JP2006152625A - ドア構造 - Google Patents

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JP2006152625A
JP2006152625A JP2004342998A JP2004342998A JP2006152625A JP 2006152625 A JP2006152625 A JP 2006152625A JP 2004342998 A JP2004342998 A JP 2004342998A JP 2004342998 A JP2004342998 A JP 2004342998A JP 2006152625 A JP2006152625 A JP 2006152625A
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Makiko Iwata
牧子 岩田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】 必要な換気量を確保しながら、ドアのガタツキ音の発生がないドア枠を提供すること。
【解決手段】 建物の壁体の開口部にドア枠1とドア2とが取り付けられてなるドア構造において、ドア戸先側の縦戸当り31に間欠的に緩衝材4が設けられるとともに、吊元側にも戸当り32が設けられていて、吊元側のドア枠12及び戸先側のドア枠12とドア2との間、吊元側戸当り32及び戸先側戸当り31とドア2との間に空気の通導が可能な隙間H1、H2,H3,H4,H5,H6,H11が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、換気性を備えたドア構造に関する。
従来、特許文献1には、戸当り又はドア当接面に取り付けられる緩衝材を間欠的に設ける事により、戸当りとドアの間に空気の通導が可能な隙間が設けられたドア枠材が記載されている。また、特許文献2には、ドアと戸当りとの間の隙間を5〜20mm離して設ける事により、戸当りとドアとの間の隙間より換気を可能にしたドア枠が記載されている。
特開平10−220118号公報 特開平11−182150号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術にあっては、シックハウス対策として必要な換気量を確保するには不十分であるという問題点があった。また、特許文献2に記載の従来技術にあっては、ドアの戸先側と戸当りとの間の隙間が大きいことにより、ガタツキ音が発生してしまうという問題点があった。
本発明は、このような上記の問題点に着目してなされたものであり、必要な換気量を確保しながら、ドアのガタツキ音の発生がないドア構造を提供することにある。
請求項1記載の発明は、建物の壁体の開口部にドア枠とドアとが取り付けられてなるドア構造において、ドア戸先側の縦戸当りに間欠的に緩衝材が設けられるとともに、吊元側にも戸当りが設けられていて、吊元側のドア枠及び戸先側のドア枠とドアとの間、吊元側戸当り及び戸先側戸当りとドアとの間に空気の通導が可能な隙間が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のドア構造において、ドア戸先側の縦戸当りとドアとの隙間は1〜6mmであり、ドア吊元側の戸当り及び上枠側の戸当りとドアとの隙間は8mm以上であり、ドアと上枠、吊元側のドア枠、戸先側のドア枠、床面側との隙間は3〜5mmであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のドア構造において、緩衝材は軟質系でゴム弾性を有するものであることを特徴とする。
上記ドアの戸当りに設けられる緩衝材は、軟質PVC、ウレタン、合成ゴム等のゴム弾性を有する材料が好適に用いられる。
又、この緩衝材はドアの戸当りの上、下両端から200mm付近及びラッチ取付部位の3箇所に設けるのが好適である。
この緩衝材の戸当りへの取付けは、接着材(剤)等により行うことができ、緩衝材の寸法は幅10mm、長さ15mm程度で厚み2mm程度が好適である。
請求項1記載の発明によると、ドア戸先側の縦戸当りに間欠的に緩衝材が設けられるとともに、吊元側にも戸当りが設けられていて、吊元側のドア枠及び戸先側のドア枠とドアとの間、吊元側戸当り及び戸先側戸当りとドアとの間に空気の通導が可能な隙間が設けられているので、外観上見えにくく、ドア部の意匠性を損なうことなくドアを閉めた状態で通気(換気)を行うことができる。また、通気(換気)はドア枠の全周及び戸当りとドアとの隙間を通ってくるので、十分な通気(換気)が得られ、しかも直接人体に風が当たることがなく体感を損なうことがない。
又、ドア戸先側の縦戸当りに間欠的に緩衝材が設けられているので、通気性を損なうことなく、ドア開閉時のバタツキ音を防止することができる。
請求項2記載の発明によると、ドア戸先側の縦戸当りとドアとの隙間は1〜6mmであり、ドア吊元側の戸当り及び上枠側の戸当りとドアとの隙間は8mm以上であり、ドアと上枠、吊元側のドア枠、戸先側のドア枠、床面側との隙間は3〜5mmであるので、ドア吊元側の戸当り及び上枠側の戸当りとドアとの隙間を大きく開け、ドアと上枠、吊元側のドア枠、戸先側のドア枠、床面側との隙間を小さくすることで、ドアを正面から見た時の隙間は小さいまま、必要な換気量を確保することができる。しかも、外観を損なうことなく、光漏れ等の問題を生じることがない。
請求項3記載の発明によると、緩衝材は軟質系でゴム弾性を有するものであるので、ドアのガタツキ音を確実に抑えることができる。また、長期間にわたって緩衝材としての機能を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明のドア構造の一例を示す正面図,(b)は図1(a)のA−A断面図、(c)は図1(a)のB−B断面図である。図2(a)は図1(b)のZ1の方向から見たドア枠に設けられた戸当りの矢視図、(b)は戸当りの断面図、(C)は図2(b)のZ2の方向から見た立面図である。
図1(a)は、室内で用いられるドア枠1及びドア2からなるドア構造の正面図であり、ドア枠1は上枠11と縦枠12,12とで構成されている。ドア2は上下の丁番8,8によりドア枠1の吊元側の縦枠12に回動自在に取り付けられている。尚9はドアノブ(レバーハンドル)である。
図1(b)は図1(a)のA−A断面図であり、ドア枠1のドア吊元側の縦枠12に戸当り32、ドア枠1のドア戸先側の縦枠12に戸当り31が取り付けられている。吊元側の戸当り32とドア2との隙間H1は8.5mmに設定されており、ドア戸先側と戸当り31とドア2との隙間H2は3.25mmに設定されている。また、ドア枠1の縦枠12とドア2の吊元側の隙間H3及びドア枠1の縦枠12とドア2のドア戸先側の隙間H4は何れも4mmに設定されている。
図1(c)は図1(a)のB−B断面図であり、ドア枠1の上枠11に戸当り33が設けられている。ドア2とドア枠1の上枠11に戸当り33との隙間H11は8.5mmに設定されている。また、上枠11とドア2との隙間H5及び床面7側とドア2との隙間H6は何れも4mmに設定されている。尚6は床見切りであり、前記隙間H6は床見切り6の厚み3mmを除いた隙間H6である。
本発明の実施例によれば、ドア枠1とドア2と全周に渡って、一定の隙間4mmが設けられ、またドア2と吊元側戸当り32,ドア戸先側と戸当り31,上枠11側戸当り33との間に隙間が設けられているので、ドアの隙間が戸当り31,32で塞がれて外観上見えにくく、ドア部の意匠性を損なうことなくドア2を閉めた状態で通気(換気)を行うことができる。また、通気(換気)はドア枠1の全周及び戸当り31,32,33とドア2との隙間を通ってくるので、十分な通気(換気)が得られ、しかも直接人体に風が当たることがなく体感を損なうことがない。
また、ドア戸先側の縦戸当り31とドア2との隙間H2は3.25mmであり、ドア吊元側の戸当り32及び上枠11側の戸当り33とドア2との隙間H1,H11は8.5mmであるので、ドア吊元側の戸当り32及び上枠11側の戸当り33とドア2との隙間を大きく開けることで、ドア2を正面から見た時の隙間は小さいまま、必要な換気量を確保することができる。しかも、外観を損なうことなく、又床面の隙間も少ないので反射等で光が入ってくる量も少なくなり光漏れ等の問題を生じることがない。
図2(a)のドア枠1に設けられた戸当り31は図2(b)に示すように硬質PVC製であり、戸当り31の314面の一方側に軟質PVC製の厚さ2mmの緩衝材4が取付られている。そして、戸当り31は両L字状312,312に折り曲げられ弾力性を持たせた嵌め込み側313,313をドア枠1の凹部に嵌合される。その際嵌め込み側313,313のギザギザによりしっかりと固定される。尚、5はラッチ受けである。図2(c)の戸当り31に示すように緩衝材4は3ケ取り付けられ、緩衝材4は幅(H9)10mm×長さ(H10)15mmの大きさで、一番上の緩衝材4は戸当り31の上端より205mmの位置に、真中の緩衝材4は一番上の緩衝材4から945mmの位置(図2(a)でラッチ受け5の位置)に、一番下の緩衝材4は戸当り31の下端より200mmの位置に取り付けられている。
本発明の実施例によれば、ドア2戸先側の縦戸当り31に間欠的に緩衝材4が設けられているので、通気性を損なうことなく、ドア2開閉時のバタツキ音を防止することができる。
また、緩衝材4は軟質系でゴム弾性を有するものであるので、ドア2のガタツキ音を確実に抑えることができる。また、長期間にわたって緩衝材4としての機能を維持することができる。
本発明のドア枠は構造が簡単であり、十分な換気性能を有するのでシックハウス対策として、ユニット建物に限らず、従来の工法の建物にも好適に用いることができる。
本発明の一実施形態であって、(a)はドア枠及びドアの一例を示す正面図,(b)は図1(a)のA−A断面図、(c)は図1(a)のB−B断面図である。 (a)は図1(b)のZ1の方向から見たドア枠に設けられた戸当りの矢視図、(b)は戸当りの断面図、(C)は図2(b)のZ2の方向から見た立面図である。
符号の説明
1 ドア枠
2 ドア
3 戸当り
4 緩衝材
5 ラッチ受け
6 床見切り
7 床面
8 丁番
9 ドアノブ

Claims (3)

  1. 建物の壁体の開口部にドア枠とドアとが取り付けられてなるドア構造において、ドアの戸先側の縦戸当りに間欠的に緩衝材が設けられるとともに、吊元側にも戸当りが設けられていて、吊元側のドア枠及び戸先側のドア枠とドアとの間、吊元側戸当り及び戸先側戸当りとドアとの間に空気の通導が可能な隙間が設けられていることを特徴とするドア構造。
  2. ドア戸先側の縦戸当りとドアとの隙間は1〜6mmであり、ドア吊元側の戸当り及び上枠側の戸当りとドアとの隙間は8mm以上であり、ドアと上枠、吊元側のドア枠、戸先側のドア枠、床面側との隙間は3〜5mmであることを特徴とする請求項1記載のドア構造。
  3. 緩衝材は軟質系でゴム弾性を有するものであることを特徴とする請求項1又2記載のドア構造。
JP2004342998A 2004-11-26 2004-11-26 ドア構造 Withdrawn JP2006152625A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102287122A (zh) * 2011-09-12 2011-12-21 冯静 具有隐蔽的通风气道的门
WO2015198416A1 (ja) * 2014-06-25 2015-12-30 株式会社佐原 換気装置

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