JP2004353402A - トイレブースの扉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の開閉操作に支障をきたすことなく、隙間を塞ぐことができるトイレブースの扉装置を提供すること。
【解決手段】トイレブース1の前面板3、4間の開口を開閉可能とした扉6を備えるトイレブース1の扉装置であって、これら両前面板3、4の少なくとも一方の前面板4の側端縁を覆う前面板側縁材9を設けるとともに、この前面板側縁材9から開口側を向き上下方向に延びる凸条12を突設し、この凸条12の全体を覆う緩衝材10を、凸条12に取り付け、扉6が閉じられた時に扉6と前面板4間に生じる隙間を前後方向から塞いでトイレブース1の扉装置を構成する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレブースの扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のトイレブースの扉は開閉操作できるように、扉を閉じた際にトイレブースの前面板の端縁と、扉の端縁との間には、隙間が形成されるように取り付けられている。そのため、隙間を通してトイレブースの外部から内部が、若干見えることがあり、外部から内部が見えないように、前面板と扉の端縁同士を接触させて隙間を無くすと、扉の開閉操作に支障をきたすことになる。そこで、前面板の端縁と扉の端縁を互いに曲面に構成させることにより、トイレブースの内部が見えないようにしているものがある。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2002−106091号公報(第3頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、特許文献1にあっては、トイレブースの前面板の端縁と扉の端縁との間の隙間を完全に無くすことが出来ず、寸法誤差や取付具合によっては、隙間が大きく開いてしまい見る角度によっては、その隙間を通して扉を閉めた状態で外部からトイレブース内部が見える恐れがある。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、扉の開閉操作に支障をきたすことなく、隙間を塞ぐことができるトイレブースの扉装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を解決するために、本発明のトイレブースの扉装置は、トイレブースの前面板間の開口を開閉可能とした扉を備えるトイレブースの扉装置であって、前記両前面板の少なくとも一方の前面板の側端縁を覆う前面板側縁材を設けるとともに、該前面板側縁材から開口側を向き上下方向に延びる凸条を突設し、該凸条の略全体を覆う緩衝材を、前記凸条に取り付け、前記扉が閉じられた時に前記扉と前記前面板間に生じる隙間を前後方向から塞いだことを特徴としている。
この特徴によれば、前面板と扉との間に生じる隙間を前後方向から塞ぐことで、扉の開閉操作に支障をきたすことなく、隙間を無くすことができるので、トイレブースの内部を確実に隠蔽できるようになる。また、緩衝材が設けられていることで、扉を閉じた時の衝撃を緩衝材を介して前面板側縁材で受けとめるので、耐久性があり、かつ、打撃音も防止できるばかりでなく、人の出入りに対しても凸条がむき出しでなく緩衝材で覆われているので安全であり、緩衝材が強固に支持されることにもなる。
【0007】
本発明のトイレブースの扉装置は、前記扉の端縁には、段部を有する扉側縁材を設けるとともに、前記凸条を、前記前面板側縁材の前後方向中央から突設させ、前記扉側縁材の段部を前記緩衝材に当接させたことが好ましい。
このようにすれば、扉側縁材の段部が緩衝材に当接するので、確実に扉と前面板間に生じる隙間の一部を前後方向から塞ぐことができる。また、扉の端縁の破損が防止できるようになり、扉が長期間の使用に耐えられるようになる。
【0008】
本発明のトイレブースの扉装置は、前記緩衝材と前記扉側縁材が、前記扉と前面板の前後面と略面一となるようにしたことが好ましい。
このようにすれば、前面板と扉と緩衝材と扉側縁材を面一にされていることで、扉と前面板との間に凸凹が形成されず、トイレブースの美観が向上するようになっている。
【0009】
本発明のトイレブースの扉装置は、前記前面板側縁材が、少なくとも開口側からネジを介して前記前面板の側端縁に取り付けられており、前記ネジを前記緩衝材により隠蔽させたことが好ましい。
このようにすれば、ネジが緩衝材により隠蔽されることで、トイレブースの美観が向上するようになる。また、ネジの緩みなどによって、ネジが前面板側縁材から突出したときに、トイレブースの使用者の衣服等が、ネジに引っ掛ることを防止できるようになる。
【0010】
本発明のトイレブースの扉装置は、前記扉側縁材が、前記扉の左右両方の側端縁に設けられているとともに、前記前面板側縁材と前記緩衝材が、前記扉の左右両方の前記前面板の側端縁に設けられていることが好ましい。
このようにすれば、トイレブースの扉装置の左右に生じる隙間を同じ構成で塞ぐことにより、左右の隙間を塞ぐために用いられる部品の共通化ができるとともに、トイレブースの扉装置の外観が左右対称となるので、トイレブースの扉装置の美観が向上する。
【0011】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の第1実施形態における扉装置を用いたトイレブースの全体像を示す斜視図であり、図1の符号1は、本発明の適用されたトイレブースであり、このトイレブース1おける前面板2、3、4の間の開口には、開閉可能とした片開き式の扉5、6が設けられている。
【0012】
両扉5、6は同一構成なので一方の扉6に付き説明する。この扉6はヒンジ7を介して一方の前面板3に取り付けられており、トイレブース1の内側に向かって開くようになっている。扉6の左右の側端縁には、扉側縁材8、8’が取り付けられており、この扉6の左右の前面板3、4の側端縁には、前面板側縁材9、9’が取り付けられている。
【0013】
前面板3、4に取り付けられている前面板側縁材9、9’は、同一構成なので、一方の前面板4に取り付けられる前面板側縁材9について図2を用いて詳述する。
【0014】
図2は、緩衝材10と前面板側縁材9の斜視図であり、前面板側縁材9は、金属等の材質で構成された断面コ字状をしており、その両端縁が屈曲されて前面板4の前後側面と係合する保持条11が長手方向に沿って形成されている。前面板側縁材9の幅の中央には、凸条12が長手方向に沿って突設させられており、この凸条12は、断面視で先端が膨出された形状をしている。
【0015】
凸条12は保持条11と反対方向(即ち、開口側に向く方向)に突設されており、前面板側縁材9が前面板4に取り付けられる際には、保持条11が前面板4側を向き、凸条12が開口側を向くように取り付けられる。前面板側縁材9の凸条12の近傍には、前面板側縁材9の取付用のネジ13を挿通させることができる複数の孔部14が形成されている。
【0016】
図2に示された緩衝材10は、弾力性を有する軟質ゴム等の材質で構成されており、緩衝材10の長手方向の長さが、前面板側縁材9の長手方向の長さとほぼ同じになるように形成されている。この緩衝材10には、前面板側縁材9の凸条12に嵌合させることができる凹条15が、長手方向に沿って凹設されている。
【0017】
この緩衝材10は、軟質ゴム等の材質で押出し成形されているので、形状のバランスをとるために、凹条15に平行に溝部16が形成されている。また、この緩衝材10が溝部16を有することで、緩衝材10を製造するための材料費を節約できるようになっている。
【0018】
緩衝材10と前面板側縁材9を前面板4に取り付ける際には、先ず、前面板側縁材9の保持条11を前面板4の前後側面を挟むようにして、前面板側縁材9を前面板4の側端縁に取り付け、複数のネジ13を開口側から複数の孔部14に挿通させて、前面板側縁材9を前面板4に固定させる。
【0019】
続いて、緩衝材10の凹条15を前面板側縁材9の凸条12に、凸条12の一端から嵌合させ、緩衝材10を長手方向に摺動させることで、緩衝材10を前面板側縁材9に取り付けることができる。
【0020】
扉6の左右両側端縁に取り付けられている扉側縁材8、8’は、同一構成なので、片方の扉側縁材8について図3を用いて詳述する。
【0021】
図3は、扉側縁材8の斜視図であり、この扉側縁材8は、合成樹脂等の材質で構成されており、扉側縁材8の長手方向の長さが、扉6の長手方向の長さとほぼ同じになるように形成されている。この扉側縁材8には、段部17が長手方向に沿って突設されている。扉側縁材8の段部17の反対側には、係合条18が長手方向に沿って突設されており、この係合条18は断面視が略ツリー形状をしている。
【0022】
扉6の端縁には、扉側縁材8の係合条18が係合できるように、係合溝19が長手方向に沿って形成されている。扉側縁材8が扉6に取り付けられる際には、扉側縁材8の係合条18を扉6の端縁に形成された係合溝19に、係合溝19の一端から係合させ、扉側縁材8を長手方向に摺動させることで、扉側縁材8を扉6に取り付けることができる。
【0023】
図4は、トイレブース1の扉装置の横断平面図であり、扉6の開く側がトイレブース1の内方となっているが、前面板3、4の図において下方をトイレブース1の内方としても適用できることはいうまでもない。前面板3と扉6の間には、ヒンジ7が配置されており、このヒンジ7はネジ20により前面板3の後面と扉6の後面に取り付けられている。ヒンジ7を介して前面板3に取り付けられた扉6は、トイレブース1の内方に向かって開くようになっている。
【0024】
扉6の両側端には、係合溝19、19’が長手方向に沿って形成されており、扉側縁材8、8’の係合条18、18’が、扉6の係合溝19、19’に挿入されることで、扉側縁材8、8’が扉6に取り付けられている。扉側縁材8、8’の係合条18、18’の断面視が略ツリー形状をしていることで、扉側縁材8、8’を強固に扉6に取り付けることができるようになっている。
【0025】
左右の前面板3、4の側端縁には、前面板側縁材9、9’の保持条11、11’が前面板3、4の前後側面を挟むようにして取り付けられており、前面板側縁材9、9’はネジ13を挿通されることで、前面板3、4に固定されるようになっている。前面板側縁材9、9’の凸条12、12’には、凸条12、12’の全体を覆う緩衝材10、10’が、緩衝材10、10’に凹設された凹条15、15’を嵌合されることで取り付けられており、この緩衝材10、10’により前面板側縁材9、9’のネジ13を隠蔽できるようになっている。
【0026】
ネジ13が隠蔽されることで、トイレブース1の美観が向上するようになるばかりか、ネジ13の緩みなどによって、ネジ13が前面板側縁材9、9’から突出したときに、トイレブース1の使用者の衣服等が、ネジ13に引っ掛ることを防止できるようになっている。また、この緩衝材10は使用者が金属製の凸条12に直接触れないように保護する機能も有している。
【0027】
図4に示すように、扉6が閉じられた際には、扉側縁材8、8’に形成された段部17、17’が、前面板側縁材9、9’に取り付けられた緩衝材10、10’の後面側に当接されるようになっている。そのため、扉6の開閉操作に支障をきたすことなく、前面板3、4と扉6との間に生じる隙間を完全に塞ぐことができ、トイレブース1の内部を確実に隠蔽できるようになっている。
【0028】
また、緩衝材10、10’と前面板側縁材9、9’と扉側縁材8、8’が、扉6と前面板3、4の前後面と略面一となっており、そのため、扉6と前面板3、4との間に凸凹が形成されず、トイレブース1の美観が向上するようになっている。
【0029】
そして、トイレブース1の扉6の左右に生じる隙間が、各々同じ構成をしている緩衝材10、10’と前面板側縁材9、9’と扉側縁材8、8’を用いて塞がれていることにより、部品の共通化ができるようになり、トイレブース1を製造し易くなるとともに、トイレブース1の扉6の外観が左右対称となるので、トイレブースの扉6の見栄えが良くなる。
【0030】
更に、軟質ゴム等の材質で構成されている緩衝材10、10’が、前面板側縁材9に取り付けられていることにより、扉6を閉じた際に、扉6の片方に取り付けられている扉側縁材8が、前面板4に取り付けられている前面板側縁材9と当接することで生じる打撃音を防止できるようになっている。
【0031】
この緩衝材10、10’は、前面板側縁材9、9’に形成された凸条12、12’全体を覆うように嵌合されていることで、緩衝材10、10’が強固に支持されることになる。扉6の両端縁には、扉側縁材8、8’が設けられていることで、扉6の両端縁の破損が防止できるようになるばかりか、扉6が長期間の使用に耐えられるようになっている。
【0032】
次に、第2実施形態に係るトイレブース21の扉装置につき、図5を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成で重複する構成を省略する。
【0033】
図5は、第2実施形態におけるトイレブース21の扉装置の横断平面図であり、図の上方がトイレブース21の内方側であり、下方がトイレブース21の出入口側である。左側の前面板22と扉24の間には、ヒンジ25が配置されており、このヒンジ25はネジ26により前面板22の後面と扉24の後面に取り付けられている。ヒンジ25を介して前面板22に取り付けられた扉24は、トイレブース21の内方に向かって開くようになっている。
【0034】
左右の前面板22、23の側端縁には、前面板側縁材27、27’の保持条28、28’が、前面板22、23の前後側面を挟むようにして取り付けられており、前面板側縁材27、27’は、前後面からネジ29を挿通されることで、前面板22、23に固定されるようになっている。
【0035】
前面板側縁材27、27’の凸条30、30’は、前面板側縁材27、27’の前面側から開口側に向けて突設されており、この前面板側縁材27、27’の凸条30、30’には、凸条30、30’の全体を覆う緩衝材31、31’が、緩衝材31、31’に凹設された凹条32、32’が凸条30、30’とそれぞれ嵌合することで取り付けられている。
【0036】
扉24が閉じられた際には、扉24の左右両側端縁が、前面板側縁材27、27’に取り付けられた緩衝材31、31’の後面側に当接されるようになっている。そのため、扉24の開閉操作に支障をきたすことなく、前面板22、23と扉24との間に生じる隙間を完全に塞ぐことができ、トイレブース21の内部を確実に隠蔽できるようになっている。
【0037】
次に、第3実施形態に係るトイレブース33の扉装置につき、図6を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成で重複する構成を省略する。
【0038】
図6は、第3実施形態におけるトイレブース33の扉装置の横断平面図であり、図の上方がトイレブース33の内方側であり、下方がトイレブース33の出入口側である。扉34の内部には、ヒンジ35が配置されており、この扉34はヒンジ35を介してトイレブース33の内方に向かって開くようになっている。
【0039】
扉34の左右両側端には、係合条36、36’が長手方向に沿って形成されており、扉側縁材37、37’に形成されたの係合溝38、38’が、扉34の係合条36、36’に係合されることで、扉側縁材37、37’が扉34に取り付けられている。扉34の係合条36、36’の断面視が略ツリー形状をしていることで、扉側縁材37、37’を強固に扉34に取り付けることができるようになっている。
【0040】
左右の前面板39、40の側端縁には、前面板側縁材41、41’の保持条45、45’が前面板39、40の前後側面を挟むようにして取り付けられており、前面板側縁材41、41’はネジ47を挿通されることで、前面板39、40に固定されるようになっている。
【0041】
前面板側縁材41、41’の凸条42、42’には、凸条42、42’の全体を覆う緩衝材43、43’が、緩衝材43、43’に凹設された凹条46、46’が凸条42、42’とそれぞれ嵌合することで取り付けられており、この緩衝材43、43’の前後方向の幅は、前面板側縁材41、41’の前後方向の幅と同じに形成されている。緩衝材43、43’によって前面板側縁材41、41’のネジ42を隠蔽できるようになっている。
【0042】
図6に示すように、扉34の左右両端縁に取り付けられた扉側縁材37、37’には、段部44、44’が形成されており、扉34が閉じられた際に、ヒンジ35側に取り付けられた扉側縁材37’の段部44’は、前面板側縁材41’に取り付けられた緩衝材43’の前面側に当接されるようになり、他方に取り付けられた扉側縁材37の段部44は、前面板側縁材41に取り付けられた緩衝材43の後面側に当接されるようになっている。
【0043】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0044】
例えば、前面板の側端縁を、前面板の端面と前後側面の一部として説明してきたが、前面板の端面だけでも側端縁に含まれるものと定義する。従がって、前面板側縁材9、9’、27、27’、41、41’は、前面板の端面だけに取り付けられるような板状体のものであってもよい。
【0045】
また、実施例の説明では、扉の左右両端側に前面板と当接する扉側縁材8、8’、37、37’を取り付けた例で説明してあるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、ヒンジから離れた方の扉の側端と、これに対向する前面板とに、本発明の隙間を塞ぐ手段を適用し、他側は公知の隙間開閉手段であってもよいものである。
【0046】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0047】
(a)請求項1に記載の発明によれば、前面板と扉との間に生じる隙間を前後方向から塞ぐことで、扉の開閉操作に支障をきたすことなく、隙間を無くすことができるので、トイレブースの内部を確実に隠蔽できるようになる。また、緩衝材が設けられていることで、扉を閉じた時の衝撃を緩衝材を介して前面板側縁材で受けとめるので、耐久性があり、かつ、打撃音も防止できるばかりでなく、人の出入りに対しても凸条がむき出しでなく緩衝材で覆われているので安全であり、緩衝材が強固に支持されることにもなる。
【0048】
(b)請求項2に記載の発明によれば、扉側縁材の段部が緩衝材に当接するので、確実に扉と前面板間に生じる隙間の一部を前後方向から塞ぐことができる。また、扉の端縁の破損が防止できるようになり、扉が長期間の使用に耐えられるようになる。
【0049】
(c)請求項3に記載の発明によれば、前面板と扉と緩衝材と扉側縁材を面一にされていることで、扉と前面板との間に凸凹が形成されず、トイレブースの美観が向上するようになっている。
【0050】
(d)請求項4に記載の発明によれば、ネジが緩衝材により隠蔽されることで、トイレブースの美観が向上するようになる。また、ネジの緩みなどによって、ネジが前面板側縁材から突出したときに、トイレブースの使用者の衣服等が、ネジに引っ掛ることを防止できるようになる。
【0051】
(e)請求項5に記載の発明によれば、トイレブースの扉装置の左右に生じる隙間を同じ構成で塞ぐことにより、左右の隙間を塞ぐために用いられる部品の共通化ができるとともに、トイレブースの扉装置の外観が左右対称となるので、トイレブースの扉装置の美観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における扉装置を用いたトイレブースの全体像を示す斜視図である。
【図2】緩衝材と前面板側縁材を前面板に取り付けるときの斜視図である。
【図3】扉側縁材を扉に取り付けるときの斜視図である。
【図4】トイレブースの扉装置の横断平面図である。
【図5】第2実施形態におけるトイレブースの扉装置の横断平面図である。
【図6】第3実施形態におけるトイレブースの扉装置の横断平面図である。
【符号の説明】
1 トイレブース
2、3、4 前面板
5、6 扉
7 ヒンジ
8、8’ 扉側縁材
9、9’ 前面板側縁材
10、10’ 緩衝材
11、11’ 保持条
12、12’ 凸条
13 ネジ
14 孔部
15、15’ 凹条
16、16’ 溝部
17、17’ 段部
18、18’ 係合条
19、19’ 係合溝
20 ネジ
21 トイレブース
22、23 前面板
24 扉
25 ヒンジ
26 ネジ
27、27’ 前面板側縁材
28、28’ 保持条
29 ネジ
30、30’ 凸条
31、31’ 緩衝材
32、32’ 凹条
33 トイレブース
34 扉
35 ヒンジ
36、36’ 係合条
37、37’ 扉側縁材
38、38’ 係合溝
39、40 前面板
41、41’ 前面板側縁材
42、42’ 凸条
43、43’ 緩衝材
44、44’ 段部
45、45’ 保持条
46、46’ 凹条
47 ネジ

Claims (5)

  1. トイレブースの前面板間の開口を開閉可能とした扉を備えるトイレブースの扉装置であって、前記両前面板の少なくとも一方の前面板の側端縁を覆う前面板側縁材を設けるとともに、該前面板側縁材から開口側を向き上下方向に延びる凸条を突設し、該凸条の略全体を覆う緩衝材を、前記凸条に取り付け、前記扉が閉じられた時に前記扉と前記前面板間に生じる隙間を前後方向から塞いだことを特徴とするトイレブースの扉装置。
  2. 前記扉の端縁には、段部を有する扉側縁材を設けるとともに、前記凸条を、前記前面板側縁材の前後方向中央から突設させ、前記扉側縁材の段部を前記緩衝材に当接させた請求項1に記載のトイレブースの扉装置。
  3. 前記緩衝材と前記扉側縁材が、前記扉と前面板の前後面と略面一となるようにした請求項1または2に記載のトイレブースの扉装置。
  4. 前記前面板側縁材が、少なくとも開口側からネジを介して前記前面板の側端縁に取り付けられており、前記ネジを前記緩衝材により隠蔽させた請求項1ないし3の何れかに記載のトイレブースの扉装置。
  5. 前記扉側縁材が、前記扉の左右両方の側端縁に設けられているとともに、前記前面板側縁材と前記緩衝材が、前記扉の左右両方の前記前面板の側端縁に設けられている請求項2ないし4の何れかに記載のトイレブースの扉装置。
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