)、作業依頼情報WCを受付け(ステップT4)、検出されない場合(ステップT3においてNO)、ステップT1の処理に戻り、作業者予定データWSを待機する。
【0043】
そして、受付けた作業依頼情報WCを履歴データベースHDBに照会し、作業依頼情報WCに含まれる顧客指定データCDに対応する履歴情報HDの検出の有無を判断し(ステップT5)、履歴情報HDが検出される場合(ステップT5においてYES)、検出された履歴情報HDに含まれる作業者指定データWAを抽出し(ステップT14)、抽出された作業者指定データWAに基づいて作業者予定データWSを抽出する(ステップT15)。一方、履歴情報HDが検出されない場合(ステップT5においてNO)、作業依頼情報WCを作業者情報データベースWDBに照会し、顧客地域データCLに基づいて作業者指定データWAを抽出する(ステップT6)。このとき、作業者指定データWAと関連付けて記憶された作業者予定データWSも共に抽出される。
【0044】
続いて、作業依頼情報WCを作業者予定データWSと比較し(ステップT7)、作業依頼情報WCに含まれる希望日データDDに合致する作業者予定データWSの有無を判断する(ステップT8)。合致する作業者予定データWSがある場合(ステップT8においてYES)、作業依頼情報WCに基づいて出張依頼データBCを作成し(ステップT9)、ステップT8において出張可能と判断された(すなわち、希望日データDDに合致する作業者予定データWSがあった)作業者Wの利用する作業者端末4に、作業者指定データWAに基づいて、インターネットNを介して作業依頼データを送出する(ステップT10)。一方、合致する作業者予定データWSがない場合(ステップT8においてNO)、ステップT6の処理に戻る。その後、出張依頼データBCを送出した作業者端末4に係る作業者指定データWAを、出張依頼データBCとともに履歴情報HIとして履歴データベースHDBに記憶する(ステップT11)。そして、システム終了の指示の有無を判断し(ステップT12)、指示がある場合(ステップT12においてYES)、システムを終了し(ステップT13)、指示がない場合(ステップT12においてNO)、ステップT1の処理に戻り作業者予定データWSの検出を待機する。
【0045】
次に、本実施形態の作業者選定システム1における作業者端末4の処理の流れについて図7に基づいて詳細に説明する。まず、作業者予定データWSの作成指示の有無を判断する(ステップU1)。作成指示がある場合(ステップU1においてYES)、キーボード等の操作手段OWを利用して作業者予定データWSを作成し(ステップU2)、インターネットNを介して管理サーバ3に送出する(ステップU3)。一方、作業予定データWSの作成指示がない場合(ステップU1においてNO)、ステップU4(後述する)の処理に進む。続いて、管理サーバ3からインターネットNを介して送出される出張依頼データBCの検出の有無を判断する(ステップU4)。出張依頼データBCが検出される場合(ステップU4においてYES)、出張依頼データBCを受付け(ステップU5)、作業者端末4に接続されているモニタディスプレイ等の表示手段DWに表示し(ステップU6)、検出されない場合(ステップU4においてNO)、ステップU1の処理に戻る。その後、確認データADを作成し(ステップU7)、インターネットNを介して顧客端末2に送出する(ステップU8)。そして、システム終了の指示の有無を判断し(ステップU9)、指示がある場合(ステップU9においてYES)、システムを終了し(ステップU10)、指示がない場合(ステップU9においてNO)、ステップU1の処理に戻る。
【0046】
本実施形態の作業者選定システム1を利用することにより、顧客Cのパソコンの修理等の依頼に応じて、近隣の電気店Eの作業者Wが選定され、派遣される。ここで、近隣の電気店Eの作業者Wは、多種の家電製品のメンテナンスを実施する等、地域に密着していることが多い。そのため、顧客Cは安心して修理作業を実施してもらうことができる。また、顧客Cの近隣の電気店がEが選定されるため、出張にかかる時間、費用、および労力を低減することが出来る。さらに、作業者Wは出張することによって、新たな顧客Cを得ることができる。
【0047】
また、管理サーバ3に作業者予定データWSが予め記憶されており、顧客Cが出張作業を希望する日時に出張可能な作業者Wが選定される。そのため、顧客Cと日程調整を何度も実施する等の手間を省略することができ、迅速に対応することができる。
【0048】
さらに、修理等の作業を実施した作業者Wに係る作業者指定データWAを出張依頼データBCと共に履歴情報HIとして履歴データベースHDBに記憶される。そのため、顧客Cからの作業依頼が二度目以降は、履歴情報HIに基づいて、過去に出張して作業を実施した作業者Wが選定される。したがって、ある顧客Cに対して特定の作業者Wが出張するようになり、同一の作業者Wが何度も訪れる内に、顧客Cとの間に信頼関係が築かれ、顧客Cは安心して作業を依頼できる。
【0049】
以上、本発明において好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良および設計の変更が可能である。
【0050】
すなわち、本実施形態において、パソコンの修理および保守作業を対象とする作業者選定システム1を示したが、地域の電気店Eが取り扱う家電製品等を含むものであってもよい。しかしながら、パソコンやインターネット家電等の機能や構造が複雑な製品は、家電製品に比べ、頻繁に保守作業を行う必要がある場合が多いため、特に好適である。
【0051】
また、顧客Cが携帯電話等の顧客端末2を利用して作業依頼情報WCを送出するものを示したが、サポート会社Sに電話P(図1参照)で作業依頼をするものであってもよい。この場合、CTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグレーション)を利用した自動応答システムを適用するのが好適である。そして、オペレータ等が聴取した依頼内容に応じて作成した作業依頼情報WCを、管理サーバ3が受付けることにより、作業者Wが選定される。これにより、パソコンが故障等により利用できない際に、携帯電話およびPDA等のインターネットNに接続された顧客端末2を保持しない顧客Cであっても、作業者選定システム1を利用することが可能となる。
【0052】
さらに、管理サーバ3に、種々のパソコンに係るマニュアル等の修理および保守に必要なデータのデータベースを、ホームページ上で利用可能に形成し、作業者端末4に送出する出張依頼データBCにそのアドレス等を添付して送出するものであってもよい。これにより、作業者Wは顧客Cの元に出張する前に、予めマニュアル等を閲覧し、情報を得ることが可能となるため、スムーズに作業を進めることができ、作業時間を短縮することができる。
【0053】
また、本実施形態において、顧客Cの自宅に出張して作業を実施するものを示したが、出張先は顧客Cの自宅に限定されず、例えば、仕事場等の別の場所であってもよい。この場合、顧客地域データCLに出張先の住所を含む地域を指定する。これにより、仕事場等の出張先に近い作業者Wを選定することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の作業者選定システムを利用することにより、顧客の作業依頼に応じて、近隣の作業者が選定され、選定された作業者に出張依頼を送出することができる。そして、顧客の近隣の作業者が出張作業を実施することになり、作業者にとって出張作業による時間、および経費等の負担を軽減することができる。また、出張して作業を実施することにより新たな顧客を得ることができる。さらに、二度目以降の作業依頼に対しては、過去に作業を実施した作業者が選定されるため、顧客と作業者の間に信頼関係が築かれ、安心して作業依頼をすることができるようになる。また、本発明の作業者選定プログラムを実行することにより、管理サーバは、上述の作用を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の作業者選定システムの概略構成を示す模式図である。
【図2】顧客端末および作業者端末の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】管理サーバの機能的構成を示すブロック図である。
【図4】顧客端末における処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】管理サーバにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】管理サーバにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】作業者端末における処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 作業者選定システム
2 顧客端末
3 管理サーバ
4 作業者端末
31 サーバ側記憶手段(作業者情報記憶手段、履歴情報記憶手段)
32 作業依頼情報受付手段
33 第一作業者選定手段
34 第二作業者選定手段(第二作業者選定手段、履歴検出手段)
36 出張可否判断手段
37 出張依頼データ作成手段
38 出張依頼データ送出手段(第二出張依頼データ送出手段、第三出張依頼データ送出手段)
39 作業者予定データ受付手段
51 作業者側記憶手段
52 作業者予定データ作成手段
53 作業者予定データ送出手段
54 出張依頼データ受付手段
BC 出張依頼データ
C 顧客
CD 顧客指定データ
CL 顧客地域データ
CM 依頼内容データ
DD 希望日データ
HDB 履歴データベース
N インターネット(通信ネットワーク)
W 作業者
WA 作業者指定データ
WC 作業依頼情報
WD 作業者情報
WDB 作業者情報データベース
WL 作業地域データ
WS 作業者予定データ
【発明の属する技術分野】
本発明は、出張して修理等の保守作業を実施する作業者を選定するシステムおよびプログラムであり、特にコンピュータを含む家電製品の修理および保守作業を主に実施する作業者を選定する作業者選定システムおよび作業者選定プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの利用環境が整備されると共に、インターネットに常時接続可能なインターネット端末およびインターネット家電の開発も進み、パソコンの所有率、およびインターネット普及率が上昇している。そして、それに伴い、ビジネスマンや若者だけでなく、主婦や高齢者等も家庭内においてパソコンを利用することが多くなっている。しかし、機能が高度化したパソコンを利用する場合、マニュアルも複雑になっており、特に、マニュアル等を読解するのに不慣れなことが多い主婦や高齢者等は、パソコンが正常に起動しなかった場合等に、各個人で対応できないことが多い。そこで、各パソコンメーカ、電気機器メーカおよびパソコン教室、パソコン量販店等において、パソコンユーザーの希望に応じた訪問サービスを行っていることが多い。
【0003】
ところで、従来より、家電製品等は各地域の電気店、いわゆる「町の電気屋さん」で販売されている。そして、かかる電気店においては、顧客が購入したテレビが映らなくなった等の不具合が生じた際には、顧客の元に出張し、修理等を実施するという出張サービスが行われている。この場合、電気店は地域に密着しており、各地域の人々との交流による信頼関係等が築かれている。
【0004】
以上の従来技術は、公然に実施されているものであり、出願人は、この従来技術が記載された文献を、本願出願時においては知見していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一方、上述したように、パソコン等の技術が複雑化してきたため、訪問サービスによるパソコン等の保守は技術を熟知した限られた作業員が派遣されることが多かった。そのため、保守作業を依頼してもすぐに来てもらえないことや、依頼する度に異なる作業員が対応することが多く、特に、高齢者等は、作業を依頼することを煩わしく感じたり、作業員に対して不信感を抱くことがあった。そのため、信頼関係が築かれている「町の電気屋さん」に修理を望む声があった。
【0006】
しかしながら、「町の電気屋さん」に依頼してもパソコンを修理する技術がない場合や、出張作業を実施している電気店を知らないために依頼できない等の問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、顧客の近隣の電気店等からパソコンの修理および保守が実施可能な作業者を選定する作業者選定システムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る作業者選定システムは、「顧客からの作業依頼に応じて出張し、コンピュータを含む家電製品の修理および保守を実施する作業者を、通信ネットワークに接続された管理サーバで選定する作業者選定システムであって、前記管理サーバは、前記作業者が利用する作業者端末を指定可能な作業者指定データ、および前記作業者が出張可能な地域に係る作業地域データを含む作業者情報を作業者情報データベースに記憶する作業者情報記憶手段と、前記顧客の氏名、住所を含む個人情報に係る顧客特定データ、前記顧客の前記住所に対応する顧客地域データ、および作業依頼の内容を示す依頼内容データを有する作業依頼情報を受付ける作業依頼情報受付手段と、受付けた前記作業依頼情報を前記作業者情報データベースに照会し、前記顧客地域データに対応する前記作業地域データに基づいて前記作業者指定データを抽出し、作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第一作業者選定手段と、受付けた前記作業依頼情報に基づいて、前記作業者に対して出張を依頼する出張依頼データを作成する出張依頼データ作成手段と、抽出された前記作業者指定データに基づいて、前記通信ネットワークに接続された作業者端末に前記出張依頼データを送出する第一出張依頼データ送出手段」を、上述の課題を解決するための主要な手段とする。
【0009】
ここで、顧客は、顧客が利用する顧客端末から通信ネットワークを介して作業依頼情報を送出することが想定される。さらに、顧客が電話およびファックス等を利用して、管理サーバを管理および運営する会社等に依頼することも可能である。この場合、管理サーバは、依頼された内容に基づいて、キーボード等の操作手段を利用して入力された作業依頼情報を受付ける。
【0010】
また、作業者とは電気店等の作業員が例示される。また、作業者指定データは、作業者が利用する作業者端末を指定可能なデータ、例えば、e−mailアドレス、IPアドレス、店舗名、店舗住所、および作業員名等を含んでいる。そして、地域データは、例えば、各町ごとに割当てられた地域コード等が例示され、作業地域データには、作業者が出張可能な地域に相当する地域コード等が複数含まれている。そして、顧客の住所に対応する地域コード等が顧客地域データに相当する。
【0011】
したがって、本発明に係る作業者選定システムによれば、予め契約により登録された電気店等の作業地域データに基づいて、顧客からの作業依頼に応じて顧客のところに出張可能な作業者が選定される。これにより、顧客の住所に対応する顧客地域データに基づいて、顧客の近隣の作業者が選定されるため、作業者の出張にかかる時間、費用、および労力を低減することができる。また、顧客にとっては、近隣の作業者であるため、依頼後、作業開始までの待ち時間が短縮される。
【0012】
そして、通信ネットワークに接続された作業者端末にe−mail等を利用して、作業依頼情報に基づいて作成された出張依頼データを送出することが可能となる。これにより、顧客の依頼に応じて、迅速に出張作業を依頼することができる。
【0013】
また、本発明に係る作業者選定システムは、「前記管理サーバは、前記作業者の出張可能な日時を示す作業者予定データを受付ける作業者予定データ受付手段と、受付けた前記作業者予定データを、前記作業者指定データに関連付けて作業者情報データベースに記憶する予定データ記憶手段と、前記顧客が前記作業者の出張を希望する日時に係る希望日データを、前記作業依頼情報と共に受付ける希望日データ受付手段と、受付けた前記希望日データを前記作業者情報データベースに照会し、前記作業者予定データに基づいて前記作業者の出張の可否を判断する出張可否判断手段と、前記出張可否判断手段によって出張可能と判断された前記作業者の前記作業者指定データに基づいて、前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第二出張依頼データ送出手段」を、さらに具備するものであってもよい。
【0014】
ここで、作業者予定データは、営業日、営業時間等の定常的な予定、さらに、既に予約が入っている等の出張不可能な日時に関する情報等を含んでいる。そして、作業者予定データ受付手段は、通信ネットワークを介して作業者端末から送出された作業者予定データを受付ける手段等が例示される。さらに、例えば、作業者から電話およびFAX等によって通知された予定に基づいて、キーボード等を利用して入力された作業者予定データを受付けることも可能である。
【0015】
また、希望日データ受付手段は、上述と同様に、顧客端末から通信ネットワークを介して送出された希望日データを受付けるもの、さらに、顧客が作業者の訪問を希望する日時を電話によって聴取したのち、キーボード等を利用して入力された希望日データを受付けるものが想定される。
【0016】
これにより、顧客地域データに基づいて選定された作業者の予定データを参照し、出張可能と判断された作業者に対して出張が依頼される。したがって、出張を依頼したが予定が合わず、再度、作業者の選定をする等の時間および手間を省略することができる。
【0017】
また、本発明に係る作業者選定システムは、「前記作業者端末は、前記作業者予定データを作成する作業者予定データ作成手段と、前記作業者予定データを前記管理サーバに前記通信ネットワークを介して送出する作業者予定データ送出手段と、前記管理サーバから送出された前記出張依頼データを前記通信ネットワークを介して受付ける出張依頼データ受付手段と」をさらに具備するものであってもよい。
【0018】
ここで、作業者端末はパソコン、携帯電話、携帯情報端末(いわゆる、PDA)等が例示される。
【0019】
これにより、作業者は、顧客から出張依頼が入ったり、その他の所用で出張することが不可能になった場合等に、作業者予定データを随時変更することが可能となる。したがって、管理サーバは、出張することが可能な作業者をより確実に選定することができる。
【0020】
また、作業者端末が出張依頼データを受付け、表示画面に表示したり、出力することが可能となり、作業者は出張先の顧客の情報を確実に確認することが可能となる。さらに、例えば、受付けた作業依頼情報に修理および保守の対象となるパソコン等に係る情報が添付されている場合、その情報を表示し、確認することが可能となる。したがって、修理等にかかる情報を予め入手することが可能となり、作業にかかる時間を短縮することができる。
【0021】
また、本発明に係る作業者選定システムは、「前記管理サーバは、前記出張依頼データが送出された前記作業者端末に係る前記作業者指定データ、および前記出張依頼データを含む履歴情報を履歴データベースに記憶する履歴情報記憶手段と、受付けた前記作業依頼情報を前記履歴データベースに照会し、前記顧客指定データに基づいて前記履歴情報の有無を検出する履歴検出手段と、前記履歴検出手段によって前記履歴情報が検出された前記作業依頼情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる前記作業者指定データを抽出し、前記作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第二作業者選定手段と、抽出された前記作業者指定データに基づいて前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第三出張依頼データ送出手段と」をさらに具備するものであってもよい。
【0022】
ここで、履歴情報には、顧客の氏名、住所、依頼内容、および作業を実施した作業者の勤務する店舗名、住所、作業者の氏名、e−mailアドレス等の作業者端末を指定可能な情報等が含まれている。
【0023】
これにより、顧客の作業依頼に応じて出張作業を実施した作業者の情報を示す履歴情報が履歴データベースに記憶される。そのため、過去に作業を依頼したことがある顧客の場合、履歴データベースに記憶されている作業者指定データが抽出され、過去に出張した作業者の作業者端末に出張依頼データを送信することが可能となる。したがって、顧客ごとに選定される作業者が確定され、同じ作業者が何度も出張作業を実施するうちに、互いに信頼関係が形成されるようになる。そして、顧客は安心感を得ることができ、作業者は、いわゆる「お得意さん」を得ることができる。
【0024】
本発明の作業者選定プログラムは、「顧客からの作業依頼に応じて出張し、コンピュータを含む家電製品の修理および保守を実施する作業者が利用する作業者端末を指定可能な作業者指定データ、および前記作業者が出張可能な地域に係る作業地域データを含む作業者情報を作業者情報データベースに記憶する作業者情報記憶手段、前記顧客の氏名、住所を含む個人情報に係る顧客特定データ、前記顧客の前記住所に対応する顧客地域データ、および作業依頼の内容を示す依頼内容データを有する作業依頼情報を受付ける作業依頼情報受付手段、受付けた前記作業依頼情報を前記作業者情報データベースに照会し、前記顧客地域データに対応する前記作業地域データに基づいて前記作業者指定データを抽出し、作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第一作業者選定手段、受付けた前記作業依頼情報に基づいて、前記作業者に対して出張を依頼する出張依頼データを作成する出張依頼データ作成手段、および抽出された前記作業者指定データに基づいて、前記通信ネットワークに接続された作業者端末に前記出張依頼データを送出する第一出張依頼データ送出手段として通信ネットワークに接続された管理サーバを機能させる」ものとする。
【0025】
上記作業者選定プログラムは、「前記作業者の出張可能な日時を示す作業者予定データを受付ける作業者予定データ受付手段、受付けた前記作業者予定データを、前記作業者指定データに関連付けて作業者情報データベースに記憶する予定データ記憶手段、前記顧客が前記作業者の出張を希望する日時に係る希望日データを、前記作業依頼情報と共に受付ける希望日データ受付手段、受付けた前記希望日データを前記作業者情報データベースに照会し、前記作業者予定データに基づいて前記作業者の出張の可否を判断する出張可否判断手段、および前記出張可否判断手段によって出張可能と判断された前記作業者の前記作業者指定データに基づいて、前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第二出張依頼データ送出手段として、前記管理サーバをさらに機能させる」ものとしてもよい。
【0026】
そして、「前記出張依頼データが送出された前記作業者端末に係る前記作業者指定データ、および前記出張依頼データを含む履歴情報を履歴データベースに記憶する履歴情報記憶手段、受付けた前記作業依頼情報を前記履歴データベースに照会し、前記顧客指定データに基づいて前記履歴情報の有無を検出する履歴検出手段、前記履歴検出手段によって前記履歴情報が検出された前記作業依頼情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる前記作業者指定データを抽出し、前記作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第二作業者選定手段、および抽出された前記作業者指定データに基づいて前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第三出張依頼データ送出手段として、前記管理サーバをさらに機能させる」ものとしてもよい。
【0027】
上記に示した作業者選定プログラムを実行することにより、管理サーバに前述した作業者選定システムの作用を奏させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である作業者選定システム1について、図1乃至図7に基づいて詳しく説明する。ここで、図1は本実施形態の作業者選定システム1の概略構成を示す説明図であり、図2は顧客端末2および作業者端末4の機能的構成を示すブロック図であり、図3は管理サーバ3の機能的構成を示すブロック図であり、図4は顧客端末2における処理の流れを示すフローチャートであり、図5および図6は管理サーバ3における処理の流れを示すフローチャートであり、図7は作業者端末4における処理の流れを示すフローチャートである。
【0029】
本実施形態の作業者選定システム1は、図1に示すように、インターネットNに接続し、パソコン等の修理および保守作業をサポート会社Sに依頼する顧客Cが利用する顧客端末2と、インターネットNに接続し、サポート会社Sによって設置および管理運営される管理サーバ3と、インターネットNに接続し、出張してパソコン等の修理および保守を実施する作業者Wが利用する作業者端末4とから主に構成されている。ここで、作業者Wは電気店Eに勤務し、電気店Eはサポート会社Sと代理店契約を締結しており、サポート会社Sからの出張依頼に応じてパソコン等の修理および保守を実施する作業者Wを派遣し、出張に対する対価をサポート会社Sから受取るものである。そして、顧客Cはサポート会社Sとサポート契約を締結しており、パソコン等の修理および保守をサポート会社Sに依頼するものであり、月極料金等の所定の契約料をサポート会社に対して支払うものである。
【0030】
まず、顧客端末2について図2に基づいて詳細に説明する。本実施形態において、作業者選定システム1は、パソコンの修理および保守を実施する作業者を対象とするため、顧客端末2としては、修理等を要するパソコン以外のパソコン、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等を利用することが可能である。そして、顧客端末2はその機能的構成として、顧客Cの氏名、住所、およびe−mailアドレスを含み、顧客Cを指定可能な顧客指定データCD、および顧客Cの住所を含む地域に係る顧客地域データCLが記憶されている顧客側記憶手段11、操作ボタン等の操作手段OCを利用して作業依頼情報WCを作成する作業依頼情報作成手段12、作成した作業依頼情報WCを電子データの形式でインターネットNを介して管理サーバ3に送出する作業依頼情報送出手段13を有している。ここで、作業依頼情報WCは、顧客指定データCD、顧客地域データCL、依頼内容データCM、および希望日データDDを含んでいる。さらに、修理および保守の対象となるパソコン等のメーカ名、型名、OS名、およびOSバージョンに係るデータを含むものであってもよい。なお、顧客指定データCD、および顧客地域データCLは、操作ボタン等の操作手段OCを利用して入力され、顧客側記憶手段11に記憶される。そして、作業依頼情報WCを作成する際に、顧客側記憶手段11から呼び出されるものとする。
【0031】
さらに、顧客端末2は、作業者端末4からインターネットNを介して送出された確認データADを受付ける確認データ受付手段14、および受付けた確認データADを表示画面等の表示手段DCに表示させる確認データ表示制御手段15を有している。ここで、確認データADは選定された作業者Wに関する情報、および作業者Wが出張する日時に関する情報を含んでいる。
【0032】
そして、顧客端末2は、管理サーバ3および作業者端末4に対して種々のデータおよび情報を送受信するための顧客側送信制御手段16および顧客側受信制御手段17に接続した顧客側通信手段18を有している。
【0033】
一方、管理サーバ3は、顧客端末2からの指示をインターネットNを介して受信し、これらの指示に応じた処理を行うものであり、ハード構成としては、汎用のサーバと同様、記憶装置、演算装置、および主制御装置を有している。
【0034】
そして、図3に示すように、管理サーバ3は、その機能的構成として、作業者Wが勤務する電気店Eの店舗名、住所、作業者氏名、およびe−mailアドレス等を含む作業者指定データWA、作業者Wの出張作業可能な地域に係る作業地域データWLを含む作業者情報WDを作業者情報データベースWDBに記憶するサーバ側記憶手段31、作業者端末4から送出された作業者予定データWSをインターネットNを介して受付ける作業者予定データ受付手段39、受付けた作業者予定データWSを作業者情報WDと関連付けて作業者情報データベースWDBに記憶する予定データ記憶手段を有する。ここで、例えば、作業地域データWLは、予め各町ごとに割り当てられた地域コード(A町:0001、B町:0002、C町:0003等)を利用することが可能である。このとき、作業者Wの出張可能な地域がA町、B町である場合、作業地域データは、地域コード0001、0002を含む。
【0035】
さらに、管理サーバ3は、顧客端末2から送出された作業依頼情報WCをインターネットNを介して受付ける作業依頼情報受付手段32、第二作業者選定手段34(後に詳述する)において、作業者Wが選定されなかった作業依頼情報WCを作業者情報デ−タベースWDBに照会し、顧客地域データCLに対応する作業地域データWLに基づいて作業者指定データWAを作業者予定データWSと共に抽出する第一作業者選定手段33、作業者指定データWAと共に抽出された作業者予定データWSと作業依頼情報WCに含まれる希望日データDDを比較し、作業者Wの出張可否を判断する出張可否判断手段36、作業依頼情報WCに基づいて出張依頼データBCを作成する出張依頼データ作成手段37、作成された出張依頼データBCを出張可能と判断された作業者Wの作業者指定データWAに基づいてインターネットNを介して作業者端末4に送出する出張依頼データ送出手段38を有する。ここで、作業者予定データWSは、営業日、営業時間、出張可能時間帯等に関する情報を含んでいる。そして、出張依頼データ送出手段38は、作業者指定データWAに含まれるe−mailアドレスを指定し、e−mailとして出張依頼データBCを送出するものが適用される。なお、顧客端末2および作業者端末4は、契約時に付与された識別番号等に基づいて周知の手段によって認証されるものであり、詳細な説明は省略する。
【0036】
加えて、上述した出張依頼データBCを送出した作業者端末4に係る作業者指定データWAと出張依頼データBCを含む履歴情報HIを履歴データベースHDBに記憶する履歴データ記憶手段と、受付けた作業依頼情報WCを履歴データベースHDBに照会し、作業依頼情報WCに含まれる顧客指定データCDに対応する履歴情報HIを検出し、作業者指定データWAを抽出する第二作業者選定手段34、抽出した作業者指定データWAに基づいて作業者予定データWSを抽出する作業者予定データ抽出手段35を有する。ここで、第二作業者選定手段34において、履歴情報HIが検出されない場合(すなわち、初めての依頼の場合)、第一作業者選定手段33に移行し、履歴情報HIが検出される場合(すなわち、二度目以降の依頼の場合)、検出された履歴情報HIに基づいて作業者指定データWAが抽出される。このとき、上述した出張可否判断手段36は作業者予定データ抽出手段35によって抽出された作業者予定データWSに基づいて判断する。なお、サーバ側記憶手段31は、予定データ記憶手段および履歴データ記憶手段の機能を有して構成されている。また、第二作業者選定手段34が、本発明の履歴検出手段、および第二作業者選定手段に相当する。
【0037】
そして、管理サーバ3は、顧客端末2および作業者端末4から送出されたデータを受信するサーバ側受信制御手段41、および作業者端末4へデータを送信するサーバ側送信制御手段40によって制御され、インターネットNを介してデータの送受信を行うサーバ側通信手段42を有する。
【0038】
次に、作業者端末4について図2に基づいて詳細に説明する。ここで、作業者端末4は、電気店Eに設置されるパソコンが利用可能である。作業者端末4は、その機能的構成として作業者指定データWAおよび管理サーバ3より送出され、インターネットNを介して受付けた出張依頼データBCを記憶する作業者側記憶手段51、キーボード等の操作手段OWを利用して上述した作業者予定データWSを作成する作業者予定データ作成手段52、作成した作業者予定データWSを送出する作業者予定データ送出手段53を有する。ここで、作業者予定データWSは、作業者側記憶手段51に記憶されている作業者指定データWAを含んで送出され、作業者指定データWAに基づいて管理サーバ3の作業者情報データベースWDBに記憶される。
【0039】
さらに、管理サーバ3から送出された出張依頼データBCをインターネットNを介して受付ける出張依頼データ受付手段54、受付けた出張依頼データBCを作業者端末4に接続されたモニタディスプレイ等の表示手段DWに表示させる出張依頼データ表示制御手段55を有する。
【0040】
加えて、受付けた出張依頼データBCに基づいて出張日時等の確認に係る確認データADを作成する確認データ作成手段56、作成した確認データADをインターネットNを介して顧客端末2に送出する確認データ送出手段57を有する。ここで、確認データADは、出張依頼データBCと同様に、e−mailで送出することが可能である。
【0041】
次に、本実施形態の作業者選定システム1における顧客端末2の処理の流れについて図4に基づいて詳細に説明する。まず、顧客端末2は作業依頼情報WCの作成指示の有無を判断し(ステップS1)、作業依頼情報WCの作成指示がある場合(ステップS1においてYES)、操作ボタン等の操作手段OCを利用して作業依頼情報WCを作成し(ステップS2)、作業依頼情報WCをインターネットNを介して管理サーバ3に送出する(ステップS3)。一方、作成指示がない場合(ステップS1においてNO)、指示があるまで待機する。その後、出張依頼を受けた作業者Wの作業者端末4から送出された確認データADの検出の有無を判断し(ステップS4)、確認データADが検出される場合(ステップS4においてYES)、確認データADを受付け(ステップS5)、表示画面等の表示手段DCに表示する(ステップS6)。一方、検出されない場合(ステップS4においてNO)、確認データADの検出を待機する。そして、システム終了の指示の有無を判断し(ステップS7)、指示がある場合(ステップ7においてYES)、システムを終了し(ステップS8)、指示がない場合(ステップS7においてNO)、ステップS1の処理に戻り、作業依頼情報WCの作成指示を待機する。
【0042】
次に、本実施形態の作業者選定システム1における管理サーバ3の処理の流れについて図6に基づいて詳細に説明する。ここで、ステップT1乃至ステップT15が、本発明の作業者選定プログラムに相当している。まず、作業者予定データWSの検出の有無を判断する(ステップT1)。そして、作業者予定データWSの検出がある場合(ステップT1においてYES)、作業者予定データWSを受付け、作業者情報WDに関連付けて作業者情報データベースWDBに記憶し(ステップT2)、作業者予定データWSの検出がない場合(ステップT1においてNO)、ステップT3(後述する)の処理に進む。その後、顧客端末2から送出される作業依頼情報WCの検出の有無を判断する(ステップT3)。検出される場合(ステップT3においてYES)、作業依頼情報WCを受付け(ステップT4)、検出されない場合(ステップT3においてNO)、ステップT1の処理に戻り、作業者予定データWSを待機する。
【0043】
そして、受付けた作業依頼情報WCを履歴データベースHDBに照会し、作業依頼情報WCに含まれる顧客指定データCDに対応する履歴情報HDの検出の有無を判断し(ステップT5)、履歴情報HDが検出される場合(ステップT5においてYES)、検出された履歴情報HDに含まれる作業者指定データWAを抽出し(ステップT14)、抽出された作業者指定データWAに基づいて作業者予定データWSを抽出する(ステップT15)。一方、履歴情報HDが検出されない場合(ステップT5においてNO)、作業依頼情報WCを作業者情報データベースWDBに照会し、顧客地域データCLに基づいて作業者指定データWAを抽出する(ステップT6)。このとき、作業者指定データWAと関連付けて記憶された作業者予定データWSも共に抽出される。
【0044】
続いて、作業依頼情報WCを作業者予定データWSと比較し(ステップT7)、作業依頼情報WCに含まれる希望日データDDに合致する作業者予定データWSの有無を判断する(ステップT8)。合致する作業者予定データWSがある場合(ステップT8においてYES)、作業依頼情報WCに基づいて出張依頼データBCを作成し(ステップT9)、ステップT8において出張可能と判断された(すなわち、希望日データDDに合致する作業者予定データWSがあった)作業者Wの利用する作業者端末4に、作業者指定データWAに基づいて、インターネットNを介して作業依頼データを送出する(ステップT10)。一方、合致する作業者予定データWSがない場合(ステップT8においてNO)、ステップT6の処理に戻る。その後、出張依頼データBCを送出した作業者端末4に係る作業者指定データWAを、出張依頼データBCとともに履歴情報HIとして履歴データベースHDBに記憶する(ステップT11)。そして、システム終了の指示の有無を判断し(ステップT12)、指示がある場合(ステップT12においてYES)、システムを終了し(ステップT13)、指示がない場合(ステップT12においてNO)、ステップT1の処理に戻り作業者予定データWSの検出を待機する。
【0045】
次に、本実施形態の作業者選定システム1における作業者端末4の処理の流れについて図7に基づいて詳細に説明する。まず、作業者予定データWSの作成指示の有無を判断する(ステップU1)。作成指示がある場合(ステップU1においてYES)、キーボード等の操作手段OWを利用して作業者予定データWSを作成し(ステップU2)、インターネットNを介して管理サーバ3に送出する(ステップU3)。一方、作業予定データWSの作成指示がない場合(ステップU1においてNO)、ステップU4(後述する)の処理に進む。続いて、管理サーバ3からインターネットNを介して送出される出張依頼データBCの検出の有無を判断する(ステップU4)。出張依頼データBCが検出される場合(ステップU4においてYES)、出張依頼データBCを受付け(ステップU5)、作業者端末4に接続されているモニタディスプレイ等の表示手段DWに表示し(ステップU6)、検出されない場合(ステップU4においてNO)、ステップU1の処理に戻る。その後、確認データADを作成し(ステップU7)、インターネットNを介して顧客端末2に送出する(ステップU8)。そして、システム終了の指示の有無を判断し(ステップU9)、指示がある場合(ステップU9においてYES)、システムを終了し(ステップU10)、指示がない場合(ステップU9においてNO)、ステップU1の処理に戻る。
【0046】
本実施形態の作業者選定システム1を利用することにより、顧客Cのパソコンの修理等の依頼に応じて、近隣の電気店Eの作業者Wが選定され、派遣される。ここで、近隣の電気店Eの作業者Wは、多種の家電製品のメンテナンスを実施する等、地域に密着していることが多い。そのため、顧客Cは安心して修理作業を実施してもらうことができる。また、顧客Cの近隣の電気店がEが選定されるため、出張にかかる時間、費用、および労力を低減することが出来る。さらに、作業者Wは出張することによって、新たな顧客Cを得ることができる。
【0047】
また、管理サーバ3に作業者予定データWSが予め記憶されており、顧客Cが出張作業を希望する日時に出張可能な作業者Wが選定される。そのため、顧客Cと日程調整を何度も実施する等の手間を省略することができ、迅速に対応することができる。
【0048】
さらに、修理等の作業を実施した作業者Wに係る作業者指定データWAを出張依頼データBCと共に履歴情報HIとして履歴データベースHDBに記憶される。そのため、顧客Cからの作業依頼が二度目以降は、履歴情報HIに基づいて、過去に出張して作業を実施した作業者Wが選定される。したがって、ある顧客Cに対して特定の作業者Wが出張するようになり、同一の作業者Wが何度も訪れる内に、顧客Cとの間に信頼関係が築かれ、顧客Cは安心して作業を依頼できる。
【0049】
以上、本発明において好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良および設計の変更が可能である。
【0050】
すなわち、本実施形態において、パソコンの修理および保守作業を対象とする作業者選定システム1を示したが、地域の電気店Eが取り扱う家電製品等を含むものであってもよい。しかしながら、パソコンやインターネット家電等の機能や構造が複雑な製品は、家電製品に比べ、頻繁に保守作業を行う必要がある場合が多いため、特に好適である。
【0051】
また、顧客Cが携帯電話等の顧客端末2を利用して作業依頼情報WCを送出するものを示したが、サポート会社Sに電話P(図1参照)で作業依頼をするものであってもよい。この場合、CTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグレーション)を利用した自動応答システムを適用するのが好適である。そして、オペレータ等が聴取した依頼内容に応じて作成した作業依頼情報WCを、管理サーバ3が受付けることにより、作業者Wが選定される。これにより、パソコンが故障等により利用できない際に、携帯電話およびPDA等のインターネットNに接続された顧客端末2を保持しない顧客Cであっても、作業者選定システム1を利用することが可能となる。
【0052】
さらに、管理サーバ3に、種々のパソコンに係るマニュアル等の修理および保守に必要なデータのデータベースを、ホームページ上で利用可能に形成し、作業者端末4に送出する出張依頼データBCにそのアドレス等を添付して送出するものであってもよい。これにより、作業者Wは顧客Cの元に出張する前に、予めマニュアル等を閲覧し、情報を得ることが可能となるため、スムーズに作業を進めることができ、作業時間を短縮することができる。
【0053】
また、本実施形態において、顧客Cの自宅に出張して作業を実施するものを示したが、出張先は顧客Cの自宅に限定されず、例えば、仕事場等の別の場所であってもよい。この場合、顧客地域データCLに出張先の住所を含む地域を指定する。これにより、仕事場等の出張先に近い作業者Wを選定することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の作業者選定システムを利用することにより、顧客の作業依頼に応じて、近隣の作業者が選定され、選定された作業者に出張依頼を送出することができる。そして、顧客の近隣の作業者が出張作業を実施することになり、作業者にとって出張作業による時間、および経費等の負担を軽減することができる。また、出張して作業を実施することにより新たな顧客を得ることができる。さらに、二度目以降の作業依頼に対しては、過去に作業を実施した作業者が選定されるため、顧客と作業者の間に信頼関係が築かれ、安心して作業依頼をすることができるようになる。また、本発明の作業者選定プログラムを実行することにより、管理サーバは、上述の作用を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の作業者選定システムの概略構成を示す模式図である。
【図2】顧客端末および作業者端末の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】管理サーバの機能的構成を示すブロック図である。
【図4】顧客端末における処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】管理サーバにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】管理サーバにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】作業者端末における処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 作業者選定システム
2 顧客端末
3 管理サーバ
4 作業者端末
31 サーバ側記憶手段(作業者情報記憶手段、履歴情報記憶手段)
32 作業依頼情報受付手段
33 第一作業者選定手段
34 第二作業者選定手段(第二作業者選定手段、履歴検出手段)
36 出張可否判断手段
37 出張依頼データ作成手段
38 出張依頼データ送出手段(第二出張依頼データ送出手段、第三出張依頼データ送出手段)
39 作業者予定データ受付手段
51 作業者側記憶手段
52 作業者予定データ作成手段
53 作業者予定データ送出手段
54 出張依頼データ受付手段
BC 出張依頼データ
C 顧客
CD 顧客指定データ
CL 顧客地域データ
CM 依頼内容データ
DD 希望日データ
HDB 履歴データベース
N インターネット(通信ネットワーク)
W 作業者
WA 作業者指定データ
WC 作業依頼情報
WD 作業者情報
WDB 作業者情報データベース
WL 作業地域データ
WS 作業者予定データ
Claims (7)
- 顧客からの作業依頼に応じて出張し、コンピュータを含む家電製品の修理および保守を実施する作業者を、通信ネットワークに接続された管理サーバで選定する作業者選定システムであって、
前記管理サーバは、
前記作業者が利用する作業者端末を指定可能な作業者指定データ、および前記作業者が出張可能な地域に係る作業地域データを含む作業者情報を作業者情報データベースに記憶する作業者情報記憶手段と、
前記顧客の氏名、住所を含む個人情報に係る顧客特定データ、前記顧客の前記住所に対応する顧客地域データ、および作業依頼の内容を示す依頼内容データを有する作業依頼情報を受付ける作業依頼情報受付手段と、
受付けた前記作業依頼情報を前記作業者情報データベースに照会し、前記顧客地域データに対応する前記作業地域データに基づいて前記作業者指定データを抽出し、作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第一作業者選定手段と、
受付けた前記作業依頼情報に基づいて、前記作業者に対して出張を依頼する出張依頼データを作成する出張依頼データ作成手段と、
抽出された前記作業者指定データに基づいて、前記通信ネットワークに接続された作業者端末に前記出張依頼データを送出する第一出張依頼データ送出手段とを具備することを特徴とする作業者選定システム。 - 前記管理サーバは、
前記作業者の出張可能な日時を示す作業者予定データを受付ける作業者予定データ受付手段と、
受付けた前記作業者予定データを、前記作業者指定データに関連付けて作業者情報データベースに記憶する予定データ記憶手段と、
前記顧客が前記作業者の出張を希望する日時に係る希望日データを、前記作業依頼情報と共に受付ける希望日データ受付手段と、
受付けた前記希望日データを前記作業者情報データベースに照会し、前記作業者予定データに基づいて前記作業者の出張の可否を判断する出張可否判断手段と、
前記出張可否判断手段によって出張可能と判断された前記作業者の前記作業者指定データに基づいて、前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第二出張依頼データ送出手段と
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の作業者選定システム。 - 前記作業者端末は、
前記作業者予定データを作成する作業者予定データ作成手段と、
前記作業者予定データを前記管理サーバに前記通信ネットワークを介して送出する作業者予定データ送出手段と、
前記管理サーバから送出された前記出張依頼データを前記通信ネットワークを介して受付ける出張依頼データ受付手段と
をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業者選定システム。 - 前記管理サーバは、
前記出張依頼データが送出された前記作業者端末に係る前記作業者指定データ、および前記出張依頼データを含む履歴情報を履歴データベースに記憶する履歴情報記憶手段と、
受付けた前記作業依頼情報を前記履歴データベースに照会し、前記顧客指定データに基づいて前記履歴情報の有無を検出する履歴検出手段と、
前記履歴検出手段によって前記履歴情報が検出された前記作業依頼情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる前記作業者指定データを抽出し、前記作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第二作業者選定手段と、
抽出された前記作業者指定データに基づいて前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第三出張依頼データ送出手段と
をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の作業者選定システム。 - 顧客からの作業依頼に応じて出張し、コンピュータを含む家電製品の修理および保守を実施する作業者が利用する作業者端末を指定可能な作業者指定データ、および前記作業者が出張可能な地域に係る作業地域データを含む作業者情報を作業者情報データベースに記憶する作業者情報記憶手段、前記顧客の氏名、住所を含む個人情報に係る顧客特定データ、前記顧客の前記住所に対応する顧客地域データ、および作業依頼の内容を示す依頼内容データを有する作業依頼情報を受付ける作業依頼情報受付手段、受付けた前記作業依頼情報を前記作業者情報データベースに照会し、前記顧客地域データに対応する前記作業地域データに基づいて前記作業者指定データを抽出し、作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第一作業者選定手段、受付けた前記作業依頼情報に基づいて、前記作業者に対して出張を依頼する出張依頼データを作成する出張依頼データ作成手段、および抽出された前記作業者指定データに基づいて、前記通信ネットワークに接続された作業者端末に前記出張依頼データを送出する第一出張依頼データ送出手段として通信ネットワークに接続された管理サーバを機能させることを特徴とする作業者選定プログラム。
- 前記作業者の出張可能な日時を示す作業者予定データを受付ける作業者予定データ受付手段、受付けた前記作業者予定データを、前記作業者指定データに関連付けて作業者情報データベースに記憶する予定データ記憶手段、前記顧客が前記作業者の出張を希望する日時に係る希望日データを、前記作業依頼情報と共に受付ける希望日データ受付手段、受付けた前記希望日データを前記作業者情報データベースに照会し、前記作業者予定データに基づいて前記作業者の出張の可否を判断する出張可否判断手段、および前記出張可否判断手段によって出張可能と判断された前記作業者の前記作業者指定データに基づいて、前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第二出張依頼データ送出手段として、前記管理サーバをさらに機能させることを特徴とする請求項6に記載の作業者選定プログラム。
- 前記出張依頼データが送出された前記作業者端末に係る前記作業者指定データ、および前記出張依頼データを含む履歴情報を履歴データベースに記憶する履歴情報記憶手段、受付けた前記作業依頼情報を前記履歴データベースに照会し、前記顧客指定データに基づいて前記履歴情報の有無を検出する履歴検出手段、前記履歴検出手段によって前記履歴情報が検出された前記作業依頼情報に基づいて、前記履歴情報に含まれる前記作業者指定データを抽出し、前記作業依頼に応じて出張する前記作業者を選定する第二作業者選定手段、および抽出された前記作業者指定データに基づいて前記出張依頼データを前記作業者端末に送出する第三出張依頼データ送出手段として、前記管理サーバをさらに機能させることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の作業者選定プログラム。
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